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新個人主義のすすめ

新個人主義のすすめ (集英社新書 (0427)) 新個人主義のすすめ (集英社新書 (0427))
林 望

集英社  2008-01-17
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「個人主義」というと自分一人で行動をする、考えるポリシーのことを言っているのだが、それが「他人のため」か「自分のため」か一つだけで違ってくる。本来イギリスにある「個人主義」は前者の「利他主義」であり、アメリカや現在蔓延っている「個人主義」は後者の「利己主義」である。本書は新たな形の「個人主義」、本来あるイギリスの「個人主義」とは何か、それはいったいどのようにして形成していけばよいのかについてアドバイスをする一冊である。
著者の林望氏は最近「日本語」や「教養」における本が見受けられるが、今回は「主義」にまつわる話であるので新鮮味が多く、私も楽しみながら読むことができた。今回は全部挙げることができないので、気になった箇所を紹介する。

一、「個人主義と利己主義とはどうちがうのですか」
本書の中でもっとも共感したところである。それはビュッフェ形式のパーティーを例に挙げているところにある。私は一昨年から様々な場でセミナーやパーティーに参加している。ビュッフェの食事を食べながらも様々な人との出会いを楽しむことができる。英国では列を作って好きなモノを食べるというのが習慣付いていると言うが、日本では、とってきてもらうことが多い。もしくは「食べない」・「食べるな」と釘を差す人もいる。日本人ならではの「気遣い」の用に思えるが、人によれば「お節介」や「失礼」にあたることがある。特に後者は宗教上食べるのを禁じられている物がある(大概「肉」だが)。パーティーの場では用心しなければならないところでもあり、もし自分がそういうような行為をしたら反省しなければならない。

二、「まず、どんなことから始めたらいいでしょうか」
「個人主義」であるので自分にフォーカスした考え方であるが、他人に対して慮ることが重要とされている。他人を思いやりながら、だからといってお節介になることなく、自分自身はどうあるべきかを問い続ける。そのことにより「自分」という人格を埋没させずに、他人に出し抜くことのない形になれる。
ここでもっとも共鳴したのが著者自身は「表現者・創作者」でありたいと考えている。これは私が書評しているときもずっと考えていることであり、「わかりやすい」ものよりずっと大事だと考えているからである。

七、「学校は団体の世界なので、個人主義は……」
このごろ学校では「個性を伸ばす」というスタンス、というより謳い文句にしている。しかし学校は少人数であれ、多人数であれ「集団」で学び、遊び、育む場である。さらには昨今の公立学校を中心に「忙しい」を連発する教師もいることを考えると、「ほんとうに個性を伸ばすことができるの?」「誇大広告じゃないか?」と疑いさえする。
そんな学校の中で「個人主義」を伸ばせられるのかというとあるのだという。簡単で「依存しない」ことにある。学校を一つのツールと割り切り、その中で自分を磨くことに没頭したらいいのだという。

九、「終身雇用と個人主義は矛盾しませんか」
十五、「管理職としてどんなことを心得たらいいですか」
そう思っていると「会社」はもっと「個性」や「個人主義」を抹殺するのではと思ってしまう。会社は「協調」や「同調」しながら成長するような場所ともいえるのだから。しかしこの「協調」という言葉と「同調」という言葉、似ているようで結構違う。
「協調」は他人と意見は違えど、他人のために自分なりの方法で進めること。
「同調」は他人の意見に合わせて、進んでいくこと(自分の意見は持たないか、言わない)。
同調には「個人」というものがないことがわかる。「和して同せず」という論語の言葉もあるとおり、「協調」する「和」は良いが、「同調」する「同」はいけない。

十、「日本人にも個人主義の先達はいるでしょうか」
先述までの「個人主義」は先人に体言をしている人がいる。その中で代表的な人物として本書では福沢諭吉と夏目漱石を挙げている。

本書は「新」と銘打っているのだが、本来の「個人主義」は「利己」ではなく「利他」であるのだという。他人のために自分で考え、創り、表現をしていく。けっして「埋没」する事のない。本書は昨今の日本の現状とともに「個人主義」をまさに「痛快!」に斬っている、読んでいて非常に気持ちの良い一冊である。

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