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2010年3月

なぜ、あなたはいつもお金が足りないのか?

なぜ、あなたはいつもお金が足りないのか? (ベスト新書) なぜ、あなたはいつもお金が足りないのか? (ベスト新書)
小堺 桂悦郎

ベストセラーズ  2010-02-09
売り上げランキング : 323127

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お金は「使い方」にしても、「貯め方」にしても、「儲け方」にしても様々な方法の本が存在する。ではみなさんは「「お金」はいったい何のためにあるのか」というのを考えたことはあるのだろうか。
私はあくまで「ツール」と考えている。自分の目的を達成するためにお金が必要な場合は今あるお金をどのようにして稼ぐのかということを決めている。あくまで「お金儲け」を目的とせず「手段」としてとらえている。
「お金」は夢を叶える道具のひとつであるが、同時にそれに振り回されてしまう、悪魔のような働きも担っている。
本書は「お金」の使い方から殖やし方にいたるまで自らの体験をもとに綴った一冊である。

第1章「この世の中は金です」
お金は確かに便利な道具である。しかし便利な道具であるが故、お金に「依存」をする人も少なくない。たとえば裁判に関しても多くは賠償金などお金で解決する。
ほかにも「連帯保証」など、私から見たら「ドス黒い」ような内容が紹介されている。

第2章「消費と浪費は違います」
お金の節約方法は様々なものがあるが、まず自分の支出の傾向を知ることが大切である。
但し、ここで言いたいのがいくら「節約」だからと言って、食費や水道光熱費といったところから節約をしようとする人が多い。これは根本的に節約とは言わず、単なる「吝嗇」、いわゆる「ケチ」である。
では支出を抑えるにはどうしたらよいのか、保険や自動車、住居費など毎月安定した額が支出される「固定費」を見直すことが大切である。だからと言って「ホームレスになれ!」と言っているのではない。固定費を見直すことにより、貯金をしたり、様々なことに使える幅が広がる。

第3章「私もこれでリセットしました」
本章のタイトルを見ると「自己破産をしたのか」と思ってしまうが、著者は自ら発生した借金は銀行を退職した際に受け取った退職金で返済をしたという。

第4章「リスクの意味とつき合い方」
借金をするにしても、財テク(株式投資や不動産投資など)をするにしても「リスク」は付き物である。私も今月のはじめから証券口座を開設し、投資を始めた。今もまだ投資に関しては勉強中の身である。
第3章で退職金で借金を返済したとあるが、それでは足りず、違うところから借金をした。独立はマイナスからのスタートであった。ここでは借金をしてわかったこと、借金とはいったい何なのかということについて書かれている。
実践しなければ本章のことはわからないが・・・私としたはあまり実践したくない(そもそも借金をする必要性がない)。

第5章「お金と自分の殖やし方」
ここでは財テクなどお金の殖やし方とあるが、あくまで「心構え」を中心に述べている。目的を持つ、働く意味を考える、儲け話にはのらないなど当たり前のことが書かれているがそれを意識して心がけるだけでも殖え方が大きく変わってくる。

著者は銀行を退職する前後に大きな借金をし、それを完済したことによって現在がある。借金をしたエピソードが多く、読者には自らの体験通りになってほしくない、その思いが込められているように思えた。

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
岩崎 夏海

ダイヤモンド社  2009-12-04
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組織マネジメント、経営において知らないものはいないと言われる人物、ピーター・ドラッガー。ドラッガーの著書はビジネスのみならず、人生や資本主義社会に至るまで多岐にわたっている。しかし経営や組織に関する本が多いためそのイメージが色濃い。
本書は昨年の12月に出版された一冊であるが、「女子高生野球部マネージャー」と「ドラッガー」と言うのがまさに「異色」という印象が強かった。「経営」や「組織」とは縁遠かったイメージがあったのだから。
しかし、部活動を行っていくうえで一つの「組織」であることは間違いない。ましてや一つの「目的」を持つ、例えば野球部では「甲子園で優勝をする」「試合に勝つ」など、私が中学・高校と所属していた吹奏楽部では「演奏会に出演し、お客様を楽しませる」、もしくは「普門館(東京都杉並区にある、俗に「吹奏楽の甲子園」と言われている)を目指す」などが挙げられる。
部活動においても「経営」や「組織」という言葉は成り立つことが良くわかる。本書はドラッガーの「マネジメント」の本を読んで、実際にマネージャーの立場から野球部を甲子園へ目指すべく様々な手法を試行錯誤しながら取り入れていくという物語である。カバーの印象からして入門編と勘違いしている人も多いと思うが、中身はかなり本格的である。しかしドラッガー本にあるような堅い文章ではなく、主人公のみなみがどのように学び、実践をしていったのかも交えているが、小説であるためいつの間にかドラッガーを学べる錯覚に陥ること、さらにストーリーも深く、いつの間にかハマってしまった。
ドラッガー本は決して企業や会社における組織のための本とは限らない。「組織」というものがある限り、学校でもNPOでも市民団体でも、どれでも当てはまる。
ドラッガーを学び、実践できる可能性は無限にある。本書はそれを教えてくれる。

あたりまえだけどなかなかつくれない チームのルール

あたりまえだけどなかなかつくれない チームのルール (アスカビジネス) あたりまえだけどなかなかつくれない チームのルール (アスカビジネス)
小倉 広

明日香出版社  2008-11-05
売り上げランキング : 90863

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私は職業柄、チームで動くことが多い。
チームというと性格や価値観がバラバラな人たちで一つの目標を達成するための組織を言う。それがプロジェクトなり、部や課と言ったことも同じ事が言えるのかもしれない。
本書はチームリーダーとしてどのような振る舞いをしたらよいのか、チームをどのようにして動かしていけばよいのか、自らの「失敗談」を元に伝授している。

第1章「チームリーダーとしての基本を身につけよう」
チームリーダーとして最初に身につけるべきもの、それはメンバーを育てるのではなく、与えられたメンバーの中で最高の結果を出すことが目的であることである。
そしてそれを達成するためにありとあらゆる「矛盾」を誕生したり、解消したりしたコントロールをすると言うのも大事である。

第2章「チームの信頼関係を築こう」
チームは人数や目的など形態は様々あるが、大概の場合は複数人で編成される。その中で大切な者は「人間関係」である。同じメンバーとしてどのような目的をいけばよいのか、意識にしたらよいのか、そしてリーダーやメンバーはどのような人間なのか、すべてさらけ出すことにより、下準備として人間関係を円滑にさせる。

第3章「チームの仲間とビジョンを描こう」
どのようなチームにしたいのか、どのような結果にするのか、人それぞれ「ビジョン」と言うのが存在する。そのビジョンをチーム内で共有するのだが、これはチーム単位ばかりではなく、リーダーやメンバーそれぞれ個人のビジョンも同じである。

第4章「チームのナンバー2を選び、育てよう」
チームにはほぼ必ずと言ってもいいほど「ナンバー2」というのが存在する。ナンバー2はどのようにして選べばよいのか、育て方、求められる者がここに書かれており、リーダーやナンバー2になる人、その予備軍は是非読むべきところである。

第5章「コミュニケーションの装置をつくろう」
「チーム」で動いていくにあたり、「コミュニケーション」はなくてはならないものである。チームを引っ張っていく、円滑にしていく上でフィードバックやメールや図を駆使して伝えていったり、お客様の声を共有させるなど、コミュニケーションを駆使することで情報を共有することを本章では言っている。

第6章「勝利の方程式をつくろう」
勝利の方程式はチームの数、ひいてはメンバーの数ほど存在するといっても良い。チームにおける「勝利の方程式」は一つではない。それはメンバーたちに合わせた形にしていくことが大切である。
そしてそれがマネされてもかまわないと言う姿勢、著者の会社に掲げている「まるパク上等」という気概を持つことも一つとして挙げている。

第7章「計画→実行→しくみ化のサイクルを味わおう」
プロジェクトを運営するためにも「計画」を練り、実行を行いながら、「目標」とのずれを「検証」を行うことで微調整を行う。
さらにメンバーの日報や目標を共有することにより、どのように仕事を振り分けたらよいのか、役割をどうするのかという道筋を決めることができる。

第8章「タイムマネジメントを駆使しよう」
緊急ではないが、重要事項に挙げられている事項は存在するが、たいがい「緊急ではない」という考えから先延ばしにすることが多い。
それを明確にし、先にスケジュールなど手を着けていくことで解決までのスケジュールを組み、実行することが大切であるという。
「緊急かつ重要な事項」も大切であるが、それは火消しや稼ぎ頭の領域であり、それほど重要ではないと言う。次なる成功と仕組みを目指すのであれば「緊急ではない重要事項」の取り組み方次第でチームが左右されるからである。

第9章「モチベーションが上がる仕掛けをつくろう」
メンバーのモチベーションを上げると言う課題は、どこのチームでも頭の痛い問題の一つとして挙げられている。それはチームのメンバーはそれぞれの個性や性格を持っているため、モチベーションの上げ方はそれぞれ違うからである。チャンスを与えたり、仕事を褒めたり、報酬をつけたりと様々な方法が本章には挙げられているが、チーム内でどのようにカスタマイズすればいいのかという幅を利かせてあるように書かれている。

第10章「自立自走する主体性を植え付けよう」
主体性を作るためには、後輩を持つことと、一つ飛び抜けた技術やノウハウを得ることである。前者は先輩として仕事など「教える」立場になり、後者はチーム内で共有するために「教える」立場になる。
本章の共通点は「教える」ところにある。互いに「教える」ことにより、メンバー内に伝搬し、それが刺激しあえる環境づくりにもなる

第11章「一つ上のリーダーになろう」
では「リーダー」はどのような存在なのか。それは細かい目標を策定して、事細かに指示をする立場ではなく、メンバーやチーム内で不安を抱えていたり、問題が起こった場合、解決に向けて先導して何とかするというのが役割であるのではと考える。求めず、謙虚に、感謝を持ってチームリーダーをつとめることが大切である。

最初に「失敗談」とあったが、著者はプロジェクトリーダーなどリーダーと呼ばれる職に就いていた頃、本書の頃とほぼ真逆の内容を行っていた。そのため数多くの失敗を経験してきた。自分と同じ失敗をしてほしくない、自分の失敗を人の成功に役立てたいと言う思いから、本書がでたのだろう。

F1 オーストラリアGP 完走14台の波乱の中、バトンが今季初優勝!!

結果は以下の通り。(F1通信より)

Round2_final

オーストラリア・アルバードパークは毎年のようにSC(セーフティー・カー)が出るほど波乱のレースとなっている舞台です。

前戦では「単調」と酷評されていましたが、今回はそういうことはないだろうなと思っていましたが…給油禁止などレギュレーションが変更されても例外ではありませんでしたね。

予選4番手のバトンが今季、そしてマクラーレン移籍後初優勝を遂げました。雨でウェットコンディションだった所からドライになりだした時、真っ先にドライタイヤにチェンジ。そこからバトンの逆襲が始まりましたが、その矢先にヴェッテルのリタイアでトップに立ち、最後まで守りました。

開幕2戦連続PPのヴェッテルは26週目にコントロールを失い、リタイア。レッドブルは「速さ」「強さ」共にトップクラスと言えますが、肝心の「信頼性」に難ありと見てもいいと思います。この「信頼性」がどこで改善できるのでしょうか…。

バトン以上に注目すべきなのは予選9番手から、2位表彰台となったクビサ。クラッシュ・ゲートなどで、スポンサー獲得に苦しみ、マシンのポテンシャルにも影響があるかと思いましたが、スタートからの1コーナーまでのオーバーテイク、そしてピットでマッサを交わした所は見事です。

前戦1-2フィニッシュだったフェラーリ勢は、今回は3-4フィニッシュでした。予選ではレッドブルに後塵を拝し、決勝ではバトンやクビサの後となってしまいましたが、安定感はあります。速さはレッドブルに比べると若干劣りますが、強さと安定感でリードを奪った感じです。

可夢偉は2戦連続リタイア、それも今回は1周目にフロントウィングが外れ、他の2台を巻き込んでのリタイアでした。危険な走行をしたのか、それともマシンに信頼性が無かったのか、まだ疑問があります。それが後にペナルティなどのおおごとにならないことを只々祈るばかりです。

次戦は来週、マレーシア・セパン!!

【Reading-Lab】「会社では教えてくれない仕事のルール by 長井 亮」×「アーキテクト・カフェ」@汐留 感想

昨日は加藤たけしさん主催の「Reading- Lab(通称:リーラボ)」に参加いたしました。

今年の1月より参加し始めたリーラボですが今回で6回目、わずか3ヶ月で6回参加しているので結構な頻度だなと思ってしまいます。

今回、私のいたテーブルではこの本が取り上げられていました。

ちなみに私が取り上げたのは、

マグロ漁船の話から、欠点を直したいと言うエピソード、さらには著者の齊藤氏の趣味に至るまで縦横無尽に話しました。

後半はRyou Nagaiこと長井亮さんの講演でした。

今回は年度末のため、会社で働くと言うことは何なのか。先月出版された著書をもとにした講演でした。

2回ほどのゲームをやりながら会社にとって、
そして「働く」ことの大切さを学べた講演でした。

今回この会を主催した加藤さん、講師の長井さん、本の紹介をしてくださった方々、そして名刺交換をしてくださったみなさま、本当にありがとうございました!!

F1 オーストラリアGP ヴェッテルが開幕2戦連続ポールポジション獲得!! そして優勝予想

結果は以下の通り。(F1通信より)

Round2_qualifer

Q3はレッドブルの独擅場というような様相でした。母国GPとなるウェバーがトップタイムを出したかと思ったら、ヴェッテルがトップタイムを叩き出しました。

そのあとは誰もヴェッテルのタイムを上回るどころか、ウェバーのタイムも上回ることができず、レッドブルの1‐2を許してしまった感じでした。

フェラーリ勢は3番手と5番手。レッドブルが有利と見ていますが、何せここはアルバードパーク、波乱の起こりやすいコースなだけにチャンスはあるかもしれません。

それを言ったらマクラーレンやメルセデス勢も黙ってはいないでしょう。とりわけマクラーレンのハミルトンはQ2ノックアウトでしたが、波乱のレースに強いということを考えると油断はできません。

さて、優勝予想と行きましょう!

