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2013年4月

会社が消えた日

会社が消えた日 会社が消えた日
水木 楊

日本経済新聞出版社  2009-06-26
売り上げランキング : 777550

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いつもの通り出勤していた矢先、会社そのものがなくなってしまった、という物語である。
気がついたら自分の席がなくなっている、つまり突然解雇されたというエピソードもあれば、いつも通り出勤したら、いつの間にか倒産し、会社も閉鎖されたということは現実として起こりうることである。

しかし「会社」のある建物そのものがなくなることは、私の中では聞いたことがない。何せSF小説と呼ばれる作品だからである。
その不可思議の現象から主人公のサラリーマンは陰謀なのか、それとも誰が仕組んだことなのかを探り始めた。

しかしそれを探っていくうちに「会社」とは何か、「仕事」とは何か、というのを抉り出す。
本書を読んでいくうちに、自分自身が社会人として、会社員としての「本質」を見出しているのと同時に、私たちが持っている「会社観」というのを浮き彫りにしているような気がしてならなかった。

仕事がよくても、会社がよくても、「明日」はどうなるか分からない。今ある環境の中で、自分自身のベストを尽くすことが大切であることを語っているように思えてならない。
本書はSF小説でありフィクションであるのだが、社会小説であり、かつノンフィクションでも遜色ないほど、強烈なメッセージが込められている。

グローバル時代の文章術 Q&A60

グローバル時代の文章術Q&A60 グローバル時代の文章術Q&A60
三浦 順治

創拓社出版  2012-06
売り上げランキング : 630142

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先進国を中心とした「グローバル化」の波は止まらない。それは日本とて例外ではない。その時代の中で企業によっては「英語公用語化」も進んでおり、英語教育にも力を入れている教育機関や企業も少なくない。
そのような時代の中で「文章」はどうあるべきか。本書では「論理」を中心とした文章のノウハウについて伝授している。

第1章「序章」
元々日本語は叙情的な表現や曖昧な表現を好む傾向にあった。その要因として多岐にわたる表現が「Yes」「No」とは別の曖昧な答えを数多く生み出すことができた。
しかし、「グローバル」と呼ばれる時代にはそのような文章は必要ない。英語には白黒つけるような答えと明快な論理を駆使する必要がある。
日本語のような多岐にわたる表現でも英語のような表現にするべきと著者は主張している。

第2章「パラグラフは論理の単位だ」
「パラグラフ」は日本誤訳すると「段落」と呼ばれる。
その段落一つ一つによってどのようなことを伝えたいのか、変わってくる。もっというとそれぞれの「パラグラフ」が関連付かせることによって文章として、明確に伝えることができる。

第3章「論理的文章を組み立てるノウハウを身につけよう」
論理的な文章を組み立てる為にはどうしたらよいのか、本章ではそのノウハウを伝授しているが、第2章までの概要を理科いているところが前提と言える。

第4章「読み手に通じるのはどんなセンテンス?」
「読み手側」にとって分かりやすいもの、分かりづらいものはどのようなものがあるのだろうか。
本章では「重複」を挙げている。

そもそも英語と日本語は本質が異なる。英語で日本語のような文章をこしらえることは難しく、かつ逆も然りである。「論理的な文章」にしても元々英語が入ってきた明治時代から使われはじめ、それが形となったのは戦後になってからのことである。
ともあれ、分かりやすい書き方としての「文章術」を学ぶのであれば本書は役立つ、あとは自分がなにを伝えたいのか次第である。

シリア~アサド政権の40年史

シリア アサド政権の40年史 (平凡社新書) シリア アサド政権の40年史 (平凡社新書)
国枝 昌樹

平凡社  2012-06-17
売り上げランキング : 65482

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3月31日にも書いたのだが、シリア騒乱は終わる気配が見えていない。むしろ激化の一途をたどっており、国際問題にまで発展している状況にある。
本書はシリアの歴史・社会・現状について元シリア大使として4年間いた経験を駆使して、シリアの現状、そしてアサド政権の現在・過去・未来について分析している。

第一章「吹き荒れた春の嵐」
「春の嵐」というと4月2日夕方~3日あたりまで全国的に起こった嵐のことを指していない。
そもそも「春」というのは2011年1月から起こった「アラブの春」のことを指しており、まさに嵐のごとく吹き荒れ、かつ中東諸国や北アフリカへと広がっていった。シリアも2011年3月に反体制デモが始まった。

第二章「中東の活断層」
「中東の活断層」と呼ばれたのは「シリア騒乱」が起こったとき、という印象が強いのだが、騒乱が起こる以前からそう名付けられていた。
その理由として多様な「民族」や「宗教」「宗派」が集まっており、そのことによってあたかも活断層のように緊張状態が続き、いつ対立によるテロや内部紛争が起こってもおかしくない、という状況を指している。

第三章「シリアをめぐる国際状況」
「シリア騒乱」が泥沼化し、国連などの国際的期間、あるいは各国の政府からも非難声明や経済制裁も行っている国々が出てきている。
そのシリアを巡って国連では非難・制裁決議をかけようとしたのだが、中国・ロシアが拒否権を発動し、否決に追い込まれた。そこにはシリアに対する外交というよりも、「シリアに対する米国の外交姿勢」に対して批判的だったという背景にあった。

第四章「ハーフェズ・アサド大統領の30年」
現大統領の父である「ハーフェズ・アサド」が政権を獲得したのは1969年。政権対立により起こったクーデターにより政権を奪取し、すべての実験を握った(ちなみに大統領になったのは1971年)。この独裁により現在も続く一党独裁、及び軍事政権が樹立された。シリアは近代化をはかる一方で、反対勢力の抑制も行っていた。
長期政権を続けていくうちにハーフェズは体調悪化が浮き彫りとなり、後継者問題も起こった。第一候補だった長男は事故により夭折し、次男が後を継ぐことになったのだが、政治手腕を疑問視する人は内外問わず存在した。

第五章「バシャール・アサド大統領の10年」
ハーフェズの死により、いざこざはあったものの次男のバシャールが就任した。2000年の話である。
就任してからはシリア騒乱だけではなく、「イラク戦争」にも関わった。

「アサド政権」という名だけであればハーフェズ・バシャール親子を併せて40年以上経つ。「アサド政権」は事実上の一党独裁・軍事政権で、そのことでシリアの近代化を押し進めることに成功した。しかしその独裁政権によって歪みは生じているが、その「歪み」はシリアに限らず、「アラブの春」を機に大規模デモが起こった国々とほぼ同じといえる。民主化の大きなうねりは今も続いており、シリアが本当の意味で「変わる」のはいつの日になるのか定かではない。

記念日の創造

記念日の創造 記念日の創造
藤原 辰史 佐野 誠子 石川 禎浩 小関 隆

人文書院  2007-05-30
売り上げランキング : 204917

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そろそろゴールデンウィークを迎える。毎日のように仕事をしている自分自身にとってはあまり関係のないことであるが、定期的に休みがとれる人であれば、これ以上の連休は年末年始をのぞいて存在しない。
その「ゴールデンウィーク」は祝日や祭日がいくつか組合わさったことによって「連休」となった。
「祭日」や「祝日」は「記念日」となるのだが、その記念日はたとえば、国として定まったもの、あるいは独立などが起こったとき、あるいは大統領や天皇といった方々の誕生日を表されることがほとんどである。
その「記念日」はいかにして作られたのか。本書は様々な国の「記念日」をもとに考察を行っている。

<記憶を造形する命日>
イギリスの政治家であるベンジャミン・ディズレーリについてを取り上げている。その日(4月19日)は「プリムローズ・デイ」と呼ばれている。これはディズレーリがプリムローズ(サクラソウのこと)を好んでいたことからあらあわしており、当時の英国女王であったヴィクトリア1世が宮廷の庭に咲いていたプリムローズの花をディズレーリに送った、という説も存在する。

<大地に軍隊を捧げた命日>
ドイツでは9月29日に「聖ミカエル生誕の日」が存在する。その9月29日のあとにくる日曜日に「収穫感謝の日」という記念日がある。
この記念日は1934年、ナチスドイツが「ドイツ農民の日」を国家称揚のために「収穫感謝の日」と名付けたことが始まりだった。
その日には、必ず「収穫感謝祭」を大々的に行ったのだという。

<中国の祭日と死者を巡る物語り>
日本の祝日の中には中国大陸から伝来しているものがある。最初にゴールデンウィークについて書いたのだが、その中の一つである5月5日は「こどもの日」と呼ばれているが、別名「端午の節句」と言われている。この「端午の節句」は中国大陸の春秋戦国時代からきている。
また、3月3日は日本では「ひな祭り」であるが、中国大陸では「上巳の日」と言われており、清めの行事が行われる日であったという。

<思い出せない日付>
現在の中国には春節や端午の節句をはじめ、様々な記念日があるのだが、中でも7月1日を本章では取り上げられている。
その日は「中国共産党 第一回全国大会」が挙行された日である。今から82年前の1921年の話である。そのときは孫文ら中国国民党が支配し、「中華民国」が建国された時代である。当時の中国共産党は数十人程度しかおらず、中国大陸の人々もその存在すら知られていなかった。現在では史料として残っているのだが、その多くは改竄されており、どのようにして成り立ったのか、正確な史料がほとんど存在していないのが現状である。

日本にも様々な記念日があるのだが、世界と裾を広げてみると、1年366日がすべて「記念日」で埋め尽くされるほど多い。その記念日は人の死や国家称揚のために定められたが、どのように作られたのか不明なものまである。本書はその一部であるが、記念日の縮図として大いに理解できる一冊といえる。

伝説の元アップル・ジャパン社長の40講義 「これからの世界」で働く君たちへ

伝説の元アップル・ジャパン社長の40講義 「これからの世界」で働く君たちへ 伝説の元アップル・ジャパン社長の40講義 「これからの世界」で働く君たちへ
山元賢治

ダイヤモンド社  2013-04-26
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ダイヤモンド社 市川様より献本御礼。
今、世界は「グローバル化」の波にさらされている。日本も当然例外でなく、日本から世界に向けて働く人が求められている。しかし、これからの旗手となる私たちの世代を中心に「内向き」の様相を呈しており、「グローバル」という波に乗り遅れてしまっている。企業も例外ではなく、家電業界を中心に苦戦を強いられている。最近では家電小売業の大手であるヤマダ電機が中国に進出したものの苦戦している、というニュースまで出てきている。
このような状況にあるのだが、日本は世界に対して優れているものはいくつもある。その一つとして「品質の高さ」が挙げられる。
本書の話に移る。本書は日本市場におけるアップルを復活した方が、「これからの世界」において必要な人材、スキル、心構えについて伝授している。

Part1「世界を変える「チェンジメーカー」になれ!」
世界は常に「変化」をする。その「変化」は年々速くなっており、素早い対応や変化が求められている。逆に言うと、それができない人や企業は淘汰されてしまう。
その「変化」に対応することも大切であるが、もっと大きな効果があるものとして「チェンジメーカー」という、「変化」の主導権を握ることが、「これからの世界」で重宝される

Part2「これからの世界を生き抜く「世界標準の武器」」
「世界」を舞台にして、仕事をする場合、日本における「常識」はまず通用しない。本章では「世界」で勝負するための、コミュニケーションや決断、心構えについて伝授をしている。

Part3「どこでも一生役立つ「サバイバル・スキル」」
「世界」を舞台にして戦うことは、約70億人にも及ぶ人々を相手にすることと同じことである。その中で熾烈な戦いが繰り広げられ、「サバイバル」の様相を見せる。その「サバイバル」環境の中で戦うための「思考」「集中力」「引き出し」などの在り方を示している。

Part4「「自分の価値観」に素直に世界を生き抜く」
人にはそれぞれの「価値観」がある。その「価値観」は日本企業にとってそれほど重宝されておらず、場合によっては全否定されるようなことも有り得る。
しかし「世界」を相手にしていくのであれば、「価値観」は大切なものになる。その「価値観」をどのように生かしテイクノキア、本章では「達成感」や「犠牲」「成功」「デザイン」を中心に取り上げている。

Part5「これからのビジネスで何より大切なこと」
これからのビジネスでは「安さ」は武器にならない。「安さ」以上の価値を見出だす必要がある。自分自身の心が揺さぶられること、いわゆる「感動」を求めること、あるいはビジネスそのものの考え方のかわるもの、などを創り出すことが重要になってくる。

Part6「世界で戦う前に知っておきたいこと」
見切り発車で世界と戦うのは無謀とも言える。そのため世界で戦う前の意思気づけとして、「習慣」や「体力」「笑顔」などの武器を知ることが必要であるという。

どの業界でも「グローバル化」の波は止まらない。だからでこそ、様々な形で世界と戦う「武器」を持つ必要がある。本書はその「武器」をもってアップルを復活させた経験から伝授している。
この「武器」を知らなければ淘汰されてしまう。その淘汰されることを避け、そして新しい日本を創り上げるために、著者が私たちのために残していってくれたのである。

[図解] 電車通勤の作法

[図解] 電車通勤の作法 (メディアファクトリー新書) [図解] 電車通勤の作法 (メディアファクトリー新書)
田中一郎

メディアファクトリー  2012-12-28
売り上げランキング : 64478

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今となってはほとんど無くなったのだが、一昔前までは満員電車に揺られて通勤すること常だった。「窮屈」とも呼べる様な通勤時間を以下にして活かそうかと考えたのが、自分自身として「読書」があった。周りに迷惑をかけないように鞄の中からそっと本を取り出して読む、といったことをやり続けていたことはまるで昨日のことのように覚えている。
私事はさておき、路線によって異なるが電車通勤はまさに「戦場」と言える様な雰囲気を醸し出す。時として、殺伐とした雰囲気になる事さえある。
本書はその「戦場」と呼ばれる様な満員電車の乗り方について30年以上の経験から得たノウハウを伝授している。

