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2010年6月

イタい人にならない自分☆発信力

イタい人にならない自分☆発信力 イタい人にならない自分☆発信力
原村 和子 中邑 真輔 (絵)

ビジネス社  2010-06-16
売り上げランキング : 308502

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著者の原村様より献本御礼。
自分をアピールする場、機会はウェブが格段に進化したのと比例して急激に多い。かつては履歴書などが主であったものから、ブログ、twitter、Facebookなど自ら発信のできる機会は多様で、かつ誰にでも手軽にできるようになった。
そのような状況でも自分の声でアピールをするという機会もあるのだが、その中で「空気の読めない」様なアピール方法になってしまっていないだろうか、と言うのを問いかけているのが本書である。私は「空気が読めない〜」といった表現はあまり好きではない。日本人は「空気」を読む文化であるが、その「空気」があたかも独裁者となり、それに従えという圧力を持たせているように見えるからである。従って本書を紹介する際「空気が〜」という表現は取りやめてTPOという表現にする。
本書は自らの自己表現をしながら、状況に応じた表現をし、人生のチャンスをつかむための「発進力」について紹介している。

Chapter.1「イタい人にならない「自分発信力」とは何か」
ここで言う「イタい人」とはいったい何なのだろうか。一例を挙げてみると、「やりたいことがあるのに、それを発信しようとしない」「自分自身らしく行きたいのにいきられない人」のことを指している。これまでは自分を発信する人は「嫌悪の的」にされ、干されてしまい、かえって目立たない存在になってしまうというが、最初にも書いたとおり、自己表現のできるツールが山積している分、発信することにより、リアル以外でもつながりを持つことができる様になった。自分それぞれから感じた流行やトピックスを発信し、そこから多くの人たちのフィードバックを受けることができる。インターネットが作られた「メディア」はこれまで新聞や雑誌の「単方向」から、互いに情報発信のしあう「双方向」に変わっていった。このツールを使いこなし、コミュニケーションを磨きつつ、双方ともに成長をさせると言うことを本章で言っている。

Chapter.2「思い通りに生きる「自分軸」のつくり方」
それを行うためにはまず自分の信念、倫理・哲学観、夢、性格、志向、嗜好など様々な観点から「自分を知る」ことから始まる。そこからなれる自分を目指したり、コアを見つけ出すと言った所を行う。「自分発信」の中でも最も根幹であり、かつそれを見つけるのが最も難しい所でもある。しかし一度見つけると、とたんに最強の武器にもなり、何事にも動じなくなる。

Chapter.3「自分を伝えるコミュニケーション方法」
ここではリアル・バーチャル双方の「コミュニケーション」についてである。リアルの「コミュニケーション」については、様々なビジネス書の中でよく言われること「聞き上手」になる、「質問力」を鍛えると言ったことを行うことが上げられる。ほかにもセミナーやパーティーにおける「場づくり(「場回し」とも言う?)」の力も欠かせない。
そしてもう一つ、バーチャルのコミュニケーションは「書く力」に転化することができるが、相手に対してどのように伝えるのかが鍵になる。わかりやすく伝えるのも一つの方法であり、婉曲が多く難しくても相手を引き込ませるのも一つの方法である。書評であったら、その本に対してどう思ったか、最近の自分はどうか、と言うことを伝えることができる。

Chapter.4「自分発信にかかせない演出」
自分の発進力を高めるためには、自らの見た目をよくする、ツールを大いに使いこなす、名刺・署名・キャッチフレーズなど自分を表現し、発信力に彩りを添える。

Chapter.5「本音でたくましく、今を生きる」
昔は本音を言わなくても、それなりに社会で生きることができた。今となっては本音を言わなくても、社会から孤立される世の中となってしまっている。その時代だからでこそ、自らの思い、「本音」をぶちまけるツールを持ち、利用することこそこれからのビジネスにとっても人生にとっても有意義名ものにしてくれる。

ブログやtwitter、Facebookなど自己発信できるツールはたくさんある。そこから私も相であったようにリアルの出逢いにつながることもある。さらには人生のチャンスも人とともにやってくる。そのために自分をさらけ出し、自らの思いを声高に主張する時代、その時代だからでこそ、「発信力」は重宝される。

ニュースが伝えない政治と官僚

ニュースが伝えない政治と官僚 (青春新書INTELLIGENCE) ニュースが伝えない政治と官僚 (青春新書INTELLIGENCE)
三宅 久之

青春出版社  2009-11-03
売り上げランキング : 247395

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自民党政権下でも、民主党政権下でも、マスコミや一部の政治家は官僚を「目の敵」としている。しかし「官僚叩き」を行ったからといって国家は機能せず、むしろ官僚と政治家の両輪なくして成り立たない。しかしその官僚の天下りや天下る先の法人について民主党は強烈なメスを入れた。
昨年の8月30日に民主党が大勝し、9月に民主党政権が始まった。あれからもう9ヶ月経ったが、民主党内の「政治とカネ」、さらには「普天間基地」「外国人参政権」「事業仕分け」などニュースでは多く取り上げられた。とりわけ「政治とカネ」や「普天間基地」は鳩山政権崩壊の引き金となってしまった。その後、管直人が首相に就任し、これから参議院通常選挙が行われる。
今回はそれの為に一つ政治や内閣、国会とは何なのかについて現在の民主政権の傾向と共に紐解いていく。

1章「内閣〜民主政権の「政治主導」はどこまで可能か」
民主党は政権誕生後、「脱官僚依存」を払拭すべく、官僚による記者会見の中止を表明した。さらに事業仕分けを行うなど、大きな「改革」「予算削減」を実行した。
さらには記者クラブの会見とは別に独自に開く危険を開いたり、記者クラブ主催の会見を開くことを拒否したりする閣僚もでてきており、記者クラブ廃止、ぶら下がり廃止という動きも見られ始めると、とたんにメディアは「民主党叩き」に乗り出した。

2章「国会〜与野党間の駆け引き、取り引き、決まり事……」
今月の18日に今年の通常国会が終了し、これから参院戦に向けて熾烈な戦いが始まる。終了後は臨時国会が行われるかどうかにも注目が集まる。
さて本章では国会についてであるが、国会の種類はある程度わかっていても、本会議の席順、答弁の原稿、国会の水面かで調整を行う「国体委員長」の役割、証人喚問などを紹介している。
「証人喚問」は「参考人招致」などとは違い「偽証罪」が適用されるため、迂闊に嘘をつくことができない。しかし耐震偽装問題で罪を問われた某建設会社の社長の様に「証言拒否」を乱発するひともいるため証言を引き出すのはなかなか難しい。

3章「国会議員〜有能な政治家と無能な政治家の本当の違い」
国会議員の役割、給与、献金、不逮捕特権など国会議員の事についてあまり知られていないことがたくさんある。本章を読んで政治家嫌いの人であれば目くじらを立て続けてしまうようなところかもしれない。

4章「政官業のカラクリ〜日本の政治を陰で動かしている構造」
政治家は官僚を監督しながら法律をつくり、官僚は国民生活が良くなるためにつとめ、国民は政治家を監督する。それらの三角関係が今日の政治を形成している・・・と言いたいところだが、その関係も長年にわたり微妙なものとなってしまっている。

5章「選挙〜この先の参院選、衆参同日選をにらんだ戦略」
いよいよ来月の10日に参議院通常選挙が行われるが、これらにまつわる戦略とは何かについて書かれている。参院選はすでに公示され、「選挙戦」も始まっている。民主党はこれまでの実績、自民党は過去の実績とこれからについて、そして残りの野党は政権批判と自らのマニフェストについての戦いが繰り広げられるだろう。マニフェストに関してもの申したいモノもあるがこれについては次章にゆずるとする。

6章「民主党政策の争点〜日本の進路を見誤らないためのチェックポイント」
昨年に行われた衆議院選挙のマニフェスト、そして今年のマニフェストのなかで最も争点になるであろうものから順にスポットを当てている。最も大きいものとして「経済政策」「雇用」と言った国民の労働や生活に密着したところが最も注目されやすいが、その一方で軍事や憲法と言った「国のあり方」そのものに関わるものは注目が少ない。
さて、マニフェストに関してもの申したいものであるが、とりわけ経済政策に関わることである。たとえば民主党が推し進めている「子ども手当」であるが事業仕分けをしても財源を確保することができず、昨年度は過去最多の赤字国債を発行してしまった。経済政策を行っていく上で一番重要なのは「財源」である。一昨年話題となった「埋蔵金」を使えばいいと言う意見もあるが、それも有限である。今は消費税増税の議論が沸騰しているが、消費税のみならず、ほぼすべての税を見直し、最適な税制改革を菅政権は行うべきではないだろうか。そして消費税の増税は、本当に国民を理解できるような形にする、5年前のマニフェストのように、具体的な社会保障を行うに当たり消費税を引き上げると言うように、メリット&リスクの両輪を持たせるマニフェストにした方が良いと私は思う。

これから来月の10日に向けて各党は熱い選挙戦を迎える。そのなかで私たち国民は、どのとうに信頼を持てるのか、そもそもどのような日本でありたいのか、日本の政府にどのような期待を持ち、自分がどのように政治と関わっていけばいいのか、「国民は三流」と言われている呪縛から脱却をするときがきたのではないだろうか。

第2回 実際によんでみた 感想

昨日はさんどらさん主催の「第2回 実際によんでみた」に参加いたしました。

前回の「実際に、聞くが価値」以来でしたが、この回では「そうか、君は課長になったのか」の佐々木常夫さん、と「33歳からのルール」の小倉広さんの講演でした。

さて、今回はなんと、「あたりまえだけどなかなかできない、○○歳からのルール」シリーズの著者3名が登壇されました。

Ⅰ.吉山有樹

こちらは「25歳からのルール」の著者です。今回参加した方の多くは20代だったそうで、参加者の中でも20代が最も多いことなので、今の会社の悩み、さらには、キャリア、仕事についてお互いに相談をしながら、講演を行うというスタイルでした。

Ⅱ.田中和彦

こちらは「42歳からのルール」の著者で、キャリアの「横スライド展開」の話でしたが、講演のほとんどは自らの社会人生活を振り返った内容でした。「縁」と「仕事」、そこから生まれる思いがけないチャンスがあると言うことを学びました。さらにブログやtwitterではとても書けない様な内容が盛りだくさんでした。

Ⅲ.トークセッション

ここからは「33歳からのルール」の小倉広さんと講師2人を交えて、応募の時に予め出た質問に答えるという形式でした。小倉さんは司会という形でしたが、質問の答えで一番おいしいところを持って行ったような気がしましたが…。ここでも仕事、会社、組織、そしてプライベートに至るまで幅広いモノでした。

今回この会を主催したさんどらさん、講師の吉山さん、田中さん、小倉さん、今回名刺交換をしてくださった皆様、本当にありがとうございました!!

F1 ヨーロッパGP ヴェッテルが久しぶりのポール・トゥ・ウィン!! 最終盤でオーバーテイクを見せた可夢偉が7位入賞!!