本命:ヴェッテル

対抗:ウェバー

要注意:ハミルトン、バトン

明日は雨の予想もあり、さらに過去のレースから波乱のレースになる可能性は高いです。どのドライバーにも優勝の可能性はある、としか言いようがありません。さっきも書きましたがその中でもハミルトンは波乱のレースに強いため11番手からの逆転は大いにあり得ます。

F1 オーストラリアGP フリー走行3回目結果

結果は以下の通り。(F1通信より)

Round2_free3

地元オーストラリアドライバーのウェバーがトップタイムを叩き出しました。後ろには、アロンソ、ミハエル、ヴェッテルと強豪が続きます。

さて予選はどうなるのでしょうか。

F1 オーストラリアGP フリー走行1・2回目結果 そして PP予想

1戦目のバーレーンから2週間経過し、いよいよ次ぎなる舞台である、オーストラリア・メルボルンにやって参りました。

前戦ではヴェッテルの失速以外の波乱はなく、淡々としたレース展開で、新レギュレーションに対する疑問や批判が相次ぎました。

今回は毎年のように波乱のレース展開となるメルボルンが舞台。どのようなレース展開となるか楽しみです。

さてフリー走行1・2回目の結果といきましょう!(F1通信より)

1回目

Round2_free1

2回目

Round2_free2

1回目は何とルノーのクビサが、そして2回目は雨の中、ハミルトンがトップタイムを叩き出しました。

他にもバトンやロズベルグも2番手、3番手などコンスタントに走っている印象があります。

さてPP予想と行きましょう。

本命:ハミルトン

対抗:バトン

要注意:クビサ、アロンソ

ざっとこんなもんじゃないかと。

「結果を出す人」の仕事のすすめ方

「結果を出す人」の仕事のすすめ方 「結果を出す人」の仕事のすすめ方
美崎栄一郎

アスコム  2010-03-13
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本書は仕事術でもなければ読書術でもない。本書はビジネス書など200冊を読破し、そこから行動をすることによって何を成果につなげていったのかについて書かれている「読書実践術」である。読書の方法も、実践方法も書かれておらず、この本を読んでこう実践したという繰り返しの中で著者は何を得たのかが良くわかる一冊である。

第1章「アクションリストをつくる5つのルール」
「本を読む」とは何なのか。これは人それぞれ違ってくる。自らの「知」の肥やしとする者もいれば、ストレス発散とする人もいる。または自らの仕事においてカンフル剤とする者もいる。著者にとって読書は仕事における「ツール」をインストールをするという位置付けである。何のツールかというと「他人(先人)の経験」を言い、それを自ら愚直に実践をすることにより、自らのアクションに活かす。本章ではそれらを「5つのルール」として紹介をしている。

第2章「「目標達成」のためのアクション」
著者はまず著書を出したいという目標あった。それを達成するために結果を出している編集者と出会う。その前に情報収集を行い、編集者のお勧めする本を読んだり、編集者から売れる本はどのようなものかという勉強を行うことで出版への道を拓くことができるという。
著者の処女作である「「結果を出す人」はノートに何を書いているのか」につながる役割を果たした。

第3章「「効率アップ」のためのアクション」
ビジネスにおいても効率的に行うためには「定石」を知らなくてはいけない。「定石」というのは将棋における「定跡」とおなじような所からきており、囲碁やオセロなどにおいての最善手を指す。囲碁では過去200〜300年もの研究から割り出して最善と言われた手が「定石」と言われるが、必ずしも定石だけを打つことによって勝つとは限らない(むしろ勝てないことがほとんどである。定石から新手を見つけるからである)。
定石を集め、最善手を見つけ、更なる「新手」を見つけることで、さらなる効率アップを狙う。そのために読書で「定石」を見つけ、学び、様々な情報やツールを使うことによって効率を上げ、自らの「新手」を見つけることで目標へ最短経路で到着できる。

第4章「「問題解決」のためのアクション」
仕事を行う上でどうしても「問題」や「課題」はつきものである。本章ではそれに遭遇しながらも、一つ一つ解決を行うことによってゴールに向かう。
事実問題解決を行うためにどのような問題をつくりだし、その中でどのように解決をするのかという本書をつくっていくうえでの「問題」もあった。本章では仕事のみならず、本書を書いていくうえでの問題を解決していくということも含まれている。

第5章「「人間関係」のためのアクション」
著者はサラリーマンを務める傍ら、「築地朝食会」や「ひみつの学校」など数多くの勉強会を主催している。サラリーマン以上に人間関係を築いており、人間関係を構築するにはどうしたら良いのか、どのように読書をし、実践をすることで実現できたのかについて書かれている。

第6章「「アイデア出し」のためのアクション」
ここでは著者の2冊目の本である「会社って楽しい?」が生み出された経緯について、どのような本を読み、ヒントを得ることができたのかが綴られている。ビジネス小説であるため、論文のようにどのような方法があるのかという紹介だけでは、人の心を動かすことができない。レトリックなどの技術、そして何よりも読者がその場にいるような錯覚に陥らせるような書き方など、求められるものは普通のビジネス書より多い。
情報収集をするばかりではなく、本が完成した後の営業法についても本章で紹介されているので、単に本を書くだけでは終わらない著者ならではの技術がここにある。

第7章「「時間管理」のためのアクション」
著者はあたかも明石家さんまのような人のように思える。朝4時にmixiでコメントを残したりメールを頂いたりしたばかりではなく、日によって深夜2時や3時に同じことをやっている(それが「美崎さんのコピーロボットが4台ある」というような噂になっている所以か)。
しかし著者は様々な形で「時間管理」を行いながら、サラリーマンとして仕事に励み、勉強会を主催し、本の執筆を行うという三足わらじにも四足わらじにもなるようなことを行っている。それも又時間管理術の本から、小説や自叙伝、勉強法に至るまで幅広く読み、実践をしている賜物にある。

第8章「「すぐやる」ためのアクション」

「考え過ぎると、人間は臆病になる」

これは1985年に公開されたアメリカ映画「コクーン」での名言である。考えることは悪くはないのだが、あまりそれをやり過ぎるとあれこれと考える。そればかりかネガティブな感情が生まれてしまい、結局行動を躊躇ってしまう。
それを避けるために「すぐやる」ために人から時間を頂いたり、行動を起こしながら立ち直るためのプランを練ったりすることを本から学んだようである。
ビジネスにおけるノウハウ本は実践をしてみなければ価値はない。しかし全てを実践しようとしたり、自分の置かれた状況との差異にジレンマを感じて実践できないでいる人は少なくない。心がけにしても読了後の実践にしても、自分の置かれている状況でどのように実践するかをシミュレーションを行いながら、「実際にやってみる」という考えが大切だと思う。「絶対にやる」という意気込みはあってもいいのだが、そればかり続いてしまうと逆に息切れを起こしてしまい、本来の読書を愉しめなくなるだけではなく、自分で自分の首を絞めることにもなりかねない。読書をしたら「実践をしてみる」という考えで自分流にカスタマイズをしながら他人の技術を盗みながら、自らの血肉としていくことが成長への大きな一歩と言える。本書はそれを自らの体験をもとに示してくれる。

『ブラウザ何使ってる?』


ブログネタ: 【ブログ学園】『ブラウザ何使ってる?』参加数拍手

わたしは現在Firefoxを使っています。昨年まではIEを使っていたのですが、拡張機能と速さに魅入り、Firefoxに。

しかしF1の記事を書きあげたりメールサーバ関係でIEとFirefoxを両方使うということもありました。

しかしそのメールサーバがFirefoxでも見れるようになったので現在はFirefox一本です。

ちなみにそのメールサーバは?というと…お気づきかもしれませんが、Niftyでございます。

今年の9月末で使えなくなるので、新しいメールサーバを物色していたのですが、ようやく見つかりました。新しいメールアドレスについては4月1日に発表いたします。

近代日本の陽明学

近代日本の陽明学 (講談社選書メチエ) 近代日本の陽明学 (講談社選書メチエ)
小島 毅

講談社  2006-08-11
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陽明学」は16世紀に王陽明が成立させた儒教における学説の一つであり、「心即理」「知行合一」などを根本に挙げられている。知ったこと、思ったことを即行動に移し、自らの「知」を動的に理解する思想を指し、日本でも幕末から昭和にかけて数多くの有名人が陽明学に信奉したことでも知られている。本書は日本における陽明学の歴史と概念を表しながら、中国大陸から生まれた陽明学と日本における陽明学の差異についても考察を行っている。

エピソードⅠ.「大塩中斎」
本章のタイトルにある「大塩中斎」であるが、誰なのかというと「大塩平八郎」である。ちなみに「中斎」は号である。天保の大飢饉が起こった際、大坂(現在の「大阪」)が幕府に対して起源を取るためにコメの値段を釣り上げたことに怒り、民衆とともに幕府に対して蜂起を行った(大塩平八郎の乱)。
結果は大塩軍が壊滅し、大塩本人も火薬を使用して自決を行ったのだが、現在における「反骨」の象徴とも言われている。
本章では天保の大飢饉のほかにも幕府では朱子学が根幹に挙げられていた。それへの反抗もあるとみている。

エピソードⅡ.「国体論の誕生」
ここでは三つの事柄について挙げている。「藤田三代」と「水戸黄門」、「吉田松陰」である。
まずは「藤田三代」であるが、これを語るためにはまず「後楽園」について説明しなくてはならない。「後楽園」とは言っても2か所あり、一つは東京都文京区にある「小石川後楽園」と岡山県岡山市にある「後楽園」があるが、本章は前者のことを言っている。前者には水戸学藤田派の学者である藤田東湖の殉難碑が存在するという。水戸学は日本古来の伝統を追求した学問であり、始祖として「水戸黄門」として知られる徳川光圀がいる。陽明学とは少し外れるが、吉田松陰や西郷隆盛らに多大な感化をもたらしたという事実があると考えると陽明学との接点も少なからずあるのかもしれない。

エピソードⅢ.「御一新のあと」
このころから陽明学は様々な形で変化を遂げる。大政奉還をした後の話が中心であるが、その前に河井継之助の話についても触れている。河井は越後長岡藩の家臣であったのだが、大政奉還後の戊辰戦争では武装中立を行い、旧幕府軍と新政府軍との調停を申し出たが決裂。北越戦争となり敗北を喫してしまい、会津へ敗走中に病に倒れ、亡くなった。
そのあと、明治・大正と時代が流れ、陽明学も普遍の教育の一つとして挙げられるようになった。その中で陽明学をキリスト教にした男として「内村鑑三」を挙げている。「代表的日本人」として有名な内村であるが、西欧の代表的宗教であるキリスト教と、東洋における儒教の学派の一つである陽明学とのコラボレーションを行うということだけでも画期的であった。

エピソードⅣ.「帝国を支えるもの」
明治時代は文明開化とともに西欧の文化も数多く取り入れられた時期と言っても過言ではない。哲学もカントなどが取り入れられており、本章でも「明治のカント漬け」と題した所がある。日本古来からある哲学や風土、中国大陸など東洋から渡ってきた陽明学などの学問、そして明治とともにやってきた西欧の文化と学問が日本の大地で様々な形で調合されてきた時代でもあった。

エピソードⅤ.「日本精神」
それらを学ぶ機会が増えるにつれ、日本の精神とは何かについて述べる「思想家」も数多く表れた。本章では高畠素之、安岡正篤、そして大川周明である。共通して言えるは昭和初期に外務大臣や陸軍大臣の経験のある人物、宇垣一成の家に訪れた人物たちである。大川は国家としての観念を主張したことにより、A級戦犯で起訴された唯一の民間人となり(脳梅毒により免訴となった)、安岡は「日本精神の研究」など様々な名著を送り出した。

エピソードⅥ.「闘う女、散る男」
昭和20年8月15日正午、日本は敗戦を迎えた。
日本精神を訴えるような教育がGHQによって廃止され、様々な形で日本は解体された。
しかし日本における陽明学の名残は残っていた。その代表格として挙げられるのが三島由紀夫である。三島は戦後における憲法、さらには自衛隊など、解体された日本を憂い、自衛隊の駐屯地で籠城し、演説を行ったのち割腹自決をした。俗に言う「三島由紀夫事件」である。今の右翼の本流の代表格として知られている事件であるが、「陽明学」の概念は歴史や政治のみならず、ビジネスの場でも語り継がれて現在に至る。

王陽明が誕生し、日本に伝来した後、様々な形で変化を遂げた。もはや本来の陽明学と言うよりも、日本独自でカスタマイズをした「日本陽明学」と言うような学問になりつつある。数多く存在する伝統と同じように進化しながら、陽明学の歴史は続いている。

【ひみつの学校】「ひみつの料理を作りまSHOW!」 感想

昨日は美崎栄一郎さん主催の「ひみつの学校」に参加いたしました。

今回のテーマは、料理。

「ひみつの学校」としては初めてとなる調理実習であると同時に、今まで数多くのセミナーに参加してきた私ですが、調理実習のセミナーは初めてです。

今回の「YOKO@'s Cooking Lab」で料理研究をしているYOKO@さんとmixiブログで料理を上げているtomoさんが講師となり、今話題沸騰中である「桃らー(辛そうで辛くない少し辛いラー油)」のテイスティングとそれを使った料理を2+αをつくってみるというものでした。

当日「桃らー」が売り切れていたためコチラを使用しました。

で、つくったものはコチラ。

Dvc00001

Dvc00002

私は下ごしらえしかしてませんでしたけどね…。

完成した品はなかなか美味しかったです。つくってみるとそれだけおいしく頂けるということを学べた2時間でした。

今回この会を主催した美崎さん、講師のYOKO@さん、tomoさん、本当にありがとうございました!!

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次回の「ひみつの学校」は3月31日(水)に開催されます。

mixiのアカウントお持ちの方はこちら(↓)。

http://mixi.jp/view_event.pl?id=50856402&comm_id=1724660

それ以外の方はコチラ(↓)。

http://kokucheese.com/event/index/1623/

内容は「ビジネス・フィットネスと広報ってなあに?」です。

パーソナルトレーナーの方が自宅やオフィスでできるトレーニング法を伝授+その場で実践を行います。

後半は知られざる「広報」の仕事について「ひみつ」を暴露していきます。

 

世界連鎖恐慌の犯人

世界連鎖恐慌の犯人 (Voice select) 世界連鎖恐慌の犯人 (Voice select)
堀 紘一

PHP研究所  2008-12-18
売り上げランキング : 104752

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2008年9月にアメリカ投資会社として有名な「リーマン・ブラザーズ」が破綻し、それとともに世界連鎖恐慌が始まったと言われている。しかしそれ以前にもサブプライムローンの焦げ付き問題によりアメリカの経済が低下し始めたことからそれより前にあったのではないかという意見もある。
本書は世界連鎖恐慌に陥った原因と犯人について迫っている。

第一章「この金融危機は誰にも止められない」
リーマン・ショック以後、倒産企業が過去最悪となり、さらに大企業を中心に経常利益が赤字転落となってしまった。最初にも書いたのだが、サブプライムローンもあるとすると「金融」にまつわることによる不況となる。
本書ではこのような恐慌に陥った犯人を「インベストメントバンク」と名指ししている。インベストメントバンクは証券などの投資を行う会社であり、俗に「投資銀行」と呼ばれる企業の一つである。ではなぜ「インベストメントバンク」が犯人と断定したのか、企業の歴史、企業の中身、現状まで著者自身が見聞きしながら次章以降で分析を行っている。

第二章「インベストメントバンクとは何者か」
第一章でも紹介したとおり「インベストメントバンク」は「投資銀行」と訳される。
著者がMBAを取った当時の就職事情、とはいってもアメリカのハーバード大学のビジネススクール出身者の多くはコンサルティング会社に就職するかインベストメントバンクに就職をするという選択肢であった(中には起業をしたり、中小企業に就職をするという人もいたが)。
ディーリングや株式上場、さらにはインベストメントバンク内の社員事情に至るまで暴露しており、銀行や証券会社の内情を知らない私にとっては衝撃的であった。

第三章「これから待ち構える大惨事の元凶たち」
ここでは「CDO」という用語がよく出てくる。
「CDO」とは金融用語で「資産担保証券」と言われており、様々な債券を纏めてパッケージにすることでリスクの低減を行い、格付けや利回りを良くさせるというものである。著者によれば次なる「バブル」はこれだろうと分析を行っている。

第四章「庶民の生き血をすするヘッジファンド」
金融危機の犯人はそれだけはなく「ヘッジファンド」と著者は挙げている。都内の一等地や株式を分散的に投資を行いお金もうけをしようとする輩のことを言っており、村上ファンドもその一つであると著者は糾弾をしている。

第五章「「金融異星人」たちの恐るべき価値観」
ヘッジファンドやインベストメントバンクから自ら会長を務める会社に転職をした人たちのエピソードを綴っている。前述のような金融会社は給与は良くても、人間的な感情や理性を保てるかどうかという悩みから著者の会社に転職をした声を匿名ながらもリアルに描かれていた。
そこでは金融機関の批判というよりもむしろ「働く」ということは一体何なのか、人間としての「労働」とは何なのかということについて考えさせられる。

第六章「世界連鎖恐慌の全容と今後の対処法」
「元々あった金融資本のバランスが崩れてしまった」というのが今回の金融危機の全容であると著者は見ている。「金融資本のバランス」とは何なのかというと「証券化市場」「流通市場」「発行市場」と証券や金融にまつわるピラミッドが「証券化市場」が大きくなってしまったが故にバランスを崩し、世界的な恐慌に陥ってしまったのだという。
金融中心の資本主義の概念が崩壊を迎え、今度はどのようなものがやってくるのか、著者は「産業資本主義」こそこれから成長すべき資本主義と主張している。さらには読者・起業に向けての提言も行っている。

現在起こっている不況のことについて自ら見た現状を綴った一冊であるが、最後は企業はどうしたら良いのか、読者はどうしたら良いのかを提言しているため、現状を知るだけではなく、何をすべきかという道標を示してくれる。

【Reading-Lab】「11歳のバフェットが教えてくれる「経済」の授業 by 田口智隆」×「アーキテクト・カフェ」@汐留 感想

昨日は加藤たけしさん主催の「Reading- Lab(通称:リーラボ)」に参加いたしました。

もうすでに3回以上参加される人に言われる「常連認定」となったのですが(今回で5回目)、まだまだ勉強することの多い私です。

私がいた机ではこんな本が紹介されました。

ちなみに私が紹介したのは、

最近書評をしたものです。

3月上旬に佐々木さんの講演を聴く機会があったのですが、面白くもあり、実体験を語っているだけでしたが、目からウロコと思う内容もあったので取り上げました。

後半は先週発売された「11歳のバフェットが教えてくれる「経済」の授業」の著者でもある、田口智隆さんの講演でした。

田口さんと言えば先日の「ひみつの学校」でも講演され、さらに「Reading-Lab」も「超常連」と言われるほど参加をしている、さらには大宮の「Reading-Lab」も主催されているなど、「Reading-Lab」とは最も縁の深い方の一人です。

今回は読書朝食会にちなんで最も感銘を受けた本を紹介しながら、自らの半生と投資について約1時間ほど講演されました。

ちなみに今回の講演の内容はTwitterで実況中継されていたのですが…ハッシュタグはなんでしたっけ?

