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2012年11月

僕たちの前途

僕たちの前途 僕たちの前途
古市 憲寿

講談社  2012-11-22
売り上げランキング : 814

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「前途」という言葉の意味は簡単に言うと「行き先」や「道のり」を表す。私たち若者世代の「前途」はこれからくるであろう「未来」を表している。日本の労働の在り方として「若手起業家」のこれまでとこれからを描きながら、日本のこれからと若者たちを写し出している。

第一章「僕たちのゼント」
「起業」というとベンチャーを興し、一儲けするようなイメージを持ってしまう。たとえば「ホリエモン」もその一例と言える。
しかし昨今の「起業」はその理由だけではないようだ。
「家族以上の家族」を求めるために少数精鋭だけで行う「起業」もまたそのスタイルの一つである。

第二章「東京ガールズコレクションの正体」
「TGC」と呼ばれる一大イベントである「東京ガールズコレクション」。その空間はあたかも「魔法」にかかったようなものとなる。決してあの「夢と魔法の国」とまではいかなくとも、女子たちのオーラ、そしてキレイになりたいという「パワースポット」として存在している。そのプロデューサーや裏方は女子たちにどのような「魔法」を提供するのかを追っている。

第三章「俳優はなぜ映画を撮ったのか」
俳優・小橋賢児
彼はデビューから人気俳優としてもてはやされた。しかしある事情から芸能界を離れ、「過去の人」となった。そして今年9月に公開された、「DON'T STOP!」の映画監督となった。
なぜ彼は「演じる」から「撮る」へシフトしていったのか。本章では彼の取材を通じて、その心境と経緯を表している。

第四章「つながる起業家たち」
起業家は「孤独」という印象を持たれてしまうが、これは間違いである。むしろSNSが隆盛している現在であればなおさらである。その起業家はつながりを求めるもの、お金儲けだけに勤しむものもいれば、第一章で書いたような自然につながる起業家もいる。

第五章「起業家って言うな!」
そもそも「起業家」という言葉はいつ、どこから生まれたのか。その定義自体も錯綜してきた。「起業家」という言葉が誕生したのは1983年、経済学者のジョセフ・シュンペーターが始まりである。そこからドラッガーも同じように引用してから定着していったのだという。
その「起業家」という言葉は「ベンチャー」という言葉とともに2000年代始めに台頭としてきた。やがてそれが廃れてきて、「起業家」という言葉に嫌気が指してきた。そしてそこからでてきた言葉が昨今乱舞している「フリーランス」や「フリーエージェント」といったものである。

第六章「日本人はこうやって働いてきた」
「フリーランス」や「フリーエージェント」という言葉は響きがよいのだが、とどのつまり「自営業」に他ならない。ましてや就職事情もいきなり起業をするのではなく、むしろ公務員や大企業への就職といった潮流も変わっていない。戦後間もない頃から続いていた就職事情は多少の変化はあれど大きく変わったわけではない。

第七章「あきらめきれない若者たち」
すでに「一億総中流」という時代が崩壊し、「不安定」「貧困」という言葉が叫ばれ始めた時代。いわば「絶望」という言葉さえ囁かれはじめているのだが、その時代の中でも私たち若者は働き方の構図を変えながらも働き続ける。しかしそこにも「絶望」はつきものである、というより「つきまとっている」という言葉が正しいか。それでも諦めないわたしたち。そのイタチごっこは今日も続いている。

第八章「僕たちの前途」
今の時代は「起業しろ」とも言えず「起業するな」とも言えない。誰しも起業をする夢を持ち、それを実行する。夢が叶う者もいれば、夢敗れる人もいる(後者が圧倒的多数であるが)。社会そのものが閉塞感を漂わせ、もはや八方ふさがりと呼ばれる時代となった。それでも私たちは「希望」を持ちながら、未来への前途を辿る。そこには何が起こるかわからない。「わからない」未来を見つけにいくからでこそ「希望」があるのかもしれない。

いつだって「未来」は何が起こるのかわからない。その「わからない」前途をどのように旅をするかは自分と自分の心のみぞ知る。そう、わたしたちの「前途」はわたしたちのためにあり、そこには終わりがないのだ。

毎日○×チェックするだけ! なぜかお金が貯まる手帳術

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野呂 エイシロウ

集英社  2012-11-26
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お金は使いようによっては、偉大なツールになる一方で、人心を蝕む魔物にもなる。
その使い方をコントロールをして、お金を貯め、幸福な未来をするためにかつてお金で地獄を見た著者がお金をコントロールをし、お金を貯める方法を伝授している。

第1章「借金まみれだった僕が人生をリセットできた理由」
著者は大学生の頃からマーケティングに携わり、卒業後放送作家へ、華々しい人生であった一方でお金のコントロールをせず、気がつけば貧乏になってしまい、しまいには借金地獄となってしまった。その借金地獄を解消すべく、自らのお金をすべて確認して、お金の管理を徹底し、借金をわずか3ヶ月で返済した。

第2章「「なぜかお金が貯まる人」の一日」
借金返済後、自らのお金を常に確認し、コントロールをして行く日々を始めた。自分自身の財布を棚卸しする。そして自分自身が持っていくお金を設定し、そこからの消費を見えるようにすることでお金を貯めることができるのだという。
著者がFacebookなどでよく語っている「3万9千円」についても本章で紹介されている。

第3章「なぜかお金が貯まる手帳術」
お金が貯まるツールとして最も重用しているのが「手帳」である。その手帳と領収証、さらに「○」「×」印の評価でどれが有用な使い方か、無用な使い方かを省みることができる。その「○」「×」の使い方も長期・短期双方の視点で使うことができ、それが著者が何度も主張する「お金の片づけ」をする事ができる。

第4章「お金をハッピーに使いながら貯める方法」
その「お金の片づけ」をしながら、もっと人生をハッピーにするための「お金の使い方」について「自己投資」や「電子マネー」「飲み会」「ランチ」「ポイントカード」「クレジットカード」それぞれの使い方についてを伝授している。

第5章「お金が貯まる人の習慣、貯まらない人の習慣」
お金の貯まる人、逆に貯まらない人の習慣について「自由時間」「スーツ」「ランチ」「読書」など場合分けして紹介している。自分自身がどのようなことを行っているのか、そしてそれがお金を貯める習慣なのか、逆に無駄遣いする習慣かを見ることができる。

第6章「お金の片づけ方・上級編」
お金の片づけ方の上級編としてお金の管理のみならず、節約、さらに意識付けなどの奥義を伝授している。

自分自身もそうであるが、お金は注意しないとふとしたことで失ってしまう。それはビジネスや人生における「チャンス」と同じようなものである。それをどれだけコントロールし、そして有効に使うことができることによってお金は自分自身の可能性や成長を何倍、何十倍に変えることができる。

住宅営業という修羅場で26年 7000軒売った男が教える勝ち残る営業の36の掟

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斉藤孝安 発行:ケイ・ソフトプラン

サンクチュアリ出版  2012-06-15
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(株)オトバンク 上田様より献本御礼。
私自身、職業柄であるが「営業」という職業がどのようであるかは知らない。しかしいざ「営業」となるとどのようなものかを知りたくなる。
本書は営業の中で最も過酷な「営業」の一つ
と言える「住宅」の営業を紹介しているが、26年で7000件もの住宅を売り、「城東の虎」と言われた伝説の営業マンが営業、ひいては仕事について「アツく」伝授している。

第1章「君はなぜ契約できないのか」
住宅のみならず、営業はお客様の意見や相談を受けつつも、そこから契約へと結びつかなければならない。「契約」はゴールでもあり、スタートでもある「営業」は契約するまで、そしてしてからのプロセスが大切であるという。

第2章「君はなぜお客様にもう一度会えないのか」
営業は「訪問」はつきものであるのだが、最近ではネットが台頭していることにより、「訪問をしない」営業スタイルも出てきている。しかし人との対話によりニーズ、さらにお客様にとっても満足感を得るために「訪問」を見直し、質を高めることが重要である。

第3章「君はなぜチャンスを生み出せないのか」
街を歩くと営業のみならず、ビジネス全般でいろいろなヒントやチャンスを見つけることができる。そのヒントやチャンスをいかにしてニーズとしてとらえ、生みだし、生かすことができるのか、契約のためのプロセスとしても重要な要素として挙げられる。

第4章「本当のゴールを勘違いしていないか」
第1章で「契約は「ゴール」」と言ったのだが、本当の意味での「ゴール」は存在しない。契約の先こそ失敗すると、その後の営業にも悪影響を及ぼす、むしろ契約を受け取った後こそ本当の「営業」が始まる。お礼やクレーム対応から逃げず、お客様に向けて誠意と感謝を常に表すことが大切である。

第5章「君はなぜニーズを引き出せないのか」
とはいえ「契約」を生み出すことが第一歩である。その「契約」に結びつけるため、お客様よりニーズを引き出す「商談」がある。お客様との会話のなかでどのようなコミュニケーションをとるべきか、本章にて伝授している。

第6章「なぜ商談が行き詰まるのか」
商談を重ねて行くと「行き詰まる」時がある。その「行き詰まる」原因はどこにあるのか、同じパターンの言葉を繰り返すこともあれば、無闇に時間を切り上げる、回数を重ねることが原因にある。即契約に結びつけるための商談をすることが大切である。

第7章「君はなぜお客様に納得してもらえないのか」
お客様に納得してもらえるための必須事項として「分かりやすい」説明が求められる。しかし分かりやすい説明だけではお客様は納得してもらえない。要望を聞くばかりでなく、現実を説明しつつ、自分たちの土俵に引き込ませることも大切である。

第8章「君はなぜ成長を止めてしまうのか」
小さな成功ばかりにとらわれすぎてはいけない。それは営業のみならずビジネス、人生全般に対して言えることである。その成功から学びではなく、むしろ小さな失敗から得られる糧を見つけ、そこからまた大きな成功に向けて日々鍛錬する必要がある。成功は単なる「一過程」に過ぎないのだから。

第9章「君はなぜ仕事を楽しまないのか」
仕事を「楽しく」するためには、大きな目標に向けて「耐え忍ぶ」ことと、絶え間ない努力をする事が大切である。小手先のテクニックを成長するだけでは、仕事そのものを楽しくすることはできないし、生活をする、あるいはぬるま湯のような感覚では「楽しく」仕事をすることはできない。

