美容院・美容室・ヘアサロン・理容室・理容院向けの税理士

下のバナーのクリックをお願いします!

  • ブログランキング【くつろぐ】
  • ブログランキング・にほんブログ村へ

ビジネス書書評ブログリング

AddClips

ブックマーク

RSS登録もどうぞ

検索ワード

そのほかのバナー

  • 携帯アクセス解析
  • あわせて読みたいブログパーツ

北海道新聞

無料ブログはココログ

« 2012年6月 | トップページ | 2012年8月 »

2012年7月

望月青果店

望月青果店 望月青果店
小手鞠 るい

中央公論新社  2011-08-25
売り上げランキング : 486030

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

「ふるさとは 遠きにありて 思ふもの(室生犀星)」

仕事などの理由により、故郷から離れた場所で生活をしていてもその記憶は残っている。イヤな思いでがあって「故郷を捨てる」ことがあったとしても、頭の片隅にきっと残っている。そしてその故郷に帰るとその記憶とそこにある感情はとたんに爆発する。本書はその記憶を辿り5年間離れていた女性が故郷に戻って見つけた思いでを綴っている。

ちょっと話から反れるが、本書を読んで少しドキッとしたところがある。本書の内容というよりも地名として「旭川」がある。私の出身地なのではないか、と一瞬疑ったが、そうではなく、岡山県には「旭川(あさひがわ)」という川があり、そこのほとりに本書のタイトルであり、主な舞台である「望月青果店」が存在する。

記憶というのは辛いも、甘いも、苦いも、甘酸っぱいもある。とりわけ「甘い」「甘酸っぱい」は幼き記憶として鳥わけ印象的に残ってしまう(多少の美化はあるものの)。そしてその「記憶」はなかなか忘れることがない。そしてその「記憶」が甘く酸っぱい思いでを呼び起こし、物語を作る。章構成もすべて果物になっており、それらの味そのものを忠実に描いている。

2012年 F1ハンガリーGP ハミルトンがライコネンの猛追を振り切りポール・トゥ・ウィン達成!!

結果は以下の通り。(「F1通信」より)

Round11_final

天気予報では2年連続のウェットコンディションになるかとおもいきや、いつものドライコンディションの中でのレースでした。

終始ハミルトンがレースを進めましたが、ライコネンが2回目のピットストップの後で2位になり、そこからハミルトンに猛追、あわよくばオーバーテイクもあるかと思いきや差を詰めては広げ、詰めては広げ…と行った状況が続き、結局そのままハミルトンがポール・トゥ・ウィンを達成。今季2勝目を挙げました。

ライコネンも速さとピット戦略で見事2位まで上がりましたが仕掛けることができず、結局そのままで終わってしまいました。

可夢偉はスタートダッシュを失敗、その後トラフィックに捕まってしまいオーバーテイクも中々できず、かつタイムも伸びず、さらに何らかのトラブルもあってかファイナルラップではピットに戻りガレージへ、結局18位完走扱いでおわりました。予選の悪夢が決勝まで残ってしまい、散々なレースだったような印象を受けました。

さて、F1サーカスは夏休みに入ります。次戦は5週間後、ベルギー・スパフランコルシャン!!

2012年 F1ハンガリーGP フリー走行の勢いそのままに…ハミルトンが今季3度目のPP獲得!! そして優勝予想

結果は以下の通り。(「F1通信」より)

Round11_qualifying

見たらわかるようにQ3は圧倒的なスピードでハミルトンがPP獲得をもぎ取りました。2位にはコンマ4秒離れながらもグロージャンが喰らいつき、3位にヴェッテルがつきました。

こういったコースはマクラーレン勢が強いというのを示したと言えます。

反対に相性が悪かったのはザウバー勢。可夢偉は15番手、チームメートのペレスも14番手と振るわなかったのが印象づけます。決勝は抜きにくいコースであるだけにスタートダッシュに賭けるしかないでしょう。

さて、優勝予想と行きましょう。

本命:ハミルトン

対抗:ヴェッテル

要注意:グロージャン、バトン

順当に行けばハミルトンでしょう。決勝は雨の予想もあるのですが、雨や波乱に強いハミルトンだと、そのような状況もどこ吹く風になります。その雨や波乱の状況に強いのがもう一人、チームメートのバトンです。

フリー走行の結果でも書いたように、ハンガリーGPは2006年と2011年の2回、ウェットコンディションでのレースだったのですが、いずれもバトンが優勝しています。

そう考えると今回のレースはマクラーレン勢のどっちかが優勝、もしかしたら1-2フィニッシュもあり得るでしょう。

2012年 F1ハンガリーGP フリー走行1・2回目結果 そしてPP予想

F1サーカスも夏休み前最後のGPとなりました。舞台はハンガリー・ハンガロリンク。このコースはモナコ・モンテカルロに並ぶ低速コースであり、オーバーテイクが難しいと言われています…が、意外なことにポール・トゥ・ウィンをしたドライバーは少なく(26回中11回)、F1キャリアとして初優勝となるドライバーも数多くいます。

例年晴れて暑いレースになるのですがバトンが優勝した2006年と2011年はいずれも雨で不安定な状況になりました。「晴れて暑い」ことが多いレースですが、その状況下で雨が降ると波乱の起こりやすいのもハンガリーGPならではの特色と言えそうです。

では、フリー走行1・2回目の結果を見てみましょう。(「F1通信」より)

1回目

Round11_free1

2回目

Round11_free2

1回目はいつものハンガリーGPのように、暑く、かつドライコンディションでしたが、2回目の途中から雨が降り出し、スピン・クラッシュを喫するクルマも出てきました。

ミハエルもフリー走行2回目はその餌食となり、ウォールにクラッシュ。今回のGPでも波乱を予感させるほどのフリー走行だったように思います。

では、PP予想と行きましょう

本命:ハミルトン

対抗:バトン

要注意:アロンソ、マッサ

このフリー走行から見るとハミルトンが頭一つ抜けている様な印象を持ちます。バトンも好タイム出しているのでこの予選はマクラーレン勢がPP争いの中心にいるような気がして鳴りません。そしてフェラーリ2台がどこまでその状態を突き崩せるかも注目です。

オートクチュール~パリ・モードの歴史

オートクチュール: パリ・モードの歴史 (文庫クセジュ) オートクチュール: パリ・モードの歴史 (文庫クセジュ)
フランソワ=マリー グロー 鈴木 桜子

白水社  2012-05-24
売り上げランキング : 270347

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

「オートクチュール」
ファッションの中でもこの言葉ほど高貴であり、かつ個性的なものはない。簡単に言えば服の「オーダーメイド」と似通うところはあるのだが、オーダーメイドと違う点は「富裕層の顧客」を対象にしていること、生地などの材料が「最高峰」であり、それを最高峰のデザイナー(クチュリエ)によって作られたものである、という意味合いでは違いがある。
もともと「クチュール」はフランス語で「注文服」の意味合いを持つのだが、本書はフランスにおける「服」の歴史とともに「オートクチュール」がなぜ高貴なものとなってきたのだろうかの考察を行っている。

第一章「オートクチュールの夢と現実」
人はなぜ「オートクチュール」を求めるのだろうか。そしてその「オートクチュール」はフランス、とりわけパリのファッションにどのような影響を及ぼしたのか。
そもそも「(オート)クチュール」には規約があることすら知らなかった。その「規約」は1945年「衣服・生地加工組織委員会」の決議によって決められていたという。

第二章「名クチュリエ群像」
ココ・シャネル、ピエール・カルダン、イヴ・サン=ローラン、ジャンニ・ヴェルサーチなど、ファッションを知らなくても知られる、いわゆる「名」と呼ばれるほどの「クチュリエ」を紹介している。

フランスで生まれた「オートクチュール」。日本のファッション界でも轟かせている一方でその歴史はあまり知られていない。その知られていない歴史と成り立ちを本書では教えてくれる。

生きてるだけでなぜ悪い? 哲学者と精神科医がすすめる幸せの処方箋

生きてるだけでなぜ悪い? 哲学者と精神科医がすすめる幸せの処方箋 (講談社プラスアルファ文庫) 生きてるだけでなぜ悪い? 哲学者と精神科医がすすめる幸せの処方箋 (講談社プラスアルファ文庫)
中島 義道 香山 リカ

講談社  2012-03-20
売り上げランキング : 135020

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

本書のタイトルを見るとキリスト教の根本にある「原罪」を連想してしまう。原罪とは、

「罪が全人類に染み渡っていて罪を不可避的にする状態の中に、全人類が誕生して来る状態」wikipediaより一部改変)

のことを指す。
ちなみに本書はそのような宗教めいた一冊ではなく、むしろ私たちの世代に向けて「辛口メッセージ」を送るような対談集である。

第一章「結婚なんかしなくていい!」
「草食系」と呼ばれて久しいが、最近では結婚どころか恋愛による、女性に対する興味がない「絶食系」も出てきている。
結婚にまつわる考えは人それぞれであるが、「結婚」は人生における重要なステータス・価値であるという考えは薄れてきており、かつそのような「常識」も変化している。

第二章「就職なんかしなくていい!」
高校や大学を卒業しても就職できない、というのもあるが、あえて「就職しない」という選択肢を選ぶ人も少なくない。だからといって進学もせず「ニート」になる人も私たちの世代のみならず、企業の急激な変化についていけず「ニート」になる中年も多い。
それだけではない。大学を卒業してから「起業」をして新しい仕事場をつくる人もいる。「就職」そのものは絶対通るべき道、避けて通れない道だとは限らない。

第三章「金持ちなんかにならなくていい!」
金持ちへの願望を持つのは誰でもある。その一方で貧乏への抵抗もなく、ましてやお金持ちになってやりたいこともない。そういう意味では日本は恵まれている。創刊が得ると「お金」の価値は低落化してしまい、代わりの価値は「お金で買えないもの」にシフトしているのだという。