…分かり次第追記いたします。

今回この会を主催した加藤さん、講師の田口さん、本の紹介をしてくださった方々、そして名刺交換をしてくださったみなさま、本当にありがとうございました!!

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最後に告知ですが、1月15日金曜日に開校した、美崎さん主催の「ひみつの学校」。

3月の第三発目が24日(水)に開催されます。

http://kokucheese.com/event/index/1623/

mixi持っている方はコチラ(↓)。

http://mixi.jp/view_event.pl?id=50855907&comm_id=1724660

場所は「きゅりあん」です。

何と「ひみつの学校」初の「調理実習室」でのセミナーです。

内容は「ひみつの料理を作りまSHOW!」。

最近話題となっている「桃ラー」こと「辛そうで辛くない少し辛いラー油」を使って簡単料理+デザートをつくります。

2人の講師が懇切丁寧に教えてくれますので、初心者でも安心です。

第四発目が31日(水)に開催されます。

http://kokucheese.com/event/index/1623/

mixi持っている方はコチラ(↓)。

http://mixi.jp/view_event.pl?id=50856402&comm_id=1724660

場所は24日と同じく「きゅりあん」です。

内容は「ビジネス・フィットネスと広報ってなあに?」です。

パーソナルトレーナーの方が自宅やオフィスでできるトレーニング法を伝授+その場で実践を行います。

後半は知られざる「広報」の仕事について「ひみつ」を暴露していきます。

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それからもう一つ告知です。

友人の「★まさ☆愛妻家」さんこと、大田正文さんが来月の16日に本を出版されます。

タイトルは「人生を変えたければ「休活」をしよう!」です。

5つもの勉強会を主催し、さらに1年で約300もの勉強会を主催・出席しているという「休活王」とも呼ぶにふさわしいタイトルです。

休活の重要性、そして自ら休活をすることによってどのようなことを得ることができたのか…そして、どのような内容に仕上がっているのか、楽しみです!

“花粉前線” あなたのところに到来した?


ブログネタ: “花粉前線” あなたのところに到来した?参加数拍手

今日、気象庁が桜の開花宣言をやったというのにもかかわらず、花粉ネタを持ち出すというのもどうかと思う自分ですが…。

現在私の住んでいる所はもうすでにスギ花粉が到来しているため、ここでは「もう到来している」というのが答えになると思います。

スギ花粉以外にもたくさんの花粉があります。関東では他にヒノキ、ブタクサというのがありますね。

私の出身地、北海道ではシラカバもあります。大体シラカバ花粉が飛び交う頃は4~6月と言われているのでこれからという所ではないでしょうか。それ以前に3月の北海道は冬の真っ只中なので、花粉どうこうというものでもないですが…。

私は花粉症ですがスギ花粉ではなく、それ以外。関東ではヒノキの花粉にかかることが多いです。

とりわけ北海道のシラカバ花粉は北海道在住の頃は毎年のようにかかっていました。

この花粉症が非常に厄介なもので、スギ花粉であれば目や鼻に来るだけでいいのですが、シラカバでは専ら喉に来るため咳がひどくなります。「花粉喘息」とも言われるほどで、仕事や勉強に集中できなくなるだけではなく、夜眠れなくなりそれにより寝不足になることも少なくありませんでした。

関東に引っ越してからはそういうことはほとんどなくなりましたが、やっぱり花粉症かかかるものです。

先輩起業家が教える 走りながら考える仕事術!

先輩起業家が教える 走りながら考える仕事術! 先輩起業家が教える 走りながら考える仕事術!
平野 友朗

日本実業出版社  2006-11-09
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平野友朗と言えばビジネスメールに関する本で有名であるが、仕事術をはじめ、最近では人脈術の本も上梓された。ビジネスメール術による営業を始め、メルマガのコンサルタントも行っているため、もっとも勢いに乗っている一人として挙げてもよいだろう。
本書は起業して3年たった頃、今から4年前に出版された一冊である。「走りながら〜」と見てみると、今年のはじめに本田直之氏が上梓されたビジネス小説「走る男になりなさい」という印象が強い。
しかし本書は平野氏が提唱する「走りながら〜」はとにかく「スピード」重視という印象がある。

第1章「走りながら考える「時間」術」
「スピード」と言う言葉が一番ものを言うところが「時間」である。時間当たりの給料を計算し、その中で自分が給料にあっていることを行えているのか、時間の無駄遣いをしていないか、時間泥棒になっていないか、そして近い将来を見据え、限界を超える覚悟を持っているかⅡついて書かれている。

第2章「走りながら考える「効率」論」
様々な場所で「効率的」にやる事について言われている。事実ビジネス書もそういったことを標榜している本は数多い。
本章でもどのように効率的に行えるかについて書かれているが、根幹となっているのは「リターン」、すなわち利益や実績を、労働に対してどれだけ還元できるかである。
そのためにリターンを早く得たり、ものや事を捨てたりする事ができるのかもかかっている。

第3章「走りながら考える「カイゼン」術」
トヨタの「カイゼン方式」と言うのを捩っているのだろうか。
邪推はここまでにしておいて、ここでは来年のため、未来のための手の打ち方、自らの価値パターンをどのように組み立てたらよいのかについて書かれている。

第4章「走りながら考える「情報」術」
ここでは情報収集と言うよりも「情報管理」と言うことに特化している。インプットやひらめきといったものを様々な形でストックを行い、良質のアウトプットを行う。本を書くのでも仕事をする腕も同じことが言える。

第5章「走りながら考える「営業」術」
「物語をつくる」「おまけをつける」「繰り返し言い続ける」など「営業」とはいっても飛び込み営業のようなものではなく、メルマガにおける「紹介」をどのようにしたら良いのか、どのようにしたら売れるのかという所を言っている。

第6章「走りながら考える「対人」力」
対人コミュニケーションというと直接対面しての会話をイメージするようだが、ブログ・メルマガなどのインターネット・メディアなども立派な「対人コミュニケーション」と言えるという。
損得勘定などの見返りを考えず、相手に対してどれくらい「与えるか」というのも重要な要素の一つと言える。
第7章「走りながら考える「行動」力」
目標をもち、計画をするなどの準備も大切なことである。しかしその準備にかまけ過ぎて肝心の行動に移っていないと何者にもならない。
自分の棚卸を行い、行動を行いつつも、努力を行いつつも、必ず「点検」を行うことで成長をすることができる。

「考える」ということは良いことであるが、単純に机の上でウンウンと考えることがすべてではない。走りながら「考える」、行動をしながら「考える」というのも一つの手段である。
著者は起業をしてから本書を上梓するまでの3年間、そしてメルマガコンサルタントとしてゆるぎない地位を獲得した後もずっと「走りながら考え」続けている。

高橋敏夫書評集 「いま」と「ここ」が現出する

高橋敏夫書評集 「いま」と「ここ」が現出する 高橋敏夫書評集 「いま」と「ここ」が現出する
高橋敏夫

勉誠出版  2009-07-21
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高橋敏夫氏は文芸のみならず、演劇やサブカルチャーに至るまで評論を行っている。現在は早稲田大学で教鞭をとっているがメディアを通じて幅広い分野の批評を行っていることでも有名である。本書は現代文学を始め、サブカルチャーや小説に至るまでの書評を集めた一冊である。

Ⅰ.「現代文学・現代思想」
まずは現代文学や思想に関するところであるが、本書の半分を占めている。さらに言うとこの章を年代別の書評と、その中の気づきと3つに分けている。本書ではこのような分け方をしている。
1.2001年〜2009年
2.2001年〜2008年から上下半期別に収穫のあった本を4冊前後紹介
3.1991年〜2000年
一見すると順序が最近から過去にさかのぼっている印象があるが、それ以上に気になるのが2.である。なぜそれがあるのか私にもわからず、著書にもその意図は書かれていなかったが、おそらく、1.で書ききれなかったところで自らの知的好奇心をくすぐられ、収穫となったものを挙げている。4冊を同時に紹介しているため、感想は1.ほど厚く書かれておらず、むしろ率直な感想を数行にしてまとめている(ちなみに1.や3.はより掘り下げたものを書いているため、作品に差はあるもののだいたい原稿用紙10〜15枚程度のようである)。
1.や3.は文学作品を作家の傾向、さらには作品における時代背景、そして文章のレトリックを分かりやすく・・・ではなく、むしろレトリックを高橋氏が醸す表現で批評を行っている。あと印象的だったのが、ベストセラー作品はあまりなく(2〜3冊ほどだった)、「高橋氏がもっとも印象に残った作品」という観点で本を選んでいる。

Ⅱ.「サブカルチャー・演劇」
サブカルチャーの書評と言うよりも、サブカルチャー分野における作品の書評と映画評をまとめたものである。
ここでの傾向は非常に分かりやすく「戦争」というのが中心に置かれているような気がした。
それを機軸にして「ゴジラ」作品や、「男たちの大和」などの作品を挙げている。

Ⅲ.「現代小説・歴史小説」
ここは現代小説よりも歴史小説が中心と言える。ただし「歴史小説」と一緒くたにしても、江戸時代から昭和初期のことに至るまで幅広い。

高橋氏の書評を見ると、本の中身とともに裾のトピックも織り交ぜられていて、非常に興味深く書かれていた。書評を行う時でも私は様々なニュースや他の本を参考にしながら本の中身について迫っていくという感じのものを書きたいために、自然と文字数も多くなる。書評は形式も文体も、文章量についても基準は決まっておらず、書評家の裁量によってまちまちである。書評はその人の読む人間性が如実にでてくる。私はそう思う。

クルーグマンの視座―『ハーバード・ビジネス・レビュー』論考集

クルーグマンの視座―『ハーバード・ビジネス・レビュー』論考集 クルーグマンの視座―『ハーバード・ビジネス・レビュー』論考集
ポール R. クルーグマン 北村 行伸

ダイヤモンド社  2008-12-05
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本書は2008年にノーベル経済学賞を受賞したポール・グルーグマンが今から14〜6年前にハーバード・ビジネス・レビューに寄稿した論文とインタビューをまとめたものである。ちょうどその時は民主党政権であり、ビル・クリントンが大統領であったときである。ちょうど日本では「失われた10年」の真っ只中であり、鎮静化されているものの「ジャパン・バッシング」の火種がくすぶっていた時代でもあった。グルーグマンは「失われた10年」の中で続いたデフレを脱却策が後手になってしまったことについて、痛烈に批判をしたものの、その約10年後にアメリカでもサブプライムローンから端を発した不況により、FRBや政府の対応が後手に回ったことに関して、同じようなことになってしまったと自虐したことでも知られている。
民主党寄りの経済スタンスでありながら、一昨年の大統領選民主党候補指名に関しての論争もあってか要職には選ばれなかった。
14〜16年前に寄稿された論文であるため、いささか古い表現もあるように思えるのだが、本質自体は現在起こっている状況とほぼ合致していることを考えるとグルーグマンの経済予測は正確であるということを証明することができる。

第1章「アメリカ経済に奇跡は起こらない」
アメリカはサブプライム問題で揉めているなか、まるで青天の霹靂のように2008年9月にリーマン・ショックが起こった。世界的に経済は衰退を見せるなか、渦中となったアメリカでは経済大国が揺らいでいるというニュースやコラムが乱発した。それが続いているとき、2009年1月20日にバラク・オバマが大統領に就任した。しかしそのオバマ政権でも経済対策を講じても一向に経済回復ができていない。
本章の話に戻る。本章ではニュー・エコノミー論に疑問を呈するところから始まっている。簡単に解説をすると「ニュー・エコノミー論」は90年代後半から2000年代の初めにかけて叫ばれた理論であり、ITバブルにより主に物流やお金における在庫調整による(景気)循環が消滅されるのではないかという考えである。しかし2000年代に入りITバブルは崩壊し、さらに循環も続いているためこの理論は間違いであることは確証された。
他にもニュー・パラダイム論の疑問についても書かれている。

第2章「国の経済は企業とどう違うか」
よく「経済」はどこが動かしているのかという議論になる。国家が動かしているのか、企業が動かしているのか。経済はお金など価値のあるモノ(サービス)を流通させることからきており、それをコントロールするのが政府かというと、政府でもコントロールできないところがある。企業も利益を上げたりすることによって経済の潤滑油になっていることから、両方経済をコントロールしているといってもいいかもしれない。
本書ではまず経済学者とビジネス実務家の違いについて考察を行っている。机上で経済の理論を生み出す人と実際に経済の動かす人の違いなのだろうか。

第3章「第三世界以上の成長は第一世界の脅威となるか」
第三世界というのは現在経済成長の著しい中国やインドなどの発展途上国が挙げられる。これに対して、第一世界はアメリカや西欧、日本などの先進国が挙げられる。本書には紹介されていないが「第二世界」についても言及すると、今は無きソ連など共産主義国家を主軸とする国々を表している。現在では第一世界と第三世界が経済の駆け引きを行っているといっても過言ではない。
冒頭にも書いたのだが、「リーマン・ショック」以後にアメリカの経済の落ち込みは著しく、「経済大国」という立場が揺らぎ始めていた。それと同時に中国が着々と経済成長をしており、「眠れる獅子」が目覚める格好となってしまった。これは本書の最後にある「中国脅威論」とも重なるのだが、著者に言わせれば、それはとり越し苦労、もしくは驚異の範囲にもならないとしている。

グルーグマンの経済に対する眼は10数年前に書かれた。それが10年以上の時を経て実証した形となっている。本書はそう言う一冊である。

日本の動物法

日本の動物法 日本の動物法
青木 人志

東京大学出版会  2009-08-06
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「動物保護」「動物愛護」という動きが強まっている。しかしその一方でそれを謳いながら他国に攻撃を仕掛けるとんでもない輩がいる(別にドコとは言わないが)。
日本に限らず世界には動物に関する条約や法律が存在する。本書は動物法とは何なのか、動物法の歴史はどこから来たのだろうか、動物法は私たちに何をもたらしてくれるのか、そしてこれからの動物法とはいったいどうなるのかについて書かれた一冊である。

