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2010年2月

「葬儀」という仕事

「葬儀」という仕事 (平凡社新書) 「葬儀」という仕事 (平凡社新書)
小林 和登

平凡社  2009-07
売り上げランキング : 50997

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一昨年に映画「おくりびと」という映画が大ヒットした。「おくりびと」は納棺師のことについてつくられた映画であるが、そのことによって「葬儀」にまつわる関心が増えていったのも事実である。詳しくは第三章にて述べることとする。
葬儀業界には「どんぶり勘定」とも言えるとも言われかねないほど料金体系が統一されていなかった。しかし昨月の産経新聞でイオンが葬儀業界に進出したニュースがあり、葬儀における料金体系の透明化にも拍車がかかる。
本書は実際に葬儀業界にいる人が、業界事情や会社の内部にまで迫った一冊である。

第一章「職業としての葬儀」
著者は高校卒業後、夏はサーフィン、冬はスノーボードに明け暮れる日々が続き、いわゆる「ニート」と呼ばれる存在であった。しかし親に就職するように言われ新聞の折り込み広告から葬儀業界に飛び込んだ。
葬儀業界は高給取りであることでも有名であるが、死体を扱うということ、それぞれの事情(家族や関係者との)をかいま見ることを考えると相応の対価であると考える(しかしこれから効率化とか生産性とやらで切り詰められるかもしれないが)。死体を扱うにもスーツでなくてはならず、なんといっても「死臭」に耐えなくてはやっていけない。私でも想像できないほど壮絶な業界である。

第二章「やっぱり葬儀社はやめられない」
葬儀業界でも様々な人間模様があるが、なんといっても死体から、どのような事情で死んだのか、人間の悲惨さというのを読みとることができる。人の死をみた遺族の苦悩、悲しみというのを肌で感じることができるとなると、そこから学びにもなるが、感情的な人であれば辞めたくなってしまう。

第三章「葬儀をめぐる「ひと・もの・かね」」
葬儀専門の業者ができたのは江戸時代の中期と言われている。それまではというと遺体を放置するか土葬でもって供養をしたと推測できる。周りの人々が穴を掘り、供養をすることで葬儀としていた(村八分も例外として扱われていた)。葬儀業者ができたときには「地域密着」というのが主であったが、今でも「病院」や「警察」に指定された業者でなければやっていけないと言う。
さて映画「おくりびと」が大ヒットしたと言うがそれによりどのような影響が起きたかというと、「納棺師」の志望者が急増したという。ちなみに本章にも書かれているが「納棺師」は特定の地域でしか成り立っておらず、しかもできたのが約10年前と比較的新しい。

第四章「まっとうな葬儀をやりたい」
葬儀を行うにしても満足のいく値段と形式、内容などがあるが、事故死や自殺など予期せぬ死の時には準備もままならず、満足のいく葬儀はなかなかできない。むしろ天寿を全うするときには自分や家族がよく相談をする時間もあるため、満足のいく葬儀ができるという。
これは遺言などの相続争いについても似ており、あらかじめ公証人の下で遺言状を作成していた場合、相続の訴訟にならずにすむが、それがままならなかった場合は相続にまつわる法律に頼らなければならないため弁護士との相談、ひどいときには訴訟にまでなりかねない。
立場は違えど、部分的には似ているような気がする。

第五章「葬儀で損をしないために」
葬儀は今や「透明化」に向けて歩きだしたといっても良い。その中で私たちにあった葬儀体型を見極め、納得のいくまで詳細の見積もりを出し、双方ともに満足のいくモノにすることが大切である。

日本は高齢化社会であり、これから葬儀業界は改革される中、最も重要な業界の一つとしてあげられることになる。葬儀業界がいかに変わっていくのか、イオンの開けた風穴がどこまで広がるのか楽しみである。

しんどい階段の上り下り。何階までなら階段で行く?


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階段の上り下りをする機会といってもエレベーターやエスカレーターがあるとついついラクしがちになります。

ただ階段の上り下りは体調や気分によりますが大体1階から3階まで上がる時までは階段を使いますね。

ただ考え事をしていたりしている時は1階から8階まで階段を使ったことはあります(実話。但し今私が働いている所ではありません)。

階段の上り下りは健康にいいと言われていますが、それ以上に考える時、気分転換をしたい時には階段の上り下りは欠かせませんね。

ちなみにダイエット目的ではありません(そもそもダイエットをする気は全くと良いほど無いですし)。気分転換、考え事のために階段を使うんですよ。

頭がよくなる思考法 天才の「考え方」をワザ化する

頭がよくなる思考法 天才の「考え方」をワザ化する (ソフトバンク新書) 頭がよくなる思考法 天才の「考え方」をワザ化する (ソフトバンク新書)
齋藤 孝

ソフトバンククリエイティブ  2009-09-17
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考え方と一括りにしても、方法はいろいろとある。また人それぞれ違うと見ると、おおよそ60億通りと言っても過言ではない。しかし、同じ考え方にとらわれてしまい、他人の考え方を否定し、力ずくで押し通すような人もいる。同じような考え方になるのには環境や人的な要因もあるわけだがどっちにしても「思考停止」に陥ってしまう状況であるに変わりはない。
本書はそういった「思考停止」からの脱却と考える力を変える、増幅させるにはどうしたらよいのかについて提唱している。

第1章「無意識の思考を全部「意識的」に切り替える」
みなさんはどのようにして「考える」のだろうか。一度様々なアイデアや解決策をどのようにして生み出していったか棚卸しをした方がよい。私の場合はノートに考えていることのアウトプットを行い、思考を「見える化」させる。そのことによって足りないもの、新しく出てくるものが見つかるということを行ってきた。
本章における「考え方」、もとい斎藤氏の考え方はゲーテやニーチェを読むときはその人になるように「入り込み」ながら考えるという。これは落語や歌舞伎などの「芸」によく似ている。先輩や師匠から技のみならず息づかいなどを「盗み」、それを真似することによって自分のものとする。考え方の技術を増やす、視点・支点を増やすのもそういったことの積み重ねによるものかもしれない。

第2章「発想のうまい人は「まてよ?」が必ずうまい」
発想がワンパターンであったり、平凡といわれると人格否定に通ずるものがあるのだろう。「アイデア」を出すのにはどうしたらよいのか、まず特定の「モノ」をそのものとみないこと。これは先入観から脱却をしていくことである。そこからそのものは代用できるのか、応用できるのか、枠にとらわれないで見てみることにより、思わぬ発想を生むことができる。

第3章「相手の立場に立てば「自分」が見えてくる」
自分を見つめ直すために「禅問答」であるが、それをやることによって自分を細部まで見つめ直すことができる。自分のやりたいことや、人間における「自分」を観る(「見る」ではない。広く観るという考えである)
また本章では「驚く」ことの効用や無知、俗流若者論の批判などについて書かれている。

第4章「「バルコニーに上がる」だけで知性は変わるのだ」
メジャーリーグで9年連続の200本安打を放ったイチローや日本球界で3度の打撃三冠王に輝いた中日監督の落合博満が、ボールを打てる秘訣、そしてヒットをする秘訣について「ボールをよく見る」や「ヒットを量産すること」といった単純なことしか言わない。「当たり前のこと」と思いがちであるが、彼らの言葉には当たり前な言葉の裏にある「重み」「実行力」といったものがある。
「考え方」にしても同じかもしれない。身の回りのことをメモをしながら「なぜ?」「どうして?」を考え続けることこそ考える力を増幅させる要素にもなる。
「当たり前」のことを「続ける」ことによって小さな塵が山となり、大きな力となっていくのである。

第5章「ノーをプラスに変える「生産的な対立法」」
「否定」という言葉はネガティブな要素が含まれており、頭ごなしに「否定」されてしまっては何者にもならない。しかし、「否定」をする事自体は決して悪いことではなく、新しい考え方に結びつくことができる。本章ではイチローがオールスターでのエピソードについて書かれている。超一流の選手が「私を否定して、思うところを言ってください」と言ってきたのである。今の日本では考えられないことかもしれないが、よけいなプライドを捨てて、謙虚に成長しようとする姿勢や考え方があるのではと感じた。「否定」されることによって新しく学べる要素があるのかもしれないという考えからきているのだろう。「否定」は必ずしもネガティブに扱われるものではない。

第6章「感情を「隔離」しながら正解を組み立てる」
弁証法についてである。よく討論番組では感情的に賛成や反対といったモノを観たりすると思うが、それでは単なる発言でしかなく、生産的なモノは生まれない(そもそも討論番組自体、一種の茶番のように思えてならないが)。
本章では弁証法を否定しながらも、こう言った方法があるというように抜け口をつくる方法で議論をする。それにより相手も否定せずにどのような方法がある、利点や欠点を知ることによって新たにつくるか改良を加えることを繰り返す。一人でもできるので実践する価値がある。

第7章「他人の頭を使って「自分の限界」を突破せよ」
自分自身の持っている考え方に限界がくるときがある。そのときには他人に教えを請うことや、見てみることを心がけると良い。

否定したり、考えたりするにも「継続」は大切である。思考にしても「水」の様なものであり、ワンパターンでしかなくなってしまうとそれが澱んでしまう。方法を変えることによって、考えは新しくなり、視点もどんどん増えていき、面白くなっていく。

【ひみつの学校】「2.26 あなたの周りで災害が起こったら・・・」 感想

昨日は美崎栄一郎さん主催の「ひみつの学校」に参加いたしました。

今回の講師は、消防大学校でも教鞭をとるなど、災害のスペシャリストの蓮本浩介さんでした。

と言うことなので今回のテーマは「災害対策」。

最近起こった様々な自然災害の現状と、それにまつわる対策はどうしたら良いのか、基本的に前者の内容をもとにした講演でした。

その多くは地震に関してです。

直近ではハイチの大地震がありました。

日本でも宮城、中越、能登、そして阪神淡路と。

地震のことについて勉強になりましたが、特に印象深かったのは…、

「コピー機も凶器になる」

でした。家具や本棚だけじゃなかったんですね…。

地震や火事の対策意識について考えさせられる講演でした。

今回この会を主催した美崎さん、講師の蓮本さん、本当にありがとうございました!!

会社のために働くな!

会社のために働くな! 会社のために働くな!
東原 俊郎

ダイヤモンド社  2009-07-17
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今のご時世であれば本書のタイトルにあるとおり、「会社のために」ではなく「自己成長」や「スキルの開花」のために会社で仕事をする人が私たちの世代を中心に増加している。
確かに会社に依存するなというような一冊であるが、私自身、今まで読んだビジネス書の中でこれほど共鳴したものはない。共鳴した部分というのは「北海道」に対してこだわりを持ったところにある。会社のために生きないこと、そして「北海道」に対する愛が詰まった一冊である。

第一章「自分の意思で自分のために生きろ」
この頃「残業=悪」という風潮に陥っている。ビジネス本に関しても残業ゼロということに関した本はよく見かける(その逆について書かれている本もあるが)。その要因にの多くは残業をやるほど非効率的な仕事をしているからにあるという。はたしてそうだろうかという疑問もあり、日経BPにもそのような記事があった
本当にやりたい仕事の時、自分の心に火がつくほど燃えるような仕事に巡り合った体験は少ないかもしれないが貴重なものになる。そのようなときは時間を忘れるほど熱中し、気がついたら徹夜してしまったということもあるだろう。私は社会人の中ではまだ一度も巡り合った事が無い。学生時代ではそういった事は何度かあり、徹夜を何度もした経験があるが苦にならなかった。むしろ楽しかった。そういった体験が後に大きな糧となって今があると実感している。
仕事には要領など、技術的なことは必要だが、好きなことや熱くなることなど精神的な要素も自分を向上させる要因の一つである。

第二章「人間を向上させ、そして強くさせるもの」
著者の人生を見ていっていると、「ハチャメチャ」という単語を地で行く人だなと思った。著者がパチンコ店の経営を行い始めた当時(約25年前)パチンコ業界は引け目に感じられるほど蔑視されていた業界であった。さらにパチンコ経営だけではなく、その後には地域活性化に向けて様々なことに挑戦をした。
人間力を向上させるために自ら掃除を行い、ボランティア活動に参加をし、パチンコ屋をやりながらも共有スペースを立てるといったこともやった。

第三章「地域経済活性化にもの申す」
著者はパチンコ店経営だけではなく、「地域づくり」の財団も立ち上げている。これまで事業を行ったところは、函館、三笠、旭川、留萌、平取、壮瞥、上野幌などが挙げられている。北海道経済は日本経済よりも停滞しているが、その中でも「地域」事業が盛んであることでも知られている。そして4年前に財政破たんをしてしまった夕張でも音楽活動(著者はロックバンドでトランペットを演奏している)、酪農、教育における支援も行っている。
「地域経済活性化」をお金だけではなく、自分の足で行う、まさにその言葉を地で行くような活動を行っている。

第四章「「相思相愛」という、私の哲学」
ここでは人間論とともに、歴史的なことについても触れている。と言うのは著者の父が東京裁判の証言台に立ったことを見て、愛知の殉国七士廟にも足を運んだ。日本人として、北海道民として厳しくても、地域を愛し、日本を愛し、そして自分の仕事を愛し、これからも愛していく。

著者の言葉一つ一つが自分の胸をえぐるかのようであった。仕事にしても人生にしてもアツくなり、そして自分の生まれ育った所に戻り、今まで学んだことを実践しながら、北海道発の経済活性化を行いたい。それが私の大きな夢である。本書は「北海道」に関して共鳴したのと同時に、仕事や人生で忘れていたものを取り戻してくれる一冊であった。仕事と地域について読んだ本のなかでまさに「白眉」と言える。

あなたの平日の睡眠時間は?


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平日はだいたい6時間確保しています。

とはいえど、深夜1時寝、7時起きですからあまり朝型とは言えません。

で、休日はと言うともっと不規則で1時寝で10時起きになることもよくあります。

ただ最近はリーラボなどの朝食会にも参加しているので平日とそんなに変わらなくなりました。

実際にそういう日の昼以降は喫茶店に行くこともできるため、その中で読書をしたりブログを上げる準備をするといったことができるので、

「早起きは三文の徳」

と言うのはあながち間違いじゃないなと実感しています。

自由と平等の昭和史 一九三〇年代の日本政治

自由と平等の昭和史 一九三〇年代の日本政治 (講談社選書メチエ) 自由と平等の昭和史 一九三〇年代の日本政治 (講談社選書メチエ)
坂野 潤治

講談社  2009-12-11
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1930年代は、1929年に起こった世界大恐慌の後、その年代に代表されるのは「二・二六事件」「日中戦争(支那事変)」が挙げられる。1930年代から、日本軍(特に陸軍)の発言力が増し、軍人の閣僚・首相が誕生してきたのもその時代である。大きなターニングポイントを迎えた。本書はそれを迎えた経緯と「反ファシズム」といったいわゆる「左翼系」「ソ連系」とも言われる人たちの歴史をたどる。大恐慌をむかえて労働状況の変化により小林多喜二の「蟹工船」のようなプロレタリア文学も萌芽した時期とも言える。

第一章「反ファッショか格差是正か」
本書は1930年代のことについてであるが、20年代では「軍需景気」と呼ばれるほど日本の経済は潤っていた。しかしその中で「格差問題」というのが表面化しており、「蟹工船」の作品が出てくるほどであったという。その時代のなかで「プロレタリア文学」は取り締まりの対象に合い、特高が動き出すほどでもあった。ちなみに小林多喜二はこの特高につかまり、拷問の末死んだ(虐殺死)。
本章では社会大衆党の2人が反ファシズムと格差是正のせめぎ合いのことについて書かれている。元々は上記のように軍部とは対立の傾向にあったのだが、やがて進軍路線となり、軍部や官僚に接近していった。

第二章「民政党の二つの民主主義」
現在は言うまでもなく「民主主義」であったのだが、戦前も同じように「民主主義」であった。数多くの政党が結成され、衆議院選挙では鎬を削った。当時は衆議院・貴族院と2つあったのだが、貴族院は推薦により構成されていたため、選挙によって選ばれるのは衆議院のみだった。
本章では民政党と書かれているが、正式には「立憲民政党」という政党で、昭和初期に憲政党と政友本党が合併してできた党である。どちらかと言うと議会中心主義であることから軍部への批判や圧力があった。本章ではその党にいた斎藤隆夫と永井柳太郎の2人についてである。

第三章「「革命」と「転向者」たちの昭和」
戦前から現在まで続いている政党が一つだけ存在する。そう、「日本共産党」である。本章は戦前の日本共産党について書かれているが、その時は特高による弾圧・抑圧にかけられた。そのせいか特高による検挙数が30年代前半に激減し、共産党などの活動も公にできなくなってしまった。秘密裏に活動を続け、戦後復活をした。

1930年代は様々な場面でターニングポイントを迎えたと言っても過言ではない。本書はそう言った時代のなかの政治はどのようなものだったのかについてピックアップした一冊であった。

電車で優先席しか空いてなかったら、座る?


