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2012年10月

BASIC NUMBERS

BASIC NUMBERS BASIC NUMBERS
使える数字研究会[編著]

朝日出版社  2011-05-18
売り上げランキング : 730589

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本書は日本・世界・宇宙など様々な所で取り上げられる「数字」をもとに森羅万象を見て行く一冊である。単純に数字を羅列しているのではなく、むしろその数字は何を意味しているのかも解説している。そのため、本書の著者にある「使える数学」を表していると言っても過言ではない。

1.「この国のかたち」
本書は目次を見てからじっくり中身を読むとなかなかおもしろいようにできている。というのは現在の人口や国土、さらには政府・財政・紙幣・首相などのことと「数字」を羅列しているが、それだけではなかなかわからないように作られている。しかもその数字は意外な視点で割り出されたり、取り上げられたりしている。

2.「世相のうらおもて」
「世相」というといろいろあるが、本章では年収・雇用・貯蓄・食費・ギャンブルといった「経済」の面が多いように思える。ほかにも犯罪といった社会面もあるのだが、ニュースも「経済」に関するものが多いことを鑑みているのかもしれない。

3.「揺りかごから墓場まで」
簡単に言えば福祉・医療・生活といったものが中心である。寿命であれば容易に想像できるが、それ以外は見るからに「以外」と言える数字ばかりである。

4.「世界のスケール」
日本からちょっと離れて世界的な諸々について数字を表しているのが本章である。「世界」と一括りにしても色々あるが、言語や宗教、SNSなど世界的な統計がとれるものから、物価や飢餓、難民などまで取り上げられている。

5.「生命・地球・宇宙」
だんだん広くなっていく。今度は人間という枠を越えて生物、地球、そして宇宙へと広がっていく。しかし本章では電子や臓器や脳といった「生物」の観点からの数字が多く取り上げられている印象が強い。

6.「われわれはどこから来たのか、われわれはどこへ行くのか」
スケールは際限無く広がっていき、今度は宇宙誕生から終焉までの数字について取り上げられている。歴史と言えば歴史であるが、それにしても広さは尋常ではない。

最初にも書いたが本書は目次から見て、中身を見ることを強くお勧めする。目次からどのような数字が取り上げられているかを見て、疑問に思いながら進んでいくと、その数字のカラクリに目から鱗となる。そのように楽しむのが本書と言えよう。

こころを看取る~訪問看護師が出会った1000人の最期

こころを看取る 訪問看護師が出会った1000人の最期 こころを看取る 訪問看護師が出会った1000人の最期
押川 真喜子

文藝春秋  2012-10-05
売り上げランキング : 26130

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医療や看護、介護も時代とともに変わってくる。医療だけではない、終末の迎え方もまた然りである。最近の経済週刊誌では「エンディングノート」のすすめまで取り上げられており、「医療」と「死」双方の考え方について改める必要がでてきた。
本書は訪問看護・介護の観点から医療・終末について、1000人を越える患者とその家族を出会い、体験した物語である。

第一章「生き方の選択」
生前戒名や尊厳死、延命拒否など医療のみならず、宗教・倫理の観点から議論の的になっている事柄も少なくない。
本章ではまもなく「死」を迎える方とその家族についてを綴っている。本人の意志を尊重するのか、家族の考えを尊重するのか、それとも医療現場の人たちの意見を優先するのか、その葛藤が浮かび上がったように思えてならない。

第二章「介護する家族の風景」
在宅介護を希望する家族も少なくないが、介護によって多大なストレスを生み、最悪家庭崩壊に陥る所も少なくない。しかしその在宅介護もマイペースに行う、無理強いせずひたむきに介護と向き合う、そのことで家族に見守られながら幸せに息を引き取ったというケースもある。本章ではそのケースを紹介している。

第三章「子どもたちの在宅療養」
小さな子どもが原因不明、かつ治療法が無い難病を患い、わずか数年で生涯を閉じたケースも著者の体験のなかで少なくなかった。その子どもたちの為の終末(ターミナル)ケアを紹介したことは介護や医療に関する本を読んだ自分でも聞いたことがないだけに珍しい。

第四章「訪問看護という仕事」
訪問看護師の仕事はいろいろな人との板挟みの立場にあると本章を読んで思ってしまう。その板挟みの立場でも家族の意志を尊重して看護を進めていくが、その「いろいろな人」、たとえばヘルパーや救急隊員、医師、病院などとの軋轢や衝突、対立などがよくあるのだという。

第五章「看護師として、女性として」
著者の恩師や両親、そして著者自身の入院生活から見て自ら看護師として、女としてどのように生きたいのかを綴っている。

第六章「在宅医療を実現するために」
本章は看護体験談ではなく、在宅医療を始める方々の為の準備として、どのような医療が可能なのか、介護者や医療者がどのようなことを行えばよいのかを示している。

人は誰しも最期を迎えるが、その最期を迎えるためにはどうしたらよいのかは、老年なったときから始めるのではなく、むしろ今の方が良い。理由は簡単である、どんなに健康体であっても突然在宅医療が必要になるようなことがある。本書はその「在宅医療」のリアルを知ることのできる格好の一冊である。

2012年 F1インドGP ヴェッテルが終始トップを譲らず4連勝獲得!!

結果は以下の通り。(「F1通信」より)

Round17_final

「もはや流れは完全にヴェッテルのもの」と言える様に、上図にもある通りヴェッテルが終始トップを譲らず、見事なポール・トゥ・ウィンとなりました。が、終盤はパーツに問題があったのですが、それ自体もどこ吹く風。チャンピオン3連覇に向けて、また大きな一歩を踏み出したと言える勝利でした。

ランキング2位のアロンソも執念を見せました。
(むしろヴェッテルの優勝よりもあっぱれなのはアロンソの方かもしれません)
序盤にはマクラーレンに抜き返されながらも再び抜き返して3位に、後半はウェーバーとの争いで、見事にKERSを使いこなし、レースを魅せてくれました。ポイント差は7ポイント広げられましたが、傷口は最小限に抑えられたと言えるレースでしょう。
13ポイント差となりましたが、まだまだ3戦残っています。ヴェッテルに傾いている流れをどこまで引き戻すことができるのかがアロンソにとって大事な戦いになるかもしれません。

可夢偉は今回は脇役でした。オーバーテイクするにも速さが足りず、トラフィックに苛まれていた印象が拭えない、またマルドナドの接触もあり審議にかけられてしまった(お咎めなしでしたが)という散々なものでした。

次戦は1週間後、アブダビ、ヤス・マリーナ!!

2012年 F1インドGP フリー走行の勢いそのままにヴェッテルがPP獲得!! そして優勝予想

結果は以下の通り。(「F1通信」より)

Round17_qualifying

ヴェッテルがフリー走行すべてトップタイムをマークした勢いそのままにインドGP2年連続PPをたたき出しました。チームメートのウェーバーが2番手に入り、レッドブルのフロントロー独占となり、レッドブルの勢いが増した予選となりました。2列目にはマクラーレン勢、3列目にはフェラーリ勢とタイムと言うよりもチームの速さがはっきりと分かれた予選の印象を受けました。

可夢偉は17番手とQ2に進めるのがやっとという形、チームメートのペレスが8番手と好位置にいるため、ザウバー勢で明暗を分ける結果となってしまいました。

さて、優勝予想と行きましょう。

本命:ヴェッテル

対抗:ウェーバー

要注意:アロンソ、ハミルトン

ヴェッテルで決まりか、それともまた混迷を極めるのか、というターニングポイントをはらんだレースとなりますが、ポジションとしてはヴェッテルが大いに有利と言えます。ヴェッテルとアロンソの対決となりそうですが、スタートダッシュ時のチームメートの役割が大きなカギを握るような気がしてなりません。

2012年 F1インドGP フリー走行1・2回目結果 そしてPP予想

F1サーカスもいよいよ大詰めに入ってきました。ヴェッテルが3連勝によりドライバーズランキングトップに躍り出て、3連覇も現実味を帯びてきました。これまでトップだったアロンソは巻き返すことができるのか、事実上の一騎打ちの様相を見せています。

さて、この大詰めの舞台となるのがインド。ブッダ・インターナショナル・サーキットですが、ここは昨年初めてGPが開催された地でもあります。

昨年のGPではヴェッテルがポール・トゥ・ウィンを果たしていますが、さて、誰が2代目のウィナーとなるのでしょうか。

では、フリー走行1・2回目の結果を見てみましょう。(「F1通信」より)

1回目

Round17_free1

2回目

Round17_free2

ヴェッテルの速さは2週間の間を空けても健在でした。初代ウィナーの貫禄と調子の良さが浮き彫りとなったフリー走行と言えるでしょう。

可夢偉は今回ロングランが狙いであるため、1周あたりのタイムを意識せず、コースに対するマシンバランスやタイヤの使い方と言ったデータを採取することに終始しました。そのため1周のタイムは中団ですが、このデータを活かしてQ3に進み、上位ポジションを狙って欲しいところです。