第1章「通勤電車の正しい乗り方」
電車通勤を行うための一歩として車両選びがある。「満員電車」と一重に言っても、全車両が満員状態にある電車もあれば、特定の車両だけ満員になる電車も存在する。前者であればどこを選んでも同じになってしまうのだが、後者は「車両選び」をする事が重要な要素となる。車両選びが終わると次は立ち位置もある。これは季節によって異なり、そこについても取り上げられている。

第2章「着席時の作法」
通勤する人、あるいは帰宅する人の中には座席に座れる方もいる。もっとも座席に座れることは非常に運が良く、読書をしたり、あるいは仕事の準備をする、あるいは眠ることもできるなど「至れり尽くせり」な所がある。
しかし着席時でも「目線」や「隣」などの罠が存在する。それを避けるための目配りや着席、あるいは睡眠姿勢と言った所も紹介されている。まさに着席時の防衛術と言っても良い。

第3章「さらに美しく乗るために」
「車内マナー」という言葉として「携帯電話での通話は禁止」や「整列乗車」と言ったものが挙げられる。しかしそれは一部でしか無く、他にも服装や頭髪、靴、鞄、さらには「匂い」、吊革の使い方に至るまで網羅されている。
「美しく乗る」というよりもむしろ「乗車マニュアル」と言っても過言ではない。

第4章「鉄道施設の利用方法」
本書は電車通勤である。ここまでは「乗車」について取り上げたのだが、「電車通勤」は「乗車中」ばかりではない。改札やエスカレーター、トイレの順番待ちや売店の使用方法など事細かなマナーが存在する。「慣例」でやっている人でも無意識にから意識的に実践できる内容や気付きも存在することのできる所である。

第5章「危険から身を守る技術」
電車通勤には危険もはらんでいる。その一つとして「痴漢冤罪」もあるのだが、そこについては第6章で詳しく紹介することとして、他にも最近では電車通勤中に何物かに刃物で刺される事件も頻発している。本書ではあらゆる危険から身を守るための技術について紹介されているが、最近では世知辛い世の中であるため、あらゆる危険を知り、身を守ることも必要であるため、本章は非常に重要と言える。

第6章「痴漢の傾向と冤罪」
前章にもあった「危険」の一つとして「痴漢」が取り上げられている。本当に痴漢被害に遭い泣き寝入りしている人もいれば、逆に痴漢の疑いをかけられ、何もしていないのに「前科」を持ってしまい会社や社会から抹殺されてしまう人もいる。
その「痴漢」をどのように防げばよいのか、本章ではその傾向と心得について紹介されている。

このような時代だからでこそ本書、もしくは「電車通勤士」という言葉が出てくるのだと思う。都市部は未だに一極集中が続いており、路線や電車本数が増えたとはいえ「満員電車」は未だに消えておらず、これからもずっと続いていくことだろう。そう、寺田寅彦「電車の混雑について」という随筆が発表された1922年頃から90年以上にわたって続いている。続いているからでこそ、本書が電車通勤の方々に必要であり、電車通勤の在り方を示す「電車通勤士」の存在も必要である、まさに「出るべくして出た」一冊である。

10年後、金持ちになる人 貧乏になる人

10年後、金持ちになる人 貧乏になる人 10年後、金持ちになる人 貧乏になる人
田口 智隆

廣済堂出版  2013-02-19
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景気が上向きになり、日本は元気になりつつあるのだが、かつての好景気とは違い、自分自身の実力でしか稼げなくなるような時代に入った。そのため「稼ぐ」や「貯める」「殖やす」といった「お金」にまつわるノウハウ本が書店に多く出回っている現状がある。
しかし、お金を稼ぐことのできる人、できない人の差には「考え方」や「習慣」の差があるのだという。本書はその「お金」にまつわる「考え方」「習慣」について「金持ちになる人」「貧乏になる人」の特徴を示すとともに、稼ぐ人の在り方を伝授している。

第1章「お金の正しい使い方を、あなたはわかっているか?」
「稼ぐ人」「お金持ちの人」であることの大きな特徴として「お金を使う」ことにフォーカスを当てている。毎日のお金の使い方次第で自分自身のお金に対する意識も表れ、かつ人間性そのものも表れてしまう。節約にしても度が過ぎてしまうとけちになり、自分の心までも「貧乏」に陥ってしまう。お金を使うこと一つで自分の心が変わる事は恐ろしいのだが、事実である。

第2章「豊かな生活をつくるには、お金を「良く」使いなさい」
「お金」はツールである。そのツールの使い方次第で自分自身を良くすることができ、逆に悪くすることもできる。「時間」もまた然りである。その「時間」や「お金」を自分自身の価値を高めるために、どのような消費をしているのか、と言うのを意識することによって「浪費」にならず、「投資」にすることができる。

第3章「稼ぐ仕事をする人はお金をこう使っている」
お金を稼ぐ人の使い方として、本章では「経費」「本」「奢り」「身の回り」などの「お金」の使い方、「スケジュール」などの「時間」の使い方について紹介している。お金や時間をかけるべき所、逆にそうではないところ、かけるべきでもどのようにしてかければ良いのかまで網羅されている。

第4章「知らないと貧乏になる!? 「ご縁とお金」の法則」
「金持ちは「人持ち」である」
と言う言葉をどこかで聞いたことがある。「人」と「お金」はつながりがなさそうに見えるのだが、「お金」の使い方によって「人」との距離も異なってくる。「金は天下の回りもの」という諺があるのだが、その「お金」は「人」という「縁」という形でやってくることが多い。
本章ではその「人」と「お金」の関連性について「法則」という形にして説いている。

第5章「覚えておきたいお金の使い方・7のルール」
本章では「7つのルール」として「嫌なことがあったとき」「イライラしたとき」「嬉しかったとき」など様々な「気分」の時にどのようにお金を使えばよいのかを示している。「お金」を使うときは理性で考えることもあるのだが、時として「衝動買い」と言うような「感情」によって買うときもある。その「感情」と「お金」とをいかにして付き合えば良いのかを示しているため、衝動買いの感情が起こりそうになったとき、一読すると良い。

お金の使い方次第で人は変わる。それが今すぐに変わる事もあれば、本書のタイトルで示している「10年後」になる人もいる。もっとも長い目で見ると、明らかに変わってしまい、お金や時間の使い方一つを意識することで人生そのものも大きく変わってしまう。その怖さを知り、チャンスに変えることの重要性を本書は提示している。

進化

進化 進化
山本 昌 山崎 武司

あさ出版  2013-04-04
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あさ出版 吉田様より献本御礼。
かつて野球界で鉄人と呼ばれていた人は何人か存在する。衣笠祥雄(広島)金本知憲(広島→阪神)がその例である。現役歴は20年そこそこだったが、連続試合出場、もしくは連続フルイニング出場という意味合いから取り上げられている。
「鉄人」とは呼ばれていなくとも、本書の著者である中日の山本昌と山崎武司はともに「現役最年長」の記録を更新し続けている。とりわけ山本昌は1983年の入団から約30年にもわたって現役を続けており、現役・引退・架空の人物全て含めて現役歴の長い選手は「あぶさん」こと景浦安武くらいであろう。
約30年もの現役生活を続ける秘訣、自分自身の役割、そして「引き際」について両者の考えを示し、「継続力」そのものを体現したものが本書である。

第1章「「心」を強くする~折れない心を保ち続ける」
武道における要素として「心技体」がある。プロ野球でもそれに通ずるものがあるとして、第1章~第3章まではその「心技体」一つ一つを紹介している。
最初は「心」、いわゆる「心構え」である。
練習に取り組む姿勢、失敗を活かす方法、結果を出し続けることなどについてそれぞれの意見を主張している。

第2章「「技」に磨きをかける~体の衰えをカバーする頭と経験」
両者は技術を「維持する」、もしくは「磨く」、場合によっては「変える」こともある。
本章では長年重ね続けていた「技術」についての考えを示している。
第3章「進化する「体」~ベテランと呼ばれてなおの伸びシロ」
入団してから数年は体力をつけることができる。しかしそれ以降は年を重ねていく度に体力は衰え続ける。その「衰え」と戦いながら「伸びシロ」を見つけ、伸ばしている。その「衰え」の中には「怪我」が存在しており、その怪我との戦いもまた「自分との戦い」の一つとしてある。

第4章「「充」モチベーションを保ち続ける」
モチベーションを長年維持し続けることは非常に難しいことである。
著者のご両人はチームメートや監督、さらには趣味や験担ぎなどによって維持したり、向上したりしている。本章ではモチベーション管理についての考えを明らかにしている。

第5章「「和」組織との付き合い方、役割の変化」
野球は1人ではできない。最低でも9人は必要である。さらに言うと監督やコーチ、さらにはベンチ要因からファームなど挙げてみるときりがないほどの人数によって支えられている。
その「支え」が組織であり、求められる「和」の力となる。本章ではベテランの領域においての「和」の重要性についてそれぞれの立場から説いている。

第6章「「退」どんな引き際を迎えるのがいいか」
著者のご両人は既に「引退」という二文字が見え隠れする時期に入っている。その「引退」という二文字を意識するとき、いつまで続けるのか、どのようなやめ方が良いのか、そして今どうあるべきか、それぞれの考え方は異なるが、本章ではその「異なる」考え方について展開している。

長年にわたりプロ野球界に携わり、そして今もなお活躍し続けている。現状維持ではなく、体力の衰えや若手の台頭と戦いながら今もなお「進化」を続けている。進化を続け、「現役最年長」という状況になっても満足せず、それでも引き際を考え、悩み続けている二人の群像を本書では映し出している。

親のこと、私のことをノートに綴る 47歳からのエンディングデザイン

親のこと、私のことをノートに綴る    47歳からのエンディングデザイン (角川フォレスタ) 親のこと、私のことをノートに綴る    47歳からのエンディングデザイン (角川フォレスタ)
若尾 裕之

角川学芸出版  2013-03-23
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最近「就活」ならぬ「終活」が週刊誌を中心に取り上げられている。「終活」とは簡単に言うと、「死に方」「葬式」「墓」などのデザインを自分で行う活動のことを指す。「人生の終わり」というと、老境に差し掛かったときに準備をしたら良いのでは、という意見もあるが、いつ死ぬのかわからない。
そのことを印象付けられたのが「東日本大震災」である。明日大きな災害が起こるのかわからないし、そうでなくとも明日死ぬかわからない。
わからないからでこそ、今からでも人生の終わりについて真剣に考える必要がある。そこに本書がある。本書はその人生のエンディングデザインについて、人生の折り返し地点である、47歳からのエンディングについて取り上げているが、47歳に達していない人でも、その年齢を越えても役立つ一冊である。

第1部「そろそろ親のことを考えなきゃ」
第1章「新人類も避けて通れないこと」
人はいつか死ぬ。最初にも書いたように明日死んでもおかしくないと言っても過言ではない。だからでこそ「備え」としての終活は必要である。

第2章「お父さん、お母さんへの感謝の言葉」
当たり前のことだが、父と母の存在がなければ、自分自身は生まれていない。
「産んでくれてありがとう」という言葉だけでも感謝の言葉になる。これは死ぬ前でも、生きているときでも同様である。

第3章「まずは親のエンディングを考える」
親より先に亡くなることもあるのだが、大概は親が先に亡くなる。
その際に親のエンディングがどうであったか、どのような「終活」を行ってきたか知る必要がある。

第4章「お墓を建てるなら」
先祖代々続く墓があれば、本章のことを考える必要はないのだが、自分の代でお墓を建てるのであれば誰とはいるのか、デザインなど様々な観点から考える必要がある。

第5章「最期の瞬間まで美しく元気でいて欲しい」
最期の瞬間はどうありたいのか、ということを考えることはなかなかない。今あるときを一生懸命働いて、いざ退職すると、何もかも失うことになり、老け込み、惨めな最期を遂げてしまうこともある。本章ではその最期の瞬間まで元気であることの重要性とその実行法について取り上げている。

第2部「自分自身のエンディングデザイン」
第1章「自分のエンディングを考える」
この第2部では自分自身のエンディングの描き方について取り上げている。まずは自分自身の人生を振り返り、これまでの道をどう辿ったのかを振り返る。

第2章「自分のエンディングを考える意味」
その振り返りとともに「どのような死に方か」「何を残して死ぬのか」「もし人生最後の日だったら」という問いを考えることの意味について紹介している。

第3章「47歳からの意味」
本書のタイトルは「47歳」と設定してある。その意味を本書では紹介しているが、働き盛りの時から、後継者への後継ぎが始まる時の頃である。

第4章「あなたらしい生き方って何ですか?」
本章のタイトルのことを自分自身に問う。その上で何かやり残したことはないのか、そしてこれからやりたいことは何か、ということが見える。そしてそれを実行することによって多かれ少なかれ「変わる」きっかけになる。

第5章「相続をどうする?」
自分自身がこの世を去ったとき、必ず来るのが「相続」である。これは親の時でも同じであるのだが、その「相続」をめぐって争う、俗に言う「骨肉の争い」の状態に陥り、裁判になることさえある。
その相続についてどうするべきかを、相続税も含めて取り上げている。

第6章「子どもと配偶者に伝えたいこと」
自分が描いたエンディングを実行するのは子供や配偶者にある。それを見せるだけではなく、自分自身の死に方を見せるとともに、子供や配偶者にも一緒に考えるきっかけになる。

人はいつか死ぬ。それは避けようのない事実である。死と隣り合わせの状態で生きている中で、自分の人生はどうありたいのか、そして自分はどう死にたいのか、そして自分の死語どうありたいのか考える必要がある。
本書は死ぬ準備の側面もあれば、自分自身の「死」を考えつつ、生きることを見出す格好の一冊である。

2013年 F1バーレーンGP オーバーテイクの応酬の中ヴェッテルが今季2勝目獲得!!

