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世界連鎖恐慌の犯人

世界連鎖恐慌の犯人 (Voice select) 世界連鎖恐慌の犯人 (Voice select)
堀 紘一

PHP研究所  2008-12-18
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2008年9月にアメリカ投資会社として有名な「リーマン・ブラザーズ」が破綻し、それとともに世界連鎖恐慌が始まったと言われている。しかしそれ以前にもサブプライムローンの焦げ付き問題によりアメリカの経済が低下し始めたことからそれより前にあったのではないかという意見もある。
本書は世界連鎖恐慌に陥った原因と犯人について迫っている。

第一章「この金融危機は誰にも止められない」
リーマン・ショック以後、倒産企業が過去最悪となり、さらに大企業を中心に経常利益が赤字転落となってしまった。最初にも書いたのだが、サブプライムローンもあるとすると「金融」にまつわることによる不況となる。
本書ではこのような恐慌に陥った犯人を「インベストメントバンク」と名指ししている。インベストメントバンクは証券などの投資を行う会社であり、俗に「投資銀行」と呼ばれる企業の一つである。ではなぜ「インベストメントバンク」が犯人と断定したのか、企業の歴史、企業の中身、現状まで著者自身が見聞きしながら次章以降で分析を行っている。

第二章「インベストメントバンクとは何者か」
第一章でも紹介したとおり「インベストメントバンク」は「投資銀行」と訳される。
著者がMBAを取った当時の就職事情、とはいってもアメリカのハーバード大学のビジネススクール出身者の多くはコンサルティング会社に就職するかインベストメントバンクに就職をするという選択肢であった(中には起業をしたり、中小企業に就職をするという人もいたが)。
ディーリングや株式上場、さらにはインベストメントバンク内の社員事情に至るまで暴露しており、銀行や証券会社の内情を知らない私にとっては衝撃的であった。

第三章「これから待ち構える大惨事の元凶たち」
ここでは「CDO」という用語がよく出てくる。
「CDO」とは金融用語で「資産担保証券」と言われており、様々な債券を纏めてパッケージにすることでリスクの低減を行い、格付けや利回りを良くさせるというものである。著者によれば次なる「バブル」はこれだろうと分析を行っている。

第四章「庶民の生き血をすするヘッジファンド」
金融危機の犯人はそれだけはなく「ヘッジファンド」と著者は挙げている。都内の一等地や株式を分散的に投資を行いお金もうけをしようとする輩のことを言っており、村上ファンドもその一つであると著者は糾弾をしている。

第五章「「金融異星人」たちの恐るべき価値観」
ヘッジファンドやインベストメントバンクから自ら会長を務める会社に転職をした人たちのエピソードを綴っている。前述のような金融会社は給与は良くても、人間的な感情や理性を保てるかどうかという悩みから著者の会社に転職をした声を匿名ながらもリアルに描かれていた。
そこでは金融機関の批判というよりもむしろ「働く」ということは一体何なのか、人間としての「労働」とは何なのかということについて考えさせられる。

第六章「世界連鎖恐慌の全容と今後の対処法」
「元々あった金融資本のバランスが崩れてしまった」というのが今回の金融危機の全容であると著者は見ている。「金融資本のバランス」とは何なのかというと「証券化市場」「流通市場」「発行市場」と証券や金融にまつわるピラミッドが「証券化市場」が大きくなってしまったが故にバランスを崩し、世界的な恐慌に陥ってしまったのだという。
金融中心の資本主義の概念が崩壊を迎え、今度はどのようなものがやってくるのか、著者は「産業資本主義」こそこれから成長すべき資本主義と主張している。さらには読者・起業に向けての提言も行っている。

現在起こっている不況のことについて自ら見た現状を綴った一冊であるが、最後は企業はどうしたら良いのか、読者はどうしたら良いのかを提言しているため、現状を知るだけではなく、何をすべきかという道標を示してくれる。

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