ではPP予想と行きましょう。

本命:ヴェッテル

対抗:ウェーバー

要注意:バトン、アロンソ

ヴェッテルのPPを獲得する可能性がかなり高そうですが、チームメートのウェーバーやコンスタントに好タイムを出したバトンやアロンソがどこまで肉薄できるのかが注目となりそうです。

愉しい電力自給自足生活

愉しい電力自給自足生活 愉しい電力自給自足生活
電力自給自足生活研究会

洋泉社  2011-11-24
売り上げランキング : 57483

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原発事故をきっかけに「脱原発」が広がりを見せている一方で、太陽光発電が爆発的に需要を伸ばし、「メガソーラー」と呼ばれる発電所までできたほどである。
その一方で、太陽光発電のみならず、さまざまな発電技術を用いて、本当の意味で電力の「自給自足」をする方々もいる。「自給自足」はできるまで苦しいイメージがあるのだが、本書は「非電化」「発電」など様々な道具があり、その中でも自分自身で作ることができるものがある。電気がある時よりも若干不便なところはあるかもしれないが、その「不便さ」もまた愉しみの一つといえる。

第1章「非電化生活で新しい豊かさをめざす!」
電力をまかなうだけではなく「電力を使わない」ものとして冷蔵庫や除湿器などを取り上げている。とりわけ「冷蔵庫」は家庭電化製品の中でもっとも電力消費が激しいものの一つであるため、自然冷蔵・冷凍ができれば電力大も大幅に浮くことができる。
それだけではなく「電力を必要としない家」の作り方まで伝授している。その中でも「経済成長」で犠牲になったものを見出してくれる。

第2章「あなたの自宅で電力自給自足生活をめざす!」
最初に書いたように太陽光発電がもっとも注目を集めているが、住宅用にしても業務用にしても、設置する場所やメーカーなどの選定は慎重に選ぶ必要がある。本章ではメーカー別の太陽光発電のメリット・デメリット、さらには設置する場所の違いについてもとらえている。

第3章「いざというときにも便利な簡易発電グッズ」
震災が起こってからというもの、ソーラー発電だけではなく、簡易発電のできるグッズも需要を伸ばしている。本章ではその一部を紹介しているが、「発電鍋」や「傘発電」「ガスボンベ発電」「水電池」などユニークなものがたくさんある。とはいえ最後の「水電池」は家電量販店でも売られているが、災害対策の需要が高まっているせいか効果であるものの売れ行きは良いのだという。

農作物の「自給自足」は良く聞くものの電力の「自給自足」はあまり聞いたことがない。むしろ需要が伸びてきたといわれても過言ではない。発電の「自給自足」「非電化」などこれからももっと需要は伸びるが、それ自体も「愉しさ」に変えることができるのが本書といえる。

人魚はア・カペラで歌ふ

人魚はア・カペラで歌ふ 人魚はア・カペラで歌ふ
丸谷 才一

文藝春秋  2012-01
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今月13日、作家・評論家の丸谷才一氏が逝去された。88歳という大往生であったのだが、個人的にはもっと生きてほしい気持ちでいっぱいだった。
書評文化の繁栄を願いで創設された毎日書評賞、私が書評集を出し、その賞を受賞したとき、丸谷氏からその表彰を受ける姿を一途に思いつつ、書評を書き続けた。もはやその願いが叶わぬものと知った時は悲しさと空虚さが広がった。ただ、一つの思いがよぎった。丸谷氏が描き、大きくしてくれた書評の世界をさらに広げること、それが私の「使命」となった。
本書は書評集ではなくエッセイ集であるが、丸谷氏ならではの言い回し、古語使い、表現技法がふんだんに盛り込まれており、エッセイであるにも関わらず読んでいても「このような言葉(表現)があるのか」と勉強になる一冊といえる。本書は全部で24のテーマが掲載されているが当ブログではその中から選りすぐりの5テーマを紹介する。

<検定ばやり>
昨今では国家資格のみならず、仕事から趣味、雑学に至るまで様々な「検定」が存在するが、その著者もその「検定」に興味を持ったことについて綴っている。「漢検」に対する批判、文学・思想にまつわる検定についての興味ばかりではなく、このテーマの最後にはささやかであるが、著者自身が作成した文学検定も取り上げられている。

<北朝びいき>
丸谷氏は文章では「ファン」と書くことはない。「びいき」と書くことがほとんどである。「DeNA」に買収されてからは知らないが、前身である「横浜ベイスターズ」が好きであり「横浜ベイスターズびいき」と公言したほどであった。

<新・維新の三傑>
「維新の三傑」と言えば木戸孝允、西郷隆盛、大久保利通とある。著者はそのことに対する批判とともに、このエッセイが発表された2010年の「龍馬ブーム」についてを取り上げながら、新たな「維新の三傑」を取り上げている。

<小股の切れ上つたいい女>
「小股の切れ上った」という言い回しについての考察を行ったエッセイであるが、その中で春風亭小朝、そして映画監督であり三遊派宗家である藤浦敦の対談を取り上げているが、その中で武士言葉・江戸弁などについて深く掘り下げられたものとなっているところが興味深かった。

<モーツァルト効果>
モーツァルトはクラシックの中でももっとも有名な人物の一人であるが、モーツァルトは特に際だっている。モーツァルトの曲を聞くと脳に対して良い効果をもたらすということもいわれている。丸谷氏はその「モーツァルト効果」にまつわることを取り上げながら自身の見解を述べている。

日本語は正しく書くことも重要であるが、それが全てではない。むしろ古くても新しくてもそれは日本語そのものの「進化」である。独特な言い回しや表現もまた書く人の人格を表す。丸谷氏はまさに「温故知新」を地でいくような文章を表現し、日本語やエッセイ、書評の面白さを見いだした功労者である。
その丸谷氏が作った書評の道は私も含めた書評家の「使命」なのかもしれない。

官僚村生活白書

官僚村生活白書 官僚村生活白書
横田 由美子

新潮社  2010-06
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「官僚は「悪」だ」という論者は少なくない。しかし各省庁にて基幹の役割を担う官僚がどのような存在なのかをしらないで批判するのはあまりにも滑稽である。
批判をするにしても、その逆に官僚がどのように働いているのかを知る必要がある。
本書はめくるめく官僚のあれこれについて著者自身の取材をもとに記している。

第一章「霞ヶ関エスタブリッシュメント」
エスタブリッシュメント(establishment)とは、
「社会的に確立した制度や体制。または、それを代表する支配階級・組織。」(goo辞書より)
である。霞ヶ関は官僚の世界であるが、現在の日本経済と同じくらい、もしくはそれ以上と呼ばれるほどの格差社会である。昇進競争やキャリア・ノンキャリアの差などさまざまである。

第二章「官僚たちの婚活事情」
「晩婚化」は官僚とて例外ではないという。
官僚の中には夜遅く、あるいは徹夜になるほどまで働く人もいる。そのためか恋愛事などうつつを抜かすことができず、気づけば30代・40代になったという人もいる。
友人をつてにしてつきあおうとしたり、結婚支援サービスや婚活に行く官僚も少なくない。
また霞ヶ関ならではの婚活事情として「見合いシステム」についても本章では言及している。

第三章「夫人外交」
官僚の中でも家柄などを重視した象徴として「外務省」があげられる。とりわけ外交の仕事として官僚本人だけではなく、その妻も社交場に華を持たせるために動くことも多い。首脳会談の夫人外交と同様に外務省の官僚にはそのような風潮がみられるという。
しかし長年官僚を取材しているためか、「夫人」にも変化をしているのだという。

第四章「官僚の妻たち」
妻が官僚の世界にコミットしているのは別に外務省ばかりではない。防衛省でも「美鳩会」という夫人会があるように「婦人会」と呼ばれる官僚夫人の会の世界がある。しかも官僚と同じように上下関係も激しく、かつその世界の中の窮屈さを描いている。

第五章「官舎という小宇宙」
公務員宿舎(官舎)は都内にあるアパート・マンションに比べて比較的安価であることからメディアの批判の的となることがある。しかしその官舎でもまた官僚やその夫人の中の世界と同じような所であるという。

官僚という世界には大きな「ムラ社会」という存在である。その「ムラ社会」の中には私たち庶民とかい離している所もあれば、全く同じような性格を持っていると言える。

結果は「行動する前」に8割決まる 世界上位2%だけが知っている「達成思考」仕事術

結果は「行動する前」に8割決まる 世界上位2%だけが知っている「達成思考」仕事術 結果は「行動する前」に8割決まる 世界上位2%だけが知っている「達成思考」仕事術
金田 博之

