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政権力

政権力 (青春新書) 政権力 (青春新書)
三宅 久之

青春出版社  2009-07-02
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昨年8月の衆議院総選挙で民主党が初めて第一党となり、その後民主党政権が誕生し、16年ぶりに政権交代が起こった。しかし民主党は普天間基地問題、さらに政治とカネにより、今月4日に鳩山政権が崩壊し、2日後に菅直人が内閣総理大臣に就任した。今も混迷が続いており、来月の10日に投開票されるであろう、参議院通常選挙にどのような絵今日を及ぼすのか注目が集まる。
政権が民主党に交代してから、批判に回っていたところから批判にさらされる立場になった。その中でマスコミの原因もあってか、がんじがらめの状態に陥っている。本書は長年政治評論に携わった方が政権とは何か、政権を握るためにはどのようであるべきかの道標を説いている。

第1章「自民vs.民主〜政権をめぐる舞台裏の攻防」
政治家はよく「クリーンな政治」といったことを主張する。単純に言うと「クリーン」の反対は「ダーティー」であり「カネ」、違法な献金や汚職といったものにまみれた政治のことを行っているのかもしれない。その反対、その反対として「政治とカネ」と言うことには無縁ということを言っているのだろうか。
しかし政治は「きれい」であるという戯言ばかりで良いのだろうか。国民に八方美人というスタンス良いのだろうか、と言うとそうではない。政権を握るものたちは支持を集めるよりもむしろ大きな決断を下すこと、たとえ国民に反対をされても自分たちの信念に基づいたことをすべきなのではと思う。
昨年8月に民主党政権が誕生し、来月には初めて民主党政権下で大きな選挙、参議院通常選挙が行われる。「政権を握ったばかり」のたどたどしさとマスコミに振り回された印象が強かったが、果たしてどのような展開になるのか。

第2章「与野党の駆け引き〜仕掛ける側、仕掛けられる側の奇策」
昨年の8月までは与党・自民党、野党・民主党の構図であったが、衆議院総選挙によって交代となった。政権を奪取するためには、通常国会の中でも、選挙中の中でも「政治とカネ」やスキャンダルなどを用いて引きずり降ろそうとする。
しかし、その繰り返しが最近急速に多くなり、本来ある政治が見えないような気がしてならない。本来は「政治とカネ」の追及ではなく、政策面の評価と実行によるものではないかと考える。

第3章「長期政権〜弱小財閥でも政権を維持できた力の源泉」
本章と次章では短期政権と長期政権がどのような傾向にあるのか、について分析を行っている。
本章では「長期政権」を分析している。長期政権というと長い順に、佐藤栄作、吉田茂、小泉純一郎、中曽根康弘、池田勇人がいるが、本章ではこの5名が挙げられている。
戦後初の長期政権となった吉田茂はワンマン宰相として権力を振りかざしてきた。サンフランシスコ講和条約など、戦後処理に関して大きな役割を担ったのと同時に、55年体制の中心となる、池田勇人や佐藤栄作らを育て上げた功績は大きい。
池田勇人は「国民所得倍増計画」を掲げた経済政策が有名である。ほかにもきれいな幕引きはこれまでの首相にはない賞賛の声があった。
佐藤栄作の首相在位期間は戦後最長であった(戦前を合わせると、陸軍大将も歴任した桂太郎が最長)。その中での功績としてあげられるのが「沖縄返還」である。政治の本に関して色々と読むが、政治のことでもっとも印象的だったのが佐藤栄作の退陣表明会見である。「記者の諸君とは話さない」は現在のマスコミの現状を見抜き、直接国民に話したい、寡黙でありながらも率直な思いがあったからだと、私は考える。

第4章「短期政権〜短命に終わった内閣に足りなかったもの」
今月4日に鳩山政権が崩壊した。約300日の短命政権であった。そればかりか安倍晋三、福田康夫、麻生太郎と1年あるかないかと言ったスパンで政権が変わっている。海外の首脳陣は日本の首相は「Who are you?」と言われかねない様な事態である。
本章では100日に満たない政権もあれば、2年ほど続いた政権まで紹介されている。

第5章「政権力〜今の日本に求められるリーダーの資質とは」
1955年に自民党が政権を奪取してから38年もの間、政権を握ることができた。その自民党の中で派閥争いが絶えず、自民党での首相交代の中で擬似的な政権交代(と言うより「派閥交代」というべきか)を行ってきた。1993年にいったん自民党は野党に転じるが、程なくして、94年「自社さ連立政権」で政権に復帰した。それからまた15年にも渡って政権を握ったあと、昨年に政権を奪われた。これからめまぐるしく政治が変化を起こしていくが、その変化をかき回しながら、決断力、判断力のあるリーダーが求められる。

三宅氏が出演する討論バラエティ番組の中で政治家の「究極の課題」と言うのを発言したことを本書を読んで思い出した。「クリーンだけど無能な政治家」が良いか、「ダーティーだけど有能な政治家」が良いかである。両極端かもしれないが、現在の日本の政治家の中で最も多い二極であることがよくわかる。本当の意味で日本を牽引していくべき政治家像は、政治とは何か、私たちが政治に関心を持つためには、よく「経済は一流、政治は二流、国民は三流」と言われるが、それを「二流」、そして「一流」にするためには自ら政治に関心をもち、働きかけるということが大切では無かろうか。

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