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2010年12月

年末恒例ランキング2010 vol.7 「F1レース」ランキング

年末企画はいよいよファイナル、第7弾はF1レースランキングです。

今年は2005年以来最多タイとなる19戦行われました。さらにポイントシステムが変わったことにより、優勝すればするほど差がひらくシステムとなったため、誰が頭一つ抜き出せるかというようなシーズンを予想していました。

しかし・・・・・・実際は状況が二転三転し、ドライバータイトル争いは最終戦にもつれ込み、さらに大逆転でヴェッテルが初めてチャンピオンを獲得しました。一時はチームメートのウェーバーにポイントで大きく水を開けられた状態となりました。自らのミスで自滅してしまったレースもいくつかありましたが、徐々に勝利も重ねポイントを獲得し、最後は劇的なチャンピオン獲得劇を演出しました。

さてそのようなシーズンでしたが、もっとも印象に残ったレースを3つ発表いたします。

第3位:日本GP

これは私情も兼ねてということで。本来であれば生放送を見て、その直後にレースの感想をUPしましたが、この日に限って仕事が入ってしまい、予選・決勝ともにできなくなってしまいました。

本職なだけにしょうがないのですが、いちおう録画していたので可夢偉のオーバーテイクショーは見ました。母国GPで意地を見せ、今大会ではもっとも印象に残るシーンでした。優勝も昨年に引き続きヴェッテル。GP自体は6年ぶり、本人にとってはF1初となるワン・デイ・グランプリでしたが、それを微塵も感じさせない走りは見事でした。

第2位:ドイツGP

「フェルナンドの方が君より速く走っている。理解したか?このメッセージの意味が分かるな?」

チームラジオでもその指示がはっきりと聞こえていました。チームオーダー問題について端を発してしまったある種事件と思わせるようなレースだったように思えます。結果でいうとアロンソが優勝、マッサが2位でしたが、実質マッサが優勝してもおかしくないレース展開でした。上記のチームラジオがあった前の周回でもマッサとアロンソのタイムはそれほど差がなく、アロンソを先にやるということはないだろうと思っていた矢先でしたが・・・。

しかもこの問題でチームオーダー禁止が解除されることがシーズンオフに発表されることとなりました。チームオーダー禁止のきっかけとなったときもフェラーリ(2002年オーストリアGP)、それを解除するきっかけとなったのもフェラーリ。この皮肉な運命をどのように表現したらよいのでしょうか。

第1位:アブダビGP

現代のF1はただ速いだけではレースに勝つことができません。速さで魅せたジャン・アレジがいた時代でも同じでした。「速さ」だけでレースができたのは、おそらく2・30年も前の話となってしまうかもしれません。

レースに勝つとなるとマシンのポテンシャルやドライバーのスキルもそうですが、チームの戦略も大事な要素になってきます。

ランキングトップのアロンソはチーム戦略ミスでやられてしまい、ウェーバーも戦略はあったのですが、トラフィックなどに捕まってタイトルを逃してしまいました。

しかしヴェッテルは違いました。10PP獲得という速さをひっさげて、ミスにもめげることなく、戦略はあったにせよ、純粋な速さと闘志で2位以下を引き離していきました。そしてチャンピオンも手に入れました。

たしか本来のF1を取り戻したというようなことを言っていた人もいましたが、私はまさに今シーズンはその通りといえるシーズンだったと言えます。

余りに拮抗し、もはや戦略も出尽くしたとき、最後に笑うのは「速い奴」。

このレースはそれを物語っていました。

そして来シーズンに向けてのストーブリーグや新車発表会(シェイクダウン)もあります。来シーズンは最多記録更新となる年間20戦が予定されています。約2ヶ月半後までもう待ちきれない状態です。

年末企画はいかがだったでしょうか。結構独断と偏見が多かったように見えましたが、今年もいろいろなことがありました。書評でもF1でも印象に残るものがたくさんありました。来年もまた「蔵前トラックⅡ」もまた書評にF1にと邁進していきます。

本年、当ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。来年もよろしくお願い申しあげます。

2010.12.31
「蔵前トラックⅡ」管理人 蔵前

年末恒例ランキング2010 vol.6 「ネタ」記事ランキング

年末企画は第6弾は新企画、今年の「ネタ」記事ランキングです。

今年は昨年よりも本を取り上げる機会が減ってしまいました。本職がだんだん忙しくなってしまったというのもいいわけになってしまいますが、あまり書評できる時間がなかったのが事実です。今年の反省点としては時間がなくても、書評をする。そこに「時間術」や「文章術」などの「実践」がものをいうと言うことを心がけながら書評を続けていきます。

で、書評を取り上げられなかった代わりに何を書いていたかというと、当ブログは「ココログ」にて取り上げていますが、その「ココログ」の中では「コネタマ」というネタのお題を提供するサービスがあるのですが、それを使って私のプライベートについていろいろと書いていました。書いた本人がいうのも何ですが、正直自分のプライバシーを半分無視した(?)ような記事の連続になってしまいました。これはこれでいい経験になったのですが・・・。

今回は今年取り上げた「ネタ記事」の中から、もっとも「答えにくかったネタ」ベスト3を取り上げてみました。

第3位:お酒を飲むとどうなるタイプ?

恥ずかしい、というよりも「実感がない」という意味で答えられないネタだったと思います。一応実感のある部分については赤裸々に書きましたが、周りはどのような印象だったのかについては私にもわかりません。

第2位:ジャージ姿で、どこまでなら行ける?

これは生々しかったネタでした。冬場は私服というよりも部屋着としてジャージを使っていたので、どこまで行ったことがあるかについては、もう恥をしのんで書きました。さすがにキツい質問でしたね。

第1位:一番長持ちしている服を教えて!

これほどやりづらく、これほど生々しく答えたネタはありませんでした。本など、勉強以外のものに関しての出費はあまりしない、それ以上に消極的になってしまう用になってしまっています。とりわけ服のことに関してはかなりズボラだということを今回しらしめてしまうような、恥ずかしい記事となってしまいました。

次回は年末企画ファイナル。F1レースランキングです。

年末恒例ランキング2010 vol.5 「ビジネス」本ランキング~後編

前半に引き続きまして、今回は「ビジネス」本ランキングの後半戦、第5位から第1位を発表していきましょう。

第5位:悪女の仕事術

「悪女」というとネガティブなイメージを持たれる印象がありますが、本書は「悪女」のポイントを探りながらも、男性に対して印象に残るような振る舞いや仕事をこなしていけばよいのかということを説いた一冊です。

本書の著者は年に数回「悪女学研究会」という勉強会を開催しているそうです。

著者とお会いしたことがありますが(当然ブログも拝見しております)、チャーミングな部分に加えて、切れの鋭さを感じさせる印象でした。

第4位:人生を変えたければ「休活」をしよう!

セミナー仲間の一人である、★まさ☆愛妻家さんの一冊です。★まさ☆愛妻家さんとは昨年の夏頃にお会いしてからの仲であり、★まさ☆愛妻家さんの主催する勉強会にも参加したことがあります。
勉強会をきっかけに日経ビジネスAssocieにも記載されるほどでした。
そして今年の春に本書が出版されました。★まさ☆愛妻家さんの人生と勉強会でのエピソードやイロハについていろいろと学べる一冊でした。

第3位:世界一わかりやすい4コマビジネス書ガイド

こちらは書評ブロガー&勉強会仲間である勉子さんの一冊です。勉子さんとは一昨年のパーティー以来のつきあいですが、彼女のブログはまさに4コママンガ。その中身もわかりやすさとおもしろさ、かわいさと換え備わった仕上がりです。

本書はそれのアーカイブ+αといえるべき一冊でした。彼女のブログをあまりごらんになっていない人にとっては、よい意味で刺激的な一冊であり、私のようにディープに知っている人にとってはマインドマップだったところ(女子勉さんのブログは開始当初、マインドマップ中心の書評でした)が4コママンガになった場合どうなるのかについてわかる一冊です。

第2位:ファンクショナル・アプローチ入門

横田氏の2年ぶりの新作です。今年の3月には「情熱大陸」にも出演し、翌月「株式会社ファンクショナル・アプローチ」を設立いたしました。現在では講師や改善士として活躍している方です。

情熱大陸や前書で「ファンクショナル・アプローチ」はわかったが、具体的にどのような思考を持ったらよいのか。実際やってみても実感がわかない。本書はその人のための入門編として、より身近な例をふんだんに使って「何のため?」「誰のため?」という考え方の手ほどきを教えてくれる一冊です。

第1位:そうか、君は課長になったのか

課長向けの本ですが、課長の下で働く部下にとっても課長の考え方について学ぶことの多い一冊です。

佐々木氏の講演は2度聞く機会がありましたが、自らの体験談について深い感銘を受けたのと同時に、企業が行っているワーク・ライフ・バランスの在り方について考えさせられる講演でした。

本書は新任課長に向けての「手紙」と言う形式にてかかれており、いままでのビジネス本や課長術本にはない暖かさと、凄さを学ぶことのできた一冊でした。

次回は新企画、「ネタ」記事ランキング。

年末恒例ランキング2010 vol.5 「ビジネス」本ランキング ~前編

年末企画第5弾。今回は「ビジネス」本ランキングです。

今年は96冊取り上げてきました。「ビジネス本を中心に~」というくだりで紹介されることが多くなってきましたが、もはや事実となってしまったように思えます(笑)。書評を始めた当初はビジネス本は全くと言っても良いほど取り上げていなかったのですが…。

それはさておき、この中から今回は10冊取り上げますが、昨年と同じく、前・後編に分けてお送りしたいと思います。まずは10位~6位をご紹介致します。

第10位:会社のために働くな!