日本実業出版社  2012-09-13
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結果を出すために行動をするとよく言われるが、その行動をする前に「計画」を立てるため、その行動前どのような結果を望むのかを立てる必要がある。著者が世界上位の結果を出すビジネスマンと仕事をしたときに痛感をしたのだという。
本書は「行動する前」の「計画」としての「目標設定」の重要性と立て方についてを伝授している。

第1章「デキる人を「ベンチマーク」してスキルを盗む」
「ベンチマーク」というのは簡単にいえば「水準」を見つけることを言っている。自分の身の回りのなかで「デキる人」を見つけてひたすら真似ること、それを複数に増やしていくことで行動前からの結果を広げていく。

第2章「行動する前に“失敗リスク”を下げて成功へ導く「プロトタイプ」」
「プロトタイプ」は直訳すると「試作(品)」のことを指している。行動する前にどのような行動をする「シミュレーション」を立てて、その完成イメージ・失敗イメージを描くことによってフィードバックを行い、完成イメージを作り換えていくことによって失敗へのリスクを減らし、行動のイメージがつきやすくなる。

第3章「改善から“革新”へと意識を変える「ストレッチゴール」」
「ストレッチゴール」は簡単に言うと、今ある目標・改善から、全く新しくする「革新」に変えるような目標に変える方法について伝授している。

第4章「「コミットメント」で“初速”を上げて一気にやりきる」
行動をする前に目標を立てるが、その目標をTwitterやFacebook、ブログ、あるいは口頭などで「公言」をする、つまり「コミットメント」をする事について、その重要性と方法について伝授を行っている。その「コミットメント」は行動を起こす前に重要なことである。その大きな理由は「のっぴきならない」事態を作るからである。

第5章「インパクトで相手を“その気”にさせる「プレゼンテーション」」
プレゼンの位置づけとそのための資料づくりは日本と欧米諸国で大きく異なる。日本では資料の文字情報重視、一方欧米諸国では図表などのビジュアル重視である。
とはいえどプレゼンの第一印象やつかみ、共感などを持たせられるような方法を伝授している。

第6章「“ダラダラ会議”から脱却させる「ファシリテーション」」
私の仕事でもよく「会議」が行われるがその会議のための準備から成果物を出すことができるのかで会議の内容・密度も大きく変わってくる。会議を行うための準備、さらには会議中に気をつけるべきこと、そしてその会議のゴールを持つことで会議は充実したものになる。

第7章「指示待ち人間を“自ら考えるプロ”に育てる「リーダーシップ」」
リーダーの下にいる人たちにどのように「考える」環境に持たせるのか、目標設定からアプローチに至るまでの方法を伝授している。

「行動」することの重要性を説いたビジネス書はあるのだが、「その前」の目標設定の重要性を説いた本はない。行動することは確かに重要であるが、どのような成果を得るのかを立て、そこから行動に落とし込んでいくことこそ的外れな結果を得てしまわず、正しい結果を得ることができる。本書はそれを示した一冊である。

「耳読(ミミドク)」で、もっと読めるようになる!

「耳読(ミミドク)」で、もっと読めるようになる! 「耳読(ミミドク)」で、もっと読めるようになる!
上田 渉

ディスカヴァー・トゥエンティワン  2012-10-13
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著者の上田様より献本御礼。
最近ではオーディオブックの需要も伸びている。時間がないとき、満員電車の時などの隙間時間で手を煩わずに読むことができることが大きな利点が需要が伸びている所以といえる。
本書はその需要が伸びている「オーディオブック」をもっと楽しむ、あるいは「オーディオブック」を体験したことがない人がこれからオーディオブックを楽しむための一冊である。

第1章「"耳読"で、読書が3倍楽しくなる理由」
活字が苦手の人、疲れたとき、最初に書いたように満員電車のときでも気軽に聴くことができるのがオーディオブックであるが、そのオーディオブックもスマートフォンユーザの増加、オーディオブックそのものが豊富、かつ安価になったことからより楽しむことができる。
本章ではオーディオブックの需要が伸びた理由から、オーディオブックの種類、さらにはヘビーユーザーのオーディオブック利用法まで紹介している。

第2章「オーディオブックのはじめ方」
著者の処女作に「脳が良くなる耳勉強法」があるが、そのときはiPodを利用しての勉強法だったが、それからというものスマートフォンが誕生したことにより、オーディオブックを始める方法も増えてきた。スマートフォンもあれば、iPodなどのMP3プレーヤー、CDを使った方法などが取り上げられている。そのほかにもオーディオブック入手サイトもあれば、オーディオブックの聴き方まで様々である。

第3章「著者厳選!おすすめのオーディオブック」
本章では著者が厳選したオーディオブックを実用書・語学・文芸・落語・英語本などに分かれて紹介している。著者ならではのチョイスが魅力的であり、その中でも聴きたいものもでてきたと言える章である。

第4章「"耳読"で、脳がどんどんよくなる理由とは!?」
「耳読」には様々な理由から「脳」に良いといわれている。本章ではその要因と聴覚のメリットについて取り上げられている。
著者は日本最大のオーディオブックサイト「Febe」を運営しており、かつ朗読アプリ「朗読少女」などを手がけた。本書のあとがきには祖父との思い出からオーディオブックを広げようと一念発起して起業をしたのだという。その思いは今や日本中へと広がり、そしてそれがさらなる広がりを見せる思いから書かれた一冊が本書である。

アイデアがあふれ出す 行動が加速する 1本線ノート術

アイデアがあふれ出す 行動が加速する 1本線ノート術 アイデアがあふれ出す 行動が加速する 1本線ノート術
吉澤ゆか

アスキー・メディアワークス  2011-08-11
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「1本線」は簡単に言うとノートのページの真ん中に縦棒を一本入れて使うことを言っている。そのやり方を知っている、もしくはしている人は私の周りにもいるのだが、著者の定義している「1本線」のノート術は少し異なる。その秘訣は「1本線」を引いた先にあるのだという。著者hは「その先」のスキルを得たことにより、アイデアが具体的になり、行動が加速し、ビジネスや生活をより良いものに進化していくことができた。
本書はめくるめく「1本線」のノート術について伝授受をしている。

第1章「シンプルなのにこんなに役立つ、1本線ノート術」
「1本線」を引いた後に以下のことを行う。

① 左側にインプットした内容を書く
② 右側に気づいたこと、考えたこと、行動計画を書く
③ そして行動をする(本書より一部改変)

というだけである。しかしそれをバカにしてはいけない。そのことによってインプット・アウトプット・行動の3つの要素のバランスを作り、それが2乗3乗のように行動を起こし、結果をつくることができる。

第2章「[基本編]3つのステップで1本線ノート術を身につける」
著者のおすすめは普段速記ノートで使われる「ステノノート」であるが、「1本線」を引くことの出きるノートであれば何を使っても実践することは可能である。
その中で「左側(インプット)」「右側(アウトプット)」それぞれについて書くコツを伝授している。

第3章「[実践編]1本線ノート術でビジネスと生活を変える方法」
本章では「実践編」として課題解決を「1人」「複数」で考えるパターン、ビジネスプランの作成・実行、目標策定、行動策定、アイデア創出などケースは様々である。

ノートは宇宙である。しかもその宇宙は自分自身の裁量によって進化を進めたり、止めたりすることができる。その進化を進めるために絶えず変えていく必要がある。そのためにはアイデアを出すだけではなく、それを決断し、行動を起こすためのツールとしての「ノート」があり、本書があると言える。

モンスター・シークレット

モンスター・シークレット モンスター・シークレット
藤本 ひとみ

文藝春秋  2012-07-28
売り上げランキング : 144753

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進展のない事件について最新の情報を手に入れようと正義感に燃える記者が話題収集のためにフランスに渡ったときから物語は始まる。

その物語はフランスに行く前まで追っていた事件との館錬成があり、「ナポレオン」や「摂政」などを手がかりに日仏双方から紡ぎ出される「ミステリー」に巻き込まれる。そしてフランスで知り合ったある鑑定医とともに歴史、証拠などを材料に真実を読みとっていく。

日仏の両国は言語や文学など異なっているのは当然であるが、大きく異なる両国が「事件」によって繋がっている不思議さがスリリングなおもしろさを醸している所が印象的であった(もちろん架空のものであるが)。

ダブル・ヴィジョン~宗教における言語と意味

ダブル・ヴィジョン: 宗教における言語と意味 ダブル・ヴィジョン: 宗教における言語と意味
ノースロップ フライ Northrop Frye

新教出版社  2012-07-23
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「ダブル・ヴィジョン」は直訳すると「二重の視点」と表す。すなわち「二つの」側面や学問などからある事象についてとらえることを中心としているが、一方の視点についてキリスト教をはじめとした「宗教」を観点にし、もう一つの視点とを合わせて世の中の事象と聖書との考察を行った「講義録」である。