努力にしても、成長にしても、営業にしても、その業界、経済、そして国に対する「情熱」こそ大きな原動力となる。大言壮語であるのだが、その気になることができれば、営業もさることながら様々な困難も越えることができる。本書は「営業」のみならず、ビジネスに対する「情熱」を植え付ける、いわば「強壮剤」の一冊と言える。

1度きりの人生だから絶対に後悔したくない! だけど、まわりの目が怖くて、なかなか動けない。そんな20代の君が1歩を踏み出す50のコトバ

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吉岡秀人

すばる舎  2012-11-21
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すばる舎 上江洲様より献本御礼。
「言葉は偉大である、と同時に剃刀の如く鋭利な刃物である」
言葉一つ使い方によっては励みになる、人の心をよい方向へ動かす、立ち直らせることもできれば、逆に傷つけてしまうことさえある。前者の多くは「名言や格言」として扱われており、今日でも愛されている。
本書は名言集ではないのだが、各「STEP」に紹介されている「言葉」から何を学び、実行していくのかを描くことのできる、いわば「自分自身の人生のバイブル」の下地と言える一冊である。

CHAPTER1「STEP01→STEP10」
人生には「後悔」もあれば、自分自身が選ぶべき「ベクトル」「感性」もある。しかし「現実」「時代」はそうは許してくれない。それが「壁」となって返り、それにぶつかることによって自分も、ひいては世界を変えることができる。

CHAPTER2「STEP11→STEP20」
あらゆることに「挑戦」するために「行動」をする事が大切である。その行動のために「準備」をし、「アクセル」を踏み込んで加速することによって、自分自身の「答え」を見いだす。その行動の中には「失敗」が憑き物であるが、「当事者意識」を持つことによってその「失敗」が糧となり前に進み、やがてそれが「成功体験」へとつなげることができる。

CHAPTER3「STEP21→STEP30」
その「成功」の余韻は「一瞬」のものである。その成功を重ねるために「一分」の意識をもちつつ、目の前にある「環境」の中で「チャンス」を掴み、トライ&エラーの「量」を積み上げる。そしてそれが「質」へと転化し、やがてそれが「型」へと醸成される。

CHAPTER4「STEP31→STEP40」
チャレンジをするにも「年齢」はいらないが、「旬」は存在する。そのチャレンジをするに当たり「自責」という名の「責任」を背負うことになる。それに苛まれながら「セルフイメージ」を作り、「使命」を持ち、「進化」をしていく。そして「時間」という「制約」を意識しながら。

CHAPTER5「STEP41→STEP50」
人は誰しも「死」ぬ。その死ぬまでの間、自分自身が「主人公」という「負荷」を背負い、「意志」を持って人との出会いと「別れ」を体験し、「旅立つ」ことで「アウトプット」へとつなげ「人生の質」「美」を向上させて行く。時には「撤退」をすることもあるけれど、諦めずに前へと進む。そう、自分の人生に対して後悔しないように・・・。

本書を各ステップのテーマをもって紹介した。
自分も含めた20代はいわば「閉塞」と呼ばれる時代のまっただ中に立たされている。しかしその「閉塞」を「閉塞」のままで終わらせるか、あるいはそれを「切り拓く」のか、それは自分自身に委ねられている。その委ねられている自分自身を見つめ直すバイブルとして本書が在るのではないだろうか。

2012年 F1ブラジルGP 雨とクラッシュの大波乱の中ヴェッテルがドライバーズタイトル3連覇達成!!

結果は以下の通り。(「F1通信」より)

Round20_final

ブラジルGPで雨が降ったのは2008年以来4年ぶりのことでした。そのGPは大雨のなか、ハミルトンとマッサとのタイトル争いで、ファイナルラップの最終コーナーまでチャンピオンがわからない状態でした。それだけ手に汗握るようなレースであり、その後の虚脱感は今でも昨日のように覚えています。

前振りが長くなってしまいましたが、今回のレースもそれに近い感覚でした。チャンピオンを獲得したヴェッテルでさえセナやペレスの接触によりスタートからいきなり最後尾に沈むもあきらめず、最終的に5位入賞でした。

アロンソも諦めず優勝を狙っていったのですが、波乱のレースに強いバトンをオーバーテイクすることができず、2位表彰台。3ポイント差まで追いついたのですが、ヴェッテルを逆転することができず。

ヴェッテルはファン・マヌエル・ファンジオ、ミハエル・シューマッハ以来3人目、さらに史上最年少となるドライバーズタイトル3連覇を達成しました。さらに言うと初タイトルからの3連覇は史上初の快挙でした。

可夢偉はザウバーでのラストレースとなりましたが、9位入賞のみならず、ヴェッテルやアロンソとのバトルは中々見応えがあったと思います。来季のシートはまだ見つかっていませんが、必ずF1のシートに残ることを祈るばかりです。

混戦状態が続き、本当の意味で「長かった」2012年シーズンも終わりを迎えました。今年から地上波の放送がなくなってしまったのですが、それが悔いを残させてしまうほど見応えのあったシーズンだったと言えます。

2013年シーズンも3ヵ月後と迫ってきているのですが、それまではストーブリーグが続くと思います。それに関連するニュースについては気が向いたら掲載しようと考えております。また、今シーズンのプレイバックは年末に行います。

2012年 F1ブラジルGP マクラーレンがフロントロー独占!! そして優勝予想

結果は以下の通り。(「F1通信」より)

Round20_qualifying

ヴェッテル・アロンソのチャンピオン争いの中でマクラーレン勢が勢いを見せ、見事フロントロー独占を果たしました、チャンピオン争いトップのヴェッテルはチャンピオン確定圏内の4番手、アロンソは8番手と出遅れましたが、マルドナドの10グリッド降格により、決勝では7番手からのスタートとなります。

さて、優勝予想と行きましょう。

本命:ハミルトン

対抗:ウェーバー

要注意:アロンソ、ヴェッテル

泣いても笑ってもこれがシーズン最後のレースであり、チャンピオンが決まるレースです。優勝よりもヴェッテルとアロンソとの位置関係が中心になるレースになると思います。

2012年 F1ブラジルGP フリー走行1・2回目結果 そしてPP予想

いよいよ2012年のF1サーカスも最後。最後の舞台はチャンピオンが決まる舞台になることの多い、ブラジル・インテルラゴスサーキットです。表彰式のシャンパンファイトでは唯一紙吹雪が舞うことでも知られており、チャンピオン誕生、さらにシーズン最後を締めくくるに相応しいとも言えます。

ヴェッテルリードで迎えているチャンピオン争いもいよいよ最後の戦いとなります。果たして、どのようなドラマが待っているのでしょうか…。

さて、フリー走行1・2回目の結果を見てみましょう。(「F1通信」より)

1回目

Round20_free1

2回目

Round20_free2

1・2回目ともハミルトン、ヴェッテル、ウェーバーの順となりました。アロンソも5番手と不利な立場にいることを考えると4位以内でチャンピオンになるヴェッテルが断然有利と言えます。

さて、PP予想と行きましょう。

本命:ハミルトン

対抗:ヴェッテル

要注意:ウェーバー、アロンソ

チャンピオン争いにむけて決勝のポジション争いが最も重要な予選となるため、決勝同様目が離せません。

航空幻想

航空幻想 航空幻想
中条潮

中央経済社  2012-09-01
売り上げランキング : 191839

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航空業界は昨今、揺れに揺れているといっても過言ではない。一昨年の1月に起こった「日本航空」の民事再生法適用、昨年からでてきた「LCC(Low Cost Carriers)」の参入などがあり、近年航空業界は競争が激化の一途を辿っている。
本書は近年激化している航空業界と日本における「規制」の現状について考察を行っている。

第1章「LCCは「格安航空会社」か?」
「LCC」というと連想するのは「格安」である。アジアにスポットを当てると「エア・アジア」や「ジェットスター・アジア」などが挙げられる。お手頃な航空運賃で海外に行くことができる。反面サービスは限定的、もしくは有料で行われる。既存大手のようなフルサービスが受けられない、もし受けたとしても既存大手と同じくらいの金額になる側面を持っている。

第2章「「LCC元年」の幻想―なぜ育たない日本のLCC」
LCCが育たない要因として、国内のLCCの代表閣として「スカイマーク」が取り上げられている。私も大学の頃スカイマークを利用したことがあるが、低価格であるが、サービスもそれなりであったことは今でも覚えている(「それなり」がどれほどであったかは体験するとよくわかるのでここでは割愛する)。
そのLCCは日本でも様々な航空会社が参入されているが、それでも日本はごくわずかである。その要因は法的な「規制」というよりも新規参入を嫌う航空業界、ひいては日本そのものの社会構造も挙げられる。

第3章「幻想から目覚めたか日本航空―破綻から再上場までの道」
日本航空の破綻からわずか2年で復活し、再上場間でのプロセスについての考察を取り上げている。日本航空の破綻は、TVや新聞などのメディアでは大いに取り上げられた。1997年に起こった拓銀や山一証券の倒産と同じような取り上げられ方をしているのでは、と疑いさえもした。

第4章「進展したか日本の規制緩和」
日本における「規制」は、簡単に言えば「航空法」と呼ばれる法律によって、需給調整が行われていた。その規制は2000年に法改正を行い、運賃の改定や参入が自由化された。しかしその規制緩和とは裏腹に残っている「規制」が仇となり格安航空が進まない現状が残っている。

第5章「空港整備・運営に関する幻想と誤解」
日本は島国であるが、100もの空港があり、一昨年にはその多くが赤字となったのだという。それについてマスコミはつるし上げて批判の大合唱を行ったが、その多くは国や地方が管理している空港ばかりであり、さらにその多くは整備仕切れていないのだという。

第6章「空港民営化が日本の空を変える」
第5章で取り上げた現状を打破するための糸口として、著者は「空港の民営化」を提唱している。民営化する事によるメリット、そして国や地方の管理によって横たわっていた課題を解消する、というメリットを本章にて主張している。