地元北海道でパチンコチェーンを経営しながら地域活性化、さらには働く意味、そして祖国を愛する心などを学べる一冊です。とりわけ北海道で生まれ、育ち、そして北海道で仕事をするということを誇りに思っている姿勢に共感、と言うよりも「共鳴」した一冊でした。

第9位:欠点を直さずに幸せに生きる方法

昨年出版された「マグロ船」に続いて出た一冊です。欠点が大きな足かせとなっていた著者でしたが、「マグロ船」でその欠点を長所に生かしながら、人生を好転させました。

「欠点」は治さなければいけない、と言う考えががらりと変わった一冊でした。

第8位:仕事は5年でやめなさい。

タリーズ・ジャパンの創業者であり、現在はみんなの党参議院議員として活躍している方の一冊です。5年スパンで大きな目標を立て、目指すと言ったことについて書かれているのですが、参議院議員になると言うことも、まさかその大目標の中に書かれていたのでしょうか。

第7位:やる気の大学

処女作「出逢いの大学」から約2年の月日を経て上梓された本です。「出逢いの大学」という印象が強かったように思えたのですが、今回はそれはあまり表に出さず、あくまで「やる気を出す方法」と言う所一点に絞った様に思えた一冊でした。

第6位:仕事ができる人はなぜ「あそび」を大事にするのか

これは本の感想と言うよりも、2月から7月まで行われた「ダダ本会議」が印象的でした。本書が出版されるまでのプロセスをUSTREAMを使って公開する、通称「ダダ漏れ」という方法を使った新しい手法で出版されました。

内容もなかなか面白く、仕事における「あそび」というと嫌悪感を持つ人がいると思いますが、それも重要だと言うことがよくわかる一冊でした。

…当初は、「バッファ」を強調した本になる予定でしたが、没扱いとなりましたが、本書でも「バッファ」が書かれている箇所を見ると編集者の執念(?)というのが出ているような気がしますが。。。

(後半へ続く、書籍の画像は後ほどup致します。)

年末恒例ランキング2010 vol.4 「人文」本ランキング

年末企画第4弾。今回は「人文」本ランキングです。

今年は75冊取り上げました。しかも新年1発目にも人文、とりわけ民俗学にまつわる本を書評しております。人文の範囲も結構広く、国語や歴史、民俗学、宗教と言った所まで幅広く取り扱っています。そういう意味で多くなったのではないかと思います。

今回はこの中から印象に残った本を5冊取り上げます。

第5位:運の管理学 人生に「結果」をもたらす幸せの方程式

本書はビジネス書と言うよりも人生にまつわる学問として「運」というのを取り上げられていることにユニーク感がありました。

第4位:坂本龍馬と幕末

今年の大河ドラマも話題となりました「龍馬伝」。今年は「龍馬」に関する本も多数出版されました。当ブログでも2~3冊取り上げてきましたが、おもしろさと歴史と味わえたという点で本書を取り上げました。

第3位:日本語は本当に「非論理的」か

日本語論だけではなく「論理」についてのあり方について考察された一冊です。日本語の「非論理性」である理由、しかし「日本語」の「論理性」も追求したという二律背反を事細かに書かれている所が印象的でした。

第2位:植木等伝「わかっちゃいるけど、やめられない!」

今年の夏に谷啓さんが亡くなり、クレイジーキャッツで存命な方は2名となってしまいました。植木等氏も3年前になくなり、日本中が悲しみに包まれました。昭和を代表する「無責任男」、しかしその裏に隠された性格と事情を読み解くことができた一冊です。

第1位:超訳 ニーチェの言葉

ニーチェの本は哲学本の中でも難解の部類に入るほど難しい本が多数あります。本書はそのニーチェの中から珠玉の言葉を集めた一冊です。ニーチェの本はいくつか読んだことがあります。しかし本書はその本では読み解くことのできないニーチェの側面をとらえているように思えました。とりわけポジティブな部分がそう思えてなりません。

賛否両論のあった一冊でもありましたが、本書の書評の最後でも言ったのですが、この本だけでニーチェのすべてがわかるわけではありません。この本をスタートラインにしてニーチェの本を色々と読んでみることをおすすめ致します。そしてまた本署に戻ると、また違った本の魅力に出会うことができるからです。

次回はお待ちかね(?)「ビジネス」本ランキングです。

年末恒例ランキング2010 vol.3 「文芸・評論」本ランキング

年末企画も第3弾。今回は「文芸・評論」本ランキングです。

「理数系」の本と同じようにあまり取り上げられない分野ですが、今年は一応13冊取り上げました。小説や詩集、書評集など幅広く取り上げられています(明日取り上げる「人文」ほどではありませんが…)。今回はその中から印象に残った本を3冊取り上げました。

第3位:詩集 夕暮

今年、初めて書評でチャレンジをしたのは「詩集」の書評でした。昨年の「戯曲」とは違い、感想や表現についてどのように書いたらよいのかについて迷いました。字数的にはそれほど多くはないのですが、自分なりに表現できたと言うことで今回取り上げました。

第2位:ケータイ小説家―憧れの作家10人が初めて語る“自分”

ITジャーナリストとして有名な佐々木俊尚氏が新境地を築いたのか、と思わせる様な一冊でした。「ケータイ小説」に関しては私自身「食わず嫌い」の状態だったため、本書で「ケータイ小説」に対する考えが変わり、それからケータイ小説をいくつか読みましたね(当ブログには取り上げてませんが…)。

第1位:もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

今年No.1と呼ばれるに相応しい一冊でした。本書を読んだのは今年の1月の始めで、発売から1ヶ月過ぎたあたりでした。読んだ後の直接的な印象として、ドラッガーを「高校野球のマネージャー」という視点から使ってみると言うのが斬新で、難しさでは本格的なドラッガー本とは引けを取らない物でしたが、ストーリーと相まってそれを感じさせない一冊だったように思えます。

今となってはマンガ、アニメ化されるというニュースもある所を考えると一種の「社会現象化」にまでなってしまっているのですが、本人はそのことを予感していたのかというのはあまりわかりません。真相は作者である岩崎氏の胸中の中としか言いようがありません。

先程も申したとおり、次回は「人文」です。

年末恒例ランキング2010 vol.2 「社会科学」本ランキング

さて、年末企画第2弾は「社会科学」本ランキングです。今年は58冊取り上げました。昨日取り上げた「理数系」とは約5倍もの差、当ブログもそうなのですが、前身の「蔵前トラック」でも書評を始めた当初は「社会科学」の分野は圧倒的に多く、それらの本を中心に書いていました。本の嗜好もあるのですが、自分として、どちらかというと「書きやすい」のがこの分野といえます。今回はこの中から印象に残った本を5冊紹介致します。

第5位:「嫌消費」世代の研究――経済を揺るがす「欲しがらない」若者たち

「嫌消費」や「欲しがらない」と言った言葉を発端に「若者の○○離れ」と言う言葉を良く聞くようになりました。いわゆる「俗流若者論」と言われる耳障りなものですが、本書はそういったものではなく、あくまで「分析」をしながらも、その人たちが出す新しい「経済のうねり」というのを考えさせられる一冊でした。

第4位:ミネラルウォーター・ショック―ペットボトルがもたらす水ビジネスの悪夢

普段飲んでいるミネラル・ウォーターですが、その「ミネラル・ウォーター」を巡って激しい競争が繰り広げられていたと言うことを教えてくれる一冊でした。

第3位:ワールドカップは誰のものか―FIFAの戦略と政略

まさに「ホットな一冊」と言うべきでしょうか。今年の6月にワールドカップが行われ、日本は2大会ぶりのベスト16入り、さらにはスペインが初優勝となり大盛り上がりでした(開催前は冷やかでしたが)。

で本書はそれも盛り込みながら権力闘争や政治的な所を考察した一冊ですが、FIFAのダーティーな政治争いは「買収疑惑」という形で具現化されてしまいました。そういう意味で「今、まさにホットな一冊」という皮肉な表現になってしまいました。

第2位:デフレの正体 経済は「人口の波」で動く

デフレについて、まさに「斬新」な切り口でもって考察を行っている一冊です。賛否両論はありますが、提言や考察が非常にユニークで、印象に残った一冊でした。

第1位:電子書籍の衝撃

「今年」を象徴する一冊というとこれを挙げないわけにはいかないでしょう。iPadの発売、さらには日本発の電子書籍プラットフォームが次々と誕生した年でもあります。「電子書籍元年」という名にふさわしく、電子書籍で何が変わるのか、そして書籍の歴史など、一時期集中的に取り上げていた佐々木俊尚氏独特の視点が強く印象に残りました。