第一章「言語のダブル・ヴィジョン」
まずは「言語」である。国家として「成熟」「未成熟」の差としてあげられる要素の一つとして本章のタイトルにある「言語」の差が挙げられる。さらに「言語」にも変化があり、その変化によって成長することもあれば、衰退もある。それは宗教の成長と衰退についても通じているのだという。

第二章「自然のダブル・ヴィジョン」
「人間」と「自然」が同じ立場にあるのか、それとも対極の立場にいるのか、宗教によって異なる。たとえば神道は八百万の神が存在しており、自然など身近なところに「神」が宿っていることから自然と神、そして人間との共生が成り立っている。それとは対照的に「美」のために自然を変えることを厭わない宗教も存在する。
自然への向き合い方は宗教それぞれであるが、神々が作った存在としての威厳と批評についても本章では述べている。

第三章「時間のダブル・ヴィジョン」
時間の流れと宗教の考察であるが、ここで言う「時間」は「歴史」や「進化」という観点での「考察」を行っている。

第四章「神のダブル・ヴィジョン」
「神」と「宗教」とは密接な関係にある。しかし「一神教」「多神教」など神の数にも差があり、神がどのような役割を持っているかによっても宗教によって異なる。

宗教+αとのヴィジョンの違いはキリスト教や神道など宗教によって変わってくる。宗教学にまつわる話題が中心なので取っつきにくいのだが、それぞれと宗教についての視点があると言うことがなかなかおもしろいと言える。

「成功」のトリセツ

「成功」のトリセツ (角川フォレスタ) 「成功」のトリセツ (角川フォレスタ)
水野 俊哉

角川学芸出版  2012-09-25
売り上げランキング : 6330

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著者はこれまで数多くのビジネス本・成功本を読み、それを実践することによって「成功」してきた。
その著者も前著である「幸福の商社、不幸のデパート~僕が3億円の借金地獄で見た景色~」で書いたような壮絶な転落人生を歩んでいた。ようやく脱出の兆しを見せた時にナポレオン・ヒルや本田健の本を読んだことが合ったのだが、小馬鹿にしていた。
成功本の「モルモット」になり成功本案内という処女作を出して4年、今となっては出版プロデュースや経営コンサルタントと多忙でありながら、充実した毎日を送っている。そのなかで霞んで見えていた「成功」の意味、そしてその「成功」する事のプロセスはいったい何なのか。自ら「成功」した体験について棚卸しを行い「トリセツ」という形でまとめたのが本書である。

第1章「お金の奴隷から抜け出す」
誰しも「儲けたい」「お金持ちになりたい」という願望はある。しかしその「お金」を手に入れる、または使うためのスキルや考え方を学ぶ機会が少ない、というよりもむしろそれ以外のことにベクトルを向いてしまっている。
本書の帯紙に書かれているように、お金を有効活用の方法として著者は「ホテルのスイートルームでカップラーメン食べる」ことを行っている。スイートルームと言うと優雅な食事を連想するのだが、「金銭感覚」を正常に保つための方法として取り上げている。

第2章「仕事を支配する」
「仕事に支配される」人もいれば「仕事を支配する人」もいる。ましてや独立してフリーランス、あるいは起業している人にとってはなおさら両極端に陥りやすくなる。
前者の仕事になっている人が多い中で、いかに後者になるかを本章では示している。

第3章「時間の檻から脱出する」
「時間とお金は等価交換ができる」
まさに正しいと言える。「時間をお金で買う」人もいれば、逆に「お金を時間で買う」人もいる。
そしてその「時間」を家族や趣味の時間に費やす人もいれば、仕事だけにしか費やさない人もいる。
しかしその時間は使い方によって「使う」「使われる」立場になってしまう。
本章では1日の時間の使い方によって「檻」に捕らえられたり、「檻」から脱したりすることができる。

第4章「本当の自分を探す」
「本当の自分」はどのような存在なのか、仕事や本、出会いなどで探す人が多い。私も「自分」を見つめる、作るために前述のようなものを行う、実践するなどを行っている。
著者自身もすべてを失った後、成功本の「モルモット」として様々な成功本を読み、実践を行った方であり、そこから自らやりたいことを行うようになった。

第5章「人間関係を掌握する」
「人間関係」と言っても様々である。その人間関係を築くために、会社の人とプライベートでつきあったりする人もいれば、セミナーや合コンに片っ端から参加して人間関係を作ろうとしている人もいる。そして「人脈」というのも言及しており、「人脈」「人間関係」も含めた本当の意味での「成功」と「関係」のあり方について言及している。

「成功」とはいったい何なのか、物的なものなのか、地位や名誉なのか、あるいは心の至福なのだろうかそれは人それぞれである。しかし自分自身にある「成功」のためにどのようにしたらよいのか、そのことを見直すことができる一冊と言える。

書くことが思いつかない人のための文章教室

書くことが思いつかない人のための文章教室 (幻冬舎新書) 書くことが思いつかない人のための文章教室 (幻冬舎新書)
近藤 勝重

幻冬舎  2011-09-29
売り上げランキング : 19180

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これまで私自身、書評などで「文章」に携わった。その中で無機質な文章、感動など様々な感情を呼び起こすような文章など「文章」と一括りにしても多岐にわたる。「美しい文章」「名文」といっても小説やビジネスなど使い方によって様々であり、そう書く自分でも「良い文章」とは何か、という問いは「わからない」や「模索中」と答えてしまう。
「文章問答」はここまでにしておいて、本書は文章を各期かいがあっても書くことそのものが思いつかない人、あるいは少しでも良い文章を書きたい人にとって「文章」とは何かを紐解くとともに、書き方も伝授している。

第1章「記憶を描写してみよう」

「何を書けば良いのかわからない」
「どのような文章が良いのか」

と原稿用紙の前で禅問答をしたことは皆様はあるのだろうか。今では思いついたことを色々と書く身であるが、学生の頃は上記に書いたとおりのようなことを禅問答のように問い続けた。
しかし思いついたこと、あるいは考えていることを囲うと思ってからはそのような抵抗はなくなった。
自分自身の記憶は多かれ少なかれ書くことができる。その書くことを描写する事、説明することなど多岐に広げていくことによって文章を書くことはまたおもしろくなる。

第2章「伝わる文章の秘密」
婉曲や感嘆詞など文章を作る(描く)のにも様々な方法があり、使い方一つで文章が変わり、そこからの伝わり方も変わる。
そのため自分自身が思ったとおりに伝わる文章を書くための方法について伝授している。

第3章「そもそも書く手順とは?」
文章を書く手順とは言ってもビジネス文書・小説・メモなど様々である。とはいえ文章には「起承転結」があるのだが、その起承転結を記す手順、そして分解する手順について本章にて伝授している。

第4章「文章はこう直す」
文章を作ったら今度は「推敲」と呼ばれる手直しである。表現の手直しや書き方の手直しについてを伝授している。

文章は目的・用法によって変わってくる。しかし文章は書き続けること、そして良い文章をみて、真似て、省みることによって進化を続けていく。一般的に「完璧な文章」はどこにもない。しかし自分自身の「完璧な文章」は存在する。その文章を追い求めて今日もまた文章を書き続ける。本書はその文章への旅のスタートラインと言える。

疑え、常識

疑え、常識 疑え、常識
川口 淳一郎

ベストセラーズ  2012-03-24
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「常識」ほど理由を言わずに罷り通っているものはない。私にとってはそれほど信用できない言葉はない。
私事はさておき、新しい考えを持つためにはその「常識」を疑うことから始まると言われている。本書は昨年話題となった「はやぶさ」の経験を通じて「常識」を疑うことの大切さを伝授している。

第一章「[生き方][考え方]の常識を疑う。」
本書は20代~40代の働く男性3人と著者とでゼミナール形式での講義をおさめている。まずは過去の教育、さらには座右の銘、判断、そして「心」についての「疑う」ことの大切さを伝授している。特に最初にある第1講の「君たちは国に洗脳されたロボットなんだ」ことには国民と教育の観点から衝撃を受けた。

第二章「[仕事]の常識を疑う。」
昨年3月に起こった東日本大震災は「1000年に1度の大地震」と言われている。ビジネスでもそのような「想定外」のことは起こり得る。企業や経済にとって「リスク」は避けて通れないのだが、それに背を向けることが多いのが日本人であるが、そのリスクを忌避せず回避する、もしくはそのリスクがあってもリカバリを持つなどが大切と言える。

第三章「[教育]の常識を疑う。」
教育の弊害はいろいろなところである。簡単なところでは机上教育と企業とのかい離もあれば、国民性の形成、議論の経験不足、そして専門性が育たない土壌についての議論が中心である。大学教授として大学の場を経験しながら、プロジェクトマネジャーとしてビジネスの舞台にも上がったことのある著者だからでこそ、ビジネスと教育のあり方を見ることができると言うべきか。

第四章「[お金]の常識を疑う。」
「税金の無駄遣い」「税金を別目的に使っている」という声がある。しかしそれも疑う必要がある。そもそも税金は「何のために」使っているのか、税によって用途が異なるが、近視眼的なことで考えるのではなく、長期的な計画、視野で見ることが大切であるという。
本書は「疑う」ことそのものにある。だからでこそ本書をも「疑う」ことによって自分自身の本質を見ることができる。様々な事象や考え方そのものを疑い・否定し続けることによって、ルネ・デカルトの言葉のようになる。

「我思う、故に我あり」

と。

2012年 F1韓国GP ヴェッテルが3連勝し、ドライバーズランキングでトップに立つ!