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会社勤めもあり、休日には出かける用事があったり、電車に乗る機会は毎日のようにあります。

特に通勤ラッシュはギュウギュウの満員電車の中に乗るので、それだけで1日のエネルギーの大多数を消費してしまいます(最初は「これが満員電車か」と楽しんでいたのもありますが)。

さて、今回のネタは優先席しか空いていなかった場合ですが、私の場合、時と場合によります。

そもそも「優先席」はお年寄りや体の不自由な方々などを対象とした席であり、「専用」ではないわけです。誰もいなければ使ってもよいのですが、必要な方が来た時には譲るという席です。

とはいえ「優先席」とあるだけで、座るのに抵抗があると言う人も少なくないでしょう。私もその一人です。

時と場合というのは混み具合や乗客次第といったところです。

遠藤ケイの田舎暮らしは愉快だ!

遠藤ケイの田舎暮らしは愉快だ! 遠藤ケイの田舎暮らしは愉快だ!
遠藤 ケイ

千早書房  2009-01
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最近ではあまり出てこなくなったが「田舎暮らし」の良さやスローライフにまつわる情報番組がある。有名どころで言えば「ザ!鉄腕!DASH!!」の「DASH村」であろう。都会の喧騒のなかで疲れた体を癒しながら、自然と戯れ、本来の春夏秋冬を肌身で感じ、愉しむことができることが田舎暮らしの利点である。ちょっと前に書いた「シンプル族」についても田舎暮らしの雰囲気を作り出すことからちょっと似ているような気がする。本書は著者自身が新潟のとある田舎に住んで春夏秋冬それぞれ感じたことについて綴った一冊である。都会にいながら本書でありのままの自然を感じることができる。
ふと思ったのだが「春夏秋冬」を連想するとこれを思い浮かべるのは私だけだろうか。

「春」
雪解けが進み土筆が生え出したころ、ようやく春の訪れがやってきた。
「タラノメ」や「ゼンマイ」、「筍」といった山菜も旬を迎える。暖かさとともに新たな種をまく時でありながら、桜や土筆

「夏」
夏は動物が最も喜ぶ時期と言える。とりわけカエルや魚、イナゴといった動物の活動は夏が中心である。梅雨の時期、それを過ぎても夕立のある時期だからでこそカエルや魚も生き生きとする。暑い時期であるが

「秋」
「実りの秋」と言われるがまさにその通りと言ってよい。新潟であるため、米をはじめ蕎麦の花や銀杏、サツマイモ、マツタケといったものも取ることができるという。
秋に見る動物もおり、トンボ(オニヤンマ)も代表格として挙げられる。実りも虫も愉しめる一方で寒さも次第にやってくるので、良くも悪くも…という感じである。

「冬」
新潟の冬は厳しい。冬の寒さもさることながら雪の多さも印象的である。その中で日課となるのが雪かきである(私の郷である北海道では「雪はね」と呼ぶ所もある)。厳しい冬を乗り切るために様々な工夫を凝らしている。自然との調和から「薪ストーブ」と言うのも紹介されているが、原油高の高騰により飛ぶように売れた時期があった。ちなみに私の実家にも薪ストーブはある(旭川は非常に寒く、石油ストーブでも暖かさを賄えない時はもっぱら使っている)。

都会の人が憧れる田舎暮らしであるが、不便なところは多い。しかしその不便も慣れてしまえば、自然暮らしもストレス解消の一環にもなれば、自然との共有から生きていく活力がわいてくる。「住めば都」という言葉にもあるように。

私たちはメディアとどう向き合ってきたか 情報歴史学の新たなこころみ

私たちはメディアとどう向き合ってきたか 情報歴史学の新たなこころみ(放送大学叢書 7) 私たちはメディアとどう向き合ってきたか 情報歴史学の新たなこころみ(放送大学叢書 7)
柏倉康夫

左右社  2009-11-25
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「メディア」と一言でいっても、今となっては様々な物がある。かつては新聞・雑誌・TVなど挙げられるが、インターネットの台頭により、れっきとしたメディアの一つとして挙げられるようになった。しかし他のメディアと違い、個人で気軽に発信できること、また情報規制が既存ほど強くなくなったことから、メディアの仕組みそのものを大きく変える要素をはらんでいると言えるようになった。
本書はそのようなメディアとどう付き合ったらよいのか、そしてメディアがどのように変わっていくのかを考察しながら、これから私たちはどう接していけばいいのかを教えている。

第一章「新聞はこうして誕生した」
元々新聞は江戸時代に「瓦版」があった。庶民たちは「瓦版」のことを「読売」と呼んでいた。その由来からか今となっては「読売新聞」という巨大新聞が誕生したという。
そして明治になってからは現在とても大人気である「記者クラブ」が誕生した。
さらに今となっては自然であった「外国人タレント(外タレ)」の第一号が誕生したのも明治時代である。その名は初代快楽亭ブラック(本名:ヘンリー・ジェイムズ・ブラック)がいる。もちろん日本人以外の人物で初の落語家となった男であるが、「青い瞳をしてべらんめぇ口調でしゃべる男」として大ブームとなった。それとともに、奇術や催眠術といったものを初めて伝えるなど、多彩な芸をもった人物でもある。もっと言うと彼の友人である録音技師を来日させ、初めて落語が録音されることとなった。当時の名人とも言われた四代目橘家圓喬や夏目漱石も絶賛した落語家、三代目柳家小さんの噺も録音された(現在でも入手困難であるが聞ける)。晩年は不遇であったのだが、落語などの芸を広げさせ、そして後世に伝える技術をもちこませるなど多くの貢献を果たしたのは言うまでもない。

第二章「通信技術が変えた時間意識」
「通信」というと今ではかなり広い意味合いとして使われる。「電話」や「インターネット」「郵便」などの「インフラ」もあれば、人間が放つ言葉(伝言)も通信として挙げられる。
ここでは「電話」などの「インフラ」における通信についての歴史について見て行こう。日本における通信の構築が始まったのは明治の初め、海底ケーブルの構築をし、電報のサービスが開始された時である。それが進化を遂げ、日露戦争となり、最も有名である日本海海戦で「無線通信」が初めて使われ、これが戦局を変えた大きな要因の一つとして挙げられている。

第三章「写真術をめぐる苦闘」
日本で写真技術が初めて使われたのは幕末。ちょうどペリーが浦賀沖に来航をした時のことである。幕末の志士たち、例えば坂本龍馬や高杉晋作といった人物が写真だったということを考えれば容易に想像がつくだろう。本章の内容とともに歴史を調べていくと明治天皇も写真や肖像画が非常に有名であるが、明治天皇自身は写真嫌いであったと言われている。

第四章「政治に翻弄された映画」
映画は写真技術から進化した形と言われており、写真を連続した形からできている。現在アニメの多くも絵の連続した形から作られているのと近い(最近ではCGもあり若干減少しているが)。
映画が誕生したのはトーマス・エジソンが「映写機」を発明したことによる。日本でも1899年に実写を初めて公開した。そう考えると昨年は日本で映画が誕生してから110年の節目を迎えたというわけか。映画は様々な愛憎劇やアクションといったものの臨場感を愉しめるものであるが、その一方で政治利用されることも少なくない。映画で描写される独特のストーリーに観衆が共感をし、感情が傾いてしまう。それを戦前はナチスでは利用していた。現在では中国で使われることがある。

第五章「書物から電子テクストへ」
おそらく本書のなかで最もホットな章と言える。最近ではamazonの「kindle」が出てきて、今年の頭にはappleが「iPad」を発表した。これから電子本化が加速することだろう。ちょっと前ではgoogle が書籍検索サービスにまつわる訴訟を受けたことも記憶に新しい。
本の歴史は非常に長く、紀元前2500年まで遡る。その時は粘土でつくられたり、石で作られたりしていたが、やがて気になり、紙になったのが紀元前2世紀のころエジプトでつくられたものがある。それから約2200年という時を経て電子書籍が生まれようとすると考えると、本の歴史はわずか50年にも満たないインターネットやコンピューターが革命を起こしたと言っても過言ではない。

第六章「新たなメディア論のこころみ」
インターネットの台頭は進化を何倍も、何十倍も早めたと言ってもよい。その中で新たなメディア論と言うことで本章では「メディオロジー」という言葉を使い論じている。「メディオロジー」とは「文化的伝達の秘密とパラドックス・逆説を明らかにする(p.171より)」ことであり、すなわち昨今の文化の発達をもとにどのような変化が起こるのだろうかと言うのを考察するものである。

メディアの進化は止まらない。最近ではインターネットによる書き込みが誕生し、ブログも生まれ、昨年からは140字でリアルに書き込めるtwitterも誕生した。さらには動画をリアルタイムで流す「Ustream」も誕生している。メディアの進化が止まらない中、TVや新聞、雑誌といた既存メディアは黙ってはいないだろう。その中でどのような価値を見出して行くのかというのを見つける局面に入ってきた、と言うべきかもしれない。

ウィンタースポーツの思い出は?


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もうすでにブログでも言っているのですが、私の故郷は北海道旭川市です。ちょうどこの時期の朝は-20℃近くまで下がることもあります。北海道の寝る前の日課は「水道の栓を抜く」と言うこと。水道管の凍結を防ぐためです。

冬になると雪も多いためか、スキーの授業もありました。そのためか小学校~高校まではスキーをしなかった年はなかったほどです。逆にスケートは生まれてから2回しかやらなかったほど(家からあるいた所にスケート場があるのにですがね)。

ウィンタースポーツと言えば専らスキーしか思い浮かばなかった私ですが、その思いではと言うと

・落ちる恐怖のなか、オンボロリフト一人乗り(HP見たのだが昨シーズンからロープリフトにしたそうな)。

・デコボココース(モーグルコースと言えば分かります)の恐怖の滑り、そして転倒。

色々とありました。でも最近はスキーに行っていないので腕は確実に落ちてますが…、機会があればもう一度滑ってみたいですね。

こんなに簡単! こんなに役立つ! ダンドリ・整理術 モノグサ私の方法

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大迫 秀樹

明日香出版社  2010-02-04
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明日香出版社 久保様より献本御礼。
巷では「整理術」や「段取り術」といったノウハウ本を散見する。その一方で「片づけられない男(または女)」をTVや新聞、雑誌でみることも何度かある。そういったのは「モノグサ」な性格から来る人が結構いるとのことである。本書はそういう人のために、本当に簡単で、かつおもしろい「整理」・「段取り」を紹介している。それらを行うためのハードルをできるだけ下げることにより、始めやすく、かつ続けられるようにできている。

第1章「時間を生かす整理術」
人間は誰しも24時間という時間を持っている。その中でどのように時間を使うのか次第で、成長やアウトプットの違いが出てくるといっても過言ではない。その中でどのように時間の密度を濃くしたらよいのかということについて紹介しているのが本章である。
CDやフリーソフトを用いて時間を区切るというやり方を紹介しているが、携帯電話や時計のタイマーを用いても十分に時間管理をすることができる。

第2章「自分を生かすアナログ整理術」
(チェック)リストやノートなど記録をする、もしくは考えるツールは枚挙に暇がないほど存在する。しかしやることが多い、もしくはスケジュールがタイトとなってしまい、せっかく整理したものも型無しとなってしまっては元も子もない。そこで整理術だけではなく、仕事の取捨選択ができる「Not To Do」リストを造ったりすることで、余裕ができ、そこで仕事の効率化を図ることができる。
他にもノート術、情報活用術、アイデア術に至るまで紹介されている。

第3章「モノと空間を生かす整理術」
自分の仕事をするデスクの空間をどのように生かすのか次第で仕事の効率が上がる要素になる。明日行う仕事をやり残したり、いつも使う道具をどこにおいたらよいのかまで書かれている。

第4章「書類・ファイルを生かす整理術」
書類や名刺など紙類がたまってくると必ず行うのが「ファイリング」などの整理である。
整理といっても捨てる、並べるということを連想する人も多いと思うが、それだけでは整理とは言わない。ほかにもいかにして「貯めるか」ということにも言及している(但し、「溜める」とは言っていない)。いかにして貯め、ファイリングを行い、捨てる。その流れの線引き、時間、色といった「区切り」を用いてどのように整理したらよい化について紹介している。

第5章「PC&WEBを生かす整理術」
最近ではPCのディスク内、PC内(いわゆる「ローカル」と言うところ)で整理できていないという人も多いことである。更にブラウザーやメーラーなども整理したり、2等体制で活用したりする事が載っている。私自身少し前までは「IE8」と「Firefox」の2頭体制を敷いていた。というのはフリーメールが今まで「Firefox」では受け付けてくれなかったからである。今は受け付けてくれるので「Firefox」のみである(しかし今秋にはメールサービスが終わってしまうので、乗り換えること必至であるが、どこにしようか迷っているところ)。
ほかにもフォルダのタグ付けや並べ変え術についても記されている。

整理は一度やっていくと面倒なところが出てくる。しかし本書では面倒な人のために、自動的に整理ができるすべについて紹介されているという。ただ、それを自動化するまでに持っていけるかはその人次第と言う他ない。

クルマはふつうの価格で買ってはいけない 赤

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南原 竜樹

青月社  2008-12-22
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皆さんは「マネーの虎」という番組をご存じだろうか。私が中学の時に深夜番組で大ヒットし、高校の時にゴールデン番組に進出した番組であり、主にビジネスを始めたい志願者がおり、そのプレゼンを起業の社長である「虎」が投資するかどうかを質問などにより、投資を行うという番組である。著者はその「虎」の一人であるが、どちらかと言うと「クール」に志願者に牙をむく社長であった(もっとも社長同士の対立が顕著になり始めたのも著者が出演し始めてのことだが)。
著者は車輸入販売の経営者であるが、過去に仕事に関して、ビジネスに関しての本も上梓しているのだが、とりわけ多いのが「車」である。本書もまさに「車」の本であるが、なんとも痛快で「車」に興味を持たせるような切り口で斬っている感じがした。

Chapter.1「クルマの世界を知れば、世の中もっとおもしろくなる!」
著者は学生の頃からまさに「クルマ」の虜であった。アルバイトを掛け持ちしていたときに、アルバイトの一つであったガソリンスタンドの話も有名である(詳しくは「痛快!クルマ屋で行こう!」にて)。本書では学生時代から「クルマ」の魅力にはまり、会社を設立し、数多くの成功を成し遂げた。

Chapter.2「実践! クルマで儲ける成功法」
本章は南原流「クルマ売買のカラクリ」という位置づけであろう。
流通や売買の仕組み、目利き、オークション、査定表に至るまで他のクルマ販売業者が嫉妬するような仕組みが詰まっているように思える。

Chapter.3「ハードルを乗り越えれば、もっと楽しくなる」
ここでは南原流の「ハードルの乗り越え方」についてである。「時間」と「お金」がネックになることが多いが、ほかにも「方法」「計算」というところがある。本章ではそれらすべてについてどのようにして成功への試練(ハードル)を乗り越えることができるのかについて書かれている。
本章の中でもっとも魅力的なのが最初にも書いた「マネーの虎」の裏話である。ヤラセという噂がネット上で今でも後を絶たないが、著者自身が裏話と仕組みを暴露している(当然、あの対立についてもである)。裏話についてはあまり知らなかったのだが、これほどまで踏み込んだものをみたのは初めてであった。

Chapter.4「成功するクルマ屋、消えるクルマ屋」
成功をするクルマ屋、失敗するクルマ屋について著者の経験からの分析を行っているところであるが、オートバックスやイエローハットを例に出して、「従来通り」のスタイルでは立ち行かなくなるという。買い取り専門も、クルマ用品専門もクルマを売らなければやっていけなくなてしまうということだろうか。
昨今ではクルマの販売状況も悪くなり、私たち若者世代の「クルマ離れ」というのも出てきていると言われている。その中でクルマ販売も個人に合わせたスタイルを築いていかないと行けないことにも言及している。