結果は以下の通り。(「F1通信」より)

Round9_final

まず予め言っておきますが、現在表示している順位はレース終了直後の順位であり、現在バトンら9人のドライバーがセーフティーカー時のピットストップで審議の対象となっています。ペナルティの可能性もあるため暫定の順位となっています。審議の結果が決まり次第、当記事にて追記、あるいは結果の差し替えをいたします。

(1:50追記)

9人のドライバーにそれぞれ5秒加算のペナルティーが決定いたしました。これによりブエミが8位から9位に、デ・ラ・ロサがノーポイントに転落、その下のペトロフも加算対象となっているため、その下のロズベルグが10位に繰り上がると言う形です。可夢偉の上4人も対象となっていましたが、このペナルティによる順位変動はありません。

予選でレッドブルがフロントロー独占を果たしましたが、今回のレースは明暗を分けてしまいました。ヴェッテルは終始トップを譲らず、ポール・トゥ・ウィンでしたが、ウェーバーはスタートダッシュに失敗し、さらに10周目にはロータスのコバライネンと追突してしまい、宙を舞うほどの大クラッシュでした。一歩間違えたら命に関わるだけに、無傷ですんだのは何よりです。

2位のハミルトンは途中、セーフティーカーをオーバーテイクしたことによりドライブスルーペナルティとなってしまいましたが、ポジションを変えず、ヴェッテルとの差が広がっただけとなりました。それからファステストを連発しヴェッテルとの差を詰めながらもポジションを守り抜き、ポイントリーダーの地位を守りました。

フェラーリは今回、散々のレースとなったと言うほかありません。予選では4-5の好ポジションで、レースも序盤、ともに1つポジションを上げたのですが、セーフティーカーでのピットインにつかまりアロンソは9位、マッサに至っては2戦連続のノーポイントとなってしまいました。

可夢偉は今回大活躍でした。セーフティーカーではピットに入らず、3番手まで上昇。終盤までピットに入らず、さらにバトンのプレッシャーにもめげず3番手をキープしながらの走行は見事でしたが、その上を行くのがファイナルラップでアロンソとブエミをオーバーテイクでした。過去にオーバーテイクを仕掛けたことによるリタイアがあっただけに心配していましたが、今回は見事と言うほかありません。

次戦は2週間後、イギリス・シルバーストーン!!

F1 ヨーロッパGP やっぱりレッドブルは強かった。ヴェッテルがPP獲得&レッドブルフロントロー独占!! そして優勝予想

結果は以下の通り。(「F1通信」より)

Round9_qualifer

ヴェッテルにとっては中国GP以来となるPP獲得となり、さらにはレッドブル勢もフロントロー独占をしました。一発の速さには定評のあるレッドブル勢だけありますが、タイム差はそれほど大きくなく、ハミルトンやアロンソも肉薄をしたと言う様相でした。唯一の欠点と言えるのは信頼性。決勝では安定したレースを見せて欲しい…と言いたいところですが、ヴェッテル自身も新しいパーツを導入したことで走りにくいと言っていました。それがネックにならなければいいのですが。

フェラーリ勢は復調の兆しを見せており、アロンソが4番手、マッサも5番手となりました。決勝はスタート後の1コーナーでどこまで飛び込んでいけるのか注目です。

2連勝中のハミルトンも2列目の3番手から。レッドブル勢は信頼性がネックとなっている分、チャンスがあるかもしれません。さらにタイム差もそれほど離れていないのでコース上でオーバーテイクをすると言うことも可能かもしれません。

可夢偉は2戦連続のQ1落ちとなってしまいました。スタートダッシュはかなりプッシュしていけばポイント獲得も夢ではないでしょう。

さて、優勝予想と行きましょう。

本命:ハミルトン

対抗:ヴェッテル

要注意:アロンソ、クビサ

先ほども行ったようにレッドブル勢は信頼性がネックで、さらに新しいパーツを使い慣れていないという印象があります。ピット戦略、あるいは1コーナーのさしかかりでハミルトンがトップをもぎ取り3連勝という考えもあります。

アロンソも地元開催ということで黙ってはいないでしょう。

もう一つ注目はマッサとクビサの1コーナー争いは熾烈を極めると思います。その後もオーバーテイクの争いは注目が集まりそうです。

F1 ヨーロッパGP フリー走行3回目 結果

結果は以下の通り。(「F1通信」より)

Round9_free3

ヴェッテルがトップタイム、その後ろにクビサも続いています。

レッドブル勢が調子を上げてきているようです。さて、予選ではどのようになるのでしょうか。

F1 ヨーロッパGP フリー走行1・2回目 結果 そしてPP予想

日本どころか世界中ワールドカップ持ちきりムードの中、2週間ぶりのF1開催となりました。F1でも来年に向けて色々と決まっております。来シーズンからピレリがタイヤサプライヤーに決まり、予選107%ルールが復活したり、はたまたUSF1の処分が決まったりと本当に色々とありました。

ヨーロッパラウンドもいよいよ本格的になった第9戦目は、スペイン・ヴァレンシアです。

アロンソやデ・ラ・ロサにとっては2回目となるホームグランプリです。

さて、フリー走行1・2回目の結果を見てみましょう。(「F1通信」より)

1回目

Round9_free1

2回目

Round9_free2

1回目はメルセデスのロズベルグ、2回目はホームグランプリとなるアロンソがトップタイムをたたき出しました。

1回目ではマクラーレン、2回目はレッドブルの2台がつけており、こちらも速さが窺えます。その後ろにはルノーのクビサ、フェラーリのマッサも好タイムを出しており、予選ではどのようなグリッド順になるのか、期待したいところです。

一方可夢偉は、1回目17番手、2回目14番手と波に乗れない模様。再びポイント獲得となるにはどうしてもQ3進出を目指したいところですが、このペースだとQ3どころかQ2進出も危ういかもしれません。逆境と呼ばれる状態ですが、可夢偉の力の見せ所となって欲しいところですが。

さてPP予想と行きましょう。

本命:ヴェッテル

対抗:ハミルトン

要注意:ウェーバー、アロンソ

一発の速さがあるレッドブル勢が1-2を獲得するのではないかと思いますが、渾身の速さでハミルトンがトップタイムを出すという想像もあります。アロンソもフリー走行2回目でトップタイムを出していますので、PP獲得の可能性も捨てきれません。

マグロ船式会議ドリル

活きのいい案がとれる!とれる! マグロ船式会議ドリル 活きのいい案がとれる!とれる! マグロ船式会議ドリル
齊藤 正明

こう書房  2010-06-02
売り上げランキング : 198335

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著者の斎藤様より献本御礼。
著者の処女作は「会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ」である。いかにも衝撃的なタイトルであることがわかる。著者は上司の命令により約1ヶ月間、マグロ船に乗った経験を持つ。その経験が後にいがみ合いとなった職場の雰囲気を活発化させることに成功した。その後会社を退職し、現在では日本唯一の「会議コンサルタント」として活躍をしている。本書は著者が経験をした数ある会議の中でよくある、会議をいかに活発化させるか、ケーススタディ形式にて解き明かしている。なお本書の内容はniftyビジネスのコラム「今日からなれるファシリテーター〜荒波を乗り越えるマグロ船会議術〜」に収録されていたものを一部改変している。

第1章「実りある会議にするための心構え」
皆さんは「会議」というと何を想像するのだろうか。様々なアイデアが飛び交う場なのか、それとも課長や部長がひたすら意見を主張するようなものか、あるいは何かしくじった社員が吊し上げられる場なのか。
会議ほど多くの時間を費やすものはない。それは人一人の時間だけではなく、参加している人全員の時間を奪っているのだから。時間を奪っているからでこそ、成果、もしくは解決への重要な手がかりを見つけることに大きな意味を持つ。
しかし、会議によって、そして参加者によって独擅場や吊し上げとなる会議も少なくない。特に前者は自分の持っている意見を押し通すことに一辺倒となり、他人の意見を執拗に批判し、嫌悪な雰囲気にさせてしまうことにもなる。
それを解消し、自ら意見の言える環境をつくること、それが会議として成り立つ第一歩である。

第2章「会議を円滑に進める基本を知る」
会議には様々なモノがあり、進捗とともに、これからどのような方針をとるかを決める「進捗会議」、ブレストなどを駆使して企画や仕事におけるアイデアを出す「アイデア会議」など、「会議」と一括りにしても様々なモノがある。
様々であっても最終地点は「会議の目的を達すること」にある。目的や目標に向けて進めていかなければ文殊の知恵のごとく人を集めても、その人たちの時間を奪ったと言うことしか残らない。

第3章「会議を円滑に進行するためのテクニック」
仕事や会議の中でも失敗や対立というのは起るのは当然である。価値観や宗教観、個性など様々な要素で異なっている人たちの集まりが会社や組織であるのだから。
その失敗や対立への対応も技術の一つとして紹介している。

第4章「会議に出没する困った人対策」
会議の中では「困った人」というのがいるという。無駄に話の長い人、相手の意見を批判するだけの人、話を脱線する人、遅刻をする人…挙げるだけでも枚挙にいとまがない。
本章ではそれぞれの対処法についている。

第5章「会議のトラブルシューティング」
会議にはトラブルはつきものである。ちょっとしたことでも会議として成り立たなくなるほどの致命的なトラブルもある。本章ではトラブル解決法もあるが、ほかにも目上の人に対してのマナーも学ぶことができる。

第6章「日常業務でも使える会議術応用テクニック」
「たかが会議、されど会議」という言葉がよくあう章である。私自身は職業柄会議に出ることが多い。その中で自分が気づかなかったことを気づかせてくれたり、要領や段取りはどのようにしたらよいのか、会議で発言したり、静観したりしている中で学べる機会が多い。会議はノウハウの宝庫といえるのかもしれない。

本書は一方的にノウハウを学ぶのではなく、あらかじめ事例をもとにしたドリル形式にて質問の後、答え合わせで会議のイロハについて説明している。まず自分の会議観を洗いざらいさらけ出してから、会議術を学ぶので本書と自らのギャップを見ることが可能であり、かつ、何をのばすべきか見えてくる。

科学技術は日本を救うのか

科学技術は日本を救うのか (DIS+COVERサイエンス) 科学技術は日本を救うのか (DIS+COVERサイエンス)
北澤 宏一

ディスカヴァー・トゥエンティワン  2010-04-15
売り上げランキング : 290661

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日本は「科学技術立国」と呼ばれているという。ノーベル化学賞・物理学賞も多く輩出している。しかし昨今の民主党政権下で「事業仕分け」が話題となり、科学技術の分野でも多くの事業が廃止に追いやられる事態となった。現在特命大臣を務める蓮紡氏が「2位じゃだめですか?」と発言したことも有名であり、書籍にまでなってしまった。
世界でも有数の「科学技術立国」であるが、その裏では「事業仕分け」だけではなく数多くの課題が残されている。本書は日本を救うための一つとして「科学技術」の振興を提唱している。

第1章「世界トップクラスを走る日本の科学技術」
科学技術は世界最先端だと著者は主張している。科学技術の推進のために1995年に「科学技術基本法」が制定され、政府主導の本で数多くの研究開発が行われてきた。しかし科学技術を推進してもアメリカや中国の科学技術推進はその上を行っており、今にも追いつかれるほどである。最近では「iPS細胞」も脚光を浴び、さらにサイエンスの基礎研究でも論文被引用や数多くの賞を受賞している人もいるという。

第2章「日本経済長期停滞の真相を探る」
それとは裏腹に日本経済は衰退の一途をたどっている。「失われた10年」ないし「失われた15年」から脱し、「戦後最長の好景気」と呼ばれていても、「格差」が浮き彫りとなり、技術革新も空回りが続いてしまい、気がついてみたら900兆円近い借金まみれ。政権交代後には世界一を誇っていた科学技術振興にも「事業仕分け」のメスが入れられた。
技術や科学の革新の著しい分野にさえ「閉塞感」をもたらしてしまったのか。
本章は科学と言うよりもむしろ「経済の構造」についてフォーカスをしている。

第3章「「第4の価値」が若者に夢を与える」
「第4の価値」を言う前に、ここでは「第1〜3の価値」について簡単に述べると、「食糧・モノ・サービス」である。形はあるなし問わず、一方的な享受で満足できるものがほとんどである。食糧の満足が主だったのが明治・大正時代とすると、モノの満足は昭和、そしてサービスの満足は平成と分けることができる。しかし時代の流れは年を追うごとに速くなっていく。もう私たちの世代ではこの3つの価値に満足をすることができなくなった。「第4の価値」を見いだし、「第4次産業」を創出することを著者は提唱している。例を挙げるとすると、