第四章「常識なんかなくてもいい!」
「常識」は誰が作ったのだろうか、誰なのかはどうでもよいことだが、その「常識」も日々変化する。それだけではなく人それぞれ異なる。自分のモノサシを相手に対して振りかざす手段として使う言葉であるが、その常識に関して両者は疑問を呈している。

第五章「生きがいなんかなくていい!」
「働きがい」や「生きがい」を求める人は少なくない。かく言う私もその一人である。
目的を持って生きるというよりも、それ以上に自分が人生をかけてやりたいこと、あるいは「使命」だと思うことをやることがなによりも充実したものになる。
しかし「働きがい」そして「生きがい」ははじめから見つけられるものなのだろうか、そして追い求めて見つかるものなのだろうか。そうではなく色々と「やってみる」ことによって「つくられる」のではないのかと本章では呈している。

第六章「人間関係に悩まなくていい!」
人間関係は偶然の産物であるが、その人間関係を大事にすることはビジネスのみならず、人生の中で重要な要素としてある。しかしその人間関係によって精神的に病むほど「悩む」人も少なくない。
しかし人間それぞれ性格も、思考も、志向も、嗜好も異なるため「関心」するにも「関心しすぎない」ことが大切であることを本章では説いている。

生きることの「善悪」というよりも、むしろ様々な悩み、現状を哲学・精神医学の立場から斬っているというものである。しかしいずれも「生きる」ことにおいて大切な要素を解き明かしているため、今一度自分を見直す為のきっかけとなる一冊と言える。

現代日本人の絆―「ちょっとしたつながり」の消費社会論

現代日本人の絆―「ちょっとしたつながり」の消費社会論 現代日本人の絆―「ちょっとしたつながり」の消費社会論
亀岡 誠

日本経済新聞出版社  2011-09-21
売り上げランキング : 365011

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

2011年を象徴する漢字一文字は「絆」である。
東日本大震災をきっかけにリアル・バーチャル双方で日本人であること、助ける、もしくは応援するため「絆」を再認識させられたといわれる一年であった。
そうではなく、つながりや「絆」、そしてそこから生まれる「幸せ」の変化が出てきた。そう2009年に「幸せって何だっけ」というCMが流れたように。
本書は日本人の「絆」はどのように変化をしていき、これからどのように変化をしていくのか、本書はそれについて考察を行っている。

第一章「近代的な絆の始まりと終わり」
「近代的な絆」を代表して取り上げられるのが、「家族」を大切にする、近所づきあいを大切にするという「絆」がある。しかしそれにも変化が起こり、住まいが一軒家からアパート・マンション・公営住宅になり、一人暮らしなどの「核家族」ができはじめてから前述のような「相互扶助」における「絆」が薄れてしまった。

第二章「戦後消費社会史から第四のステージを展望する」
「核家族」の事象は高度経済成長期に生まれ、バブル崩壊頃からそれが急激に加速した。そしてインターネットにおける「つながり」や「絆」はバブル崩壊の時に形成され、2011年あたりにかけ大きなものになっていった。その絆は「幸せ」と「つながり」としての「消費」で新たな形へと展望することを本章では予測している。

第三章「隣人の絆―都市的なつながりを求めて」
「両隣三件」という言葉を聞いたことがあるだろうか。私自身、川崎にすみ始めた頃に土産を買い、それを実践しようとしたらものの見事に反応がなかった。結局その土産は自分で食べてしまったということがあった。
それだけ隣人に対し疎遠なイメージでしかなくなってしまった。
都市部はマンションやアパートなどがあり、かつニュータウンと呼ばれる住宅街も存在する。しかしその中でのつながりが薄れており、町内会などの「人付き合いの場」も少なくなってきている。

第四章「友人の絆―老いてこそのパーソナル・ネットワーク」
最近では「おひとりさま」と言う言葉が多くなってきている。簡単に言うと老後は独りで暮らし、悠々自適に余生を送るというものである。
しかし「おひとりさま」とはいっても家族どころか友達、知人もいない「完全孤独」の余生を送っては「悲惨」という言葉の他ない。
親を失い、そして子供も独立したと言われる状態のなかで、どのような「絆」「つながり」を持つべきか、「友人」に他ならないのだが、ではその友人をどのように形成づけるのだろうか。かつては「ゲートボール」や「高齢者クラブ」と呼ばれるものがあったのだが、最近では「コンビニ」や「ファーストフード店」などの場所が「憩いの場」や「つながりの場」として形成されているのだという。

第五章「同好の絆―若者たちのクール・アジアへ」
第三章では家族や住まい、さらに第四章では高齢者における「つながり」「絆」の変化について述べてきたが、ここでは角度を変えて、私たちの世代の「つながり」「絆」の変化についてスポットを当てている。
ここで言う「同好」は同じ趣味、もしくは同じ嗜好を持つ方々との「つながり」、簡単に言えば「オタク文化」で形成される「つながり」「絆」についてを描いている。

第六章「社会の絆―ローカルとグローバルのリアルを求めて」
ここでかなり大きなものになる。「社会」という一括りでも家族や隣人、会社のみならず日本、世界といった広い括りのなかで生まれる「絆」、一見範囲が広すぎて何があるのか見えないが、「食」という言葉にスポットを当てると、食糧の輸出入、消費、生産といったつながりを見出すことができる。
社会の中で出てくる「生産をするもの」「消費をするもの」「そしてそれを媒介するもの」の「つながり」と「絆」は単なるものではなく、やがて「感謝」をするものに変化をする事を本章では綴っている。

時代とともに「絆」は変化する。本書もその「絆」の変化の考察を行ったとともに、これから日本人として「絆」や「つながり」をどう変化するか、それを考えさせられる一冊であった。

フェイスブックインパクト~つながりが変える企業戦略

フェイスブックインパクト つながりが変える企業戦略 フェイスブックインパクト つながりが変える企業戦略
高広伯彦 池田紀行 熊村剛輔 原裕 松本泰輔

宣伝会議  2011-04-15
売り上げランキング : 143345

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

フェイスブックの勢いは止まるところを知らない。
パーソナルな分野でもマーケティングなどのビジネス分野でも、さらには政治や国家といった分野でも看過できない存在にまで進化を遂げた。
本書はそのフェイスブックを利用した企業戦略、「マーケティング」としてのフェイスブック活用について伝授するとともに、マーケティングにとってフェイスブックがいかに大切なのかを力説している。

第1章「フェイスブックが人類の歴史を変える」
いきなり大きなタイトルである。
フェイスブックが作られたことによって人間生活の歴史そのものが変わったのだという。誇大なように見えるがあながち間違いではなく、ソーシャルネットワークによってつながりや連絡手段、あるいは人間関係などのあり方が大きく変わった。フェイスブックやツイッターを利用して情報交換、あるいは口コミ、さらには政治活動などを行うようになった。

第2章「フェイスブックが変える消費行動とマーケティング」
最初にも言ったようにフェイスブックが登場したことによりマーケティングは大きく変わった。その具体的なところが本章にて記されている。購買行動から購買における心情、さらにはコミットメントに至るまで変化しているという。

第3章「フェイスブックが実現するマーケティングコミュニケーション」
フェイスブックの大きな利点は実名であること、それにより信憑性がつき、かつオープンであることにある。
そのためコミュニケーションもリアルほどではないものの重要なものであり、2ちゃんねるやTwitterのように匿名性や短さはない。

第4章「"フェイスブック先進国"アメリカ」
フェイスブック大国としてのアメリカが、マーケティングツールとしてフェイスブックをいかに活用しているのかを綴っている。利益を求める企業だけではなく、チャリティ活動まで事例を紹介している。

第5章「挑戦する国内企業」
では日本ではどうか。
日本ではようやくフェイスブックを利用して企業やマーケティングの戦略が行われはじめ、それにまつわる本も出てき始めた。本章では無印良品(MUJI)やANA、JCBなどを例に引き出しながら、フェイスブックマーケティングの可能性を見いだしている。

第6章「結局、フェイスブックが話題になり、注目しておく理由はなんだろう?」
フェイスブックが誕生し、隆盛したことにより「ソーシャル」はいったい何なのか、「社会」とは何なのかというのが議論の的となった。書籍の中に「ソーシャル社会」という本があり、それが重複的表現になるのではないかという疑問からはじまった。
「SNS」でありながらも、社会そのものではない。
リアルではないが、リアルに限りなく近いつながりを得ることができる。
前述のようなものがフェイスブックを形成付けさせ、人気を作っている、そしてそれが「ほどよい社交性」を作ることでさらに注目を浴びるようになる。

これからもフェイスブックは一大マーケティングツール、あるいはメディアなど存在そのものは大きくなってくる。その中で私たちはいかに「利用」していくべきか、本書はそれを「企業」の立場から示している。

2012年 F1ドイツGP アロンソがポール・トゥ・ウィンで今季3勝目!!

結果は以下の通り。(「F1通信」より)

Round10_final

コンディションですが、PP予想ではドライコンディションと書いていましたが、予想が外れ予選ほどヘビーなウェットコンディションではないのですが、「セミウェット」と呼ばれる「ドライ」と「ウェット」の間にあり、タイヤ戦略の難しいコンディションと言える状況でのレースでした。

アロンソが終始トップを守っての優勝でしたが、ヴェッテルやバトンとの僅差を護りながらの優勝だっただけに「余裕の勝利」とは言えませんでした。
とはいえ、今季3勝目はこれまで優勝がバラバラだった状況から頭一つ抜いたと言える状況となりました。

可夢偉もスタートダッシュから着実に順位を伸ばし自己最高記録更新の4位入賞。(※ 画像上は5位ですがヴェッテルがコース外走行でのオーバーテイクによりゴールタイムから20秒加算により、5位に転落。それによりバトン・ライコネン・可夢偉が1位ずつ繰り上がります)

チームメートのペレスが6位と予選では思った以上のパフォーマンスが出なかったのですが、決勝では強さを発揮した形となりました・・・が、まだ自己最高記録を更新できていない状況を考えると5位に満足せず、上位、表彰台を狙わないと来年のシートも約束されないため、ようやく正念場と言った所でしょう。

次戦は1週間後、ハンガリー・ハンガロリンク!!