結果は以下の通り。

順位 ドライバー チーム タイム差 ピット
1 S.ベッテル レッドブル 1:36:00.498 3
2 K.ライコネン ロータス +9.111 2
3 R.グロジャン ロータス +19.507 3
4 P.ディ・レスタ フォース・インディア +21.727 2
5 L.ハミルトン メルセデスAMG +35.23 3
6 S.ペレス マクラーレン +35.998 3
7 M.ウェバー レッドブル +37.213 3
8 F.アロンソ フェラーリ +37.538 4
9 N.ロズベルグ メルセデスAMG +41.132 4
10 J.バトン マクラーレン +46.634 4
11 P.マルドナード ウィリアムズ     +1:06.451 3
12 N.ヒュルケンベルグ ザウバー     +1:12.924 3
13 A.スーティル フォース・インディア     +1:16.719 3
14 V.ボッタス ウィリアムズ     +1:21.511 3
15 F.マッサ フェラーリ     +1:26.364 4
16 D.リチャルド トロ・ロッソ        + 1Lap 3
17 C.ピック ケーターハム        + 1Lap 3
18 E.グティエレス ザウバー        + 1Lap 4
19 J.ビアンキ マルシャ        + 1Lap 4
20 M.チルトン マルシャ        + 1Lap 4
21 G.ヴァン・デル・ガルデ ケーターハム      + 2Laps 5
- J.ベルニュ トロ・ロッソ アクシデント 2

順位の変動は以下の通り。(Formula1.comより)

_2

今回のレースはコース上のオーバーテイクあり、ピットストップ間でのオーバーテイクありと、順位がめまぐるしく変わるレースでした。

ヴェッテルは3周目にロズベルグをパスすると、ピット戦略とタイヤマネジメントと速さでリードを広げていき、気がつくと「完勝」とも言える様なレース展開でした。これで今季2勝目を獲得となり、チャンピオン4連覇に向けて絶好のスタートを切ったと言えます。

2位にはライコネン、3位にはグロージャンとロータスが2台とも表彰台フィニッシュとなりました。両方とも8番手・11番手スタートからの逆転でしたので決勝のレース運びはチームとしての強さを見せつけた所と言えます。

それに対し2列目独占をしたフェラーリにとっては散々なレースでした。

3番手スタートのアロンソはリアウィングのトラブルで順位を大幅に落としてしまいました。その後徐々に順位を上げ、何とか8位とノーポイントは回避されました。

一方マッサは終始リアタイヤに悩まされ15位フィニッシュ。戦略云々よりもトラブルに泣かされた終末でした。

次戦はいよいよヨーロッパラウンド、3週間後、スペイン・バルセロナ!!

自然はそんなにヤワじゃない―誤解だらけの生態系

自然はそんなにヤワじゃない―誤解だらけの生態系 (新潮選書) 自然はそんなにヤワじゃない―誤解だらけの生態系 (新潮選書)
花里 孝幸

新潮社  2009-05
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人間の自然破壊は止まらない。さらに言うと様々な生物が「絶滅危惧種」に指定され、本当に「絶滅」した生物も存在する。このままでは自然環境における生態系も崩壊しているのではと危惧する識者も存在する。
しかし本書のタイトルにある通り、人間が思っているほど自然はヤワなものではなく、かつ生態系も容易に崩壊するものでもない。ましてや生態そのものも誤解しているのだという。
本書はその生態系の誤りについて指摘しつつ、生態系の在り方について著者の研究をもとに示している。

第一章「生物を差別する人間」
生態系の崩壊を危惧しながらも、忌避する植物や動物も少なくない。例えば雑草も邪魔者扱いすることもあれば、ゴキブリや虫の幼虫(青虫)なども忌避する人もいる。
そういった生物への「差別」「忌避」は生態系とは別問題だ、と主張するかもしれないが、そういった感情も生態系を崩す要因になる。例えば虫の幼虫を餌とする生物は食べるものが無くなり、餓死する。そしてそれが続くことによってその虫を餌とする生物が絶滅し、ドミノ倒しのようにその上の生物も絶滅する引き金になる。

第二章「生物多様性への誤解」
虫などを忌避する要因の一つとして「殺虫剤」などが挙げられるかもしれない。しかし「殺虫剤」は、かえって生物多様性を促進するという。
殺虫剤に効果がある虫は大概「大型種」と呼ばれる虫であり、食物連鎖のピラミッドでは上位にいる所にある。その上位にいる殺虫剤で駆逐されると、餌にされる下位の動物や植物は生き残る可能性が高まり、徐々に増えていく。そのことによってピラミッドのバランスは高めることができるという。ただし、度が過ぎてはかえってバランスを崩しかねないことは付け加えておく必要がある。

第三章「人間によってつくられる生態系」
生存するための掟として「変化するものが生き残る」がある。これは温暖化となった現在でも同じことである。
その温暖化の中で増える生物もいる。本章ではブラックバスを中心に生態系がどのように変化をして行ったのか考察を行っている。

第四章「生態系は誰のためにあるのか」
では「生態系」は誰のためにあるのか。地球のためだとか、生物たちのためだとか言うのだが、結局の所、自分自身とその周りの住まいのことを表しているに過ぎないという。
本書は地球温暖化を容認しているわけではない。温暖化による生態系の崩壊に関する議論に対して一石を投じているに過ぎない。

しかし生物は、変化する環境の中で生き残るために「進化」を続けている。それは私たちの見えないところで行われているのだが、その「進化」を否定しているのは、もとの環境に戻そうとしている「私たち」なのかもしれない。それに気付くことができるのか、私たちは試されているのかもしれない。

2013年 F1バーレーンGP ロズベルグが今季初PP獲得!! そして優勝予想

結果は以下の通り。

 

                                                                                                                                                                                                                                     
順位 ドライバー チーム    タイム ラップ数
1N.ロズベルグ メルセデスAMG 1:32.3306
2S.ベッテル レッドブル 1:32.5843
3F.アロンソ フェラーリ 1:32.6675
4L.ハミルトン メルセデスAMG 1:32.7626
5M.ウェバー レッドブル 1:33.0783
6F.マッサ フェラーリ 1:33.2073
7P.ディ・レスタ フォース・インディア 1:33.2356
8A.スーティル フォース・インディア 1:33.2464
9K.ライコネン ロータス 1:33.3273
10J.バトン マクラーレン    no time2
11R.グロジャン ロータス   Q2敗退           -
12S.ペレス マクラーレン   Q2敗退           -
13D.リチャルド トロ・ロッソ   Q2敗退           -
14N.ヒュルケンベルグ ザウバー   Q2敗退           -
15V.ボッタス ウィリアムズ   Q2敗退           -
16J.ベルニュ トロ・ロッソ   Q2敗退           -
17P.マルドナード ウィリアムズ   Q1敗退           -
18E.グティエレス ザウバー   Q1敗退           -
19C.ピック ケーターハム   Q1敗退           -
20J.ビアンキ マルシャ   Q1敗退           -
21G.ヴァン・デル・ガルデ ケーターハム   Q1敗退           -
22M.チルトン マルシャ   Q1敗退           -

「最後の最後が勝負」と予想していたのですが、最初のタイムでロズベルグが最速タイムをたたき出し、それ以降はどのドライバーもタイムを更新できなかった、という予選でした。

ヴェッテルもフロントローだったのですが、タイミングや状況を味方につけることができなかった印象もありました。

ちなみに予選順位から以下の通り降格があります。

1.4位のハミルトンは予定外のギアボックストラブルのため5グリッド降格
2.5位のウェーバーは前戦のペナルティにより3グリッド降格
3.18位のグティエレスは前戦のペナルティにより5グリッド降格

このことからグティエレスは最後尾から、そしてフェラーリ勢は2列目からのスタートとなります。

さて、優勝予想と行きましょう。

本命:ヴェッテル

対抗:アロンソ

要注意:マッサ、ロズベルグ

PPを獲得したロズベルグ本人も「決勝は苦しい戦いになる」と語っていた通り、数多くの周回を重ねる決勝レースになるとヴェッテルやアロンソと比べると若干タイムは劣ります。そうなるとフロントローのヴェッテルや3番手のアロンソはピット戦略も強いため、優勝する可能性も高くなるでしょう。

不気味なのはマッサです。マッサは予選6番手と苦しんだのですが、Q3に進出した10人の中で唯一ハードタイヤを選択していました。ハードタイヤは残り9人が選んだソフトタイヤよりも一発のタイムは劣っているため予選に不向きですが、決勝も見据えてハードを選んだとするならば、こちらも優勝の可能性があることも考えられます。

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澤口 珠子

かんき出版  2013-04-17
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「婚活」という言葉が誕生して4~5年ほど経つ。既に社会的地位を築いた存在になったのだが、その婚活を行っても理想の相手を探すことができない。その原因として容姿や中身を含めて自分に自信がないと言う人もいる。さらに婚活が成功したとしても長続きせず、結婚して幸せな糧を築くことすらできない人もいる。
そのような方々のために著者は「国際イメージコンサルタント」として悩める女性の方々のために、理想の男性を引き寄せるメソッドを「レッスン」という形で紹介している。

第1章「プリンセスマインドレッスン」
自分自身どうありたいのかという「マインド」、つまり「心構え」を伝授しているところである。理想の自分や相手選び、人間関係、モチベーション、内外問わずの「自分磨き」など様々なメソッドが本章には収録されている。
「人脈術」に近いものであるのだが、あくまで「理想の自分」を「プリンセス」と見立て、それに近づかせるためのメソッドである。

第2章「愛されコミュニケーションレッスン」
「コミュニケーション」と言っても、「質問をする」「話を聞く」「声をかける」と言ったものがある。それらの方法を工夫することによって相手を引き寄せ、信頼関係を築かせることができる。
本書はあくまで「理想の男性」に出会い、引き寄せ、信頼を得ることを前提としているが、職場でも「愛される人」を目指すのであれば本書の内容を上司や部下と言ったものに置き換えることもできる。

第3章「キラキラ女子力アップレッスン」
「女子力」と一重に行っても中々わからない。「外見力」「人間力」「魅力」「地力」など様々な「力」を総合した女子の力として「女子力」を定義している。
外見を変えることとして「衣装」や「肌」などを良くすることによって中身も変わってくるのだという。本章ではその「女子力」の鍛え方について伝授している。

理想の自分になる、そして理想のパートナーに出逢うための一冊であり、本書は婚活や恋愛、結婚のための一冊であるが、「仕事は「恋愛」である」と言う言葉にもあるように、仕事の場でも役立つ内容のある一冊である。

2013年 F1バーレーンGP フリー走行1・2回目結果、そしてPP予想

ヨーロッパ・ラウンド突入前、最後のGPの地であるバーレーンにやって参りました。
重たい話ですが、一昨年のバーレーンGPは「アラブの春」の飛び火により開催中止に追い込まれたことが記憶に新しいです。昨年は開催されていたのですが、その開催にまつわる抗議デモもあり、一時は中止か、という報道もありました。で、今年も開催に抗議する運動も起こり、それに関する爆破事件も発生しました。このGP自体バーレーン王室の強い招聘によって開催されており、それが引き金になっているのかもしれません。

さて、フリー走行1・2回目の結果を見てみましょう。

<1回目>

順位 ドライバー チーム   タイム ラップ数
1 F.マッサ フェラーリ 1:34.487 11
2 F.アロンソ フェラーリ 1:34.564 19
3 N.ロズベルグ メルセデスAMG 1:34.621 22
4 S.ベッテル レッドブル 1:34.790 20
5 P.ディ・レスタ フォース・インディア 1:34.949 17
6 J.バトン マクラーレン 1:35.069 22
7 M.ウェバー レッドブル 1:35.101 19
8 A.スーティル フォース・インディア 1:35.119 19
9 K.ライコネン ロータス 1:35.345 17
10 R.グロジャン ロータス 1:35.611 14
11 S.ペレス マクラーレン 1:35.640 23
12 V.ボッタス ウィリアムズ 1:35.783 16
13 L.ハミルトン メルセデスAMG 1:35.792 16
14 J.ベルニュ トロ・ロッソ 1:36.014 19
15 D.リチャルド トロ・ロッソ 1:36.485 20
16 P.マルドナード ウィリアムズ 1:36.498 17
17 N.ヒュルケンベルグ ザウバー 1:36.755 20
18 E.グティエレス ザウバー 1:37.214 21
19 C.ピック ケーターハム 1:37.850 20
20 H.コバライネン ケーターハム 1:38.401 20
21 M.チルトン マルシャ 1:39.445 12