Chapter.5「成功を加速するために」
著者の成功法則をさらに加えたモノの位置付けのように思えるが、コミュニティの重要性から、好きを仕事にするための良さと注意点まで言及しているところは、メリット&リスクのバランスがとれて良かった。

クルマ販売業者であれば嫉妬するような成功法則ばかりであるが、異業種である私にとっても成功法則について学ぶところがあった。それ以上の収穫だったのが「マネーの虎」の裏話が魅力的であった。

心はなぜ不自由なのか

心はなぜ不自由なのか 人間学アカデミー 6(PHP新書) 心はなぜ不自由なのか 人間学アカデミー 6(PHP新書)
浜田 寿美男

PHP研究所  2009-01-16
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人の「自由」と「不自由」というのはいろいろな場で実感するものである。本書では人間の中にある羞恥心、取調室や冤罪における「自由」とは何か、心理学的にみた「自由」とは何かについて、2003年9月〜2004年7月に行われた「人間学アカデミー」での講義3回を一部改変して纏めたものである。

第一回講義「取調室のなかで「私」」
最近痴漢冤罪についても取り上げられているが「取り調べ」の可視化について警察自体も動き出している。ではこれまでの「取調室」の中「不自由」について講義をしたものである。
ちなみに本書は心理学的なところから考察を行っているわけでいる。
本章では「証言」や「自白調書」における真実、もしくは強制性というのがあるのかが焦点とされている。

第二回講義「この世の中で「私」はどこまで自由か―関係の網の目を生きる「私」」
この回ではとりわけ「羞恥心」のことが中心であったが、四肢欠損をした女性が取り上げられている。「五体不満足」の乙武洋匡についても取り上げたらと思ったのだが事情が違うだけに回避したのかもしれない。
自分という生き物は他者との摩擦によって成長をするのであるが、その中で他者との関わりをおそれ、恥じてしまうという人もいる。私たちの世代は小さな頃から他者の視線や評価を気にすることになってしまい、萎縮をしてしまう。そして「私」の自由がいつの間にか埋没をしてしまっているのである。

第三回講義「「私」はどこまで自由か―さまざまな「壁」を生きる「私」」
国語辞典では「自由」の反対は「不自由」と言われている。しかし「自由」を「不自由」にさせる働きは何かと考えると「束縛」「統制」「管理」などが挙げられる。
ただしこの回の講義では精神における「自由」というよりも「身体の自由」と「心の自由」における考察についてが中心である。
上記の2つ、「身体」と「心」双方の自由が成り立つかとなると心の自由によって「身体」は統制され、「身体の自由」によって「心(自分の意志というべきか)」の自由は束縛される。両者は相反するものであり、両方を得ることは不可能である。

「自由」と「不自由」を解き明かすとなると考察の幅も広くなる。しかし広くなるあまり、解き明かすにも時間とコストがかかってしまう。更に結論もまだ出ていないところをみると「心の不自由」が解き明かされるのはまだ先の話になるのかもしれない。

好きな自動車メーカーはどこ?


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私は免許を持っていますが、基本的に自動車は購入しませんし、乗りもしません。

言わば「ペーパードライバー」というやつです。

だからといって自動車メーカーに興味がないわけではありません。むしろ興味は強くあります。

その理由は・・・・・・ブログみたらすぐわかりますよね?

F1も自動車メーカーが参戦したり、エンジン供給を行っていることにより、自動車メーカーには興味を持っているのです。

今ではフェラーリやメルセデス、ルノーといったチームがありますので、そちらにも興味を持っています。

私の好きな自動車メーカーはというと…フェラーリですね。

高級とかというよりも、「じゃじゃ馬」「暴れ馬」の印象が魅力的です。

知的生産力を鍛える!「読む・考える・書く」技術―あなたのアウトプット力を飛躍させる50の方法

知的生産力を鍛える!「読む・考える・書く」技術―あなたのアウトプット力を飛躍させる50の方法 知的生産力を鍛える!「読む・考える・書く」技術―あなたのアウトプット力を飛躍させる50の方法
午堂 登紀雄

ダイヤモンド社  2010-01-29
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著者の午堂様より献本御礼。
「読む・書く・考える」は職種・業種問わず重要視される。巷の本屋では「インプット(読む)」「アウトプット(書く)」「ミドルプット(考える)」のどちらかに徳化したのが多くみられる。しかし本書は3つの要素を満遍なく学ぶことができ、かつその究極形態である「出版」にどのようにして結びつけてゆくのかについても言及されている。思考や読書など数多くの本を出されている午堂氏による「プット」の集大成といえる一冊である。

第1章「コンテンツを生み出す5つの技術」
まずは「ミドルプット」と「インプット」である。「ミドルプット」では思考術や発想術といった所についてかかれている。自分の考え方を作る方程式を出したり、教訓や比喩を持ち出したりしながら受け取った情報を調理して、アウトプットという料理を完成させる。「発想の仕組み化」といったところだろうか。
そして「インプット」では読書に限らず散歩をしているときに自らの目や耳などの五感に焼き付いた情報を解釈しながらインプットをしていく。「インプット」と「ミドルプット」はセットでありながら、情報からコンテンツを創っている。

第2章「アウトプットを高める方法」
アウトプットというとまさにこの書評も考えながら「書く」ということなので「アウトプット」と言える。しかし多くの人はアウトプットというと決められた文章を書く、というようなことを想像するようであるが、「文章表現」というだけでも様々なものがあり、絵を描くように様々な表現をも散ることができる。ではこの「文章表現」をどのようにして鍛えたらよいのか、2つ方法がある、というより「2つしかない」というべきかもしれない。
「書き続けること」
「他人の表現を真似すること」
この2つである。
特に小説家や作詞家、詩人といった人は独特の表現をすることが多く、その中で比喩や難しい言葉や表現を使いながら自らの解釈を行い、血肉としていく。
とはいっても「推敲」ということも忘れてはならない。本章では「ラブレター」を喩えに出しているが、「絵」についても同じことがいえるのかもしれない。

第3章「書く環境を整備する」
書くのに最適な環境は人それぞれ違う。ポメラをもって電車や喫茶店で書くことができれば、散歩しながら録音や携帯電話のメールを用いて書く人もいる。

第4章「出版があなたの世界を変える!」
「読む・書く・考える」の究極形態といえるのが「出版」である。自分の持っている表現力を駆使しながら相手に「伝える」ツールであり、1000円前後かかる大きな「名刺」という役割を担っている。
出版をすることにより、インターネットをほとんどやらない人、あまり知らない人と不特定多数の人に伝えることができ、ビジネスチャンスが増えたり、場合によって一気に有名になれる。しかし攻撃対象にされることもあるのでそれに耐える覚悟があればおすすめできる手段と言える。
後半では実際にどのようにテーマを決め、書けばよいのかということについてかかれているが、人伝であるが容易なことではない。誰かが出版は「出産」と同じことだということを聞いたことがあるのだが、それに近いのかもしれない。私も将来やろうと考えている。「読書術」だったり、もっと近いところで「20代のためのお金の使い方」についてもできるかなと思ったり。

「読む・書く・考える」この一つ一つについて著者はいくつかの本を出版しているが、これをさらに進化した形で合体したのだから本書は「読む・書く・考える」ことの集大成という位置づけとも言える一冊と言える。

新個人主義のすすめ

新個人主義のすすめ (集英社新書 (0427)) 新個人主義のすすめ (集英社新書 (0427))
林 望

集英社  2008-01-17
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「個人主義」というと自分一人で行動をする、考えるポリシーのことを言っているのだが、それが「他人のため」か「自分のため」か一つだけで違ってくる。本来イギリスにある「個人主義」は前者の「利他主義」であり、アメリカや現在蔓延っている「個人主義」は後者の「利己主義」である。本書は新たな形の「個人主義」、本来あるイギリスの「個人主義」とは何か、それはいったいどのようにして形成していけばよいのかについてアドバイスをする一冊である。
著者の林望氏は最近「日本語」や「教養」における本が見受けられるが、今回は「主義」にまつわる話であるので新鮮味が多く、私も楽しみながら読むことができた。今回は全部挙げることができないので、気になった箇所を紹介する。

一、「個人主義と利己主義とはどうちがうのですか」
本書の中でもっとも共感したところである。それはビュッフェ形式のパーティーを例に挙げているところにある。私は一昨年から様々な場でセミナーやパーティーに参加している。ビュッフェの食事を食べながらも様々な人との出会いを楽しむことができる。英国では列を作って好きなモノを食べるというのが習慣付いていると言うが、日本では、とってきてもらうことが多い。もしくは「食べない」・「食べるな」と釘を差す人もいる。日本人ならではの「気遣い」の用に思えるが、人によれば「お節介」や「失礼」にあたることがある。特に後者は宗教上食べるのを禁じられている物がある(大概「肉」だが)。パーティーの場では用心しなければならないところでもあり、もし自分がそういうような行為をしたら反省しなければならない。

二、「まず、どんなことから始めたらいいでしょうか」
「個人主義」であるので自分にフォーカスした考え方であるが、他人に対して慮ることが重要とされている。他人を思いやりながら、だからといってお節介になることなく、自分自身はどうあるべきかを問い続ける。そのことにより「自分」という人格を埋没させずに、他人に出し抜くことのない形になれる。
ここでもっとも共鳴したのが著者自身は「表現者・創作者」でありたいと考えている。これは私が書評しているときもずっと考えていることであり、「わかりやすい」ものよりずっと大事だと考えているからである。

七、「学校は団体の世界なので、個人主義は……」
このごろ学校では「個性を伸ばす」というスタンス、というより謳い文句にしている。しかし学校は少人数であれ、多人数であれ「集団」で学び、遊び、育む場である。さらには昨今の公立学校を中心に「忙しい」を連発する教師もいることを考えると、「ほんとうに個性を伸ばすことができるの?」「誇大広告じゃないか?」と疑いさえする。
そんな学校の中で「個人主義」を伸ばせられるのかというとあるのだという。簡単で「依存しない」ことにある。学校を一つのツールと割り切り、その中で自分を磨くことに没頭したらいいのだという。

九、「終身雇用と個人主義は矛盾しませんか」
十五、「管理職としてどんなことを心得たらいいですか」
そう思っていると「会社」はもっと「個性」や「個人主義」を抹殺するのではと思ってしまう。会社は「協調」や「同調」しながら成長するような場所ともいえるのだから。しかしこの「協調」という言葉と「同調」という言葉、似ているようで結構違う。
「協調」は他人と意見は違えど、他人のために自分なりの方法で進めること。
「同調」は他人の意見に合わせて、進んでいくこと(自分の意見は持たないか、言わない)。
同調には「個人」というものがないことがわかる。「和して同せず」という論語の言葉もあるとおり、「協調」する「和」は良いが、「同調」する「同」はいけない。

十、「日本人にも個人主義の先達はいるでしょうか」
先述までの「個人主義」は先人に体言をしている人がいる。その中で代表的な人物として本書では福沢諭吉と夏目漱石を挙げている。

本書は「新」と銘打っているのだが、本来の「個人主義」は「利己」ではなく「利他」であるのだという。他人のために自分で考え、創り、表現をしていく。けっして「埋没」する事のない。本書は昨今の日本の現状とともに「個人主義」をまさに「痛快!」に斬っている、読んでいて非常に気持ちの良い一冊である。

琢磨 インディカーシリーズに参戦

琢磨 インディカーシリーズに参戦

元F1ドライバーの佐藤琢磨は、今シーズン、インディカーシリーズにKVレーシングから参戦することになった。スーパーアグリとともにF1で戦った琢磨は、2008年シーズン中にチームが撤退した後はF1でシートを獲得できず、今シーズンからインディカーに参戦することを決心した。(GPUpdate.netより一部抜粋)

F1復帰を狙っていた琢磨ですが、今回、インディーカーシリーズ(IRL)に参加することを決めたそうです。

IRLもF1に匹敵するほどの人気であり、とりわけアメリカで行われる「インディ500」は世界3大レースの一つとして挙げられているほどです。

IRLでどのような活躍をするか、楽しみですね。

【ひみつの学校】「2.18 内科の仕事も、ヘッテル?フエーテル?」 感想

昨日は美崎栄一郎さん主催の「ひみつの学校」に参加いたしました。
「ひみつの学校」については先月に行われた開講式にて書きましたので、ここでは省略。

今回はマネーと医療についてでした。

医療の現状については

Ⅰ.マネー・ヘッタ・チャン

個人を特定できないもので痛い話となったものでした。
「ヘッテルとフエーテル」

出版秘話、痛々しい人の話などまさに「ひみつの学校」でしか言えない内容でした。

話題作「ヘッテルとフエーテル」の如く「爆笑」+「痛快」+「毒」少々

といったものでした。

Ⅱ.大竹真一郎

知られざる医療業界についてでした。

大竹さんは内科・外科の様々な違い、医者制度の現状についてなど、

私たちの知らなかった「医療の現場」を存分に語ってくれました。

今回この会を主催した美崎さん、講師のヘッタチャンさん、大竹さん、今回名刺交換をしてくださった皆様、本当にありがとうございました!!

こころの価値を売る世界にただひとつだけの会社

こころの価値を売る世界にただひとつだけの会社 (洋泉社BIZ) こころの価値を売る世界にただひとつだけの会社 (洋泉社BIZ)
小屋 知幸

洋泉社  2010-02-02
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洋泉社 依田様より献本御礼。
元来ある「資本主義」は他の企業を踏み台にして成長を遂げる、言わば「競争社会」であった。ところが一昨年から続く大恐慌によりそのシステムが崩壊しつつある。本書は「競争で勝つ」ことよりも社員や顧客の「こころの価値」を売り、利益よりも「win-win」の関係をつくる大切さをケースをもとに説いた一冊である。

第1章「肉食系企業と草食系企業」
近頃「草食系男子」と「肉食系女子」という言葉が流行している。ちなみに私は「雑食系」だが。
自分ごとは置いといて、ここでは「企業」のことを言っているので、他を蹴落としても利益を得る「肉食系」、争わずに「こころで売る」ことを行う「草食系」の会社を実際に行っている5社を紹介している。

第2章「キリングフィールドからの脱出」
「キリングフィールド」は簡単に言うと「殺し合いの場」と言い、現在の「レッド・オーシャン」とかなり近い。
とりわけ「モノ」を作る場、自動車や食品などにおける市場の多くはそのようなこととなっている。
では話題となっている「ブルー・オーシャン」はよいかというと、「ベターであるがベストではない」といえるのかもしれない。いくら「ブルー・オーシャン」の市場でも、そこで「心を満足させる」とは限らないからである。
「市場」には目もくれず「心」に響くモノ・サービスを提供する企業、多様化する志向の中でどれだけ人を満足させるか、「草食系企業」はそこを重要視している。

第3章「ハードなビジネスからソフトなビジネスへ」
「ハード」と「ソフト」、その違いは一体何だろうか。これはある経済用語から引っ張ってくるといいかもしれない。

「ハード」→「GNP」「GDP」
「ソフト」→「GNH」「GNC」

「ハード」の部分は誰でも聞いたことがある「国民総生産」と「国内総生産」である。いわゆるモノの売れ行きやサービスの売れ行きによって経済が活性化し、生産がどれくらいあるのかを見るモノサシとして使われる。
一方の「ソフト」はあまり聞き慣れない用語である。ちょっと解説してみると「GNH」は「国民総幸福量」と言い、ブータンの前国王、ジグメ・シンゲ・ワンチュクが考案し、提唱したものである。それが現在のブータンにおける国家の重要政策の一つとして挙げられており、それをもとに経済や環境政策を立て、実行をしているという。もうひとつ「GNC」は「国民総カッコよさ量」と言われる。「C」が「Cool」と言われているのが所以である。これはアニメなどのコンテンツによる「ジャパン・クール(「クール・ジャパン」とも言う)」と言われていることから名づけられた。当然これに関して日本は世界トップクラスを誇っている。「草食系企業」のビジネス、ひいては向かう目標はまさに「ソフト」に向かっていると言っても過言ではないことを本章では言っている。