第Ⅰ部「動物法とはなにか」
日本における動物法の有名どころでは五代将軍綱吉の時代に「生類憐みの令」というのがあるが、これは法律ではなく将軍の命令によるものであった。
動物法が初めて体系化されたのは明治13年の時であり刑法の中で「牛馬殺害罪」「家畜殺害罪」が制定された時からである。もともとこれらが制定されたのは、以前からあった仏教における「殺生」を禁ずる掟があったのではないかと考えられる。また、戦後には「獣医師法」など動物のことに関してだけでも数多くの法律が制定された。
西欧では、19世紀にイギリスが作ったのがはじまりと言われており、国際的な条約として「ワシントン条約」が挙げられる。

第Ⅱ部「人と動物の関係からみた動物法」
ここでは具体的な法律というよりも、法律における人間と動物の位置はどうであるのかについて書かれている。
元々その議論が始まりだしたのは明治時代、第Ⅰ部で取り上げたように動物法が体系化されたときと同じとみている。それまでは動物は同じ生き物というよりも「神の使い」や「パートナー」と宗教や国土の慣習からあったため、議論の余地が無かったのだろう。
動物と人間が共存できるのかの議論は動物の視点ばかりではなく、病的なところで人間の視点から見ていく必要もある。例えば昨年大流行した「H1N1(豚インフルエンザ)」をはじめ、「H5N1(鳥インフルエンザ)」「BSE」「エボラ出血熱」がある。他にも虫や動物から新種のウィルスや病原菌を持ってくることもある。その時にどのようにして私たち人間を守るのか、動物を殺す以外にも手段はあるのかなど議論は絶えない。

第Ⅲ部「これからの動物法」
では、これから動物法はどのような位置にあるべきなのか?
最近では獣医などの動物に対する「福祉」もあれば、人のために働く盲導犬や警察犬などもいる。
今までのところで動物と人間は法律的にどうあるべきか?
人権ならぬ「動物権(?)」はあるのだろうか?
法律論に限らず倫理や哲学的な観点からも論議をする必要がある。

動物法ができて約200年(日本では100年)とあまり発展していない状態にあると言ってもいいかもしれない。200年の中で数多くの法律がつくられたわけであるが、同時に問題点も浮き彫りとなったものもある。もぐらたたき、もしくはいたちごっこのようかもしれないが一つ一つ問題点を潰してゆくことで発展していく。動物法もまた例外ではない。

私訳 歎異抄

私訳 歎異抄 私訳 歎異抄
五木 寛之

東京書籍  2007-09-01
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「歎異抄」は鎌倉時代後期に親鸞の弟子である唯円が書かれたものと言われているが、諸説ある(ただし、親鸞の弟子が書いたというのは確かである)。浄土真宗の祖である親鸞の教えを学び、それを忠実に従っていた唯円は恩師である親鸞の死に伴って、多くの異端者が出たことを嘆いた。親鸞が存命の時にも彼の実施を関東・波紋をした事件である「善鸞事件」というのが起こった。「歎異抄」はその事件以降のことについて恩師の親鸞より直接聞いた話を記している。親鸞の教えをじかに聞いたことを無解釈で書きとめることは非常に難しいことであるが、親鸞の教えを忠実に守っている唯円だからでこその作品である。
その作品を翻訳ならぬ「私訳」を行ったのが「青春の門」「大河の一滴」でおなじみの五木寛之氏である。「歎異抄」も本書をはじめ昨年は新書も出されており、かつ昨年には小説として「親鸞」も上梓している。親鸞に限らず仏教にまつわる研究も著しい(現に80年代に仏教史を学ぶため執筆業を窮牛したこともあった)。「歎異抄」を自分なりの解釈によるとどのようになるかということについて書いた一冊である。本来は「私訳」のあとに「原典」の順であるが、本来の作品はどうなのかから見たいため、逆から紹介している。

「原典」
親鸞の教えには人生において様々なことを教えてくれる…と言いたいところであるが、あくまで親鸞が愛弟子に言ったことを、弟子がまとめたものである。人生における教えばかりではなく「善鸞事件」の経緯やそれに関しての親鸞の感想、親鸞の教えを従わないもの(こと)についての「異義」をあげ、その理由について述べたものである。ある種の批判本という解釈というべきかもしれない。

「私訳」
ではこれを五木氏が解釈をしたらどのようになるのだろうか。「私訳」というだけあって、親鸞が心優しく見えるような気がした。原典では「善鸞事件」や異義を行っている人の批判をストレートに行っているのに対し、「こういうことをやってはいけない」というように、優しく諭しているイメージであった。
小説家が最も得意とする「ストーリー」を描くという意味合いから「歎異抄」を解釈したのではないかと考えられる。

「歎異抄」の中で親鸞は何を伝えたかったのか、これは文学的にも宗教学的にもまだ議論の余地がたくさんある、それと同時に著者が言うように「謎に満ちた存在」とも言える。著者が仏教の研究を行っていく中で、「歎異抄」の解釈がどのように変わっていくのだろうか、続編が見てみたいし、昨年出た「歎異抄」や親鸞についても見てみたい。

大人として読むべきオススメの本は?


ブログネタ: 【ブログ学園】『大人として読むべきオススメの本は?』参加数拍手

ブログがブログなだけに…お勧めしたい本は山ほどありますが、ここはあえて1冊だけということで。

「大人」として読むということを考えると、社会人としての「ハウツー本」はあまりお勧めできないので…。

では、私がお勧めするのはこの1冊です。

ボードレールの「悪の華」です。

これはボードレールが遺した唯一の詩集であり、刊行直後に反道徳的であることから罰金刑に処せられ、削除されたと言われる問題作です。

詩集であるためなかなか読みにくく、それでいながら読みごたえのある作品ですが、人間における「悪」「暴力」をありのままに表現されているため、読んでいくうちにハマってしまう一冊です。

人間の感情の奥底には「破壊的衝動」というのが備わっています。人を殺したい、全てを壊したいというような感情は自分が意識していなくても潜んでいます。それがいつ爆発するのかは、自分自身には全く分かりません。

しかし本書はそのような感情を抑えてくれるような気がします(根拠はありませんけどね)。

ホモ・ファーベル―西欧文明における労働観の歴史

ホモ・ファーベル―西欧文明における労働観の歴史 ホモ・ファーベル―西欧文明における労働観の歴史
アドリアーノ ティルゲル Adriano Tilgher

社会評論社  2009-11
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先日、厚生省で勤務時間が減少をしたというニュースがあった。景気とともに減少を続けているという。これはゆゆしきことなのか、喜ばしきことなのかというのは判断する当人の自由であるが、「平均残業時間」の統計をニュースで発表する所はどこかしらか日本らしい印象を持つ。元々西洋では「労働」について「悪」という印象を持っている。これは宗教による理由もあるが、労働はしたくもないのにやる「苦行」ということからきている(もしかしたら聖書からきているのかもしれない)。一方の日本では古事記において労働は「善」であるという見方がある。
しかし戦後になってアメリカの自由民主主義が広がりを見せてから、もしくは「ワーク・ライフ・バランス」が叫ばれるようになってからであろう。
さて本書は西洋における労働観の歴史を辿りながら考察を行っている一冊であるが、これは最近西洋の労働観を見習っている日本の現状も考察することができるかもしれない。

第1章「ギリシャ・ローマ文明における労働観」
第2章「ユダヤ文明における労働観」
第3章「ゾロアスター教における労働観」
第4章「イエスの労働観」
第5章「古代キリスト教の労働観」
第1〜16章では労働観の変遷について見ている。ちなみに労働観の変遷を大きく分けて2〜3の固まりで見ていった方が書評をやる側としてもやりやすい。
まずは1〜5章の固まりについてであるが、ここではユダヤ教、ゾロアスター教、古代キリスト教と紀元前から中世に入るところまでの労働観について探っている。古代の労働観は宗教的な要素が非常に強く、労働は人間における「原罪」を購う為の罪滅ぼし(贖罪)といわれており、どちらかというと「苦役」「悪」「罪」というような言われをしている。

第6章「中世および近世カトリックの労働観」
第7章「ルターの労働観」
第8章「カルヴァンの労働観」
第9章「近代技術及び近代経済の影響下の労働観」
第10章「ルネサンスの労働観」
中世には言ってくると「労働観」から宗教の色が薄れ始めていく。単なるネガティブな印象から労働を行わなければならない義務や宿命、奉仕や利益というところにまで至るようになった。どちらかというと「義務」や「宿命」という印象が強い。

第11章「1700年代の労働観」
第12章「19世紀哲学に見る労働観」
産業革命以降は宗教から切り離され、哲学、もしくは経済の観点から「労働観」は見られることが多くなった。経済的・文化的な発展の潤滑油のために喜びとなり、なくてはならないものという位置付けをしている。

第13章「社会主義諸学説に見る労働観」
第14章「ボリシェヴィズムにおける労働観」
第15章「ファシズムにおける労働観」
第16章「ラスキンおよびトルストイに見る労働観」
第13〜15章にかけては社会主義・共産主義における「労働観」についてである。独裁主義が強い2つについては、あくまでも義務という形での「労働」として見ている。元々資本主義社会における「貧富の差」について対抗的な立場であり、社会主義の政党の多くが「労働」を標榜する名前であることから、労働そのものはなくてはならないものという認識が強い。

第17章「労働観と近代の生命観」
資本主義において労働は生産を上げるための「駒」として見られており、「生命」を守るというものとは程遠かった。現代のように労働とともに人々の「命」を守ることを使命づけられたのは戦後になってからのことである。

第18章「労働信仰の危機」
リーマン・ショック以降、資本主義の定義が揺らぎ始めた。それと同時に「モノ」の需要から離れていったことも「生産」としての「労働」という考えができなくなってしまった。

第19章「労働の文明における労働者の精神的傾向」
労働における「闇」の部分というと「人間」としての「自分」が存在しない。むしろ「労働」という「奴隷」としての人間がいるという所である。

第20章「労働と文化」
「文化」における「労働」とは一体何なのだろうか。おそらく経済活動における「文化」の発展のことを言っている。

第21章「労働と美」
働くことでの「美しさ」、働くことで見失ってしまう「美しさ」というのがある。前者はどちらかというと「働いている人」を見ている方からの視点を言っており、後者は自ら働くことによって「働く」という主観的なものから外れ、客観的に見た「美しさ」が分からなくなるのではないかと言っている(外で働いていたらきれいな風景が見えなかったりとか)。

本書のタイトルである「ホモ・ファーベル」は「モノをつくる人」を指している。モノを作ることの「労働」は今までも、そしてこれからも絶えることはないものの、“労働”にたいする概念は時代とともに変わりつつある。本書はそれを歴史的な観点から見ている。

平成人(フラット・アダルト)

平成人(フラット・アダルト) (文春新書 (611)) 平成人(フラット・アダルト) (文春新書 (611))
酒井 信

文藝春秋  2007-12
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本書は「平成生まれの人」を呼んでいるのだろうか、平成の時代から「社会人になった人」なのだろうかと考えさえする。しかし、本書の言う「平成人」はそうではな第一章のタイトルにもある「ヒラのせいじん」と呼び、「平」坦な仕事をこなす毎日を過ごし、メールやネットといった平らな人間関係を構築する人を指している。もっぱらその傾向にあるのは平成の時代に活躍をしている私たちの世代を中心としているため、最初にいったことは強ち間違いではないかもしれない。本書はなぜ「平成人」が誕生したのだろうか、そして「平成人」はどこへ向かうのかを追っている。

第一章「「平成人(ヒラのせいじん)」の時代」
「平成人」という人たちが誕生した時代は90年代の前半に入ってからのことである。ちょうどそのころバブルが弾け
「失われた10年(ないし15年)」や「1ドル79円」もの超円高時代であった。さらにたてば金融危機、金融ビッグバンと続き、長きに渡りにほんの経済・社会を支えてきた「年功序列」「終身雇用」に陰りが見えてきた。その中で大規模なリストラが起き、「一生働ける保証」がなくなり、さらには共同体意識も薄れてきた。その中で「傷つきたくない」「自分らしくいたい」という考えから「平成人」が現れ出したのではないかと考える。

第二章「「平成人」の由来」
では、そもそも「平成人」はどこから来ているのかという話になる。「「平」成人」とも「「平成」人」とも読めるが果たしてどのような由来があったのだろうか。それは高度経済成長期と体育会系にヒントが存在する。それに共通して言えるのが「階級意識」の高さにある。それのアンチテーゼとして、最初に言った疑問の前者「「平」成人」、つまり「平(フラット)」な人間関係をもちたいと願ったのである。それを可能にさせたもの、そう、インターネットである。ブログやSNSを使用し、会社、世代、階級など全ての段差を除去し、見えない、名前もわからないながら「人間」と「人間」とのコミュニケーションを成立させた。

第三章「「平成人」の価値」
ここでは「平成人」の在り方から少し視点を変えて平成時代におけるプロレス、とりわけNOAHの事についてが中心だった。本書で最も取り上げられていたのは三沢光晴。昨年プロレスの試合において無くなった方である。私も大学生の頃はプロレス中継に夢中であり、とりわけNOAHと新日本プロレスのファンであった。NOAHは小橋建太、新日は現在退団し、フリーの身となった蝶野正洋が私の中で代表的であった。NOAHを中心に取り上げているので著者はNOAHのファンじゃないかと思ってしまうがどうだろうか。

第四章「「平成人」の未来」
そもそもフラットな関係といったものはどこから来たのかというと著者はアメリカから来たのではないかとみている。確かにあるのかもしれないが、アメリカは現在の日本以上に格差意識、差別意識が高い。誤解のないように言っておくがここで言う「差別」や「格差」は「貧富の差」というのである。吸う乳や資産が潤沢にあればある程階級意識が強く、さらに収入も少なく、明日生きていくのもやっとの人に成り上がるとしたら最低でも二代かかるともいわれている。フラットはアメリカからきているものであるが、大部分は日本でつくられたといっても過言ではない。
しかしアメリカからは更なるものが入ってきた。「格差」を正当化した新自由主義である。「失われた10年」を脱した後、「戦後最長の好景気」がやってきたが、同時に「格差問題」も顕在化した。ちょうど小泉政権の真っ只中であり、様々な改革を遂げてきた。しかしそのほとんどがアメリカから来たものであり、ブッシュ・アメリカが掲げた新自由主義と遜色ないものであった。フラットな関係とはいえど、収入などのものでは決して「平(フラット)」ともいえず、かりにあったとしても低いところでの「平(フラット)」であった。

ある種インパクトの強いタイトルに惹かれたが、よくよく読んでみると私たちの世代の現在を投影しているような気がした。それでいながら、著者の趣味を垣間見ることができるという、一粒で二度おいしい(?)ような一冊に思えてならなかった。

【ビジネス選書セミナー】本田直之氏に学ぶ!成功への最短ルート『思考改善プログラム』 感想

昨日は(株)アンテレクト主催の「ビジネス選書セミナー~本田直之氏に学ぶ!成功への最短ルート『思考改善プログラム』~」に参加いたしました。

本田直之さんと言えば「レバレッジシリーズ」としても有名です。

最近ではこんな本も出しています。

ビジネス書を知っている人であれば知らない人はいないと言われている本田さんです。私も何冊か書評をしたことはありますが、本田さんが講師のセミナーに参加したこともなければ、一度もお会いしたことがありませんでした。そんなわけで今回参加に至りました。

本田さんもさることながら、奥様の田島弓子さんも有名で、この本を出しています(奥様とは何度もお会いしたことがありますが(笑))。

今回のテーマは「思考改善プログラム」ということで、自ら持っている思考の「クセ」を改善するという内容でした。

ちなみに来月出版される本の内容についても触れられているのでここでは割愛ということで(ちなみにこの本です)。

簡単な方法かもしれないけれども自分ではなかなか気付かない。これはどんなに短く働いても、長く働いたとしても気持ち、思考一つで仕事の受け止め方が違ってくるのかもしれません。思考一つでチャンスをものにできるのかもしれない。「思考」の可能性の凄さを学んだとともに、明日から実践いたします。

来月に本田さんの本も出版されるのですが、実は奥様の田島さんもの次回作も来月に発売する予定です。まだamazonにupされていないので、upされ次第追記いたします。

(3月18日 23時31分追記)この本です。

4月に夫婦共々出版するとなると…こうなったら夫婦そろってのトークセッションが見たいという考えもあります(現に丸善が昨年に行ったことはありますが、もう一回ということで)。

それはさておき…、

今回この会を主催した(株)アンテレクトの皆様、講師の本田さん、本当にありがとうございました!!