第7章「「ハブ空港」と羽田国際化の幻想」
「羽田空港」のハブ化が始まったのは2009年、それによって羽田空港の国際線ターミナルができあがったのが2010年頃である。もともと「羽田空港」の正式名称は「東京国際空港」であることを考えると当然と言えるのかもしれない。

第8章「発着枠の配分の合理化」
発着枠やピーク料金など混雑時にでてくるような問題についての考察と解決法について取り上げられている。

第9章「「公共性」の幻想」
そもそも空港は地方や国が管理しているのだから「公共性」が必要ではないか、という意見もあるが、「航空市場」と呼ばれているだけあって「公共性」という言葉を使うのは市場そのものが成り立っていないのでは、と著者は本章にて指摘している。

航空業界は変化をしている。しかし日本人故か「変化」そのものを嫌い、規制そのものの緩和も嫌う傾向にある。しかし航空業界の規制緩和と変化は、諸外国で行われている。それを日本が行えるのか、それが日本の航空そのものの未来がかかっていると言える。

感情労働と法

感情労働と法 感情労働と法
水谷 英夫

信山社  2012-09-07
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「感情労働」という言葉はあまり聞き慣れないが、笑顔を売るようなサービス業の方々のことを指すとなると確かにその通りかもしれない。日本の職業で言うと看護師やCA、介護士など人との接客に関わる方々の労働のことを指している。その感情労働についても様々な「法」とそれらの「解釈」がまとわりついてくる。本書はその「感情労働」について、とそれを守る、あるいは規制する「法律」との関係について考察を行っている。

第1章「「感情労働」とは何か?」
「感情労働」についての定義はいったい何なのか。本書には、

「喜怒哀楽等の自らの感情をコントロールして、表に出すことなく物事を冷静に処理したり、相手の気持ちに配慮した対応をする労働」(p.4より一部改変)

としている。いわゆる「ホワイトカラー」と言われるサービス業が中心であり、かつ「営業スマイル」など、感情面のサービスを求められる労働のことを指している。
しかし自分の本来持っている感情を封じ、長時間顧客に配慮した感情、いわゆる「仮面」をかぶり続けた状態になると、感情面の歪みが起こり、それにより精神的な病に陥ることもある。さらに言うと、近年では「モンスター・ペアレント」や「モンスター・ペイシェント」、さらにはアカハラやパワハラなどの「ハラスメント」も横行しており、感情労働そのものがその被害の温床として横たわっている。

第2章「感情労働の諸相~いくつかのケース~」
感情労働は感情面のコントロールする、さらにそれが長時間続くことによってストレスといった心的負担も大きくなる。本章では「介護士」「保育士」「看護師」を取り上げている。

第3章「感情労働の法的分析」
ここでようやく「法」との関係についての考察である。ここでの「法」は簡単に言うと「民法」や「労働基準法」が中心となる。労働時間や報酬に関する細かいことは「労働基準法」など労働に徳化した法律であるが、労働や報酬など大まかなことに関しては「民法」に明記している。双方の法律と「感情労働」にまつわる統計、主に残業ややりがいといった労働問題でよく取り上げられる統計が紹介されている。

「感情労働」は用語としては聞き慣れないものの、意味を見ていくと、私たちの周りにごくあふれている接客を中心とした労働のことを指している。その方々の労働問題は深刻化しているのは本書のみならず、経済誌やオピニオン誌でも頻繁に取り上げられている。それ故か、タイトルに斬新さはあったものの、労働問題の傾向と考察という印象が強かった。ともあれ、近年の労働環境の中で横たわっている問題の多くは「感情労働」にあることを発見できる一冊と言える。

入社1年目から使える「評価される」技術

入社1年目から使える「評価される」技術 入社1年目から使える「評価される」技術
横山 信治

かんき出版  2012-11-21
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著者の横山様より献本御礼。
会社勤めの方は「周りに評価される」と思うことはあるのだろうか。私の場合は職業柄、客先に常駐することが多いため、上司がどのように評価されているのかあまりよくわからない。そのような場合でも色々な伝で評価されることがあると言うことは話に聞いたことがあるが。
私事はさておき、評価されるような人物になるためにはどうしたら良いのか、簡単に言えば「人に好かれる」ことそのものであるという。ではその「人に好かれる」ためにどうしたら良いのか、と言うのが本書である。本書はそのような人になるための原則・考え方・習慣・行動について伝授している。

1章「評価される人になるための大原則」
「評価される人」になるためにはどうしたらよいのか、という方法を伝授する前の心構えとして「評価される人」とはどのような人なのかを紹介している。ひとを評価するのは、「上司」であり「人」である。それが大きな前提であり、かつ分け隔てなく人と接することができることにあるのだという。

2章「評価される人になるための上司とのコミュニケーション」
1章の内容を前提に、「評価される人」になるためには相手を立てる、認めるなど上司とのコミュニケーションの方法について取り上げられている。

3章「評価される人になるための習慣」
「評価される」人として「謙虚な人」「人を好きになれる人」を取り上げつつ、そうなるための「習慣」について紹介している。

4章「評価される人になるための考え方」
次は「考え方」である。言葉遣い、対人関係、さらにはコントロールについて紹介している。

5章「評価される人になるための行動」
最後は「行動」である。考え方に通じるものがあるのだが、他人を批判せず、応援する。無駄な詮索をせず冷静に分析することにあるのだという。

「評価される」人はどのような考えを持ち、習慣を持ち、そして行動を起こすのかがよくわかる。評価されようとしても「評価されない」というマイナスの感情を持っている人にとってはもってこいの一冊である。

中古カメラの転売で月68万円稼ぐ! 岩佐式・ハイパービジネス超入門

中古カメラの転売で月68万円稼ぐ! 岩佐式・ハイパービジネス超入門 中古カメラの転売で月68万円稼ぐ! 岩佐式・ハイパービジネス超入門
岩佐忠幸

興陽館  2012-10-29
売り上げランキング : 4074

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興陽館 様より献本御礼。
世の中には様々な商売がある。
その中でも「中古カメラ」の転売によって月68万円を稼ぐ人がいることには驚いた。本書は「中古カメラ」の売り方・稼ぎ方、さらに信用を高めるコツや手にした利益の再投資についてのコツを伝授している。

第1章「「3万円3日の法則」で稼ぐ力を身につける」
まずは稼ぐ力を身につけるための法則についてである。本書に限らず言えることであるが、本書の効果を得るためにはまず理論を学び、そして「行動」という名の実践をする事が大事である。ちなみに本章で取り上げられる儲け方は「ハイパービジネス」と定義している。

第2章「貧乏から脱出できた12の理由」
著者が「中古カメラ」にスポットを当てた理由、そしてその中古カメラの転売のメリット、さらには様々な職業でも有用できるコツを紹介している。

第3章「商品売買の下準備」
ここから実践編である。
まずは商品売買をするための下準備として、転売のイロハ、仕入れや取引についての基本を紹介している。

第4章「誰もが欲しがる商品の仕入れる方法」
次は仕入れ方法を紹介しているが、それ以上に「商品知識」にスポットを当てている。いざ「カメラ販売」を始めようとしても商品知識がなければ何者にもならない。
そのためカメラにまつわることが事細かに紹介されており、カメラ転売をしたい人にとって、あるいはカメラについて知りたい人にとってお勧めの章と言える。

第5章「高値で売れる出品テクニック」
本章と次章が本書の肝と言えるが、ここでは「売り方」「出品方法」のテクニックを取り上げている。転売をするための商品表示やタイトル、さらには紹介文など細かいテクニックが散りばめられている。

第6章「信用を高める落札後のコツ」
高値で売れるようになったら、今度はリピーターを増やす、もしくは口コミを広げられるよう「信用」を築く必要がある。落札が終わってから、商品配送、さらにはクレーム対応まで「落札できてよかった」とコメントされるような方法を紹介している。キーワードは「誠意」と「迅速」である。

第7章「手にした利益は再投資」
お金をもうけることができたら、さらに商品を仕入れるだけではなく、税金や自己成長の為の「再投資」をすることによってさらにビジネスを加速させることができる。

本書はカメラ転売にスポットを当てた一冊であるが、カメラ転売に限らず、様々な転売にも通用する考え方が本書には詰まっている。転売を考えている人にも、カメラに詳しくなりたい人、そしてカメラ転売を始めようとする人にはお勧めの一冊と言える。

2012年 F1アメリカGP ハミルトンが逆転優勝!! タイトル争いは最終戦に持ち越し!

結果は以下の通り。(「F1通信」より)

Round19_final

スタートダッシュから後半まではヴェッテルがトップを守り続けていましたが、それに負けじとハミルトンはプレッシャーをかけ続け42周目でオーバーテイク。ピットでの順位変動はよくありますが、コース上でオーバーテイクしての逆転は中々珍しい、かつF1の醍醐味を見せたレースだったように思えます。2位に終わったヴェッテルも速さのプライドを見せており、今回のファステストラップをマークしました。

アロンソも8番手スタートでしたが、スタートダッシュで4番手、そして最終的には3位表彰台につけ、タイトルに向けての執念を見せ、今回でドライバーズチャンピオンは決まることなく、最終戦のブラジルGPまで持ち越されることになりました。

ちなみにヴェッテル・ウェーバーの所属するレッドブルは今回のレースでコンストラクターズ3連覇を達成しました。

可夢偉は終始ペースが上がらず14位フィニッシュでした。

次戦は最終戦、1週間後、ブラジル・インテルラゴス!!