次回は「文芸・評論」

年末恒例ランキング2010 vol.1 「理数系」本ランキング

もうすでに年末恒例と自分でなってしまっている、書評、及びF1の記事ランキングです。このランキングは自分の独断と偏見で印象に残った本、F1レースを決めると言う趣旨でやってます。

2008年、2009年に続いて今回が3回目。昨年と同じような感じでやっていこうと思います。

この企画のトップバッターは「理数系」の本のランキング。

今年は11冊しか取り上げられず、寒々しい分野となってしまいました。。。

今回はその中から印象に残った本を3冊取り上げようと思います。

第3位:「科学技術は日本を救うのか」

この本はDISCOVERサイエンスが創刊号として発売された3冊のうちの1冊で、どちらかというと科学の話と言うよりも「科学技術立国、ニッポン」としての話であり、社会的な要素が多かった一冊です。その本の著者らとディスカヴァー・ブッククラブでの講演も拝聴しましたが、事業仕分けによりその地位が揺らいできてしまった様に思えます。

しかし今年は鈴木章氏、根岸英一氏にノーベル化学賞が受賞され、一昨年にも物理学賞を受賞された方がいるほどです。

「科学技術立国」として何をすべきか、と言うのを説いている所に関心と、疑問点が出るなど充実した一冊でした。

第2位:昆虫食古今東西

インパクトで言ったらナンバーワンの一冊でした。ある種「ゲテモノ食い」と言われかねないのですが、ニッポンでもイナゴにザザムシ、蜂の子など俗に「珍味」と言われるモノもあります。本書は世界各国の「昆虫食」を集めた一冊で、驚きとともに「食べてみたい」という奇妙な好奇心をかき立ててしまった一冊でした。

第1位:いちばんやさしいネットワークの本

本職はSEですが、仕事に直結した本を読むことはほとんどなく、さらには当ブログで書評をすると言うことはありません。本職とブログと混同するのが個人的に嫌なので。。。

で、今年システム関連で取り上げたのはこの1冊だけでした。ネットワーク本ですが、「いちばんやさしい」という名のとおり、図解もふんだんに使われており、本当にわかりやすくつくられていました。ネットワークというと普段は当たり前に使っていますが、技術的なこととなると取っつきにくい部分もあります。しかし、本書はそれの初心者向けにはもってこいの一冊で、経験者でも、わかりにくかった部分を補強できる絶好の一冊です。

次回は「社会科学」本ランキング。

池袋チャイナタウン

池袋チャイナタウン ~都内最大の新華僑街の実像に迫る 池袋チャイナタウン ~都内最大の新華僑街の実像に迫る
山下 清海

洋泉社  2010-10-16
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「チャイナタウン」というと横浜の石川町を連想させる。そこには「横浜中華街」があり、中国人も数多くいる場所でも知られている。

しかし「チャイナタウン」は他にもあり、石川町以上に大規模な場所があった。

その場所は「池袋」である。あまり馴染みの薄いような印象を受けるが、昔から中国人の多かった石川町と比べ、池袋は最近急成長してきた「チャイナタウン」である。本書では「新華僑」と表記されている。具体的には池袋駅北口から程なく歩いた所に中国人が駅前で携帯電話をもって中国語で話す姿が点在するという。しかしこれは都市部の駅であればどこにでもある光景だが、それが夜になると中国系の店や中国人であふれる。

しかし弊害もある。元々そこで商売をしている商店街や町内会では中国人、とりわけ「新華僑」の人たちのマナーの悪さに頭を悩ませている。何度も苦情を言っているのだがその人たちは意に介さない態度をしている。また日本人特有の横の連携も希薄であり、横浜中華街にあるような「協会(横浜中華街発展会)」の組織もそれほど存在せず、またあったとしてもなかなか発展しないのが現状としてある。

この弊害を消すためには、著者は「対話」の重要性を強調している物の、現実として日本と中国、さらには中国人同士のコミュニケーションがとれるかどうかと言うのも大きな課題としてある。

スポーツと政治的なるもの―英国法からの問い

スポーツと政治的なるものー英国法からの問い (スポーツ学選書25) スポーツと政治的なるものー英国法からの問い (スポーツ学選書25)
松井 良明

叢文社  2010-10-01
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本書の視点は結構面白い。「スポーツと政治」と考えるとオリンピックやワールドカップなどの大会と国の政治との関連性やしがらみについて書かれる本が多かったが、本書は副題にあるように「英国法」、つまり競技と「法律」の比較についての考察を行っている。

本書でも取り上げられているが馬術の競技と動物虐待法、マラソンや競歩などの行動競技と「公道法」が例に引き出すことができる。

後者の場合は国を挙げて行われたり、事前に関係者の許可を得て行われる。前もって告知をしておき、交通整理も行われるので法的にはあまり問題はない。ちなみに本書で取り上げられているのはマラソンではなく、ストリートで行われるサッカーやクリケットについてである。

一方前者の場合は、本書が取り上げられている十九世紀から現在まで引きずっているものであり、未だに解決とは言えない状況が続いている。さらに法律だけではなく、「動物愛護」の倫理もからんでいるため複雑なものが絡んでいるようにも見える。

スポーツと法律を考察するのは、スポーツと政治を語るのと同じように難しい。しかし英国のスポーツと法律を焦点にしているが、スポーツと法律は切っても切れない関係であることが本書で証明づけたのかもしれない。

京の花街「輪違屋」物語

京の花街「輪違屋」物語 (PHP新書) 京の花街「輪違屋」物語 (PHP新書)
高橋 利樹

PHP研究所  2007-08-11
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「一見さんお断わり」、または「観覧謝絶」

京都の座敷や廓にはそういった断りが点在する。簡単に言えばぷらっと独りで立ち寄ることができない。馴染み客(常連客)の紹介がなければ初めて愉しむことのできない格式の高い所である。現在でいえば「会員制」と言う所と似ている。
本書は京都の中で最も古い「廓屋」で知られる「輪違屋(わちがいや)」の跡取り奮闘記についてについて書かれている。

「輪違屋」が始まったのは1688年、その時は置屋としてであった。現在の形になったのは明治5年になってからのことであり、太夫教育の場でありながら、宴席の場の役割も担っている。昭和59年には京都府の文化財にも指定された京都を代表する花街として有名である。
本書の著者はその「輪違屋」の十代目であり、幼い頃から太夫ら、廓の人々にふれあってきた中での回想、「輪違屋」の歴史、京都の伝統など余す所なく記されている。京都の敷居の高さと奥ゆかしさ、そして「華」を感じることのできる一冊と言える。

仕事に幸せを感じる働き方

仕事に幸せを感じる働き方 仕事に幸せを感じる働き方
横山 信治

あさ出版  2010-12-10
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あさ出版様より献本御礼
本書の著者に初めてお会いしたのは2月の半ば、とあるセミナーのことであった。当初は「笑福亭鶴瓶の兄弟子」という言葉が印象的であり、後々出版されると言うことを聞いたことがある。満を持って出版された本が本書である。
仕事や会社に関して不満を持ち転職を繰り返す人は少なくない。現在のように「就職難」と呼ばれる時代であっても、である。
そもそも、「「仕事」とは何なのだろうか?」「「働く」ことは何なのだろうか?」というのを真剣に考えたことがあるのだろうか。むしろ周りに対する不満ばかりこぼしていることが多いだろう。
就職難、不安定な雇用情勢、だからでこそ「働く幸せ」について考えるべきなのではないかと言う所で本書に入る。本書はまさに仕事について、会社について苦しんでいる人たちがどのようにして変えられるかについて示した一冊である。

第1章「転職しても不満は消えない」
最初にも書いたように仕事や会社に対する不満でもってやめたと言う人が後を絶たない。私の周りでもそういう人を見たこともあり、聞いたこともある。しかし「不満」を理由に退社をし、転職をしても、結局転職先の会社にも嫌気を差し、さらに転職という悪循環となってしまう例も少なくない。
「あの上司がいやだ」「自分はがんばっているのに何で評価してくれないんだ」というのが主な不満の例と言える。

第2章「仕事の不満はこうしてなくそう」
しかし、その不満を「置き換えてみたら」どうだろうか。例に出した不満はすべて「他人」、または「自分でない何か」に対する不満でしかなく、自分がどうかというよりも、むしろ相手が変わって欲しいという願望でしかない。
それを「自分」の視点に置き換えてみたらどうか。「もしも自分が上司の立場だったら」「もしも自分が相手を評価する立場だったら」と置き換える。そのことで自分に何が足りないのか、何が必要なのかがわかってくる。妬みや恨み、不満を持っても自分は何も変わらない。むしろ自分の居場所がなくなるだけである。

第3章「仕事に幸せを感じる働き方とは?」
転職をしてステップアップをするのは一握りと言われている。著者は転職できる人をこう定義している。

・会社で上位5%にいる人。
・給与が半分になっても、やりたい仕事をしたいと思っている人(p.84より一部改変)

