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電子出版学入門

電子出版学入門 改訂2版―出版メディアのデジタル化と紙の本のゆくえ (本の未来を考える=出版メディアパル No. 20)

著者:湯浅 俊彦

iPadやKindleなど電子書籍のプラットフォームが数多く生まれたことにより「電子書籍」業界は活況の様相を呈している。電子出版自体の歴史は思った以上に古く1985年から始まった。ちょうど私と同い年と言った方がいいだろう。
本書は活発となっている「電子書籍」について、学問として考察を行う「電子出版学」のイロハについて紹介している。

第1章「電子出版学とはなにか」
電子書籍は電子出版の範疇であるのだが、そもそも「電子出版学」とはいったい何なのだろうか。元々「出版学」と言う学問があるのだが、その出版学は出版業界に関しての変遷、そして産業における統計からどのような状況のあるのか、そしてその未来はどのように変わっていくのかを研究していく分野である。「電子出版学」はそれが「電子出版」という範囲に限定されたものである。

第2章「電子出版の歴史」
最初にも書いたのだが電子出版の歴史は以外に古い。1985年の10月に三修社が「最新科学技術用語辞典」をCD-ROMで商品化されたことから始まった。当時はCD-ROMが出始めたばかりで定価はなんと6万円である。電子出版の始まりは電子書籍と言うよりも「辞書の電子媒体」として扱われることが多く、おそらく用途も個人と言うよりも企業や大学単位で使われることが多かったと考えられる。

第3章「さまざまなネット情報源」
電子書籍は年々市場を拡大していっている。最近ではiPadやKindleなど新たなプラットフォームが注目されているが、それ以前でも携帯電話向けの電子書籍が売り上げを伸ばしてきた。ほかにも青空文庫など無料配布している所もあれば、作家自身が自ら直販を行っているところもある。
本章ではほかにも「Googleブック訴訟」なども言及している。

第4章「ケータイ読書の進展」
iモードが誕生したのは1999年頃である。そのころから携帯電話でみる電子書籍が広がりを見せ、電子書籍業界の屋台骨を支えてきた。新たな電子プラットフォームが誕生してからは成熟期・衰退期に入り始めていくことが予想される。
携帯電話の電子書籍サイトとしてもっとも有名なものでは「魔法のiらんど」が最たるものである。とはいっても既存の出版物ではなくユーザーが自由に小説を書き、読者に伝えることが中心である。俗に「ケータイ小説」と言われ、数多くの作品が書籍化され、ベストセラーとなった。

第5章「電子出版物の生産・流通・利用」
出版社は電子書籍に関して力を入れているのかと言うと、出版社にもよるがおしなべていうと、重要視している企業は少ない。むしろ電子出版サイトを独自に運営しているところが出版社と取り次ぎを行って電子出版を展開しているところが多いように思える。
紙媒体であれば出版社から印刷会社、流通業者を介して書店で販売され、そこから消費者が購入するという流れになる。
では電子書籍の流通はどうなるのか。出版社から書籍データがサイトに移り、コンテンツ利用者が購入するということを想像してしまう。そのことにより印刷や流通業者の立ち入る場所がない用に想像するが、実際は「課金」と言うところで流通・印刷業者が介入できるところがあるのだという。

第6章「電子出版の諸問題」
活況の様相となっている電子出版業界であるが、いくつか問題がある。その中で大きなものでは「著作権」と「紙媒体」が挙げられる。
電子出版に関しては出版社や印刷業界などが会社の中でそれぞれであるものの前向きに検討を進めている。ところが電子出版に関して一貫して反対の姿勢を貫いている団体がある。その一つに「日本文藝家協会」が挙げられる。文藝家協会はこの反対について、「著作権侵害」に関しての保護範囲、さらにそれに関する裁判に関しての手続きを理由にしている。しかしその形式的な理由ばかりではなく、紙媒体から離れて欲しくない、あるいは紙媒体でなければいけないという考えが反発心を呼び起こしているのかもしれない。

第7章「新しいデバイスと図書館の動向」
俗に「電子図書館」と呼ばれるのだが、電子書籍のプラットフォームが増加したことにより電子図書館も拡大し始めている。本章では「国立国会図書館」の動きについて考察している。
これから電子書籍のマーケットは広がることだろう。またこの電子書籍の拡大とともに「電子出版学」という新たな学問も様々な考察があり、その中から新たなプラットフォームや電子出版のあり方が生まれる。本書はそのことについて考えさせられる一冊である。

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