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お父さんから愛するキミに贈る本

お父さんから愛するキミに贈る本 お父さんから愛するキミに贈る本
白坂 慎太郎

文芸社  2012-10-01
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株式会社オトバンク 上田様より献本御礼。
もしも自分に子供ができたならあなたはどのような言葉を贈るのだろうか。自分であれば、自分の人生と挑戦することの尊さにまつわる言葉を贈るのかもしれない、というより咄嗟にそれを言えるほど自分自身もまとまっていないのが現状である。
ともあれ本書は父である著者が愛する息子に宛てたエッセイであるが、本当の意味で「ありのまま」を描いているだけに説得力ははかり知れないほど大きい。

第1章「自立への旅」
「いい人」になりすぎず、「自己中心」になりすぎず、「自分の流れ」に忠実になりながら幸せな生き方をすること、すなわち「自分の好きなことをやること」こそ心が穏やかになり、かつ自分自身の心も軽くなる。

第2章「最初の転機」
著者の小中学生の頃を綴っている。自分自身を過大にも過小にも評価せず、ありのままでひたむきに進み、冷たい視線を浴び、そこから見返そうとする思いが強まった。

第3章「貴重な無駄」
ビジネスの世界では「無駄」を極端に嫌う風潮がある。しかし人生において「無駄」は思いもよらぬものが手に入ることもある。著者も高校からそういった「無駄」を過ごすこともあったのだが、むしろそれもプラスに持っていった。

第4章「子供たち、そして本との出会い」
大学生活を経て学習塾の講師となった。そのなかで自分の「無知」を思いしらされるとともに、そこから本との出会いが生まれた。そして子供たちの出会いもあった。しかしその「出会い」には「光」と「影」が存在した。

第5章「追い詰められて」
学習塾での人間関係、さらに結婚や恋愛によって追い詰められるときもあった。「追い詰められる」時はその自分の中にある「限界」に挑戦することができると言うこと、そのことを知ってから「追い詰められる日々」を充実なものにした。

第6章「人生で最悪の日」
結婚し、順風満帆な人生を送れると思いきや、「離婚」という人生最大の危機が訪れた。仕事を優先しているあまり、家族を蔑ろにしてしまったことが原因だった。

第7章「すべては決断から」
「離婚」という最悪の日が訪れた後は仕事にも身が入らなくなってしまった。そしてある決断をした。「会社を辞めよう」と。

第8章「創業へ!」
やめた後、転職か独立かで悩んだ。しかし祖父の言葉により、会社を興す道を選んだ。
「もう迷わない」
「誰が何と言おうとも創業する」
という強い意志だけを持って。

第9章「学習塾のオーナーとして」
創業をする物は「学習塾」だった。その学習塾を「0」から「1」に作りだそうとしたとき、それを生み出す苦しみ、そして軌道に乗ることの尊さを覚えた。死にものぐるいで勉強し、行動を起こしていった。

第10章「さらなる自由を求めて」
創業した学習塾が軌道に乗り始め、安定し始めた頃、学習塾で先生をやっていた頃と違う感覚を持った。そして塾を手放すことにした。

第11章「目標を持つ」
著者が目標を持つこと、そしてそれを行動することによって様々な夢を叶えた。それを子どもに向けて「目標」を作ることの重要性と危険性を教えている。

第12章「別れと出会い」
「出会い」もあれば当然「別れ」もある。
最愛の親を亡くし、悲しみに打ちひしがれた中、新たな出会いが起こり、著者は成長をしていく。

第13章「より高い次元への挑戦」
話は塾講師の時代にさかのぼるが、塾講師を行っていた傍ら、ある「資格」を得るために勉強を始めた。講師を行い、そして予備校で資格の勉強を行う日々。その中でも資格勉強とはまた違った「学び」が得られた。

第14章「そして自立の時」
しかしその「資格」は落ちた。試験が終わった虚脱感ととれなかった「空虚」の感情が芽生えた。しかしその感情の中でみたセミナーDVDで衝撃を受け、今持っている「使命」を持つようになった。

本書はこれからの未来を担う子どもの為に、著者の「ありのまま」を伝えている。その「ありのまま」はまさに「父親の背中」と同じように、それが子どもにとっての「鏡」となる。本書は自分を映し出す「鏡」を見ているようである。

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