2012年 F1アメリカGP タイトル3連覇に王手!!? ヴェッテルが盤石のPP獲得!! そして優勝予想

結果は以下の通り。(「F1通信」より)

Round19_qualifying

ヴェッテルがハミルトンをコンマ1秒押さえてPPを獲得しました。チャンピオン争いの相手であるアロンソはタイムが思うように伸びず9番手となりました。(4番手のグロージャンがギアボックス交換により5グリッドペナルティがあるため、決勝は8番手スタート)

ちょっとここで、チャンピオン争いに向けておさらいをして行こうと思います。

ヴェッテルがここでチャンピオンが決まる条件は

① ヴェッテルが優勝、かつアロンソが5位以下
② ヴェッテルが2位、かつアロンソが9位以下

となります。つまり現状のままの順位で決勝が終わりますと、ヴェッテルのタイトル3連覇が決まるという形となります。

その条件の中、アロンソがどこまで順位を伸ばし、最終戦に持ち越すことができるのか、あるいはヴェッテルのチャンピオンが決まってしまうのかが大きく関わっていくレースとなりそうです。

さて、優勝予想と行きましょう。

本命:ヴェッテル

対抗:ハミルトン

要注意:アロンソ、ウェーバー

今回のレースは優勝よりもむしろ、アロンソとヴェッテルの位置関係がどうなるか、それによって最終戦が消化試合となるか、あるいはチャンピオン争いが最終戦に持ち越されるのかの大きなカギとなるレースとなるでしょう。

2012年 F1アメリカGP フリー走行1・2回目結果 そしてPP予想

いよいよクライマックスを迎える2012年シーズン、ラスト2戦は南北アメリカ大陸で行われます。ワールドチャンピオン争いはヴェッテルが若干リードしている中、アロンソはどこまで巻き返すのか、そしてこの初開催であるオースティンではどのようなドラマが待っているのか注目です。

さて、フリー走行1・2回目の結果を見てみましょう。(「F1通信」より)

1回目

Round19_free1

2回目

Round19_free2

もう見るからにヴェッテルが圧倒的な速さを見せつけているとしか言いようがありません。とりわけ1回目では2番手から1秒以上差をつけています。しかし初開催なので予選ではどうなるかわかりませんが、少なくともヴェッテルにとって相性の良いサーキットと言えるかもしれません。そうなってくるとヴェッテルのタイトルもほぼ確定的になりそうな気がしてなりません。

さて、PP予想と行きましょう。

本命:ヴェッテル

対抗:アロンソ

要注意:ハミルトン、ウェーバー

フリー走行の結果からして、そうなってしまうことが容易に想像がつきそうです。後は可夢偉がどこまで活躍するか…と言った所です。

お父さんから愛するキミに贈る本

お父さんから愛するキミに贈る本 お父さんから愛するキミに贈る本
白坂 慎太郎

文芸社  2012-10-01
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株式会社オトバンク 上田様より献本御礼。
もしも自分に子供ができたならあなたはどのような言葉を贈るのだろうか。自分であれば、自分の人生と挑戦することの尊さにまつわる言葉を贈るのかもしれない、というより咄嗟にそれを言えるほど自分自身もまとまっていないのが現状である。
ともあれ本書は父である著者が愛する息子に宛てたエッセイであるが、本当の意味で「ありのまま」を描いているだけに説得力ははかり知れないほど大きい。

第1章「自立への旅」
「いい人」になりすぎず、「自己中心」になりすぎず、「自分の流れ」に忠実になりながら幸せな生き方をすること、すなわち「自分の好きなことをやること」こそ心が穏やかになり、かつ自分自身の心も軽くなる。

第2章「最初の転機」
著者の小中学生の頃を綴っている。自分自身を過大にも過小にも評価せず、ありのままでひたむきに進み、冷たい視線を浴び、そこから見返そうとする思いが強まった。

第3章「貴重な無駄」
ビジネスの世界では「無駄」を極端に嫌う風潮がある。しかし人生において「無駄」は思いもよらぬものが手に入ることもある。著者も高校からそういった「無駄」を過ごすこともあったのだが、むしろそれもプラスに持っていった。

第4章「子供たち、そして本との出会い」
大学生活を経て学習塾の講師となった。そのなかで自分の「無知」を思いしらされるとともに、そこから本との出会いが生まれた。そして子供たちの出会いもあった。しかしその「出会い」には「光」と「影」が存在した。

第5章「追い詰められて」
学習塾での人間関係、さらに結婚や恋愛によって追い詰められるときもあった。「追い詰められる」時はその自分の中にある「限界」に挑戦することができると言うこと、そのことを知ってから「追い詰められる日々」を充実なものにした。

第6章「人生で最悪の日」
結婚し、順風満帆な人生を送れると思いきや、「離婚」という人生最大の危機が訪れた。仕事を優先しているあまり、家族を蔑ろにしてしまったことが原因だった。

第7章「すべては決断から」
「離婚」という最悪の日が訪れた後は仕事にも身が入らなくなってしまった。そしてある決断をした。「会社を辞めよう」と。

第8章「創業へ!」
やめた後、転職か独立かで悩んだ。しかし祖父の言葉により、会社を興す道を選んだ。
「もう迷わない」
「誰が何と言おうとも創業する」
という強い意志だけを持って。

第9章「学習塾のオーナーとして」
創業をする物は「学習塾」だった。その学習塾を「0」から「1」に作りだそうとしたとき、それを生み出す苦しみ、そして軌道に乗ることの尊さを覚えた。死にものぐるいで勉強し、行動を起こしていった。

第10章「さらなる自由を求めて」
創業した学習塾が軌道に乗り始め、安定し始めた頃、学習塾で先生をやっていた頃と違う感覚を持った。そして塾を手放すことにした。

第11章「目標を持つ」
著者が目標を持つこと、そしてそれを行動することによって様々な夢を叶えた。それを子どもに向けて「目標」を作ることの重要性と危険性を教えている。

第12章「別れと出会い」
「出会い」もあれば当然「別れ」もある。
最愛の親を亡くし、悲しみに打ちひしがれた中、新たな出会いが起こり、著者は成長をしていく。

第13章「より高い次元への挑戦」
話は塾講師の時代にさかのぼるが、塾講師を行っていた傍ら、ある「資格」を得るために勉強を始めた。講師を行い、そして予備校で資格の勉強を行う日々。その中でも資格勉強とはまた違った「学び」が得られた。

第14章「そして自立の時」
しかしその「資格」は落ちた。試験が終わった虚脱感ととれなかった「空虚」の感情が芽生えた。しかしその感情の中でみたセミナーDVDで衝撃を受け、今持っている「使命」を持つようになった。

本書はこれからの未来を担う子どもの為に、著者の「ありのまま」を伝えている。その「ありのまま」はまさに「父親の背中」と同じように、それが子どもにとっての「鏡」となる。本書は自分を映し出す「鏡」を見ているようである。

「月曜日がゆううつ」になったら読む本 ―仕事で疲れたこころを元気にするリセットプラン39

「月曜日がゆううつ」になったら読む本 ―仕事で疲れたこころを元気にするリセットプラン39 「月曜日がゆううつ」になったら読む本 ―仕事で疲れたこころを元気にするリセットプラン39
西多 昌規

大和書房  2012-04-21
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よく「サザエさん現象」と言われるような精神現象が起こるといわれている。「サザエさん」のエンディングを見て、もう「月曜日か」と言うような「ゆううつ」感覚に陥ることを総称して表している。
その「ゆううつ」からリセットするためにどうしたら良いのか。本書ではそのリセットプランを39個取り上げている。

1章「とりとめのない不安から自由になるための10の習慣」
月曜日がやってくる「不安」はやってくる。とりわけ現在では「成果」によって評価される様な時代となり、隣人であろうともギスギスした職場になりつつある。ましてや職場の活気も失ってしまい、やがて「漠然とした不安」が起こってしまう。
そこから自由になるために、散歩をする、「ありがとう」を口にするなどの方法を紹介している。

2章「仕事で疲れた気持ちをギアチェンジする6つのプラン」
「仕事に疲れる」と一重に言っても、「良い意味」と「悪い意味」がある。前者は忙しくても自分のやりたい仕事、やりがいのある仕事に集中できた心地よい「疲れ」、後者は人間関係や余計な仕事に振り回され、後味の悪いストレスに苛まれる「疲れ」、その中で後者の「疲れ」を解消、もしくは予防するための方法を6個取り上げている。

3章「職場と仕事がらみの人間関係の悩みを軽くする7つのプログラム」
ストレスを起こしやすく、かつ「ゆううつ」になりやすい物として筆頭に挙げられるのが「人間関係」にある。その人間関係を改善する、もしくは改善できなくてもその人間関係のストレスから脱出する方法が本章では7個紹介されている。

4章「こころの免疫力を育ててメンタルタフネスを身につける9つのメニュー」
残業やストレスに苛まれるようなことに陥ることがある。ましてや失敗を恐れてチャレンジをすることすらできなくなってしまいやきもきしてしまう。本章ではメンタル面でタフになることのできる方法について9個紹介している。

5章「思考と行動のクセを変えて元気を取り戻す7つのレッスン」
人は「ミス」や「失敗」がつきものである。それを恐れる、もしくは避けたがるのも日本人の特徴の一つとしてある。本章ではその「失敗」や「ミス」に対する思考や行動から脱却するためのレッスンを7つ紹介している。

仕事で疲れることは誰にでもあることである。その「疲れ」はよい意味と悪い意味とあるのは2章でも書いたのだが、その中で「悪い意味」の「疲れ」は週末まで引きずると、月曜日も「漠然とした不安」に苛まれる。そのため、月曜日の不安を脱出するためのストレスや疲れの解消・予防法を精神医学の立場から紹介しているのが本書と言える。

闘電―電気に挑んだ男たち

闘電―電気に挑んだ男たち 闘電―電気に挑んだ男たち
志村 嘉一郎

日本電気協会新聞部  2009-11-13
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昨年の3月の東日本大震災により福島第一原発事故とスリーマイルやチェルノブイリ以来の大事故が起こった。そのことにより原発に対する嫌悪が一気に高まり「脱原発」があちこちと叫ばれている。その弊害もあってか電力会社に対する「差別」も起こっている現実もある。
その電力の供給を受けている私たちはその恩恵に感謝どころか、むしろ蔑視している風潮に思えてならない。確かに電力会社による罪は大きいが、それよりもそもそも電力ができたのか、そして電力会社ができたのかを知る必要がある。
タイトルからして「東電」を連想してしまうが、「電力」にまつわる「闘い」の記録であることから「闘電」と名付けられている。

第一部「電鬼」
厳ついタイトルであるが、簡単にいえば「電力の鬼」と呼ばれた松永安左エ門のことを表している。
その「電力の鬼」との戦いで際だったのは戦後、電力会社の9分社化にあった。その9分社化について吉田茂や白州次郎、新井章二らを巻き込み、政・財・官の三つをも巻き込んだ一大論争にまで発展した。
結果は9分社化したのだが、その分社化のみならず、数多くの「戦争」や「闘争」を行ったことにより軋轢を生んだ。
現在ある「東電」や「関電」などの社名を決めたのは松永本人である。