そうか、君は課長になったのか

そうか、君は課長になったのか。 そうか、君は課長になったのか。
佐々木 常夫

WAVE出版  2010-02-20
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WAVE出版様より献本御礼。
本書の冒頭に「課長受難」の時代であるという記述があった。バブル前後で社会人の価値観が大きく変わり「出世」をするという志向から、自分らしく働くという考えに変わってしまった。ましてや「出世」は自分のできることが制限されるところから忌避の対象にまでなってしまった。
しかしどのような事情や考えがあろうとも「出世」は避けて通れないものと言える。ジャーナリストの城繁幸氏が上梓された「7割は課長にさえなれません」というのがある。多くの企業人が課長にさえなれない状況の中で「課長」の役職は貴重な体験とも言えるが、部下の管理と自分の仕事で手いっぱいになってしまい、その役職につぶれてしまうケースも多い。
しかし、著者の佐々木氏に言わせれば、「課長ほどやりがいのある役職はない」という。
本書は架空の新任課長である石田に宛てた何通かの手紙という形で課長の良さ、そして自らの課長経験を語っている。

第1章「まずはじめに「志」をもちなさい」
課長という役職は、平社員と部長の間に挟まれた管理職であるが、平社員の中でもっとも距離の近い上司である。そのため、人生や仕事に置いて「師」となるということも少なくない。
そうなるための一つとして「志」を持てと言うのが本章のねらいである。子供は父親の背中を見て育つというが、上司が残業するな、効率的に仕事をやれと言われても、自分自身が実行しなければ意味がない(ましてや、上司と部下の信頼が薄れる可能性さえある)。
人を幸せにする、働ける愉しさがある雰囲気を作るのも課長の役目と言える。

第2章「課長になって2ヶ月でやるべきこと」
前任の課長から仕事や部下を引き継がれたとしても、すべてを鵜呑みにしてはいけないと言う。それ以上に自ら面談を行い、状況をしっかりと把握をする必要がある。自ら見聞きした事を確認し、認識をすること、時間厳守や信念の伝播を徹底させる事について書かれている。
最後に本章にある「面談」が本書の大きな鍵となる。

第3章「部下を動かす」
第2章の最後に「面談が本書を見る上で大きな鍵となる」といったが、これには大きな理由がある。それは課長と部下の距離をできるだけ近づかせるため、双方とも幸せに働く、そして部下を大きく育てるために「面談」をする。それは会社の場でも、酒の席でも構わないが、大事なことは「腹を割って話す」ことである。自分の選り好みで部下は選べないのだから、与えられた部下の中で自分はどのようにして部下を育てるかに「課長」の腕がかかっている。

第4章「社内政治に勝つ」
私はあまり「社内政治」という言葉はあまり好きではない。その駆け引きばかり行っていて、部下を育てるということを蔑ろにする人を見聞きしたことがある。
しかし部下の昇進をするために課長の一つ、もしくは二つ上の上司を味方につけることも一つの方法としてある。

第5章「自分を成長する」
自分の課の仕事を管理する上で「大局観」を身につけ、考える力を身につける。そして何よりも「自分らしく」することで成長をする糧とする。
本章では「多読」は頭を悪くすると言われているが、その傾向にある私にとって胸に突き刺さる思いだった。多読でも「自分で考える」クセをつけることを私自身、肝に銘じたい。

著者は課長時代に家族において様々な事が起こっている。長男の自閉症、妻の肝炎・うつ病による入退院の繰り返しと自殺未遂、その中で著者は効率性・生産性を自ら考え上げ、実行に移し、ほとんど定時で帰り、家事に仕事にと全力で突き進んだ時期があったという。「残業ゼロ」や「課長術」の本を私はいくつか読んだことがあるのだが、私は本書ほど「本物」と呼べるような本はないと思った。なぜならば必要性に迫られながらも、自ら築き上げてきたものによって、そしてそれを私たちの世代に手紙のようにアドバイスをくれたような気がしたからである。

はあちゅうの 20代で「なりたい自分」になる77の方法

はあちゅうの 20代で「なりたい自分」になる77の方法 はあちゅうの 20代で「なりたい自分」になる77の方法
伊藤 春香 (はあちゅう)

PHP研究所  2008-10-18
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大学生の間に「はあちゅう日記。」などで人気ブロガーとなり、世界一周旅行をしたり(しかもタダで)、催眠術師になったりと数多くのことを実行した。現在は東京から名古屋に引っ越し、OLとして活躍していると同時に、ブロガーとして現在も活躍中である。
本書は彼女が20代で成し遂げてきたこと、行ってきたことを「77の方法」として表している。

第1章「はあちゅう流 目標を現実にする法」
やりたいことを探し、それまでの間になにをすべきかを書く、簡単にいえば「目標管理」についてのことをいっている。
「目標を持て」と言われても思いつかないもの。まずは「何をやりたいのか」「何をやっているのか」「これまで何をやってきたのか」を見つめて、目標を掲げることをやっておくといい。
目標設定にしてもさることながら、自らやるべきことを明確にし、それを形にするというのは誰もが「知っている」が「している」人はなかなかいない。

第2章「はあちゅう流 手帳術&時間活用術」
この章では手帳と時間についてである。特徴的なものは見受けられないが、時間の活用法について気づき、自分なりに考え、行動をしているところはすごいと思った。「当たり前」と考えている人もいるかもしれないが、自ら実践をすることによって得た力は何者にも代え難い。

第3章「はあちゅう流 売り込み術&ブログ術」
著者の真骨頂と言うべきところであろう。著者はブログのみならず、twitter上でも活躍している。ここではインターネットにおけるブランディンブ、ツールの紹介についてを取り上げている。
私もブログを運営している身であるが、勉強になること、実践できる要素もあった。

第4章「はあちゅう流 勉強術&情報収集術」
本章では勉強術・情報収集術と言うよりも「勉強術・読書術」の色が強いように思える。記憶の仕方、速読法などの読書術、暗記法に至るまで紹介されている。

第5章「はあちゅう流 型にはまらない方法」
「型」は武道においても重要な要素として挙げられている。
余談は置いといて、型にはまる重要性はあるのだが、型にはまりすぎることによって、成長が止まるといった弊害を起こしてしまう。「守・破・離」にあるがごとく、型を破壊しながら新しいスタイルを見いだしていくというものである。
それをやるためには実際に外にでる。たとえば会社外の勉強会に参加をする、他業界の人と会ってみる、東京にいる人であれば名古屋や大阪に足を運んでみる、日本に限らずアメリカやイタリアなどの海外へ足を運んでみる・・・。挙げるだけでも方法は沢山ある。

第6章「愛されて人が集まってくる話し方&交流術」
ここでは「コミュニケーション術」についてである。大嫌いな自分自身を変えようと積極的にセミナーに参加し、海外にも足を運んだ。その中で多くの人と出会うことによって、話し方、生き方、考え方を磨くことができた。そして今や日本でもっとも有名なブロガーの一人であるとともに、タダで世界一周をするなどの事を成し遂げた。人の出逢いはたくさんの宝が詰まっている。それを大きくさせるための「コミュニケーション」は重要なツールと言える。
余談であるが、本書の著者と私は同い年である。さらに同額年であることを考えると、本書で学ぶだけではなく同年代に生きた誇りであるとともに「私もがんばらなくては」ライバル心のようなものが芽生える。

話を戻すが、本書は著者が女子大生の時に身につけた方法を書籍したものであるが、最初にも言ったとおりOLとして社会の場にでたとき、「77の方法」で変わったところはあるか、変わらないところはどこなのか、彼女のみぞ知る、そのことを考えてみると1度だけでもお会いして、話してみたいものである。

ホワイトデー、どうだった?


ブログネタ: ホワイトデー、どうだった?参加数拍手

昨日は、ホワイトデーでした…。

昨日は、ホワイトデーでした…。

(↑)これを見たら分かるでしょ。

何事もなくこの日が過ぎたというだけです。

とはいえ、街中を歩いてみたらホワイトデーフェアというのがあって見てみると、

バレンタインデーのお返しとして色々売られてましたが…、

なぜかチョコまで売られていました。

「なぜに!!?」と思いつつ冷やかしていましたが、最近ではバレンタインデーのお返しも多様になってきました。

本来ホワイトデーはマシュマロを製造・販売をしている老舗菓子店の販促から出てきたもので、歴史的な事実は存在しません。

F1 バーレーンGP アロンソがフェラーリ移籍初戦で見事優勝&フェラーリ1‐2フィニッシュ!!

結果は以下の通り。(F1通信より)

Round1_final

ヴェッテルが優勝するかと思いましたが、エキゾーストトラブルでトップを明け渡してしまった結果となりました(そうじゃなくてもアロンソとの差がだんだん詰まっていたのでオーバーテイクされるのも時間の問題であったのもありますが)。

アロンソはフェラーリ移籍初戦で見事初優勝を果たしたのと同時に、チームメートのマッサも復帰初戦で2位表彰台の1-2フィニッシュでした。アロンソとマッサのドライビングの良さもさることながらフェラーリの戦闘力の強さも窺えるレースだったと思います。

ハミルトンが3位表彰台でフィニッシュ、予選4番手だったので順当と言えば順当といったところでしょう。

ミハエルは7番手から6位フィニッシュ、バリチェロは11番手から10位フィニッシュ。17年ぶりの無給油レースですが、その経験のある両者はそれを生かしてそれぞれ1つずつポジションを上げてフィニッシュとなりました。

可夢偉は残念ながらレース中盤で油圧系トラブルでリタイア。中段でポイント獲得のために奮闘をしていましたが、結局良いところなしで終わってしまいました。

クルマの準備もままならなかった新チーム、ヒスパニア・レーシングも両者リタイア。しかし決勝で走れたことだけでも評価すべきかもしれません。棄権という可能性もありましたからね。次戦までの2週間でどこまで改良していけるのか、期待したいところです(資金不足もありますが)。

次戦は2週間後、オーストラリア・アルバードパーク!!

透明人間の作り方

透明人間の作り方 (宝島社新書) 透明人間の作り方 (宝島社新書)
竹内 薫 荒野健彦

宝島社  2009-02-09
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「透明人間」というとSFや架空の作品でよく出てくる人物(物体?)の話とイメージしている。科学がいくら進化を遂げていたとしても所詮は「おとぎ話」だと思っていた。しかし本書は本当に透明人間がつくれる時代が到来するという。その一つとして「メタマテリアル」という新材料があるのだという。それは「ナノ(基礎となる単位の「10の-9乗」倍)」単位ほどの微細なものである。本書はこれから話題となる「メタマテリアル」の魅力、透明化技術の発展について空想といわれた科学が現実になる瞬間に割目をした一冊である。

1章「「透明人間」になりたい」
もしも本当に「透明人間」になるとしたら、あなたはなにをしたいのか。
私が透明人間になったら、いったん犬の動物に近づいてみる。人間では気づかないが、犬などの動物は気づくので反応を見たくなる。
「透明人間」を取り上げた作品は今も昔も多数残っている。最古のものではギリシャの「ギュゲスの指輪」が挙げられている。簡単にいえばその指輪をはめることができたら透明人間になれるという話である(しかし、その指輪自体は透明になれるのかという邪推もある)。

2章「生物世界は「透明人間」だらけ」
ちょっと疑わしい章題である。しかし実際に透明になる(?)技術を持っている。その代表としてカメレオンやタコが挙げられる。しかし「完全に透明になる」わけではない。どちらも共通して言えるのが「変色」をする事、海や陸の中で「保護色」に変色することによってあたかも透明であるようにするという。

3章「夢ではない「透明人間」の科学」
いよいよ「メタマテリアル」の話に入る。直訳をすると「超・物質」といわれるが、この物質が生み出すものとして「光の屈折」によるもの、見方や見る方向によって透明になれるのだという。ほかにも4年前に「サイエンス」誌において発表された論文から考察を行っている。

4章「「タイムマシン」と「テレポーテーション」の科学」
「空想科学」といわれているのはほかにも存在しており、本章では「タイムマシン」と「テレポーテーション」を挙げている。
「タイムマシン」が現実にでる可能性はきわめて低いものの、物理学の論文として「タイムマシン」のことについて考察を行い、発表をした人はいるという。キーワードとして「ブラックホール」と「ホワイトホール」がある。
さらに「テレポーテーション」も力学や素粒子から可能であるとしている。これもまた実用化されるのは何十年も、何百年も先になる話であるが、これらの研究が現実に行われているだけでも魅力的と言える。

5章「「透明化」技術の現状と今後」
軍事に関して少しかじった人はわかるかもしれないが、「ステルス技術」というのはご存じだろうか。簡単にいえばレーダー(電波)に反応されないようにしたものをいっているものである。他にも戦闘服として迷彩といった「カモフラージュ」もある。これは第2章に挙げられたカメレオンやタコをヒントにしたものもある。

「透明化」がもはや空想にある夢物語ではなくなった。すでに軍事技術として「透明化」にまつわる技術が取り上げられており、近いうちにはどの方向からも完全に見えなくなる「完全透明化」というのもできるのかもしれない。
本書を読んで、科学の進歩はここまできたのかと驚きを隠せなかった。

F1 バーレーンGP ヴェッテルが開幕戦PP獲得!! そして優勝予想

結果は以下の通り(F1通信より)

2f9b657f

予選からちょっと表記を変えてみました。昨年まではGPUpdate.netから拾ってきたのですが、今回からはF1通信の画像を表示するようにしました。

Q1~Q3それぞれのベストタイム、各セクタータイム、最高速度など細かい情報まで記載されているので自分としてはなかなか良いと実感しています。

さて、地上波放送を見て感想。

国際映像のタイムやドライバーの表記が変わりましたね。賛否両論ですが、シャープな感じで良いなと思いました。

新興チームの紹介についてはほとんど触れていませんでした。もう少し紹介した方がいいんじゃないでしょうかね。

結果の話に戻します。

予測不可能な開幕戦を昨年好調だったレッドブルのヴェッテルがPPを獲得しました。2・3番手にはフェラーリ勢、とりわけ怪我による数戦のブランクをもっていたマッサがフロントロー獲得となりました。

元々左回りのサーキットに強いマッサですが、決勝はチームメイトのアロンソとPPを獲得したヴェッテルの争い。スタートから第1コーナーに注目です。

フェラーリ・レッドブルら4強を除いて見たら、9番手にクビサ、10番手にスーティルと4強にくらいつく存在になりそうかもしれません。

日本勢では可夢偉が16番手。決勝の巻き返しに期待したいところです。

さて、優勝予想と行きましょう。

本命:ヴェッテル

対抗:マッサ

要注意:アロンソ、シューマッハ

今回から新しいルールとしてレース中の給油が禁止になります。予選とはまた違った重いクルマで争われるため、正直言ってどういったレース展開になるか…読めないとともに、楽しみという感じです。

F1 バーレーンGP フリー走行3回目結果

結果は以下の通り(F1通信より)。

※先ほど、GPUpdate.netで結果を記載したのですが、記載がおかしかったため訂正させていただきました。

Pos. ドライバー コンストラクターズ
01.アロンソ(フェラーリ)
02. ロズベルグ(メルセデスGP)
03. ウェバー(レッドブル)
04. シューマッハ(メルセデスGP)
05. ヴェッテル(レッドブル)
06. マッサ(フェラーリ)
07. バトン(マクラーレン)
08. クビサ(ルノー)
09. リウッツィ(フォース・インディア)
10. ヒュルケンベルグ(ウィリアムズ)
11. スーティル(フォース・インディア)
12. ハミルトン(マクラーレン)
13. デ・ラ・ロサ(ザウバー)
14. バリチェロ(ウィリアムズ)
15. ブエミ(トロ・ロッソ)
16. アルグエルスアリ(トロ・ロッソ)
17. 小林可夢偉(ザウバー)
18.  ペトロフ(ルノー)
19. グロック(ヴァージン)
20. コバライネン(ロータス)
21. トゥルーリ(ロータス)
22. セナ(HRT)
23. ディ・グラッシ(ヴァージン)
24. チャンドック(HRT)

アロンソがトップタイム、メルセデス、レッドブル勢も上位につけています。左回りサーキットに強いマッサも6番手と群雄割拠の様相を見せています。

さて、予選はどうなるでしょうか。

第2回新刊公開企画会議 (SK3) 感想

昨日は実業之日本社主催のイベント「新刊公開企画会議 (SK3)」に参加いたしました。

SK3は様々なイベントを主宰されている美崎栄一郎さんが 4冊目となる仕事術の本を公開で制作をするというものです。

今回は第2回ということで、本の中身の骨格を決める「構成」についてでした。

私も読書をするにあたり、表紙やタイトルについても見ますが、何といっても構成がどうなっているのかも飼うに当たっての判断基準となっています。書評をするにあたり、確証がどのような内容で、どのように感じたのかについてをイメージするためです。

今回は本日発売の「結果を出す人のための仕事の進め方」を題材に、美崎さんの考えと、構成の重要さを講演した後、今回出された構成案を参加者に公開し質問や意見を募りました。

詳しい内容についてはtwitter上で実況中継(ダダ漏れ)しておりますので、そちらをご覧ください。

http://twitter.com/#search?q=%23dadabon

今回この会を主催した実業之日本社の皆様、美崎栄一郎さん、そして今回名刺交換をしてくださった皆様、本当にありがとうございました。

2010年シーズン開幕!! F1バーレーンGP フリー走行1・2回目結果 そしてPP予想

2009年11月にシーズンが終わって…4か月、新しいシーズンをどれだけ待ち望んだことでしょうか。2010年F1シーズン開幕となりました!!