・安全な国
・礼儀正しい文化
・格差の少ない国
・平和志向
・環境に優しい国

などがある。このうち、上の2つはすでにそうなっている。3つ目はおそらく国家思想を織り交ぜてしまうと賛否両論が起りやすくなる。格差があってこそ資本主義という形ができており、格差が少なく、国主導で財政政策を行っていると言うことを見てみるとソ連最後の最高指導者であったミハイル・ゴルバチョフは書記長になる以前から「日本は最も成功した社会主義国家」と主張していたように、あたかも社会主義国家を提唱することになりかねなくなる。

第4章「科学技術による「地球防衛隊」構想」
私たち、若者たちへの提言に関することであるが、それ以上に「超伝導」という言葉が目立った。最近ではリニアモーターカーの開発も著しく、それ以外の分野でも超伝導が注目されて始めてきている。

先進国の中でも日本は科学技術の推進に積極的である。しかし、もうその背後にはアメリカや中国、ロシアがひたひたと追いかけてきている。日本の科学技術の優位性、未来、そして私たち若者に託されたことが詰まった一冊であった。

政権力

政権力 (青春新書) 政権力 (青春新書)
三宅 久之

青春出版社  2009-07-02
売り上げランキング : 262717

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昨年8月の衆議院総選挙で民主党が初めて第一党となり、その後民主党政権が誕生し、16年ぶりに政権交代が起こった。しかし民主党は普天間基地問題、さらに政治とカネにより、今月4日に鳩山政権が崩壊し、2日後に菅直人が内閣総理大臣に就任した。今も混迷が続いており、来月の10日に投開票されるであろう、参議院通常選挙にどのような絵今日を及ぼすのか注目が集まる。
政権が民主党に交代してから、批判に回っていたところから批判にさらされる立場になった。その中でマスコミの原因もあってか、がんじがらめの状態に陥っている。本書は長年政治評論に携わった方が政権とは何か、政権を握るためにはどのようであるべきかの道標を説いている。

第1章「自民vs.民主〜政権をめぐる舞台裏の攻防」
政治家はよく「クリーンな政治」といったことを主張する。単純に言うと「クリーン」の反対は「ダーティー」であり「カネ」、違法な献金や汚職といったものにまみれた政治のことを行っているのかもしれない。その反対、その反対として「政治とカネ」と言うことには無縁ということを言っているのだろうか。
しかし政治は「きれい」であるという戯言ばかりで良いのだろうか。国民に八方美人というスタンス良いのだろうか、と言うとそうではない。政権を握るものたちは支持を集めるよりもむしろ大きな決断を下すこと、たとえ国民に反対をされても自分たちの信念に基づいたことをすべきなのではと思う。
昨年8月に民主党政権が誕生し、来月には初めて民主党政権下で大きな選挙、参議院通常選挙が行われる。「政権を握ったばかり」のたどたどしさとマスコミに振り回された印象が強かったが、果たしてどのような展開になるのか。

第2章「与野党の駆け引き〜仕掛ける側、仕掛けられる側の奇策」
昨年の8月までは与党・自民党、野党・民主党の構図であったが、衆議院総選挙によって交代となった。政権を奪取するためには、通常国会の中でも、選挙中の中でも「政治とカネ」やスキャンダルなどを用いて引きずり降ろそうとする。
しかし、その繰り返しが最近急速に多くなり、本来ある政治が見えないような気がしてならない。本来は「政治とカネ」の追及ではなく、政策面の評価と実行によるものではないかと考える。

第3章「長期政権〜弱小財閥でも政権を維持できた力の源泉」
本章と次章では短期政権と長期政権がどのような傾向にあるのか、について分析を行っている。
本章では「長期政権」を分析している。長期政権というと長い順に、佐藤栄作、吉田茂、小泉純一郎、中曽根康弘、池田勇人がいるが、本章ではこの5名が挙げられている。
戦後初の長期政権となった吉田茂はワンマン宰相として権力を振りかざしてきた。サンフランシスコ講和条約など、戦後処理に関して大きな役割を担ったのと同時に、55年体制の中心となる、池田勇人や佐藤栄作らを育て上げた功績は大きい。
池田勇人は「国民所得倍増計画」を掲げた経済政策が有名である。ほかにもきれいな幕引きはこれまでの首相にはない賞賛の声があった。
佐藤栄作の首相在位期間は戦後最長であった(戦前を合わせると、陸軍大将も歴任した桂太郎が最長)。その中での功績としてあげられるのが「沖縄返還」である。政治の本に関して色々と読むが、政治のことでもっとも印象的だったのが佐藤栄作の退陣表明会見である。「記者の諸君とは話さない」は現在のマスコミの現状を見抜き、直接国民に話したい、寡黙でありながらも率直な思いがあったからだと、私は考える。

第4章「短期政権〜短命に終わった内閣に足りなかったもの」
今月4日に鳩山政権が崩壊した。約300日の短命政権であった。そればかりか安倍晋三、福田康夫、麻生太郎と1年あるかないかと言ったスパンで政権が変わっている。海外の首脳陣は日本の首相は「Who are you?」と言われかねない様な事態である。
本章では100日に満たない政権もあれば、2年ほど続いた政権まで紹介されている。

第5章「政権力〜今の日本に求められるリーダーの資質とは」
1955年に自民党が政権を奪取してから38年もの間、政権を握ることができた。その自民党の中で派閥争いが絶えず、自民党での首相交代の中で擬似的な政権交代(と言うより「派閥交代」というべきか)を行ってきた。1993年にいったん自民党は野党に転じるが、程なくして、94年「自社さ連立政権」で政権に復帰した。それからまた15年にも渡って政権を握ったあと、昨年に政権を奪われた。これからめまぐるしく政治が変化を起こしていくが、その変化をかき回しながら、決断力、判断力のあるリーダーが求められる。

三宅氏が出演する討論バラエティ番組の中で政治家の「究極の課題」と言うのを発言したことを本書を読んで思い出した。「クリーンだけど無能な政治家」が良いか、「ダーティーだけど有能な政治家」が良いかである。両極端かもしれないが、現在の日本の政治家の中で最も多い二極であることがよくわかる。本当の意味で日本を牽引していくべき政治家像は、政治とは何か、私たちが政治に関心を持つためには、よく「経済は一流、政治は二流、国民は三流」と言われるが、それを「二流」、そして「一流」にするためには自ら政治に関心をもち、働きかけるということが大切では無かろうか。

マイケル・ジャクソンに捧ぐ テレサ・イン・ネバーランド

マイケル・ジャクソンに捧ぐ テレサ・イン・ネバーランド マイケル・ジャクソンに捧ぐ テレサ・イン・ネバーランド
テレサ・J・ゴンサルベス 山口明雄

三才ブックス  2010-06-11
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(株)オトバンク 上田様より献本御礼。
「キング・オブ・ポップ」の名を欲しいままにしたマイケル・ジャクソン。数多くの曲やムーンウォークなど、印象の強いものを挙げると枚挙にいとまがないほどである。

マイケルは2009年5月、この世を去った。

あまりにも突然の死。マイケルのファンのみならず、これまでスキャンダルを追ってきたパパラッチまでも彼の冥福を祈った。

本書は彼ともっともつきあいのあった女性が、マイケルに宛てた手紙を20通掲載しているものである。彼女の主観から見えてくるマイケルへの思い、テレビや新聞では決して語られることのないマイケルの姿がここにある。

確かマイケルの舞台裏について書かれた本はいくつかあるが、プライベートのマイケル、それもできる限り近いひとが綴ったものはなかなか珍しい。

勉強革命!「音読」と「なぜ」と「納得」が勉強力とビジネス力をアップさせる

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上田 渉

マガジンハウス  2010-06-10
売り上げランキング : 39324

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著者の上田様より献本御礼。
昨年の7月に「「耳」勉強法」というのが出版されたが、今回はそれに加えて「なぜ」と「納得」を加え、三本柱でもって「勉強」のあり方について紹介している。著者は中学・高校と落ちこぼれ時代の中で音読勉強法を編み出し偏差値30の状態から東大に合格を果たしている。

第1章「落ちこぼれ中高時代の勉強革命」
著者は小学校の頃に、まるでニンジンをぶら下げられた馬のような勉強法で、中学受験に合格した。しかしそれも長続きせず、中学・高校と落ちこぼれだったという。その中で著者は「勉強をする目的」を、「なぜ」や「納得」で模索したという。
著者は中高一貫の進学校にいながらも落ちこぼれだったという。確かそれと同じ境遇たったのが、現在精神科医で、数多くの著書、さらにはTVにも引っ張りだこの和田秀樹氏である。彼は関西では知らない人はいないほど有名な中高一貫校に在籍しながら、落ちこぼれだった。落ちこぼれの中で開発した勉強法が「解法暗記」である。現在はその勉強法の本も多数あり、受験指導ゼミナールの観衆も行っている。

第2章「偏差値30からの勉強革命」
著者は偏差値30から東大に合格を果たした。本章ではそこで使った勉強法を紹介している。5科目すべて紹介しているが、特に国語が中心である。この2科目に共通するもの、それは「音読」にある。国語は現代文や古典の読解はもちろんのこと、数学や社会、理科、英語にいたるまでの問題文を「読む」ため、どの教科にも通じると言える。音読を繰り返していくことによって読解力や感覚が身につき、試験時の黙読でも楽に読み・書き・解きができる。
本章を読んでいると自分の受験勉強のことを思い出す。
私は商業高校出身で、普通科よりも受験勉強に関しては不利な立場だった。高校2年の夏の模試で、偏差値が40あるかないかだった。大学進学を志したのもこのときで、学力的に不利だった私は第1章で紹介した和田式の勉強法で勉強をしたのも今でもはっきりと覚えている。授業中の合間を縫ったり、部活でも合間を縫いながら勉強を進めていった。約1年半の勉強期間であったが志望していた大学に合格することができた。

第3章「学生・社会人の勉強革命」
大学では「研究」や「論文」と言ったことはあるのだが、社会人となると「勉強する」意識が薄れてしまう。というのは目先の仕事に追われてしまい、疎かになってしまう。しかし社会人だからでこそ、勉強が大切である。
大学での定期試験やゼミも「音読」を行う、社会人では「なぜ?」を使い勉強する「理由」を求め、その中で勉強を行うということを説いている。

第4章「自ら行動を起こす勉強革命」
勉強をするにも、ビジネスを興すにも、行動をするにも「志」が大きな根幹を担う。ビジネス書の中でも「志」を大切にすることの重要性を謳う本もいくつかある。その志を為すためのプロセスとして目標に落とし込む。その目標に向けて何をするのかと、さらにプロセスを細分化する。
そして志を為すために主張をする力、議論をする力を鍛え上げる一方、外の世界を見つめながら、様々な方法を探ると言うところも主張している。
「行動」をする「実践」をする、その根幹に「志」を持つことが肝となる。

第5章「ビジネスのための勉強革命」
ここでは勉強法と言うよりも著者がなぜ「オトバンク」と設立させたのかという経緯、日本最大のオーディオブックサイト「Febe」をつくった理由、思いが綴られている。

「勉強は目的をもって行うべき」と言うことは様々な勉強本で言われているが、自らの「志」を持つことはあまり言われない。本書はそのことを学ぶことができるのと同時に、オトバンク、そして「Febe」への思いがひしひしと伝わる一冊である。

夫婦で年収600万円をめざす! 二人で時代を生き抜くお金管理術

夫婦で年収600万円をめざす! 二人で時代を生き抜くお金管理術 夫婦で年収600万円をめざす! 二人で時代を生き抜くお金管理術
花輪 陽子

ディスカヴァー・トゥエンティワン  2010-06-16
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著者の花輪様より献本御礼。
著者の花輪氏とは今年の2月に行われたビジスタでお会いし、講演を拝聴した。そのときに聞いたのが本書の内容であった。
最近サラリーマンの平均給与が右肩下がりであり、晩婚化もしている。さらには少子化も進んでいる。
これらの事柄には大きなつながりとして「お金がないから、結婚できない、出産できないという結論に至ってしまう。本書は夫婦で年収600万円稼ぐ、ダブル・インカムのイロハについて語っている。