2012年 F1ドイツGP 豪雨の波乱の中アロンソが2戦連続PP獲得!! そして優勝予想

結果は以下の通り。(「F1通信」より)

Round10_qualifying

Q1の後半まではドライコンディションだったのですが、やがて豪雨となり、ヘビーなウェットコンディションの中の予選でした。マッサやグロージャンといった予選ではいつも上位にいるドライバーがQ2落ちを喫する波乱。Q3でもハミルトンやバトンが下位に沈むと言ったこともありました。

その中でアロンソは最悪のコンディションをものともせず、見事PPを獲得しました。しかもディフェンディング・チャンピオンであるヴェッテルを抑えて、見事PPを獲得しました。

2番手には母国のヴェッテル、3番手にはチームメートのウェーバーですがギアボックス交換により5グリッドペナルティがあるため、決勝では8番手スタート。代わりにもう一人母国GPである、ミハエルが3番手に着きます。

可夢偉は雨のコンディションについていけずQ2落ち。決勝での巻き返しに期待したいところです。

さて、優勝予想と行きましょう。

本命:アロンソ

対抗:ヴェッテル

要注意:ミハエル、ウェーバー

昨日のPP予想でも行ったのですが晴れの予報であるため、予選やフリー走行ほど荒れるレースになることは無いでしょう。スタートダッシュやピット戦略さえ間違っていなければ順当にゴールするようなレース展開になりそうです。面白味のある展開も少ないのが欠点ですが・・・。

2012年 F1ドイツGP フリー走行1・2回目結果 そしてPP予想

2012年F1シーズンも折り返し地点となる第10戦の開催地・ドイツにやって参りました・・・が、ここでショッキングなニュースが・・・、なんとヨーロッパGP・ドイツGPと長年にわたって愛されてきたニュルブルクリンクサーキット、その運営会社が破産の危機に陥っており、近くその申請を出すとのこと。

F1のボスと言われているバーニー・エクレストンもレース開催料を無料にするなど、あらゆる局面から救済をするとのことです。

ドイツGPの中でも難コースと言われており、とりわけ「幻のコース」と呼ばれた北コースを有するニュルブルクリンク、来年開催ですが、開催して欲しいですね。

それにハラハラしつつもフリー走行1・2回目の結果を見てみましょう。(「F1通信」より)

1回目

Round10_free1

2回目

Round10_free2

1回目はバトン、2回目はマルドナドがトップタイムをマークしましたが、双方ウェットコンディションの中でのフリー走行でした(1回目の序盤を除く)。どちらも寒いことには代わりありませんが・・・。

とりわけ2回目は雨が大降りとなり、コースに出るクルマも少なく、かつ出ても周回はあまり重ねずと言った、ある種「様子見」と言えるフリー走行でした。

では、PP予想と行きましょう。

本命:バトン

対抗:マルドナド

要注意:ヴェッテル、ペレス

決勝こそは晴れですが、予選は曇り時々雨といった予報です。そうなってくると完全にウェットコンディションとも言えず、半々のコンディションの中で予選が行われそうな気がします。

速さが勝負の決め手と鳴りそうかもしれませんが、この状況だと「タイヤ選択」一つでタイムが大きく変わってくる、そのような予選になりそうです。

遠くの都市

遠くの都市 遠くの都市
ジャン=リュック ナンシー ジャン=クリストフ バイイ Jean‐Luc Nancy

青弓社  2007-03
売り上げランキング : 281435

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

「遠くの都市」というと「郊外」や「街外れ」と連想してしまう。郊外というと都市とは違う「開放感」が込められているように思えるが、その実は逆で、「閉鎖的」であり、かつ「排外的」であるのだという。
本書はロサンゼルスの都市構造を中心に「都市」そのものの「閉鎖性」と「排外性」について論じている。

第1部「遠くの都市」
最初に書き忘れてしまったが、本書は「都市哲学」というジャンルである。
「哲学」というと「人間」や「思考」、さらには「社会」そのものについて取り上げることが多いのだが、「都市」そのものをフォーカスした本は見たことがない。
「都市」というと人も多く開放感があふれる。とりわけ本書の舞台であるアメリカ・ロサンゼルスはそれを彷彿とさせるが、「都市」でありながらかつてドイツ・ベルリンでは冷戦を象徴させる「ベルリンの壁」により閉塞感を海だし、東京やブラジル・サンパウロなど人口密度の過多による「窮屈」と、ベルリンとはまた違った「閉塞感」を醸している。

第2部「都市のゆくえ」
都市の中には建築デザイナーが描いたような奇抜な建物も存在する。閉塞感にまみれた中での「異質」という言葉を彷彿とさせる。
それはさておき、「都市」そのものはこれからどこへいくのだろうかをここでは述べているものの、都市構造ではなく、むしろ「都市」の中にある「コミュニティ」の回帰、もしくは復活をすることについて、現在のロサンゼルスにおける「コミュニティ」の現状とともに述べている。
「コミュニティ」というと「無縁社会」でいくらか取り上げているが、それに通ずるものがある。

「都市」は人口とともに、インフラも充実しており、比較的「自由」と言える空間にある。しかしそれは形式的なものであり、様々な意味で「不自由」や「閉塞感」をおぼえることさえある。その「閉塞」をいかに脱するか、それは「都市」であること特有のもので脱することができないのか、まだ議論の余地があるのかもしれない。

キャラクターとは何か

キャラクターとは何か (ちくま新書) キャラクターとは何か (ちくま新書)
小田切 博

筑摩書房  2010-01
売り上げランキング : 114605

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

キャラクターというと、マンガやアニメに出てくるものを連想してしまう。そもそも「キャラクター」を辞書で調べてみると、

「1 性格。人格。その人の持ち味。「特異な―の持ち主」
  2 小説・劇・映画などの登場人物。」
goo辞書より一部抜粋)

とある。
本書でもその考えに漏れずアニメやマンガにおけるキャラクター像の歴史とビジネス展開についての考察を行っている。

第1章「キャラクタービジネスの近代史」
キャラクターはマンガやアニメのみならず「人形」や「玩具」などでも扱われる。最近ではトレーディングカードゲームでも扱われている。
元々アニメやマンガ、あるいはビデオゲームから生まれた者から「メディアミックス」と称して様々な分野で派生して作られることが多くなっているが、その先駆として取り上げられたのが「鉄腕アトム」や「鉄人28号」である。

第2章「キャラクタービジネスという問題」
キャラクタービジネスは90年代頃から海外に向けても展開していった。その甲斐あってか「ジャパニメーション」と称して日本のアニメやマンガが長きにわたってブームを起こした。しかしそれに伴い「海賊版」や「逆輸入」などのビジネスも出てきており、そのキャラクタービジネスにも陰りを見せていた。本書では取り上げられていないが、コラム・オピニオン誌である「ニューズ・ウィーク」でも表紙に「息切れ クール・ジャパン」で取り上げられるほど、「クール・ジャパン」ですら陰りを見せ始めている。

第3章「キャラクターの起源と構造」
そもそも「キャラクター」とは何かをその言葉の起源とともに、現在ある「キャラクター論」そのものの考察を行っている。

第4章「日本型キャラクタービジネス」
キャラクターそのもののビジネス展開の中で日本独特なものでは古くは「同人誌」があり、最近では「初音ミク」を中心とした「ボーカロイド(ボカロ)」が取り上げられる。しかしこの事象についてアメリカの憲法学者は、同人誌やボカロに関して著作権の問題があるにも関わらず規制されることなく市場として確立されていることに驚きを覚えているという。
著作権における規制はコンテンツの進化とともに強化しているが、「二次創作」は規制されておらず、その二次創作がまた新たなキャラクターやコンテンツが誕生している源となり、

今日のキャラクタービジネス成長の一助となっている。
キャラクタービジネスは陰りは見えているとはいえ進化を続けている。「クール・ジャパン」と呼ばれているだけあり、このビジネスは日本を代表するビジネスの一つとして取り上げられるだろう。そして「キャラクター」も進化しながら変容していくのだろう。

ゾウを倒すアリ

ゾウを倒すアリ (講談社BIZ) ゾウを倒すアリ (講談社BIZ)
廣川 州伸

講談社  2007-01-23
売り上げランキング : 97204

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

経済界のみならず、政治的な世界、もっと大きくは「国家」の世界でも「ゾウ」と呼ばれる存在と「アリ」と呼ばれる存在がある。その「アリ」が「ゾウ」を倒す事象もごくまれにであるが存在するのも事実である。本書はその事象がなぜおこるのか、そしてその事業を興すビジネスモデルにはなにがあるのかについて紹介している。

第1章「「人間力を磨くビジネスモデル」で勝つアリ」
会社を運営するのも、そのもとで働くのも「人」である。人は機械ではないのだから、相手の思ったとおりに動くこともあれば、そうではないときもある。ミスや失敗も起こり得る。
その「人」であることを生かすことの重要性はいろいろな所で言われているものの、それを忠実に実践している会社は少ない。
本章ではその「人」を大事にする「人間力」を生かしたビジネスモデルを3つ紹介している。