結果は以下のとおり。(「F1通信」より)

Round16_final

最初のスタートですべてが決まったようなレースだったように思えてなりません。ヴェッテル、もといレッドブル勢が終始圧倒的な強さを見せ、ヴェッテルが優勝し3連勝、ウェーバーも2位表彰台とワン・ツーを飾りました。

これでドライバーズランキングではヴェッテルが首位を奪取しましたが、まだまだアロンソとは一桁の差であり、油断はできません。しかしこの2連戦いずれも優勝しているだけのことはあり、調子は取り戻しつつあるといえるような状況といえます。

アロンソもヴェッテルの天下を取らせまいと執念の3位表彰台をものにしました。6年ぶり3度目のチャンピオンに向けて正念場に立たされているだけのことはあり、並々ならぬ走りを見せつけたといえます。

見せ場だったのがハミルトンとライコネンの5位争い、抑え続けたもののライコネンがオーバーテイクした、かと思いきやハミルトンが抜き返すシーンはまさにオーバーテイクのすばらしさを見せてつけた間があります。

一方で可夢偉は前戦の表彰台獲得だったのですが、今回は散々なレースでした。スタートダッシュでバトン・ロズベルグと接触をしてしまいドライブスルー・ペナルティを喰らい、最終的にはリタイアとなってしまいました。

次戦は2週間後、インド・ブッダ!!

2012年 F1韓国GP ウェーバーが今季2度目のPP獲得!! そして優勝予想

結果は以下の通り。(「F1通信」より)

Round16_qualifying

トップタイムから1秒以内で7台がひしめき合う中で最後の最後でベストタイムを出したウェーバーが見事PPを獲得しました。フロントローにはヴェッテルと前戦に引き続きレッドブルのフロントロー独占となり、レッドブルが持っているここ一番の「速さ」を見せたといえる予選でした。

可夢偉は13番手とあまり良い一ではありませんが、オーバーテイクポイントが結構多いコースなので後はトラフィックに引っかからない、戦略ミスに悩まされると言ったことがなければ連続ポイントも夢ではありません。

では優勝予想と行きましょう。

本命:ウェーバー

対抗:ヴェッテル

要注意:ハミルトン、アロンソ

スタートダッシュからものすごい戦いになりそうです。何せチャンピオンシップ争いも僅差のなかでひしめき合っているだけに、今回の決勝次第ではチャンピオンシップ争いの展開に大きな変化をもたらします。

終始強さを見せたポール・トゥ・ウィンよりも、むしろ最後の最後でオーバーテイクしたポール・トゥ・ウィンも見てみたいものです。(個人的な願望ですが)

2012年 F1韓国GP フリー走行1・2回目結果 そしてPP予想

可夢偉の表彰台に沸いた日本GPから1週間、次なる開催地の韓国にやって参りました。韓国は一昨年から始まったばかりという歴史の浅いサーキットです。日本人初の2戦連続表彰台を目指す可夢偉にとって正念場となるこのレースではいったいどのようなドラマが生まれるのでしょうか。

さて、フリー走行1・2回目の結果を見てみましょう。(「F1通信」より)

1回目

Round16_free1

2回目

Round16_free2

ハミルトンやヴェッテル、アロンソなどワールドチャンピオン争いを演じているドライバーが上位についています。前戦でアロンソが「ミニ・チャンピオンシップ」と言わんばかりに熾烈な争いが繰り広げられていると言ってもいいような状況です。

可夢偉は2回とも中団。この予選で状況が良くなれば良いのですが。

さて、PP予想と行きましょう。

本命:ヴェッテル

対抗:ハミルトン

要注意:アロンソ、ウェーバー

今回はQ3が一番面白くなりそうです。コンマ1秒のせめぎ合いが最後の最後まで見られるかもしれません。

新版 グローバル・ディアスポラ

新版 グローバル・ディアスポラ (明石ライブラリー) 新版 グローバル・ディアスポラ (明石ライブラリー)
ロビン コーエン 駒井 洋

明石書店  2012-05-31
売り上げランキング : 793197

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「ディアスポラ」とはいったい何なのだろうか。調べてみると、

「ギリシャ語で「撒き散らされたもの」が由来であり、元の国家や民族の居住地から離れて暮らす人、またはコミュニティ」wikipediaより)

の意味を表す。元々はユダヤ人が戦争と迫害により自ら住んだところから離れていったことを表しているが、現在では労働や家族のために移住するなどもその「ディアスポラ」として表されることもある。
本書は「ディアスポラ」そのものの研究と意味、そして現在の「グローバル化」における時代の「ディアスポラ」そのものの意味の変遷について考察を行っている。

第1章「ディアスポラ研究の四段階」
ディアスポラ研究として「古典的なディアスポラ」「1980年代のディアスポラ」「1990年代のディアスポラ」「現在のディアスポラ」の4段階に分割していることを説明している。

第2章「ディアスポラの古典概念」
第1章で段階分けした中での第一段階としてユダヤ人が受けた迫害や追放による「ディアスポラ」として「バビロン(後で調べる)」についてを論じている。

第3章「犠牲者ディアスポラ」
古典的なディアスポラはユダヤ人を中心に論じられているが、そもそも「ディアスポラ」が起こったのはユダヤ人に限っていない。本章では「虐殺」や「奴隷」といった犠牲を起こしながら他国や大陸に分散をしたアルメニア人やアフリカ人についてを取り上げている。

第4章「労働者ディアスポラと帝国ディアスポラ」
18世紀から20世紀にかけて欧米列強による植民地化政策が各国で行われ、アフリカや東南アジアなどの国々が植民地化されていった。その象徴とされたのがイギリスがインドに対する植民地化である。そこで本章にあるような「労働者ディアスポラ」や「帝国ディアスポラ」といった迫害や追放とは少し違った形で「ディアスポラ」が行われた。

第5章「交易ディアスポラおよびビジネス・ディアスポラ」
交易とビジネスにまつわるディアスポラについてを論じているが、本章では当時の中華民国における「華僑」とレバノンが取り上げられているが、それらの事例を考えると昭和初期にあった日本の満州政策もそれに当たるのかもしれない。

第6章「ディアスポラとふるさとの地」
時代は現代にうつり、ユダヤ人のディアスポラも変わっていった。ここでいうユダヤ人の「ディアスポラ」はイスラエル国の建国が挙げられる。

第7章「脱領土化ディアスポラ」
カリブ海に住む人々、すなわちキューバやドミニカなどにすむ人々は領土から脱し、アメリカに移住するディアスポラが起こっている。その脱領土としてのディアスポラについて大西洋とカリブ海のあたりを中心に考察を行っている。

第8章「グローバル時代におけるディアスポラの動員」
これまでは政治や戦争による「ディアスポラ」について考察を行ってきたのだが、ここではビジネスや市場、経済における「ディアスポラ」についてを論じている。簡単にいえば企業や経済の「グローバル化」と「ディアスポラ」そのものの変貌についてを論じている。

第9章「ディアスポラの研究」
しかしなぜ「ディアスポラ」が重要なものになっているのか、帝国主義といった植民地、迫害といったものから、交易といった経済的な側面、さらにはグローバル化といった政府が関わらない民事的な「ディアスポラ」と「国」に関わらないものと変化していくことに研究の価値がある。

「ディアスポラ」と言う言葉はユダヤ人ら移民にまつわる歴史や思想を学ばないとでてこない言葉である。しかしこのディアスポラは迫害やビジネスにかけて幅広く捉えられており、かつその言葉の意味も時代とともに変わっていく。本書はその証といえる一冊である。