<2回目>

順位 ドライバー チーム    タイム ラップ数
1 K.ライコネン ロータス 1:34.154 31
2 M.ウェバー レッドブル 1:34.184 26
3 S.ベッテル レッドブル 1:34.282 29
4 F.アロンソ フェラーリ 1:34.310 29
5 P.ディ・レスタ フォース・インディア 1:34.543 35
6 F.マッサ フェラーリ 1:34.552 34
7 R.グロジャン ロータス 1:34.631 33
8 N.ロズベルグ メルセデスAMG 1:34.666 37
9 A.スーティル フォース・インディア 1:34.932 33
10 L.ハミルトン メルセデスAMG 1:34.976 29
11 J.バトン マクラーレン 1:35.356 32
12 J.ベルニュ トロ・ロッソ 1:35.506 36
13 S.ペレス マクラーレン 1:35.589 37
14 D.リチャルド トロ・ロッソ 1:35.761 33
15 N.ヒュルケンベルグ ザウバー 1:36.133 36
16 P.マルドナード ウィリアムズ 1:36.279 33
17 V.ボッタス ウィリアムズ 1:36.579 28
18 E.グティエレス ザウバー 1:36.616 34
19 C.ピック ケーターハム 1:37.061 33
20 M.チルトン マルシャ 1:37.313 33
21 J.ビアンキ マルシャ 1:37.363 29
22 G.ヴァン・デル・ガルデ ケーターハム 1:37.970 34

1回目はかつて2007・2008年と優勝経験があり、「左回り」のサーキットに強いマッサが、2回目は歴代3位のファステストラップ数を誇るライコネンが獲得しました。前戦とは大きく異なり、1回目は20周前後、2回目は30周以上周回を重ねており、データとしてもほぼ予想としても参考になるものが出てきたかと思います。
(直前になりタイヤ変更も影響されているのかもしれませんが)

さて、PP予想と行きましょう。

本命:ライコネン

対抗:ヴェッテル

要注意:マッサ、アロンソ

たぶん、予選のタイム差はほとんどない中での戦いになると考えられます。その中でQ3のラストアタックが大きな勝負になるのかと思われます。

仕事は流されればうまくいく

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齊藤 正明

主婦の友社  2012-08-31
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4月になり新しく企業社会に入る方々、あるいは新しいプロジェクトや職場に行く人もいる。4月に入ってからまもなく20日経とうとしており、既に環境に慣れる人もいることだろう。
その環境の中で、それに「流さる」、もしくはその「流れ」に逆らう人も出てくることだろう。
社会人になりたての人、あるいは私のように気が小さい人だと環境に流される人も少なくないが、その「流される」ことによって仕事はうまくいくのだと、著者は主張している。
私は著者と何度かセミナー等でお会いしているが、その中で「流される」「断れない」ということは何度も語っていたことを思い出す。著者の根幹である「マグロ船」もまた上司の命令に逆らえず乗った、というエピソードがあるほどだ。
本書はその「流される」ことの効用と、「流される」なかでどのように仕事を進めていけばよいのかを、Q&A形式について答えている。

1章「この仕事、この職場合ってない?と思ったときのQ&A」
希望と違う部署や仕事を任されて、「こんなはずじゃなかった」という人もいることだろう。私もそういった事は度々あったのだが、そのたびに「その仕事を好きになる!」と決めて仕事を進めていた。
その理由ははじめから「好きな仕事」があるわけではなく、むしろ仕事をして行くうちに「好きなもの」「嫌いなもの」を作っていけばいい、という考えから、いったん「好き」と意識してから、進めていくうちに好き嫌いを醸成していけばいいと考えている。
著者もまた同じような考えでいて、決められた仕事をこなし、「面白さ」を見出すことによって仕事はうまくいくことができる。また、閑職を転々としている人でも、その中の「スペシャリスト」になる事によって、誰にも代えられない「オンリーワン」の人材になる事ができる。

2章「バカ上司に付き合いきれない!と思ったときのQ&A」
会社は、「一人会社」以外、上司・部下の関係で成り立っている。
その上司・部下の関係が嫌悪になってしまうと、仕事は思うように進むことができない。だが部下にとって「イヤな上司」や「嫌いな上司」もいることだろう。
その上司を「イヤ」なまま、あるいは「嫌い」なままにしては勿体ない。
いわゆる「部下力」というのだが、上司とどのように付き合っていけば良いのか、と言うのを本章では様々な上司に対する悩みを答えながら提示している。

3章「同僚や後輩がしっくりいかないと思ったときのQ&A」
上司・部下の関係だけではなく、先輩・後輩の関係もあるのが職場であり、組織である。その先輩に対する悩み、逆の立場であれば後輩に対する悩みはつきものである。人間関係は価値観や思想がそれぞれ違っており、細かいところで対立が起こるのは至極当然のことである。
その対立をいかにして接し、宥和していくべきか、先輩・後輩の立場からの悩みに答えながら、その関係の在り方について説いている。

4章「仕事に対するモチベーションが下がったと思ったときのQ&A」
モチベーションは高ければ高いほど良いのだが、それをいつまでも維持することは難しい。人間には感情があり、その感情の浮き沈みはきっかけや出来事によって変わってくる。それが良い方向であれば言うことは無いのだが、悪くなってしまったら、仕事も人間関係もうまくいかなくなる。
モチベーションが悪くなる原因は他人から怒られたり、失敗したりすることによる内的要因、あるいは病気や身内の不幸などの外的要因が挙げられるが、それを取り戻す、というよりも下がるモチベーションと以下にしてつきあうか、と言うことを本章で提示している。

5章「自分の仕事の進め方がおかしい?と思ったときのQ&A」
仕事を進めていくうちに、本章のタイトルのようなことは度々頭の中によぎる。
自分自身も仕事をして行くうちに、その考えに陥ってしまうことが度々ある。本章ではその陥ってしまう考えや悩みから抜け出すための方法を紹介している。
著者も社会人になってからずっと「流される」人生を送っていた。しかしその「流される」人生のなかで数多くのヒントを得て、自ら講演をするようになり、TV番組まで出演するようになっていった。

「人生は何が起こるかわからない」

その言葉にあるように、わからないからでこそ仕事も人生も愉しむことができる。
閉塞感が漂う世の中、「流される」こともまた一つの方法なのではないだろうか。

お坊さんマネーコーチが教える お金にとらわれない生き方

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佐藤颯融

サンクチュアリ出版  2012-11-15
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著者の佐藤様より献本御礼。
経済は良くなっても、不安定な時代は続く。企業も自分自身を守ってくれない状態にある。自分の身は自分で守るしか無く、その中で「お金」もまた然りである。
そのお金は豊かになればなるほど良い、かと言うとそうでもない。ただ「お金」の「あり」「なし」によって自分自身の心情を左右されることも少なくない。
本書は「仏教」と「お金」というあたかも関連性の無いように見えるが、その関連性があることを見出し、心身と懐を豊かにするための術を教えている。

第1章「マネーの墓に入ってしまうお金との付き合い方」
「マネーの墓」とは簡単に言うと、「お金」にとらわれてしまい、どんなにお金が入っても満足できない、いわゆる「金銭欲望」の泥沼に踏み入れてしまい、抜け出せなくことを表している。
お金儲けや投資、節約などを行うときにもっともはまりやすいものであるのだが、本書はそこにはまらない、模試は待ったとしてもそこから抜け出すための付き合い方を「反面教師」という形で取り上げている。要するに本章にある付き合い方は「実践してはいけない」ものを取り上げている。

第2章「ブッダから学ぶお金との付き合い方」
お金との付き合い方の中で「断食」や「三昧」「いき値」など仏教用語を交えてお金との付き合い方、投資方法について紹介している。仏教用語も分かりやすく取り上げており、仏教についても学ぶことができる。

第3章「お坊さん流煩悩マネジメント術」
仏教というと「煩悩」を脱するために悟りを開くことを主としているが、これは「煩悩」と向き合うことによって成すのだという。
その「煩悩」と向き合うのはお金のコントロールにもよく似ている。たとえばお金がほしい、お金を元にものやサービスがほしい、という欲望を「煩悩」と見立てることによって、お金にまつわる「欲望」をコントロールする事ができる。

第4章「これからの不安定な時代に求められてること」
不安定な時代であり、かつ「生きづらい」時代と言える。その時代だからでこそ「仏教」の教えは、生きる上で重要なものであり、かつ大切なことを教えてくれる。
一見接点がない「お金」と「仏教」、しかしその2つには意外な接点があった。

・「お金」と「仏教」
・「お金」と「人生」
・「人生」と「仏教」

それぞれ関係があり、共通するものがある。本書はそのことを教えてくれる。

48の成功事例で読み解く ドラッカーのイノベーション

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藤屋伸二

すばる舎  2013-04-05
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すばる舎 上江洲様より献本御礼。
「もしドラ」と呼ばれている「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」という本が2009年12月に発売され、ロングセラーとなり、200万部以上売り上げた。それが起因となって一時期「ドラッガーブーム」が起こったのだが、そのドラッガーの考え方の多くは「マネジメント」にフォーカスされたものが多かった。イノベーションもあったのだが、「マネジメント」と比べても関心が低いイメージがある。(あくまで私のイメージである)
本書はドラッガーが提唱する考え方の一つとして「経済的な価値」を生み出す「イノベーション」をいかに起こし、ビジネスの発展につなげさせるのかについて、本書のタイトルにもあるとおり48の成功事例をもとに示している。

PART1「イノベーションとは何か?」
そもそも「イノベーション」とは何か。調べてみると、

「(1)刷新。革新。新機軸。
(2)生産技術の革新・新機軸だけでなく、新商品の導入、新市場・新資源の開拓、新しい経営組織の形成などを含む概念。シュンペーターが用いた。日本では技術革新という狭い意味に用いることもある。」
「広辞苑 第六版」より)

とある。様々なことを新しくすることを直訳では刺しているが、マーケティングでは市場を改革すること、技術を改革すること、言っているのかもしれないが、ドラッガーのイノベーションは「マーケティング」と一緒に扱われる。
動いている社会やそれを取り巻く環境や競争を知り、それを「変える」ことによって市場そのものをさらに活性化する。その活性化をするための商品やサービスを開発することを表している。いわゆる「ニーズ」にあわせながらも、「変える」ことのできる価値や戦略を構築することが肝の一つである。

PART2「イノベーションを起こす方法」
では「イノベーション」を起こすためにはどのような「企画」「行動」を起こせばよいのか。
まずは市場そのもの、というよりも「その市場からどこにチャンスがあるのか」を分析することにある。
そして分析の後「先制攻撃」をするように戦略を立て、行動をする。

PART3「事例でわかるイノベーションを起こす着眼点」
概要は分かったものの、会社によって、業界によってイノベーションは異なる。本書は「48」の事例を紹介した一冊である。その「48」の中には売り手や市場、社会状況などの変化によって細かいところで異なる。本章ではイノベーションの行い方について「48」の事例を紹介している。

市場も社会構造も常に変化をする。その変化するものと求められているものを読みとり、そこからイノベーション戦略を構築し、実行することによって「変化させる」ことを続けて行かなくては生き残れない。
生き残るのは「常に変化をする」ものである。これは動物の原理であるのだが、市場や企業でも同じことが言える。その「変化」を常に起こすためのバイブルと言える一冊である。

青魚を食べれば病気にならない~万病の元「慢性炎症」を防ぐ

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生田 哲

PHP研究所  2012-09-15
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春のシーズンはマイワシが旬である。京都では旬であるが豊漁と言われており、マイワシを買うにも手頃になるのかもしれない。
しかしイワシをはじめとした青魚は子供を中心に嫌いな人も多いと言われている。理由は様々だが、たとえ健康に良いと言われても、である。
青魚は健康によいと言われているが、その中で「慢性炎症」の予防にも効果があると著者は指摘している。だが「慢性炎症」という病気はよくわからない人が少なからずいる。私も本書にであうまでは「慢性炎症」の「ま」の字すらわからなかった。
本書は「慢性炎症」とは何かを知りつつ、それを予防するための青魚の効能とメニューを紹介している。

第1章「万病の元「慢性炎症」」
「慢性炎症」とはいったいどのようなものなのか、

「怪我をしたときなどで病原体に感染し、炎症が起こる。その炎症がいつまでも続く病気」(p.5より一部改変)

と定義している。その病気は後に糖尿病や心筋梗塞といった生活習慣病の原因や予兆にもなるという。

第2章「炎症は体内で燃えさかる火である」
第1章にも書いたように、万病の元となる。「『炎』症」というだけあって、一度慢性的に発生すると、炎のように燃えさかる火となり、その火が痛覚を刺激し、痛みとなって伝わる。その痛みには熱が出ているかのように熱くなる。
しかし「炎症」は全てが悪いわけではない。体内の警告や治癒により起こる炎症もある。しかしその炎症が慢性的に続くとなると話は別である。

第3章「エイコサノイドをコントロールして慢性炎症を防ぐ」
「エイコサノイド」は炎症系のホルモンであり、2種類が存在する。炎症を退治するための「火消し」の役割を持っているもの、もう一つは炎症を促進させ、慢性的なものにさせる「燃やし」をいかにして抑えるのか、本章ではそのコントロール法について提示している。

第4章「内蔵脂肪が慢性炎症を悪化させる」
「燃やし」の「エイコサノイド」によって「慢性炎症」が発生するのだが、それを促進させるのが「メタボ」の象徴の一つである「内臓脂肪」だった。
さらにこの「慢性炎症」は糖尿病を発症したり、アルツハイマーも発生するという。

第5章「慢性炎症を抑える食べもの、悪化させる食べもの」
慢性炎症をコントロールさせるものとして「インスリン」が上げられるのだが、その「インスリン」が沢山あると、慢性炎症にもつながってしまう。それを抑えるにはどうしたら良いのか。メニューは第6章に任せるとして、本章ではそのインスリンを抑えるなどの重要性を説いている。

第6章「慢性炎症を防ぐ「抗炎症ダイエット」メニュー」
空腹になるメカニズム、さらにはインスリンが増えてしまう原理などを紹介するとともに、抗炎症に効く食べ物と、そのメニューを朝・昼・晩ごはんとそれぞれに分割して紹介している。
ちなみに最も抗炎症に効果があるものは本書のタイトルにある通り「青魚」である。

慢性炎症はあまり知らない病名であるが、生活習慣病の一種であり、かつ自分自身の知らないところで進行してしまう恐ろしい病気である。その病気を未然に防ぐためには、まず「気付くこと」、そして「バランスの良い食事」と「適度な運動」が大切であるという。個人差はあるのだが、そのことを心がけることによって慢性炎症を防ぐだけではなく、健康的な毎日を送ることができる。

2013年 F1中国GP タイヤ戦略の差が光った! アロンソが今季初優勝で歴代4位タイの勝利数に!!