Chapter1「結婚すると「お金」が楽になる」
結婚の高齢化が進んでおり、私たちの世代でも「結婚願望」がない人が急増している。「結婚」よりも「労働」「自由」を渇望している。
ましてや結婚をするとなると費用の面で苦労をしてしまうという考えがある。
しかし著者は「結婚」をするからでこそ費用をカットすることができる。住居にしても2人で住める、水道光熱費も2人分の費用ですむ。

Chapter2「夫婦二人で世の中を生き抜く力をつける」
もし当ブログを閲覧している人が既婚者であれば、「妻」・「夫」はどのように思っているのだろうか。著者は夫婦は「戦友」と位置づけ、二人そろって年収600万を目指す。さらに費用もカットする。次以降の章にもある貯金や住居、保険も共に決める。

Chapter3「二人で年収600万円で豊かに暮らす」
ではなぜ「年収600万円」と位置づけているのか、これについて本章で明らかにしている。ここでは都内、首都圏在住で結婚しているケースを紹介しており、賃貸では家賃、一軒家では住宅ローンの支出もあり、様々な費用がかさんでいく中、貯蓄も行える為の額である。

Chapter4「二人の支出ダイエット戦略」
「節約」という言葉がもはや当たり前となっているほどであるが、費用を押さえるためにはまず今ある「支出」を把握することである。著者は結婚当初、夫婦で1000万円単位ある年収でありながらも、後先考えずに浪費してしまい、貯蓄もなかったという。しかしリーマン・ショックで夫婦そろって失業してしまい、年収は激減。このとき初めて「支出」について見直したという。
「費用を節約」をするというと水道光熱費や食費に目が行きがちであるが、それ以上に住居費や保険料、クレジットカードなどの年会費(または会員維持費)などの固定費、いわゆる「サンクコスト」をいかに減らすかが、根幹の「節約」といえる

Chapter5「二人の貯金戦略」
「貯金」をするというとひたすら銀行や郵便局の口座に預ける、もしくは「たんす預金」をするという手段を思いついてしまう。
しかし貯金も戦略によって銀行の口座だけではなく、投資を行うことによってさらに貯金を増やすことができる。もう少しいうと、「貯めたお金を働かせて、さらに稼ぐ」方法である。
ここでは貯金よりも投資信託などお金を殖やす為の戦略が目白押しである。

Chapter6「二人の住居&車戦略」
サンクコストとなりやすいものの中で大きい費用が住居と車である。マイホームを購入するにも、車を購入するにも、考えるべきことは数多くあり、ローンや車であれば税金や維持費などが挙げられる。一世一代の決断こそ多くの情報を手に入れ、夫婦共に相談を重ねることによって「負けない」買い物にしていくことが大切であるという。

Chapter7「二人の保険戦略」
「備えあれば憂いなし」の代表格として「保険」がある、しかし、保険ほど大きなギャンブルはない。例えば火災保険であれば火災が起こる可能性は低いというのがある。
しかし「保険」と加入していなければ大きく損をしてしまうことにもなりかねない。保険を加入するにも様々な情報を集め、現状にあった保険を探すのが順当といえよう。

Chapter8「子どもの教育費&老後資金積み立て戦略」
子どもの養育費や老後資金の積み立ては、なかなか難しい。一戸建ての場合は住宅ローンを組んでいるときローンの返済もかねているので、資金面でタイトなものになる。
オール公立でも、お受験の道でも、子ども為にいくら使うか、どのように使うかというのも大きな鍵となる。

著者はリーマン・ショックを機にお金の苦労が多かった。その一方でそれがあったからでこそ「ダブル・インカム」の考えができたというのがある。
かつて「夫婦」は「夫は仕事、妻は家庭」という固定概念があった。バブル以後その考えは薄れ、夫婦共働きの時代が到来した。しかし子どもの養育、さらに費用の工面など夫婦ともに相談しない家庭が、後に金銭面で離婚となったり、裁判で争ったりする悲しい現実もある。せっかく結ばれた夫婦だからでこそお金の苦労を乗り越える。そのことによって夫婦の中はさらによくなっていく、夫婦共働きが増える中、このようなケースが増えていけば、日本はもっと明るくなるのではないかと私は思う。

読書会MAX × 聞くが価値 感想

昨日は後藤たくひろさん、及び鹿田尚樹さん主催の「読書会MAX×聞くが価値」に参加いたしました。

「読書会MAX」の参加は約1年ぶり、「聞くが価値」は3月に行われた「実際に、聞くが価値」以来の参加でした。

前半は読書会、後半は田島弓子さん、佐々木常夫さんの講演でした。

まずは読書会から、「読書会MAX」は「リーラボ」と違い、未読の本を用意し、それを30分で読み、その後2分間、本についてプレゼンを行うスタイルです。

ちなみに私が取り上げたのはこの本

一番新しいものですがもう35年前に出版された本です。最近のことですが、丸の内の丸善で売られているところを見て驚きました。

それはさておき、そもそもこの本を選んだ理由は2つあり、

・リーダーシップのビジネス書はいろいろあるがそれの古典を紹介したい

貞観政要に関した本の書評を行った際、一度読んでみたいと思い、買ったものの書棚の肥やしとなっていた(汗)。

ということからこの本を選びました。

休憩をはさんで後半は講演会でした。

Ⅰ.田島弓子

田島さんは「プレイングマネジャーの教科書」を4月に発売しており、今回はそれに沿った内容でした。

Ⅱ.佐々木常夫

「実際に、聞くが価値」で講演を聞きましたが、自分の話をしているだけなのに、引き込まれてしまう感覚を覚えました。

本の内容の前に近況の話をしているわけですが、その中でも笑いあり、興味深い話しありの内容でした。

今回この会を主催した後藤さん、鹿田さん、講師の田島さん、佐々木さん、今回名刺交換をしてくださった皆様、本当にありがとうございました!!

ゆで卵、何をつけて食べる?


ブログネタ: ゆで卵、何をつけて食べる?参加数拍手

ゆで卵というと、コンビニではもう当たり前のように売っています。確か「マジックパール」というゆで卵もありました。

昼ご飯の時に、たまにゆで卵を2つ買ったとき、友人から「おまえは板東英二か!」と言われたのが今でも思い出してしまいます(つい半年前の話です)。

家でも時々ゆで卵を作りますが、そのときは「塩」をつけて食べます。マヨネーズや醤油よりも、塩をつけて食べた方がおいしいと私は思います。

皆さんは何をつけて食べますか?

1/4の奇跡

1/4の奇跡[DVD付き] (マキノ出版ムック) 1/4の奇跡[DVD付き] (マキノ出版ムック)
山元加津子 柳澤桂子 四方哲也 新原 豊

マキノ出版  2010-06-02
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(株)オトバンク 上田様より献本御礼。
本書のタイトルにある「1/4」とはいったい何なのだろうか。それはマラリアにかかりにくい、「鎌状赤血球」を持っており、かつ何らか先天性の障害を持っている人の割合を言っている。簡単に言うと健常なひとの犠牲として、全体の4分の1に障害を持つ人があらゆるリスクを引き受けているのだという。障害を治す医療の技術は格段と進化を遂げているのだが、その一方で障害にかからないようにするという考え方も為されてきた。しかし、障害を受け取りながらもまっすぐに生きる人たちがいるということを知っていくことを知った。

本書のタイトルは、映画にもなった。その映画のモデルとなったのが山元加津子氏である。石川県で特別養護学校で教鞭を執っている。数々の障害者たちの交流の中のことを綴っている。本書のDVDには山元氏の講演が収録されている。
障害を抱えた人たちは日本でも数多くいる。その中で見えること、そして「生きること」のすばらしさを感じ取ることができたとともに、思わず涙を流してしまった。

生命科学者の柳澤桂子氏は「ジョンズ・ホプキンス事件」を取り上げながら病気の遺伝子を受け取った人たちも健常な人たちも皆同じだと言うことを説いている。

大阪大学大学院教授の四方哲也氏は進化論をもとに、能力や身体において異なる有用性について指摘している。ここでは「みんな同じ」ではなく「みんな違って〜」と言うフレーズが合っている。

UCLA大学教授の新原豊氏は病気の悲惨さは、激痛や重さではなく社会から遠ざかってしまうことが挙げられるという。話が変わってしまうが、これは障害のみならず、一度過ちを犯し前科を持ってしまったことについても同じことが言える様に思える。それらのような中で社会に順応していける社会の構築をしていく必要が私たちに課せられている。

DVDとともに本書を読んだのだが、本書は必ずDVDとともに読むことをお薦めする。本書は障害に関して知るだけではなく、様々な人たちへの感謝という思いも育むことができるからである。

限界への挑戦―私の履歴書

限界への挑戦―私の履歴書 限界への挑戦―私の履歴書
江崎 玲於奈

日本経済新聞出版社  2007-09
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本書は日本経済新聞の「私の履歴書」に掲載されていたモノを書籍化したものである。1973年、半導体の実験により、ノーベル物理学賞を受賞した。日本人で初めてノーベル賞を受賞した湯川秀樹を含め、物理学賞受賞者は6人いる。著者の人生とともに、研究者として、一人間としてどのように生きるべきかを本書は教えてくれる。ちなみに著者は現在横浜薬科大学の学長としてご活躍されている。

第一章「私の履歴書」
本章の冒頭には「ノーベル賞をとるために、してはいけないこと五箇条」を紹介している。(p.12より一部改変)

・「今までの行き掛かりにとらわれてはいけない」
・「大先生にのめり込んではいけない」
・「無用ながらくた情報に惑わされてはいけない」
・「戦うことを避けてはいけない」
・「好奇心と初々しい感性を失ってはいけない」

研究者としての五箇条であるが、これはビジネスに関しても通じるところがある。一つ目の「行き掛かり」は、会社の「しがらみ」にとらわれず、自ら「考える」こと、これは2つめのこととも通じている。情報過多の時代だからでこそ3つ目のことが生かされ、戦い抜くという4つ目も交渉やディベートにおいて生かされる。そして何よりも仕事にたいしてクリエイティブに行うに当たり5つ目が輝く。
著者は大学での教授の薫陶から物理学にのめり込み、そしてトランジスタとの出逢いから半導体へ、様々な学び、失敗、チャレンジを繰り返し、1973年にノーベル物理学賞を受賞した。

第二章「私とサイエンス」
この章は様々な講演、寄稿の中からサイエンスの歴史、サイエンスに関しての研究に関してピックアップしたところである。「サイエンス」と言うと、世界最先端といわれたり、さらには「理科離れ」と叫ばれたりしている。著者は大学の時、物理学との出逢いからサイエンスの道に突き進んだ。
本書のタイトルである「限界への挑戦」は本章のところで語られている。ノーベル賞を受賞している人は悪戦苦闘の繰り返し、研究し尽くすほど限界まで研究を重ねてきたことにより、新しい発見や成果を生み出すことができるのだという。
サイエンスのみならず、組織論や教育論に関しても言及している。

第三章「未来に生きる人たちへ」
ここでは著者自身からこれから生きていく私たちに向けてのメッセージである。「モノの自由」から「ココロの自由」となる一方で、これからの未来を明るく見ることのできない私たちはどうすべきか、大学の講演、入学式・卒業式の祝辞を取り上げている。

著者は今年で85歳となるが、現在も横浜薬科大学学長として後進の育成に心血を注いでいる。かつて物理学と出逢い、限界との挑戦を繰り広げながら新しい発見を続けてきた。その喜びと経験をこれからの世代のために、日本の発展のために尽力している。

電子書籍の基本からカラクリまでわかる本

電子書籍の基本からカラクリまでわかる本 (洋泉社MOOK) 電子書籍の基本からカラクリまでわかる本 (洋泉社MOOK)

洋泉社  2010-05-26
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洋泉社 依田様より献本御礼。
昨月28日に日本でiPadが発売された。今年の秋冬頃には、kindleやsonyリーダーが発売される。「電子書籍」の隆盛が現実味を帯びてきた。本書はこれから到来する「電子書籍」の時代についてどのように変わっていくのか、そしてすでに「電子書籍」の時代が始まっているアメリカではどのようなことが起こっているのかについて迫った一冊である。