第2章「「地域に密着するビジネスモデル」で勝つアリ」
最近では「地域活性化」という言葉が乱舞している。その地域でとれる材料を使ったもの、あるいは「地域ブランド」、あるいはドラマやアニメの舞台であることを生かしたビジネス展開も昨今では行われている。
その一方で地方の商店街では「シャッター街」と呼ばれる場所も多くなり、故郷である北海道でもそのようなシャッター街に出くわすようなこともある。
飲食店や食料品、あるいは日用品や電化製品など地域に密着した店が減少しており、それらが全国展開している大型店に取って代わられている現状がある。
本章では地域にしかできないこと、あるいは地域だからでこそできることをフルに生かしたビジネスモデルを紹介している。地域に根ざしながらも「イノベーション」をしていくスタイル、あるいは「産学連携」を行うなど様々である。

第3章「「一気にグローバルに飛ぶビジネスモデル」で勝つアリ」
中小企業が世界に進出することは珍しくない。もっとも宇宙ロケットの部品が日本の町工場で作られたものもある。日本の技術力もそうだが、小回りの利く所も大企業にはない中小企業の利点として表れている。
本章ではグローバルで活躍した例を紹介しているが、小回りの利く技術だけではなく、むしろ「グローバル」を利用して変えていくスタイルも取り上げられている。

第4章「「競争関係を劇的に変えるビジネスモデル」で勝つアリ」
「ゾウ」と呼ばれる大手と真っ向勝負ではまずかなわない。しかし競争関係、相手のベクトルを少しずらすと真っ向勝負ではかなわないものが、勝ち筋を見いだすことがある。本章では大手では考えつかないようなアイデア、コンセプトの創出を行い、大手に対して勝負をしている中小企業も存在する。それは小回りの利く、地域に根ざす、独自の技術やアイデアをつくる中小企業を本章では取り上げている。

第5章「「考えるアリ」だけが生き残る ~「四次元の経済学」の時代」
生き残るのはいつも「強者」ではない。常に「変化」を続けていった者が生き残る。
ビジネスに関しても同じであるのだが、ビジネスというと「競争」が当たり前のように起こるイメージがある。しかし現在ではその「競争」という概念を捨て「共生」をはかっていく企業やビジネスモデルも少なくない。既存の考えから一線を画した「四次元」、そしてそれを生み出す「考えるアリ」を作り出すことこそ、これからのビジネスに求められることと言える。

元々「アリがゾウを倒す」という言葉はホリエモンこと堀江貴文氏が生み出した言葉である。大企業に対抗してその言葉を言ったのかもしれないが、現にそのような事象が起こったのは本書に取り上げられたもののほかにも数例しかない。しかし「中小企業こそ日本の宝」と言われるほど、アッと驚くようなビジネスモデルを構築している所も数多くある。それを生かすか殺すか、ミクロ・マクロ両方の観点から私たちは試されていると言っても過言ではない。

シマウマの逃げ方 ライオンの追い方

シマウマの逃げ方 ライオンの追い方 (PARADE BOOKS) シマウマの逃げ方 ライオンの追い方 (PARADE BOOKS)
和田 典之

パレード  2012-07-14
売り上げランキング : 228342

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

株式会社ワダエンジニアリング 島津様より献本御礼。
最近では「草食系」「肉食系」という言葉がよく出くわす。主に私たち、もしくはその周りの人たちを揶揄しているのだが、ビジネスの場でもそのような言葉を使うところもあり、ビジネス書にも存在するほどである。しかしどちらが良い・悪いかはそれぞれの良し悪しがあるため、区別することは難しい。
本書の話に移るが、本書はその草食系を代表する「シマウマ」と肉食系を代表する「ライオン」を、それぞれ「逃げる側」「追う側」として組織、そして働く意味などを「シマウマ」「ライオン」それぞれの観点から伝授している。

第一章「組織とルール」
ビジネスの場では規模の大きさに関わらず「組織」というのが存在しており、その中で「ルール」も設けられている。その中で「助け合いを持つ」「重要なことを優先する」「真面目に生きる」「プロ意識を持つ」「ルールを守る」といった基本的なことを取り上げられている。
そう書いてしまうと「なんだ当たり前じゃないか」と思われがちだが、「基本を守る」ことこそもっとも重要なことであり、かつ成長の為に大切なことであることを教えてくれる。
「シマウマ」と「ライオン」であるだけに「群れ」を「組織」に見立てているため「組織」や「ルール」を取り上げる際にうってつけと言える。

第二章「働く意味」
働くことの意味は人それぞれである。その働くことの中で「効率化」「問題解決」「生き残る」など「働く」ことにおいて、追う側・追われる側それぞれの観点から伝授している。

第三章「変化への対応」
ビジネスの世界では「残酷」なほど変化が頻繁に起こる。この「残酷」こそが大きな鍵で、ビジネスの世界では今日までまかり通っていたことが、明日になると通用しなくなる、もっと言うとそれを行うだけで倒産の憂き目に遭うことさえある。
その「残酷」なまでの変化に対応することが生き残るための重要な要素である。いくら強者でも変化に対応できなければ、一日で弱者に転落してしまう世界である。
この変化への対応の為に、最適な戦略・選択をする、仲間を大切にする、変化する状況でもぶれない心・軸を持つ、むやみに攻めず、攻める時期を待つ大切さなどを本章では説いている。

第四章「快適な社会」
「快適」という感情は人それぞれ異なる。仕事に追いても「快適」と呼べるものは仕事の量にしても、あるいは人間関係にしても。
それはさておき、人それぞれある「快適」を手に入れるために、ピンチの状況をチャンスと意識する、などポジティブ思考を持つ、失敗を反省する、チームワークを強めるなどが本章で取り上げられている。

第一章にも書いたのだが、本書は組織の中で生きる人たちをシマウマやライオンの「群れ」に例えて生存率を上げる、もっと言うと生き残る、共存する為にはどうすれば良いのかを示している。シマウマとライオン、「追われる側」と「追う側」それぞれの視点からのアドバイスが斬新と言える一冊である。

トコトンわかる株式会社のつくり方

トコトンわかる株式会社のつくり方 トコトンわかる株式会社のつくり方
原尚美 吉田秀子 渡邊央

新星出版社  2012-05-30
売り上げランキング : 109790

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

著者の一人である原様より献本御礼。
「株式会社」というと、多くは今ある企業のほとんどを連想し、それを設立するためには多大な資金が必要と思ってしまう。
確かにその通りである。平成18年の会社法改正が施行されるまでは。
改正されてからは「資本金0円」でも株式会社は設立できる時代に入ったと言われており、かつ「スモールビジネス」の時代と呼ばれているだけあり、小規模な「株式会社」が数多く設立されているのだという。
それに乗じて「株式会社」を設立させたい、という人も少なくないが、ではどのようにして株式会社を設立したら良いのか、本書はマニュアルではあるものの、自らどのよう案ビジネスをするのか、というところも考える必要のある箇所も要所要所で存在する。

第1章「株式会社をつくるメリットは?」
本章と次章は株式会社の概要とメリットについて書かれているが、そもそもなぜ「株式会社」を作る方が良いのか、本章ではそのメリットについて「経費」「信用」「資金調達」など様々な点で紹介している。しかしメリットばかりではなく、章末にはデメリットも紹介されている。

第2章「会社をつくる基礎知識」
株式会社を作る前に、合資会社など会社の形態は様々であるが、その中で株式会社はどのようなスタンスにあるのか、本章ではそのことについて紹介されている。

第3章「事業計画を立てる」
いよいよ株式会社を立てるための方法についてである。
まずは会社を設立させるため、そして会社を続けさせるための大黒柱としての「事業計画」を立てることを紹介している。
「株式会社」のメリットが大きいからといって誰でも・何でも立てられる、という訳ではない。まずは何のために株式会社を作るのか、どのような事業を行うのか、ビジネス・金銭・競合他社との差別化などを中心に紹介している。

第4章「融資などで資金を調達する」
事業計画が完成したら開業などの資金を調達しなければならない。本人に会社に対して潤沢な資金が提供できるのであれば資金を借り入れる必要がないのだが、多くはその資金を用意することができないため、銀行などの金融機関から借り入れなければならない。もちろん無条件で借り入れてくれないため、お金を借り入れる(融資を受ける)ための書類作成や金融機関の付き合い方まで紹介している。

第5章「会社設立の準備をする」
会社を設立させるためにも「定款」の作成もあれば、資本金、事業年度、印鑑の作成など様々な手続きがある。とりわけ「印鑑」は何でも作れば良いと言うものではなく、「代表者印」「銀行印」「認め印」などがあり、用途により使用する印も決められている。
また「資本金」についても「株式会社」であるだけに、株の発行も絶対条件である。ただし、「株」と一括りにしても「普通株式」や「配当優先株式」など種類は様々であり、会社にあわせて設定することができるため、本章で理解した上でどのような株を発行するか検討できる。

第6章「定款を作成する」
会社の運営方法や基本的なルールを記す「定款」の作成について本章では紹介している。書かなければ定款そのものが向こうになるもの、定款で明記して効力の発揮するものなどが存在するが、本章ではそのことについてもふれられている。
また作成のことだけではなく、作成後の認証を受けることについても紹介している。

第7章「法務局に登記する」
会社を設立するための最終段階として「登記」がある。その「登記」をするためには法務局に書類を提出し、法務局内の事務処理を経て約1週間で完了する。本章ではその提出するための書類や申請について紹介されているが、最近では「オンライン申請」も行われていることも言及している。

第8章「諸官庁に届出する」
「登記」が済み、法務局の事務処理が完了したら、めでたく会社設立、と言いたいところだが、今度は各官庁に届出を行わなければならない。とりわけ国税や地方税、各保険の申請を行うための届出が必須であり、本章ではそれについて紹介している。

第9章「経理と労務の基礎知識」
すべての届出を終えて、いよいよ会社の運営に入っていくが、その中で経理や労務などの基礎知識について伝授している。

本書はケーススタディも数多く取り入れられているため、ある程度の業種を網羅している。株式会社の設立は複雑な手続きはあるのだが、どのような書類が必要なのか、そして会社を設立してなにがしたいのか、会社設立前・設立後でも学び、そして見直すことができるように作られている。

