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悪の哲学~ 中国哲学の想像力

悪の哲学: 中国哲学の想像力 (筑摩選書) 悪の哲学: 中国哲学の想像力 (筑摩選書)
中島 隆博

筑摩書房  2012-05-14
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「悪」とは何か。
「罪」を犯してからなのだろうか。それとも人間としてはずれたことをやってからなのだろうか。それは定かではない。
自らの「道徳」の中にある「善」と「悪」その二項対立の狭間は、何があるのか不明であるが、本書はその中で「悪」そのものの原理について中国大陸の哲学として「荘子」や「荀子」はじめとした多くの哲学者の思想を取り上げながらその原理を追っている。

第1章「君子の悪と小人の悪」
「君子」「小人」の差は歴然としている。そうすると「悪」の差も歴然なのかと思いきやその大きさや高さ、というよりも「本質」の違いにある。「君子」は民に対しての「悪」を言い、「小人」は自分自身、もしくは他人に対しての「悪」を言っている。

第2章「無善無悪」
理論を実践するというところから論じられた「陽明学」を中心に論じている。

第3章「天と人」
「天は人の上に人を造らず 人の下に人を造らず」
福沢諭吉の「学問のすすめ」の冒頭の言葉である。その源となったのは中国大陸の思想にあるのかと見紛うような所である。王は「天」と「人」の間、もしくはその両方に対する立ち位置について論じている。

第4章「性は善である」
「性善説」といえる所である。
「性善説」というと孟子や朱子などが挙げられる。
その中でも本章は孟子の哲学を中心に考察を行っている。

第5章「礼について」
「礼」というと中国大陸の思想の中で最も重んじられるものである。「食事」「悪」「善」など「礼」が使われる思想は数多くある。本章ではそれについて論じている。

第6章「荘子と非倫理」
「性善説」を唱えた孟子への批判の大家と言われた「荘子」は「情」や「礼」そのものを否定し、倫理そのものまでも否定した。あたかも自分の思考以外のすべてを否定したデカルトの中国大陸版と言える。

第7章「性は悪である」

「人間としての本性は「悪」だ」

これは漫画「軍鶏」の第1話で親を殺した主人公が少年院で服役中の男に性的な虐待を受けたときに心の中で叫んだ言葉である。また、「軍鶏」ではこの言葉を時折取り上げられている。
いわゆる「性悪説」を代表する荀子の思想を論じている。

中国大陸の哲学ほど「悪」を論じている哲学はないと言える。その「悪」を論じた代表格といえるのが荀子といえる。その旬子から様々な「悪」をとらえ、その残酷さと人間の心の中にある「澱」を映し出しているのが本書と言える。

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