PART1「出版に変革をもたらすiPad&キンドル」
この章に入る前、書評ブロガーのカリスマである小飼弾氏と上武大学教授の池田信夫氏の対談が掲載されている。小飼氏はすでに著作のいくつかを電子書籍化しており、池田氏は自ら電子書籍会社である「アゴラブックス」を設立した。電子書籍に大きく関心を寄せているだけに暑い対談となった(ちなみにこの対談は巻頭と巻末に記載されている)。
さて本章に移るのだが、すでに日本で出回り始めているiPadは書籍を読むのみならず、様々な機能がある。形も大きさも既に浸透しているiPhoneとは違い、本を丸ごと1ページ読むことができる。また文章の検索機能やブックマークといったことも可能であり、紙媒体にはない魅力がある。唯一の欠点は電池の持ちが長くないというところであろう。
一方kindleはiPadと同じような検索機能や文字を自由に変える機能があるが、読書の多様性でkindleの方が上であり、かつ電池の持ちもiPadを圧倒している。但し「読む」ことだけに特化していることもあり、iPadのように様々なところで役立つわけではない。

PART2「電子出版ビジネスが日本でもいよいよ本格化する」
電子出版ビジネスはiPadやkindleが誕生する前から始まっていたが、iPadやキンドルといったリーダーが出回り始めてから本格化していくことが確実である。
既にいくつかの出版社では電子書籍に本格参入しているが、日本の出版業界の中ではそれに消極的な企業が多い。過去に電子書籍を本格化しようとした時期がいくつかあり、有名どころでは12年前の()がある。これは既存の書店業界や出版業界が理不尽な決まりをつけることによって潰したとされている。
さらには電子書籍に反対する作家も登場しており、日本の旧態依存の体質は電子書籍にも歯牙にかけそうである。

PART3「在米ジャーナリストによる米電子書籍事情 最新レポート」
では既に電子書籍市場が活発化しているアメリカでの出版、新聞などの既存メディアの動向について現地の目から語っている。昨年から電子書籍の動向が本格化したアメリカではkindleは100人に1人は持っているといわれており、電子書籍でも、出版社に頼らず自費出版も行う作家が増加したといわれている。当然自費出版するとしてもプロモーションなど販売促進は自分で行わなくてはいけないリスクは変わらない。

PART4「電子出版ビジネス A to Z」
電子書籍のビジネスに当たっては数多くの課題を抱えている。代表格としては「著作権」の問題である。昨年の夏に「Google Books」の訴訟が話題となった。電子書籍は有料であり、かつ認められたサイトでしかダウンロードできないようであるが、作家によって電子出版に関して否定的であり(とりわけ「日本文藝家協会」は痛烈に否定的である事を表明している)、紙媒体でしか行わないという考えをもつ作家は少なくない。
また流通に関しても、大きな変化をもたらすことは確実であり、特に印刷業界では電子書店などのプラットフォームの構築に躍起となっている。

PART5「電子書籍が変える本をめぐる常識」
15世紀頃に紙の誕生によって活字の重みが軽くなり、誰でも手軽に読めるような時代が誕生した。そして2010年、「電子書籍元年」といわれるような時代にて、私たちの「読書」スタイルはどのような変化遂げる、普段は活字を見たり読んだりするのが一般的とされてきたがこれからはキーワードによって検索をする、画面サイズも調節することができ、簡単に電子書籍を購入したり、だれでも著者になることができる。本がもっと身近なものとなる。

電子書籍の時代はいよいよ本格的に来る。出版業界をはじめ書籍にまつわる様々なところで変化が起こることは間違いない。その変化の中で日本はどのように変化をするか、そして出版に関して先鞭をかけるのは誰かというのにも注目は集まるだろう。

情報楽園会社

情報楽園会社 情報楽園会社
増田宗昭

復刊ドットコム  2010-05-20
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(株)オトバンク 上田様より献本御礼。
CDやDVDレンタルでもはや代名詞的存在になった「TSUTAYA」。その親会社は「カルチュア・コンビニエンス・クラブ」と呼ばれ、その頭文字をとり「CCC」と言われている。「CCC」は「TSUTAYA」だけではなく、様々な店で使える「Tポイント」をも生み出しており、多様な事業展開で業界の垣根を越えて注目が集まっている。
本書はその「CCC」の代表取締役が「TSUTAYA」の隆盛と、「ディレクTV」の失敗についての思いや学んだことについて、1996年の同書の内容から14年間の思いを加えて綴っている。

第一章「私の起業事始め」
TSUTAYAの創業のエピソードについて書かれている。元々「TSUTAYA」は「蔦屋書店」と言われ、「蔦屋」という江戸時代から続く商人の屋号から取ったものである。ちなみに著者はその蔦屋の跡目とは全く関係がない。

第二章「カルチュアコンビニエンスの時代」
日本で「コンビニエンスストア」、略して「コンビニ」ができたのは1969年に大阪で「マイショップ」の1号店が開店したことからである。今となっては様々なところで「〜のコンビニ」と言われたのだが、会社の名前にもなっている「カルチュアコンビニエンス」はCDや映画と言った「文化」を手軽に、そして自由に見聞きすることからきている。

第三章「知的情報革命を見切る」
日常にあるような形ある「モノ」と同じくして、知的情報も直接その場所に行かなければいけないモノから、インターネットを通じて簡単に手にはいることができるようになった。さらにお金がかかるモノも安価、さらには「タダ」で手に入れられるようになり、昨年末から今年の頭にかけてベストセラーとなった「FREE」の時代となった。

第四章「起業家・二つの宇宙」
「二つの宇宙」とは自分の外にある「宇宙」と、内にある「宇宙」のことを表している。起業家にとって外的なことよりもむしろ「これで興したい」という内なるモノを醸造させることの方が良いとしている。

第五章「企画会社だけが生き残る」
時代の流れとともに、私たちの嗜好、思考、志向が急速に変わり、多様化している。その中で新しい潮流を興させるような発想力をつけ、新しい企画を生み出す力のある会社こそ、生き残る、繁栄していくのだという。

第六章「起業のプログラム」
著者の起業精神について自らのサラリーマン・起業家時代のことを綴りながら書かれている。本章を読むと最近話題となっている「週末起業」の原型がここにあると言うような感じがした。

第七章「フランチャイズビジネスの考え方」
フランチャイズはコンビニ、スーパー、飲食をはじめ様々な業界で行われている事業形態である。飲食に多いフランチャイズであるが、知的なモノをレンタルする事ができる業界のフランチャイズの極意が詰まっている。

第八章「ネットワークヴァリューの威力」
「情報の共有」はインターネットが盛んである現在ではもはや当たり前であるが、著者はその事を創業時から考えていたという。

第九章「経営者の立場、社員の立場」
社員教育、経営計画の根幹について書かれている。

第十章「デジタル革命と心の時代」
今となっては「デジタル」の時代と言われている。さらにモノの豊かさを求めるよりも個人の満足、「心」の満足を求める時代となった。その中で企業に依存することができなくなっていった。

第十一章「TSUTAYAがつくるネットワーク社会」
「TSUTAYA」は何をもたらしてくれるのだろうか。ゆったりとした雰囲気、自由に本を読んだり、いつでも・どこででも音楽や映画などを楽しめる、いわゆるモノの満足依りも「心の満足」に重点を置いている。

第十二章「ディレクTVへの進出」
地上波のTVは10数局しかなく、TPOや個人の嗜好に応じた放送ができていないと言うのが実状にある。
CDやビデオのレンタルではなくテレビでいつでも好きな映画などを観ることができる、「ディレクTV」はその発想の中で始まった。

第十三章「テレビの意味を変えるディレクTV」
著者が「ディレクTV」に出会ったのは95年、アメリカにいたときのことである。アメリカではすでにケーブルや衛生放送が発達しており、約200ものチャンネルがある。日本でもスカイ・パーフェクトTVなどが同じくらいあるのだが、アメリカほど認知されていない実状がある。「ディレクTV」は今までのテレビの常識を覆し、新しいテレビのかたちを著者は脳裏に焼き付けていたのだった。

第十四章「私の考える「楽園」づくり」
「情報」が活発に流れることによって、これまで「モノ」に依存してきたところから「心」の充足に重点を置き、「情報」がいつでもどこでも手にはいることによって人々が幸せになる「楽園」を作ろうとした。

第十五章「二〇一〇年、新しい「楽園」づくり」
「ディレクTV」は2000年に廃局となり、著者が構想を練っていた「楽園」が崩壊してしまった。次々と展開していく中で株主の軋轢が大きなネックとなってしまった。「失われた10年」から抜けだし、「戦後最長の好景気」と呼ばれた時代でもこれと同じような事が起こっている事を考えると「株主」と「経営」の駆け引きの恐ろしさというのがよくわかる。
その失敗を糧に、今では「TSUTAYA online」などを成功させている。

本書のタイトルである「情報楽園」は20年の時を経て、理想に向けて進化を続けている。そう、個人の幸福を求める理想の「楽園」を目指して。

降水確率、何%だったら傘を持って行く?


ブログネタ: 降水確率、何%だったら傘を持って行く?参加数拍手

私の住んでいる川崎、広く言ったら関東甲信越では昨日、梅雨入りとなりました。例年より6日遅く、昨年より11日も遅い梅雨入りだそうです。

これから傘が手放せなくなるような時期に入って参りましたが、天気予報の降水確率で何%だったら傘を持っていくのでしょうかと言うネタがあったので、はっきりと答えると、

30%以上の時にはもうすでに傘を持っていくことにしています。

ましてや梅雨入りの時期は普通の傘を、真夏の暑い時期には折りたたみ傘を携帯して起きます。特に後者は夕立もありますし、一昨年の様な「ゲリラ豪雨」もありましたしね。

傘を持っていることで「備えあれば憂いなし」というので、そういった時期には傘は持ってこなくても「置き傘」をすることもやりました。

快晴の陽気でもいつ雨が降るのか、全くわからないですから。

「備えあれば憂いなし」

これを心がけています。

「祝6刷!休活本担当編集者 金子尚美さん × 愛妻家 大田正文さんコラボ講演会」 感想

昨日は愛妻家・大田正文さん主催の「祝6刷!休活本担当編集者 金子尚美さん × 愛妻家 大田正文さんコラボ講演会」に参加いたしました。

大田さんの本は4月に出版され、それが売れに売れて、6刷もかかるほどにまでなりました。

今回は愛妻家さんと編集者との対談形式で、「休活」ができるまでのプロセスとこれから出版を考えている人たちへのメッセージが込められていた対談でした。

愛妻家さんの出版に至るまでのプロセスは非常におもしろく、周りの人たちの支えによってこの本ができたと言うことが、とても理解できた講演だったと思います。

詳細はハッシュタグ「#aisai6han」にて。

今回対談された大田さん、金子さん、スタッフのみなさま、そして名刺交換をしてくださった皆様、本当にありがとうございました!!

F1 カナダGP トップがめまぐるしく変わる大混乱の中、ハミルトンが連続ポール・トゥ・ウィン!!