プロカウンセラーの聞く技術・話す技術

プロカウンセラーの聞く技術・話す技術 プロカウンセラーの聞く技術・話す技術
マルコ社

サンクチュアリ出版  2012-06-11
売り上げランキング : 133487

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

マルコ社様より献本御礼。
人に対して「話すこと」「聞くこと」は紛れもなく「日常茶飯事」である。ごく当たり前のように行うからでこそ上手になることも重要である。
しかしその「上手になる」にもビジネスマン向け、あるいは日常会話向け、カウンセラー向けと様々とあり、アプローチも様々である。
本書はその中でも「カウンセラー」の角度からのコミュニケーションの技術を伝授している。

Lesson01「聞くのが下手なのはこんな人、聞き下手の特徴とは?」
「聞き上手」になるためにはまず、「聞き下手」を知る必要がある。知れば「その逆」をやれば良いためである。
その「聞き下手」の傾向には「沈黙がダメ」「尋問になってしまう」「共感のない」「話したがり」「結論出したがり」などがある。

Lesson02「まずは心構えや態度を改善。正しい話の聞き方とは?」
最初に述べた「聞き下手」になることの「逆」をやれば良いといったが、それがスタートラインであり、ここからが「聞き上手」になるためのレッスンに入っていく。
本章では聞き方としての「心構え」や「態度」についてを伝授している。「傾聴の姿勢」や「オウム返し」「相槌」などがキーワードである。

Lesson03「話を聞くときに絶対やっていけないこと10」
Lesson01で「聞き下手」の傾向と同じようなところかと思ったが、そうではなく、むしろ「やってはいけない」ものといして態度や言動を取り上げている。善悪判断や解決、さらには二択質問などが取り上げられている。

Lesson04「相手の心を裸にし、本音を引き出す極意」
本書の中で最も「カウンセラー」らしい所といえる。心の悩みを様々な会話の中から引き出すことはカウンセラーでなくてもインタビュアーなどでも使うことがあるのだが、それに長けている点ではカウンセラーが適任といえる。
それはさておき相手の心を裸にするための引き出し方として「質問」「頷き」「身振り手振り」にまつわる極意を伝授している。

Lesson05「さらに上手に話を聞くための上級テクニック」
ここでは応用編として話す相手との位置、目の合わせ方、ほめ方、伝え返しなどの技術を紹介している。

Lesson06「思いや情報がきちんと伝わる、上手に話すためのコツ」
これまでは「聞く」ことをフォーカスとしてきた。コミュニケーションにまつわる本の多くは「聞く」ことの重要性を説くことに多く割いていおり、「話し方」があまりフォーカスされない、もっというと全く取り上げられない本もある。言葉を聞き、適切な話し方をすることでいかに印象も含めて伝えることができるのかを紹介している。

Lesson07「こんなときはどう対処したらいいの?好感度があがる聞き方&話し方」
最後は「ケーススタディ」として様々なシチュエーションでの「聞き方」や「話し方」を紹介している。ビジネスにかかわらず、夫婦関係や恋人関係、あるいは親子関係に至るまであるため単にビジネスに限定している訳ではない。

本書はカウンセラーとして様々な患者と向き合って傾向をまとめたものである。それが顕著に表れているのがLesson07の所である。ITの急速な進化により便利な世の中になったのだが、それ以上に人間同士のコミュニケーションも大事なものになってきた。だからでこそ様々な状況でどのように話を聞くか、あるいは話すかということが大切であり、その術を本書では示している。

坊主失格

坊主失格 坊主失格
小池 龍之介

扶桑社  2010-12-22
売り上げランキング : 80817

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

著者は僧侶の立場としてビジネスや人生において大切なことを仏教としてどうあればよいのかを示した本を多数上梓している方である。
その著者が僧侶になる以前の時代は、現在から見ても「とても」考えられないほど「渇望」「煩悩」「暴走」「狂気」といったネガティブな感情に苛まれた過去があった。
様々な方面で活躍している有名な僧侶、その方の過去を映し出した本は他にない。
今となっては日本で有名な僧侶の一人となった著者、その人生はまさに「煩悩」のかたまりであった。

1.「渇愛・慢」
子供の頃から「欲望」の赴くままに生きてきた。
小さい頃の「欲望」のベクトルは親からの「愛」、そして「自分はここにいる」という「自己顕示」であった。
それがやがて「慢」という一種の煩悩となり、それが自らの中で膨らんでいった。そのアプローチも相手にとっては悪い印象でしかなく、やがて「劣等生」「不良」の烙印を押されることとなった。

2.「怒り・嫉妬」
仏教における三大煩悩は「欲望・怒り・愚痴」である。最初は小さい頃で顕示された。二つ目の煩悩が表れたのが中学生の頃である。親への反抗、校内暴力、そして喧嘩・・・それに明け暮れる日々だった。
高校生になると今度は自ら「道化」を演じることとなった。自らを顕示するために「道化」を演じ続けてきたが、そのことにより「自分自身」を見失った。

3.「見・無知」
自分自身の「慢」、それが頂点に達したのは大学生の頃であった。
「愛」「笑い」「幸せ」
どれをとってもポジティブな感情であるが、著者はそれらがマイナスの働きをしてしまった。理由は簡単である。それを求めるための「欲」が働き、そのことによって相手を傷つけ、叶える。その繰り返しになり、自分自身そのものが破壊され始めた。

4.「自分コントロール」
その「慢」に振り回されたことにより、大学を留年。何もかも「自暴自棄」であり、誰に対しても衝突をしてしまうような毎日。そこで父親から坐禅瞑想を教わり、一週間だけやることにした。それが思わぬ効果を生み出した。あれだけ「煩悩」に支配されていた感覚から解き放たれた感覚に陥った。それから「家出カフェ」を開き、さらに僧侶としての修行も本格的に始めた。

現在は住職をしながらも修行を続け、さらに仏教の観点からの自己啓発書を多々上梓されている人にまでなったが、著者の人生は「煩悩」に囲まれ、苛まれた人生、そしてそこからの解放が瞬く間に起こり、それが著者の考えの大きな「糧」となったと言っても過言ではない。

エジプト革命―アラブ世界変動の行方

エジプト革命―アラブ世界変動の行方 (平凡社新書) エジプト革命―アラブ世界変動の行方 (平凡社新書)
長沢 栄治

平凡社  2012-01-15
売り上げランキング : 159785

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

アフリカ北部にあるエジプトにて大規模なデモが起こり、長きにわたり独裁政治を続けてきたムバラク政権が崩壊した。それがエジプトを越え、リビア、バーレーンなどのアフリカ、中東諸国に波及し、世界的にも話題となった。私の趣味の話になってしまうが、その影響により2011年シーズンの第1戦になるはずだったバーレーンGPも中止となった。
俗に「アラブの春」と呼ばれる現象だが、本書はその中東を中心に大規模な革命の起爆剤となった「エジプト革命」の顛末についてを綴るとともに、アラブ圏のこれからを映し出している。

第一章「革命の系譜」
2011年1月25日
エジプトの首都カイロのタハリール広場で大規模デモが起こった。そのデモは日に日に拡大の一途をたどり、最初にも書いたようにエジプトを越えて各国に波及していった。
その革命よりも前に起こったアフリカや中東での「革命」についてを綴っているが、最も古い革命として記されている1968年はまさに「革命」と呼ばれた年ともいえる。イランで起こった学生運動もあるが、さらに有名なものとしてチェコスロバキアで起こった「プラハの春」、日本でも「60年安保反対運動」や「大学紛争」などが起こった。

第二章「革命の背景」
そもそもその革命はどうして起こったのだろうか。
1981年から長らく続いたサダト政権への不満、さらにはそのときから続いた「非常事態宣言」への不満が募り、さらに2003年の労働法の改定により若者の待遇が悪くなった。その前後にもデモやストライキも起こったが、2011年ほどではなかった。
そうなると2011年の初頭に大規模なデモが起こったきっかけ。それはそれらの憤懣と「Facebook」のコミュニティ成長が起爆剤となった。

第三章「革命の行方」
現在ではニュースにて放映されていないものの、この大規模デモが国を越えて波及し、エジプトやリビアなどで政権が崩壊し、暫定政権が誕生したのは周知の通りであり、連日連夜、ニュースで取り上げてきたが、3.11の大震災により日本で取り上げられる頻度も下がったが、「中東の火薬庫」と呼ばれたイスラエル・パレスチナなどでもエジプトの革命とは行かなくても対立が深まるような出来事も起こっている。

「エジプト革命」は私たちにとってなにを考えさせられたのか、不満のはけ口ではなく、むしろ声を大にすることなのだろうか、失われつつある「コミュニティ」の重要性なのだろうか、「絆」なのだろうか、それは人それぞれなのかもしれない。しかし答えはなくても、前述のような「疑問」を投げかけ、それを通じて私たちは考える必要がある、というメッセージを本書で伝えているのかもしれない。

ワークソング

ワークソング (小学館文庫) ワークソング (小学館文庫)
鈴木 清剛

小学館  2011-09-06
売り上げランキング : 842515

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

「労働者のための歌」なのか、それとも「労働のことを歌う歌」なのか。辞書によってはまばらであるが、多くは「作業歌」や「労働歌」という意味である。酒造りや工場、あるいは「蒲田行進曲」のように映画撮影所(松竹蒲田撮影所のこと)のことを歌う、いわゆる「社歌」もそれにあたるのかもしれない。