第二部「銀座電力局」
「昭和の鞍馬天狗」「マッカーサーを怒鳴りつけた男」として有名な白州次郎である。その彼が後に首相となった麻生太郎の父である麻生太賀吉を吉田茂とを合わせた張本人である。
その白州次郎は戦後数多くの改革に奔走したが、その中でも松永とともに電力の国営から引き離し9分社に尽力した。
そのほかにも9分社化した後の電力会社の変遷についてを本章では記されている。
しかしタイトルである「銀座電力局」であるが、元々は松永本人の事務所であり、その中で電力改革の礎を築いた。このことについてあまり文献はほとんど無い。あるとしても昭和25年の「第8回国会の考査特別委員会」にてその記述が残っているくらいである。

第三部「始電」
電力の争いは戦後から始まったことではない。明治時代の頃から始まっていた。日本で初めて電灯が作られたのは明治15年、フランスから輸入した「アーク灯」であった。そこから電灯が日本で作られ、白熱灯が誕生し、東京市(現在の東京23区)で爆発的な広がりを見せたのが明治16年の時である。それと同時に石炭による火力発電所が誕生し、全国各地で電灯会社が作られた。そこから官や侠客らとの争いが起こり、激しい競争や論争を繰り広げた。
発電技術も進化を遂げ、論争の的となっている原子力発電の構想が生まれたのは1955年、読売新聞社を育てた後、衆議院に立候補した正力松太郎が選挙公約に取り上げたことから始まりである。
当時から原子力に対する反対は根強く、「第五福竜丸の事件」もその追い風となった。しかし自ら社主である読売新聞では「原子力安全キャンペーン」を大々的に取り上げた。その原子力の開発メンバーには石川島重工業社長であり、後に経団連会長にまで上り詰めた土光敏夫もいた。

これまでの歴史を見てみると「電力」と「政治」は切っても切れない存在と言える。しかし原発や電力会社に対する信頼が揺らいでしまった今、第二・第三の松永安左エ門や土光敏夫が必要であるとも言える。しかしその土壌ですら育たない日本で誕生するのかどうかという一抹の不安もある。

大学生のための「学ぶ」技術

大学生のための「学ぶ」技術 大学生のための「学ぶ」技術
常見 陽平

主婦の友社  2012-03-16
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大学を卒業してまもなく5年を迎えるが、今年母校ではいろいろなことが起こっているのだという。母校であるだけにそのことを思わずにいられない。
それはさておき、自分自身大学4年間は勉強もさることながら、サークル・アルバイトなど色々とやったので充実した4年間であった。しかし大学の成績はというと、決して良くなく、むしろ留年の危険性の方が高く、ストレートで卒業できたのも「奇跡」といえるものだった。
本書は「就活難民」にならないための「大学4年間の過ごし方」について示している。

第1章「大学の勉強とは何か?」
私は就職活動を経てシステム会社に就職したのだが、就職までのプロセスは大学生活について聞かれることが多かった。その「大学4年間」の中でもっともウェイトを占めるのは勉強であるが、その勉強が「単位取り」だけでは寂しすぎるのだという。
全く同感である。とはいえ自分自身は色々な勉強を死体と思い、色々な講義を受けてきたが、まじめに出席して単位を取り損ねるというわりと「残念」な大学生の部類にいた。

第2章「講義の選び方・受け方」
大学で講義を選ぶツールとして「シラバス」がある。シラバスとは、簡単に言えば「講義・授業の大まかな学習計画」を表しており、元々はギリシャ語で「羊皮紙のラベル」を意味している。
講義を選ぶにしても私の周りには楽に単位を取る講義ばかり選ぶ人は多かった。無論単位がなかなかとれなかった私も楽な講義をとることが多かったが、そこでも取りこぼしたこともあった。
とはいえ取り損ねた科目でも色々な「学び」や「発見」を見出すことができ、社会人となった今でも役に立つことはあることだけは言っておく。
自分が勉強したいもの、そしてその逆、興味を持つもの、さらには社会人として大切なことなど役立てられる講義やゼミは積極的に学んだ方がよいというのは著者もそう主張しており、私もそう思う。

第3章「テスト・レポートの対策方法」
テストで残念な結果で単位を取り損ねたのは第1章で書いたのだが、具体的に言うとテスト前に勉強をしたが、過去問を分析しておらず、的外れな勉強ばかりしていたことにより、テスト当日には四苦八苦で答えてしまい、結局単位を取り損ねたケースが多かった。その一方でレポートは四苦八苦しながらもそれなりの形にすることができ
、単位も取れたのだが締め切り前日には徹夜になることがざらであった。そのため出席率やレポート中心の講義は単位は取れたものの、テスト重視の講義はなかなかとれなかった。
テストやレポートの対策を伝授しているが、その中でももっとも薦めたいのが履修生と友達になることである。その友達とともに過去問を分析したりして、勉強合宿をする事を進める。もしくは過去に講義を受けた方々に聞いてみるなどをすることによって、的外れな勉強にならず、単位を取る可能性が高くなる。自分自身それをやっていなかったこともあったため、反面教師としてである。

第4章「情報の調べ方」
講義やゼミなどで頻繁にレポートが求められたのだが、友人のレポートをみる機会がほとんどなかったため、図書館に入り浸ったり、インターネットが閲覧できるコンピュータルームに入り浸ってレポートの情報を得て、自宅に戻りラジオを聴きながら夜通しでレポートを書くことがお決まりだった。
大学のレポートや論文などを作成するための重要な材料として文献やインターネットで調べる、もしくはインタビューをするなどその方法と注意について本章では取り上げている。

第5章「プレゼンテーション・議論の仕方」
プレゼンテーションや議論(ディスカッション or ディベート)はゼミでは頻繁に、講義でも中にはそれを中心にしたものもある。
自分自身は大学でプレゼンテーションや議論をする事は頻繁にあった。それを中心とした講義にも参加したが、お世辞にも上手にできていなかったことは今でも覚えている。
本章ではそれらの極意を伝授しているが、社会人でも通用する内容である。さらに言うと自分自身の体験から、本章の方法を幾度となく実践・フィードバックを繰り返すことが大切であることを付け加えておく。

第6章「勉強の裏技」
勉強の裏技としての読書法やツール、ウェブサイトを紹介している。著者や自分自身が大学生だった時代とは遙かに「便利」になった時代である。その時代であるからでこそ「使い倒す」ことで単位を取得しつつ、社会人に役立てられるほど充実した勉強と大学生活を送ることができる。

本書を読んでふと自分自身の大学生活を振り返った。単位・勉強については最初と章の紹介の中で散りばめながら書いたのだが、サークルとアルバイトはそれぞれ掛け持ちしていた。そのこともあってかぐうたらせず充実しつつも、ぎりぎりながらも大学生活を「楽しんだ」。これから社会人生活の始まりに向けての「大学生活」、新たな「学問」を学ぶための「大学生活」、人間関係を学ぶための「大学生活」。4年間を空虚にせず、色々と挑戦する機会があるのが「大学生活」と自分自身の体験から確信できる。

あなたの夢実現を加速させる「人脈塾」

あなたの夢実現を加速させる「人脈塾」 (角川フォレスタ) あなたの夢実現を加速させる「人脈塾」 (角川フォレスタ)
鳥居 祐一

角川学芸出版  2012-03-24
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「人脈」とはいったいどのような存在なのだろうか。方やビジネスで営業対象としている人を指すのだろうか、方や交流会やイベントで名刺交換をし、仲良くなった方々のことを指すのだろうか。答えは第一章にあるのだが、前述のものはいずれもつながった「きっかけ」に過ぎない。むしろ本当の意味で「人脈」になるのはその先である。
本書は「人脈」の作りかた、というよりも「人脈のありかた」、そして「人脈」で人生を豊かにする方法について伝授している。

第一章「人脈とは何か」
断っておくが、本書は「人脈をつくる」本ではない。むしろ「人脈」そのものを考え、それを広げ、人生を「豊かに」することが本書における「人脈」の定義にする。
その「人脈」を築くために「与える」「応援する」「常連になる」などの「行動」を起こすことで化学反応を起こすことができるという。

第二章「会いたい人とどうつながるか」
「人脈構築」を「名刺交換の数」と思いこんでいる人が多い。もちろん私の周りにもそのような人がいる。
そうでなく、むしろ「人脈」づくりは自分自身を形成するために会を主催する、そして「嫌われる」「メンテナンスする」など人脈そのものを洗い直すこともまた、人脈づくりとして重要なことである。

第三章「人生を豊かにする時間とお金の使い方」
「人脈」なのに「お金」を訝しがる人もいるのだが、「人脈」こそ「お金」や「時間」を投資する価値がある。感動をする、おもしろいといった人を応援する、あるいは違う相手の人に紹介する、といったこともまた「人脈」を広げ、深めることにとって大切なことである。

第四章「一流の人間は何を考えているのか?」
「一流」とは何か、そしてその「一流」は人脈形成の為に何を考え、行動をしているのだろうか。本書では著者自身が会った「一流」をもとに考え方、人付き合い、交渉などを伝授している。

第五章「ソーシャルメディア時代の人脈術」
最近ではソーシャルメディアが台頭してきている。台頭してきているからでこそ「人脈」をつくる、深めるためには欠かせないツールである。中でもFacebookを代表として取り上げながらソーシャルメディアを使ったテクニックを伝授している。

「人脈」は人を豊かにさせる。私も著者ほどではないが、そのようなことを思う節がある。それをビジネスでもプライベートでも豊かにし、そして人生を豊かにさせる人脈の作り方が、著者の体験とともに表しているのが本書である。

人生を好転させるたった2つのこと 「自分には何もない」と思った時に読む本

人生を好転させるたった2つのこと  「自分には何もない」と思った時に読む本 (角川フォレスタ) 人生を好転させるたった2つのこと  「自分には何もない」と思った時に読む本 (角川フォレスタ)
吉江 勝