1941 日系アメリカ人と大和魂

1941 日系アメリカ人と大和魂 1941 日系アメリカ人と大和魂
すずき じゅんいち

文藝春秋  2012-09-13
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1941年と言えば、12月8日に日本が真珠湾へ攻撃を行い大東亜戦争が開始された年であった。当時から日米関係が緊張状態にあり、いつ戦争が起こってもおかしくないような状況に陥っていた。
日本では政府による英米文化そのものを楽しむこと自体御法度とされ、米国では日系人に対する強制収容も行われた。
本書の著者は2001年からアメリカに在住し、日系アメリカ人社会と出会った。その出会いから第二次世界大戦から始まる日系アメリカ人の歴史を記録し、「日系史記録映画三部作」として「東洋宮武が覗いた時代(2008)」、及び「442日系部隊 アメリカ史上最強の陸軍(2010)」と映画化した。そして三部作としての最後の作品として「二つの祖国で 日系陸軍情報部」が2012年12月に公開される。本書はその日系アメリカ人社会の歴史の記録を一冊の本に綴られている。

第1章「東洋宮武と強制収容所」
東洋宮武(宮武東洋)は1895年に香川県で生まれるが、わずか14歳でアメリカに移住することとなる。その後写真にのめり込み、オリンピックの写真撮影も行った。しかし東洋宮武の作品で代表される物が日系アメリカ人と強制収容所の写真であり、それが最初に書いた映画だけではなく、「東洋おじさんのカメラ」として絵本化された。

第2章「日系社会からの反響」
日系アメリカ人は、いうまでもなく日本人とアメリカ人とあわせ持っているため、両方の文化を知る人物である。それ故にアメリカ文化と日本文化の媒介人をつとめることもしばしばある。

第3章「442連隊の大和魂」
最初にも書いたように、2010年に映画化された「442日系部隊」の撮影エピソードとその「連隊」のあらましについて綴っている。

第4章「わが妻「榊原るみ」さん」
著者の妻である榊原るみのことを綴っている。
榊原るみと著者が結婚したのは2001の1月であり、まもなく夫とともにアメリカに移住し、映画プロデュースを手伝っている。それまでは清純は女優として「男はつらいよ」「帰ってきたウルトラマン」などにも出演した。

第5章「交通事故とアメリカの医療制度」
交通事故は2010年9月にラスベガス近くで起こった。自分の運転する車がガードレールに衝突し横転。著者は瀕死の重傷を負ってしまった。
奇跡的に一命を取り留めたが今度は医療保険と訴訟の壁が立ちはだかっていた。

第6章「MISと帰米」
「MIS(Military Intelligence Service:陸軍秘密情報部)」は主に「日系二世」を中心に構成された情報隊員の集団である。主にスパイや護衛と言った役割が中心であったが、日本軍・米軍の両方で活躍した兵士もおり、かつGHQとも関わりを持っていた人も少なくなかったという。ちなみに最初に書いたように、今年12月に公開される映画はこのMISが中心である。

第7章「帰国」
第5章にて綴った交通事故、そして高額な医療保険がきっかけとなり2001年より11年間住み続けてきたアメリカを去り、日本に帰国した。その中でこれまで見えてこなかった日本とアメリカ、本書はそのことを綴っている。

第二次世界大戦の歴史の中であまり知られていない「日系人」の歴史、その史実とジレンマを三部作にして映し出した功績は大きい。そして来る12月はこの三部作の最後に当たる。日本とアメリカの架け橋としての日系人がどのような歴史を辿っていったのか、その生の声が伝わる一冊と言える。

医師が本当に実践しているツッコミ健康法

医師が本当に実践しているツッコミ健康法 医師が本当に実践しているツッコミ健康法
大竹真一郎

ティー・オーエンタテインメント  2012-09-25
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近年ではエクササイズやストレッチなどのダイエット法が流行の的となっている。そうでなくても健康法やダイエット術は女性を中心に人気があり、書店でも平積みにされているケースがある。
しかし巷にある健康法の中には胡散臭いものもあるのは確かであり、方法によっては実践すると病気になったり、体をこわしたりすることもある。
本書はその健康法や健康本に対する「ツッコミ」を行いつつ、正しい健康法とは何かを示している。

前置きしておくが決して「ツッコミをすることで健康になる」わけではない。

第1章「なぜあの健康法で健康にならないのか?」
最近では医者がダイエット法や健康法を提示する本も出ている。流行なものでは某N氏の本であったり、その逆の某T氏の本がある。
しかしよく考えていただきたいのは「健康」の基準は誰でも共通なものは存在しない。少し肥満でも闊達に生活している人もいれば、中肉中背の理想の体型をしていても病気がちになる人もいる。

第2章「インチキ健康法を見抜くツッコミ理論」
あくまでこの本を読んだことによって「健康」になるわけではない。巷にある「健康法」を見て「疑う」こと、そして自らその健康法を見つけるための「リテラシー」を育むための一冊である。
そのため、そのインチキと呼ばれるほどの「健康法」を見破るための理論を含蓄のいくものから汚いものまで6つの理論を本章にて紹介している。

第3章「売れているあの健康本にツッコミを入れる!」
さて、ここから健康本「ツッコミ」のケーススタディに当たるところである。いずれも健康本の中でベストセラーとなった本ばかりであるが、それらの本に対して鋭いツッコミを入れている。

第4章「サプリメントで健康になれるのか?」
今は行っていないが、大学生の頃は不健康を心配してビタミンやミネラルなどいろいろなサプリメントを使ったことがある。やめた理由は思ったほど効果が表れなかった為である。
そもそもサプリメントは補助の役割を担っているだけであり、誰にでも有効なものもなく、かつ選び方によってはかえって病気になる例も存在する。安易に選びたがるサプリメントだが、リスクも存在する事を忘れてはならない。

第5章「食品で健康になれるのか?」
最近では健康食品、もしくは健康飲料がもてはやされているが、普段食べているものはバランスが極端に偏らなければ害はない。しかし健康商品や飲料の中には害を起こすものもあれば、取りだった結果(エビデンス)が存在しないものもある。

第6章「正しい健康法の見つけ方」
健康法を見つけるための方法として、「EBM(根拠に基づく医療)」を元に紹介している。しかし「根拠」と一括りにしても「論文や人間をターゲットとした実験結果」もあれば、「マウスなどのモルモットを使った実験結果」をエビデンスとするものもある。それ以外にも専門家の意見だけのものもある。
いずれにせよどのような結果であろうとも「疑いながら」見つけることが大切である。

第7章「不動の健康法」
これまで様々な健康法に対して「ツッコミ」を行ってきたが、ツッコミを行うことができないほど「不動」と言われる「健康」のあり方がある。「適度な食生活」「禁煙」「適度な運動」「適度な飲酒」である。

その「適度」も「人それぞれ」であることは念を入れておく必要がある。
健康は誰かから降り懸かってもらえるほど容易なものではない。自らの体を知り、そして自分にあったものを見つけることで道は開ける。

ビジネスパーソンのための 結婚を後悔しない50のリスト

ビジネスパーソンのための 結婚を後悔しない50のリスト ビジネスパーソンのための 結婚を後悔しない50のリスト
大塚 寿

ダイヤモンド社  2012-09-28
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ダイヤモンド社 市川様より献本御礼。
「結婚」というと人生の中で大きなイベントの一つとして挙げられる。しかしその結婚やそれを前提としたおつきあい、さらに結婚後の家庭によってビジネスとしてプラスに作用するケースもあれば、その逆もある。
本書はその結婚に待つわる失敗談からでてきた「法則」を紹介している。

第1章「結婚で何より大切にしたいこと」
結婚をした後でもっとも失敗してしまうのが、独身と同じような「仕事中心」となってしまうことにある。それだけではなく相手の価値観の相違により、夫婦仲が嫌悪となり、最悪の場合は離婚になってしまうケースも少なくない。

第2章「「相手を知る」ために押さえておくこと」
結婚をすると夫、もしくは妻といる時間が増え、共同作業もでてくるようになる。そうなってくると長所や第一印象ばかりしか見えていなかったものから様々な側面が見えてくる。

第3章「ベクトルを合わせるためにやっておくこと」
「価値観の相違」や「すれちがい」が今日の離婚の原因になることが多いと言われている。かつては夫婦仲の嫌悪の象徴というと「夫婦ゲンカ」が挙げられるのだが、喧嘩と言ったコミュニケーションですらできないような状態に陥るケースも共働きであればあるほど多くなる。
そのため「ベクトル」をお互いきちんと伝えるなどして、「合わせる」必要がある。
「合わせる」内容としては、役割やルールを決める、さらけ出すなどが挙げられる。

第4章「幸せな家庭をつくるために知っておくこと」
「愛さえあればお金なんて・・・」
という言葉があるのだが、今し方の時代は十分なお金がなければ結婚生活はやっていけない。それ以前に結婚にたどり着けること自体困難と言える。
ここでは貯蓄や消費、さらには子づくりなどの家族計画をたてる重要性を伝授している。

第5章「「お互いの家族」と上手に付き合うために必要なこと」
結婚は憲法上両者の同意によって行うことができると言われている(ただし未成年者を除く。日本国憲法第24条1項より)。
とはいえ結婚すると相手の両親ともつきあうことが多くなる。その関係によってたとえ夫または妻が好きであっても離婚に追い込まれてしまうケースもある。本章では相手の両親・家族とのつきあい方を示している。

第6章「「間違わない子育て」のために考えておくこと」
価値観の相違にも様々とあるが、その中でも子育てや教育方針の相違もある。叱り方もまた然りであるが、その考え方の違いは夫婦間の話だけではなく、相手方の親、当事者である子供にまで広がるため、「子育て」こそもっとも難しいが、ここで考えておくことができれば夫婦仲は大方うまくいくと言える。

著者の著作は中堅や若手のビジネスマンが後悔しないためのアドバイスが中心であったが、今回は婚活のプロデュース、及び合コン企画を生かした経験とビジネスの関連性とを見た上で生み出された結晶と言える。ビジネスと結婚は侮れない。そう言える一冊である。

2012年 F1日本GP ヴェッテルがポール・トゥ・ウィン! 可夢偉が日本人史上3人目の表彰台獲得!!