結果は以下の通り。

順位 ドライバー チーム   タイム差 ピット
1 F.アロンソ フェラーリ 1:36:26.945    3
2 K.ライコネン ロータス +10.168    3
3 L.ハミルトン メルセデスAMG +12.322    3
4 S.ベッテル レッドブル +12.525    3
5 J.バトン マクラーレン +35.285    2
6 F.マッサ フェラーリ +40.827    3
7 D.リチャルド トロ・ロッソ +42.691    3
8 P.ディ・レスタ フォース・インディア +51.084    3
9 R.グロジャン ロータス +53.423    3
10 N.ヒュルケンベルグ ザウバー +56.598    3
11 S.ペレス マクラーレン     +1:03.860    2
12 J.ベルニュ トロ・ロッソ     +1:12.604    3
13 V.ボッタス ウィリアムズ     +1:33.861    3
14 P.マルドナード ウィリアムズ     +1:35.453    3
15 J.ビアンキ マルシャ       + 1Lap    3
16 C.ピック ケーターハム       + 1Lap    3
17 M.チルトン マルシャ       + 1Lap    3
18 G.ヴァン・デル・ガルデ ケーターハム       + 1Lap    3
- N.ロズベルグ メルセデスAMG      リタイア    3
- M.ウェバー レッドブル      リタイア    2
- A.スーティル フォース・インディア      リタイア    1
- E.グティエレス ザウバー      リタイア    0

順位の推移は以下の通り。(「Formula1.com」より)

Photo

今回のレースは序盤とタイヤ戦略がものを言ったレースでしたが、そこでは予選3番手だったアロンソが、見事優勝をつかみ取りました。これでアロンソは通算31勝。ナイジェル・マンセルの持つ歴代4位の記録に並びました。この初優勝によりフェラーリは1994年から20年連続で1勝以上挙げたことになります。

ライコネンは序盤順位を落としてしまいましたが、それでも持ち前の速さと戦略がかみ合ったことにより順位を戻し、2位フィニッシュ。

ハミルトンはPPの好位置だったのですが、タイヤの性能になき3位フィニッシュとなりました。

散々だったのはウェーバー。最後尾スタートでしたが序盤に接触があり、そのままリタイアをしてしまいました。しかもこの接触により次戦のバーレーンGPにて3グリッド降格のペナルティーが課されてしまいました。

次戦は1週間後、バーレーン・サヒール!!

2013年 F1中国GP ハミルトンがPP獲得!! そして優勝予想

結果は以下の通り

 

                                                                                                                                                                                                                                     
順位 ドライバー チーム   タイム ラップ数
1 L.ハミルトン メルセデスAMG 1:34.484 3
2 K.ライコネン ロータス 1:34.761 3
3 F.アロンソ フェラーリ 1:34.788 3
4 N.ロズベルグ メルセデスAMG 1:34.861 3
5 F.マッサ フェラーリ 1:34.933 3
6 R.グロジャン ロータス 1:35.364 3
7 D.リチャルド トロ・ロッソ 1:35.998 3
8 J.バトン マクラーレン 2:05.673 3
9 S.ベッテル レッドブル    no time 4
10 N.ヒュルケンベルグ ザウバー    no time 2
11 P.ディ・レスタ フォース・インディア   Q2敗退           -
12 S.ペレス マクラーレン   Q2敗退           -
13 A.スーティル フォース・インディア   Q2敗退           -
14 M.ウェバー レッドブル   Q2敗退           -
15 P.マルドナード ウィリアムズ   Q2敗退           -
16 J.ベルニュ トロ・ロッソ   Q2敗退           -
17 V.ボッタス ウィリアムズ   Q1敗退           -
18 E.グティエレス ザウバー   Q1敗退           -
19 J.ビアンキ マルシャ   Q1敗退           -
20 M.チルトン マルシャ   Q1敗退           -
21 C.ピック ケーターハム   Q1敗退           -
22 G.ヴァン・デル・ガルデ ケーターハム   Q1敗退           -

今回の予選は10数周走る、と言うよりもどのセッションも数周程度に止まっていました。

その原因はタイヤ。

数周するうちにタイヤは摩耗するのですが、その摩耗がひどく走ることさえままならないような状況となってしまうのです。

さらに言うと、その摩耗したタイヤが「かす」となって、サーキット場にこびりつくため、その「かす」によってスピン、最悪の場合それでリタイアを喫してしまうような状況になりかねません。

今回の予選は数周しか走らない、というかタイヤの関係で走れない、と言うのがネックとなった予選でした。決勝は2・3回というよりも4回~5回のピットストップになる印象もありました。

なお、14番手だったウェーバーは燃料規定違反により、最後尾への降格処分が下り、最後尾からのスタートとなります。

さて、優勝予想といきましょう。

本命:ハミルトン

対抗:ライコネン

要注意:アロンソ

予選通りの並びとなりますが、今回のレースは「速さ」と言うよりも「ピット戦略」と「タイヤ選択」がものを言うレースとなります。オーバーテイク合戦よりもピットワークの速さ、そしてその前後の位置関係はどうなるのか。

ドライバーの勝負、というよりもチームでの勝負と言うところに面白さを感じるレースとなるでしょう。

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年
村上 春樹

文藝春秋  2013-04-12
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「喪失」から「転換」へ、そして「没個性」へ―

本書は過去の村上春樹作品の「集大成」と「現在」を描いているような印象があった。
「没個性」は「色彩を持たない」と言うことにも言うことができる。いや、むしろ多崎つくるにいる周りの人物が、様々な「色」を持っていることにより、「色」が重なり合うことによって無色透明の「色彩のない」存在になったのかもしれない。

「喪失」から「転換」、それは自分自身の「死」の意味を考え、それを目指していた自分から、友人やその周りの人たちに求めようとした感情が、その展開を呼び起こしたのかもしれない。やがて時は過ぎ、周りの人たちと離れ、彼は「色」を失っていった。そしてその「色」を探しに彼は、「巡礼」のごとく旅に出かけた。

「巡礼の年」
これは宗教的な巡礼ではなく、ある「ピアノ曲」からつけられている。

その「巡礼の年」は作曲家が長年にわたってその国々に行ったときの印象を表現し、曲にして書き留めたものである。その「巡礼の年」と多崎つくるをはじめとした周りの人物たちの印象、そして東京・名古屋・フィンランドと広がる舞台は、あたかもその曲の憧憬とを重ね合わせるような錯覚を覚えてしまう。「彼の巡礼の年」はおそらく彼の半生の中で印象に残ったものを時・場所とともに「巡礼」していることから曲とストーリーが重なって映る。

本書は集大成であり、今の日本の社会、それも私たち自身を映す反射鏡のような作品と言える。

そしてその反射鏡の向こう側にはどのように存在するのか。それは村上春樹本人の胸中にある他ない。

村上春樹―「喪失」の物語から「転換」の物語へ

村上春樹―「喪失」の物語から「転換」の物語へ 村上春樹―「喪失」の物語から「転換」の物語へ
黒古 一夫

勉誠出版  2007-10
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4月12日に3年ぶりとなる長編小説「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」が発売され、発売前後から話題となった。発売前夜から行列をつくり、当日になったらなったで、10万部規模の重版が決定された。
私自身、あまり村上春樹作品に関しての作品に関心はなかった。しかし大学時代に「ダンス・ダンス・ダンス」「海辺のカフカ」は読んだことはある。ただ、お金の無かった時代だったため、大学の図書館で借りて読んだに過ぎず、10年近く前のことなので余りよく覚えていない。
私事はここまでにしておいて、本書はその発売された作品から少し距離をとって、村上春樹が紡ぐ物語がどのように変わっていったのかを作品ごとに追っている。

第一部「「喪失」の物語―ザ・ロスト・ワールド」
本書のタイトルにある「喪失」は村上春樹のデビュー作である「風の歌を聴け」「羊をめぐる冒険」「ダンス・ダンス・ダンス」や「ノルウェイの森」などを取り上げている。
「風の歌を聴け」は1979年に発表された作品であるが、その舞台は「1968」と呼ばれた時代が終わりつつあるとき、つまり1970年の時の自分自身を描いている。そのときに感じた「風」、それは「異常」なようでいてどこかしら「空虚」を描いている。
「ダンス・ダンス・ダンス」は「風の歌を聴け」に似ている、というよりも続編と思わせるような形の作品である。この作品は1968年前後から続いた、「高度経済成長」における社会と昨年無くなった思想家の吉本隆明を暗に批判した作品であるため、「風の歌を聴け」と似ていることも頷ける。

第二部「「転換」の物語―「デタッチメント」から「コミットメント」へ」
「ねじまき島クロニクル」は読んだ人しかわからない話であるが、読み方によって作品の見え方も変わる、言わば「万華鏡」のような作品と言える。あるときに読むと「暗さ」がにじみ出てくるような作品になり、またあるときに読むと歴史が映り、またあるときに読むと友情が映る。本章ではこの「ねじまき島クロニクル」及び、その時代に発表された随筆や短編小説などを取り上げながら人や時代とのコミットメントに転向した理由を分析している。

「喪失」から「転換」へと転向し、それが「1Q84」といった作品へと変遷していく。そして最初に書いた新作はいったいどのような物語を紡いでいくのか見てみたいものである。

2013年 F1中国GP フリー走行1・2回目結果、そしてPP予想

マレーシアGPから3週間、F1サーカスは成長めざましい中国にやって参りました。この中国GPは2004年に初回された場所でした。その当時は終盤あたりに開催され、チャンピオン争いが最も注目されたレースの連続でした。

やがてこのGPは序盤戦にコンバートし、チームの強さと言った所がフォーカスされるGPになったかと思います。

さて、フリー走行1・2回目の結果を見てみましょう。

<1回目>

順位 ドライバー チーム タイム ラップ数
1 N.ロズベルグ メルセデスAMG 1:36.717 21
2 L.ハミルトン メルセデスAMG 1:37.171 20
3 M.ウェバー レッドブル 1:37.658 21
4 S.ベッテル レッドブル 1:37.942 20
5 F.アロンソ フェラーリ 1:37.965 17
6 J.バトン マクラーレン 1:38.069 24
7 F.マッサ フェラーリ 1:38.095 14
8 A.スーティル フォース・インディア 1:38.125 21
9 R.グロジャン ロータス 1:38.398 17
10 P.ディ・レスタ フォース・インディア 1:38.561 15
11 K.ライコネン ロータス 1:38.790 16
12 J.ベルニュ トロ・ロッソ 1:39.057 19
13 P.マルドナード ウィリアムズ 1:39.158 22
14 N.ヒュルケンベルグ ザウバー 1:39.180 21
15 D.リチャルド トロ・ロッソ 1:39.336 19
16 S.ペレス マクラーレン 1:39.360 20
17 V.ボッタス ウィリアムズ 1:39.392 21
18 E.グティエレス ザウバー 1:40.032 22
19 J.ビアンキ マルシャ 1:41.966 16
20 M.チルトン マルシャ 1:42.056 18
21 G.ヴァン・デル・ガルデ ケーターハム 1:42.083 21
22 M.チンホワ ケーターハム 1:43.545 20

<2回目>

順位 ドライバー チーム タイム ラップ数
1 F.マッサ フェラーリ 1:35.340 32
2 K.ライコネン ロータス 1:35.492 32
3 F.アロンソ フェラーリ 1:35.755 30
4 N.ロズベルグ メルセデスAMG 1:35.819 35
5 M.ウェバー レッドブル 1:36.092 31
6 J.バトン マクラーレン 1:36.432 29
7 L.ハミルトン メルセデスAMG 1:36.496 39
8 A.スーティル フォース・インディア 1:36.514 32
9 P.ディ・レスタ フォース・インディア 1:36.595 33
10 S.ベッテル レッドブル 1:36.791 27
11 S.ペレス マクラーレン 1:36.940 16
12 R.グロジャン ロータス 1:36.963 31
13 E.グティエレス ザウバー 1:37.103 22
14 D.リチャルド トロ・ロッソ 1:37.206 39
15 J.ベルニュ トロ・ロッソ 1:38.127 34
16 V.ボッタス ウィリアムズ 1:38.185 18
17 N.ヒュルケンベルグ ザウバー 1:38.211 32
18 P.マルドナード ウィリアムズ 1:38.276 34
19 J.ビアンキ マルシャ 1:38.725 29
20 G.ヴァン・デル・ガルデ ケーターハム 1:39.271 21
21 C.ピック ケーターハム 1:39.814 27
22 M.チルトン マルシャ 1:43.227 5