最初の舞台は砂漠の国バーレーン。毎年3戦目の舞台となっていましたが、今年は2006年以来4年ぶりに開幕戦の開催地となりました。

ミハエルの復帰、可夢偉の活躍、アロンソの跳ね馬デビューと、もう列挙するだけでもキリがないほどです。

開幕の余韻に浸りながらまずはフリー走行の結果をお伝えいたします(F1通信より)。

1回目

Pos. ドライバー コンストラクターズ
01. スーティル(フォース・インディア)
02. アロンソ(フェラーリ)
03. クビサ(ルノー)
04. マッサ(フェラーリ)
05. バトン(マクラーレン)
06. ハミルトン(マクラーレン)
07. リウッツィ(フォース・インディア)
08. ロズベルグ(メルセデスGP)
09. ウェバー(レッドブル)
10. シューマッハ(メルセデスGP)
11. アルグエルスアリ(トロ・ロッソ)
12. ヒュルケンベルグ(ウィリアムズ)
13. ヴェッテル(レッドブル)
14. ブエミ(トロ・ロッソ)
15. バリチェロ(ウィリアムズ)
16. ペトロフ(ルノー)
17. デ・ラ・ロサ(ザウバー)
18. 小林可夢偉(ザウバー)
19. グロック(ヴァージン)
20. コバライネン(ロータス)
21. トゥルーリ(ロータス)
22. ディ・グラッシ(ヴァージン)
23. セナ(HRT)
24. チャンドック(HRT)

2回目

Pos. ドライバー コンストラクターズ
01. ロズベルグ(メルセデスGP)
02. ハミルトン(マクラーレン)
03. シューマッハ(メルセデスGP)
04. バトン(マクラーレン)
05. ヴェッテル(レッドブル)
06. ヒュルケンベルグ(ウィリアムズ)
07. マッサ(フェラーリ)
08. ペトロフ(ルノー)
09. アロンソ(フェラーリ)
10. デ・ラ・ロサ(ザウバー)
11. 小林可夢偉(ザウバー)
12. スーティル(フォース・インディア)
13. バリチェロ(ウィリアムズ)
14. リウッツィ(フォース・インディア)
15. クビサ(ルノー)
16. アルグエルスアリ(トロ・ロッソ)
17. ウェバー(レッドブル)
18. コバライネン(ロータス)
19. トゥルーリ(ロータス)
20. グロック(ヴァージン)
21. ディ・グラッシ(ヴァージン)
22. セナ(HRT)
23. ブエミ(トロ・ロッソ)
24. チャンドック(HRT)

1回目は意外や意外、フォースインディアのスーティルがトップタイム、2回目は昨年のチャンピオンチームであるメルセデスのロズベルグがトップタイムでした。

フェラーリやマクラーレン、レッドブル、メルセデスが上位争いに絡んでいます。今回の台風の目といえるかもしれません。

可夢偉も1回目は18番手と振るわなかったものの、2回目は中段の11番手とあと少しで上位陣と絡めるところまで来ています。

4チームのほかにもクビサといったルノー勢やフォース・インディアも侮れない存在でしょう。

では恒例のPP予想といきます。

本命:ハミルトン

対抗:アロンソ

要注意:マッサ、シューマッハ

非常に難しいところですが、PPを多く取っているドライバーが今回取るのではないかという予想です。そう考えるとハミルトン、アロンソ、マッサが有力視といったところでしょう。ミハエルも4年ぶりの復帰とはいえ上位に食い込むこともあり得ます。

次はフリー走行3回目と予選、決勝と楽しみになってきました!

【ひみつの学校】「サラリーマン投資家×ベンチャー投資家」 感想

昨日は美崎栄一郎さん主催の「ひみつの学校」に参加いたしました。

今回のテーマは、投資。

「28歳貯金ゼロから考えるお金のこと」で有名な田口智隆さんと、大人気サラリーマン投資家のJACKさんとの夢の競演。

とりわけJACKさんはセミナーにもあまり顔を出さない(顔出し・実名出しNG)方なので今回の「ひみつの学校」は非常に貴重な講演でした。

Ⅰ.田口智隆

「28歳貯金ゼロから考えるお金のこと」で有名な田口さんが登壇されました。ちなみに田口さんは今月19日に新刊を上梓されます。

今回は田口さん自身が投資をしたきっかけ、投資を始めるまでどのような生活だったのかについて、そしてワンランク上の投資法に至るまで講演されました。

私も最近、証券口座を開設したばかりで、どのようなものを買えばいいのか分からなかった事を考えると、非常に貴重な講演でした。

Ⅱ.JACK

「サラリーマン投資家」としてブログ界で大人気と言われているJACKさん。ブログも拝見いたしましたが、どのような講演になるのか…私自身あまり考えられませんでした。

しかしJACKさんは魅せてくれました。講演開始のつかみでいきなり「ひみつ」の中の「ひみつ」と呼ぶべき内容を暴露しました!

「ひみつの学校」開校以来の大暴露に大爆笑の嵐…。

(さすがにブログ上でもtwitter上でも、公然の場でも言うことできません…)

一気に引き込まれました。そこから投資の話に始まり、時間設計、人生設計に至るまで、投資以外でも学びの多かった講演でした。

今回この会を主催した美崎さん、講師の田口さん、JACKさん、そして名刺交換をしてくださった皆様、本当にありがとうございました!!

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次回の「ひみつの学校」は3月16日(火)に開催されます。

mixiのアカウントお持ちの方はこちら(↓)。

http://mixi.jp/view_event.pl?id=50739385&comm_id=1724660

それ以外の方はコチラ(↓)。

http://kokucheese.com/event/index/1623/

タイトルは「起業会社って楽しい?それとも 倒産会社って楽しい?」です。

起業に関して、そして倒産処理に関してまさに「ひみつの学校」と思わせるような内容になると思います。

奮ってご参加ください!!

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さらにこの会の主催者である美崎栄一郎さんが今週土曜に、新刊を出版するそうです。

これまで行ってきたA書評の集大成となる一冊です。

泥棒と犬

泥棒と犬 泥棒と犬
ナギーブ マフフーズ Naguib Mahfouz

近代文藝社  2009-11
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文学作品のなかでも最高位の一つとして挙げられるところに「ノーベル文学賞」が挙げられる。日本人では川端康成と大江健三郎の2人が受賞している。他にも「候補者」のリストに挙げられた人物は三島由紀夫、井上靖、井伏鱒二、遠藤周作、村上春樹がいる。

本書の著者のナギーブ・マフフーズは1988年にノーベル文学賞を受賞した。アラブ人として初めての受賞である。しかしマフフーズの作品は「反イスラム」の位置付けとして挙げられており、発売禁止になることもしばしばあったが、ノーベル文学賞受賞した時以降はそれらの批判は受けないようになった。

本書はその作者が1961年に発表した作品である。主人公のザイードは革命指導者のひとりである。フィクション作品であるが、当時のエジプトではナセル政権の強権政治であり、不信と恐怖が入り混じっていた。外交に関してもスエズ運河の国有化をめぐり第二次中東戦争が勃発した。

富裕層を憎み、強権政治の世の中を変えたい一心で奔走したザイードであるが、ある日盗みを露見され逮捕される、「泥棒」というレッテルを張られたまま、満期出所した後も実らせようとした恋も雲散霧消に消えてしまい、救いの手にも背を向けてしまった。絶望の中でもひねくれたザイードが汚濁に満ちた町の中で何を思い、何を見つけたのかについて描かれている。

本書を読んだ直接の感想は宗教の概念にとらわれず、汚濁の中で「自分なり」に生き抜く姿を見たような気がした。汚濁の環境の中で身も心も荒みきったザイードが何を思ったのだろうかは難しい。しかし当時のエジプトを変えたいという思いが強く、かつ恋が実り家庭の持てる生活がしたかったのかもしれない。

グレート・スモーカー―歴史を変えた愛煙家たち

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祥伝社新書編集部

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最近「禁煙」の風潮が高まっている。とりわけ神奈川県では受動喫煙防止条例が4月に施行され、それに倣い飲食店では全面禁煙を打ち出す店舗も出てきている。タバコは医学的に有害であると実証されているのは周知の通りであるが、禁煙の風潮を見ると、禁煙というよりもむしろ「嫌煙」の傾向があるように思えてならない。
本書はある種で時代を逆行しているような一冊であるが、タバコの歴史とともに、歴史上の人物がどのようにしてタバコと関わっていったのかについても知ることができるのでタバコを吸えない私でも楽しむことができる。

第一章「紙巻たばこを愛した人々」
現在ある「紙巻タバコ」が挙げられており、その中でも「両切り」「フィルター付」といったものがある。誕生したのが1869年、日本では明治時代の始まりだった。その時の紙巻タバコは「口つけタバコ」というものだった。これは紙巻タバコの吸い口の部分に紙筒を包んだだけのものといわれている。
「紙巻タバコ」は現在において最も出回っているタバコとされており、銘柄もマルボーロ、ラッキーストライク、マイルドセブンなど数多い。
紙巻タバコを愛した人も数多くとりわけ文豪である夏目漱石や芥川龍之介、北原白秋をはじめ、明治・大正の両天皇、毛沢東らが挙げられている。

第二章「葉巻を愛した人々」
葉巻というとリッチのような印象をもってしまう。葉巻をくわえた人物を見た人はあまりいないのだが、マンガやドラマといったところで見るとなぜかそう思えてしまう。
邪見はここまでにしておいて、葉巻の歴史は紙巻タバコよりも長く、大航海時代にはすでに存在したと言われているほどである。日本人にはあまり馴染みのないタバコであるが、イギリスやスペインなど歴史と縁の深い欧州では割と多い。
歴史上の人物で代表されるのは、英国首相を務めたウィンストン・チャーチルやアメリカ大統領であったジョン・F・ケネディも愛用していた。日本の首相でも吉田茂もその一人として挙げられており、本書では取り上げられていないがプロレスラーのジャイアント馬場も愛用していた(ただし、馬場はある盟友のがん告白により葉巻を止めたという)。

第三章「煙管を愛した人々」
日本で最も歴史の長い煙草と言えば「煙管」といっても過言ではない。史実からしても鎖国を行う前、江戸初期の頃にスペインやポルトガルから伝来された。鎖国が成立してからも「煙管」の文化は浸透し、落語でも煙草を吸うしぐさとして「煙管」が良く使われる。その縁もあってか煙管を愛した人物として本章では筆頭として五代目古今亭志ん生と八代目桂文楽を挙げている。

第四章「パイプを愛した人々」
パイプの歴史は葉巻と近く、1500年代と言われている。しかし発祥の地は欧州とはいえどイギリスに当たる。パイプというとマンガ・アニメではポパイを思い浮かべることだろう。歴史上でマッカーサーやゴッホ、架空の人物でシャーロック・ホームズが有名である。パイプを使う日本人はあまり多くはないのだが、評論家の竹村健一が有名である(ブログにもパイプをくわえている写真がある)。

タバコは大航海時代から約500年以上にわたって歴史を紡ぎ、その中で様々な人物が愛してきた。科学的に人体に有害であると実証されているとはいえ嗜好品であることは間違いない。タバコを吸うことのできない私でも煙草を吸えるという羨望はあり、格好よく思える。禁煙、もとい嫌煙の風潮が高まる中で本書が出ていることにより、どのような流れに代わっていくのか、あるいかかわらないのか見てみたいところである。

ビジヴォ「話すためのボイストレーニング」 感想

一昨日はビジヴォ主催のボイストレーニング講座に参加しました。ビジヴォの代表の秋竹朋子さんとはセミナーやパーティーで御一緒させていただく機会が多く、今回はその秋竹さんの招待をいただいての参加でした。

秋竹さんと言えば、この本ですね。

声の悩み…というと、滑舌が悪いことですかね。

今回の講演では、

①腹式呼吸

②発声法

③共鳴

④滑舌

に分けてのレッスンでした。

本を読んでみて少しは実践した事はありますが、講師の前でのレッスンは、また違った勉強になります。

1時間30分のレッスンでしたが、いずれも明日から実践できるものばかりでした。

講師の秋竹さん、ありがとうございました!

ビジヴォでは無料レッスンも行っているそうなので興味のある方は是非ご参加ください!

「ディスカヴァー21 ディスカヴァー読者の集い」 感想 + 横田さんが情熱大陸に出演されました!

昨日(というよりもう一昨日)の三発目は「ディスカヴァー21」主催の「ディスカヴァー21 ディスカヴァー読者の集い」に参加いたしました。

二発目からの流れで向かう人が多かったので恵比寿からタクシーで九段下まで。

この講演の中身はtwitterのハッシュタグ「#0306d21」にて…。

ブロガーの勉子さん鹿田さんの読書や本の選び方について、読んだ後の行動のつ投げ方について両者の考えは勉強になりました。

後半はディスカヴァーファン代表としてmasaさんが登壇され、「私とディスカヴァーの本」という代が大ウケでした。

そして参加者同士がグループになり、「ミニ読書会」を行いました。

ちなみに私のグループではこのような本が紹介されました。

私はこの本を紹介しました。

ディスカヴァーさんと言えばビジネス書や古典の翻訳、名言集といったものが多いのですが、「蔵前トラックⅡ」で一番最初に取り上げた本を紹介しました。第一号がディスカヴァーさんと考えると、何かの縁があるのかもしれません。

最後は質疑応答+要望でしたが、電子出版のこと、出版業界のこと、タイムカプセルのこと(笑)について勉強になりました。ここでも干場社長大活躍でした。

今回この会を開催した(株)ディスカヴァー21の皆様、勉子さん、鹿田さん、masaさん、そして今回名刺交換をしてくださった皆様、本当にありがとうございました!!