結果は以下の通り。(「F1通信」より)

Round8_final

PPを奪取したハミルトンの勢いそのままに連勝をかっさらっていきました。しかしトップをずっと維持していたわけではなく、ピット内でアロンソにかわされ、ウェーバーに後塵を拝する様な格好でしたが、後半、コース上でウェーバーをオーバーテイクし、そのまま優勝。まさにレッドブルをコース上でねじ伏せて勝利を行いました。

マクラーレンはこれで2戦連続の1-2フィニッシュを飾り、ドライバーズもコンストラクターズもトップに立ちました。一方連続PPなど速さに定評のあったレッドブルは今回はタイヤ戦略に泣き、さらにはトラブルを抱えながらのレースでした。

今回はSCの出動は無かったものの1週目から接触、さらにはタイヤ交換のピット戦略で、順位がめまぐるしく変わっていくレースでした。

フェラーリはアロンソはいったんハミルトンをオーバーテイクし、トップに立つも、ハミルトンに抜かれてしまい、最後にはバトンにまで抜かれてしまいましたが、フェラーリのマシンが確実にレッドブルやマクラーレンに追いついてきたと言うことを証明づけました。

チームメートのマッサはスタートでフォースインディアのリウッツイと接触し、順位を大幅に落とすと、終盤ではミハエルと接触してしまい完走こそはしたもののポイント圏外となってしまいました。(マッサとミハエルの接触は審議の対象にあるのでその結果については後ほど追記いたします。)

可夢偉はクラッシュで0周リタイア。1周目にウィリアムズのヒュルケンベルグをオーバーテイクしようとしてクラッシュをした模様。スタートダッシュのところで18位から10位にジャンプアップした勢いはあったのですが…。

次戦は2週間後、スペイン・ヴァレンシア!!

F1 カナダGP ハミルトンがレッドブルの連続PPを阻止し、PP獲得!! そして優勝予想

結果は以下の通り。(「F1通信」より)

Round8_qualifer

レッドブルのPP連続記録がついに止まりました!!それを止めたのが前戦のトルコGP覇者であるハミルトンでした。

しかしPPを奪われてもレッドブル勢は強く、ハミルトンの後ろ2-3をマークしました。

ミハエルがQ2落ち、前戦で初ポイントを獲得した可夢偉はQ1落ちとなってしまいました。

さて優勝予想と行きましょう、

本命:ハミルトン

対抗:ヴェッテル

要注意:ウェーバー、アロンソ

例年カナダGPはオーストラリアGPと同じように波乱のGPになることで有名です。とりわけ3年前にはSCが4回も出動したことでも有名です。

その年にF1初優勝を遂げたハミルトン。波乱のGPであればあるほど強さを発揮する傾向にあります。今回もポール・トゥ・ウィンをもぎ取るのではないか、と思います。

F1 カナダGP フリー走行3回目 結果

結果は以下の通り。(「F1通信」より)

Round8_free3

F1 カナダGP フリー走行1・2回目 結果 そしてPP予想

F1は2年ぶりとなる北米ラウンドへ、カナダGPが開幕いたしました。なんと言ってもカナダGPはオーストラリアGPと肩を並べるほど波乱の多いレースとしても知られています。特に3年前、クビサが大クラッシュをしたとしても知られています。驚いたことにそのクビサは翌年、同じコースで初優勝を遂げました。

日本の地上波では決勝生放送、深夜1時からスタートなので体力的にみれるかどうか、心配ですが…。(ブラジルGPだって同じじゃないかというツッコミは置いといて…)

さて、フリー走行1・2回目の結果を見てみましょう!(「F1通信」より)

1回目

Round8_free1

2回目

Round8_free2

1回目はバトン、2回目はヴェッテルがトップタイムをマークしました。メルセデス勢やアロンソも好タイムを出しており、予選も目が離せないと言うような状況です。

一昨年のカナダGPの覇者、クビサも1回目は6番手、2回目は8番手につけています。レッドブルやマクラーレン、メルセデス勢らが上位にかたまっている中ではなかなかの好位置と言っても良いかもしれません。

さて、PP予想と行きましょう

本命:ヴェッテル

対抗:バトン

要注意:ウェーバー、ミハエル

過去7戦のPPはすべてレッドブル勢。ヴェッテルも速さもありますが、最近ではウェーバーも調子を上げてきています。

その中でレッドブル勢以外でPPを挙げるとしたら…バトンじゃないでしょうか。

仕事耳を鍛える―「ビジネス傾聴」入門

仕事耳を鍛える―「ビジネス傾聴」入門 (ちくま新書) 仕事耳を鍛える―「ビジネス傾聴」入門 (ちくま新書)
内田 和俊

筑摩書房  2009-12
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コミュニケーションの中で最も重要なものは何か。
「饒舌」なのだろうか、「論理的に」話す力という人もいる。しかし実際に相手から訊かれたことに対して正確に答えることができるかという力、その土台となるのが「聴く力」である。「聴く」力をえるためにはどうしたらよいのかに書かれている本はいくつかあり、当ブログでも一冊取り上げている。コミュニケーションについて聴くことがいかに大切か、そういった本が最近増えている。それだけ「傾聴」をする事の重要性が高くなったか、それとも「傾聴」できる大人が減っていったのか、定かではない。
本書はビジネスにおける「傾聴」についての術をせつめいしている。

第1章「ビジネスリーダーの現状」
ビジネスは個人で行うこともあるのだが、大概はチームを組むことが多い。その中では円滑なコミュニケーションが大事であるが、中でもリーダーはメンバーの意見を聞き、どのようにプロジェクトを動かせばいいのかを決断する役割を担っている。しかしリーダーの仕事が忙しい成果、メンバーの意見や報告を聞けない(聴かない?)と言う人も少なくない。さらには「傾聴」に関しても誤った認識を持っている人がいるのだという。

第2章「コミュニケーションの実態」
さらには「コミュニケーション能力」そのものについても誤った認識を持っている人がいるのだという。
そもそも「コミュニケーション能力」とは何か。簡単に言うと相手との言葉のキャッチボール、気持ち・考えのキャッチボールで成り立っているのだが、それを育てるためにはどうしたらいいかと言うことで「伝える力」が先行してばかりいると著者は指摘する。確かに伝えることは大事であるが、相手の話すら聞かず、自分の意見を伝えることばかりでは「コミュニケーションが成り立っている」とは言えない。「伝える」技術に関する本は数多く存在するのだが、「傾聴力」に関する本は、最近増えているもののあまり見かけない。

第3章「私たちは普段どんなふうに人の話を聞いているのか」
仕事における報連相やプライベートにおける会話など私たちはどのように人の話を聞くだろうか。私も仕事に限らず、プライベートでは会話、初対面の人たちとの名刺交換など話を聞く機会は非常に多い。その中で心がけているのは

・「できるだけ相手の顔を見て聞く」

ことにある。相手の話し方や言葉もあるのだが、言葉とともに表情によって相手が何を言いたいのかを読みとるためである。
本章では「聞く意識」について4つの段階に分けて、どのようなメッセージを込めているのかについて分析をしている。

第4章「どう聴けばいいのか」
さて、ここから方法論に入る。「聴く」ことの重要性はわかったのだが、具体的にどのようにやったら良いのかと訊いてくる人も多いだろう。
どう聴けばいいのか、その根幹となるのが「相手の立場になって聴く」と言うことにある。そのために相手の状況、状態を話しながら知り、その状況に合わせてフィードバックをすると言うことである。特に相手の状況・状態について聴くことは第5章に、フィードバックは第6章にも通じる。

第5章「相手の本音をどう引き出すか(質問編)」
相手の意見や考えを引き出すものとして「質問」があるが、日々鍛錬によって鍛えていくべきだが、気をつけなけれればならないことがいくつかある。質問で根幹となるのが「5W1H」がある。「What」「Where」「When」「Which」「Why」「How」である。
中でも「Why」の重要性について説いた本は数多く存在しており、トヨタのカイゼンも「5回のなぜ」と言うのがある。しかし、本書ではそれを推奨しておらず、むしろ「What」などに下方が良いとされる。「Why」を多用しすぎると質問と言うよりも「尋問」ととらえられてしまい、かえってコミュニケーションがかえってぎこちないものとなってしまうからである。

第6章「相手の本音をどう引き出すか(レスポンス編)」
「聞く」という言葉はいろいろな漢字に変換することができる。しかもその言葉一つ一つ違っている。表してみると、
・「聞く」→一般的な「きく」。聞き流す時にも使われる。
・「聴く」→耳を傾ける。「傾聴」にもあるとおり、よく「聞く」ときに使われる。
・「訊く」→質問をするときに使われる。
・「利く」→相手の意見に合わせて発言をする、行動をする時に使われる。
「聞く」という言葉一つでも様々な漢字、使われ方がある。それだけ「聞く」というのは奥が深い。

コミュニケーションに「完成」はない。本書を実践するなど、日々鍛錬をすることによって形成されて行く。

最近、増えすぎなんじゃないの?と思うものは


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ニュースやTV番組について書いている記事が多いように思えますが、ここは私事と言うことで。

私は自ら「書評家」と名乗っておりますが、書評家であるが故に避けられない「増えすぎ」、もうおわかりかもしれませんが、「本」が増えすぎています。

これは書評家と名乗ったばかりの頃からずっと悩みの種でした。そのたびに本棚のスペースを増やすなどを行ってきました。

今はまだ大丈夫ですが、半年もしないうちに新しい本棚に買い換える必要が出てきます。それまでには新しいものが見つかれば良いのですが…。

科学との正しい付き合い方

科学との正しい付き合い方 (DIS+COVERサイエンス) 科学との正しい付き合い方 (DIS+COVERサイエンス)
内田 麻理香

ディスカヴァー・トゥエンティワン  2010-04-15
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最近のニュースでは「理科離れ」が深刻化しているというニュースを良く聞く。中学や高校において、ほとんど理論を教えてばかりで、実験や体験を行うなど、理科を身近なものとして捉えられる機会が少ないからかもしれない。しかしその一方で日本における技術は世界最先端と言われている。
本書は科学の現状について述べるのではなく、その現状も取り上げるが基本的には科学でよく使われる「思考術」について書かれている。

初級編「科学によくある3つの「誤解」」
最初に書いた「理科離れ(「科学離れ」とも言う)」であるが、これは実際に起こっているのか。そもそも「理科離れ」とは何か、という疑問に至る。

・理系学部受験数の低下
・科学に対する関心の薄弱化

ほかにもいろいろあるかもしれないが、前者はその通りであるが、これは少子化の部分も絡んでいるため必ずしもそうとは言えない。後者は本書でも取り上げられているが、科学に関して関心のある人が半数以上(1600人中)にも上っており、後者の指摘は正しくないと言うことがわかる。
そのほかにも「科学アレルギー」は存在するのか、科学は科学者のためにあるという疑問も取り上げられている。

中級編「科学リテラシーは「疑う心」から」
「疑う心」と言うと、科学ではないのだが哲学の中興の祖といえるルネ・デカルトの懐疑哲学を思い出す。実際にデカルトは様々な論題を否定した後、最後に「我思う、故に我あり」という結論に至った。
科学ではデカルトのような懐疑的なものではなく、科学を「正しく読み解く」と言う点で「疑う」ことを説いている。「リテラシー」とある通り、「正しい認識」をしていく上で「仮説」「検証」というのが必要になる。これは科学に限らず、新聞やTVなどの「メディア」、さらには最近反乱している「情報」についても同じことが言える。
そして本章では「無知の知」の重要性についても書かれている。言うまでもなく、古代哲学を代表する人物、ソクラテスが唱えたものである。2つのことを考えると「科学」と「哲学」の思考は共通するところが多いように思える。

上級編「科学と付き合うための3つの視点」
著者は「サイエンスコミュニケーター」という肩書きで活躍をされているが、そもそも「サイエンスコミュニケーター」とはどのような仕事なのだろうかというと、科学技術を身近にするため、科学技術とは無縁の人たちに身近な科学について教えたり、話したり、書いたりする立場の人たちである。そもそも科学は身近なところにあるが、それに関して私たちは気づかないところが多い。それらに気づかせつつ、科学に関してより親近感を与えさせるのが役割である。

世の中には様々な「科学」が存在する。ノーベル賞を取るような最先端科学から、なにやら胡散臭いような「科学」までピンからキリまで存在する。玉石混交とも言われる「科学」をいかにして正しく知ったり、感じたりすることができるか、と言うのが「科学リテラシー」であり、サイエンスコミュニケーターの役割ではないだろうか。

もう見た? 触った? “iPad”をどう思う?