角川学芸出版  2012-06-30
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「自分には何もない」「自分はだめな人間だ」
そう思うことは自分自身何度もある。それに悩み続け、ついには自分の才能を見つけられず、ジリ貧の毎日を送る。著者は昔、そのような人生を歩み続けてきた。しかし2つの「あること」を実践することによって人生を好転し、今や経営コンサルタントとして日夜多忙な毎日を送っているという。
本書はその「2つのこと」を解き明かすとともに、実践する重要性を説いている。

第1章「「自分には何もない」というあなたへ」
真面目になる、惰性になってしまう、「夢」は所詮「絵に描いた餅」と思ってしまう、そして自分自身には何もない、ただ生き続ければいい・・・。
人生においてこのようにネガティブな考えを持つことは少なくない。むしろ今し方の世の中だからでこそ、そう思えてならない現状にあるとも言える。

第2章「私も「自分には何もない」と思っていたけれど・・・・・」
しかし「自分には何もない」と嘆いていても仕様がない。そこから一念発起をして何かを成そうをすると、とたんにエネルギーが出てくる。
著者も就職活動の時にそのような感情と行動があり、叶えた体験がある。しかしその後の現実を目の当たりにし、またも転落人生を歩むこととなった。

第3章「人生を好転させる「たった2つのこと」とは?」
ギャンブル依存、借金、そして自暴自棄に苛まれた日々、それが重なりついに病を抱えるようになった。
そしてあるドキュメンタリー番組に衝撃を受け、心を入れ替え、必死にどん底の状態をもがき苦しんだ。そして本書のタイトルにある「2つのこと」を学ぶことができた。具体的なことは書くことができないが、キーワードとして、

「好き」
「使命」
「役割」

がある。

第4章「「たった2つのこと」を見つけるレッスン」
その「たった2つのこと」を見つけるにはどうしたら良いのか。それを見つけるために「自分史」をつくるなどをして見つけることができるという。

第5章「「たった2つのこと」を実践! みるみる好転!」
「2つのこと」を見つけることができれば、今度はそれをひたすら実践し続けるだけである。著者の成功例もあるのだが、本章では様々な人の成功例を取り上げている。最初の人物はあるベストセラー作家であるが、おそらく著者の友人なのかもしれない。

第6章「あなたにはやるべきことがある」
「やらなければいけない」こともあるのだが、それ以上に自分自身が「やるべき」ことがある。それにかまける、もしくは忘れてしまっては何者にもならない。自分自身の「使命」があるのだから。

自分自身のことを掘り下げていくと、自ずと「たった2つのこと」を見いだすことができる。きわめて重要なことであるが、いかんせん忘れる。覚えていても「二の次」になってしまい、目先のことばかりを追う、もしくは逃げてしまう。本書を読んだら、そのような状況からいったん立ち止まり、自分自身を見直す、そして「2つのこと」を見つけることによって、自分自身の歩む道が開ける。本書はそれを見つけるきっかけとなる一冊である。

クスクスの謎―人と人をつなげる粒パスタの魅力

クスクスの謎―人と人をつなげる粒パスタの魅力 (平凡社新書) クスクスの謎―人と人をつなげる粒パスタの魅力 (平凡社新書)
にむら じゅんこ

平凡社  2012-01-15
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「クスクス」を知らない人は、「笑い方」のことを連想するのかもしれない。しかし「クスクス」はタイトルにもあるとおり「粒パスタ」と呼ばれており、巷で売られているパスタの一種である。
「クスクス」はフランスより様々な国で広がっている。しかし日本では同様に広がっていた「タジン鍋」に比べてあまり語られておらず、むしろ「アラブ系の料理」の一括りに終わってしまっているのだという。
自分自身も「クスクス」を食べたことは1・2回あるかないかであり、「クスクス」自体あまりよく知らない。
本書はその「クスクス」を「文化」と「歴史」、さらにはレシピを取り上げている。

第一章「フランスの「国民食」になったクスクス」
最初にクスクスはどこで誕生したのだろうか、いったい何なのだろうか、というところから始める必要がある。「クスクス」とは、

「小麦粉から作る粒状の粉食、またその食材を利用して作る料理」wikipediaより)

とある。
そのクスクスはフランスではシチューやグラタン以上に食べられている「国民食」であるのだという。フランス料理というと「高級感」をイメージしてしまうが、クスクスを使った家庭料理も多くあるのだが、日本ではあまり知られていない。

第二章「クスクス粒の仕組みとその種類」
クスクスとは何かについては第一章でも書いたのだが、そのクスクスの作られ方、そして市販されている感想クスクスの戻し方を紹介している。特に後者は棒状のパスタと戻し方が大きく異なるため、初めてクスクス料理を作る人にとっては必見である。

第三章「クスクスの冒険」
我々日本人は「クスクスはアラブ料理」という固定観念を持っている。本来はすでに書いたのだが、フランスからアフリカやアラブ諸国に伝来した。その伝来までのプロセスについてを紹介している。

第四章「スパイスの呪術と薬膳」
見るからにミステリアスな章である。
その昔、クスクスでは心と体を癒すための「薬」として、スパイスとともに重宝されており、ソロモン王の恋患いの薬として役立てたといわれている。
「呪術」は簡単に言えば「アロマ」のような効果を持たせる役割としてのクスクスがあるのだという。

第五章「世界のクスクス」
クスクスはフランスをはじめとしたヨーロッパ、中東諸国、アフリカ大陸など数多くの国で食べられている。
その世界で食べられている「クスクス」はどのように食べられているのか、本章ではモロッコ、イタリア、コートジボワール、ポルトガル、アナトリア、アフリカ大陸を取り上げている。

第六章「クスクスのヴァリエーション」
クスクス料理は国によっても特色があり、メインディッシュとして、前菜としてあるいはデザートとしてのクスクスがあるという。本章ではそれらを紹介しているが、読んでいくうちに食べてみたくなってしまう。

第七章「自由、平等、クスクス」
クスクスが食べられている国をあげてみるとキリスト教、イスラム教と宗教に絡む縛りもなければ、国境の縛りもない。そういう意味では自由に食べられており、自由におかわりできるという。そのため権力を嫌い、庶民に愛され、今日まで伝わっている。

日本でもクスクス料理を食べることのできる店が存在する。本章の巻末にも存在するが、「エム&ピー株式会社」のサイトを見ると色々とある。あまり知られていないクスクスは長い歴史を歩み、宗教・国境問わず愛されている。私もそうであるがみなさまも是非一度味わってみてはどうだろうか。

カブーム!――100万人が熱狂したコミュニティ再生プロジェクト

カブーム!――100万人が熱狂したコミュニティ再生プロジェクト カブーム!――100万人が熱狂したコミュニティ再生プロジェクト
ダレル ハモンド 関 美和

英治出版  2012-08-21
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「子どもが安心して遊べる場所がない世の中なんて、おかしいじゃないか」(本書カバーより)
本書は米国の子どもたちを憂いから記しているのだが、これは日本でも通じる物がある。銃社会であるアメリカとは違い、安全な印象をもたれるが、物騒になりつつある日本では不審者が子どもたちに危害を加えることも少なくない。ましてや最近ではビデオゲームをする子どもが多く、むしろ外での「遊び」を求めない子どもが多いのかもしれないが。
それはさておき、本書はそのことを憂い、「カブーム(KaBOOM!)」というコミュニティを設立し、子どもが安心できる遊び場を提供し続けた方々の物語である。

1.「守り合い、支え合う」
「カブーム」は一人で立ち上げたのだが、そこからはボランティアや楽しむ子どもたちの支えがなくてはできなかった。

2.「ないものではなく、あるものに目を向ける」
「カブーム」はいきなりないものをつくるのではなく、むしろ自宅など今あるものから「コミュニティ」を作り、そこからだんだん支えや物や場所が増えていき、大きくなった。

3.「結果と同じくらいプロセスが大事」
「カブーム」のプロジェクトは偶発的に立てている訳ではない。むしろどのように広げていくのかのプロセスが大切であるという。

4.「七歳児の笑顔」
「カブーム」が立ち上がってから、子どもたちが早速楽しむようになった。そしてその「七歳児の笑顔」が著者にとって印象的だった。

5.「大問題」
「カブーム」のプロジェクトは決して順風満帆に進んだわけではなかった。資金繰りから、人員確保、場所の確保など課題は山積であったが、その課題の中であわや「クーデター」が起こりそうになった。

6.「お決まりの仕事を、お決まりでないやり方で行う」
山積した課題を一つ一つ解決するための仕事として、おきまりではないやり方で行う必要性を記している。

7.「壮大な夢」
「カブーム」の目標は数で決められないほど壮大なものである。しかしそこから小さな「目標」の形にすると具体的な「数字」も出てきた。

8.「取引先変革」
遊び場の建設も役割としてある「カブーム」は様々な取引先がある。建設業や政治が主な取引先としてあるのだが、それにまつわる変革について記されている。

9.「遊びの大切さ」
本章ほど日本に通ずるものはない。アメリカも例外ではなく「ゲーム」に没頭する子どもたちを憂い、自ら体を動かし、他の子どもたちと様々なコミュニケーションをとることによって、「ゲーム」では体験できない「成長」がある。

10.「火を起こすには、火花が一度散ればいい」
5章に続いて大きな危機に見回れたのは2005年、ハリケーン・カトリーナの襲来であった。そのハリケーンにより、遊び場の多くが破壊された。その中で困難に立ち向かうための合い言葉として本章にある言葉を唱えるのだという。

11.「遊び場が第一歩」
カブームの基本は「子どもたちのための遊び場」をつくることが第一歩とされている。それからその「カブーム」の基本方針が成り立っている。

12.「さらなる拡大をめざして」
「カブーム」の拡大を目指して、そのプロジェクトに直接的、あるいは間接的に関わっている方々の協力で広がりを見せていく。

13.「イマジネーションとイノベーション」
「カブーム」の変革をするためには、カブームの進化を見据えた「イマジネーション」が大切であるという。

14.「営利と非営利のあやふやな境目」
「カブーム」そのもののプロジェクトは「営利」なのか「非営利」なのか、よくわからない立場にいる。「遊び場」を提供するための資金集めとしての「営利」、提供のための「非営利」と双方の役割を持っている。