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「ディスカヴァー21」のブッククラブが発足されました。

http://www.d21.co.jp/contents/bookclub

ディスカヴァーさん主催の「読書クラブ」といった位置かもしれません。読書の感想を共有していくことも然り、著者や翻訳者、編集者とディスカッションできるので勉強会にもなり、読書会にもなるような存在です、何よりも本にかかわった人とディスカッションができるというのが大きな点です。

当日に応募いたしました。

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「ディスカヴァー21」にちなんで、昨日の23時に放送された「情熱大陸」横田尚哉さんが登場されました。

「FA(ファンクショナル・アプローチ)」について様々なことを紹介されていましたが…、普段TVを観ない私が、この日は視聴+録画をいたしました。

本当に面白かったです。30分あっという間でした。

公共事業の「改善士」として日々奔走をするというもので、FAの真髄を見ることができました。

横田さんの私生活まで密着されており、かなり新鮮でした(奥様も見ることができましたし…)。

これから横田さんも、ディスカヴァーさんも、これから大きな存在になります。

横田さんの著書も、放送直後にamazonランキング総合1位獲得!

TVの力は凄まじいです…。

横田さん、ありがとうございます!

『会社って楽しい?』の出版記念講演 感想

セミナー2発目は美崎栄一郎さん主催の「会社って楽しい?」の出版記念講演に参加いたしました。

「会社って楽しい?」のネタばらしと本書にも登場(無断で?)した方とのトークセッションと内容盛りだくさんでした。

第Ⅰ部

まずは本書のネタばらしから。

この本では全員で8人のキャラクターと勉強会の中身をネタばらしするという内容でした。「各章にテーマ曲」があることには驚きました。

ちなみに今回は音声ファイル作成のため録音もされているのですが…手を上げる時には風船、そしてなぜかウェーブまで…。

音声ファイルだけでは愉しめない(?)ことまで、次の第Ⅱ部を含め盛りだくさんでした。

第Ⅱ部

第Ⅱ部では作品に「実名」で掲載されていた著者とのトークセッションでした。

1.坂田篤史

美崎さんと坂田さんが初めてお会いしたのは「出逢いの大学 特別講座Vol.1」

坂田さんが出演したストーリーは完全にフィクションだが、後に現実に起こったそうです。その内容については「会社って楽しい?」の第5章にて…。

2.平野敦士カール

プラットフォーム思考について、勉強会をやっていくうえで、そしてこれからの「プラットフォーム」についてのトークセッションでした。

4.キャラクターネタばらし

「会社って楽しい?」には全部で9人ものキャラクターが登場しました。あの人この人らがキャラクターのモデルになっていたのですね。

今回この会を主催したビジネス社の方々、美崎さん、坂田さん、カールさん、今回名刺交換をしてくださった皆様、本当にありがとうございました!!

実際に、聞くが価値 感想

本日はセミナー3連発でした。

1.「実際に、聞くが価値」

2.「『会社って楽しい?』の出版記念イベント」

3.「ディスカヴァー21 ディスカヴァー読者の集い」

当ブログでは3つともまとめて取り上げる・・・そんなみみっちいこと何か致しません。

一つ一つ取り上げていきます。

一発目は鹿田尚樹さん、及びさんどらさん共催「実際に、聞くが価値」に参加いたしました。「聞くが価値」は昨年9月に行われた第9回以来、半年ぶりの開催です。さらにさんどらさん主催の「実際に、やってみた」は1月に有名な「もしドラ」の作者である岩崎夏海さんの講演がありました。

今回は「33歳シリーズ」の小倉広さん、「そうか、君は課長になったのか」の佐々木常夫さんが講師でした。

Ⅰ.小倉広

「33歳から」シリーズ、さらにはリーダー本を上梓されている方です。小倉さんの話の中心は「リーダーシップ」と「フォロアーシップ」について。前者は多くの本が存在しますが、後者はほとんど言われていません。両輪でもって組織が成り立ち、活性化できることを見ると、「フォロアーシップ」の大切さについての本がこれからブレイクするかもしれません。

リーダー論についてもまさに目からウロコでした。

Ⅱ.佐々木常夫

「知る楽」でも放映されていましたが、「ワーク・ライフ・マネジメント」を提唱し、自らも実践を続けてきた方です。佐々木さんの人生は家族の事情から仕事・家庭の両方を両立させなければいけず、「時間管理」「効率化」といったことをする必要に迫られたことがきっかけだそうです。

佐々木さんの生い立ちとともに、佐々木さんの家庭の歴史そのものをさらけ出しての講演に、「仕事とは何か?」「家庭とは何か?」「組織とは何か?」について強く、深く考えさせられる講演でした。

今回この会を主催した鹿田さん、さんどらさん、講師の佐々木さん、小倉さん、今回名刺交換をしてくださった皆様、本当にありがとうございました!!

男はなぜ化粧をしたがるのか

男はなぜ化粧をしたがるのか (集英社新書 524B) 男はなぜ化粧をしたがるのか (集英社新書 524B)
前田 和男

集英社  2009-12-16
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一見すると奇妙なタイトルであるが、男性でも化粧をする機会は職業により存在する。今では歌舞伎にしても、俳優にしても化粧をする機会がある。そうでなくても男性を対象とした化粧品も販売されている。昔の公家といった階級でも白粉やお歯黒といったものをつけていたということを考えると、化粧は女性だけの文化でないことがわかる。
本書は男性における化粧の変遷と傾向について、化粧のみならず、顔や髪のスタイルも交えながら、考察を行っている。

第一章「男の美顔は「権力交代」の証言者」
男の「美顔」は昔、その権威の象徴としてあった。それの代表として「化粧」をすることにより、美顔を作り、その階級であることを実証づけた。先ほど書いた「白粉」「お歯黒」といったことを行っていたのは平安時代である。そのときよりも前に女性がそれらをやっていたことを考えると女性に追随して行っていたと考えられるという。文字の文化、つまり「かな」が使われたのは女性からだといわれており、男性も追随するようになったことと同じだと言える。

第二章「男のヒゲは時代のモードの象徴」
女性が男性の髭に対してどのように思うのかというアンケートがあるが(要引用)、「不潔」や「気持ち悪い」という印象が強いようである。しかし日本における「髭」の歴史を辿っていくと、神話の時代では「素戔男尊(スサノオノミコト)」を筆頭に長かれ短かれ髭を生やしていた。現在のように髭が忌避されたのは奈良・平安時代、江戸時代中・後期が代表されているように、女性の立場から嫌われている傾向が強い。しかし男性の視点からは「髭」は権威や強さ、貫禄の象徴と考えられている。これはイラクなどの国でもそういった考え方がある。

第三章「髪は男の命」
女性もヘアスタイルを変えたり、染めたりする事がある。これは女性も男性も同じことがいえるかもしれないが、ここでは男性の視点をピックアップしたものなのであえて男性視点だけで見ていこうと思う。髪を整えることの始まりとされているのは戦国時代につくられた「月代」がある。これは髷の形を良くするために、前頭から中央までの頭髪を剃るためのものであり、それまでは1本ずつ抜いていた。髷を結う機会がなくなれば、今度はザンギリ頭にシフトされ、「モボ(モダン・ボーイ)」が出た頃、及び戦後の高度経済成長期にはポマードが多く出回った。また、ポマードと同じく戦前にもリーゼントが流行していたリーゼントも流行した。

第四章「遠くて近きは男女の化粧距離」
化粧における男女の距離について本章の冒頭に表にして表している。髭をなくす傾向にするか、誇示する傾向にするかで距離が遠くなったり、近くなったりしていることが表の中で見えてくる。女性との距離は髭に影響しているのだろうか。

男性における化粧の歴史は私自身初めて見たという話ではない。初めて以上にここまで奥が深いのかと驚嘆するばかりである。それと同時に女性の化粧との距離を比較しているところを言うと、本書は私の知的好奇心がくすぐられる一冊であった。

ようやく 2010年シーズンのエントリーリスト発表 USF1離脱もステファンの参戦は認められず

当ブログの華の一つに挙げられるF1。ようやくシーズン開幕の息吹が聞こえ出してきました。そして今回、エントリーリストが発表されました。

2010年シーズンのエントリーリスト(GPUpdate.netより)

ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス
1 ジェンソン・バトン
2 ルイス・ハミルトン

メルセデスGPペトロナス・フォーミュラワンチーム
3 ミハエル・シューマッハ
4 ニコ・ロズベルグ

レッドブルレーシング
5 セバスチャン・ヴェッテル
6 マーク・ウェーバー

スクーデリア・フェラーリ・マルボロ
7 フェリペ・マッサ
8 フェルナンド・アロンソ

AT&Tウィリアムズ
9 ルーベンス・バリチェロ
10 ニコ・ヒュルケンベルグ

ルノーF1チーム
11 ロベルト・クビサ
12 ヴィタリー・ペトロフ

フォースインディアF1チーム
14 エイドリアン・スーティル
15 ヴィタントニオ・リウッツィ

スクーデリア・トロロッソ
16 セバスチャン・ブエミ
17 ハイメ・アルグエルスアリ

ロータスレーシング
18 ヤルノ・トゥルーリ
19 ヘイッキ・コヴァライネン

HRT F1チーム
20 TBA
21 ブルーノ・セナ

BMWザウバーF1チーム
22 ペドロ・デ・ラ・ロサ
23 小林可夢偉

ヴァージンレーシング
24 ティモ・グロック
25 ルーカス・ディ・グラッシ

見ててわかると思いますが、今年エントリー予定のはずだったUSF1が離脱となってしまいました。それを機にステファンGPというチームが参戦に向けて着々と準備を進めてきたわけですが、FIAは入れ替わりの参戦を認めない事を発表したため、来年以降に持ち越しとなってしまいました。

FIA USF1の離脱を発表、ステファンの参戦は認めず

ステファンGPは昨年ウィリアムズにいた中嶋の起用が最有力視されておりましたが、それ以前にチームが参戦できないという運びとなってしまいました。

日本人として喜べる話題というと…可夢偉だけとなってしまいました。

ただ、ミハエルの復帰など面白い話題は尽きません。いよいよ後2週間を切りました。楽しみになってきました!!

日本銀行は信用できるか

日本銀行は信用できるか (講談社現代新書) 日本銀行は信用できるか (講談社現代新書)
岩田 規久男

講談社  2009-08-19
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一昨年秋の「リーマン・ショック」以降、経済の成長の兆しは見えてこない。それ以前にも日銀の総裁人事で混迷を極め、イギリスの経済誌である「The Economist」では「ja'Pain'」と揶揄されたことは記憶に新しい。総裁が決まってもリーマン・ショック以降、策を打つことができていない。
しかし私たちは日銀の役割についてまだまだ不明なところが多い。そこで本書では日銀の現状、役割、予想、提言をまとめて一冊にしたものと言える。

第1章「どんな人が金融政策を決定しているのか」
金融政策の重要な決定機関を担っている日銀であるが、最終的な決定券があるのは日銀総裁である。本章では戦後の歴代総裁を比較しながらどのような人が総裁になったのかについて書かれている。
本書でも指摘されているが、2人(宇佐美洵、速水優)を除けば全員東大(旧:東京帝大)卒、その中でも法学部卒が多く見受けられる。しかし以外なのは元大蔵次官が少ないこと、日銀に就き、それが縁で総裁になったと見て取れる。

第2章「日銀の金融政策で大不況を脱出できるか」
著者は日銀のことを「最も消極的な中央銀行」と定義している。日銀はアメリカにおける「FRB」と同じ位置づけとしているが、そのトップ(FRBではベン・バーナンキ)が良くも悪くも決断を下せるかどうか、あるいは根幹を持った主張ができるかどうかにある。日本の白川総裁は、政策についてここに打ち出してはいるものの、大胆さ、さらには変な楽観が顕著に出ているとしか言いようがない。これでは日銀の信用度も上がるはずがない。

第3章「責任逃れに使われる「日銀流理論」」
高度経済成長期の日銀は貸し進みがあった。本来日銀の役割としては高度経済成長やバブル景気に公定歩合の引き上げにより金の流通を閉めあげて安定化させる。しかし高度経済成長にあった日本は貨幣の流通を止めるどころか増幅を許してしまった。これによりインフレが起きてしまったのは言うまでもない。しかしその責任を日銀に問えば、「日銀流理論」という詭弁、もしくは責任逃れが存在するという。簡単に言えば、日本銀行券(紙幣など)の流通は金融政策によって操作することができないのだという。

第4章「平成デフレ不況をもたらした金融政策」
90年代に入りバブルが崩壊し、「失われた10年(ないし15年)」の時代が長らく続いた。その中で拓銀破たんや山一証券の倒産、そして金融ビックバンといった金融業界の再編が相次いだ。長いデフレのなかで日銀はというと、策を講じなかったわけではなかった。不良債権の解消のために「ゼロ金利政策」や「量的緩和政策」を講じてきたが、付け焼刃にもならなかった。突破口が見えないまま世界中から批判を浴びた。
バブル崩壊、そして「失われた10年」の大きな原因を著者はバブルからの急激な金融引き締めと金融緩和の遅さを指摘した。金融引き締めから緩和にかけてわずか2年。引き締めをやり過ぎたことにより銀行の貸し渋りが相次ぎ、さらには企業倒産の続出による不良債権が浮き彫りとなったのかもしれないという。

第5章「日銀はなぜ利上げを急ぐのか」
日銀の政策金利は「失われた10年」の間はほとんどゼロと言ってもいい状況であった。この暗く長いトンネルを抜けたときに公定歩合(現在では「基準割引率および基準貸付利率」と呼ぶ)の引き上げを行ったが、リーマン・ショックとともに随時引き下げを行った。今はゼロ金利ではないものの、ほぼそれに近いものといっても過言ではない。
公定歩合いった政策金利が世界と見比べても低い日本は景気が回復するやいなや利上げに踏み切ろうとする。しかし著者はそれを良しとせず、むしろインフレをさせろという。その理由に関しては次章で取り上げられている。

第6章「日銀に「インフレ目標」の錨を」
インフレを推進すると入っても、急激なインフレやその場のどんぶり勘定といったインフレを言っているのではない。安定的なインフレを行うことにより雇用の改善をするために、目標を立て独立性を保ちながら金融政策を行っていった方が良いと主張する。

第7章「日銀改革の勧め」
日銀総裁の記者会見で感づく人はいるかもしれないが、「専門性」「総合判断」という単語が多いことである。私もTVニュースでも、新聞やインターネットのニュースでも日銀総裁の会見については目を通すが、本書を読むまで気づかなかった。その言葉自体も「逃げ」なり「ぼやかし」を行うことによって、何も立てない、立てられないような状況に陥る。相手との受け答えで「善拠する」を言うのと同じことである。数字や個々の金融政策を明示してやり遂げることこそ日銀の使命ではないだろうか。

インフレは必ずしも良いとは限らないが、日銀が暴れ馬とも呼ばれる金の流れをコントロールすることが大きな役割であるが、コントロールしにくいから出来ないというのは子供の言い訳に過ぎない。コントロールできなかったらどのような政策がまずかったか私たちに明示し、対策を立てることが役目であろう。

iPhoneとツイッターで会社は儲かる

iPhoneとツイッターで会社は儲かる (マイコミ新書) iPhoneとツイッターで会社は儲かる (マイコミ新書)
山本 敏行

毎日コミュニケーションズ  2010-02-23
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著者の山本様、及び株式会社ダーナ 山本様より献本御礼。
今となってはあたりまえの物となった「iPhone」と「twitter」。「twitter」でも「iPhone」でも仕事においてどのように役に立たせるかについての本は存在するが、本書のように全社導入して現場をがらりと変えたというのは初めて聞く。むしろそれらを会社単位で設けることのメリットがあるのか、どのように変わったのか、そして「iPhone」や「twitter」に限らず、注目されている「クラウド」を使うことの強さを著者の会社で行った実践をもとに説いた一冊である。