1回目はロズベルグ、2回目はマッサがトップタイムをたたき出しましたが、1・2回目とでコンスタントに速いドライバーがほとんどおらず、「様子見」と言うようなフリー走行だった印象でした。

では、PP予想と行きましょう。

本命:ロズベルグ

対抗:マッサ

要注意:ハミルトン、ウェーバー

フリー走行の結果を頼りにすると、このような形となりますが、ただ、予選は何が起こるかわからない。ましてや様子見のフリー走行だと、予選とフリー走行との乖離もあるので正直言って予想はつきません。

水平線の歩き方

水平線の歩き方 (CARAMEL LIBRARY) 水平線の歩き方 (CARAMEL LIBRARY)
成井 豊

論創社  2011-06
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本書は小説ではなく「脚本集」である。「集」であるのでいくつかの脚本が収録されているが、本書は選りすぐりの3本取り上げている。

<水平線の歩き方>
本書のあとがきにも記しているが、著者の50本目の節目となる作品である。ちなみにこのタイトルの舞台演劇も2008・2011年の2回上演されている。
本作の冒頭を見ると、あたかも「ホラー」と思わせてしまうようなところから物語は始まる。
「ホラー」であり、「日常」の中の「非日常」が入っているようなストーリーでありながら「家族」や「友情」、そして「命」について考えさせられる作品である。

<ポケットの中で星がいっぱい>
本作は2005年に上演されたものである。
あたかも「タイムマシン」のような時間移動装置を使って過去の自分と現在の自分と出会い、そしてその中で生まれる「ドタバタ」を描いている。約16年の間を行き来しているのだが、その中で「変わったもの」「変わらないもの」を映し出している印象が強かった。

<クローズ・ユア・アイズ>
ある画家は死期を迎えたが、彼は死を迎えることを拒んだことから物語は始まる。本書のタイトルにある「水平線の歩き方」と同じような傾向にあるのだが、本作はそうではなく、「すでに死んだ人」ではなく「これから死ぬ人」をフォーカスしている。
「死んでも死にきれない」という言葉がぴたりと似合うように、未練を残したまま死ねず、むしろやり残したことを追い求めた。そしてそれを追っていく中で、最愛の人との出会いがあった。

本書で取り上げた3本の作品はいずれも上演されているものである。作品一つ一つの性格は違い、かつ自分自身その舞台は観たことがない。それでも脚本を観ているだけで、その舞台の映像は自分の頭の中ではっきりと映し出すことができる。それでいて、生きていく上での「本質」というのを学ばせてくれた一冊と言える。

ビジネスモデル分析術~数字とストーリーでわかるあの会社のビジョンと戦略

ビジネスモデル分析術 数字とストーリーでわかるあの会社のビジョンと戦略 ビジネスモデル分析術 数字とストーリーでわかるあの会社のビジョンと戦略
望月実 花房幸範 三木孝則

阪急コミュニケーションズ  2013-04-11
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著者の一人である望月様より献本御礼。
会社によってビジネスモデルが対極にある企業も少なくない。本書で紹介される「対極」と呼ばれる企業は大企業であり、売り上げの規模も大きい。しかし、どのような形で「対極」にあるのかはビジネスモデルを学ぶ、あるいは会計を学ぶ機会が無いとあまり良くわからない。
本書は対極にあるビジネスモデルについて、5組10企業を紹介しつつ、どのような形で「対極」にあるのかを分析している。

第1章「フェイスブック Vs. グリー」
両企業とも時代の潮流におり、どちらもSNSサイトとして有名であるが、収益構造やターゲットと言った所で大きな異なりを見せる。
簡単なところではユーザ数。フェイスブックは全世界で約8億5000万人存在する一方で、グリーは日本のSNSであるため、約3500万人しかいない。
収益構造の違いというと、フェイスブックでは「広告媒体」、フェイスブックのサイトを見るとPCでは右に、スマートフォンでもタイムラインの中で広告が存在する。その広告はフェイスブックに広告料を払って掲載している。(これは企業でもフェイスブックページでも同じ)
一方グリーはソーシャルゲームの課金を主体にしている。2012年春あたりに話題となったのが「コンプリートガチャ」問題が挙げられたことは記憶に新しい。

第2章「グーグル Vs. ヤフー」
検索エンジンとして有名な「グーグル」と「ヤフー」。検索エンジンであることに共通性はあり、グーグルもヤフーも広告収入を得ていることでも共通性はあるのだが、相違点としてはグーグル、ヤフーそれぞれの外との関わりである。
方やグーグルでは様々な企業を買収し、急成長を遂げてきた。
方やヤフーでは様々な企業と連携・提携して、相乗効果でもって緩やかな成長を続けている。
その変動が緩急あるか、コンスタントにあるのか、これは不思議なことに決算書にも表れている。

第3章「アップル Vs. ソニー」
アップルとソニーのライバル関係、それは携帯音楽機としてAppleでは「iPod」、ソニーでは「Walkman」が存在する。2000年代に入ってから「iPod」が誕生し、たちまち売り上げで「Walkman」を抜いた。ところがスマートフォンの競合や「Walkman」の復調によって拮抗している状態にある。
どちらもメーカーであるのだが、経営のスタイル、さらには現状など、相違がある箇所もある。
「アップル」はパソコンやガジェット、アプリケーションソフトのみ開発・販売する「シンプル経営」に対し、「ソニー」はテレビやパソコン、ガジェット、映画、音楽、エンターテイメントなど様々なジャンルに裾を広げている「多角的経営」を行っている。
そして相違のある点で代表されるものとして「赤字」が挙げられる。アップルもソニーも赤字を経験した時期がある。とりわけアップルは90年代に経営危機に陥ったが、スティーブ・ジョブズが経営に復帰し、急激に売上・利益を伸ばし、経営を立て直した。逆にソニーは根幹と言える携帯電話やゲーム機といったガジェットの売上不振がネックとなり、現在も赤字経営が続いている状況にある。

第4章「サムスン Vs. パナソニック」
双方とも「グローバル企業」として名を馳せる企業である。しかし経営戦略、そして現状の利益に関して大きな相違が見られる。
経営戦略でいうと、サムスンは「マーケティング」や「デザイン」を重視した経営、一方パナソニックは「技術」を重視した経営にある。
また現状の利益でいうと、サムスンはスマートフォンやタブレットPCといったガジェットを中心としたものを中心したこと、及びアップルという仮想敵をつくり訴訟まで起こしたことにより認知されたことにより利益を伸ばした。一方パナソニックは根幹となった液晶テレビなどの売り上げ減少によるもの、あるいは経営合理化による退職一時金や経営統廃合による資金がかさんだことにより、過去最大の損失を被ってしまった。

第5章「アマゾン Vs. 楽天」
書籍ポータルサイトの代表格としてアマゾンと楽天を取り上げている。さらに言うと双方とも電子書籍業界にも進出しており、ともに鎬を削っている状態にある。
しかし経営の根幹、及び主力サービスは双方で異なる。方やアマゾンは書籍などの商品を「直販モデル」による利益が中心であり、楽天は「楽天市場」を主軸に様々な店からもらう「出店料」や「広告料」が利益の中心である。

第6章「注目企業の数字を分析する」
対極にある企業の相違点を分析するものの一つとして決算書にある「数字」を分析することの重要性を説いている。しかし財務諸表の「ざ」の字も知らない人はどこを見たら良いのかわからない。本章では分析について、用語とともにわかりやすく解説しており、IR情報のどの部分を見たら良いのかも指摘している。

第7章「ビジネスモデル分析術」
最後にビジネスモデルを分析するための情報収集法について書籍やホームページを紹介しながら開設をしている。

本書は就職・転職活動のみならず、新しく事業を興すためにビジネスモデルを構築するためにどのようなモデルを構築したら良いのか、あるいは対極にあるビジネスモデルをどのようにして比較したらよいのかを公認会計士の視点から分析・解説を行っている。ビジネスモデルを構築する時にネックになる「数字」を解決することのできる一助として大いに役立つ一冊である。

「いい文章」ってなんだ?~入試作文・小論文の思想

「いい文章」ってなんだ? 入試作文・小論文の思想 (ちくま新書) 「いい文章」ってなんだ? 入試作文・小論文の思想 (ちくま新書)
石川 巧

筑摩書房  2010-06-09
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私は書評で文章を数多く書いている。文章の量は多く、さまざまなことを書く。
書いていく中で「悪い文章だな」と思ってしまうことも多々あり、自分自身も「本当に投稿して良いのか」という疑問さえ起こしながら、毎日ブログにUPしている。

「いい文章」とは何か?

それは今、このブログを書いている自分自身にとっても永遠の課題のごとく問いかけながら、文章術に関する本も読み漁っている状況にある。
本書ではその疑問について「入試作文」や「小論文」の歴史とともに、「いい文章」の基準を考察している。

第1章「教養か、実用か?」
最近では「分かりやすい」「論理的な」文章が重宝されている状況にある。
確かに腑に落ちる、もしくはすんなり理解できる文章であるのだが、果たしてそれが全てなのか。そもそも「文章」とは何なのだろうか。
本章では「文章」そのものの位置づけがいかに変化をしていったのか、あるいは作文や「文章」そのものの「型」がいかに変化していったのか、本章ではそのことについて考察を行っている。

第2章「ありのままの「自分」を語れ!」
結局のところ文章そのものの根幹は、本章のタイトルの通りである。自分自身もこのように書評をしているのだが、本の中身について章ごとに、自分の思ったことをそのまま書いている。分からないことがあれば調べたことをありのまま書いている。
「分かりやすい」と言われたことはあるのだが、あくまで著作権に触れない範囲で、自分自身の思ったことを書いているので、「分かりやすい」を意識したことがない。

第3章「戦争と作文」
戦前の教育から「作文」という形で「書く」授業は存在した。その中でどのような書き方を教えられたのだろうか。本章では書き方だけではなく、「紙」と「鉛筆」の普及も含めて言及している。

第4章「小論文、登場!」
大学受験、あるいは大学の講義などで「小論文」を求められることがある。大学受験ではそういった試験を受けることはなかったのだが、大学の講義では小論文をもとめられることが度々あり、締め切り前にはいつも徹夜になるまで書いていたことを思い出す。
自分の考え方や主張を述べる文としてある小論文はある種の「適性検査」として扱われるようになってきた。

第5章「小論文幻想」
その「小論文」はどのようにして評価されるのだろうか。一例を挙げてみると、

・「読み書き能力」が身に付いているか
・受験生の主張と学校の考え方にソゴがないか
・特定の学問について十分な知識と考え方が備わっているか

と様々である。その小論文は根幹である考え方がしっかりしても、文章の組立がめちゃくちゃになったり、文章量が足りなかったりすると減点される、場合によっては不合格になることさえある。

第6章「ねばり強く考えるための小論文教室」
小論文教室は何を教えるのか、というと、文章として理解できる文章であることと、論文の題目を元に、自分自身で考えたのかを軸に添削をしているのだという。

「文体は思想の衣である」

哲学者・詩人であるルキウス・アンナエウス・セネカの言葉である。自分自身の文章も自分が思っていること、考えていることをありのまま記している。その文章を書くためには様々なことを考え、それを生み出すことで、自分自身の「文章」を表すことができる。文法や「型」はそれをきれいにするための「整理」に過ぎない。

ケーキの歴史物語

ケーキの歴史物語 (お菓子の図書館) ケーキの歴史物語 (お菓子の図書館)
ニコラ ハンブル Nicola Humble

原書房  2012-03-19
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男女問わずスイーツが人気を呼んでいる。
そのスイーツの代表格として挙げられるのが、本書で紹介する「ケーキ」である。
私も甘いものは好きであるが、ケーキ自体は誕生日とクリスマスといった「記念日」にしか食べない。その理由は単純に食べるきっかけがないから、としか言いようがない。
それはさておき、ショートケーキと言ったオーソドックスなものから、ノエルなど様々なケーキが存在しており、まさに「色とりどり」のケーキが楽しめるようになってきた。
そのケーキはどのような歴史をたどってきたのか、あるいは世界にはどのようなケーキが存在するのだろうか。本書は「ケーキ」にまつわる様々なことについて取り上げている。

第1章「歴史とケーキ」
ケーキそのものの歴史は非常に古く、判明しているものとして紀元前400年頃の古代ギリシャや古代ローマで食べられていた壁画が存在している。
そのケーキのルーツは「パン」であり、古代から近代にいたるまで「パン」と「ケーキ」は同一視されていた。
たしか「パンケーキ」というのも現在に至るまであるのだが、その原型がすでにできていたのかもしれない。

第2章「世界のケーキ」
古代ギリシャやローマから始まったケーキであるが、近世にかけてヨーロッパ全土に広がっていった。そのヨーロッパ大陸における「ケーキ」の文化は手を変え、形を変え、国それぞれの形が存在する。本章ではヨーロッパ大陸を中心に歴史上に登場したケーキなどを紹介している。