第4章「ココロビジネスに転換しよう」
「「草食系企業」になろう!」といってもどのような価値を提供し、会社と従業員はどのような関係でいたのが良いかということについて提唱している。従来の企業では「経済的な価値」、すなわち収益といった形のあるモノを提供をし、従業員とは「契約」や「主従」の関係をもつ。
ところが「草食系企業」では「経済的な価値」だけではなく、「精神的な価値」を与えることも役割を担っている。

第5章「草食系社員で行こう!」
「草食系」という言葉は色々な場で使われている。その一方で高度経済成長下に形成された精神論といったもの、例えば電通の「鬼十則」が挙げられる。そう言った企業に草食系社員が行くと、たちまち孤立してしまうのだが、企業単位で「草食系」になれば「草食系社員」の価値も上がってくる。

「草食系」というとニュースでは「消極的」とか「人畜無害」とか言われている。しかし「草食系」の本来の特徴は他人に対して「心の価値」を提供する人、ことと考えてみると、「草食系」はあながち悪くないように思える。むしろ「草食系」の目指すべきところが見えてきたと本書を読んで思った。

まさに旬!!「「雪遊び」といえば何?」


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東京は今日の未明から朝にかけて雪が降り、1~3cmほど積もるそうです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100217-00000075-mai-soci

私の郷里である北海道・旭川では当然冬は雪が積もります。

朝は冷凍庫並み、あるいはそれ以下の寒さの中、登校したことは今でも覚えています。

こういう時期だからでこそこのお題、

「雪遊び」

雪で遊ぶものと言うと、だいたい「雪合戦」「雪だるまづくり」というのを想像するでしょう。

私も小学校の頃は、昼休みにクラスメートとよくやってました。

他にも、山で尻すべりやそりすべりと言うのもやりました。

雪遊びではないのですが、他にもスキーもやったこともあります。

北海道の冬は寒かったのですが、その分遊びもいろいろありました。

遺伝子学者と脳科学者の往復書簡 いま、子どもたちの遺伝子と脳に何が起きているのか

遺伝子学者と脳科学者の往復書簡 いま、子どもたちの遺伝子と脳に何が起きているのか 遺伝子学者と脳科学者の往復書簡 いま、子どもたちの遺伝子と脳に何が起きているのか
村上和雄 川島隆太

くもん出版  2010-02-03
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株式会社オトバンク 上田様より献本御礼。
「遺伝子学者」と「脳科学者」
まさに「異色」の往復書簡である。本書の冒頭に川島教授がネタばらししているが、郵便やメールでの「往復書簡」ではなく、あくまで専門的な所を分かりやすく説明する形で、対談の話を膨らませたものである。それを「往復書簡」という形にして出している。
しかし、ネタばらしをしてわかったのだが、それを知らなければ「便箋」で長文の文通をしているような錯覚を覚えてしまうほどまとまってできている。
本書は専門の畑違いの2人が教育、子供のことについて「往復書簡」という形にしたものである。

一通目「遺伝子や脳に込められた力」
「遺伝子」と「脳」。それぞれに込められた力は異なる物もあれば、通じるものもある。それぞれで見ていこう。

「遺伝子」
「火事場のバカ力」や生体学で言う「反射」にあたるのかもしれない。瞬発的に発揮する力のことを言うが、その力は「潜在能力」をいう。ちなみに本章以降、遺伝子における潜在能力が発揮される時を「ON」、発揮されない時を「OFF」と言う。
「脳」
通じるところでは「潜在能力」が引き出されるところにある。しかし「遺伝子」と異なる点では「鍛えられて」発揮するところにある。
とはいえど一概に「鍛える」とはいっても様々な物があるが、同じ物を行うよりも様々な物にふれあうことにより、広く鍛えることを言っている。
「潜在能力」を引き出すという点では、双方同じであるが、それをどのように引き出すかで違いがあることがわかる。

二通目「我々を取り巻く環境はどう変化しているのか」
私たちが取り巻かれている環境の変化というよりも「現状」にフォーカスをしている。

「遺伝子」
仕事においても、学習の場においても「手取り足取り」教えている。それはそれでいいのだが、そこから自分の技術に落とし込むことができない。簡単に言うと「猿真似」で終わりというような状態に陥っているという。そしてそれを繰り返していくうちに「そこで詳しく教えてくれるから考えたりする必要がない」と思ってしまい、「思考停止」を起こしてしまう。現代の環境はそのような「生ぬるい」ものに成り下がっている。
「脳」
「遺伝子」とほぼ似ているといった方がよいかもしれないが、切り口が若干違ってくる。仕事にすると「指示待ち」や「評価への恐怖」により、様々な仕事を「自分の足」で行うことをやらなくなってしまった。「自分の足」とは自分で仕事を探したり、仕事について人に聞くことを指している。後者では「インターネット」の普及による「功罪」がそうさせていると川島氏は分析をしている。
どちらも「思考停止」ということを言っているが、「手取り足取り」している先輩の要因か、「指示待ち」をしている自分が原因かという違いにある。

三通目「遺伝子と脳は、どこをめざしているのか」
「生きる意味」となるとスケールが大きすぎるが、「社会の中で生きていく」としたら本章はしっくりとくる。

「遺伝子」
「考える」はさることながら「感じる」ことを重要視している。
「脳」
「遺伝子」における「感受性」についてもっと掘り下げたものとなっている。思考の幅を広げるには様々なものとふれあう。たとえば昆虫などの自然にふれることを重要視している。そういえば解剖学者の養老孟司氏の長年の趣味が「昆虫採集」である。昆虫をみることにより、人間の思考などを俯瞰して、「バカの壁」といった作品を出しているのかもしれない。
また、川島氏は「コミュニケーション」も重要なようその一つであるが、決して「人対人」だけではないと言うことを考えると、前述の自然や昆虫との対話も立派なコミュニケーションとなり得る。

四通目「今、子どもたちにしてあげるべきこと」
ではこれからを担う子どもたちに対して「遺伝子」と「脳」のスペシャリストは何を子どもたちに伝えていきたいのか。

「遺伝子」
前章と同じになってしまうが「感じること」と「考えること」にある。そのほかで最も重要なことが「笑う」ことと「笑顔」である。「ギスギスとした職場」のように「笑わず」「不機嫌」な人々には利益も幸せも訪れない。遺伝子学者として一大研究を行っているのが「笑い」との関連性についてである。村上氏は「笑い」の可能性を子どもたちに伝えようとしている。
「脳」
潜在能力を引き出せなくなった理由、それは学習塾や友達づきあいなど「忙しくなってしまった」ことが要因であるという。ゲームや人付き合いをいったんやめ、退屈になったとき、新しい遊びや考え方を身につけることができ、脳が活性化するという。外にでて遊べと言わず、家に入れなくなる要因をつくること、ひいては思考の壁を取っ払うことこそが、能力を発揮する上で重要な要素となる。

本書は「往復書簡」という形式になっているのだが、その一つ一つが長い「対談」となっているような感じがした。そして「遺伝子」と「脳」が学問の垣根を越えた理解、化学反応を生んでいるような気がした一冊であった。

日本の伝統スポーツ、“相撲”に興味ある?


ブログネタ: 日本の伝統スポーツ、“相撲”に興味ある?参加数拍手

私は川崎に来てからほとんどTVは観ません。

理由は簡単。面白い番組がないのと、今のTV番組に魅力はないからです。

では相撲はどうかというと、興味がないわけではありません。

インターネットや新聞などで相撲のことについてよく見たり、聞いたりします。

そして相撲の歴史についても興味がありまして、昨年の冬に

「悲しき横綱の生涯―大碇紋太郎伝」

という本を書評いたしました。今から100年以上前、明治時代に実在した横綱(但し、「京都横綱」であり、正規の横綱ではない)の悲劇を描いた作品です。

昨今まで「朝青龍問題」について話題に上がっていましたが、

69人いる横綱一人一人が人格者であり、品格をもった人ばかりではありません。

「現代っ子」や「夜の帝王」と言われた横綱もいますし、

アメリカから拳銃をもって帰り、騒動になった横綱もいましたから。

もう朝青龍はいませんが、これからどの力士が注目を集めるのか、期待したいところです。

朝10分の「プチ読経」で、あなたの脳が変わる!

朝10分の「プチ読経」で、あなたの脳が変わる! 朝10分の「プチ読経」で、あなたの脳が変わる!
高橋 慶治

大和出版  2010-01
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株式会社イー・プランニング 須賀様より献本御礼
仏教が日本に伝来をしたのは今から1500年前、欽明天皇の「戊午年」に百済の聖明王から仏教が伝来したとされている(「仏教公伝」による)。しかしこれはあくまで一説であり、552年説も存在する。これは「日本書紀」にて記載されている。
あれから約1500年経つが多数の宗教を持つ日本で今も仏教の息吹は至る所に存在する。
本書は読経によって脳が変わるというものであるが、日本人にとって馴染み深いからでこそ脳の変化が起こるのではないかと思う。
では実際にどのような変化が起こるのだろうか、どのように行った方がよいのかについて見てみよう。

第1章「脳がスッキリ! 悩みも消える「読経」の効果」
「読経」は「お経」を読むことであるが、通常は寺の住職が仏教の教えを伝える・学ぶ為に、供養や修行の場で読むものであるが、これが脳の活性化につながるのだという。科学的な研究でも「読経」が注目を集めているが最初にも書いたとおり、飛鳥時代から取り入れられた宗教であるため、馴染み深いという印象が強い。とはいえα波や1/fのゆらぎなどが出て、瞑想と同じような効果があるというのは初めて聞く。

第2章「心と体を強くする「プチ読経」のススメ」
元々は仏教の教えを学ぶものと第1章で言ったが、その中で私たちが生きて行くにあたってのエッセンスを学ぶことができるのも「読経」にある魅力の一つである。
本章にはほかにも仏教徒などの「宗教者」がなぜ長生きをするのかについても言及をしている。

第3章「朝10分の「プチ読経修行」を始めよう」
さて、いよいよ実践編であるが、プチ修行として座り方、道具、そしてやり方に至るまで網羅されている。

第4章「いよいよ「プチ読経」にチャレンジ!」
「プチ読経」で使う「お経」をそろえている。挙げてみると、
「開経偈」
「般若心経」
「観音経」
「延命十句観音経」
「光明真言」
がある。

第5章「運を良くする仏教の「生き方ルール」」
「人生において大事なことはすべて仏教に教わった」という本が出そうな気がするのは私だけであろうか。

仏教での教え、もとい釈迦の教えは人生における「悩み」「苦しみ」から解放するためにある。そのためには教えを学ぶのと同時に、座禅など「修行」によって磨かれる。
「プチ修行」において癒しや脳の活性化を行うのも一つであるが、そこから「仏教」とは何なのかを学ぶ良い機会であると考える。「プチ修行」だけにとどまらず仏教そのものを学べば、直接的ではないものの、生きて行くに当たり、ビジネスを行うに当たってのヒントを得ることができる。本書はその入り口にあたるのかもしれない。

「数字」は語る―3分で読み解く決算書入門―

「数字」は語る―3分で読み解く決算書入門― 「数字」は語る―3分で読み解く決算書入門―
望月実

日本経済新聞出版社  2010-01-26
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著者の望月様より献本御礼
皆さんは財務諸表をみたことがあるのだろうか。今となって財務諸表はIR情報、有価証券報告書のデータベースサイトがあるのでだれでも財務諸表をみることができる。しかし財務諸表について見慣れていない人、あるいは数字に関して何かしらかの抵抗感を持っている人がいる。そういった人に関して、財務諸表をみると、体調が悪くなるという、「財務諸表アレルギー」の様な症状が表れてしまう。
しかし現場で働いている会計士はある点を見抜いていけば、経営状態や企業の特徴について知ることができるという。本書は財務諸表の「目のつけどころ」はどこなのか、財務諸表はなにを物語っているのかを分かりやすく説明されている一冊である。

第1章「決算書は語る〜なぜプロは3分で見抜けるのか」
決算書は様々なことを物語っている。会社の業績、資金繰り、財務状態、業務の変化などが挙げられるが、損益計算書や貸借対照表、キャッシュ・フロー計算書といった代表する決算財務諸表をどのように分析をしたらよいのか、財務諸表のプロたちは売り上げや利益率などを用いて見ているのである。

第2章「損益計算書は「現在」を語る」
まず「損益計算書」であるが、これは「現在」を見ているのだと言う。現在の状況を見るとしたら、現金や買い入れ金などの財務状況を見ることができる「貸借対照表」なのではないかと考えてしまう。しかし「損益計算書」こそ、企業のビジネス、財務、リストラの観点から見ることができるという。
順番に行くと「販売費及び一般管理費」「営業外収益(費用)」「特別収益(費用)」がそれぞれにあたる。
また売り上げにも業態や、商品の売れ行きなども分析できる所はまさに「目から鱗」である。

第3章「キャッシュ・フロー計算書は「真実」を語る」
キャッシュ・フローはお金の流れについての現状を知ることのできる財務諸表である。著者の前書のいくつかにも「黒字倒産」がどのようにして起こったのかのメカニズムについて挙げられていたが、実際に黒字倒産をした「アーバンコーポレーション」を例に引き出し、資金繰りの悪化、信用販売(簿記でいう「売掛金」)の過多によると分析している。本章ではさらに「NOVA」などもケースとして挙げられ、より掘り下げた内容になっている。

第4章「貸借対照表は」「ビジネス」を語る」
「貸借対照表」は財務状況を物語るものとして挙げられているが、本章で着眼している点はそこではなく「資産の内容」「有利子負債」「自己資本比率」が挙げられている。
特に本章の冒頭での「資産の内容」における着眼点は腑に落ちるものであり、「有利子負債」に関しては前章の「黒字倒産」のもう一つあるメカニズムについても言及されており、「自己資本比率」は会社の健康(?) 状態について見ている。

第5章「不景気が決算書に与える影響」
昨今は「不景気」と呼ばれて久しいが、そのような景気になると財務諸表上でも様々なところで変化が生じる。「リストラ」「(証券や建物の)資産の評価」などが挙げられる。特に後者におけるものは「時価」によって値段が変動する事による損益によるものであるため、景気変動がモノを言うと言える。

第6章「ROEが高い会社は良い会社か」
会計の場に限らず、ビジネスの場でも使われるのが「ROE」であるが、これは簡単に言うと「自己資本利益率」のことを言い、自己資本に対する利益が高まれば高まるほど、株主に対して有益なものである(それだけ配当が大きくなるから)。実際にある話であるが、果たして「ROE」が重要なのかというと自社の株を持たず、会社に勤めている人はどうでも良い話であるが、外国人投資家によって資本が跋扈されているとなると、そうはいかなくなってしまう。また利益率が大きくなればなれるほど、社会における企業の責任も大きくなる。そのときこそCSRが重要視されると著者は言う。

第7章「決算書を効率よく読むための技術〜答えを見てから数字を読む」
さて、数字を読むためには、ただ単に財務諸表を読むだけでは、数字が苦手な人にとっては、ますます億劫になってしまう。財務諸表のことについてわからない場合は、今とご時世だけに決算説明会の動画というのがある。とくにリーディングカンパニーの多くは取り入れられており、財務状況について分かりやすく説明されている。その後に財務諸表を見るとどのような状態かというのは理解できる。
答えは決して財務諸表ばかりではない。しかし財務諸表に隠されているメッセージは至る所にあるのは間違いない。

私も実際に高校・大学と会計を学んだ人間であるが、企業の財務諸表はあまりよくわからない。もっとも財務諸表に触れるということがあまりない為、そうなってもおかしくないと言えるが。そのような人でも企業の財務諸表をどのように見ていけばいいのかというのがよくわかる一冊である。本書は財務諸表初心者に是非見ていただきたい一冊と言える。

カレーといえば?


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飲み物です!