著者はこの2つのパターンでしかないと定義づけている。不満もさることながら、「ただ、なんとなく」という理由で転職をしても、結局前の会社と同じような不満や嫌気を持ってしまう。
だとしたら今の仕事、会社の中でどのように自分を育てていけばよいのか。今の仕事を好きになることである。新人の頃は雑用を任せられることが多い。その雑用の仕事を好きになる、もしくは日本一、世界一の雑用当番になることで仕事はさらにステップアップすることができる。本章では阪急グループ創業者の小林一三の言葉を引き合いに出しているが、モハメド・アリの言葉もここで紹介する。

「人は世界一のゴミ収集人になれる。世界一のモデルにだってなれる。
たとえ何をやろうとそれが世界一なら何も問題はない」

今の仕事を極めることこそ楽しさとなり、努力に結びついて行くのではないのだろうか。

第4章「大嫌いなあの人と、仲良くできる!」
会社には十人十色の如く性格や人間、嗜好など様々な所で違う人がいる。その中で「大嫌い」な人とまでは言わなくても、嫌いな人はいる。しかしその人に対して「食わず嫌い」よろしく大してコミュニケーションを取っておらず「嫌い」と判断してしまうという傾向にあるのだという。
意識的にコミュニケーションを増やすことで「嫌い」から「好き」になる架け橋にする。

5章「プロフェッショナルの仕事の姿勢」
いよいよ著者の生い立ちについて紹介される。著者は小学校卒業とともに六代目笑福亭松鶴に弟子入りした。その3ヶ月後に鶴瓶が弟子入りした。そのことから「鶴瓶の兄弟子」と呼ばれた。噺家人生はわずか5年と短い物だったが、鶴瓶や立川談志から学んだことについて余す所なく書かれている。
とりわけ立川談志のエピソードは印象深かった。本人の著書には書かれない魅力がひしひしと伝わってきた。

第6章「仕事で夢をかなえるために」
チャンスは誰にでも平等にあると言われている。運がよい悪いはそのチャンスを掴めるかどうかにある。ではチャンスを掴むためにはどうすればよいのか。それは「目標を持つこと」や「感謝の気持ちを持つこと」と言った心がけから掴むことができる。

まさに「転職」を考えるまえに是非読んで欲しい一冊と言える。仕事に対する不満、会社に対する不満を持つ者もまた同じである。仕事や「働く」本質をここまで引き出してくれる一冊と言える。本書を読んでそう思った。

この冬、あなたが一番大掃除したいのは?

ブログネタ: この冬、あなたが一番大掃除したいのは?参加数拍手

大掃除のシーズンです。普段掃除のしていない人、している人どちらをとっても今年の汚れを掃除する絶好の機会です。

さて今回のネタは「この冬、あなたが一番大掃除したいのは?」についてです。色々とあるのですがここでは選択肢が、

・浴室やキッチン回りの頑固な汚れ
・パソコンやケータイのデータ
・形にできない心の中のアレコレ
・今のままで十分!特に何もしない
・そのほか

の5つ。今回は「パソコンやケータイのデータ」を選びました。最近ではフリーソフトなどのダウンロードも多くて、ある程度整理しなきゃなと思っていた所でした。これは大掃除というよりも空いた時間を使ってと言った方が良いかもしれません。それに、アルバムではないのですが、これを掃除することほど誘惑が多そうなので気をつけなければなりませんね。

後、あるとしたら本棚くらい…か。

日本でいちばん社員満足度が高い会社の非常識な働き方

日本でいちばん社員満足度が高い会社の非常識な働き方 日本でいちばん社員満足度が高い会社の非常識な働き方
山本 敏行

ソフトバンククリエイティブ  2010-12-02
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株式会社ダーナ 山本様より献本御礼。
今年の2月に「iPhoneとツイッターで会社は儲かる」と言った本が上梓されて話題となった。当ブログでもその本を3月に取り上げている。
今回はその続編と言うべきだろう一冊である。会社にも「社員満足度」と言うのがあり、お客様にも、会社社員とも満足のできる会社にするという所はいくつもある。その一方でこのことについて「八方美人」と揶揄するところもいるにはいるが、それについて日々新たな試みを行っている企業も多いことだろう。
本書のようなケースも様々な試行錯誤を乗り越え、「社員満足」を高めていった。ではどのような試みを行っているのか見てみよう。

第1章「「社員第一主義」の非常識な働き方」
「顧客第一」と言う言葉は美辞麗句の用に思えるし、「社員第一」と言うこともまた然りである。しかしECスタジオはそれを地で行っていることが窺える。本章の冒頭に「しないこと14カ条」をもうけており、社員満足を挙げるために「やるべきでないこと」を真っ先に挙げている。その制約の中で、試行錯誤のできる幅を持たせることができる。

第2章「社員の満足度がアップする非常識な制度」
次は制度である。ECスタジオには社員満足度を挙げるために様々な制度がある。ここでは印象的に残ったものについて二つだけ挙げることにする。

・「強制退勤制度」
・「ノートーク制度」

確か「残業ゼロの仕事術」で取り上げられたものと似ている(「完全ノー残業」、「がんばるタイム」など)。しかしここでは前述の「残業ゼロ〜」よりもさらに確実に、実用的にカスタマイズされている。ここでは紹介しないが但し書きがそれを担っている所もまた魅力的である。

第3章「小さな会社が成功するための非常識な戦略」
社員満足を引き上げるだけでは会社は成り立たない。目指す強さは違えど利益に対する追求の手もゆるめてはならない。
ではECスタジオではどのような経営戦略を行っているのだろうかと言うことについて余すところなく紹介している。
ふと思ったのが、本章でここまでさらけ出して良いのかと思ったところである。経営戦略は企業としてのこれから進むべき道を示したものであり、企業によっては一切公表していない所もある。そこをあえてすべて書籍によって公表するというのは、おそらく自信の表れや揺るぎない信念があるからでこそ、といえるのかもしれない。

第4章「小さな会社の利益を増やす3つのIT戦略」
ITツール以外にも事業としてウェブを駆使したことを行っている。最近ではUSTREAMやYouTube、ブログ、Twitterを生かしながら利益を生み出す、販売促進に使う、社員間のコミュニケーションを活発にするといったことを行っている。

第5章「モチベーションと利益が劇的に高まるITツール活用法」
前書でも取り上げたのだが、この会社では全社員にiPhone
を支給している。それだけではなく、Googleなどのクラウドを駆使して、情報の一元化や仕事の効率化を行っている。それだけではなく、会議やオフィスに関するこだわりについても紹介している。大概はオフィス自慢が多く、辟易してしまうのだが、オフィスを持たない人、もしくは個人単位でも実践できるツールがそろっている。本章でとりあげたものを一つでもやってみることをお勧めする。

前書の「iPhone~」に続き、衝撃を覚える一冊といえる。むしろ前書よりも本書の方がその度合いが強かったと私は考える。私も本職はシステムエンジニアでありIT企業につとめる一人であるが、本書ほどここまでクラウドを使う所も珍しいと感じた。セキュリティにまつわるリスクが非常に大きくて使うことができないと言うのが最たる理由であるが。
昨日一昨日にとあるメルマガにて、「成功するのは非常識の連続」ということについてかかれていた。本書はまさに「非常識」と言われる戦略や制度を定め、それを実行し続けたことによって、メディアに引っ張りだことなった企業になったのではなかろうか。

片付けするの、得意? 苦手?

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年末は大掃除のシーズンといわれております。そこで今回のネタは「片付けするの、得意? 苦手?」をえらびました。

どちらかといえば、私は得意な方ですね。

ある程度物を置く位置を決めているので、どのように片付ければいいのかも決めているので、散らかったらスムーズに行きます。

片付けが得意な反面、散らかすのも得意というのもありますが。。。。

注射のとき、針を見る? 目をそらす?

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冬はインフルエンザの時期です。そうでなくとも風邪の時、健康的な状態でも、インフルエンザなどの予防接種から、健康診断に至るまで、注射をする機会はあると思います。

あまり風邪を引かない私ですが、健康診断で1年に1度は注射をする時があります。血液検査の時の採決ですがね。

さて本題に移りますが、時と場合によりますが、基本的には「目をそらす」です。ちなみに先程いった血液検査では、「必ず」目をそらします。血を見るのが苦手なので。。。

なぜ雇用格差はなくならないのか

なぜ雇用格差はなくならないのか―正規・非正規の壁をなくす労働市場改革 なぜ雇用格差はなくならないのか―正規・非正規の壁をなくす労働市場改革
小林 良暢

日本経済新聞出版社  2009-03
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非正規雇用の概念が生まれたのは高度経済成長期に入ってからである。ちょうどその頃は経済成長が著しく、正規雇用では人手がまかないきれないということで、「パートタイム」や「アルバイト」を雇い、人材を集めた。一つ前の好景気でも同様のことが起ったのだが、この頃から「非正規雇用」という言葉が多用され、「雇用格差」もあちらこちらでいわれるようになった。「非正規雇用」の言葉自体は日本でしか使われないのだが、それと似た形態は韓国やアメリカなどが行っている。しかし日本ほどこのことについて深刻にとらえている国はないと考える。

そもそも、「非正規雇用」はなぜなくならないのか。それは人件費など費用の削減をしなければならないという考えそのものにある。確かに経営に関して多くの利益を出すためには売り上げの上昇と費用の削減は至上命題であるが、「削減」の中でもまずどこから削減をしたらよいのか、という順序立ても経営者それぞれであるが…。

解決策はあるのかと言うと、国や地方単位、会社単位では行っている所はある。しかし、「格差」と言う言葉はこの世からなくなることはない。人間という以前に「動物」である限りは。というのは猿やライオンといった動物にも「ボス」をはじめ、様々な階級が自然につく。それと同じように人間にも差はあれど、「差」や「格」の違いはある。問題が顕在化されるのは、その「差」の程度と、それについて騒ぎ立てるメディアのせいではなかろうか。

年末年始のイベント、楽しみなのはどっち?