15.「カブームが闘う相手」
「カブーム」には競争相手がいない。そのため「子ども」の傾向という「見えない敵」に立ち向かいながら成長をしていく他なかった。

16.「最良が求められるとき、平均で満足してはいけない」
平均的に「遊べる」場所ではなく、むしろ「子どもたち」にとって最良の「遊び場」「憩いの場」を求めることが「カブーム」にとって重要である。

「カブーム」は様々な課題に直面しながらも「100万人」もの子どもたちに「楽しめられ」「支えられ」ていった一大プロジェクトと化した。本書はアメリカが舞台であるが、日本でもそこに学ばされるところはあるように思えてならない。

カラオケ化する世界

カラオケ化する世界 カラオケ化する世界
ジョウ シュン フランチェスカ タロッコ Zhou Xun

青土社  2007-12
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日本でも憩いの場として、あるいは練習の場として「カラオケ」を利用する人が多い。最近では「一人カラオケ」も人気がでてきており、専用のカラオケボックスも出てきた。
日本に限らず世界中でカラオケは広がりを見せ、かつ愛されているのだが、本書はそれらを社会的見地から追っている。

1.「誰がカラオケを発明したのか?」
そもそも「カラオケ」は「いつ」「誰が」誕生させたのか。それ自体諸説あり、しかも「特許権」を巡って論争の的となっている。
日本の説では、1960年代頃からマイク付きのジュークボックスが誕生しており、それを使って歌うようになった。
「カラオケ」と初めて称されるようになったのは1971年に井上大佑が「エイトジューク」を発明したことが始まりである。

2.「カラオケフィーヴァー―日本と韓国」
日本で業務用カラオケが販売されたのは1976年、それから80年代後半には「カラオケボックス」が誕生し、爆発的に広がりを見せていった。今となっては社会人だけではなく、高校生・大学生の憩いの場として親しまれているだけではなく、家族連れ用のカラオケボックスも出てきている。
韓国でも2002年あたりから、日本でカラオケボックスを表す「歌房」が誕生し、「国技」と胸を張るほど広がりを見せていった。

3.「カラオケ・ワンダーランド―東南アジア」
日本・韓国では売春に使われることは滅多にない、どころか迷惑ものとして扱われるが、東南アジアでは「女をひっかける手段」として「カラオケ」があるのだという。そういった陰湿なものばかりではなく、文化の基点としての「カラオケ」も忘れてはならない。

4.「カラオケ宮殿とディズニーランド―中国」
中国も他のアジア諸国と例外に漏れずカラオケは広がりを見せているが、他の国々と違い、爆発的ではなく、むしろ成長したのち、「時代遅れ」として衰退の一途をたどっているのが現状であるという。

5.「魂のカラオケーカラオケと宗教」
宗教とカラオケとして「仏教」「キリスト教」双方の観点から考察を行っている。特に「キリスト教」では宗派の違いか、あるいは地域の違いによって「カラオケ」そのものが禁忌とされていたり、逆に繁栄の対象としているところが興味深い。

6.「「全裸カラオケ」とカウボーイ―北米」
章のタイトルを見るからに「たけし軍団」が出てきそうに思えてならない。
私観はさておき、日本と同様の広がりを見せた北米ではカラオケ大会などを催しているのだという。

7.「カラオケ人―英国」
アジアとヨーロッパ・北米では「カラオケ」に対する考え方が異なる。アジアではあくまで「娯楽」としてとらえられており、ヨーロッパ・北米では「スポーツ競技」としてカラオケが成り立っている。カラオケの世界大会も行われているが2003年にアジア諸国が参加を拒否したのはそのためとされている。
英国も同様にスポーツとしてとらえられているだけではなく、大衆文化として「カラオケ」が成り立っており、かつ、自分自身を「カラオケ人」と称しているほどである。

8.「「カラオケよ永遠に」―ヨーロッパ」
元々ヨーロッパ諸国に「カラオケ」が伝わったのは1990年代にカラオケのTV番組が放送され、瞬く間に人気番組となったことが背景として本章では挙げられている。

9.「ブラジルのカラオケ―ニッケイジンの物語」
ブラジルは南米に位置していながらも日本との縁も深い。そのためカラオケも瞬く間に浸透したのだが、日本のカラオケ観と北米・ヨーロッパのカラオケ観が合わさり伝わった印象が強い。

10.「カラオケ革命―カラオケ・テクノロジー」
もはやカラオケはカラオケボックスやバー、ディスコなど施設を使って行うものから、家庭用カラオケやカラオケゲームも出てきており、ますます身近な物となり、その技術も進化の一途を辿っていく。

「カラオケ」は「各国の文化」としてではなく「世界共通の大衆文化」として成り立っている節がある。1971年に初めてカラオケが誕生してから41年経つが「カラオケ文化」は誕生した人の予想を遙かに越えた進化を遂げている。「歌」は「食」とともに人を喜ばせる。それは「カラオケ」も例外ではなく、世界共通として認知されているとおり、「カラオケ」もまた人を喜ばせ続けることだろう。

古典で読み解く哲学的恋愛論

古典で読み解く哲学的恋愛論 (Minerva21世紀ライブラリー) 古典で読み解く哲学的恋愛論 (Minerva21世紀ライブラリー)
竹原 弘

ミネルヴァ書房  2009-04
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自分自身「恋愛」はあまり経験していないのでよくわからないが、一度恋愛をすることによって「様々な」ことを学ぶ、学ばせられるのだという。これは男女の関係から本書の考察対象となる「哲学」までに至る。
ではこの「様々」はいったいどのようなものなのか。本書は「哲学」を古典から読み解いている。

第Ⅰ章「性差としての世界」
人間には「男」と「女」と分かれる(ニューハーフなど例外はあるが、ここでは便宜上二極化しておく)両方の「性」の「差」を文字通り「性差」と言うが、その男女の差は人間関係から、人間としての作りや相関関係などハイデッガーやフランスの古典恋愛小説「グレーヴの奥方」を取り上げている。「グレーヴの奥方」を取り上げるのは意表を突かれたが、それを哲学としての解釈を行っているところが斬新といえる。

第Ⅱ章「性差としての恋愛」
「恋愛」と一括りにしても、本章では少女コミックや恋愛小説にあるような恋愛もあれば、性的行為にまで及んでいる。一度恋愛をするとなると「精神」としてどのような効果をもたらすのか、というところをスタンダールの「赤と黒」、サルトルの戯曲「出口なし」、三島由紀夫の「春の雪」、プレヴォの戯曲「マノン・レスコー」など多彩な文献から考察を行っている。「恋愛」の中でも浮気や嫉妬、非日常と日常、空間、時間、関係、宗教など考察の幅は広い。それだけ「恋愛」は奥が深いというのがわかる。

第Ⅲ章「異常愛について」
異常な愛として代表されるのが「S(サディズム)」と「M(マゾヒズム)」があげられるが、前者は「ジェンティーヌ」シリーズとして有名であるマルキ・ド・サド侯爵、後者は「毛皮のヴィーナス」のザッヘル・マゾッホの名前からでている。両者の作品にもその資質が表れている。
それだけではなく近親恋愛、あるいは上司・部下の恋愛を歌劇にもなった「トリスタンとイゾルデ」、日本における異常愛を代表して「阿部定事件」を引き合いに出している。

第Ⅳ章「恋愛の存在論あるいは恋愛の倫理」
「存在」や「倫理」は哲学においても重要な命題の一つとして取り上げられている。それらと「恋愛」との関係はいったいどのような関係にあるのだろうか。本章では前章の続きとして前章で取り扱った題材をもとに考察を行っている。

あまり「恋愛」を体験していないせいか自分自身も「恋愛」のことを聞かれると答えられない。ましてや自分自身が恋愛を体験をしてももしかしたら答えられないものなのかもしれない。それだけ「恋愛」は奥が深い。それは感情としてだけではなく、哲学としても、である。

アメリカ 1968 - 混乱・変革・分裂

アメリカ 1968 - 混乱・変革・分裂 アメリカ 1968 - 混乱・変革・分裂
土田 宏

中央公論新社  2012-10-09
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1968年は20世紀の中で「もっとも激動の一年」の一つであった。8月に小熊英二の「1968」を一週間にわたって取り上げたが、そこでは学生紛争や新左翼を中心とした日本における激動の時代を取り上げた。
さて、本書は日本から離れたアメリカの「1968」はどのような年であったのか、というとオリンピックイヤーであったのだが、その一方でアメリカに蔓延っていた「人種差別」が大きく取り上げられた時代であったことを取り上げてられている。

第一章「混乱の始まり 一月~三月」
この1968年は「国際人権年」と国連が定めていた。この「人権」が後に激動の年のトリガーとなったのは世界的にもまだ知る由もなかった。
その「1968」前夜では日本にて過激なデモが行われていたが、それはアメリカでも「ベトナム反戦」運動が学生を中心に活発なものになっていた。
1968年に入ったときは穏やかなものだったが、北ベトナムの休戦協定無視から「ベトナム戦争」を引き金とした激動に陥った。

第二章「リベラリズムの死 四月~六月」
この1968年に亡くなった人物としてもっとも注目すべきなのが、マーティン・ルーサー・キング・Jr牧師の暗殺であった。人種差別撤廃への演説として「I have a dream」は今日でも伝えられるほど伝説の演説として有名である。さらにもう一人JFKの実弟であるボビー・ケネディも同様に銃弾に倒れた。リベラリズムを提唱する人物が相次いで凶弾に倒れ、リベラリズムそのものも後退の一途を辿っていった。
さらに日本と同様に大学紛争が起こった年でもあった。

第三章「保守回帰の夏 七月~九月」
リベラリズムが後退し、共和党を中心とした「保守」が再び台頭としてきた。春まではリベラリズムを提唱することのデモが高まってきたが、今度はリベラリズムに反対、それに近しい民主党に反対するデモが多発した。

第四章「分裂への序章 一〇月~一二月」
人種差別、ベトナム戦争などがきっかけとなり大統領選などでも混迷を極めた。さらにいうとアメリカの隣国であるメキシコでもそれにまつわる「事件」が起こった。メキシコでは10月に「メキシコオリンピック」が開かれていたが、10月17日の男子200メートルの決勝でアメリカの黒人選手が金・銅メダルを獲得した。しかしその表彰式で「ブラックパワー・サルート」を主張し、後に表彰台に立った2選手のメダルが剥奪され、スポーツ界から永久追放処分となった。

それと同時期に大統領選がきまり、共和党のニクソンが勝利をおさめ、大統領に就任した。しかしその後、一大スキャンダルとなる「ニクソン・ショック」が起こるのだが、それは1968年より後の話である。

アメリカの「1968」は「ベトナム戦争」や「人種差別」「公民権運動」が中心であったが、その後ろにはいつも「大統領選」が存在しているように思えてならない。日本では様々な問題が「独り歩き」とまではいかないものの、直結している部分がなかった。そこが日本とアメリカの「1968」の違いではないかとも言える。

2012年 F1アブダビGP ウェーバーやハミルトンがリタイアする大波乱の中、ライコネンが復帰後初優勝!!