…ってそんなバカなことを言ってはいけません。

カレーと言えば私だったら「ビーフカレー」を選びますね。

理由は簡単。一番食べているから。

平日の朝ごはんはカレーと野菜を少々といったところです。

カレーの辛さはというと大体、辛口~大辛といったところ。

辛さが朝の原動力になります。

朝にカレー。良いですよ。

運の管理学 人生に「結果」をもたらす幸せの方程式

運の管理学 人生に「結果」をもたらす幸せの方程式 (講談社BIZ) 運の管理学 人生に「結果」をもたらす幸せの方程式 (講談社BIZ)
松永 修岳

講談社  2010-02-04
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株式会社ダーナ 山本様より献本御礼。
「運が良い」や「運が悪い」ということをよく聞く。しかし運はちょっとしたことでも、どんなに強運でも逃してしまい、結局悪運続きとなってしまう。
さて、本書のタイトルは「運の管理学」ということだが、「運」は管理できるのか疑いがあるのだが、なんと管理ができるという一冊であるが、自分自身の心掛け、家やオフィスの管理といったものから運を引き寄せることについて書かれた一冊である。

第1章「「運」は人生を大きく左右する」
中国大陸の賢者たちは古来「天」「地」「人」を揃った時に行動を起こせば、成功をするといったそうである。逆に言うと上記の3つの行いを行わない限り、行動を起こしても結果は返ってこない、3つはその「運」を管理しているものであるという。ちなみに「天」「地」「人」それぞれの役割はそれぞれ、

「天」→「奇門遁甲(きもんとんこう)」
「地」→「風水」
「人」→「修身」

と位置付けられている。風水は言うまでもないが、「奇門遁甲」は簡単に言うと方位の吉凶を見定める術の事をいい、簡単に言えば「方位」のなかで「良い方角」を選ぶ、すなわち「吉方」はどこなのかを見定めることにある。
では「修身」はというと、礼儀作法や道徳心、心構えといったことなど社会生活に際して立身出世いするためのモラルを身につけるためのものである。
日本では明治時代に「教育勅語」が発表された時から筆頭科目として位置付けられており、礼儀作法など徹底的に磨かれていたが、大東亜戦争後、GHQが軍国主義の象徴であるとして廃止された。修身教育は「教育基本法」ができ始めた戦後には、「道徳」として復活したが、修身ほど重要視されなくなった。
では本書における「修身」とは何かというと、「心構え」などの身のこなし、心、道徳とそのままであるが、風水や奇門遁甲と同じく「儒教」の要素があるため、修身が入ったのではないかと考える。
ちなみに本章は「運の良い人」「運の悪い人」の特長と「運」の管理は本当にできるのかについて書かれている。

第2章「「運」を良くするに鍵は「脳」にある――『ラックマネージメント』の極意」
運を司るものとして挙げられているものの一つとして、「脳」が挙げられている。「脳」とはいっても記憶力といったものではなく、あくまで「五感」、「視覚」「嗅覚」「触覚」「味覚」「聴覚」であるが、視覚や嗅覚の環境を変える、「触覚」でちょっと意味が違うが「人との出逢い」、「味覚」では温かい食べ物や飲み物、「聴覚」ではポジティブな情報など、全ての海運は「五感」、ひいては「脳」に通じると言える。

第3章「「運」とは何かを知り、「運」を味方につける」
「運」とは何か、「運命」とも言えるし、その状況を「運ぶ」ということも「運」といえる。「運命」はチャンスとも言え、人との出逢いや変化によりチャンスを運ぶことができる。そのチャンスは貯金できず、あなたの心構え次第といえる。
そして急激な変化を行わず、常に少しずつでも良いから「変化を続ける」ということも「運」を良くする要素の一つである。

第4章「人生の流れを変える方法」
人生の流れを良くするための方法論が本章と次章に書かれているが、ここでは人、考え方、行動、食鋸とが中心である。
会社の中以外の人と出会い、その人の考え方や思考、嗜好を学び、自らの思考の血肉とし、ネガティブ思考をやめてポジティブな思考、さらに夢を語ること、身だしなみに気をつけながら、人の心を動かすような仕事をする。そして繁盛している店に行ったり、温かいものを食べる・飲むことを心がけると、運の良くすることは全て「心」のエンジンを温めることにあることが言える。

第5章「「運」が良くなる「環境」づくり」
ここでは「住環境」に特化した内容である。「風水」といった方が良いのかもしれない。
とりわけ玄関については目から鱗であるが、傘を置かないことは実践をしている。
ほかにも寝室、トイレ、浴室、キッチン、さらにはオフィスに至るまで書かれているが、内容によって実践しにくいモノもあるので、自分のできる範囲内でやると良い。

「運」は決して偶然の産物ではなく。「必然の産物」と言えるような一冊である。運を手に入れる、幸運がやってくるようにするためにはその人の心がけ次第で、物事や人生が好転したり、悪転したりしてしまう。本書はそのことを教えてくれる。

あなたにとって「行けたら行く」は何%?


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「行けるようだったら行きます。」

友達との約束で、そういうことを言ったり、聞いたりしたことは何度もあります。

では「行けたら行く」はどれくらいか? と言いますと、

本当に「時間とお金の都合が合えば行く」というような感じです。

口を濁している様ですが、仕事など他の予定の折り合いもあるので…。

皆さんにとって「行けたら行く」はどういう解釈ですか?

いちばんやさしいネットワークの本

いちばんやさしいネットワークの本 (技評SE選書) いちばんやさしいネットワークの本 (技評SE選書)
五十嵐 順子

技術評論社  2009-12-23
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普段インターネットを行う私たちだが、そのネットワークがどのように動いているのか、理解している人はそう多くない。ネットワークシステムを構成したり、サイトのサービスを提供するシステムの開発者であれば、その技術は少なからずわかる。ちなみに私はSEをやっており、本書で紹介するネットワーク技術は若干ではあるが、理解できる。
本書はあたりまえのようにあるインターネット、ネットワークの裏側を見ていくが、専門用語が多く非常に取っつきにくいのが実情である。しかし本書は初心者にでも理解できるように図を用いながら分かりやすく書かれているため、初心者にお勧めの一冊と言える。

第1章「ネットワークの捉え方を攻略しよう」
みなさんはネットワークについての捉え方についてかかれているが、元々ネットワークは「集合」や「連結」の重なりによって構築された人・モノであるため、システムの世界においても同じ事がいえる。しかしインターネットの世界において、様々な集合体があるが、その中でLANやWANといったものがでてくる。LANであれば最近「無線LAN」といったものが家電店でもでてきていることから馴染み深い言葉であるが、元々LANは会社内・家庭内といった「閉じたネットワーク」のことを表している。一方WANは会社で言う本社・支社間のネットワーク、つまり「限定的に開かれたネットワーク」を表している。
さらにインターネットについては「旅行」と例えて説明されているところが印象的だったと同時に、もともとインターネットについて「電話」や「電車」にたとえて紹介されていたということも思い出した。

第2章「ネットワークを活用する「表舞台」の仕組み <アプリケーション編>」
さてネットワークに入っていくが、まずは外部といったアバウトな部分から入っていく。httpのアドレスの文法から始まっており、wwwの意味(今で言う「笑」ではありません)から、サーバ間のやりとりに至るまで書かれている。
サーバ間のやりとりとあるが、Yahoo!やGoogleといったものも結局はサーバとのやりとりであるが、その規模、そして在処が見えない、もしくは不特定と言うことから「クラウド」と言われている。

第3章「パケットの送り方を制御する「両端」の仕組み <TCP/UDP編>」
本章のタイトルにあるがここから少し初心者には難しい内容になってくる。本章では用語の意味から崩していかないといけない。本章のタイトルにある「TCP」と「UDP」をまず、用語辞典からみてみると、

・「TCP」→ 「インターネットで利用される標準プロトコルで、ネットワーク層のIPと、セッション層以上のプロトコル(HTTP、FTP、SMTP、POPなど)の橋渡しをする。信頼性は高いが転送速度が低いという特徴がある。」
・「UDP」→ 「インターネットで利用される標準プロトコルで、ネットワーク層のIPと、セション層以上のプロトコルの橋渡しをする。転送速度は高いが信頼性が低い。」

(「IT用語辞典」の「TCP」・「UDP」より抜粋)

説明されても何がなんだかわからない人が多いことだろう。しかし本章では、このように説明づけられている。

・「TCP」 → 確実に届ける
・「UDP」 → 素早く届ける

どちらも情報を届けるという意味合いだが、両者は「確実に」と「素早く」ではっきりと違いが理解できる。使い分けの難しい用語であるが、これは見事といえる。

第4章「「中間」でパケットを選ぶ仕組み <IP編>」
中間パケットとして選ぶものとして「IPアドレス」というものがある。これは第3章の「TCP」・「UDP」よりも身近である。というのはネットワークの設定や、HP・ブログを運営している人には、アドレスについて触れる機会があるためである。
ではIPアドレスは簡単にいったらどのようなものになるのかというと、本章では「受け取る住所」として表している。そのまんまかもしれないが、そういった方が分かりやすいように思える。

第5章「「リンク内」でパケットを選ぶ仕組み <データリンク編>」
ネットワークの中でももっとも難しいところである。逆にそれを熟知したらネットワークの8割は理解できたといっても過言ではない。主に、「MACアドレス」「イーサネット」「全二重通信・半二重通信」「CSMA」などが挙げられる。

ネットワークはシステム構築やシステムを勉強する中でも難しい位置づけである。またSEの中でもネットワークエンジニアの位置づけである人もそれほど多くない。ネットワークエンジニアになるための人、SE初心者には最初に読んでおくと良い一冊である。

働く女の「経験ゼロ」の仕事力

働く女の「経験ゼロ」の仕事力 働く女の「経験ゼロ」の仕事力
良子ビューエル

かんき出版  2010-01-18
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株式会社イー・プランニング 須賀様より献本御礼。
女性に限らず、最初は「経験ゼロ」から始まる。しかし新人が部署に配属されてから初めて「仕事」をすることになるのだが、職種・部署・プロジェクトによって仕事をするないようから、やり方に至るまで違ってくる。当然新人の時には何をやるのかわからない。そのため先輩や上司に訊きにいくことからはじまる。
本書は女性で、かつ「経験ゼロ」からどのようにして通販ベンダーの第一人者となったのか、著者の経験を基にして書かれている。

第1章「「経験なし」こそ武器になる」
「経験ゼロ」は新人では当たり前であるが、途中から違うプロジェクト、もしくは異業種に転職をしたときには「経験」というのは存在しない。しかし後者の場合は、プライドが邪魔しているせいか、なかなか訊くことができない人が多い。
新人じゃなくても「新人1年目は、仕事について何でも訊いて良い」という呪縛にかかることにより、2年目以降何も訊けなくなるということもある。仕事についてわからないことがあればTPOはあるものの「訊いた」ほうが良い。
さて本章であるが、著者が単身でカナダに渡り、社会の中で七転八倒しながら逃げずに立ち向かった話について書かれている。
「経験ゼロ」は時として「武器」となる。それはわからないからでこそ、数多く動くことができるからである。本書は「行動」をする重要性が詰まっている。

第2章「通販ベンダーの原点となった10年間」
本章でも「行動」についてを、最初に書かれているのだが、ここでは「悩まず行動をしろ!」というものである。私だったら「悩みながらでも良いから、行動をする」の方が自分の性に合っていると思う。
本章では通販ベンダー会社の社長になり、東奔西走の毎日をおくりながらも、現状打破に取り組み、ビジョンを構築し、ブランドを形成していった所である。

第3章「心に語りかける商品はヒットする」
ここでは仕事と言うよりも「商品の売り方」といった所にフォーカスを当てている。商品を選ぶにも「勧」が肝心であったり、ヒットをさせる仕掛けはどのようにしたら良いのかが中心である。

第4章「わからないことは人に聞けばいい」
本書の根幹といえるところである。
商品にしても、企画にしても、考える為にはまず「材料」が不可欠である。何も無いところから1をつくることは不可能ではないのだが、非常に難しいことである(それを「地頭力」というのだが)。考えるためにも情報収集を行う必要がある。私はSEをやっているのだが、プロジェクトがコロコロ変わることがあり、その中でも仕様が違うため人に訊く必要がある。また同じプロジェクトでもユーザからの「仕様変更」というのがあり、それは具体的にどのようなものにしたいのかと「訊く」必要がある。別の本であるが「仕事は聞け!」に通底するものがある。
そこで本章では「おばちゃん」に学ぶことを提唱している。
私自身これを見て、てっきり「大阪のおばちゃん」のことを思い浮かべてしまった。ただ「訊く」ための精神として「大阪のおばちゃん」のような肝の据わった(?)ひとを表してもいいのではとつくづく思う。
実際にGoogleで調べても、本で調べても出てこない情報は足を使う、自ら「訊きに行く」姿勢が大事である。また足を使うからでこそ、情報の収集のみならず、自ら考えることができ、考えを落とし込むことができる。
また情報収集の中で、フリーペーパー活用や人脈構築も絡めている。

第5章「売れる商品も、もとは実績ゼロからはじまる!」
通信販売では商品を直に触れる機会は、実際に購入するまで全くない。私の場合、ネットなどの通信販売でモノを買う場合は、よほどではない限り予めリアルの場で確認を行い、購入をする。あくまで本の場合は、である。
触れる機会がない中で商品をいかにして売れるのかはモノを売る人のセンス、たとえばTVショッピングではトーク、ネットやカタログでの販売では売り文句ひとつで、売れ具合も変わってくる。通信販売は非常に繊細であることを垣間見た章である。

「わからないことは人に訊く」

これは新人の特権でもなく、誰にでも身につけておくべき要素の一つである。その中でどこまで情報を集めることができるのかというのは、その人の技量次第である。本書は「訊く」ことの重要性について再認識できた一冊であった。

『出逢いの大学 特別講座 vol.4』 感想

昨日は「ちばともさん」こと、千葉智之さん主催の「出逢いの大学 特別講座 vol.4」に参加いたしました。

約8ヶ月ぶりの「出逢いの大学」ですが、毎回学びが変わり、非常に為になる大学です。

 今回はマネー戦略などについての講演として内藤忍さんを客員教授にお招きしての講座でした。

Ⅰ.内藤忍

先週のリーラボでも講演を聴いたことがあり、昨年のセミナーでもお聞きしましたが、今回と重複する内容だけではなく、金融・キャリアについて新しい考え方を得ることができました。

金融・キャリアについてだけではなく、人脈・健康・人生についても取り上げられていました。

金融やキャリアについても1回聞いただけではわからない視点でも、複数回聞くと、分かる所もあって非常に良かったです。

ちなみに健康についてのマネジメントについては「COBS(コブス)」という20代のビジネスマンを対象の会員誌で掲載されていました(確か昨年の4月号だったような

Ⅱ.トークセッション
Ⅲ.質疑応答

まずは千葉智之さんが、このセミナーに際し、2つのチャレンジ・アクションを行っておりました。

こちらですね。

[1] ネット証券講座を開設し、ファンド自動積立をする。
[2] 朝型スタイルにする!

結果は、[1]についてはようやくスタートといった所で、[2]については「大爆笑!」とも言える結果。

経過につきましてはこちらに一部始終が載せられています

チャレンジ企画はここまでにして、ここでは支出、メンタリティ、投資などちばともさんが、ぜひ聞いたい内容について質問されていました。

そして、会場の参加者からも事前に、さらに今回この場での質問も出されましたが、投資についてだけではなく、本、時間について幅広い内容でした。

「出逢いの大学 特別講座」の本番は……何といっても懇親会!

懇親会では、「出逢いの大学 特別講座」史上初となる立食型でした。パワーディナーでの形を取り入れて、様々な人と出逢えるという新たな形の懇親会だっただけに、様々な人の輪を広げることができました。

今回この会を主催した千葉智之さん、客員教授の内藤忍さん、そして今回名刺交換をしてくださった皆様、本当にありがとうございました!!

【Reading-Lab】「図で考えるとすべてまとまる by 村井瑞枝」×「ワールド・インベスターズ・トラベルカフェ」@六本木 感想

本日は加藤たけしさん主催の「Reading-Lab(通称:リーラボ)」に参加いたしました。

「Reading-Lab」は何度も言いますが今年から参加を始めましたが、もうすでに4回目の参加です(2週連続の参加です)。

今回、私がいた机ではこんな本が紹介されました。

ちなみに私が紹介したのは、

今回は自己啓発書でありますが、仕事術や時間術から離れて、運のマネジメントについて取り上げてみました。

実践できることも些細な所からできるので、なかなか読みやすく、発表もしやすかったです。

次はちょっと難しい作品にも取り組んでみようかなと思いました。

さて、ミニセミナーですが、「図で考えるとすべてまとまる」の著作を出された村井瑞枝さんでした。

今回はワーク形式のセミナーで、前半に取り上げた本を図解にして説明をするというものでした。

私も図を作成してみましたが、図にするだけでもどのように組み立てていけばいいのか、思考をフル回転いたしました。

今回この会を主催した加藤さん、講師の村井さん、本の紹介をしてくださった方々、そして名刺交換をしてくださったみなさま、本当にありがとうございました!!