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今回のネタは「年末年始のイベント、楽しみなのはどっち?」です。

選択肢は、

・クリスマス
・お正月

の二択。

正直な所、いうことなく「お正月」ですね。

クリスマスとはいってもパートナーいるわけでもないし、独りで迎えることがほとんど(しかも、今年は大掃除もあるので慌ただしいクリスマスになりそう)。

で、お正月は故郷に帰省もあるので、何かと楽しめるので。。。

皆さんはどちらを楽しみにしているのでしょうか。

日本タイトルだけ大賞2010 感想

遅くなってしまいましたが12月11日に開催された、「日本タイトルだけ大賞2010」に参加致しました。

昨年に引き続き参加致しましたが、何とも「タイトルだけ大賞」にふさわしい強烈なタイトルが勢揃い。ちなみに厳選された100のタイトルを紹介したのは、今年の7月に発売されたアプリ「朗読少女」の乙葉しおりちゃんでした。中にはここでは紹介できない物もあり、しおりちゃんも恥ずかしくて読めなくなると言うハプニング(?)に、審査員の一人であるdankogai氏が鋭いツッコミ。大爆笑の連続でした。

そんなこんなで大賞が決まり、この作品が選ばれました。

ちなみに昨年注目だった残念賞は…、

でした。

個人的には、山田真哉賞の作品に選ばれたこれ、

タイトル三段オチ。。。

続いて古瀬絵理賞のこちら、

えーと。。。スイカップっていわれていましたっけ?

タイトルだけ大賞は他にも2010年の出版業界や来年の展望についても熱く議論されていました。ブログやtwitterでは語ることのできない内容ばかりでした。Ustreamでも生中継されていましたが、本当にやばい時は音声を止めてといった配慮も(笑)。

笑いあり、学びありの充実した会でした。

今回実行委員を務められた、山田真哉様、上田様、ヨシナガ様、そして今回名刺交換をしてくださった皆様、本当にありがとうございました!!

旅行費タダで行けるとしたら、どっちがいい?

ブログネタ: 旅行費タダで行けるとしたら、どっちがいい?参加数拍手

年末年始は海外旅行に行く人もいるそうです。今年は羽田空港国際ターミナルも誕生したと言うこともあって昨年より、昨年より3~4%増えるというニュースがありました。その一方で、中国への観光客は尖閣諸島問題の影響で激減するということです。

さて、今回のお題は「旅行費タダで行けるとしたら、どっちがいい?」というタイトルですが…、選択肢がこれなんです。

・激寒! 厳冬のアラスカ
・灼熱! 真夏のサハラ砂漠

えーと、これってタイトル足りませんか?【究極の選択】とあるほうがしっくり来るのですが…。じっさいこの選択し知らなければ「どこにしようかな~」とウキウキして考えるのですが…、

能書きは置いといていちおう選択肢があるので、どちらかといえば断然、「アラスカ」ですかね。理由は…単純です。暑いのが苦手。それだけです。

キーコンセプト 文化―近代を読み解く―

キーコンセプト 文化―近代を読み解く― (世界思想ゼミナール) キーコンセプト 文化―近代を読み解く― (世界思想ゼミナール)
鏡味 治也

世界思想社  2010-10-17
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本書はキーコンセプトとして「文化」についての考察を行っている。ドイツやイギリス、アメリカ、そして日本とそれぞれ異なる歴史、言語があり、「文化」を形成して言っている。本書は各国の文化の変遷をたどるとともに、近・現代の中でどのような「文化」を形成していったパターンについて考察を行っている。

1.「文化概念の発生と展開」
本章の話に入る際に、「文化」と「文明」の意味の違いについて、とある辞書にて確認してみる。

「文化」は民族や社会の風習・伝統・思考方法・価値観などの総称で、世代を通じて伝承されていくものを意味する。◇「文明」は人間の知恵が進み、技術が進歩して、生活が便利に快適になる面に重点がある。◇「文化」と「文明」の使い分けは、「文化」が各時代にわたって広範囲で、精神的所産を重視しているのに対し、「文明」は時代・地域とも限定され、経済・技術の進歩に重きを置くというのが一応の目安である。goo辞書:「文化」の用法より

一言で言うと、「文明」は歴史上では「インダス」「メソポタミア」などでは様々な技術が誕生したことから現されている。「文化」というとその国の性格そのものを言うことが多く、風習や考え方と言った所を司っている。
本章ではそういった「文化」・「文明」の違いというのをもう少し深い所から比べている。足し科学門では「文化論」や「文明論」と分けていたような気がするが堂だったのだろうか。

2.「ドイツの「文化」対フランスの「文明」」
さてここではヨーロッパの文化・文明のなかでとりわけ際立っていたのはイギリス、フランス、そしてドイツである。ここではドイツとフランスにスポットを浴びているが、ドイツは技術と言うよりも国家やナショナリズムの形成といったどちらかという「文化」について、一方フランスはフランス革命や産業革命などが起ったことから「文明」をピックアップしているのではないかと思う。「文化」と「文明」は前の章で違う意味合いを持っているのだが、あえて比較している所が面白い。

3.「ネイションとナショナリズム」
「ネイション」はもちろん「国家」「国(民)」、「ナショナリズム」は「民族」と定義されるのだが、ここでも「ネイション」の由来と文献からの「ナショナリズム」の変遷について、が中心である。

4.「イギリスの文化概念」
文化の変遷が最も印象的に残っているのがイギリスと言えるだろう。もっとも産業革命以降はジャーナリズムや評論などが誕生したとしても有名である(「コーヒーハウス」)。

5.「伝統の創造」
日本でも、それ以外の国でも「伝統」という言葉がついて回る。日本では「伝統芸能」や「伝統技術」、私の趣味であるF1でもモナコGPは「伝統のモナコ」と言われる。
ではこの「伝統」という言葉はいったいどこから来ているのだろうか。どうやら14世紀のラテン語か来ているのだという。そのところでは「受け渡し」「知識の伝授」というのが挙げられている。

6.「アメリカの文化概念」
アメリカが建国されたのは約250年前である。その時はイギリスなどからの移民による文化が栄えてきたが、やがて多くの移民を受け入れることによってイギリスとは違い、多種多様な文化や言語が飛び交うことによって独自の「文化」を形成することができた。

7.「文化相対主義」
これまでは「国」単位での「文化」について述べてきたわけであるが、ここでは個人の「文化」について、を述べている。「国」単位であればどのような風習やしきたりがあると言うことから展開することは可能であるが、「個人」となるとそれぞれ性格や習慣が違ってくるため、「文化」や「価値」というのは一概に結論づけることができない。これを「文化相対主義」と本章では呼んでいる。

8.「人種と民族」
3章で述べた「ナショナリズム」について「民族」と書いたのだが、実際に「民族」はどのような概念を持っているのか、についてを述べている。

9.「カルチュラル・スタディーズ」
簡単に言えば「文化の研究」、学問領域で言う所の「文化論」への誘いにあたる所である。
「文化」に関して批判的、及び懐疑的に分析を行う方法と言うよりもそれを行うための「読書案内」と言うべき所と言える。

10.「日本の文化概念」
「文化」や「文明」と言った言葉が使われ始めたのは明治時代に入ってから、ちょうど「文明開化」が起った頃である。当時はヨーロッパなどの文献から「文化」のあり方を読み解いていくことが主流だったため翻訳に関する問題があったのだが、翻訳技術が発展していくと、今度は日本独自の文明や文化の研究にシフトしていった。しかし第二次世界大戦後はアメリカからの文化概念の流入によって、日本としての文化のあり方が問われてきている。

日本独自の文化のあり方とは何なのか、第二次世界大戦後、文化・文明はどのように変わっていったのかは本書では解き明かすことができなかった。しかし文明や文化としての歴史を見ることができる所がなかなか良かったように思える。

ほめ言葉の法則―心理カウンセラーが教える101のテクニック

ほめ言葉の法則―心理カウンセラーが教える101のテクニック ほめ言葉の法則―心理カウンセラーが教える101のテクニック
植西 聰

アスペクト  2008-10-25
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最近のビジネス書では「ほめ言葉」や「ほめ方」など、いわゆる「ほめ」に関する本が至る所にある。「人は誉められて育つ」と言う表れだろうか、それとも「ゆとり世代」と言う言葉からきた驕りなのかという考えはあるのだが、実際に頭ごなしに怒られるよりはできた所について、ほめてもらえる方が断然モチベーションも上がる。しかしほめ方によっては相手の感情を逆撫でをしてしまう逆効果もあり、しかしほめ方によっては相手の感情を逆撫でをしてしまう逆効果もある。

