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私たちはメディアとどう向き合ってきたか 情報歴史学の新たなこころみ

私たちはメディアとどう向き合ってきたか 情報歴史学の新たなこころみ(放送大学叢書 7) 私たちはメディアとどう向き合ってきたか 情報歴史学の新たなこころみ(放送大学叢書 7)
柏倉康夫

左右社  2009-11-25
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「メディア」と一言でいっても、今となっては様々な物がある。かつては新聞・雑誌・TVなど挙げられるが、インターネットの台頭により、れっきとしたメディアの一つとして挙げられるようになった。しかし他のメディアと違い、個人で気軽に発信できること、また情報規制が既存ほど強くなくなったことから、メディアの仕組みそのものを大きく変える要素をはらんでいると言えるようになった。
本書はそのようなメディアとどう付き合ったらよいのか、そしてメディアがどのように変わっていくのかを考察しながら、これから私たちはどう接していけばいいのかを教えている。

第一章「新聞はこうして誕生した」
元々新聞は江戸時代に「瓦版」があった。庶民たちは「瓦版」のことを「読売」と呼んでいた。その由来からか今となっては「読売新聞」という巨大新聞が誕生したという。
そして明治になってからは現在とても大人気である「記者クラブ」が誕生した。
さらに今となっては自然であった「外国人タレント(外タレ)」の第一号が誕生したのも明治時代である。その名は初代快楽亭ブラック(本名:ヘンリー・ジェイムズ・ブラック)がいる。もちろん日本人以外の人物で初の落語家となった男であるが、「青い瞳をしてべらんめぇ口調でしゃべる男」として大ブームとなった。それとともに、奇術や催眠術といったものを初めて伝えるなど、多彩な芸をもった人物でもある。もっと言うと彼の友人である録音技師を来日させ、初めて落語が録音されることとなった。当時の名人とも言われた四代目橘家圓喬や夏目漱石も絶賛した落語家、三代目柳家小さんの噺も録音された(現在でも入手困難であるが聞ける)。晩年は不遇であったのだが、落語などの芸を広げさせ、そして後世に伝える技術をもちこませるなど多くの貢献を果たしたのは言うまでもない。

第二章「通信技術が変えた時間意識」
「通信」というと今ではかなり広い意味合いとして使われる。「電話」や「インターネット」「郵便」などの「インフラ」もあれば、人間が放つ言葉(伝言)も通信として挙げられる。
ここでは「電話」などの「インフラ」における通信についての歴史について見て行こう。日本における通信の構築が始まったのは明治の初め、海底ケーブルの構築をし、電報のサービスが開始された時である。それが進化を遂げ、日露戦争となり、最も有名である日本海海戦で「無線通信」が初めて使われ、これが戦局を変えた大きな要因の一つとして挙げられている。

第三章「写真術をめぐる苦闘」
日本で写真技術が初めて使われたのは幕末。ちょうどペリーが浦賀沖に来航をした時のことである。幕末の志士たち、例えば坂本龍馬や高杉晋作といった人物が写真だったということを考えれば容易に想像がつくだろう。本章の内容とともに歴史を調べていくと明治天皇も写真や肖像画が非常に有名であるが、明治天皇自身は写真嫌いであったと言われている。

第四章「政治に翻弄された映画」
映画は写真技術から進化した形と言われており、写真を連続した形からできている。現在アニメの多くも絵の連続した形から作られているのと近い(最近ではCGもあり若干減少しているが)。
映画が誕生したのはトーマス・エジソンが「映写機」を発明したことによる。日本でも1899年に実写を初めて公開した。そう考えると昨年は日本で映画が誕生してから110年の節目を迎えたというわけか。映画は様々な愛憎劇やアクションといったものの臨場感を愉しめるものであるが、その一方で政治利用されることも少なくない。映画で描写される独特のストーリーに観衆が共感をし、感情が傾いてしまう。それを戦前はナチスでは利用していた。現在では中国で使われることがある。

第五章「書物から電子テクストへ」
おそらく本書のなかで最もホットな章と言える。最近ではamazonの「kindle」が出てきて、今年の頭にはappleが「iPad」を発表した。これから電子本化が加速することだろう。ちょっと前ではgoogle が書籍検索サービスにまつわる訴訟を受けたことも記憶に新しい。
本の歴史は非常に長く、紀元前2500年まで遡る。その時は粘土でつくられたり、石で作られたりしていたが、やがて気になり、紙になったのが紀元前2世紀のころエジプトでつくられたものがある。それから約2200年という時を経て電子書籍が生まれようとすると考えると、本の歴史はわずか50年にも満たないインターネットやコンピューターが革命を起こしたと言っても過言ではない。

第六章「新たなメディア論のこころみ」
インターネットの台頭は進化を何倍も、何十倍も早めたと言ってもよい。その中で新たなメディア論と言うことで本章では「メディオロジー」という言葉を使い論じている。「メディオロジー」とは「文化的伝達の秘密とパラドックス・逆説を明らかにする(p.171より)」ことであり、すなわち昨今の文化の発達をもとにどのような変化が起こるのだろうかと言うのを考察するものである。

メディアの進化は止まらない。最近ではインターネットによる書き込みが誕生し、ブログも生まれ、昨年からは140字でリアルに書き込めるtwitterも誕生した。さらには動画をリアルタイムで流す「Ustream」も誕生している。メディアの進化が止まらない中、TVや新聞、雑誌といた既存メディアは黙ってはいないだろう。その中でどのような価値を見出して行くのかというのを見つける局面に入ってきた、と言うべきかもしれない。

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