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全―生活論~転形期の公共空間

全―生活論: 転形期の公共空間 全―生活論: 転形期の公共空間
篠原 雅武

以文社  2012-04-26
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「生活」は誰にでもあるものといえるのだが、その「生活」はいかにして誕生し、変化をしていったのか、「生活」の中にある「衣食住」をすべてひっくるめて考察を行っている。

第一章「公共性と生活」
公共性が論じられ始めたのが1990年代に入ってのことである。それまでは私的な(もしくは「個」の)範囲で生活は論じられ、実践されていった。そのせいか、孤独死や他人との疎遠、さらには他人の痛みを知らないためにいじめや犯罪に走るようなことさえ発生した。
そのため「公共」という言葉つかわれはじめ、哲学や倫理学、社会学ともにその現状を論じつつも、これまでの「生活」を批判した。

第二章「装置と例外空間」
生活における「装置」は家電製品など必需品などを指しており、「例外空間」は日常生活からはずれた空間・場所のことを言っている。後者はショッピングモールやアミューズメントパークといったところもあれば、極端な話「戦場」も有り得るため、かなり意味合いは広い。

第三章「誰にも出会えない体制」
「誰にも出会えない」ような状況、それは私たちの世代の中で起こった「失業」や「派遣切り」により他人との関わりあいができなくなったような状況を指す。そのような状況をいったい誰が作ったのだろうかを本章では論じている。

第四章「開発と棄民」
おそらく現在の状況に適しているタイトルはない。
その大きな理由として原発の現状が挙られる。福島第一原発にまつわる除染などの作業を私たちの世代を中心に行われているが、それにより普段の生活が失われ、中には死者も出してしまう、ある種の「棄民」が行われており、その中で放射能を取り払う「開発」が行われた。

第五章「生活世界の蘇生のために」
これも3.11のことを言っているのかもしれない。大地震により、日常生活そのものを失われてしまった。その生活に戻るために様式・精神その両方の観点から考察・提言をしている。

「生活」を論じられているが、「哲学」がメインであるだけになかなか難しい。しかしその「難しさ」の中に私たちの生活の中で欠けている「本質」が見えてくる。本書はそのような一冊である。

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