また成長する方法についても、「ほめられて育つ」人もいれば、「怒られて育つ」という人もいる。誉められ方も人それぞれであるものの、今回は「ほめ方」についてピックアップしてみる。

本書は「ほめ」についてどのような言葉を使ったら良いかと言うことについて「法則」と言うだけあって、どのような言葉を投げかけたら良いのかについて101個に分けて紹介している。101個全部やろうとは思わず、TPOに分けてどのようなことを「ほめ」たら良いのかを実践してみる方が良いだろう。

もっと知りたい上方文化―過去と現在を訪ねる

もっと知りたい上方文化―過去と現在を訪ねる もっと知りたい上方文化―過去と現在を訪ねる
日本経済新聞社

日本経済新聞出版社  2008-01
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上方文化として代表的な物を挙げるとしたら、落語と歌舞伎、さらには宝塚や浄瑠璃などがある。他にも「文化」という括りで行くと「茶の湯」も古都・京都から来ており、漫才も大阪流の物は今でも衰えを知らない。

さて最初に挙げた落語や歌舞伎では代表的な人物として、落語では三代目桂米朝、歌舞伎では四代目坂田藤十郎がいる。とりわけ坂田藤十郎は江戸の市川團十郎と並んでの大名席である。市川團十郎は「荒事の名手」と呼ばれ、坂田藤十郎は「和事の名手」と言われている。

本書はその上方文化の今昔について記された一冊であるが、一時期廃れそうになった危機があった。とりわけ上方落語は漫才の勃興により、その煽りを受け上方落語は危機に立たされた。その中で復興に尽力をしたのは五代目笑福亭松鶴を始め六代目笑福亭松鶴・三代目桂米朝・五代目桂文枝・三代目桂春團治の四天王である。

私自身、落語や歌舞伎と言った物が好きなので、と言う理由で手に取ったのだが、江戸とは違う芸の深さと広さ、さらには文化の凄さを感じさせた一冊である。

お酒を飲むとどうなるタイプ?

ブログネタ: お酒を飲むとどうなるタイプ?参加数拍手

12月になり忘年会のシーズンになりました。忘年会というとこの本を思い出させます。

ちなみに当ブログでは一昨年のこの時期に書きました。忘年会の歴史について色々と知ることのできる実りの大きい一冊です。

さて、忘年会になるととたんに多くなるのがお酒の量、そこで今回のネタは「お酒を飲むとどうなるタイプ?」という質問です。

私が実感としてあげられるのが、あまりしゃべらない私がお酒を飲むと饒舌になると言う所ですかね。あといろいろな所で首を突っ込むと言ったことも酒の席ではやります。

…さすがにからみ酒と言った所までは行きませんが、自覚症状としてあるのはそのくらいですかね。

電子出版学入門

電子出版学入門 改訂2版―出版メディアのデジタル化と紙の本のゆくえ (本の未来を考える=出版メディアパル No. 20)

著者:湯浅 俊彦

iPadやKindleなど電子書籍のプラットフォームが数多く生まれたことにより「電子書籍」業界は活況の様相を呈している。電子出版自体の歴史は思った以上に古く1985年から始まった。ちょうど私と同い年と言った方がいいだろう。
本書は活発となっている「電子書籍」について、学問として考察を行う「電子出版学」のイロハについて紹介している。

第1章「電子出版学とはなにか」
電子書籍は電子出版の範疇であるのだが、そもそも「電子出版学」とはいったい何なのだろうか。元々「出版学」と言う学問があるのだが、その出版学は出版業界に関しての変遷、そして産業における統計からどのような状況のあるのか、そしてその未来はどのように変わっていくのかを研究していく分野である。「電子出版学」はそれが「電子出版」という範囲に限定されたものである。

第2章「電子出版の歴史」
最初にも書いたのだが電子出版の歴史は以外に古い。1985年の10月に三修社が「最新科学技術用語辞典」をCD-ROMで商品化されたことから始まった。当時はCD-ROMが出始めたばかりで定価はなんと6万円である。電子出版の始まりは電子書籍と言うよりも「辞書の電子媒体」として扱われることが多く、おそらく用途も個人と言うよりも企業や大学単位で使われることが多かったと考えられる。

第3章「さまざまなネット情報源」
電子書籍は年々市場を拡大していっている。最近ではiPadやKindleなど新たなプラットフォームが注目されているが、それ以前でも携帯電話向けの電子書籍が売り上げを伸ばしてきた。ほかにも青空文庫など無料配布している所もあれば、作家自身が自ら直販を行っているところもある。
本章ではほかにも「Googleブック訴訟」なども言及している。

第4章「ケータイ読書の進展」
iモードが誕生したのは1999年頃である。そのころから携帯電話でみる電子書籍が広がりを見せ、電子書籍業界の屋台骨を支えてきた。新たな電子プラットフォームが誕生してからは成熟期・衰退期に入り始めていくことが予想される。
携帯電話の電子書籍サイトとしてもっとも有名なものでは「魔法のiらんど」が最たるものである。とはいっても既存の出版物ではなくユーザーが自由に小説を書き、読者に伝えることが中心である。俗に「ケータイ小説」と言われ、数多くの作品が書籍化され、ベストセラーとなった。

第5章「電子出版物の生産・流通・利用」
出版社は電子書籍に関して力を入れているのかと言うと、出版社にもよるがおしなべていうと、重要視している企業は少ない。むしろ電子出版サイトを独自に運営しているところが出版社と取り次ぎを行って電子出版を展開しているところが多いように思える。
紙媒体であれば出版社から印刷会社、流通業者を介して書店で販売され、そこから消費者が購入するという流れになる。
では電子書籍の流通はどうなるのか。出版社から書籍データがサイトに移り、コンテンツ利用者が購入するということを想像してしまう。そのことにより印刷や流通業者の立ち入る場所がない用に想像するが、実際は「課金」と言うところで流通・印刷業者が介入できるところがあるのだという。

第6章「電子出版の諸問題」
活況の様相となっている電子出版業界であるが、いくつか問題がある。その中で大きなものでは「著作権」と「紙媒体」が挙げられる。
電子出版に関しては出版社や印刷業界などが会社の中でそれぞれであるものの前向きに検討を進めている。ところが電子出版に関して一貫して反対の姿勢を貫いている団体がある。その一つに「日本文藝家協会」が挙げられる。文藝家協会はこの反対について、「著作権侵害」に関しての保護範囲、さらにそれに関する裁判に関しての手続きを理由にしている。しかしその形式的な理由ばかりではなく、紙媒体から離れて欲しくない、あるいは紙媒体でなければいけないという考えが反発心を呼び起こしているのかもしれない。

第7章「新しいデバイスと図書館の動向」
俗に「電子図書館」と呼ばれるのだが、電子書籍のプラットフォームが増加したことにより電子図書館も拡大し始めている。本章では「国立国会図書館」の動きについて考察している。
これから電子書籍のマーケットは広がることだろう。またこの電子書籍の拡大とともに「電子出版学」という新たな学問も様々な考察があり、その中から新たなプラットフォームや電子出版のあり方が生まれる。本書はそのことについて考えさせられる一冊である。

人生は一冊のノートにまとめなさい

人生は1冊のノートにまとめなさい―体験を自分化する「100円ノート」ライフログ 人生は1冊のノートにまとめなさい―体験を自分化する「100円ノート」ライフログ
奥野 宣之

ダイヤモンド社  2010-11-27
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ダイヤモンド社 市川様より献本御礼
「情報は1冊のノートにまとめなさい」「読書は1冊のノートにまとめなさい」など「ノート」に関するスペシャリストの「ノート本」の続編、と言うより集大成と言った方が正しいように思える。タイトルも「人生」とこれまでとは違いスケールがあまりにも大きいからである。
「人生の足跡」というと色々ある。代表的な物では「アルバム」だろう。小さい頃から現在に至るまで自分がどのような姿だったのかについて客観的に見ることができる。それを元に思い出話にも花が咲く。リスクとしては年末なので大掃除や引っ越しの時にそれで手が止まってしまうと言うことくらいだろう。
思い出は別にアルバムだけではなく、本書のようにノートにするというのも良い。最近ではiPadなどペーパーレスになるようなツールは沢山あるが、本書はノートを駆使して人生における思い出を「記録」するかについての技術を伝授した一冊である。

第1章「ただ行動を記録することの意外な結末」
何らかの目標をもつ事、あるいは記録に関して意味のある物であればこれ以上のことはない。しかし難の理由もなく記録をすることだけでも、大きな効果を生み出すことができる。
ノートは記録のデータベース化することができる。さらには出来事を記録するばかりではなく、自分の考えたこと、思いつき、さらには感情もノートに記録することができる。人間の記憶は有限であるが、とっかかりを記録していくことによって、記録で記憶を呼び覚ますことも可能になる。