結果は以下の通り。(「F1通信」より)

Round18_final

予想ではハミルトンが終始トップを守るレースと予想していたのですが、20周目でギアボックストラブルでスローダウン、そのままリタイアを喫しました。2番手のライコネンがそのままトップとなり、アロンソの猛追を押さえながら随所で速さを見せ、見事2009年のベルギーGP以来の優勝、さらにロータス・ルノーとしても前身のルノーとして2008年のシンガポール以来4年ぶりの快挙となりました。

2位にはアロンソ、スタートダッシュで4番手につけ、そこから着実に順位を上げてのフィニッシュでした。惜しくもライコネンを抜くことはできませんでしたが、チャンピオンシップ争いに対する執念が強かった印象を受けました。

それ以上に執念があったのは、ピットスタートだったヴェッテルでした。おそらく今回のレースではヴェッテルの速さと執念が際立たせたと言っても過言ではありません。速さに定評のあるレッドブルであり、ヴェッテルなのですが、クラッシュによるフロントウィング損傷で再び順位を落としながらも、ファステストをたたき出しながらオーバーテイクを見せ、3位表彰台獲得となりました。アロンソとのポイント争いも3ポイント縮める程度に抑えるところは、ディフェンディング・チャンピオンとしての強さを見せた、と言うようなレースだったように思えます。

1位~4位まではチャンピオン経験者のことだけあって、オーバーテイクもしかり、1週あたりの猛追しかり、と中々面白いレースだったと思います。

可夢偉もマシンに不安を抱えながらでしたが、これまで悪かったスタートダッシュが見事に光り、8番手にまで上がり、そのまま6位まで順位を上げてのフィニッシュでした。

「トワイライトレース」というのもあったのですが、カーティケヤンとロズベルグのクラッシュ、さらにはウェーバー・グロージャン・ペレスの多重クラッシュもあり2度セーフティーカーが出動するなど波乱の印象が強かったレースでした。

次戦は2週間後、初開催のアメリカ・オースティン!!

2012年 F1アブダビGP ハミルトンが今季6回目のPP獲得!!そしてヴェッテルは… そして優勝予想

結果は以下の通り。(「F1通信」より)

Round18_qualifying_3

予選終了時にヴェッテルがエンジン不足によりパルク・フェルメに戻れず、かつ車検のための燃料サンプル(1L)を残していなかったことから、予選除外処分を受け、決勝では最後尾からスタートとなりました。

フリー走行ではハミルトンかヴェッテルか、と言うような展開でしたが、予選はQ1~Q3まですべてハミルトンがトップタイムをたたきだし、圧倒的な速さでPPを獲得しました。チャンピオン争いからは一歩離れた所にいるのですが、まだまだチャンスはあると言うような勢いを見せました。

ヴェッテルの当面のライバルであるアロンソは7番手ですが、ランキングトップのヴェッテルが最後尾からのスタートが決まったため、ここでは勝利ももちろんですが、少なくとも表彰台を決めてランキングトップには立ちたいところ。このチャンスをものにできるかどうかで、チャンピオン争いに大きく影響するでしょう。

可夢偉はマシンバランスに苦しみ何とかQ2には進めるも16番手。決勝でも苦戦しそうな様相を見せています。

さて、優勝予想と行きましょう。

本命:ハミルトン

対抗:ウェーバー

要注意:バトン、アロンソ

予選の速さで言えばハミルトンが圧勝しそうな感じですが、トップ争い以上にアロンソが7番手からどこまで追い上げるのか、そしてヴェッテルがオーバーテイクショーでどこまで巻き返しができるのかに注目が集まりそうなので、トップ争いよりもそちらに目が行くレースとなりそうです。

2012年 F1アブダビGP フリー走行1・2回目結果 そしてPP予想

インドGPから1週間。いよいよアジアラウンド最後となる地、ドバイ・アブダビにやってきました。アブダビGPは2009年に初開催された地であり、かつ全20レースで唯一の「トワイライトレース」となります。簡単に言えば、夕方からレースとなり、時が経つにつれナイトレースになっていくので、暗くなる頃がレースの醍醐味であり、危険さもましてくることで有名になりました。

4連勝のヴェッテルはここでも勝利し、チャンピオンに王手をかけるのか、あるいはアロンソらが待ったをかけるのか、注目が集まります。

それでは、フリー走行1・2回目の結果を見てみましょう。(「F1通信」より)

1回目

Round18_free1

2回目

Round18_free2

ハミルトン・バトン・ヴェッテルが上位を争うようなフリー走行でした。しかしウェーバーやアロンソのタイムも悪くないので、予選も群雄割拠なものとなりそうです。

可夢偉は終始中団どまりでした。これが予選にひびかなければいいのですが…。

さて、PP予想と行きましょう。

本命:ヴェッテル

対抗:ハミルトン

要注意:バトン、アロンソ

サーキットの相性もあるかと思いますが、関係なしに連勝街道を突き進んでいるヴェッテルがPPを取るのではないかと思っています。あとはアロンソがどのポジションにいるかで、決勝もまた面白いものとなるでしょう。

海辺の家族―魚屋三代記

海辺の家族―魚屋三代記 海辺の家族―魚屋三代記
黒川 鍾信

みやび出版  2012-10
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神奈川県大磯町
茅ヶ崎・平塚と同じく東海道線が停まり、「大磯ロングビーチ」が有名である。ワンマン政治で名を馳せた吉田茂の別荘があり、俗に言う「大磯御殿」と呼ばれていたほどである(政界でも隠語として「大磯」があったほど有名である)。吉田茂に限らず伊藤博文や西園寺公望も別荘を持つなど避暑・避寒地として別荘を建てる要人も多かったとされている。

大磯のことはここまでにしておいて、本書はその大磯で営むある鮮魚商、「魚屋」の三代記である。明治から大正、昭和から平成の時代にまで魚屋の人間模様を描写している。

前述の通りであるが、ささやかに営まれながら100年以上の歴史があり、その長い長い時代の波にさらされながら人間もようや状況が変わり、閉店の危機に遭うことも少なくなかった。その中でも家族や地域の支えによって図太く続けてきた。

家族・地域の暖かみと大磯の歴史、そして時代の変化を見ることのできる観点からしてなかなかおもしろい一冊といえる。

フューチャーセンターをつくろう ― 対話をイノベーションにつなげる仕組み

フューチャーセンターをつくろう ― 対話をイノベーションにつなげる仕組み フューチャーセンターをつくろう ― 対話をイノベーションにつなげる仕組み
野村 恭彦

プレジデント社  2012-04-24
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「フューチャーセンター」という言葉はあまり聞き慣れない。簡単にいえば「対話」を通じて「未来」を描く、あるいは変えていくきっかけを作る「場」を表している。詳しい話は第1章で書くこととするが、この「フューチャーセンター」はこれからの日本にとって必要な「場」となると著者も「フューチャーセンター」の創設者も主張している。本書はめくるめく「フューチャーセンター」とは何か、そしてその「場」から何を生み出し、生かすのかを表している。

第1章「フューチャーセンターとは何か」
「フューチャーセンター」そのものが誕生したのは1990年代に北欧の国々で「知識経営(ナレッジ・マネジメント)」の一つとして使われたことからであった。それが日本にわたってきたのは昨年、非営利団体やメーカー企業など、業種に関わらず参加したかたちで「フューチャーセンター」のプログラムが始まったという。
「フューチャーセンター」は企業・階級問わずに対話をする、その多様な業種や団体でしかわからない「知識」を持ちあってテーマをもとに「対話」などを駆使してアイデアを生み出す、企業や階級を越えた「つながり」を創ることで、思いも寄らぬ「変革」を生み出すことができる。

第2章「フューチャーセンターの思想」
「フューチャーセンター」の中では様々な役割を担っている人がいる。たとえば「リーダー」もいれば「ファシリテーター」などがある。
さらにいうと「フューチャーセンター」にてセッションを成功させる為に、「関係性を大切にする」、「多様な知識を一つの場に集める」「プロトタイプをつくる」などの原則を守ることが大切である。

第3章「フューチャーセンター・セッションを開く」
複雑な問題を解決するためのアクションやアイデアを生み出すために、いくつかのセッションを開く必要がある。そのセッションを開くためのプロセス、さらには参加者をフォローするためのファシリテーターの役割を極意についてを紹介している。

第4章「開かれた専用空間をつくる」
「フューチャーセンター」をつくるといっても、専用の施設をつくる訳ではない。会社にある会議室の空間を「専用空間」としてつくることができればそれだけで良い。「会議室」という閉じられた「場」を、誰でも参加し、積極的に対話できるような「場」にして、共通の目的意識を持つことによってつくることができる。

第5章「フューチャーセンターによる変革」
「フューチャーセンター」によってつくられたアイデアは絵に描いた餅にせず、アクションを引き出すことによって「変革」を形にする。「フューチャーセンター」はそのアクションを「協調的」に起こす、そしてそれを企業、さらに社会にまで広げることで、「フューチャーセンター」の役割は大きなものになってゆく。

最近になってできたばかりであるが、日本の企業や団体でもすでに「フューチャーセンター」のコミュニティは存在する。変革を嫌う日本人にどれだけ広げられるのかは未知数であるが、これから注目される空間として取り上げられることだろう。

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