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私の周りにもiPadユーザーは増えています。日本発売前も何度か見たり触れたりする機会はありましたが、もはや電話と言うよりも、本当の意味で「携帯端末」といえます。

では、私は「買いたいか?」と聞かれると、「即買い!」とは言えませんね。

確かに便利で電子書籍も気軽に読める、と言うのも良いのですが、果たして自分自身が必要かどうかと言うと、まだ言えない状況ですね。

とにもかくにも、様子を見て、そしてもし必要になったら買おうと思います。

日本で発売されて1ヶ月もたってないのですが、スターティングの本も続々と出ていますね。

もはやiPadフィーバーと言える状況かもしれません。

一流の人は空気を読まない

一流の人は空気を読まない (角川oneテーマ21) 一流の人は空気を読まない (角川oneテーマ21)
堀 紘一

角川グループパブリッシング  2008-10-10
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日本人は「空気を読む」民族と言える。人と人とのコミュニティ、さらには法律に無い集団での「暗黙の了解」や「掟」など独特なものがある。しかしその「空気」を読み続けていても、相手との関係は安定するが成長はしない。自ら成長する、成り上がる為には空気を読んではいけないと主張している。本書は空気を読まず、自ら成長をする重要性を説いている。

第一章「職場を縛る「空気」を読むな」
「空気」は簡単に言うとその場の「雰囲気」のことをいう。「空気を読む」はその雰囲気に順応することを意味する。しかしこの「空気」が非常に厄介で、空気が重い時は自らの気も重くしてしまう。それがとりわけ協調性ならぬ「同調性」を過度に尊重する会社で起こっている。
「空気を読む」ということをもう一つの言葉で言うと「迎合する」と言うのがある。これは大衆マスコミやコメンテーターを名指しして言われるため、あまり使われていないのではないかと思う。

第二章「空気を読んでいるだけでは生きていけない時代」
しかし「空気を読み」続けてばっかりでは、進化し続けている対外諸国との経済競争から放り出されてしまう。ましてや会社の枠を超えた専門家である人物がかなり限られてしまっている。
日本人は組織力、あるいはチーム力によって最高の技術を創出することができたのだが、バブル崩壊以後、明日働く保証が無くなってしまい、関係がぎすぎすし始めた。その空気を打破しなくてはならないのに、それを行う人に対して「空気を読め」と冷やかされる。結局悪い空気がはびこる。
成長をするためには空気を読むよりも新しいことをやれと言っている。

第三章「社会で生き残るための「自分の磨き方」」
競争の激しい社会でどのように自分を磨いていけばいいのか。能力重視から社会に対する貢献を意識することだという。著者の会社の新人教育でもそれを念頭にしたプログラムが組まれている。
そしてもう一つは疑問を持ったこと、気づいたこと、知ったことに対して「行動」をする事にある。著者は高校生時代、受験勉強に関して疑問を持ちなんと、大学教授に質問を行ったという。驚きとともに、行動の重要性を気づくことができる章である。

第四章「チャレンジから掴みとる成功」
とにもかくにもチャレンジをすることが大切である。あたりまえではないか、と言われるかもしれないが、様々なところでチャレンジをする人は少ない。
そしてもう一つ、一度挫折をしたり、大きな病に見回れたり、前科をもったりしている人には冷たい社会である。そういう人たちのために「再チャレンジ」ができる環境を持つことが大切である。確かこれは約30年前に、当時自民党の議員だった浜田幸一氏が主張していたのだが、30年を時を経ても変わっていない。

第五章「「同じであること」をやめる!」
「みんなちがってみんないい」
小学校の時この言葉は誰でも聞いたことがあるだろう。しかし「同じである」ことを暗に重視されてしまっている。一つ新しいことを行う、もしくは突飛な発想、突飛な行動をする人を排斥するような風潮が蔓延っている。それを避けようと考えや行動が違っても同じ様な行動になってしまう。しかし同じ様な行動をするばかりでは、成長は望めない。むしろ人と違う行動をすることによって、良くも悪くも新たな発見があるのではないか。

「KY」と言われる世の中、本当に大事な「自己成長」「自己主張」を失ってしまっている、あるいは間違った方向に向かっているのではないかと思う。自分自身にとって背町をするためには「空気を読む」よりも、「空気を打破する」力が必要なのではないか。

日本経済新聞を読む朝食会。(第39回) 感想

昨日は愛妻家・大田正文さん主催の「日本経済新聞を読む朝食会」に参加いたしました。「日経新聞を読む朝食会」は、昨年の8月末以来10ヶ月ぶりの参加でした。

今回も当日に朝刊を買い、どれを話そうかと言うことを考えながら会場へ。

いつもは有楽町駅近くの「帝国ホテル」ですが、今回は「アーキテクトカフェ汐留」が会場でした。

今回はいつもの記事の感想+フリートークを2巡行いました。

一巡目では、

リコール保険(3面)。管新首相の組閣人事(1面)、日本人における外国人労働者(9面)、口蹄疫問題(35面)

について取り上げられていました。さて、私はと言うと、

・体につくカビ、思わぬ皮膚病も(12面)

これから梅雨の時期に入るのでこういった話題を取り上げてみました。

二巡目では、

管新首相の組閣人事(1面)、検証・日本再生なるか(11面)、韓国・バランスに腐心(2面)

について取り上げられていました。私は、

・ナゾかがく・ヒトはなぜ全身に毛がない?(17面)

これを取り上げた開口一番、他の参加者から「セクハラだよ」と言われてしまいました(汗)。結構おもしろい疑問だったので取り上げてみたのですが…、

これがだめだったら…海老蔵のロンドン公演(34面)もできたかもしれません。

10ヶ月ぶりの日経朝食会でしたが、読書会とはまた違った学びを得ることができました。

さらにtwitterでは実況中継もあったそうです(別のグループですが)。ハッシュタグ「#nikkei06」です。

今回この会を主催した愛妻家・大田さん、一緒にディスカッションをしたグループの皆様、名刺交換をしてくださった皆様、本当にありがとうございました!!

「『会計HACKS!』刊行記念セミナー」 感想

昨日は紀伊国屋書店主催の「『会計HACKS!』刊行記念セミナー」に参加いたしました。

こちらですね。

今回の講演はこの本の著者である山田真哉さん、小山龍介さんのみならず、

午堂登紀雄さん

原尻淳一さん

千葉智之さん

という超豪華メンバーでのトークセッションでした。

詳細はハッシュタグ「#2010toushi」にありますが、今回のテーマは「投資」

投資というと株式や不動産、FXなどがありますが、最近では「自己投資」と言った、自分のスキルやノウハウ、キャリアアップ、人脈を広げると言ったことを行うことについても言われており「投資」という言葉は金融に限らず、様々な場で言われるようになっています。

今回は上記の内容についてのトークセッションだったのですが…、あまりにも内容が過激すぎてブログどころかtwitterでも書けない内容ばかりでした。特に最初と最後については参加者でしか知り得ない、と言うよりも忘れておいた方が良いほど「超」がつくほどシークレットの内容でした。

簡単に言うとこれで1,000円は安すぎといえるような豪華で、かつ内容も非常に濃いトークセッションでした。

今回この会を主催した紀伊國屋書店新宿店の皆様、山田さん、小山さん、午堂さん、原尻さん、千葉さん、本当にありがとうございました!!

ちょっと口寂しいとき、あなたが食べるものは?


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仕事でも書評でも口が寂しくなることはあります。そのときは必ず飴を放り込むか、チョコレートを放り込むことにしています。

糖分補給も兼ねているので、頭を働かせるためには必需品と言っても良いかもしれません。

そして集中したいときには必ずガムを噛むようにしています。

ガムを噛むという運動で仕事にも集中させると言うことでやっています。

「どこでもオフィス」仕事術―効率・集中・アイデアを生む「ノマドワーキング」実践法

「どこでもオフィス」仕事術―効率・集中・アイデアを生む「ノマドワーキング」実践法 「どこでもオフィス」仕事術―効率・集中・アイデアを生む「ノマドワーキング」実践法
中谷 健一

ダイヤモンド社  2010-06-04
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ダイヤモンド社 市川様より献本御礼。
仕事の「効率化」「生産性の向上」など叫ばれている中、1日中オフィスにいることなく、外で仕事をするスタイルが増えている。とりわけ外回りをしている人であればなおさらである。
ちなみに「ノマド」は「遊牧民」を意味しており、家畜とともに時間・空間的に移動しながら生きる人たちを言う。ビジネスマンが仕事をする場所を1箇所と限らず、様々なところを仕事場としている。
本書の著者は仕事の9割は喫茶店など社外で行うという。そういった著者が実践している「ノマドワーキング」のススメを表している。

CHAPTER.01「会社員でも実践できる「ノマドワーキング」」
私の本職はSEであるが、仕事、及び会社柄、一日中会社の中で働かなくてはならない。仕事上、情報を取り扱っている立場、さらにセキュリティの観点からである。しかし、趣味の書評、そして勉強であれば場所は固定しないのでその観点から本書を見てみようと思う。
最近では勉強のみならず、書評を行うにも喫茶店で行うことが多くなった。家でやるのも良いが、喫茶店に行った方が集中しやすいと言うことを悟ったかもしれない。書評をするときはポメラを持って喫茶店に行ったり、電車の中に乗ったりするのだが、見られることもあるのでフィルターはつけておこう。

CHAPTER.02「ノマドワーキングの「基本ツール」」
ノマドワーキングのための「基本ツール」を紹介している。
簡単に挙げると「ノートパソコン」「スマートフォン」「ノート」である。
「ノートパソコン」は色々あるが、中でもビジネス書で取り上げられている「レッツノート」がある。「レッツノート」にまつわるビジネス書もあるほどである。私もノートパソコンは持っているがこれは自宅用である。次に「スマートフォン」であるが、有名な者では「iPhone」、最近ではdocomoで出た「Xperia」もある。ちなみに私はスマートフォン「もどき」だったらある(形は一応スマートフォンに見えるだけだが(笑))。だが気に入っているのでスマートフォンを持つつもりは無い。
次に「ノート」。こちらは「ノート術」でも取り扱われることが多い「モレスキン」が代表的であるが、私だと、あまりこだわらない。仕事でも3・4種類のノートを使い分けている。
ほかにも様々なツールが紹介されているが、中でも目を引いたのが「レゴブロック」。スマートフォンのスタンドとして使われるが、形態を変えることができることを考えると、組み立てるおもしろさも、使いやすさもあるので一石二鳥といえる。

CHAPTER.03「「オフィス環境」の選び方」
次は「場所」。パソコンやスマートフォンといった電子機器を持って仕事をするわけであるが、その中で必要なものがある。LANと電源である。LANは現在どこでも使える無線LANもあるので、それほど困らないようだが、それ以上に死活問題になるのが「電源」である。電源がなければ仕事を続けることが非常に難しくなる。電源についてのことについてはCHAPTER.05で詳しく書くことにする。

CHAPTER.04「「デジタル管理」で情報は活用できる」
次は仕事で作った情報の「管理」であるが、これは最近話題となっている「クラウド」を用いて保存をすることについて紹介している。さらに紙媒体もすべて画像化し、クラウドに保存をすると移動時間中にスマートフォンを使ってその資料を閲覧したりすることができるという。

CHAPTER.05「仕事とオフィスの「マッチング」」
仕事の場合に適したオフィス、本章では喫茶店や仕事スポットを一つ一つ紹介している。私がよく使うのはドトールとエクセルシオールである。理由はかなり単純で空席があるかどうかで決めている。無線LANや電源が完備されているところであっても、空席が無かった場合、それだけで時間を無駄にしてしまう。そのため、時間帯によって空席のあるところを確保し、時間に分けてそこで仕事をすると言う方法をとっている。
電源が完備されているところというと、有名どころでは「ルノアール」や「マクドナルド」が挙げられる。「ルノアール」はほとんどの店舗が、「マクドナルド」も一部の店舗で電源が使えるという。私にとって願ったり叶ったりの環境であるが、一度「ルノアール」でコーヒーを飲みながら仕事をしようとして満席だったという過去がある。「マクドナルド」だと、電源は使ったことがないのだが、仕事をするとしてはおしゃべりが聞こえて集中しにくかった。
ルノアールやマクドナルドのみならず、様々なスポットを持つことが大事だなとつくづく思った章であった。

CHAPTER.06「働き方を進化させる「クラウド仕事術」」
ここではクラウドを使い倒すと言うところであるが、主にGmail、Googleカレンダー、Googleドキュメントなどが挙げられている。Googleはそういった側面で非常に強いように感じる。

「オフィスを出て外で仕事をしよう」と言っても、いざやろうとするとなかなかうまくいかないことが多い。本書はいつでもどこでも働けるためのツールやサイトが紹介されているので、好奇心で実践しやすい。まずは穴場を見つけることから始めてみようかな。

ダダ漏れ民主主義 メディア強者になる!