第2章「ノートを自分の分身にする」
ここではノートの使い方と言うよりもノートの選び方が中心となる。これまではノートの使い方が主になることが多かったのだが、ノートをどう選ぶかについて言及したのはおそらく初めてなのかもしれない。ノートとは言っても様々な種類があり、ノート術でもA6ノート専用のもの、あるいはモレスキンノート専用のものもある。ノートはそのものを購入する楽しさもあり、かつ記録する楽しさを得ることができるが、何よりも記録したものを「読み返す」事によって新たな発見を生むことができる。

第3章「どうやってノートに残すか」
さてノートに「記録」する良さはわかったが「どうやって」、そして「何を」について記されている。
「どうやって」はアルバムではできない因果関係についてを記すことができ、「何を」では写真やスタンプなど技術やヴァリエーションを自分流にカスタマイズをすることができる。

第4章「何をノートに残すか」
「人生」と一括りにしても様々なものがある。予定、実際に起こったこと、旅行先、勉強録、読書録、食事録・・・、日常から非日常的なことに至るまで枚挙に暇がないほどある。そのうち何を残したらよいのか、どこから手を残したらよいのかわからなくなってしまう。
本章では手始めとして「就寝・起床時間」、飲み食いしたものを記録することを記録すると良いとしている。
それを最低限としてイベントやニュース、行動録と広げていくが、「すべて記録をする」ことを意識する必要がない。してしまうと「記録」に関して気疲れを起こしてしまい、三日坊主になる原因になってしまうからである。

第5章「どう継続し、読み返し、活用するか」
本書の主軸は「ノートを記録」するだけではない。「ノートを記録し、読み返す」ことを主軸に置いている。自らの行動やイベントを記録することによってその行動での反省点や成果が形になって見えてくる。いわゆる「見える化」を実現することができる。
とりわけ本章では「読み返す」ことに徳化しているのだが、それも「日次」「週次」「代替わり」とある程度決めた状態で読み返すことを進めている。これは前書である「情報は一冊のノートにまとめなさい」など奥野氏の著書には当たり前というほど書かれている。

以前は情報や読書といったものに徳化したものであるが、本書は「人生」、自らの思い出をノートにすることで、たとえ自らの記憶が消えてしまったとしても、「記録」としてあしあとを読み返すことができる。「記録は記憶を呼び覚ますための起爆剤」とするならば、記録は大事と言える。本書はその「記録」をする重要性、とそれを行う楽しさというのを兼ね合わせた一冊と言える。

仕事が変わる「ひとこと片づけ術」

仕事が変わる「ひとこと片づけ術」 仕事が変わる「ひとこと片づけ術」
小松 易

日本能率協会マネジメントセンター  2010-11-20
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(株)オトバンク 上田様より献本御礼。
これまで「整理術」に関してはいずれも、「どのように整理したらよいか?」といった技術やノウハウと言ったところが中心であった。いざ実践をしても三日坊主になったり、ほかにも良い方法があるのではないかと言ってやらなかったりするケースも多かった。
しかし本書は技術というよりもむしろ「言葉」や「心構え」と言ったところが中心である。
著者は「かたづけ士」という肩書きを持っており、約2500人以上の人にかたづけのカウンセリングを行ったりセミナーを行っている、いわば「片づけ」の第一人者である。

第1章「スッキリ! 捨てるためのひとこと」
いよいよ今月で2010年も終わりとなるが、いざ片づけを始めると「これ捨てる?」と捨てるのを躊躇してしまう人がいる。実際に私もその一人であった。この1年間使っていないにも関わらず「いつか使う」と結論づけてしまい、結局捨てずにそのままにしておく。いつしか捨てることがいやになってしまい、ぐちゃぐちゃの部屋になってしまう。そこで私が片づけをするときに問いかけたのは「それは何のためにある?」と言うことである。結局置いてあるだけであれば容赦なく捨てている。
本章では「活かしているか」「今日やること」など自ら問いかけるものから、実行に移させるような言葉まである。

第2章「先送りしない・すぐにスタートするためのひとこと」
忙しいこと、そうでなくとも日が悪いことを理由にかたづけを先送りにする人が、片づけができない人の中で多くいるという。
なぜ片づけを先延ばしにしてしまうのか。それは「重要であるが緊急ではない」というポジションにいつもいるからである。ではそのようなポジションから片づけを実行させるためにはどうしたらよいか。たとえば誰かにきてもらう想像をする、もしくは友達に自分の家にきてもらうという強制力を働かせることによって「片づけざるを得ない」状況を作らせることも一つである。

第3章「集中して片づける・キレイをキープするためのひとこと」
1日ですべて掃除や片づけをすべてやろうとするとモチベーションの維持が大変である。たとえば「1日10分」と区切って掃除や片づけを行う。たとえば仕事に煮詰まったらものを片づける「癖」をつけるだけでも効果は大きく変わる。ほかにも「本1年」など捨てる基準を決めて捨てるのも片づけを促すキーセンテンスとなる。

性格で「片づけられない人」は必ずいるが、心がけ一つで「片づける」ことができる。「片付けを行う」意欲を生ませる、もしくはきっかけを作らせるのには最適の一冊といえる。

いますぐ言葉を変えましょう

今すぐ「言葉」を変えましょう (Nanaブックス) 今すぐ「言葉」を変えましょう (Nanaブックス)
佐藤由紀

ナナ・コーポレート・コミュニケーション  2010-11-25
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(株)オトバンク 上田様より献本御礼
以前から私はブログにて「言葉は鋭利な諸刃の剣である」と言った。なぜかというと言葉には人を励ますこともできれば、自殺に追い込ませるほど心に傷つかせる言葉もあるという。「言葉の暴力」というものもここからきているのかもしれない。言葉は出すのは簡単であるが扱い方一つで危ないものになってしまう。
その状態で本書にはいるわけであるが、本書はというと言葉一つで人生を良い方向に変える。優しい言葉でモチベーションを高め、ブレークスルーに導かせた著者が言葉の可能性と言葉を変えるコツについて伝授している。

Chapter.1「世界一やさしい言葉にたどり着くまで」
「世界一やさしい習慣」に出会うまでの道のりについて書かれている。著者は「言葉を変える」ということに出会うまで、コーチングやビジネススクールなどビジネスにまつわる勉強会にひっきりなしに参加し、その得たことで実践をし続けてきた。だがそれが成果に結びつくことができなかった。しかしある本の出会いによって著者の仕事、そして人生が大きく変わったのだという。どれも「言葉」に関する本である。

Chapter.2「世界一やさしい習慣 理論編」
言葉を変えることで、心の状態やモチベーションも変化していく。言葉一つで相手の心を虜にさせることもできる。心を虜にさせると言えば、スティーブ・ジョブスのプレゼンやバラク・オバマの演説が代表的な例として挙げられる。
また目標達成までの実現も「言葉」や「イメージトレーニング」と言うのがものを言う。

Chapter.3「世界一やさしい習慣 実践編」
例え最悪な状況であった場合、チャンスとして飛び込んでいくか、ピンチととらえて尻込みをするかで得られるものが変わってくる。運のとらえ方もまた然りである。「運を管理する」と言うのと少し似ているのだが、とらえ方一つで運をコントロールできるのも言葉といえる。では運を好転させる為にはどのような言葉を使ったら良いのか。簡単である、ポジティブな言葉を使うことにある。そしてもう一つは語彙を増やすこと。これはテレビや新聞、雑誌、書籍から新しい言葉、始めてみた語彙を集めることにより自らの言葉の血肉にさせ、ポジティブでありながら品もあり、TPOにあった言葉選びができる。

Chapter.4「一流の人から学んだ「言葉の力」」
一流の人は言葉にも気を使っている。どのように気を使っているのか、相手に対して励ます、ポジティブにさせるようにポジティブな言葉に想像を広げさせるよう、スパイスとなる言葉を使っていることにある。それと相手をほめ、次のステップへと踏ませることも大切である。

Chapter.5「ブレークスルーのつかみ方」
「ブレークスルー」とは現状の打開と言ったことを意味している。このブレークスルーを達成していくためには「言葉」が必要であるという。本章では否定的な言葉をいかに肯定的な言葉に置き換えるのかについてチェックリストなどを用いて説明している。本章で一番心に残るのが「これでいいのだ」であるが、この言葉を聞くと「天才バカボン」のバカボンパパを想像してしまうのは私だけだろうか。

Chapter.6「言葉はあらゆる事象を好転させる」
言葉一つで「成功」と「幸せ」をつかむ、一言で言うと「成幸をつかむ」というがこの「成幸」は様々な人が使っておりもはや単語として成り立っているのかと思ってしまう。

「言葉」には正にも負にも大きな力が働くとされている。その力を「正」に働けば働くほど、仕事に充実感が生まれ自分の気づかぬ内に目標を達成してしまう。簡単なことかもしれないが、人によっては眉唾物ではないかと勘ぐってしまう人もいるかもしれない。そういう人もまずは騙されたと思って一度本書にあるような言葉に変えてみてはどうか。