第3章「家庭で作るケーキの文化」
料理好き、ケーキ好きの方の中には、ご家庭でケーキを作っているかたもいることだろう。
その家庭でケーキを作るのにも文化が存在しており、本章で紹介されているのが「イギリス」、とりわけ「エリザベス一世」の絶対王政の時期である。
ただ、第1章でも書いたようにそのときは「パン」を作る傾向が強く、本当の意味で「ケーキ」を家庭でつくるようになったのは19世紀後期になってからのことである。

第4章「ケーキの儀式、その象徴性」
ケーキの形は様々であるが、多くは円柱状のもの、あるいは四角柱のものもあれば、ノエルのようにあたかも「俵型」のようなケーキも存在する。
私事でも書いたのだが、よくケーキが作られ、食べられる時は「誕生日」などの「記念日」が多い。
では、なぜ「記念日」にケーキが食べられるのだろうか。その要因として誕生した国々の「風習」として生まれ、それが日本などの他国に伝藩していったという。

第5章「文学とケーキ」
近代文学作品にもケーキは多く取り上げられている。代表的なものとして「赤毛のアン」や「失われた時を求めて」「不思議の国のアリス」などがあげられる。
また取り上げられている作品でも「食べられる」ケーキ、「お飾り」のケーキとして扱わたり様々である。

第6章「ポストモダンのケーキ」
「ポストモダンのケーキ」として代表されるもで「カップケーキ」が取り上げられている。「カップケーキ」というと市販されているものでも100円ほどで売られているものがある。ほかにもマドレーヌやタルトなどカップ状のものを使われたケーキもある。

食べものには様々な歴史や文化があるとおり、ケーキも歴史は長く、様々な文化や風習が取り入れられ、現在のように「色とりどり」の存在になった。食べられ方や風習もまた長い歴史のなかで醸成されていったことを本書で教えてくれる。

本書を読めば甘いケーキも深みがでてくる・・・かもしれない。

2分でわかる! ビジネス名著100冊のエッセンス

2分でわかる! ビジネス名著100冊のエッセンス 2分でわかる! ビジネス名著100冊のエッセンス
水野 俊哉

宝島社  2013-03-25
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私は毎日のように本屋に行くのだが、行くたびに思うことが一つある。それはビジネス書が今でも活況を呈していることである。今日も新しいビジネス書が書棚に置かれているほどである。
著者は年間1000冊以上のビジネス書を読み、選りすぐりの本をブログやメルマガ、雑誌にて書評を行っている。これまで数千冊の本を読んできた著者が「名著」と呼べる様な本を100冊取り上げている。
しかもただ、取り上げているだけではない。本書のタイトルにあるように「2分」でわかるように作られているため、わかりやすさと奥深さを替え備えた一冊と言える。
では、本書の中身を見てみよう。

1.「誰もが知る世界の名著」
「金持ち父さん、貧乏父さん」「ユダヤ人大富豪の教え」「7つの習慣」など著者を代表する本、あるいは長年愛され続けているビジネス書がある。その本の中には分厚く読みづらいものもあるのだが、著者はその特長を抑えており、2分以内に読めるように作られている。

2.「2010年以降の近年話題作イッキ読み」
2010年以降でいうと、「残念な人の思考法」や「聞く力」などベストセラーとなった本もいくつかある。「ベストセラー」の定義にしても、数万部売れたものから、「聞く力」のように100万部以上売り上げたものまである。
大概ビジネス書市場では数万部の売り上げであれば十分「ベストセラー」の類と言える。
そのベストセラーと呼ばれる本をビジネスマンやサッカー選手、野球監督、タレントなど、幅広いビジネス書ベストセラーを取り上げられている。

3.「話題のビジネス理論、経済学に触れる」
「ビジネス書」とは言っても、何も「仕事術」や「時間術」といった仕事のためのものばかりではない。
「経済学」も使いようによっては立派な「ビジネス書」である。それはなぜか。経済の動きによって行動するタイミングを見計らう。あるいは行動のパターンを変えるといったきっかけを作ることができるのである。
「経済学」の本を取り上げると言っても「ケインズ」や「ハイエク」といった古典の名著を取り上げている訳ではない。ビジネスの舞台で実行しやすいような「経済ビジネス書」を本章では取り上げている。

4.「エコ、スピリチュアルの世界」
「ビジネス書」には「スピリチュアル」などの「自己啓発」の要素も存在する。
長年書店を巡り続けていると気付く人もいるかもしれないが、書店の「ビジネス書」コーナーが作られたのはごく最近のこと(2007年ほど)だった。それまでは「自己啓発本」の所に置かれたり、「社会」や「経済」の所に置かれたりしていた。とりわけ前者は本章で紹介される「スピリチュアル」の名残から来ているのかもしれない。

5.「一度は読みたいベストセラー」
ベストセラーと行っても様々なものがある。テレビで知られ、急速に売り上げを伸ばしたものもあれば、いつの間にかベストセラーとして取り上げられた本まで存在する。
そのベストセラーの中でも、「読んだことはないけれど、これから読んでみたい」ものも出てくることだろう。本章ではそのような本を取り上げている。

6.「名経営者の人生、考えに薫陶を受ける」
ビジネス書の中には名だたる経営者の自伝や人生訓について取り上げた本も存在する。そのような本を読むと、自分自身も経営者の考えや人生を知ることができ、読んだ後の行動にも多かれ少なかれ影響が出てくる。
本書は経営者の薫陶を受けるための名著を紹介している。

今となっては経営者やビジネスマン、あるいは大学教授などからビジネス書が出ている。様々な本が出てきており、学べることやものも様々になってきている。本書は100冊ながらもめくるめくビジネス書の世界を知ることができ、自分がどのビジネス書が適しているのかを知ることができる。本書を媒介として、自分にあったビジネス書を選ぶことも楽しめるという、一石二鳥の役割を担う一冊と言える。

一瞬で魔法使いになる方法。

一瞬で魔法使いになる方法。 一瞬で魔法使いになる方法。
ハウル沢田

サンマーク出版  2013-03-05
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皆様は「魔法使い」の存在を信じるのだろうか。
信じる人もいれば、過去の歴史の産物、あるいは空想のものと答える人もいることだろう。
私も、歴史上の産物として「魔法使い」は存在したが現在はいない、と答えるだろう。
しかし、本書で紹介される著者は「魔法使い」である。しかし彼が生み出す「魔法」は自分自身の中にあるものを生み出し、手ばなすことができる。
さて、その「魔法」とは何か、そして「魔法使い」の著者はどのようなことをもたらしてくれるのだろうか。

第1章「あなたの願いは何ですか?」
本章のタイトルを自ら問いかける。
それが見つかる人もいれば、見つからない人もいることだろう。それが見つかったとしても「それは叶えられるのだろうか?」と疑いさえする人もいるのかもしれない。
その「疑い」こそ「妨げ」であり、その「妨げ」もまた「願い」によって作られているのだという。「壁」を作ったり、「不幸」を演じたりすることもまた、それぞれの「願い」によって作られる。

第2章「古い魔法を手ばなす」
「古い魔法」とはいったい何なのだろうか。それは簡単にいうと「思い込み」「偏見」といった自分自身の経験によって醸成された考え方である。想像する「未来像」も「現在像」にしても全て「過去の経験」や「過去の考え方」によって作られたものである。
「手ばなす」べき古い魔法、それは「過去」によって作られた価値観や考え方そのものである。

第3章「現実はファンタジー」
背反しているようなタイトルであるのだが、現実の受け取り方によってネガティブに映るもあれば、ポジティブに映ることもできる。
その現実を華やかにするためには、第2章にあるように「古い魔法」を外すことにある。
しかしいくらポジティブになっても、身内の不幸などによりどうしてもネガティブに陥ってしまうこともある。その時は素直に悲しんで、引きずらないことが大切であるという。

第4章「しあわせな魔法使いになる」
「しあわせな魔法使い」になること。
それは第1章~第3章まで紹介されたものを全て行うことによって、魔法使いになる事ができる。
簡単に言えば「固定観念」や「偏見」「常識」を捨て去ることによって、新たな価値観を磨いてゆくことができ、それが「良い意味で」今まででは考えられないような結果となって返ってくる。

「魔法」

それは私たちの中にある感情である。それが「勇気」や「希望」、ネガティブなもので「嫉妬」や「躊躇」など様々である。その「魔法」をコントロールするのはあなた次第である。
そしてコントロールできる人々は、全て「魔法使い」になれる。そしてその「魔法」で思いもよらぬ奇跡を生み出すこともできる。

著者はその「魔法」を今日も伝え、「善い魔法使い」を作り出そうと行動を続けている。

脳を使うのがうまい人、ヘタな人 ~東大教授の世界一わかる脳の授業~

脳を使うのがうまい人、ヘタな人 ~東大教授の世界一わかる脳の授業~ 脳を使うのがうまい人、ヘタな人 ~東大教授の世界一わかる脳の授業~
石浦 章一

大和書房  2011-06-21
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個人差はあるが「頭が良い」や「頭が悪い」という人もでてきている。私の場合はこういったブログを書いているので「頭がいい」という印象を持たれるが、仕事上では打って変わり「お前、バカじゃないのか」「頭悪いのか」といわれることが多々ある。自分自身も「頭がよい」という定義は「わからない」としか言いようがない。
本書は「頭」を使う、すなわち「脳」を使うためにはどうしたらよいのか、最新の脳科学をもとに、脳を使うのが「うまい人」「ヘタな人」それぞれの定義と仕組みについて分析を行っている。

第1章「脳科学にまつわるウソと誤解」
脳の動かし方によって「右脳型」「左脳型」と定義される。簡単に定義すると、

・「右脳型」・・・論理・理性型・男性的
・「左脳型」・・・直感・感覚型・女性的

私の場合は結構「右脳型」と呼ばれているが、大学3年生の頃に診断を受けたので、現在はどうなっているのか不明である。
その「脳科学」はあたかも「血液型診断」の「○型人間」と呼ばれるように一種の偏見を持って診断されているため、一概に「右脳型」「左脳型」と定義されていても、様々な形が存在する、著者は主張している。

第2章「脳を働かせる習慣、バカになる習慣」
「脳によい習慣」「脳に悪い習慣」もまた、ある種の偏見を持っている。
「テレビ」や「テレビゲーム」「ネットサーフィン」は「頭を悪くする習慣」の代表格と言えるのだが、とらえ方、あるいは見方一つで「脳によい習慣」にシフトすることができる。
「頭によい習慣」や「悪い習慣」のほかにも「カフェイン」や「ニコチン」の「知的ドーピング」の効能と現状についても取り上げている。

第3章「「頭が良い」は本当に遺伝するのか」
「太る」や「頭が悪い」は「遺伝する」と主張する論者も少なくない。逆に「頭が良い」ことは遺伝により決まるものなのだろうか。
それを説明するためにも「頭が良い」とはそもそも何なのかを定義する必要がある。「勉強ができる」もあれば「知能が高い」というものがある。本章ではそこから説明されている。

第4章「不安を感じやすい人の共通点」
自分自身は四六時中「不安」に苛まれている。ではその「不安」はどこからきているのだろうか。そこには「神経伝達」が大きくか関わっているのだという。
そしてその「不安」を落ち着かせるために「散歩する」「書く」ことへの効果はどのようなものがあるのか、本章にて分析を行っている。

第5章「仕事も勉強もはかどる脳のしくみ」
時間によるのだが、勉強や仕事をしていて「没頭している時」がある。自分自身も書評にしても、勉強にしても、仕事にしても、集中していて食べることすら忘れてしまうこともある。俗に言う「寝食忘れて没頭する」ということが当てはまるようなことである。
そのような脳の仕組みとはいったいどのような状況にあるのか。その重要なキーワードとして「ドーパミン」が挙げられる。

「脳」の働きはまだ分からないところが多い。本書で紹介した「脳」の働きもまた解明できたところの一部である。しかし、今ある「脳に良い」「脳に悪い」という考えをリセットし、本当の意味で「脳に良い」ことは何かをインストールする事、さらに脳科学や生命科学について興味を引き立たせてくれる一冊と言える。

現代日本の政党デモクラシー

現代日本の政党デモクラシー (岩波新書) 現代日本の政党デモクラシー (岩波新書)
中北 浩爾

岩波書店  2012-12-21
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日本の政治は混迷の一途を辿っているという。昨年12月の衆議院総選挙で自民党に政権が戻った。その政権が戻った時期と重なるようにして、今まで停滞気味だった経済も回復し始めた。
経済は成長し始めたにもかかわらず、選挙制度や外交、福祉など課題は山積しており、政局の光明はまだまだ見えていない。
本書は日本の政党や選挙の変遷、そしてこれからについて考察を行っている。

第1章「小選挙区制導入への道」
55年体制の象徴として衆議院総選挙で「中選挙区制」があった。それが1993年に崩壊したとき、非自民8党連立内閣によって「中選挙区制」を廃止し、「小選挙区制」が採用された。しかしその「小選挙区制」はそのときに始まったにすぎず、55年体制の末期に、自民党の長期政権をにらんで作られたという。8党連立政権はそれを黙認したに過ぎない。

第2章「マニフェスト選挙の始まり」
元々「政権公約」として取り上げられてきたものであるが、はじめて「マニフェスト」が定義されたのは2003年の参議院通常選挙である。その背景には新進党から自由党、さらに、民主党に合流した小沢一郎が挙げられる。

第3章「政党政治の構造的変容」
「政党政治」は明治時代の頃からずっと存在するのだがその政権構造は変化が常に起こっている。
ではどのように構造が変化しているのか。党員や支持母体の衰退、あるいは党員や議員同士の対立や離脱入などが挙げられ、それが党が枝葉の如く分かれたり、合併したりしている。最近では選挙の為に離党し、勢いに乗る政党に入る議員も少なくない。