しかし、本書はそのことを投影した作品ではない。ボルト会社が倒産寸前の危機に直面しながらも倒産しない、しかも「倒産寸前」というと「いつか潰れる」という焦燥と暗さが立ちこめ、どんよりするような職場になるイメージでしかないのだが、本書で描かれている職場はなぜか明るい。ポジティブな意味での明るいではなく、ナンセンスさが相俟ってでてくる「明るさ」がある。いわゆる「プロレタリア文学」であるのだが、その文学は小林多喜二の「蟹工船」のように反乱を起こしつつ、労働の暗さを描いているのではない。むしろその逆の意味での「プロレタリア」を描いている。では「プロレタリア文学」とは何か。

「プロレタリア文学(プロレタリアぶんがく)とは、1920年代から1930年代前半にかけて流行した文学で、個人主義的な文学を否定し、社会主義思想や共産主義思想と結びついた文学である。戦前の日本文学の潮流の一つ。」wikipediaより)

とある。調べてみると戦前~戦中あたりに書かれたもの、という認識が強く、現在のようにプロレタリア文学が息づいていることはあまり知られていない。ともあれ本書ほど「プロレタリア文学」に風穴を開けたと言っても過言ではない。

反情報論

反情報論 (双書 時代のカルテ) 反情報論 (双書 時代のカルテ)
赤木 昭夫

岩波書店  2006-11-07
売り上げランキング : 34975

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

今となっては「情報社会」と呼ばれるがごとく、インターネットや雑誌などが多く、様々な情報があふれている。そのことにより情報の「価値」そのものは玉石混淆の度合いが強く、かつ正確であり、かつそれを速く得るためにはどうしたらよいかと言うの本もでてきている。
しかし本書では情報そのもの流れの歴史とともに、そのような情報社会について反旗を翻している。

1.「致命的な誤解」
ニュースやインテリジェンス(諜報)、ナレッジ(知識)、サイエンス(科学)など、様々な角度・分野から情報を得る為の誤解とはなにがあるのか、本章ではそれを解き明かしている。

2.「対立する情報観」

「情報とは、差異をもたらす差異である」(p.11より)

情報から起こる「差異」は情報そのものの「違い」もあれば、情報のとらえ方、あるいは情報に対する考え方に対する「差異」と様々である。本章ではその差異のからくりについてスポットを当てている。

3.「20世紀的発想」
本章のタイトルである「20世紀的発想」と、現在の「21世紀発想」の違いとはどこにあるのか、というより、「20世紀発想」とはいったいな何なのかを知る必要がある。本章では今でこそあたり待てになっている「情報」や「IT」そのものの歴史を60年代から考察を行っている。

4.「学際的な概念か」
情報にとらわれている理由、それは学問的にも様々な分野から使われている、その「様々な」分野からとらえられていることから「学問」と「国際」と併せて「学祭」と名付けられている。

5.「Xの哲学では」
「哲学」とは言っても「近代哲学」「古代ギリシャ哲学」、さらには「政治哲学」や「法哲学」など時代と分野によって哲学の趣が異なる。
本章ではそれぞれの哲学の違いについて述べている。

6.「疑心暗鬼の果てに」
情報のとらえ方、もしくは「リテラシー」によってその情報の取捨選択の方法について疑心暗鬼になってしまうことがある。その果てにいったいなにがあるのか、本章では株取引などを取り上げながら考察を行っている。

7.「脳は外界を志向する」
情報の取捨選択を行うために「脳」の力が必要である。その「脳」が志向するのは自分の体の外にある「外界」にあるというが、その理由について本章では論じている。

8.「なぜ反情報なのか」
アルゴリズムやフローなどの「情報」に対抗する理由、それは本書のタイトルの根幹である理由を本章にて述べている。

「情報社会」と言われているからでこそ「あえて反抗する」ところから「情報」をとらえている。「情報」に毒されている時代だからでこそ目を覚ますいい機会なのが本書である、と言える。

「いつまでもクヨクヨしたくない」とき読む本

「いつまでもクヨクヨしたくない」とき読む本 「いつまでもクヨクヨしたくない」とき読む本
中谷 彰宏

あさ出版  2012-05-24
売り上げランキング : 131766

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

あさ出版 吉田様より献本御礼。
みなさんはどのようなときに「クヨクヨ」するのだろうか。仕事に失敗したときか、信頼している人に罵倒されたときか、大失恋をしたときか・・・。人それぞれであるが、だれしも「クヨクヨ」するとネガティブな感情に苛まれてしまう。その度合いによって「うつ」に悩まされることもあれば、最悪の場合、自殺に追い込まれることさえある。
しかしその「クヨクヨ」こそ成長の中でもっとも重要なことの一つである。その「クヨクヨ」から脱する方法ではなく、むしろその「クヨクヨ」とのつきあい方を本書では紹介している。

第1章「人生の意味に、気づこう。」
いろいろなことに「意味」はあり、Googleで調べればでてくることも多いが、自らの人生はGoogleで調べることができない。むしろ自分自身のGoogleを探し、積み重ねていくことによってその意味に気づく。

第2章「しんどいことを、楽しめる。」
誰もがいやがる「しんどい」こと、その「しんどい」ことを続ける先には形は違えど、「達成感」が出てくる。仕事に限らずとも「フルマラソン」や「登山」では分かりやすく、達成することの喜びは何者にも代え難い。

第3章「前向きな努力を、しよう。」
人は誰しも「夢」を持つ、それは多かれ少なかれその「夢」に向かって努力を進める。しかしその努力は続ければ続けるほど過酷なものになり、時として投げ出してしまう。めんどくさいことにもなってしまう。しかし「めんどくさい」だからでこそ、前に進むことの大切さがわかってくる。

第4章「ほめられないことを、しよう。」
好きなこと、さらに誰にもみられないことは「ほめられない」。ましてや投げ出しても誰も文句を言うことはない。ましてや「続けて何の意味があるの?」といわれてしまうことさえある。しかしその「ほめられる」「感謝される」欲望を捨てることによって続ける原動力になる。

第5章「好きなことを、徹底的にする。」
好きなこと、それだけではなく、やることを「徹底的」にやることによって他人からの印象も変わることもあれば、自分が見ている世界も大きく変わる。

「クヨクヨ」しないためにはどうすればよいのか、ではなく、むしろその「クヨクヨ」「しんどい」「めんどくさい」という負の感情をいかにつきあい、そして一生懸命にやることの重要性を見いだすことができるのかを教えてくれる一冊といえる。

2012年 F1イギリスGP ウェーバーが終盤のオーバーテイクで逆転優勝!!

結果は以下の通り。(「F1通信」より)

Round9_final

雨の予報だったのですが、天気は予選の状況に反してドライコンディションのレースでした。

アロンソは好スタートをきり、終盤まではアロンソがポール・トゥ・ウィンして2連勝かという勢いでしたが、レースというのはわからないもので後半からアロンソがペースを落とし、ウェーバーが接近すると、48周目という終盤でオーバーテイク。ウェーバーが逆転で今季2勝目をもぎ取りました。

可夢偉は一時期ポイント圏内まで追い上げましたが、最後のピットストップで自分のミスにより、メカニックを数人跳ね飛ばすという失態を招き大幅なタイムロス。結果11位のノーポイントに終わってしまいました。

次戦は2週間後、ドイツ・ホッケンハイム!!

2012年 F1イギリスGP 大雨の波乱の中、アロンソが今季初PP獲得!! そして優勝予想

結果は以下の通り。(「F1通信」より)

Round9_qualifying

PP予想の時には雨の予報だったと言いましたが、予想以上にこの「雨」は1時間以上にわたって赤旗中断にするほどの「波乱」を演じた予選だったように思えます。

しかしQ3あたりには雨は弱まり、Q1やQ2のような波乱はなく、むしろ「順当」とも言える様な予選でした。

その中でアロンソが2010年のシンガポールGP依頼のPPを獲得しました。

可夢偉はピットミスが相次ぎ、チームメートとともに自滅と言える12番手、さらに前戦のペナルティもあり、決勝は後方からのオーバーテイクショーを期待したいのですが、雨の波乱や戦略、あるいはチームプレイミスもあるところから、その期待も薄いでしょう。

さて、優勝予想と行きましょう。

本命:アロンソ

対抗:ウェーバー

要注意:ミハエル、ヴェッテル

決勝も雨であれば今日と同じ、もしくはそれ以上に波乱含みのレースとなるだけではなく、タイヤ交換のタイミング一つでも間違えると命取りになるため速さよりも「戦略」、それも臨機応変さが最も大事になるレースとなりそうです。

2012年 F1イギリスGP フリー走行1・2回目結果 そしてPP予想

ヨーロッパGPから2週間、「F1の母国」と言われるイギリス・シルバーストーンにやってきました。このイギリス・シルバーストーンは1950年5月13日に初のF1開幕戦が行われた地であり、前述の「F1の母国」となった所以でもあります。

「F1の母国」と言われているだけあって数多くのF1ドライバーを輩出してきました。スターリング・モス、グラハム・ヒル、ジム・クラーク、ジャッキー・スチュワート、ナイジェル・マンセル、デイモン・ヒル、ルイス・ハミルトン、ジェンソン・バトン・・・。

「F1の母国」「F1発祥の地」と呼ばれているシルバーストーンではどのようなレースが行われるのか、さてフリー走行1・2回目の結果を見てみましょう。(「F1通信」より)

1回目

Round9_free1

2回目

Round9_free2

1回目はグロージャン、2回目はハミルトンがトップタイムをマークしましたが、どちらも「大雨・洪水警報」が発表されるほどの豪雨の中でのフリー走行でした。画像の「AIR TEMP(気温)」と「TRACK TEMP(路面温度)」を見るとわかるのですが、どちらも寒く、タイヤが暖まりにくく、さらに雨という苦しいコンディションの中で行われました。