ダダ漏れ民主主義 メディア強者になる! ダダ漏れ民主主義 メディア強者になる!
日垣 隆

講談社  2010-05-28
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講談社様より献本御礼。
昨年の8月に行われた衆議院総選挙にて民主党が初めて政権を奪取した。所変われば元サッカー選手の中田英寿のように「自分探し」を行う人もでてきている。
民主主義の形が変容する中でウェブ、とりわけtwitterやUstreamの隆盛が目立つ。この2つに共通するものは「ダダ漏れ」である。本書はダダ漏れが広まってきたことによりどのような変化をもたらすのかについて書かれている。

第1章「ダダ漏れ民主主義とは何モノか」
先ほどのように様々なところで「ダダ漏れ」が起こっている。業務連絡に関してもtwitter上で行うところもあった。その内容には3月6日に放送された「情熱大陸」について取り上げられている。この回取り上げられた人物は横田尚哉氏。その前の年から約1年にも渡る取材だった。横田氏が出演するセミナーにも取材が入ったほどである。この放送後、横田氏の著書が急激に売り上げを伸ばし、なんとアマゾン総合1位にまでなったという。そのことにより前述のように業務連絡twitterが出てきた訳である。
一方で「ダダ漏れ」が広がりを見せたことにより、日本人特有の「秘匿」というのがだんだん薄れたと言えるかもしれない。その反面、結婚式や葬式などおごそかな雰囲気の中でも「ダダ漏れ」が横行するようになった。
そしてもう一つ取り上げられていたのが「電子書籍」である。これは4月に佐々木俊尚氏が書かれた「電子書籍の衝撃」を意識してか、kindleやiPadについても言及している。

第2章「何事も体験しなけりゃ始まらない!」
「ダダ漏れ」が広がりを見せたことにより人生の歩み方にも広がりが出てくる。性格でもせっかち・のんびり、波風たたない人生・波瀾万丈の人生など色々とある。
ウェブの広がりを見せたのと同時に本も読まれるようになっていった。「活字離れ」と叫ばれているが、書籍の総売上高、新聞の発行部数が右肩下がりであることの象徴であるだけであって、全国学校図書館協議会と毎日新聞社が共同で実施している「読書調査」では減少しているどころかむしろ増加していることがわかる。インターネット上の活字とあわせると、むしろ「活字中毒」になっているのでは無いかと考えてしまう。
情報が濁流のように流れる時代だからでこそ、著者は「読書会」の重要性を本章の後半で説いている。しかし、現に様々な形で「読書会」というのは開かれており、「Reading-Lab」などmixiを経由して参加することができるものもある。

第3章「メディア強者になる!」
誰でも「メディア」を持てる時代に入ったからでこそ、「メディア強者」になるための術を身につける必要がある。その筆頭として「質問力」が挙げられている。質問をすることによって相手にとっての興味や掘り下げ方を磨くことができる。
そして掘り下げられるべき物として足利事件での「精神鑑定」、拉致問題、裁判員制度に至るまで取り上げられている。

twitterなどの隆盛によって、TVや新聞といった単方向のメディアから、メディアを持つ者同士がダダ漏れをし合うようになっていった。よく「経済は一流 政治は二流 国民は三流」という言葉もあるのだが、twitterの発展により、国民の意識があがり、ひいてはすべてが一流になること、「ダダ漏れ」は大きな可能性を秘めているのかもしれない。

Me2.0 ネットであなたも仕事も変わる「自分ブランド術」

Me2.0 ネットであなたも仕事も変わる「自分ブランド術」 Me2.0 ネットであなたも仕事も変わる「自分ブランド術」
ダン・ショーベル 土井英司

日経BP社  2010-04-29
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ウェブの進化により、メディアは誰でも手軽に、そして双方向に伝えることが可能になった。それと同時にそのメディアを利用して、自分自身の「ブランド」を創ることも容易になった。かつては自身のHPもあったのだが、そこからブログ、twitter、そしてFacebookにまでその幅を広がった。
そういう時代だからでこそ、自分自身のブランディングにも進化を創る、それが「Web2.0」になぞらえた「Me2.0」である。本書はウェブを媒介としながらどのように自分のブランディングに役立てていけばよいのか、という道標を表している。

第1章「「あなた」というブランド」
ウェブの隆盛により「自分自身」もブランドをつくることが可能になった。そのブランドをつくったことによる大きな利点として、「会社に依存しない」ことが挙げられる。しかしそのブランドを構築し続けるために、嘘をつかないなど気をつけなければいけないことはいくつかある。

第2章「職場を牽引するY世代」
本章に出てくる「Y世代」は1982年〜2001年に生まれた人たちのことを指している。私もその中の一人といえるが、大きな特徴として「熱心」ということが挙げられている。私の周りにも様々な分野で「熱心」に活躍をしている人がいる。本章はそれを示したのかもしれない。

第3章「自分のキャリアの指揮官になれ!」
キャリア構築のために「つくられる」のではなく、自ら体験して「つくる」ことで自らの失敗も成功も自分本位で向き合うことができ、成長への伸びしろを築くことができる。

第4章「ネットはパーソナルブランディングの最大の武器」
「ブランディング」に関する本はネットの隆盛とともに増えている。もしかしたらネットがブランディング構築のための武器となることを確信してのことだろうか。

第5章「ステップ① 自分ブランドを見つける」
さて、ここからは自分ブランドを作り、成長させるためのステップを4つに分けている。まずは自分自身のブランドの「見つけ方」である。これは自分の実績や性格、好きなもの(こと)などから見つけ、そこからブランド構築の材料をそろえる。
その材料を集めるためには、内面のみならず、外見をみる、「自分」という会社を経営するために分析を行う(SMARTやSWOT分析など)など様々である。

第6章「ステップ② 自分ブランドをつくる」
自分はどのような人物なのか、それを表すものとして、ネットが隆盛する前からずっとあるもので「履歴書」が挙げられる。生い立ち、性格、資格、特技、趣味、そして顔写真とブランドをつくるための要素が目白押しである。パーソナルブランディングをする上で今時点での履歴書をつくってみるのも一手かもしれない。
ほかにもブログをつくるにもツールをつくり、プロフィール作成、ドメインなどの戦略についても記されている。

第7章「ステップ③ 自分ブランドを伝える」
自分のブログを伝えるためにはどのようなことをしているか。共通するブログにコメントを残す、ブックマークをする、さらに濃密になるとメールのやりとり、私のようにリアルの場でやりとりを行うことまで発展することができる。ブランディングに限らず、人とのつながりを築いていく上でブログも役割があるとつくづく思った。

第8章「ステップ④ 自分ブランドを管理する」
私のブログを閲覧する人の多くはGoogleを始め、様々な検索エンジンでヒットしたものから閲覧される。いわば「SEO対策」と呼ばれるものだが、それも一つの手段かもしれない。ブログなどウェブではブランディングの一手段であり、もっとも手軽につくることができるのだが、個人情報保護など致命的な欠点もいくつかある。

第9章「起業家度診断テスト」
ここでは10の質問であなたが起業家であるかをテストしている。解説では起業家はどのような人間なのかを表している。

第10章「Me2.0の成功者たち」
ブログなど様々なことでブランド構築に成功をした方々のインタビューである。

「セルフブランディング」はますますつくるのが容易になっていくことだろう。その時代だからでこそ、他人には負けないところ、長所・短所など内面的な部分、スーツの着こなしなどの外面的部分、ブログの内容やTwitterのつぶやきなどの文章的部分。いずれも見直したり、試行錯誤を繰り返すことによって大きなものになる。そして「ブランディング」はつくろうとしたその日から墓場までブランド構築は続けていく。

小さな会社がNo.1になれるコア・ブランド戦略

小さな会社がNo.1になれるコア・ブラント゛戦略 小さな会社がNo.1になれるコア・ブラント゛戦略
加藤 洋一

PHP研究所  2010-04-16
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著者の加藤様より献本御礼。
ブランドというと大企業の専売特許であるという固定観念が蔓延していた。しかし最近になって自分自身を「ブランド」として形成するための「ブランディング」という言葉があるとおり、企業に属していなくても、あるいは小さな会社でも「ブランド化」する事が可能になる。
「ブランド」は形成するまでに時間がかかるだけではなく、そこから育てる、人々に浸透させるのにも膨大な時間を要する。さらにブランドを広げるために、ありとあらゆる業界や分野へと新規開拓をしようとするのだが、本書はそういったことに対し、根幹となるブランドを戦略的に育てることを念頭に置いている。

第1章「なぜ、小さな会社にもブランドが必要なのか?」
最近では居酒屋チェーンや牛丼を売りとした飲食業界では激安戦争が続いている。その一方ではブランドを確立した企業は次々と新商品を出し、悠々と「締め出し」などを行ったりしているところもある(別にどことは言わないが、あるモノを先月から発売し社会現象を巻き起こしたほど)。とりわけ後者はまさに「ブランド」を確立させ、価格競争に飲まれることのない「強者」となり得た。あくまで大企業の例であるが、これは中小企業にも同じことがいえる。そのケースは第5章に譲るとしよう。

第2章「こんなブランド戦略ではイエローカードかもしれない」
とはいえ何から何まで「ブランド化」するのはかえって逆効果であることを忘れてはならない。さらに「ブランド化」をするにも大企業のパクリとなるようなモノや、難しいブランドの教科書を鵜呑みにして実践をするのも本章でイエローカードとしている。

第3章「小さな会社がブランドになれる「コア・ブランド戦略の秘訣」」
本章で言う戦略で大きな喩えとなるのが「チョコボール」であるという。根幹となる味が社長や会社であるコアとしながらも、周りの砂糖などのコアとなるものがメリットとなる戦略、根幹の邪魔にならない枝葉、そしてお客様にとって大きなメリットとなるものがその砂糖といえる。

第4章「地域・業界No.1ブランドになるための8つのステップ」
日本一や世界一になる前に地域や業界でNo.1になる必要がある。そのためにはどのようなステップを踏めばいいのかについて本章では8つに分けて紹介している。
主にコアを見せながら、プロセスを構築する、商品やサービスとして見える・見えないを問わずして「形」として表すなど一つ一つクリアしていくように作られている。

第5章「小さな会社のコア・ブランド戦略の成功事例」
コア・ブランド戦略を実践したことによる成功例について紹介している。最初の「お誕生日の店」はブランドもさることながら、他のレストランにはない暖かみがあるように思える。
さらに、キャッチコピー一つで開業早々に予約殺到になる店も紹介されている。キャッチコピーの強さ、そして言葉の紡ぎ出す凄さを垣間見た。

第6章「コア・ブランド戦略とは「道」である」
企業の「ブランド化」に限らず、個人で行う「ブランディング」も一朝一夕では完成されない。何日、何ヶ月、何年、そして何十年も育てながらも、広げることによって雪だるまのように大きなブランドとなってゆく。そのためには自らを振り返る時間もあった方が良い。それは私にとってもやる必要のあることの一つのようだ。

ブランド戦略に関する本は様々あるが、本書は小さな会社や個人事業主がいかにブランドを構築させていくべきかについて表している。不況による価格競争が進む中で、それに棹されないブランド作りがどれだけ大事なのかを本書は教えてくれる。

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