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最後に告知ですが、1月15日金曜日に開校した、美崎さん主催の「ひみつの学校」、2月の第二発目が18日(木)に開催されます。

http://kokucheese.com/event/index/1328/

mixi持っている方はコチラ(↓)。

http://mixi.jp/view_event.pl?id=49697101&comm_id=1724660

場所は「きゅりあん」です。

内容は「内科の仕事も、ヘッテル?フエーテル?」。

内科医の仕事について、内科医から見た日本の医療の現状について、

そして金融をはじめとした「世にも恐ろしい嘘、だまし」について…、

ブログやtwitterでは書けないようなオフレコ内容は……たぶんでないはずですが、もしかしたらブログ上に書けない内容もあるかもしれませんのであしからず。

日本一のアナウンサー2人による出版記念パーティー in 西麻布 感想

セミナーに引き続き、「日本一のアナウンサー2人による出版記念パーティー in 西麻布」に参加いたしました。

二人のアナウンサーとは三橋泰介さんと菅原美千子さんのご両人です。

セミナーから引き続きの参加の方々、マスコミや著者をはじめとした方々が参加されていました。

両人ともアナウンサーだけに、マスコミ関係の方が結構いたような気がします。

場所は「渋谷 J‐pop Cafe」でしたが、この会場では収まりきらないほど(約110人)で、名刺交換をするにも、移動をするにも、酒をもらいに行くにも大変でした。

しかしそれだけに盛り上がったというのも事実です。

名刺交換のなかでブログ運営についても、ビジネスについてもヒントを得ることができた交流会でした。

今回この会を主催された三橋さん、菅原さん、そして今回名刺交換をしてくださった皆様、本当にありがとうございました!!

ビジ☆スタ!セミナー&三橋泰介出版記念講演 感想

昨日は水野俊哉さん主催の「ビジ☆スタ!セミナー&三橋泰介出版記念講演」に参加いたしました。

これは水野さんが主催している、出版セミナーの第二期生がどのような本を出したいのかというのを30分間講演を行うこと、そして東北放送(TBC)アナウンサーの三橋泰介さんの最新刊「話し方の裏ワザ」の出版記念の2点セットのセミナーです。

正午から18時までの6時間という長丁場でしたが、出版への思いと、トークを磨くことの素晴らしさを学ぶことのできたセミナーでした。

では、一つ一つ見ていきましょう。

Ⅰ.イメケン公認会計士 龍

会計学に関して非常に、マンガの一コマも交えながら、おもしろい内容の講演でした。
会計学の知識が面白いように学ぶことができる本になりそうなものでした。

Ⅱ.新しい何かを生み出すサイエンス王子 盤

科学の視点からビジネスを読みとくものでした。

無農薬野菜に飛びつく理由から、科学の「悪」について、語られていました。

さらに普段使う充電地、さらにカメラの画素数のオーバースペックの罠についても紹介されました。

TVの情報番組や家電量販店に限らず、様々な場において数字や科学について語られることがありますが、それのウソ・罠がどれほどのものかを認識いたしました。

信じやすくなってしまう「数字」や「科学」についても語られていました。

Ⅲ.現役美人秘書 富岡清美

秘書としての経験・観察から愛妻家と成功者の法則についてです。愛妻家というとナベツネ夫妻が代表例が挙げられます。

愛妻家といえば・・・あの人のことを思い浮かべてしまうのですが。

「Iモード革命男」についても取り上げられていたが、新宿伊勢丹の「I」だとは思いもしませんでした。

人とのつながりが大切だということですが、これは愛妻家に限らないことですが、そういってこと

Ⅳ.売上30倍達成営業マン ウィン田口

田口さんの生い立ちから、営業活動のこと、そして営業術、「即」レスのテクニックについてでした。

「即レス」のテクニックは電話、メール、社内・社外の行動など多岐にわたりましたが、私の場合はメールが結構勉強になったと思いました。

隙間時間を使うなどの時間術もあることを考えると、「営業術」にまつわるセミナーばかりではなく、「時間管理術」も彷彿とさせる講演でした。

Ⅴ.最強マネーコーチ美人FP 花輪陽子

ダブルインカムについて講演でした。

ダブルインカムと聞くと、夫婦そろって稼ぐのか、収入の複線化なのかなと思い、最初はさっぱり分かりませんでした。しかしだんだん聞いていくうちに、ダブルインカムは夫婦でバランス良く収入を働いて稼ぐといったものです。ある種の複線化でもあり、共働きとも言えますね。

どん底からの復活、夫婦で力を合わせる、お金をコントロールできたことにあったと言います。

しかし共働きと入っても、夫・妻のどちらかが収入的に優位に立つのではなく、両方とも同じ収入で対等に、かつバランスよく収入を増やすことにあります。

年収が年々減少しているからでこそ、こう行ったワークアンドライフスタイルができるようになったといっても過言ではありません。

女性の社会進出、年収減少を絡めて考えてみても、このスタイルは急速に増えてくると私は考えます。

Ⅵ.TravelBookCafe

同じ「書評ブロガー」がどのような発想術を持っているのか、についての講演でした。

今までネガティブが強く、ビジネス書を読み、実践を行ったのですが、自分に合わず、投げ出してしまったと言います。そこでオリジナルの方法を編み出し、ネガティブを力に変えたそうです。作戦の立て方から逆転の方法に至るまで縦横無尽の講演でした。

Ⅶ.横山信治

笑福亭鶴瓶の兄弟子という経歴を持つ方です。何といっても鶴瓶の逸話は大爆笑であるのと同時に「熱意」の重要性、「for you」の重要性を学ぶことができた講演でした。

芸能人やドラマの話にもスライドしながらも「熱意」と「for you」の二本柱の話は心に残るほどでした。

special guest.早川周作

志を捨てておらず、様々な夢を実現した方です。「夢」について早川さんほどアツく語れる人はいないと思います。

で、今回は水野さんと掛け合い漫才のように、「夢」の重要性、相手を応援すること、喜ばせることの大切さについてのトークショーでした。

Ⅷ.三橋泰介

「トーク」の技術について、ワークも交えたものでした。

自己紹介や、最近印象に残ったこと、それをどのようにして話したらよいのかについて、レクチャー後に練習することができたというのが印象的でした。

内容については本に全て書かれています。

今回この会を主催した水野さん、ビジ☆スタで講演なさった皆様、早川さん、三橋さん、今回名刺交換をしてくださった皆様、本当にありがとうございました!!

買ってやった!!自分のために使った最高金額は?


ブログネタ: 買ってやった!!自分のために使った最高金額は?参加数

パソコンで8万、携帯電話で6万といった所。自分のためにといったものでも、結局は仕事であったり、プライベートであったり使うことが多いため、明確に「自分のため」と設定するのは難しいです。

ただ、本などの支出もあるので、贅沢はあまりできない状況です。

とはいっても、あまり「贅沢」が好きでない性格なので、自分のために10万、20万を使うとなると、億劫になってしまいます。

岡本太郎

岡本太郎 (PHP新書 617) 岡本太郎 (PHP新書 617)
平野 暁臣

PHP研究所  2009-08-18
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「芸術は爆発だ!」の名言や、1970年に行われた大阪万博の「太陽の塔」でも有名であり、日本を代表する画家としてなくなった今でも、人気は衰えていない。
ちょっとしたこぼれ話であるが、芸人から画家に転身したジミー大西が画家として尊敬している人物とされており、彼のアドバイスが後のジミー氏の作品に大きな影響を与えた。
岡本太郎の生涯はまさに「反逆」、そして「芸術家」ならではの生涯に満ちている印象である。本書は岡本太郎がなぜ大阪万博において「太陽の塔」を作ろうと思ったのかなど岡本太郎にまつわる様々な疑問について解き明かしている。

第1章「突き立てられた太陽の塔」
大阪万博は約6,300万人もの人が訪れた巨大博覧会であり、かつ日本で初めてとなる博覧会であった。中でも印象に残ったものと言えば、国民的歌手である故・三波春夫の「世界の国からこんにちは」があり、そしてなによりも岡本太郎作の「太陽の塔」の印象がその博覧会を知らない私たちにも受け継がれている。
当初岡本太郎は万博に参画することは考えていなかった。パリ万博にも言ったことがあり、「万博」に関してある程度知っていたからである。当然周囲の反対もあったのだが、彼自身のもっている「生き方」が呼びさまされ引き受けたという。

第2章「反博の巨像」
では岡本太郎の「生き方」とは何だったのだろうか。岡本太郎の作風、思想には「反逆」「反骨」「反博」など、いかにも時代や世間、社会に抗うような思想があり、それが岡本作品に大きく反映されている。そしてなんといっても「対決」が太陽の塔を引きつけさせ、岡本作品が際立って異質、かつ最も目立って見えた。

第3章「「岡本太郎」の誕生」
露出展示や無料というと、よくある美術館の館長は顔をしかめる。しかし岡本太郎はそれを積極的に行った。路傍の石でもいい、作品をじかに触れてもかまわない。「岡本太郎」の作品は美術評論家のためではなく、実際に見たり触れたりする人たちのために描き、造ったと言うべきなのだろうか。

第4章「日本人を呼び覚ます」
芸術家は、クリエイティブの考え、精神によって基づかれている。とはいえ日本では「伝統」という言葉が重んじられている。しかしこの「伝統」という言葉であるが、それにより現状を維持するという言葉とはき違えている人も少なくない。現状維持ばかりをしていては必ずどこかで澱みが発生し、時代遅れ、もしくは破綻をきたす恐れがある。本当の「伝統」は必ず新しいものを吹きいれながら続くものを言っているのである。

岡本太郎は芸術という進化のなかで「美」とは違う「ベラボー」な芸術を生み出して行った。
考えてみると今年は「上海万博」が開かれる。かつての大阪万博は岡本太郎の芸術と日本の高度成長を象徴させるものであったと言っても過言ではない。上海万博はどのようなものを見せてくれるのだろうか楽しみであるが、石景山遊園地のような「パクリーランド」の様相もありそうで怖い。

【ひみつの学校】「ラッピングと心理学」 感想

昨日は美崎栄一郎さん主催の「ひみつの学校」に参加いたしました。

今回のテーマは「ラッピングと心理学」。最近「ラッピング王子」で人気急成長中のあべべさんと主催者であるM崎栄一郎さんがそれぞれ実践・講義を行う形のものでした。

Ⅰ.あべべ

バレンタインデーということなので、「ラッピング講座」でした。今回は小さな箱からラッピングをするというもの。

しかしリボンの結び方に手間取り、サポートに助けられてもできない始末…。いろいろやってきたが、手先の「不」器用さを知ってしまった実習でした。

ただだんだんやっていくうちにそれらしくなり、難しい所はありましたが、面白かったです。

ただ、バレンタインに受け取るチョコの数は……あまり期待していません(苦笑)。

Ⅱ.美崎栄一郎

ここでは異性の心理学を交えながら、Q&A形式でどのような行動を行ったらよいか、どのような心理なのかということについての内容でした。

専ら職場に関することが多かったのかもしれません。

今回主催した美崎さん、講師のあべべさん、今回名刺交換をしてくださった美馬様、本当にありがとうございました!!

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最後にまた告知ですが、1月15日金曜日に開校した、美崎さん主催の「ひみつの学校」、2月の第二回目が18日(木)に開催されます。

http://kokucheese.com/event/index/1328/

mixi持っている方はコチラ(↓)。

http://mixi.jp/view_event.pl?id=49697101&comm_id=1724660

場所は「きゅりあん」です。

内容は「内科の仕事も、ヘッテル?フエーテル?」。

内科医の仕事について、内科医から見た日本の医療の現状について、

そして金融をはじめとした「世にも恐ろしい嘘、だまし」について…、

ブログやtwitterでは書けないようなオフレコ内容は……たぶんでないはずですが、もしかしたらブログ上に書けない内容もあるかもしれませんのであしからず。

円楽、親父を叱る―自信を取り戻す父親のゲンコツ教育

昨年10月に亡くなられた五代目三遊亭円楽師匠。円楽師匠の最新作と言えば「円楽 芸談 しゃれ噺」があり、昨年書評いたしました。

今回紹介するのは今から34年も前に教育について円楽師匠自らが主張した一冊です。amazonでもあまり手に入らない作品ですが、よく行く図書館でたまたま見かけたので手に取りました。

円楽師匠の思想は、どちらかというと保守であり、「笑点」の番組内でも憲法改正やサマータイム制の導入を訴えたこともありました。

本書の副題にもあるとおり、円楽師匠はゲンコツ教育を提唱しています。円楽師匠本人はお寺の生まれで、そこから仏教や、教育についても身を持って培われていったそうです。

円楽師匠の教育は、「古くさい」「時代遅れ」という印象を持つ人は少なくありません。しかし現在における日本の教育会の中で「温故知新」の考えを忘れていないだろうか、そしてゲンコツ教育そのものばかりではなく、その中も吟味しただろうかを見直す必要があります。そこに突破口があるのかもしれません。

フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略

フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略 フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略
クリス・アンダーソン 小林弘人

日本放送出版協会  2009-11-21
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元々はお金を払わなければ手にはいることのできない情報が、Googleなどの検索エンジン、フリーペーパー、無料動画など「Free(無料)」にまつわるビジネスが急成長を遂げている。従来はモノの売り買いによってお金が動くのだが、無料のモノを提供することによって「新たな利益」などをもたらしてくれるという。本書は巷にある「Free」がどのような戦略でもって広がっていったのかを紐解くとともにこれからのマーケティング、経営学など商業に関わる概念の変容がどれほどなのかを本書が解き明かしている。

第1章「フリーの誕生」
「フリー」の誕生は1900年代、レシピやカミソリなどのから始まった。当時は販売促進のための無料配布の印象が強く、販売するというよりも「繋げる」役割だったように思える。

第2章「「フリー」入門」
さて「フリー」とは何か。本章では英単語の「Free」の五限から辿っている。

第3章「フリーの歴史」
フリーの誕生についての歴史は第1章の通りであるが、ここでは20世紀の資本主義を鑑みながら、フリーがなぜ注目されてきたのかについて考察を行っている。

第4章「フリーの心理学」
ある店で、その商品が無料で販売されていた場合、あなたはどのような印象を持つのだろうか。おそらく悪い気はしないだろう。「お金をかける」という犠牲を払うこともなく、モノや情報を手に入れることができる。

第5章「安すぎて気にならない」
しかし無料というと、その商品や情報に関して信憑性や評価が低い様に感じずにはいられない。
安くなっていくからには、それなりの理由があり、その価値が見いだせなくなったこと、そしてお金を払う犠牲をしてでも買いたいという価値が無くなったことが挙げられる。

第6章「情報はフリーになりたがる」
90年代にインターネットが出てきてから、フリーは急速に注目されるようになった。新聞や雑誌、本でしか手に入れることができなかった情報をサイトでつなげば一発で手に入れられるようになったのである。ただし、会員制や有料性のものもあるため「全て」ではないが。

第7章「フリーと競争する」
ここでは事例を2つ紹介している。OSを巡ってマイクロソフトとリナックスが、サーチエンジンを巡ってYahooとGoogleが、である。
マイクロソフトをのぞいて今やフリーという言葉を感じずに入られない会社である。それが故に、マイクロソフトは数年かかり、サーチエンジンは数ヶ月で済んだと言えるのかもしれない。

第8章「非収益化」
Googleの収益は専ら「広告収入」である。しかしGoogleが行っている他のビジネス、例えばYouTubeやGoogleEarthは赤字続きで採算性がないことは有名である。しかしGoogleはそれらを「慈善事業」と称して行っているため、Google本体自体、採算性のない事業を行っても、痛くも痒くもない。

第9章「新しいメディアのビジネスモデル」
コンテンツではNHKオンデマンドが月々の料金を値下げし、いくつかの有料コンテンツも無料になった。おそらく有料で行っても赤字になってしまうため、広告収入などに利益を頼らざるを得ない状況になったのかもしれない。