第1章「ツイッターを会社で導入する目的とは」
企業単位でtwitterのアカウントを取って商品や会社をPRする場として「twitter」は使われているが、著者の会社ではあくまで「コミュニケーションツール」として「twitter」を導入するという考えにある。最近ではコミュニケーションの向上が企業課題の一つとして挙げられており、上下関係の差が広ければ広いほど緊密に取れなくなってしまう。そこで分け隔てなく会話ができるのに「twitter」に白羽の矢が立ったのである。何でも書いてもよいのだが、唯一「機密情報を漏らさないこと」がルールとしているのみである。

第2章「ツイッターを全社導入して起きたこと」
コミュニケーションを図るといっても誰でもおしゃべりになれ、饒舌になれと言われても性格の問題もあり、難しい人もいる。しかし「twitter」ではそういったことを緩和することができる。140字の世界のなかで機密情報以外なら何でもつぶやけば良い。おとなしい社員が「twitter」の世界で心を開かせ、他の社員との距離を一気に縮めさせることも可能になる。そこからメールにし、そして口頭でのコミュニケーションにシフトをするというのも手段として成り立つ。

第3章「ツイッターのメリット・デメリット」
「twitter」の良いところばかり紹介してしまったが、ここではメリット・デメリットの両方を紹介している…とはいっても「メリット」・「デメリット」も紙一重であり、裏を返せば「メリット」にもなり「デメリット」にもなる。
邪推はここまでにしておいて、「twitter」のメリットと言えばコミュニケーションの向上、アウトプットの向上、140字の制限による要約力の向上、そしてインプット力と様々な力を得ることができる。反面、書いたらボタン一つで投稿ができることにより、うっかり機密情報を漏えいしてしまう危険性がある。さらに会社内の不満を漏らすこともできれば、twitterのやり過ぎによりメールや人とあっての会話がますますできなくなることもあるという。

第4章「アイフォーンとツイッターが会社にもたらすもの」
さて「twitter」をより使いこなせる、またスケジュール管理など様々なツールの利用のため、「iPhone」も導入した。タッチパネル式で入力ができ、持ち運びも簡単であるため、隙間時間でも入力が可能という利点をもっている。

第5章「グーグル・アップスとアイフォーン」
「iPhone」を導入したのはそれだけではない。Googleが企業向けに提供をするサービスに「グーグル・アップス」というのがある。Googleの持っているクラウドを利用してグーグルでメールやカレンダー、ドキュメントを管理することができる。会社で導入するとコストの観点からもサーバー導入がないことを加味しても安価で済む。しかしセキュリティの問題もあり積極的に進められていない現実もある。

第6章「コミュニケーションのクラウド化で会社は儲かる」
「twitter」、「iPhone」をはじめとした「クラウド」を利用する企業は増えている。それと同時に自ら「クラウド」をつくりだし、それを利用する企業もある。しかし積極的ではない。とりわけ第5章にも述べたがセキュリティがネックとなっている。最近では中国や韓国からの大規模なサイバーテロが相次いでおり、セキュリティの重要性や強化がますます叫ばれている。広がりつつあるとはいえ、セキュリティなど、リスクをどのように分散するか、最小化するかが大きな課題となっている。

「iPhone」にしても、「twitter」にしても紛れもなく、技術の進化も早く、それを利用することにより、ビジネスの速度もますます速まる。本書はそれを実行して示したと言える。

聖書に隠された成功法則

聖書に隠された成功法則 聖書に隠された成功法則
松島 修

サンマーク出版  2010-02-22
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株式会社オトバンク 上田様、及びAuthorConnect.jp代表 丸山様より献本御礼。
約数10億人が呼んでいるとされている聖書。聖書といっても、ユダヤ教・キリスト教の聖典である「旧約聖書」、「旧約聖書」とともにキリスト教の聖典である「新約聖書」がある(ただしユダヤ教徒に「聖典は旧約聖書でしょ」と言うと怒られる)。宗教書としての役割の強い「聖書」であるが、それについてビジネスでどのように役立たせるのかという本も出ている。ただしそれらの本はあくまで「宗教書」と考えながらも紐解いていく形である。しかし本書は「聖書」は「宗教書」ではないと喝破している。

第一章「あなたの道を開く鍵は聖書にあった」
仏教の御経、釈迦の教え、さらにはイスラム教の聖典であるコーランも同じくビジネスや人間の生きる上で大事なことがちりばめられている。本書で紹介されている「聖書」も例外ではない。
人生における道を開くための「聖書」。その中にはポジティブシンキングや高慢にならない心、面白いのが騙しのテクニックについても学ぶことができるという。「読み方一つでこうも変わるのか」と驚嘆する所である。
成功者はどうあるべきかについても「精神」の観点から定義しているのが本章である。

第二章「才能が見つかる4つのタイプ別攻略法」
ここでは性格診断の結果をもとにタイプ別にどのような性格なのか、「マタイ」「マルコ」「ルカ」「ヨハネ」の福音書をもとに攻略法について紹介されている。本書のイントロダクションで診断できるようになっているが、オンライン上でも「新刊JP」のサイトでも診断できる。こちらの方がより明瞭に診断できるのでお勧めする。ちなみに私が診断したらこのような結果になった。

「鷲タイプ」 → 3ポイント
「雄牛タイプ」 → 2ポイント
「獅子タイプ」 → 3ポイント
「人タイプ」 → 5ポイント

一目瞭然「人タイプ」だった。「人タイプ」はどちらかというと内向的だという。自分を深く見つめ、神経を使いながら周囲との調和を図っていくという。

第三章「人生に豊かさをもたらすための実践法則」
人生をより豊かにさせるといっても別にむずかしいことが書かれているわけではない。「喜び」「祈り」「感謝」をすることこそ豊かにするのだという。喜びにも、祈りにも、感謝にも自分のみならず、相手にとっても良い影響を与えるという。
そしてもう一つは「愛」を与えることであるという。ちなみにキリスト教は元々「愛」を強調している。「隣人愛」「愛(アガペー)」を基軸にしている。

第四章「自分の才能を高める実践法則」
ここでは主に創造力、言葉、行動、時間、知恵について書かれている。心的なことばかりではなく、行動や実行の在り方についても暗でありながらちりばめられているのも聖書から成功法則やビジネスにおいて大切なことを学ぶうえでの魅力の一つと言える。
最初にも行ったのだが、聖書に限らず仏教典やコーランといったものからでもビジネスや

成功において学べることはたくさんある。本書はビジネスにおける聖書の読み方、そして聖書から学べることを余すところなく紹介することによって聖書がビジネスにおいて役に立てるのかの有用性を説いた一冊と言える。

いちばん好きなパスタメニューは何?


ブログネタ: いちばん好きなパスタメニューは何?参加数拍手

私は休日のどちらかの日は、必ずパスタを食べます。その理由は…と聞かれると、パスタが好きだからとしか言いようがありません。というよりもパスタをつくることも食べることも好きといった方がいいかもしれませんね。

パスタと一括りで言っても「スパゲッティ」・「ペンネ」・「ラザニア」とありますが、私は専らスパゲッティ(むしろこれしかつくれない…)。しかもスパゲッティといっても、

・ナポリタン(イタリアン)
・ミートソース(ボロネーゼ)
・トマトソース
・カルボナーラ
・ヴォンゴレ
・ペスカトーレ
・ペペロンチーノ
・ジェノヴェーゼ
・プッタネスカ
・アラビアータ
・イタリアンスパゲッティ
・イカスミスパゲッティ(ネーロ)

と色々な種類があります。もちろん「和風パスタ」といった日本独特のスパゲッティもあるわけです。

ちなみに私が一番好きなパスタメニューはというと「カルボナーラ」ですね。

クリーミーな味わいと胡椒とで味わえるのが魅力的です。次は「ペペロンチーノ」といったところです。

パスタの話になってくると「休日」が待ち遠しくなって仕方がありません(まだ火曜日ですが…)。

「日本のこころ」の底ぢから

「日本のこころ」の底ぢから 「日本のこころ」の底ぢから
上寺 久雄

毎日ワンズ  2009-09
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日本人としての心というと皆さんは何を思い浮かべるだろうか。
「礼儀正しさ」「武士道」「大和魂」、女性であれば「大和撫子」を連想するだろう。
かつては礼儀作法や日本人としての在り方を学ぶ「修身」という授業があり国語や数学と同じように必須科目であり、重要科目であった。しかし、それが軍国教育の一環とGHQに見なされ、終戦と同時に廃止となってしまった。今では「道徳」がそれに代わるものとなっているが、もはや形式でしかなく、日本人とは何かを学べる機会が無くなってしまったという他ない。
本書はそのような教育の現状を嘆き、真の日本人教育とは何かについて熱く書かれた一冊と言える。

第一章「日本しか見なかった教育の終焉」
教育の終焉が見られたのは日本だけだという。それもそのはずである。明治時代から必須科目として成り立っていた「修身」の授業、そして軍部主導の政治が「皇国教育」をつくってしまった。とりわけ前者が戦後GHQにより廃止されたというのは日本人としての「こころ」を失ってしまったという考えもある。

第二章「戦後教育の悲哀」
戦後GHQにより「3R、5D、3S」の政策が立てられた(pp.26-27より)。
「3R」・・・復讐、仕組み直し、アメリカの都合があうように復活させる
「5D」・・・武装解除、軍国主義の排除、工業力の除去、財閥解体、アメリカ流の自由主義へ転換
「3S」・・・セックスの解放、スクリーン、スポーツ
それを形成させた根幹に日本国憲法というのがある。

第三章「ゆとり教育の行方」
90年代から文部省(現:文科省)主導による「ゆとり教育」が進められた。本来の「ゆとり教育」は幅広い思考力を身に付かせる(たとえば討論を行うなどをし、深くとらえる力を身につけさせるのもある)、地域とのコミュニケーションとの向上をするという目的があった。
しかしメディアを中心に「授業時間削減」といったものがピックアップされていたが、それが学力低下の要因になったという論者も多い。実際に学力が低下した要因はいくつかあるのだが、「ゆとり教育」が「ゆるみ」となり「ゆがみ」となったと著者は主張している。

第四章「「日本のこころ」の意義と象徴」
「日本のこころ」とはいったい何なのか、どういった意味があるのかについて書かれている。
日本のこころとして特徴的なのが「和魂」である。「大和魂」も「和魂洋才」にしても「和」の「魂」が込められている。

第五章「日本の歴史にみる「日本のこころ」」
日本の歴史の中にもそういった「和」や「魂」という言葉がでており、その中で「武士道」や「大和魂」といわれることがある。「武士道」について名文かしたものでは国際連盟の副議長にまでなった新戸辺稲造が挙げられ、「大和魂」では安政の大獄により処刑された吉田松陰の辞世の句が始まりである。

第六章「「日本のこころ」と自然・文化・伝統」
元々日本人は仏教の思想も根付いてか牛や豚などの肉を食べることを禁じていた(「殺生」により禁じられていたが、鳥や兎は食べられていた)。
日本人は自然と宗教を合理的に結びつかせながら、共存をはかり、それが長きにわたって続いた歴史がある。

第七章「「日本のこころ」と教育」
日本の教育低下とともに「教育再生」を唱えた政権があった。そう、安倍政権である。安倍政権下では約50年ぶりに教育基本法が改正され、日本人としての教育の復活が予感させられたが病に倒れたことにより辞任せざるを得なくなった。それからというものの教育の改革への時間が止まっているように思えてならない。

第八章「生きる力の発揚」
著者が主張するに昨今は「間」抜け時代といわれている。「間」といっても様々なものがあり、「世間」「人間」「時間」などが列挙できる。そのなかで日本人としてどのように生きるべきかについて書かれている。

第九章「「日本のこころ」で生き抜こう」
本章ではそれほど難しいことが書かれていない。あせらず、あわてず、嗜みを持つ。そして「和のこころ」をつけること。それが日本教育として本当の要素ではないだろうかと語っている。

「日本人は日本を知らない」

一昔前に某CMで言われた言葉であるが、日本人の教育事情、さらには現在ある日本人のアイデンティティを見るとその言葉が鋭く突き刺さる。今では「道徳」が日本人としての心の教育としての役割を担っているが、必須科目ではなく、所によれば軽視されている。技術や能力としてはレベルは確実に上がってきている。後は「心」を鍛える教育がこれからの課題といえる。

性とスーツ―現代衣服が形づくられるまで

性とスーツ―現代衣服が形づくられるまで 性とスーツ―現代衣服が形づくられるまで
アン ホランダー Anne Hollander

白水社  1997-10
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もうすでに社会人にとって「あたりまえ」となっているスーツであるが、私自身スーツを着ることに関していくつか疑問がある。

・スーツはいつ頃に生まれたのか。
・スーツが仕事着として浸透したのはどのような経緯があったのか。
・本来スーツは何のためにあるのだろうか。

それらを解決するためにまず手をつけたのは本書である。本書はスーツが今の形になった経緯と考察を行っている。男性・女性ともに「スーツ」をまとうようになったのだが、それをファッションの観点からみている。

第一章「はじめに」
最初にも書いたように本書はファッションの観点から考察をしたものである。スーツの歴史については別の本で紹介されると思うが簡単にはイギリスで19世紀に軍服のラフに着こなしたことから始まっている。日本に伝播されたのはそれから間もない時、幕末だったころを考えると、歴史はそれほど長くない。

第二章「ファッションの作用」
元々「ファッション」とは何の意味があるのだろうか。自分の身なりを良くするためというものもあるが、元々は「自己表現」をするというところからでてきているかもしれない。それが主張だとしたら社会体制への批判、もしくは抵抗というのも一種のものであり、本章にも書かれていたジャンヌ・ダルクの話についても合致する。
ではスーツは「ファッション」なのかという考えに入る。それが誕生した19世紀頃では確実に「異端」と見られていたから「ファッション」としても成り立つだろう。しかし社会人のほとんどが着るようになった今では「ファッション」のにべにもならない、いわゆる社会人の「普段着」に成り下がっている。「きちんとした普段着」というのかもしれないが、それだったらふつうの私服を良くすればいいだけで、「スーツ」は相手に対してという意味合いでしかない。相手の空気を呼んで自分もそれを着るというあたかも中国の人民服や軍服にも似ているような気がする。

第三章「スーツの誕生」
何度か言ったがスーツが誕生したのは19世紀に、軍服から変化をしてできたと言われている。「スーツ」が「戦闘着」と考えている人であればそれがルーツになっているのかもしれない。19世紀に誕生したと言われているが、スーツができるようになりだしたのは17世紀、様々な服が「モダン化先行した。」に伴い変化をしたことからである。「モダン」については次章にて詳しく説明されている。

第四章「モダニティ」
「モダン(modern)」を日本語に直訳すると「近代的」や「現代的」と表わす。
19世紀におけるスーツの誕生から20世紀初頭にかけては「モダン」というのが先行した時期である。
今でも同じであるが、流行に乗ろうとする考えは今も昔も変わらない。

第五章「現代」
現在における「流行」に乗るパターンは目まぐるしく変わっていくわけであるが、それ以上にスーツのファッションが衰え始め、代わりにジーパンとTシャツなどカジュアルというよりも「ラフ」なスタイルが「ファッション」としてピックアップされている。

ファッションの変遷としての「スーツ」を見ることができたが、本書の著者は美術史学者である事を考えると、美術的な観点からスーツの歴史を見ることができる意味では斬新さがある。

あなたの好きなゲームソフトNo.1は何?


ブログネタ: あなたの好きなゲームソフトNo.1は何?参加数拍手

今ではあまりやらなくなってしまったTVゲームですが、昔は「中毒」と言っても過言ではないほどやっていました。

どちらかと言うとロールプレイングが好きなのでひどい時には5時間なり6時間なりやっていました。

色々とやってきたわけですが、私のなかでNo.1は…、

「ドラゴンクエストⅢ」

です。

私はファミコンとスーファミ版までしかやりませんでしたが、ゲームの難易度といい、仲間を変えることができるといい、非常に面白かったです。

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