第4章「市場競争型デモクラシーの岐路」
選挙があたかも「市場競争」の如く「トレンド」と呼ばれる政党に入り、何とか再選するようなことも昨年の衆議院総選挙であった。また「マニフェスト」もそれが達成するかどうか、あるいは机上の空論に過ぎなかった、というのもメディアや活動によって評価され、民主党はその「マニフェスト」で自滅してしまった。

今年の7月には都議会議員選挙もあれば、参議院通常選挙もある。今後の選挙はどのような選挙になるのだろうか、まだ定かではない。

キラリと輝く気くばり ─光る人財になる極意─

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祐川 京子

TAC出版  2013-03-15
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「人生は毎日がオーディションである」
社会人になると、この言葉は知らずとも様々な場でその言葉を痛感させられてしまう。その「オーディション」で他人に認められるためには「気くばり」を磨くことにある。
では、「気くばり」はどのように磨くのか、本書は初対面からメールに至るまでのケースを「松・竹・梅」に分けて紹介している。

Chapter1「初対面の方との人間関係を最高によくする気くばり」
新入社員もそうであるが、この時期はプロジェクトが始まる所も出てくる。また商談のために初めて訪れることもあることだろう。その際にお会いする方々は初対面の人である。その初対面の印象を良くするために話の広げ方、名刺交換、観察力など様々なケースを本章で取り上げている。

Chapter2「取引先、お客様からあてにされる人の気くばり」
商談や営業、あるいは打ち合わせのためにお客様や取引先に行き、話をする人もいるが、その際、話し方や仕草一つで信頼感が高まることもあれば、不信感を抱き、取引などが成り立たなく事さえある。
本賞では「信頼感を高める」「あてにされる」人のために気くばりについて紹介している。

Chapter3「職場での気くばり習慣が、仕事をやりやすくし、ステップアップにつながる」
独りで仕事をする人でも、プロジェクトとして複数人仕事をする事が多いことだろう。大概はチームで行う仕事であるが、その中で電話や口頭、あるいはメールなどで他の人とのやりとりを行うこともある。それらの職場コミュニケーションを円滑にするためにも「気くばり」を行う習慣が必要である。
本章では挨拶から電話応対、雑用、確認、依頼、反省など細々とした気くばりを取り上げている。いっぺんに実践するよりも、普段の仕事の中で毎日一つずつ取り入れていくことによって相手からの印象も少しずつ変わってくる。

Chapter4「宴席やイベントごとで活躍する人の気くばり」
宴席やイベントは新しいシーズンを迎えた時期なので「旬」な所と言える。その宴席やイベントで活躍し、普段の仕事で良い印象をもたらすことも少なくない。
そういったときも「気くばり」は武器になる。会食から飲み会、さらにはホームパーティでの「気くばり」の方法を本章にて紹介している。

Chapter5「ネガティブな場面でこそ、気くばりが大切」
仕事によって間違えたり、失敗したりする事はある。自分自身も失敗や間違えにより、周りのみならずプロジェクトやお客様まで迷惑をかけてひどく落ち込んだ事もある。
ネガティブな状況や感情に陥ることは、長い社会人生活の中で幾度も起こる。ネガティブな感情や状況をズルズルと引きずっては仕事はやっていけないだけではなく、居心地の悪いような状況に陥ることになる。
そうならないためにリカバリが必要になってくるのだが、そのリカバリにも「気くばり」が重要な要素となる。本章ではそのような状況の中での「気くばり」法を取り上げられている。

Chapter6「メールやはがきのやりとりで発揮する気くばり」
メールやはがきなどの通信などの手段で「気くばり」をすることにも効果がある。
メールの送り方、返信法、はがきにしても年賀状や各見舞いなどの送る時期と送り方について取り上げられている。

第一印象を始め印象は常に変化する。その印象は様々な「気くばり」をすることで良い印象を空いてから受けることができる。毎日がオーディションであるとするならば、そこで認められるチャンスは毎日のようにある。そのチャンスを享受するためには細かい「気くばり」をする事が大切である。

新ブログ「蔵前トラック アーカイブ」 開設いたしました。

突然のお知らせとなってしまい、申し訳ございません。
このたび、「蔵前トラック」の姉妹ブログを立ち上げることとなりました。

その名も「蔵前トラック アーカイブ」

http://ch.nicovideo.jp/kuramae-track

ニコニコ動画などのポータルサイト「niconico」の中にある「ブロマガ」で、
開設いたしました。

「アーカイブ」と冠しているので、前身の「蔵前トラック」と、この「蔵前トラックⅡ」で1,500冊以上の本を取り上げてきましたが、その中でも思い入れ深い一冊を取り上げながら、書評を書いているときのエピソードや取り上げようとしたきっかけと言った「裏話」を取り上げていこうと思います。

また、この「蔵前トラック アーカイブ」は取り上げた後、
【編集後記】と題しまして、管理人「蔵前」の徒然なことも取り上げていこうと思います。

この「蔵前トラックⅡ」とは異なる面白いブログにしようと考えております。
また、更新頻度も当ブログは毎日取り上げていますが、「アーカイブ」は週1回ほど取り上げていこうと考えております。

今後とも「蔵前トラックⅡ」、及び新ブログ「蔵前トラック アーカイブ」をよろしくお願い申し上げます。

「蔵前トラックⅡ」、及び「蔵前トラック アーカイブ」
管理人:蔵前

「処方せん」的読書術~心を強くする読み方、選び方、使い方

「処方せん」的読書術  心を強くする読み方、選び方、使い方 (oneテーマ21) 「処方せん」的読書術  心を強くする読み方、選び方、使い方 (oneテーマ21)
奥野 宣之

角川書店(角川グループパブリッシング)  2012-05-10
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私も様々な本と出会うのだが、本と出会うことによって自分自身の考え方や人生をも変えるきっかけとなる。
生きづらい世の中、人によっては心が折れてしまい、時には病んだりすることさえある。そのような時代にとって「心強さ」は必要であり、それを養う要素として「読書」が挙げられる。
本書はそのような時代だからでこそ読書は重要なものであることを説きつつ、様々な状況の中で効く「読書」の処方せんを紹介している。

第一章「不安をしずめる読書―鎮静剤」
自分自身も「不安」という感情はよく起こる。何もすることのないことへの不安、本当にこの道で良いのかという不安など、大小はあれど不安は毎日のように存在する。
そのような状況の時もいろいろと本を読むのだが、著者は本や巡りや古典、さらに小説などの読み方を中心に紹介している。

第二章「前向きな気持ちを起こす読書―気付け薬」
「子は親の背中を見て育つ」という言葉がある。
それが直接人と会うことでもそのような効力はあるのだが、本でも疑似的に可能である。それが「伝記」や「人生相談」、あるいは「自己啓発」によって可能である。

第三章「折れない心を作るための読書―栄養剤」
色々なチャレンジをしていくと「心が折れる」出来事は付き物である。自分自身もそういったことは度々ある。
本章では「挫ける」「心が折れる」ことのない心を持つための本について歴史やビジネス書を中心に紹介している。

第四章「自分を取り戻すための読書―体質改善」
皆様は何のために読書をするのだろうか。
自分自身は仕事のためというのもあるが、多くは「趣味」の要素も絡んでいる。
ビジネスや自己成長のために読書をする方もいるのだが、時として「趣味」として心を落ち着かせる、あるいは楽しむための「読書」もまたあって良い。
本章ではそれについての読書法を取り上げている。

第五章「もっとメンタルに効かせるための工夫」
本書は「心のための読書」である。心の中での症状にわかれて本、あるいは著者自身が実行した方法を紹介しているが、本章ではそれ以上にメンタルを軽くするための方法を紹介している。

読書は読み手の人格と考え方を形成するための一部であり、かつそれは自分自身で用意に選ぶことのできる方法である。「心の病」から解放されるための手段としても「読書」は大いに役立つ。

読書は心の「栄養」であり、「処方せん」であり、「ツール」であり、私にとっては「人生」そのものである。

銀座で学んだ稼ぐ人のシンプルな習慣

銀座で学んだ稼ぐ人のシンプルな習慣 銀座で学んだ稼ぐ人のシンプルな習慣
藤田 尚弓

総合法令出版  2013-03-20
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総合法令出版様より献本御礼。
銀座と言えば高級感のあるイメージがあり、そこで働くビジネスマンをはじめ、女性たちもまた稼げる人が集まる。逆に言えば本書の前書きにもある通り、「稼げる人しか残れない」街である。高級感が溢れ、きらびやかな街の影には、このような「サバイバル」も存在する。
そのサバイバル環境のなかで著者はアルバイトで様々な経験や真似をしてきた中で稼ぐコツを身につけた。その稼ぐコツとしての「習慣」は至ってシンプルであるのだという。本書はその習慣や教えを紹介している。

第1章「銀座で稼ぐ女性のシンプルな習慣」
「気くばり」「身なり」「思いやり」「時間」「接客」「報・連・相」「記録」「心構え」などが要求される銀座のホステス。ビジネスマンも同様に要求されることからビジネスマンと銀座のホステスは共通しているのかもしれない。

第2章「銀座に集う成功者達のシンプルな習慣」
銀座のホステスには第1章で紹介したような習慣が求められるのだが、銀座に通う方々にも同様のステータスや習慣が存在する。
しかし求められる「習慣」はホステスのそれとは異なっている。その要因としてはホステスは接客や応対であることが中心であり、銀座に通う方々の多くは企業の社長や有名人と行った人々である。その人々に求められるものとして、共通しているもので「時間」が挙げられるが、細かいところでは「決断」「スキマ」と言った所で異なる。さらには「読書」や「環境」「行動」「畏敬」「体力」などが挙げられる。

第3章「心に残るあの人の教え」
人との出逢いによって考え方やアイデア、さらには自分自身の生き方をも変えることがある。著者も銀座のホステス時代には様々な社長や有名人と出逢い、話をする中で、印象に残る言葉を受け取り、今までの人生の糧としてきた。その言葉を「教え」として本章では紹介している。

人生は何が起こるかわからない。それでいて思わぬ所からチャンスが生まれる。それは誰に対しても同じ事が言える。だからでこそ、習慣を始め「常に変化」をし、成長し続けることによってキャリアの形はあらゆる角度から変化をすることができる。著者の人生とともに本書はその変化の一助を担っている。

酒育のススメ

酒育のススメ 酒育のススメ
魚柄 仁之助

家の光協会  2006-05
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今日は年度初め、もっというと今日から社会人になる人もいることだろう。また、私も含め新たな舞台でデビューする方々もおり、色々な意味で「新しい」日となる。
そのような日になると、歓迎会などの飲み会が行われるところもあり、明日仕事なのにもかかわらず羽目を外すような人も出てくるかもしれない。とりわけ新たに社会人になるとそういった人も少なくない。
だからでこそお酒のたしなみ方も必要になるのだが、どのようなたしなみ方があるのだろうか。本書は日本酒を中心としたお酒のたしなみ方を「食育」ならぬ「酒育(さけいく)」という形で伝授している。

第1章「進化する日本酒、こんな呑み方はいかが?」
最近はビールが中心になってきたのだが、一時期日本酒を中心にたしなんでいた時期もあった。それほど多くは呑まなかったのだが、呑むと大概は二日酔いになってしまうことからあまり呑まなくなってしまった。
それでも日本酒は好きなので、日が空いたら呑みたい気持ちはある。
さて、本章の話に移るのだが、日本酒にも地酒をはじめ様々な種類があり、生産方法も違うことから味わいも異なる。日本酒にも進化がある通り、呑み方も進化している。本章ではそのことを紹介している。

第2章「自分好みの旨い酒に近づく極意はこれだ!」
呑み方は人それぞれである。
その人それぞれの呑み方は、方法によって旨くなったり、不味くなったりすることもある。どうせ呑むのであれば「旨い」酒をのみたい。そのための極意についてお酒の選び方、呑み分け方など様々な観点から紹介している。

第3章「酒を引き立てる、手軽にできる美味しい肴」
お酒だけをチビチビ呑むのも一興であるのだが、お酒のお供と言える「肴」があることによってお酒の美味しさも、数十倍~数百倍に増幅する。
その肴も季節によって異なってくる。その四季折々の肴について勧めている。

第4章「酒に愛される付き合い方と作法“虎の巻”」
酒の付き合い方もまた、酒の楽しみ方の一つである。本章ではその応用編として、酒米から酒粕に格まで酒の周りのものとの付き合い方について紹介している。
さらには酒を呑むだけではなく、呑んだ後の「二日酔い」の付き合い方、酒の贈り方までも含まれている。

第5章「思わず語りたくなる、日本酒よもやま話」
日本酒にも様々な歴史があり、その歴史の産物として 「よもやま話」もある。その歴史やうんちくなどお酒が何倍も美味しくなる、もしくは話のタネになる様な話について取り上げられている。

お酒はそのものもそうだが、雰囲気や料理、さらには仲間との会話によって美味しさも変わってくる。お酒はお酒として呑むのではなく、様々な要素が含まれて飲むことができることによってお酒の味わいも変わってくる。周りに迷惑をかけることなく節度を守ることができつつ、愉しむことこそ、コミュニケーションも円滑になり、楽しいひとときを過ごすことができる。お酒にはそのような抗力がある。

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