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毒になるテクノロジー iDisorder

毒になるテクノロジー iDisorder 毒になるテクノロジー iDisorder
ラリー D.ローゼン ナンシー チーバー マーク キャリアー 児島 修

東洋経済新報社  2012-08-24
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テクノロジーの進化は止まるところを知らない。昨年陽の目を見なかった技術でさえも、一大ブームにさえなることもある。
私たちはその「技術」進化の恩恵を受けており、それをうまく利用しようとしている。
利用しようとしているのだが、それは時として「毒」に成ることも忘れてはならない。より便利になることは、その反面思いも寄らぬ「毒」が潜んでいるのだから。
本書はその「毒」の側面についてを解き明かしている。

第1章「iDisorder:誰もがおかしな行動をとり始めている」
「iDiscorder」
「Discorder(不一致,不和)」に「i(障害)」を合わせた造語である。
その造語はSNSなどのソーシャルメディアを過剰に利用することにより、様々な精神疾患などに陥る人々のことを指している。現に「SNS疲れ」と言ったものがそれに当てはまるのかもしれない。

第2章「SNSという名のナルシズムなメディア = 私、私、私」
SNSでは人それぞれのメディアを持ち、それを発信する事ができる。しかしそのメディアは思い通りの「私」を演じることができる。ありのままの「私」を表現することができれば良いのだが、人気を集めるため、もしくは保身のためにあえて異なる「私」を演じなければならなくなった。

第3章「24時間365日の強迫観念的なテクノロジー・チェック」
スマートフォンやSNSが誕生する以前から「ケータイ中毒」といったものがあった。24時間365日携帯電話のメールやサイトのチェックをしないと生きていけない、という「強迫観念」が生まれる。

第4章「テクノロジー・ハイ:スマートフォン、SNS、携帯メール中毒」
その「強迫観念」はやがてスマートフォンやSNSといったものにシフトしていった。しかし携帯電話以前もあると考えると、小説などの「活字」も「iDiscorder」があるのではないか、とさえ考えてしまう。

第5章「浮き沈みのサイバーライフ:仮想世界の共感と躁うつ」
24時間365日携帯電話やスマートフォン、SNSにふれていないと生きていけなくなってしまう。さらに触れば触れるほど「躁うつ」の状態となるという。それらは玉石混淆ながら、大量の情報が流れており、その情報を受け取り続けることによって思考や感覚が不安定になり、うつ状態になるのだという。

第6章「マルチタスクの甘い罠:テクノロジーが注意力を奪っていく」
「マルチタスク」というとビジネスとしても奨励されるよ風潮にあるのだが、それこそ「甘い罠」であるという。簡単に言えば複数のタスク重なりあうことによって「注意力散漫」となる訳である。

第7章「対面と画面越しのあいだ:アイデンティティの実験とコミュニケーション障害」
対面と画面越しのコミュニケーションは異なる。しかし後者のコミュニケーションが多くなると、自分自身が持つアイデンティティが失われ、コミュニケーション障害にまで陥ってしまう。

第8章「死の恐怖に取りつかれる:痛みへの過剰反応とサイバー心気症」
「心気症」とは「診察で罹患が否定されるほど症状がないが、自覚症状が強いもの」とされる。
決して「仮病」でもなく、病的な根拠がなくても、自覚症状によって病気なっていると錯覚してしまう。とりわけインターネットではそれが強く表れているのだという。その理由には医学サイトが多く、医療にまつわる情報が多く、かつ容易に手に入れられるため、その情報に右往左往してしまうことにある。

第9章「1グラムでも痩せたい:変わる身体イメージと摂食障害」
色々なメディアで「痩せる」ことを良しとする風潮が強い。しかしその「痩せる」ことを意識しすぎるあまり、「拒食症」などの「摂食障害」に陥ることもある。それはSNSも例外ではない。

第10章「妄想、幻覚、対人回避:テクノロジーが“統合失調症(スキゾ)”のようにふるまわせるのか?」
SNSは様々なことがかなう。たとえそれが疑似的であるとしても、である。
その「疑似的」なものが、現実と重ね合わせてしまい、妄想や幻覚に陥ってしまう。それが精神疾患の中で重度な病である「統合失調症」に陥ってしまう。

第11章「“見たがる”私たち:覗き見趣味とセクスティング」
SNSでは良かれ悪かれ、様々な情報が流れてくる。その情報が時として「覗き」となることもある。その覗きが人の好奇心をくすぐり、「覗き見」が趣味のようになってしまう。

第12章「すべてはあなたの心のなかに」
いくら大量の情報が流れてくるとは言っても自分の心までは流されない。いったんSNSから離れて、自ら外にでて自然や自分の心と向き合うことによって、テクノロジー中毒を予防したり、治したりすることができる。

テクノロジーの進化は薬になる側面も多いのだが、同時に「毒」になる側面を持っている。本書はその「毒」を紹介しているのだが、便利になった時の「怖さ」を私たちは同時に知ることがテクノロジーをうまく使いこなしながら、ありのままの「自分」を持ち、かついったん離れる力も持つことができる。そのような時代だからでこそ「いったん離れる」ことが重要ではないかと考える。

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