結果は以下の通り。(「F1通信」より)

Round15_final

ヴェッテルは終始強さを見せ、相性の良い鈴鹿でポール・トゥ・ウィン、さらにファステストラップを記録し、ハットトリックという完璧な内容で今季3勝目を挙げました。まさに鈴鹿に強いドライバーとはこのことであり、鈴鹿でも2年ぶり3勝目を挙げました。

2位には長らく表彰台に上がれない不遇が続いたマッサ、第1スティントから1ピットでバトンと可夢偉の前に出て、そこからヴェッテルには叶わなかったものの、可夢偉とバトンの差を広げ、手堅く表彰台を獲得しました。10番手スタートだったのですが、この強さで再評価のきっかけとなり、また表彰台の真ん中に戻ってくれることを願うばかりです。

可夢偉は日本人の表彰台は2004年のアメリカGPで佐藤琢磨(当時:BARホンダ)が3位表彰台を獲得して以来8年ぶり、鈴鹿での表彰台は1990年の鈴木亜久里(当時:ラルース・ランボルギーニ)以来22年ぶりの母国GPの表彰台となりました。スタートダッシュではウェーバーの失敗もあり2位にジャンプアップ、ピットでマッサに抜かれるまでは2位を維持し、その後もバトンの猛追もありましたが、最後まで押さえ切り見事表彰台獲得となりました。第2スティントの間にリチャルド(トロ・ロッソ)を中々抜くことができなかった所以外はほぼ完璧なレースだったと思います。

表彰台の3人もそうですが、ドライバーズランキングトップのアロンソがライコネンの接触によるタイヤバーストにより0周リタイア、しかも4番手スタートのグロージャンはフロントローのウェーバーを追突し、10秒ピットストップペナルティーと波乱を見せてくれました。その波乱が可夢偉に降りかからなかっただけでも幸運だったのかもしれません。

次戦は1週間後、韓国・霊岩!!

2012年 F1日本GP ヴェッテルが4年連続PP獲得!! そして優勝予想

結果は以下の通り。(「F1通信」より)

Round15_qualifying

ヴェッテルは鈴鹿と相性が良いのか、それともレッドブルは鈴鹿に相性が良いのか、今回はその両方に当たるのかもしれません。

昨日のフリー走行ではコンスタントに上位にいたヴェッテルが土曜のフリー走行でトップタイムをたたきだし、その勢いもあって見事予選でもPPを獲得しました。しかも2番手にはウェーバーが入りレッドブルのフロントロー独占となりました。

可夢偉も母国GPの意地を見せて4番手でしたが、まず3番手のバトンがギアボックス交換により5グリッドペナルティが課せられるため、3番グリッドからのスタートとなりましたが、その隣には…これまで数多くのクラッシュや波乱の原因を生み出したロータスのグロージャンがいます。その妨害をかわして堅実な走りを見せてくれれば良いのですが…。

さて、優勝予想と行きましょう。

本命:ヴェッテル

対抗:ウェーバー

要注意:グロージャン、可夢偉

鈴鹿との相性の良さが今回のレースに響くと思います。そう考えると対抗にいるウェーバーは一昨年は2位表彰台でしたが、相性の悪さもあります。そう考えるとヴェッテルの独り勝ちのレースとなるかもしれません。

2012年 F1日本GP フリー走行1・2回目結果 そしてPP予想

前戦が終わって2週間ですが、この間に2つの大きな出来事が起こりました。一つは5年間マクラーレンに在籍していたハミルトンが来季メルセデスに移籍することが明らかになり、そしてこのブログがupされる前々日に、ミハエルが2度目の引退を発表いたしました。

鈴鹿では何かが起こる―

と言う言葉があるように、トラック内・外で色々な出来事が起こるのも鈴鹿の魅力の一つと言えるでしょう。

モンテカルロやスパ・フランコルシャン、シルバーストーンやモンツァと並んで最も魅力あふれるサーキットの一つとして上がっている鈴鹿サーキット。この鈴鹿も今年で50周年を迎えることとなります。

これまで数々のドラマを生んできた鈴鹿、チャンピオンを生み出してきた鈴鹿、多くのドライバーにとって賞賛の的となった鈴鹿。50周年目の節目に相応しいようなドラマを見せて欲しい。いちF1ファンとしてそう願うほかありません。

さて、フリー走行1・2回目の結果を見てみましょう。(「F1通信」より)

1回目

Round15_free1

2回目

Round15_free2

バトンやウェーバーがトップタイムを出す中、フリー走行2回目ではクラッシュやトラブルが続出しました。波乱をも匂わせるようなフリー走行でしたが、そんな中、母国GPを迎える可夢偉は1回目は6番手の上位に食い込む一方で、2回目は14番手と中団に甘んじてしまいました。

この50周年を迎えるサーキット、1990年に鈴木亜久里以来22年ぶりの母国GP表彰台を狙っていく他ありません。

さて、PP予想と行きましょう。

本命:バトン

対抗:ウェーバー

要注意:ヴェッテル、アロンソ

ドライバーズランキング争いもそろそろ大詰めにさしかかったところ、この鈴鹿でもPP争いは熾烈なものとなるでしょう。おそらくコンマ1秒の争いが続くかもしれません。

またやぶけの夕焼け

またやぶけの夕焼け またやぶけの夕焼け
高野 秀行

集英社  2012-07-05
売り上げランキング : 200970

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皆さんは子供の頃、どのような遊びをしていたのか。

私の場合は小さい頃は鬼ごっこ(缶蹴りや手繋ぎ、助けも含む)、野球、あと冬ではそりすべりや雪合戦などもやったことは今でもはっきりと覚えている。

本書の話に移るが、1970年代の子供の遊びを映しながら物語を進めている。あるときは冒険、クワガタ取り、火遊び、秘密基地…と様々である。

その中でも冒険やクワガタ取りであれば私でもやったことがある。自然豊かな場所があったから、というのもその一つであるのだが。

そういった体験を経ることによって色々な個性や思い出もつくることができる。子供は発想豊かだ、あるいは子供は無邪気で素直だ、と言うことを表している、そう思える一冊である。

飛行士と東京の雨の森

飛行士と東京の雨の森 飛行士と東京の雨の森
西崎 憲

筑摩書房  2012-09-10
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東京を舞台にしていながら東京独特の喧噪から外れた所にいるような感覚に陥る。それでいてダークかつ寂しさのあふれる様な作品であった。

東京は日本で最も人口が密集した所であるが、心までも近いかと言われるとそうではなく、あくまで「他人」という意識でしかない。それは北海道でもほぼ言えることであるが、その姿を7つの短編小説でありありと映し出している。

話は変わるが、私が初めて東京に来たのは2007年2月、それから就職活動のために毎月のように東京にやってきたのは今でも覚えている。その東京の中で喧噪にまみれて働く方々、そして夜の帳のなかでワイガヤをするサラリーマン、その姿を何人も見てきた。東京に静寂は無いのかとさえも思った。

しかし静寂はあった。夜明け前の時間帯の時のことである。その時の憧憬を思い出させてくれるような作品が本書であった様な気がする。

自責社員と他責社員

自責社員と他責社員 (経営者新書) 自責社員と他責社員 (経営者新書)
松本 洋

幻冬舎  2012-09-11
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「自責」と「他責」
人間もいろいろとあるのだが、会社員もいろいろである。前者はどのような過ちでも自分のことと捉える。反対に後者は自分の過ちを他者や運、そして身の回りの環境に転嫁する。
「自責」「他責」の考え方一つだけでも、会社の利益が大きく変わってしまうのが「自責」「他責」の侮れない所と言える。本書ではこの「自責」と「他責」の違いの恐ろしさと「自責」へシフトしていく方法について経営者新書であるため、経営者の視点からアドバイスを行っている。