ちなみに予選・決勝は豪雨とは行かなくとも雨になる可能性は非常に高いとのことなので、そういう意味では参考になるフリー走行だったと思います。

では、PP予想と行きましょう。

本命:ハミルトン

対抗:グロージャン

要注意:バトン、ペレス

正直言って、今回の予想も読めません。フリー走行では材料になると言いましたが、そもそもこのフリー走行では全ドライバーが走行できたわけでもなく、しかもクラッシュによる赤旗中断もあったことから、予選もフリー走行と同様の波乱が起こる可能性が高く、どのドライバーがPPをとってもおかしくない様な状況になりそうです。

誰からも「気に入られる人」の習慣

誰からも「気に入られる人」の習慣 (アスカビジネス) 誰からも「気に入られる人」の習慣 (アスカビジネス)
坂井 敏昭

明日香出版社  2012-04-09
売り上げランキング : 197913

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

著者の坂井様より献本御礼。
人それぞれかもしれないが、人には様々な「他人」と出会い、衝突する。その中で「気に入られる」ことにより、一人ではできないこともなし得るだけではなく、ひいきになりたい、あるいは好かれたい、親密になりたい、そういった願望を持つ人のために、「気に入られる人」になるための習慣について本書にて伝授している。

第1章「気に入られる習慣を身につけるその前に」
「気に入られる」方法を学ぶ前にまず、「気に入られる」ことの必要性、身だしなみチェック、そして「コンプレックス」そのものをなくすことから始める必要がある。本章ではそれらを紹介している。

第2章「社内で気に入られる方法」
社会人の人生の中で大多数の時間を会社の中で過ごす人も多い。中には客先に常駐する人もいれば、最近ブームとなっている「ノマドワーク」をして常に会社外で働いている人もいる。
しかし大多数は「会社の中」で仕事をするため、上司や部下、同僚とともに仕事をする、もしくはコミュニケーションをとることが日常茶飯事である。その中での「気に入られる方法」、些細なことだけど大切なことを本章にて紹介している。

第3章「お客様に気に入られる方法」
営業であれば「お客様」との折衝も多かれ少なかれある。その「お客様」に気に入られることこそ商談を進めていく上で重要な要素になることも少なくない。そのために普段「会社にいるとき」とはまた違った「気に入られ方」をする必要がある。本章ではそれを伝授している。

第4章「初対面の人に気に入られる方法」
初対面の人と出会い、そしてその中で会話をすることは性格によるが、赤面したり、はなすことすら億劫になるひともいる。
しかし人はファーストコンタクトの印象によって大方相手のことを判断してしまう。その大方判断されるタイミングこそ、気に入られることの真価が問われる。本章では初対面との自己アピールや姿勢、仕草について紹介している。

第5章「仕事で気に入られる方法」
仕事は様々だが、その仕事の中身もさることながら、仕事に対する姿勢や考え方、行動も重要な要素であり、それによって結果が変わることも有り得る。本章ではその「仕事の姿勢」について紹介している。

第6章「もっと気に入られるためには」
気に入られる習慣の「応用編」として男女の関係、そして「気に入られる」ことそのものを「極める」ことの術について紹介している。最後に著者は20年前に「人は変われる」という本に出会ったとあるが、おそらくこの本であろうか。

20年前に出版されているもののため画像が存在しなかったが、11年前に新装版として出版されているため、こちらも併せて紹介する。

人は変われる―大人のこころのターニングポイント 人は変われる―大人のこころのターニングポイント
高橋 和巳

三五館  2001-08
売り上げランキング : 33343

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

著者もコンプレックスに苛まれ、かつコミュニケーションも上手く取れず、苦心した日々があった。その中で自らが独学で身につけた方法、そのエッセンスが本書には詰まっている。

朝60分で部下が変わる

朝60分で部下が変わる 朝60分で部下が変わる
嶋津 良智

あさ出版  2012-06-21
売り上げランキング : 87429

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

あさ出版 吉田様より献本御礼。
みなさんは上司と部下のコミュニケーションをとる機会は多いだろうか。私の場合は職業上客先にいくことが多いため、上司とのコミュニケーションをとる機会が限られてしまっている。だからでこそ限られたコミュニケーションの価値を高める必要がある。
そのコミュニケーションをギャップを解消すべく著者が独立したときに始めたのが「60分の朝会」である。その朝会の中身と効用について本書にて紹介している。

第1章「60分の朝会を始めよう」
「朝会」というとその日の予定や進捗状況を確認する、というイメージを持ってしまう。基本的に強制参加であり、それがないと状況を確認することができないためである。
そういったことから「やらなければならないこと」のイメージが強いのだが、本書で紹介している「朝会」は任意参加であり、何よりも仕事も去ることながらプライベートなことまでざっくばらんに話す形である。しかしそれも「目的」や「目標」を持つことも大事である。

第2章「コミュニケーションの質を変える朝60分」
ざっくばらんであるが「目的」や「目標」を持つことによって、長いと言える「60分」を濃密な時間にする事ができる。任意参加であるが、朝会を楽しくすることによって部下が自ら参加できる雰囲気を作ることが大切である。そのことによって上司・部下の縦関係だけではなく、部下同士の横関係も広げることができる。しかし仕事が第一なので、事情により朝会に参加できなくなることもある。そのフォローについても本章で網羅している。

第3章「部下とのコミュニケーション術」
上司が部下とのコミュニケーションを取るためにも細心の注意を払う必要がある。「上司」と「部下」の壁は思った以上に厚く、それを取り払うかどうかによって信頼関係が大きく左右される。そのコミュニケーションの中にも「報・連・相」があるのだが、上司の立場からどう対処するかも信頼関係を築かせる重要な要素である。

第4章「上司の仕事とは何か考えよう」
そもそも「上司」とは何か。「上司」としての仕事とは、そして定義とは何か。部下の管理もその一つである。そのために「やるべきこと(当たり前のこと)」、任せ方などを伝授している。

上司と部下との信頼関係は大切である、それは上下関係のある会社があれば立場が違うとはいえ、どこにでもあると言っても過言ではない。だからでこそ、その距離をできるだけ縮める、距離が縮まることによって良くも悪くも情報が入ってきて、適切な対処を打つことができる。本書は自らの体験談をもとに上司と部下の距離の縮め方としての「朝会」という方法を紹介している。

なぜ貯金好きはお金持ちになれないのか?

なぜ貯金好きはお金持ちになれないのか? なぜ貯金好きはお金持ちになれないのか?
北川 邦弘

プレジデント社  2012-06-28
売り上げランキング : 965

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

著者の北川様より献本御礼。
自分の周りにも貯金好きな人が多い。社会的にも私たちの世代は「嫌消費世代」と呼ばれるのだから消費を極端に嫌い、何の目的も無く「貯金」や「預金」に走ってしまう。私自身も社会人になりたての頃はそうであったが、投資に関しての興味を示したとき、目的なしに貯金をする事をやめた。しかし投資に執着はあまりなく野放し状態になっているのも現状にはある。
本書のタイトル、及び帯紙を見ると衝撃的であるが、お金の儲け方ではなく、むしろ「お金」そのものを勉強する、そしてその「お金」をはじめとした「資産」の作り方についてを紹介している。

第1章「執着するほど、お金は逃げていく」
だからといって「お金に執着」をする本ではない。むしろ「執着」をしてはいけないと本章では警鐘を鳴らしている。人生は「お金」ではない、だが消費を抑えることも大切であるが、そのベクトルを謝ってはいけない。人生においてお金以上に大切なことを知る、そのことによってお金と対等に向き合うことができる。

第2章「財布やカバンの中身に秘密がある」
その向き合うのはお金だけではない。お金の「周りに」ある「カバン」や「財布」の中身を知る、そしてそれを整えていくことが大切である。「お金は寂しがり屋」ということがあるが、本章を呼んでいくと「お金は潔癖症」ともいえるのかもしれない。

第3章「お金を「貯め込む人」ほど資産を減らす」
「お金は寂しがり屋」と言われているが、だからといって貯金という名の「牢屋」に閉じこめているようなものかもしれない。「タンス預金」となればよっぽどそれを連想させてしまう。
その「貯金」も目的や目標もなくやってしまうのも日本人の「マネー・リテラシー」の疎さが際だっているという。
ただ単に「安全策」として「貯金」に走ってしまうことこそ、危険なことはない。

第4章「人生100年時代を豊かに暮らす方法」
「超高齢社会」と言われる時代だからでこそ、老後生活を安心したものにしたい。時代はどうなるかわからないのだが、そういったことを考えるためには、身近な消費や保険、投資にまつわる方法についてを紹介している。

第5章「投資で成功する人、失敗する人」
資産運用するための「投資」は大切であるが、そのリテラシーや方法についても「学び」は必要である。無理解な投資によって資産的に破滅になることの無いように必要なことを本章で紹介している。

本書は投資術でも資産管理術でもない。資産運用術というのも完全にそうではなく、むしろ「貯金に走る人」への警告書のような気がしてならない。「投資が怖い」「貯金は安全」というような固定観念を捨てて、「お金」の使い方、怖さ、そして使う目的を知り、見つけることがこれからもつきあっていく「お金」との関係を向き合う上で大切であるという。

秘伝のタレは腐ってる?