本田式サバイバルキャリア術

本田式サバイバル・キャリア術 本田式サバイバル・キャリア術
本田 直之

幻冬舎  2009-03-18
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「レバレッジ〜」の書籍で有名な本田氏であるが、それまでの道のりは極限の、本書のタイトルにある「サバイバル」の状態をくぐり抜けて、やっと得た技術であった。レバレッジという技術も必要であるが、これから本当の意味で「サバイバル」の時代になった時、どのような技術やキャリアを磨いていけばよいのか。本書はそれを教えてくれる。

第1章「個人サバイバルの時代へ」
最初のところで目から鱗になった。2008年秋頃に起こった「リーマン・ショック」の予兆は90年代にあったのだという。90年代といえばちょうど終身雇用神話が崩れた時であり、バブルが弾け、「失われた10年」が到来し始めた頃である。ちょうど90年に当時ロンドン・エコノミストの編集長であったビル・エモットが「日はまた沈む」がベストセラーになっただけではなく、その予想が当たってしまった頃である。
雇用が不安定になり始めたとき、個人としてのスキルが重要視され始めた時代と言えるようになった。もっと言うと無名の個人にもチャンスが巡ってきており、「成り上がれる」時代に入ったといっても過言ではない。しかしそのチャンスをつかむためには会社内のエスカレーターよりも獣道を進めるような試練を乗り越えなくてはならない。

第2章「決め手はサバイバビリティ」
会社を船、もしくはコテージと例えると、個人で活躍するのはテントを立てる、もしくはイカダで漕ぐような状態である。会社が担うこともすべて自分でしなくてはならない。自分自身で活躍できる力、本書ではそれを「サバイバビリティ」と定義づけている。このサバイバルにも基本方針として5つ定義されているがこれはアメリカ陸軍を参考にしているという。「アメリカを参考にしているのか」と目くじらをたてる人がいると思うが、実際に日本社会の状況も「血を見ることのないサバイバル」という状態なだけに会社ではまかなうことのできない力やスキルを持つ必要があり、かつリスクをとる必要がある。

第3章「会社で働き、キャリアを磨く」
とはいってもいきなり会社外の力を身につけるというのは本末転倒である。会社の中でも付けられる力はいろいろとある。とはいっても同じ会社に何年・何十年といても会社内の能力しか付かない。そのため、会社スキルではあるが、様々な力を身につけることができる。ある程度安定しているところでパーソナル・キャリアとしてなにを身につけるかを模索し、試行錯誤ができる時期と言える。
そして、会社選びも年収やブランドにとらわれず「お金を払ってでも働きたい」所を選ぶことを奨励している。確か先日あるニュースで「お金」を目的に働くことになるとモチベーションが落ちるという記事があった。お金をもらうために働くというのも一つの考えではあるが、スキルややりがいを持つ方が会社の中で得られる力が違ってくる。

第4章「一生通用するキャリアを磨く」
ある程度経って、いよいよパーソナル・キャリアを磨いていく話にはいるが、会社のスキルとは違い、自ら目標を持ち、意識的にしていかないと身に付かず、身につけるにしても時間は相当かかる。
概要は分かったが実際にパーソナル・スキルを確率していくためにはどうしたらよいのか、きわめて単純である。勉強、そしてそれを実践することにある。そしてそこから事業化できるかどうか会社員でありながら検証を行うこと。決して収入を一本化させずにパーソナル・キャリアで生活できるのかについても見極めてゆくことが大切であるという。
さらにキャリアの波に乗ること、最悪の時を想定することも大切である。

第5章「サバイバル・トレーニング」
ここではサバイバビリティを身につけるための簡単なトレーニング方法について記されている。とはいっても考え方や心構えといったところが主であるため、ToDoリストをつけて「この心構えはできているか」というのを毎日チェックする事によって、「サバイバビリティ」の心構えを構築することができると私は考える。

終身雇用神話が崩壊した今、「会社」の後ろ盾が保証されなくなった。その時代となって悲観視している人やメディアは少なくない。しかしそれをむしろ個人でも活躍できる「チャンス」ととらえることこそ、新たな道が開ける。本書はそのことを言っているのではないだろうか。

年賀状を出す派? 出さない派?

ブログネタ: 年賀状を出す派? 出さない派?参加数拍手

今回のネタは、「年賀状を出す派? 出さない派?」ですね。もう先月から年賀状の販売が始まり、さらに家電量販店でも年賀状ソフトやプリンターの販売も目立ってきました。

ちなみに私はどうか、と言うと、当然出します。昨年も一昨年も出しました。いちおうご縁を結んだ方々には出そうと想っています。

で、現在はどうしているか…っていうと、住所を登録中。デザインは大枠はできていますが、もう少ししたら完成というところです。

今回何枚出すのやら…。

FIA 2011年のエントリーリストを発表と…

シーズンオフとして初めてF1に関連した記事を書きます。さて、今回はと言うと、来シーズンのF1エントリーリストが発表されました。

以下の通りです。(「GPUpdate.net」より、12月3日現在に改定)

レッドブル・レーシング
1・セバスチャン・ヴェッテル
2・マーク・ウェーバー

ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス
3・ジェンソン・バトン
4・ルイス・ハミルトン

スクーデリア・フェラーリ・マルボロ
5・フェルナンド・アロンソ
6・フェリペ・マッサ

メルセデスGPペトロナスF1チーム
7・ミハエル・シューマッハ
8・ニコ・ロズベルグ

ルノーF1チーム
9・ロベルト・クビサ
10・TBA

AT&Tウィリアムズ

11・ルーベンス・バリチェロ
12・パストル・マルドナド

フォースインディアF1チーム
14・TBA
15・TBA

ザウバーF1チーム
16・小林可夢偉
17・セルジオ・ロペス・メンドーサ

スクーデリア・トロロッソ
18・TBA
19・TBA

チーム・ロータス
20・ヤルノ・トゥルーリ
21・ヘイッキ・コヴァライネン

HRT F1チーム
22・TBA
23・TBA

マルシア・ヴァージン・レーシング
24・TBA
25・TBA

上にあるリンクではウィリアムズの1人が空席だったのですが、昨日か一昨日にパストル・マルドナドの起用が正式に決まったというニュースが入ったため、このような状態となりました。

今のところ空席はルノーに一人、フォースインディア、トロ・ロッソ、HRT、ヴァージンの各チームはまだ誰も決まっていない状態で、合計9人分が空席となっています。

ニュースを見てみるとフォースインディアはスーティルの残留の可能性が高いというのもあれば、トロ・ロッソは昨シーズンの両ドライバー(ブエミとアルグエルスアリ)を残留させるという噂もあります。

さらにチーム名もロータスはイギリスにあるロータスグループとの訴訟が続いており、判決内容によってはチーム名を変わらなければならないと言うこともあり得ます。

さて白熱化しているストーブリーグはどのように進むのでしょうか。

復活。UNDERGROUND_第0回 感想

昨日は美崎栄一郎さん主催の「復活。UNDERGROUND_第0回」に参加致しました。

「UNDERGROUND」というと昨年の1月?から11月11日までほぼ月1回ペースで開催されていた勉強会です。初めての開催と言うよりもタイトルにもあるように「約1年ぶりに復活!」と言う方が私はしっくりきました。

さて第0回にあたる今回の講師は、大手資格専門学校講師で、延べ3000人もの生徒を指導してきた多田健次さん。多田さんは昨年の4月に「聞くが価値×UNDERGROUND」でも最初に講演をされていたので通算2回目…と言うべきでしょうか。

今回は今までの著書2冊の内容とともに、プレゼン方法に至るまでの講演でした。特にプレゼンに関しては自らのプレゼン資料を基に、下地づくり、本番前、本番とどのような事をしていけばよいかについてまさに目から鱗とも言えるべき内容でした。実際どのような資料化については……「ひみつ」ということで。

今回学んだこととして大きかったことは、「とにかく行動をすること」「とにかく練習すること」でした。ビジネス書全体に言えることですが読んだこと、セミナーで学んだことはまず行動に落とし込んでみる、または練習を重ねて会得をすること、雑念を捨ててとにかくそれを一目散にやると、自分では気づかないが成長するのか、と感じました。

今回この会を主催した美崎さん、講師の多田さん、chieさん、バッチ@systemさんらスタッフの皆様、本当にありがとうございました!!

「お墓」の誕生―死者祭祀の民俗誌

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岩田 重則

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今年の初めから「墓マイラー」と言う言葉が誕生し、様々なお墓案内の本が出版された。とりわけ有名人のお墓巡り、あるいはユニークなお墓巡りに関する物が多かったように思える。

このブームに関して少し疑問になった所がある。それは数年前に「千の風になって」という曲が大ヒットし、それとともに供養のスタイルもどんどん多様化していき、墓石業者も頭を悩ませたほどであったという。

さて、本書の話である。本書は「お墓」にまつわる歴史、そして死者祭祀、様々な死者の墓について紹介されている。儀礼や祭祀と言った所では「民俗学」の範疇に入るが、「民俗学」の特性上、私たちには見慣れない「死者」にまつわる儀礼がいくつか掲載されているため、非常に興味深い。

もし願わくば、本書を読むのはこの時期よりも春・秋のお彼岸、またはお盆の時に読むと良いだろう。

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