第1章「「他責」の思考を招く5大要因とは?」
「他責」の矛先はそれぞれであるが、結局他人のせいにしてしまう。そして自分自身は行動を起こさずただ、のうのうと過ごしていく。
それがこの「他責」の考え方の実態である。
それが「自責」の考え方であっても、壁にぶち当たり続けると、「あきらめ」の感情を呼び起こし、思考そのものも「他責」に変化をしてしまう。

第2章「自分の会社の現実さええぐる」
その「他責」と呼ばれる考え方は他人に対しても良い効果を生むどころか、悪影響を及ぼしてしまう。しかもその「他責」は相手にとっての成長を阻害してしまう。簡単に言えば若い「芽」を摘み、会社の成長そのものを阻害し、減退に陥ってしまう。その現実をえぐっているのが本章である。

第3章「あなたの自己変革が会社を成長させる」
「他人と過去は変えられない。変えられるのは常に自分と未来」
その言葉にあるように、自分自身が変わることによって会社にとってプラスの作用を作ることができる。そのためには会社や部・課の目標を知り、それをもとに自分自身がどの立ち位置にいるのかを知り、成長する、もしくはさせることに繋げる。

第4章「会社成長ソフトをインストール」
ここでは著者が社長を勤めるAPIコンサルタンツの会社概要とコンサルティングのあり方についてを述べている。

おそらく日本のビジネスマンのみならず、日本人は「他責」になりがちな傾向にあるように思えてならない。とうぜん「自責」の考えができる人もいるのだが。その「他責」を脱し、「自責」の考えを持つことによって自分も、会社も、ひいては日本を成長する糧になると訴えているのが本書と言える。

僕らはつよくなりたい

僕らはつよくなりたい 僕らはつよくなりたい
戸塚 啓 NHK「アスリートの魂」制作班

幻冬舎  2012-03-21
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今年の甲子園は選抜・夏を通して大阪桐蔭の年だったと言えるほど、強さが際立っていた。とはいえ他の高校も「勝ちたい」「強くなりたい」という一心で戦っていたのが印象的であった。
中でも東日本大震災の災厄にもめげず、野球に青春をかけた東北勢のひたむきさには多くの観客・視聴者に感動を呼び起こしたと言っても過言ではない。
本書は震災から間もない時期に開催された春のセンバツにおいて、強豪・東北高校について追っている。

第1章「夢を追っている途中で」
東北高校と言えば2003年の活躍が印象的である。ダルビッシュ有の迫力あるピッチングで活躍を見せるも決勝戦で常総学院に敗れてしまった。
ダルビッシュはその後日本ハムで活躍を遂げ、MLBのテキサス・レンジャーズに移籍した。
その東北高校は震災の日、いつものように練習をしていたのだが、その矢先に東日本大震災が起こった。
その震災により家族が亡くなった・行方不明になった、家を失った野球部員もいた。

第2章「緊張と葛藤」
そのような状況下で震災前のモチベーションを保つことは至難の業と言ってもおかしくなかった。むしろそのような状況の中で自分たちは甲子園に出る夢を追っていいのか、という疑問さえ持った部員もいた。
それでも監督をはじめ選手は甲子園へ行く道を選んだ。当然決めた後も葛藤と疑問は残っていた。
しかし、それ以上に苦痛だったのは震災の痕でもなく、メディアの好奇な視線だった…。

第3章「甲子園の戦い」
2011年3月23日、春のセンバツが開幕した。普段の年とは違い、外壁の至る所に「がんばろう!日本」の垂れ幕やのぼりが見られた。
とりわけ注目の的となったのが本書で紹介されている東北高校をはじめとした東北代表の高校球児たちであった。
結果は一回戦で大垣日大に大敗を喫してしまった。

第4章「練習より大切なもの」
このセンバツでは神奈川県代表の東海大付属相模が11年ぶり2回目の優勝で幕を下ろした。
敗れた東北高校は甲子園を去り、被災した地元に戻りボランティア活動に勤しんだ。その活動の中で球児たちは野球だけでは得ることのできない大切なことを学んだ。

第5章「恩返しの勝負へ」
ボランティアで育んだ感謝と「大切なこと」
それらを胸にいつも以上に練習に取り組み、夏の甲子園の切符を賭けた宮城県大会まで勝ち進んだ。しかしその努力も空しく敗れ甲子園に戻ることができず、印象的な「夏」は終わりを告げた。

第6章「僕たちの未来」
東北高校にとってまさに「大変」な年となってしまった。夏の甲子園に戻ることができなかっただけではなく、秋の大会でも優勝できず敗れ去ってしまった。そのなかでコーチや監督との衝突も少なくなかった。岐路に立たされた状況にあるのだが、これから「大きく変わる」時期とも言える。

東北高校のみならず、ましてや野球のみならず、この震災への復興のための思いをぶつけた人は少なくない。そのぶつけた思いに対し、私たちはさらなる復興へ進み、大いなる花を咲かせる。その種が本書といえる。

民話の森の歩きかた

民話の森の歩きかた 民話の森の歩きかた
樋口 淳

春風社  2011-06-15
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「民話」と言うと聞き慣れない人あ多いのかもしれない。しかし「童話」と聞けば子供の頃に親しんだことを思い出す。
しかしこの「童話」も元々民衆の中で伝わった話、いわゆる「民話」の形で今日親しまれている。
本書はその民話のなかから「シンデレラ」や「赤ずきん」「長靴をはいた猫」などよく知られる話を精神学・文芸学の角度から考察を行っている。

第Ⅰ章「シャルル・ペローとヴェルサイユの民話」
シャルル・ペローの昔話と言えば連想するのが「眠れる森の美女」、後で考察する「赤ずきん」「シンデレラ」「青ひげ」「長靴をはいた猫」が挙げられる。そのペロー作品とルイ14世の絶対王政の中で生まれた「ヴェルサイユ文化」の関連性についてを取り上げている。

第Ⅱ章「世界の民話「シンデレラ」」
第Ⅰ章にて「シンデレラ」はシャルル・ペローによって生み出されたが、その後にマリアン・コックスらが考察を行いつつ、世に知られるような話に変貌を遂げていった。その変遷は中々知られていないだけに新泉である。

第Ⅲ章「ペローとグリムの「赤ずきん」」
本章と次章では「赤ずきん」をペローとグリム兄弟がつくった作品との比較である。グリム兄弟と言えば、数多くの民話作品を生み出したが、その多くはグロテスク、かつ残酷な結末が待っているモノが多く、今日で知られている童話はその残酷・グロテスクな部分を取り除いている。

第Ⅳ章「「赤ずきん」と「ヘンゼルとグレーテル」」
精神学の中でも著名な所ではフロイトがあるのだが、そのフロイトの影響を受けた学者が「精神分析」をもとに「赤ずきん」と「ヘンゼルとグレーテル」の比較を行っている。最初にも精神学の観点から考察を行っていると書いたが、ここがその中心と言える。

第Ⅴ章「「青ひげ」とジル・ド・レ」
民話の中でも最もグロテスクで恐怖の印象が強い「青ひげ」であるが、そのモデルとなったのが、ジャンヌ・ダルクの戦友であり、フランス国の元帥であったジル・ド・レである。またイングランド国王ヘンリー8世の説もあるが、伝奇作品「Fate/Zero」でも前者を取り上げているだけに有力な説と言えるため、ここでも前者の説を採用している。その「青ひげ」とジル・ド・レの関連性について史実と作品と双方を比較した上で本章にて考察を行っている。

第Ⅵ章「「長靴をはいた猫」の政治学」
一見異色に見えるような考察であるが、そのストーリーを見ると猫と王との駆け引きがそうさせていると言えば含蓄がいく。

第Ⅶ章「つごうのよすぎる「いばら姫」」
第Ⅲ章にも書いたように本来あるような話を解釈、もしくは作り替えるようなことをする事が多い。とりわけそれはグロテスクや残酷・残忍な内容を取り除くためにあるのだが、「いばら姫」のように元々都合良く書かれているものもあるのだという。

第Ⅷ章「民話の語りとその資料」
そもそも「民話」と「童話」の違いは何か。そして「民話」はなぜ存在するのか、という命題の考察が行われているが、その「民話」を資料を開設と共に一つ一つ紹介しているのが本章である。

民話は長い歴史の中で幾千の人が語り継がれた物語であるが、その語り継がれる過程の中で様々な変化を遂げていった。その変化について歴史・史料から読み解きつつ、その森の如き奥深さを知る、というのが本書のねらいなのかもしれない。

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