秘伝のタレは腐ってる? 秘伝のタレは腐ってる?
山本 御稔

日本経済新聞出版社  2009-08-04
売り上げランキング : 306779

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

「秘伝のタレ」というと「店の味」として根幹をなすものであり、主に串カツやウナギなど様々な飲食店で使われている。
しかし本書のタイトルにあるとおり「腐っている」ということをいわれるといやな感情をもよおしてしまう。逆に考えてみると知らずしてかそれらを食べている人が病気にならないと不思議がってしまう。
それはさておき、本書は「会計」の観点から合理的な行動を行うための「虎の穴」と言うべき一冊である。

1.「秘伝のタレは腐ってる?」
「サッと作った」ものと「手間暇かけて作った」ものがある。同じもの・同じ金額であるが、あなたは買うとしたらどちらをえらぶのだろうか。
さらにいうとこれが日常品だったら、食品だったら・・・と場合分けすると、どちらを選ぶのか、本章では「心理的財布」や「稀少性」「価値」についてを考察している。

2.「不振のイチローにヒットは期待できるか?」
今年・昨年と不振にあえぎ、とりわけ昨年は10年続いた1シーズン200本ヒットの連続記録がついに途絶えた。イチローと言えば「打率3割」になることが非常に多いのだが、その「3割バッター」にある「錯覚」について本章では分析している。

3.「薄っぺらのトンカツと分厚いトンカツ」
本章のタイトルを見ると買うとしたら言うまでもなく後者である。しかし前者もサクサク感を味わうだけであれば捨てがたいと言える。
私の嗜好はさておき、薄っぺらでも分厚いとの違いはトンカツそのものの厚さももちろんのことだが、それぞれの「精神的価値」が分かれるのだという。今の状況によって「分厚い」ほうに価値がある人・状況もあれば、「薄っぺらい」の価値の方が高いととらえると判断する価値のことを表している。
本章ではトンカツの話だけではなく、様々な「精神的価値」についてを紹介している。

4.「ときに高い買い物をしてしまうのはなぜか?」
私自身も日常品であれば安い買い物をしたがる。しかし時として高いものも買いたがってしまう。
買うタイミングによるが、高くても今時点で価値のあるものに対して、後で買おうという「後悔」をしないようにという意味合いでついついかってしまう。本章ではこのようなことを「後悔の嫌悪」と定義しているが、本章ではそのような事象のほかにも「株投資」にまつわる話についても紹介している。

5.「教育ママはなぜいつも熱心なのか?」
簡単に言えば「時間的価値」と「本質的価値」の違いについて紹介しているが、題材がなかなかおもしろく、本章のタイトルにあるように「教育」について、さらに「社会人人生」について、さらには「ダイエット」について、とかなり身近にある「価値」がある。

6.「おいしいものは最初に食べるか、後で食べるか?」
よく聞くのが「好きなものは最初に食べるか、最後に食べるか」というのがある。別に最初に食べようが、最後に食べようが「好き」であることには変わらないのだからどうでも良い。
しかし「おいしい」というのは少し違ってくる。たとえば寿司だったらネタによって乾いてしまったりして鮮度が落ち、味わいも変わってくるからである。そうではなくても、時期的においしいものを食べるタイミングをどうするかを考えてしまう。本章では「機会費用」を中心に先ほどのことについて紹介している。

7.「増殖する宇宙人」
今までのものから考えてみると、本章ほど奇天烈なタイトルはない。簡単に言うと本章では「情報負荷」や「増殖」の原理について紹介しているが、題材もタイトルの通り「奇天烈」と言える。

8.「30年後の「ちくわ」の値段は?」
結論から言うと「インフレ率」を紹介している。いまでこそちくわは商品によるが、だいたい100円と言っても過言ではない。しかし30年後にはいくらになるのか・・・、そして「インフレ率」の原理、さらには「複利」など、ようやくよくある「会計」の話に入ってきたという感があった。

本書は会計的な観点から様々なことを紹介しているが、中身はタイトルと同じように「異色」と言える。「会計」というと堅苦しいイメージがあるのだが、本補は装丁を見ると「"ココロ"と"時間"に惑わされない」とあるが、中身で(良い意味で)惑わされてしまう。しかしその惑わされ方によって新しい「常識」を植え付けられる一冊とも言える。

笑い ─ その意味と仕組み

笑い ─ その意味と仕組み (文庫クセジュ958) 笑い ─ その意味と仕組み (文庫クセジュ958)
エリック スマジャ 高橋 信良

白水社  2011-05-18
売り上げランキング : 109804

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

人は誰しも「笑う」ということを行ったことはあるだろう。「笑い」と言うのにもいろいろな種類があり、口を開けて大きな声で笑うものや、唇の口角を上げるだけの「笑い」もある。どのような形でさえ「笑い」は「笑い」である。
人はどのような時に「笑う」という感情が起こるのだろうか、そして哲学的に「笑い」という感情が考察され始めたのはいつで、どのように思索は変遷していったのか。本書は人間の基本的感情である「笑い」を哲学・社会・文学など様々な角度から考察を行っている。

第一章「文学的見地と哲学的思索」
まずは哲学的な見地で考察された歴史から始まる。古くはプラトンやアリストテレスの時代に遡る。その後近世になってくるとデカルトやカント、スピノザなど「近代哲学」の礎を築いた哲学者が名を連ねる。

第二章「エソロジーの諸相」
本章に入る前に、「エソロジー」について紹介しておく必要がある。「エソロジー」とは、
「動物行動学」そのものであり、生物の行動を研究する生物学の一分野。日本では伝統的に動物行動学と訳されているが、原語のエソロジーはギリシャ語の ethos(エートス:特徴、気質)に由来している。(wikipediaより一部改変)
とある。
本章の話に入る。本章では「生物学」「人類学」の観点から「笑う」という感情の誕生、その「笑い」がどのように多様になっていくのか、「爆笑」と「微笑」の違いについてが中心となる。

第三章「笑いの原因」
「笑う」要因は様々である。私自身の話であるが挙げてみると、

・笑えるもの(こと?)を観たり聞いたりする
・自分では想像できないものに出くわすこと
・いつでも

といくつか挙げられる。その「笑い」にも精神的な様相はいくつかある。単に「快感」や「快楽」といった感情ばかりではなく、「恐怖」や「驚愕」といった感情でも「笑い」は使われており、「愛想笑い」にもあるとおり「無表情」や「無感情」と言ったところにも「笑い」はある。
その様々とある「笑い」からくる「精神」や「心理」につて、フロイトの考察を中心に紹介している。

第四章「文化・社会の諸相」
今度は文化・社会、そして民族にまつわる「笑い」のとらえ方について考察を行っている。民族や文化の違いによって笑いのとらえどころが違う。極端な話であるが、葬式だが死者にたいして「大爆笑」で奉る風習のある国も存在するのだという(あるTV番組で観たのだがどこの国だったか忘れてしまった)。

「笑い」は国・民族の違いを越えて、人間特有の感情である。その「笑い」があるからでこそ、人間として成り立っているのかもしれない。様々な学問での「笑い」を学ぶことができる、そういった一冊と言える。

サボる時間術

サボる時間術 (日経プレミアシリーズ) サボる時間術 (日経プレミアシリーズ)
理央 周

日本経済新聞出版社  2011-09-09
売り上げランキング : 19081

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

本書は時間術であるが、「サボる」というところでユニークさがある。しかし「サボる」という言葉を快く思わない人も多い。不謹慎とさえ思ってしまう人もいるのだろう。
しかし、サボる時間こそ「バッファ(余白)」と呼ばれ、かつ心身ともに余裕を持つことができる。そう考えると「サボる」こともやぶさかではない。
ではどのようにしたら「サボる」ことができるのか、そしてそもそも「サボる」ことの理由と概念は何なのかを本書にて紹介している。

第1章「まじめな人ほど「時間がない」と言う」
著者は起業するまでの25年間は会社員、さらにそのほとんどは海外に本社を置く、いわゆる「外資系」と呼ばれる会社に勤務した。
外資系会社の企業風土は給与は成果を上げた分だけ補償されるが、成果を上げなければ容易に解雇される。手を返せば、ある程度成果を上げれば定時で帰ることができる。
しかし日本はいくら「成果」を上げようとしても帰属意識が強く、社内の事情をよく知っている。残業や休出もよくやる、という形が多い。
一長一短であるがそういった後者になればなるほど「時間がない」「忙しい」と言う人が多いのだという。

第2章「どうすればサボれるのか」
そういったときに「サボる」という概念は最初にも言ったように、時間の「バッファ」を持つことで、緊急ではないが「重要」なことに没頭することができる。

第3章「その時間は「お値打ち」ですか?」
「時は金なり」という諺がある。
その「時」の価値は人それぞれであるが、その価値を上げるためにはその価値を上げる必要がある。そのため仕事に仕分けをする、大切な仕事を重点的に行うなどを紹介している。

第4章「午後4時45分、机の上はカバンだけ」
会社によって終業時間はまちまちであるが、本章では周魚時間を午後5時に見立てている。終業後5時になったら、残業が無ければ会社を出る時間となるが、会社の外に出た時、みなさんはなにをするのか。
とるに足らないような質問かもしれないが、これこそもっとも「重要」な質問である。というのはビジネスチャンスやアイデア、さらに成果のヒントになるものは意外なところや会話から出てくるのである。

第5章「なぜサボるのか」
サボる時間を作るのはよいが、「なぜ作るのか」という目的を持つことももっと大事である。仮に時間を作れたとしても、その用途が曖昧では、ただボーっと過ごしてしまい、その時間の価値はほぼ皆無と言っても良い。

「サボる」と言うのをネガティブにとらえてはいけない。むしろ「忙しすぎる」といわれている「日本人」が忘れていた大切なもの、そしてビジネスで重要なことを伝える一冊と言える。「忙しすぎる」からでこそ忘れていたもの、そして見落としていたものを気づかせてくれる、そのきっかけとなる一冊と言える。

« 2012年6月 | トップページ | 2012年8月 »

2013年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

セミナー&イベント出没情報

ご意見等こちらでどうぞ

  • kuramae0712★gmail.com (注:★を@に変換してください)

Facebook

Mixiリンク

  • マイミク大歓迎。そうでない人もアカウントがあれば私のより詳しいプロフィールを見ることができます。
    mixi(ミクシィ)やってます!

ブクログ

書評ぶろぐ

著者

出版社

当ブログのレベル

人気記事ランキング