第10章「無料経済はどのくらいの規模なのか」
フリーは広がっていると言ったのだが、フリーである経済、「無料経済」はどのくらいの規模なのかについて本章である。本章によると約3000億ドルと言われている。

第11章「ゼロの経済学」
そもそもフリーは経済的に成り立っているのかというと、オンラインによる広告収入、もしくは通信料などが挙げられる。そこでお金が動いている為、「フリーの経済」は私たちには見えないが、動いているといっても良い。

第12章「非貨幣経済」
フリーの経済は「非貨幣」とも言われている。従来はお金のモノの取引によって成立してきたのだが、これからはお金を伴わない、「贈与経済」というのが生まれるという。

第13章「(ときには)ムダもいい」
フリーが行われることにより、潤沢な経済となる。そこから収益を見出すのはその次で、様々なものを無駄にしながら、潤沢を得るという。

第14章「フリー・ワールド」
ここ最近急成長している国は軒並み「フリー」の可能性を見出している。しかし中国では「海賊版」が紹介されているのは気になった。

第15章「潤沢さを想像する」
SFの世界を例に挙げながら、潤沢な世界はどのようなものであるかについて述べている。

第16章「お金を払わなければ価値のあるものは手に入らない」
フリーの経済であればあるほど「お金を払うほど価値のあるモノ(・コト)」が重要視される。これまではモノであるだけで価値を見いだしてきたのだが、これからは情報や付加価値といった所に価値を見出すのかもしれない。

フリーは新たなビジネス、マーケティングを見出されるのと同時にその社会のなかでどのような考え、ビジネスを見出して行けば良いのかが詰まっている。フリー時代の教科書というに相応しく、あらゆる観点から「フリー」を見ている。

ワクワークショップ Vol.13 感想

昨日は竹原健一さん主宰の「ワクワークショップ Vol.13」に参加いたしました。

「ワクワークショップ」に参加するのは今回5回目で、講師は第1回と同じ横田尚哉さんです。

ちなみに横田さんは、放送日は未定ですが、情熱大陸に出演されると言うことなのでそれを記念してのセミナーでした。

横田さんということなので、様々なものをFA(ファンクショナル・アプローチ)を行っていくというものです。

今回のテーマは「カフェ」

私も本を読んだり、ポメラを持って書評をしたりする時によく利用するカフェ、スタバやドトールなどはどのような特徴をもっているのか、何のためにあるのかをFAで行うというものでした。

普段はカフェの特徴も知らずに利用していた私でしたが、これほどの戦略を練っていたということを知らされ、驚きの連続でした。

懇親会と重なりますが、様々なことをFAを行うことのできる可能性を知りました。

・それは何のため?
・それは誰のため?

この呪文(?)の凄さを改めて知ったセミナーでした。

今回主催された竹原さん、講師の横田さん、そして名刺交換をしてくださった皆様、本当にありがとうございました!!

新刊公開企画会議 (SK3) 感想

昨日は実業之日本社主催のイベント「新刊公開企画会議 (SK3)」に参加いたしました。

SK3は様々なイベントを主宰されている美崎栄一郎さんが4冊目となる仕事術の本を公開で制作をするというものです。

今回は第1回ということで今回は出版にあたりどのようなコンセプトにするのか、出版界の現状について幅広く対談・Q&Aされていました。

今回のゲストは「女子勉」の勉子さんでしたが、クラッシュ・マーケティングについて登場したのみでした。

詳しい内容についてはtwitter上で実況中継(ダダ漏れ)しておりますので、
そちらをご覧ください。

http://twitter.com/#search?q=%23dadabon

SK3の中で全てのプロセスを公開する、そしてその公開のなかでtwitter上で質問や提案をすることができるという、画期的なものです。

様々な理由からブラックボックス化している企業や業界が増えている中、大きな風穴を開けるような企画になりそうだと、私は思います。

SK3はこれから毎月開催されるわけですが、仕事上支障のない限り、私も参加いたします。

今回この会を主催した実業之日本社の皆様、美崎栄一郎さん、勉子さん、そして今回名刺交換をしてくださった皆様、本当にありがとうございました。

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最後にまた告知ですが、1月15日金曜日に開校した、美崎さん主催の「ひみつの学校」、2月の第一発目が9日、火曜日に開催されます。

http://kokucheese.com/event/index/1328/

mixi持っている方はコチラ(↓)。

http://mixi.jp/view_event.pl?id=49697028&comment_count=12&comm_id=1724660

場所は「きゅりあん」です。

内容は「ラッピングと心理学」。

セミナーではおそらく例がない、男性席、女性席と分けて、それぞれラッピングと異性の心理について講演・実践を行います。

ブログやtwitterでは書けないようなオフレコ内容は……たぶんでないはずですが。

バレンタインデーも近づく今、最強の「ラッピング」と「心理学」を磨いてみませんか?

私も参加いたします。

【Reading-Lab】「新しいキャリア戦略 by 内藤忍」×「ワールド・インベスターズ・トラベルカフェ」@六本木 感想

昨日は加藤たけしさん主催の「Reading-Lab(通称:リーラボ)」に参加いたしました。

「Reading-Lab」は何度も言いますが今年から参加を始めました。今回は3回目の参加です。

私がいた机ではこんな本が紹介されました。

※今回紹介された「楊家将」は文庫版で上下巻あるのですが、今回紹介されたのは上巻だけだったため、上巻のみ表示いたしました。

ちなみに私が紹介したのは、

でした。プレゼントークは4回目でして、今回は初めてビジネス書以外を取り上げました。途中でつっかえたり、かんだりと上手くいきませんでしたが、得意の歴史について取り上げたので本選びについては悔いはありませんでした。

今度は1分半でプレゼンする力を鍛えることに集中します。

さて、ミニセミナーですが、「60歳までに1億円つくる術―25歳ゼロ、30歳100万、40歳600万から始める」をはじめ、数多くの著書を出している内藤忍さんでした。

今回のセミナーはリーラボのために書き下ろした内容で、キャリアについてです。内藤さんの生い立ちから資産運用、そして仕事に至るまで幅広い内容であり、赤裸々に、かつ名言もたくさん飛びだしたセミナーでした。

今回この会を主催した加藤さん、講師の内藤さん、本の紹介をしてくださった方々、そして名刺交換をしてくださったみなさま、本当にありがとうございました!!

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最後に告知ですが、1月15日金曜日に開校した、美崎さん主催の「ひみつの学校」、2月の第一発目が9日、火曜日に開催されます。

http://kokucheese.com/event/index/1328/

mixi持っている方はコチラ(↓)。

http://mixi.jp/view_event.pl?id=49697028&comment_count=12&comm_id=1724660

場所は「きゅりあん」です。

内容は「ラッピングと心理学」。

セミナーではおそらく例がない、男性席、女性席と分けて、それぞれラッピングと異性の心理について講演・実践を行います。

ブログやtwitterでは書けないようなオフレコ内容は……たぶんでないはずですが。

バレンタインデーも近づく今、最強の「ラッピング」と「心理学」を磨いてみませんか?

私も参加いたします。

図で考えるとすべてまとまる

図で考えるとすべてまとまる 図で考えるとすべてまとまる
村井 瑞枝

クロスメディア・パブリッシング(インプレス)  2009-09-14
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「考え方」を一括りにまとめても、ロジカル(・シンキング)、ラテラル、図解、クリティカルなどのように様々な種類がある。
その中で本書は「図」を描いて考えるという手法である。数多くある考え方の中でもっとも日本人らしい考え方であると私は考える。というのも子供の頃から絵本や漫画にふれる機会が多く、文字で理解できなくても、図や絵で理解できることが多々ある。私も元々は図や絵で理解していた人間なので。
本書は美大から外資系コンサルタントで勤めた経験のある移植のコンサルタントの図解術を伝授した一冊である。

第1章「あなたは文字で考える人?数字で考える人?それとも…」
あなたは以下の中でどの資料が分かりやすいか。
・文字だけ
・文字+統計表
・文字+図
人によるが、私だったら一番下である。図がある方が、難しい説明をするよりも、分かりやすく、かつ説得力があるためである。

第2章「図で考える人の5つのメリット」
図を描くメリットは、なんといっても一目で見て理解ができるところにある。
そしてもう一つには図を描くことで思考を整理することができる。

第3章「絵を書くのがヘタでも大丈夫です!」
しかしいきなり図や絵を書こうと思っても、「絵を描くのが下手だから」「子供っぽいものしか書けないから」と抵抗を持つ人も少なくない。しかし絵は下手でもかまわない。自分なりの絵にしたことにより、思考の整理ができる。そして質問をされたときでも、自分で描いた絵があれば答えられる。
相手にとっても、自分にとっても分かりやすいものになる。

第4章「7つの必勝パターンを身につけよう!」
ここでは図形の「パターン」について紹介されている。たとえばマトリックス、TODOリストなど分析や進捗を測るもの、線表・コンセプトなど時間やアイデアを創出するものが挙げられる。
図にもいろいろな種類があるが、私自身職業柄、図を描くことが非常に多い。コンサルタントでも、お客様に理解すべくプレゼン資料で図を多用することがあるが、SEでもユーザ(お客様)に理解させるべく、フローチャートやシステム構成、処理の流れなどを図で表すことが多く、設計書も図で表すことが非常に多い。SEの図解作成術というのもあったらいいなと考えてしまう。

第5章「実際に、図を使ってビジネスを考えてみる!」
いよいよ実践編である。たとえばある問題が起こった場合、もしくは要望があった場合、それを行う意図、解決策、人、モノ、金に至るまで細分化を行い、優先順位をつける。図解での細分化は山登りに似ており、まずは1合目、2合目と段階を踏むことにより、解決への道を用意にすることができる。
またアイデアも、「考具」や「アイデアパーソン入門」の加藤昌治氏のアイデアを「たぐる」よろしく、様々な考えやモノを図や絵にしてアウトプットしてみるのも良い。

第6章「プロフェッショナルの資料の作り方」
あらかじめ手書きで書いた図から、いよいよPowerPointやExcelする所に移る。表・図・メッセージに至るまでどのように描いたら良いのか、事細かに書かれている。

このビジネスの世界には様々な考え方や仕事術がビジネスパーソンの数は存在する。本書で紹介した図解思考、図解仕事術は相手にとっても、そして自分にとっても「わかりやすい」様にできている。図解技術は海外の諸国と違い、絵などやモノなど形あるモノを見慣れている日本人になじみやすい思考であり仕事術と言える。

本当に必要な人を引き寄せる 頭のいい人脈の作り方

本当に必要な人を引き寄せる 頭のいい人脈の作り方 本当に必要な人を引き寄せる 頭のいい人脈の作り方
立石 剛

日本実業出版社  2009-06-11
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昨今「不況」と呼ばれている。この響きだと会社にいられなくなる、明日の生活も困るといったどちらかというとネガティブな感情に支配されがちになる。しかし「明日会社にいられないかもしれない」となると、自分自身が身につけられるテクニックやノウハウということが重要視されてくる。
その一つの手段として「勉強会」や「セミナー」というのがある。その中で名刺交換などで出会うと思うが、もっとも効率的、かつ戦略的な人脈を持つためにはどうしたらいいのかを本書では提示している。

第1章「なぜ「人脈」が必要なのか?」
今となっては安定した仕事も保証されず、ましてや安定した給与も保証されなくなった。そのことから自らのスキル・ノウハウを強める勉強に参加し、その中で異業種の人脈を広げることができる。
しかし、「ただ」人脈を広げるだけではおざなりの関係だけになってしまうだけである。自分が夢を叶えるため、そして自分の仕事のカンフル剤にする人脈を持つ。そのために限られた人脈で「ネットワーク」を構築することが大切とされている。

第2章「「夢」を描けば人が集まる人になる」
では効率的、かつ密度の濃い「人脈」を構築するためにはどうしたらよいのだろうか。それは「夢」を持つことである。自分は何をやりたいのか、どうなりたいのかを持ち、それを叶えようという「思い」が人を引きつけ、味方を作ることができる。人を介して「アイデア」「スキル」「ノウハウ」、そして「チャンス」を引き連れてくれる。

第3章「あなたを印象づける「自分ブランド」の築き方」
会社にはいると所属する部署、その上を行けば役職などの「肩書き」を持つことができる。しかし、あくまでそれは「会社内」での肩書きであるため、自分自身の肩書きではない。それが故に自分自身が埋没してしまう。
印象づけるためには「自分ブランド」であるが、中でもオリジナルの「肩書き」を持つことが大切である。これはヘッドハンターである岡島悦子氏の「抜擢される人脈術」における「タグ」をつけるというのとよく似ている。

第4章「人脈作りを加速する「情報発信ツール」の使い方」
情報発信ツールは最近になって増えた。本書が発売されたのは昨年の6月である、その翌月からTwitterが広がりを見せ始めた。自分の情報を発信するためのツールはブログもあるのだが、選択肢が増えただけでも良いことである。
さて、本書と内容が少し外れるが、ブログとtwitterの違いについて見てみようと思う。

ブログ…自分の思ったことを書くことができ、字数制限がない。但し、速報性はそれほど強くない。
twitter…速報性が非常に優れている。但し140字の字数制限があるため、多くは書けない。

主に記述に関してである。自分の思い、意見を率直に言える場として最適なものというと、twitterが急成長しつつある中でも、ブログは強みを持っている。インターネット上で公開されるため、他の人とのつながりも顔は見えないながらも、つながることができるのも利点として挙げられる。
他にも情報発信ツールとして名刺、プロフィール、お礼メール・ハガキが挙げられている。

第5章「会いたい人を引き寄せる「勉強会」の始め方」
著者は勉強会を数多く開いており、どのように勉強を主催したら良いのか、勉強会の良さについて説いている。
私は勉強会に参加する側であるが、主催者の傾向によって違ってくる。主催者と親交のある人、そこからまたネットワークのようにコミュニティがつながってゆき、主催者はそれを通じて学ぶ場を提供する。新しく入る人を歓迎するように名刺交換や懇親会でミーハーながら築くのもよし、コミュニティを細分化し、「分科会」をつくり少なく、深い関係をもつのも手段の一つである。

第6章「価値ある人脈を手に入れるための「習慣術」」
人脈をさらに強固にするためには定期的に経過を報告するということが大切である。これは様々な人脈のビジネス書にも書かれていることである。
定期的に限らずとも一人一人、名刺交換などによって会うことのできた「縁」は図らずとも自分に気付かなかったこと、アイデア、チャンスにめぐり合うことができる。人の縁は侮れない。

勉強会における名刺交換から始まる「縁」であるが、そこから自分の夢をかなえるにはどうしたら良いのか、自分をブランディングするにはどうしたら良いのか勉強会や自身の経験から伝授した一冊である。

最新データで読み解くお天気ジンクス

最新データで読み解くお天気ジンクス (祥伝社新書) 最新データで読み解くお天気ジンクス (祥伝社新書)
村山 貢司

祥伝社  2007-08
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TVニュースや新聞、インターネットで見る「天気予報」であるが、天気の傾向から様々な政局や社会に関して予測をするというようなことがTV番組のコーナーやインターネットサイトにある。
天気、1年間の気温や天気の状況などと社会的な事柄との因果関係は科学的見地で証明することは非常に難しいが、口では説明できない「何か」の関係はあるのかもしれない。
本書は最新のデータから天気のジンクスについて社会的事柄に限らず、健康、異性関係など多岐にわたるジンクスを紹介している。

第一章「株価とお天気」
まずは平均株価と天気模様であるが、個別の株価であれば、夏や冬の天候によって需要が動き、経済が活性化するか減退する。そのことにより変動することがあるため、天気と経済の因果関係はあると言える。
特に衣類がその影響を受けるのかもしれない。ほかにも夏場ではビールも変動する。しかしおもしろかったのは夏場とは言えど、余りに暑すぎるとビールを買ったり、ビアガーデンに行ったりする事が億劫になるため、あまり売れないとのことである。暑くても冷えたビールを飲むという快感が上かなと思ったのだが、どうやら限度というものがあるのだろう。

第二章「健康とお天気」
このタイトルに関連するものと言えば、「花粉症」「インフルエンザ」「食中毒」などが関連している。
しかし他にも、梅雨の時期はジメジメしていると気分が沈み、「うつ」になるという。他にもリウマチ、関節痛についても天気との因果関係を示している。

第三章「女心と男心」
女性にとっては男心、男性にとっては女心を理解するのは、転機を知るよりも難しいことだと考える。これほど気まぐれなものはないからである。本章ではそう言った「心」だけではなく、デートはどのような天気が良いのか、告白はどういったものが良いのかについても解説している。但し強調しておきたいのは本書は「天気」に関する本であり、恋愛術の本ではない。天気の観点から見てこうした方がいいという意見であると思ってみた方が良い。
そして男女関係でちょっと面白いものがあった。「夫婦喧嘩注意報」という予報が2007年、北海道で発令された。これはフェーン現象により、日中急激に気温が高くなり、夫婦の怒りが増大し、夫婦喧嘩が起こりやすくなると気象協会北海道支部が発令したものであるという。
ちなみに当時、私は大学生であり、北海道在住であり知っているだろうと思いなのだが、その時期は就職活動中で毎日てんてこ舞いであったため、TVを見る暇さえなかったため知らなかった。しかし、いつ起こったのかは知りたいところである。

第四章「社会ジンクスとお天気」
天気は、社会的なことで様々なジンクスが起こる。本章の最初ではプロ野球、とりわけセ・リーグの優勝によって今年の天候はどうなのか、統計をもとに割り出している。
さらに今月から開催されるオリンピック、自民党総裁選に至るまで、天気に左右されるものが多い。

第五章「昔からのお天気俚諺(りげん)」
「俚諺」とは「民間で言い慣わされていることわざ」を表わしている(いつもの辞書より)。諺というよりも、朝焼けや夕焼けなどが起こったら天候はこうなるというものを説明している。例えば「猫が顔を洗うと雨」が挙げられる。

普段あたりまえのようにある天気。この天気は出かける、もしくは選択をするなど日常的なことでどうするかの一助だけではない。社会、健康にかかわる所まで考える、予測する材料の一つに挙げられるのも天気である。天気予報は奥が深い、そう思わせる一冊である。

シンプル族の反乱

シンプル族の反乱 シンプル族の反乱
三浦 展

ベストセラーズ  2009-07-09
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みなさんは「シンプル族」についてどのような人を連想するのだろうか。
・地味でシンプルな衣装しか着ない。
・食事も簡単なもので済ます。
・家賃の安い所で住んでいる。
と思ってしまう。
しかし「シンプル族」、そしてそれを誕生させた要因は高度経済成長期以降からあった「モノの裕福」から「心の裕福」に願望のベクトルに変わったことにある。また「失われた十年」のまっただ中で親の背中をみて成長していただけに「貯金」を行うなどの「堅実路線」に走り、モノをあまり消費せず、手仕事に重んじ、冷凍食品に依存しない基本的な生活をする。端から見たら至って「シンプル」といわれるような生活をする人たちのことを言っている。本書はシンプル族たちがどのような生活、価値観をもっており、経済に影響を与えるのかというのを考察している。

第1章「シンプル族とは何か?」
本章では購買に関する統計が多い。というのは「シンプル族」はあまり物欲がなく、豪勢なものを「欲しがらない」ためである。その影響からか、若者の「自動車離れ」が進んでおり、国内自動車販売台数も軒並み減少している。但し車全体で見たものであり、エコや手軽さを意識してか軽自動車のシェアが伸びている(但し販売台数が伸びているかどうかは分からない)。
さらに衣服もそれほど高いもの、贅沢なものを好まない傾向にあり、百貨店業界も苦戦を強いられている。とりわけ無印やユニクロの台頭がそれを後押ししていると言っても過言ではない。
シンプル族の傾向を見ていく中で面白いものを見つけたと言えば「神秘性」、例えば占いやスピリチュアルに関心が強い所にある。巷では占い本もあればすでに放送が終了した「オーラの泉」の影響も挙げられる。

第2章「シンプル族の価値観とライフスタイル」
シンプル族の価値観とライフスタイルを一言で言うと「合理的でこだわりのある」と本章を見て思う。
シンプルであるため、エコでありながら、無駄・華美を嫌う。レトロ・ナチュラルなものを好むが、その中でもシンプルでありながら高級なもの、例えば伝統工芸で作られた家具や食器には強く惹かれる。
そしてお金や物事に執着をせず、様々な人と出会いたいと思い、インターネットやTV、雑誌では手に入ることのできない「生」の情報を手に入れたいと考えているという。「金持ち」よりも「「人」持ち」でありたいと思うのもシンプル族の特長である。
そう考えると私は前者はそうではないのだが、後者はその通りかもしれない。「半シンプル族」と言えるかもしれない。

第3章「シンプル族の衣食住遊」
ここからはシンプル族の「各論」に入っていく。本性の他とるにあるとおり「衣食住遊」の順に見ていこう。

「衣」
最初にも書いたのだが無印やユニクロを好む傾向にある。いま、後退している経済状況の中だからでこそ、シンプルで手頃な価格であるブランドが好まれるのかもしれない。

「食」
簡素とはいえど冷凍食品やコンビニ弁当に走ることはない。むしろ自然食品の打っている店に行く傾向にある。

「住」
家賃の安いアパート、マンションに行くよりも、むしろ築数十年になる古い一軒家を好むという。
さらに古い家具や自然を意識した家具、そして何よりも家族やコミュニティを重視した住まいを好んでいるという。シンプル族は新しさと古さを共存させていく人たちなのだろうか。

「遊」
シンプル族はテレビも見ず、インドア派である。その一方で世界遺産や秘境といった所に行ってみたい問う願望がある。また旅行以外にもやってみたいものでは「農業」というものもある。これは昨年、一昨年で農業がブームの兆候を見せていた。現在は時期も時期か鳴りを潜めているが、春になったときからまた騒ぐのかもしれない。

「シンプル族」は合理的で質素な生活をしているのかと思いきや「自然」や「コミュニティ」といった新しくもあり、今悩みの種となっているもの、コミュニティの欠如や志向の多様化から脱却できるヒントが眠っているのかもしれない。そしてシンプル族は「モノ志向」であった時代からどの方向へ向かっているのかを示す道標にもなっているように本書を読んで思った。

豆まきに恵方巻き…節分にどんなことした?


ブログネタ: 豆まきに恵方巻き…節分にどんなことした?参加数

昨日は節分でした。

私はというと、豆まきもしましたし、恵方巻もいただきました。

昨年まで恵方巻は夜に食べていたのですが、今年は恵方巻が売り切れるという懸念も考えて、昼ご飯にまるかぶりいたしました。

恵方である西南西に向けて食べたかというと…自信がありませんが。

そして豆まき用の豆も昼に恵方巻とともに買い、帰宅後早速豆をまきました。とはいえ私はアパート住まい。近隣住民に迷惑のかからないよう。そーっと撒きましたとさ。

皆さんはどのような節分を過ごしましたか?

Googleの正体

Googleの正体 (マイコミ新書) Googleの正体 (マイコミ新書)
牧野 武文

毎日コミュニケーションズ  2010-01-23
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株式会社毎日コミュニケーションズ様より献本御礼。
Googleといえば世界最大の検索ツールであると同時に、インターネット広告の最大手である。検索ツールに関しては昨今で「Google八分」、最近では中国当局との対立も様々なところで報道されている。
本書は新しいビジネスモデルを構築しながら急成長を遂げているGoogleの実像とこれからについて書かれている。

第1章「不気味なグーグル」
「100年に一度の恐慌」と呼ばれる時でも確実に利益を上げ、企業自体も成長を遂げているGoogleであるが、あまりの急成長に「闇」があるのではないかと疑う人も少なくない。現にGoogleにそぐわないようなサイトは検索からはずされる「Google八分」がある。
Googleの「闇」も確かに不気味なのだが、それ以上に不気味なのが「YouTube」や「Google Earth」といったきわめて先進的なものは収益制がなく、赤字続きであり、採算の見通しが立っていない。それでもGoogleとしてそれらから撤退せずに維持し続けていること自体「不気味」と言える。

第2章「富が湧き出す仕組み」
Google最大の収入源は何と言っても「広告」である。インターネットが誕生したてのころまでは街頭や新聞・雑誌・TVが広告の主流であり、それらの業界は広告収入だけで潤沢な利益を得ることができた。これまではDMや電車の中吊りや巨大看板などが挙げられる。しかし新宿や池袋などで「広告募集中」の看板が目立ち始め、「白き街」の様相である。
Googleの広告戦略により、既存のマーケティングにとらわれておらず、よく使われる「AIDMA」も「Search(検索)」や「Share(共有)」に変えられ、「AISAS」という風にGoogle内で使われている。

第3章「拡大・成長のための最大の戦略」
第2章でも語ったとおり広告収入が莫大であるGoogleはわざわざ利益にならないYouTubeやGoogleEarthを手放さないのか、有料広告が主体であるがこの広告戦略自体もGoogleならではの戦略がある。検索機能を利用して、人気検索ワードからどこのワードで、そしてどこの位置で広告を出したらを計算し、収益を上げている。しかも数十円から春子とができ、当然インターネット上にて全世界に広告を表示することができるため、広告効果が高いこともその要因の一つとして上げられている。そのためYouTubeやGoogleEarthが軌道に乗らなくても痛くも痒くもない訳である。

第4章「成り立ちから読み解くグーグルの姿」
ここではGoogleの歴史を紐解いている。Googleはインターネットが普及しだした頃、ウェブのリンク分析によって生まれたものであり、営利企業にするつもりもなく、ましてや広告も「悪」だと思っていたという。今の状態では考えられないものである。
しかし「検索エンジン」のビジネスは当時、完全な「ブルーオーシャン」であった。しかし実業家の出会いにより広告のビジネスに進出し、急激に勢力を広げていった。
Googleという検索エンジンの最大の利点は「表現の自由」にある(ただしGoogle八分があるのだが)。しかし共産党一党独裁国家である中国では検閲がかけられ、撤退騒動にまで陥っている。広告業態やマーケティングに新たな風を吹かせたのだが、「表現の自由」という名の十字軍が征するのか、あるいは中国に失望するのか、どちらになるのだろうか。

第5章「グーグルと私たちの未来」
とはいえ「Google」にある「表現の自由」という名の十字軍は必ずといっても有益なものではない。昨年の「グーグルブック」騒動がある。出版物の著作権が侵害されるということでGoogleに対し訴訟を起こそうとしたというものがある。和解案がいくつも出てきているが、未だ解決に至っていない。
話は変わるが現在Googleは貧困や代替燃料、無線LANにも興味を示している。ネットからリアルの世界に直接影響の与える企業になろうとしている。

Googleは従来のマーケティングを覆し、新しいビジネスモデルを構築したばかりではなく、インターネットの世界に多大なる影響を及ぼしたといっても過言ではない。しかし天下は長く続くわけではない。これからGoogleはどの分野に進出するのか、どのように変わっていくのかはわからないが、行く末が楽しみである、といった方がいいのかもしれない。

究極の選択! 時間とお金、どっちが大事?


ブログネタ: 究極の選択! 時間とお金、どっちが大事?参加数

究極というまでもないですが、当然「時間」を選びました。

何といっても「お金」は収入を複線化したりするなど稼ぐ手段はありますからね(但し、法律の範囲内でです)。

しかし「時間」は誰もが24時間与えられるもの。睡眠時間をとったら個人差はありますが大体17~19時間といった所でしょう。

その中で会社で働く、勉強をする、本を読むなど自分の成長にあてる時間、食事をする時間、くつろぐ時間など様々な状況下で「時間」を使います。

その時間をきちんと「消費」できるか、はたまたただ使うだけの「浪費」に終わるのか、それだけでも主観的には充実感、客観的では成長度が違ってくるわけです。

「時間」の大切さについて私が最も学んだ場が高校の時でした。

私の出身校が商業高校であり、部活も吹奏楽部でした。高校の授業では簿記や経理に関する勉強もあり、特にそろばんの授業もありました。そろばんでも限られた時間のなかで計算し、答えをはじき出すものです。詳しくはこちらの検定ホームページにて紹介されていますが、数分間で数十問を解くという世界です。

私はこの検定のなかでも時間意識を鍛えられました。

また高校で時間意識を鍛えられたのはそればかりではなく、部活でも鍛えられました。

部活ではコンクールや定期演奏会のみならず、様々な演奏会に参加をするほど有名な所でした。元々中学の頃からやっていたため、憧れからこの高校に進学をしました。

様々な演奏会に参加するため、多くの曲をこなさなくてはいけないですし、何といっても形にしていかないと、お客様に対して、失礼になってしまうからです。

できなかった所、やるべきところを洗い出し、それを数十分単位でこなして行くこともここで学び、現在の糧にしていきました。

そして現在では、仕事に限らず、勉強、ブログの書評でも「分刻み」の時間を意識しています。

……なんかこれ以上書いてしまうと1冊の本になってしまいそうなので、これ以上書くのはまた今度ということにしておきます。

(2/4 追記 検定ホームページのリンク貼り忘れてました…。すいません……。)

会社って楽しい?

会社って楽しい? 会社って楽しい?
美崎 栄一郎

ビジネス社  2010-01-28
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大学を卒業してから約35年もの間、どのような道・場所を経ていても、社会人生活を送ることとなる。しかし、その中で迷い、惑うことは必ずくる。
そこから一歩抜け出すために、今「勉強会」というのがブームになっている。「勉強会」に参加する中で、様々な人脈を築くのみならず、明日からでも実践できる「学び」を得ることができる。著者の美崎氏も「築地朝食会」「山の手の会」「UNDERGROUND」「ひみつの学校

「のんびりOLのモレスキンノート」
ここ最近勉強会に参加しているOLの話で、築地朝食会が舞台となっている。築地朝食会は寿司は回らず、「著者」が(各席を)回るというような形式の朝食会である。朝でありながら、いや朝であるからでこそ大人気の朝食会である。
頻繁に勉強会に参加すると、様々なノウハウを得ることばかりではなく、人脈を広く、深く築かせることができる。つまりは「常連」となり顔と名前を覚えてくれる。

「成長するマーケッターのLAMYの万年筆」
マーケッターである男性の話であるが、ここでは嶋ひろゆきさん主催の「商品開発の会」が取り上げられている。この会は完全クローズドのため告知はできないのだが、この中でマーケティングのみならず、商品開発にまつわるヒントもたくさん詰まっている。マーケットや商品開発専門の方には必見である。
マーケッターの話であるが、「商品開発の会」だけではなく、出版記念講演会についても書かれている。その中で、いかに講師が気持ちよく講演をしたら良いのかということについても言及している。パーティーに限らず、講演も参加者の態度一つで、講師が気持ちよく語ることができるか、やりづらい気持ちになってしまう。セミナーは講師や主催者だけではなく、参加者とともにつくっていくものである、と再認識できた章である。

「クールな朝活女子のじゃんけん」
章の中身に入る前に、私は朝に弱い。職業柄か、生活リズムが崩れているのか(夜勤もあるからなぁ…)分からない。とりわけ休日は9時10時に起きるのがあたりまえとなってしまいがちになり、ひどい時には午後に起きることもある。しかしそれではいけないと考え、休日の朝にセミナーを入れ、朝早く起きる習慣を身につけさせようと、今年から実行している。
私事はこれまでにしておいて、本章ではReading-Labについて取り上げられている。「築地朝食会」と並んで「朝活」勉強会の代表格の一つとして挙げられている「Reading-Lab」、略して「リーラボ」。すでに読んだ本を1分間プレゼンを行い、そのあとにフォローなどのフリートークが行われる。プレゼン能力とコミュニケーション能力向上に役立ち、読んだ本のアウトプットができる。一粒で何度おいしいのだろう、と思う位である。

「悩める転職アドバイザーの書評ブログ」
勉強会には私のような書評ブロガーも多い。勉強会に参加する書評ブロガーの中でもビジネス書を書評する人の割合が高いように思える。
書評をするまで読んでいても、いざ実践となると活躍をする場がないと悩んでしまう。しかしその読んだ知識を実践するたたき台としても勉強会にはある。本章ではそれを教えてくれる。

「体育会系新人のDRETECのストップウォッチ」
新人の時代は雑用を頼まれることがほとんどである。いきなり第一線で活躍をするとなるとかなりのリスクが生じてしまうばかりではなく、業務知識も全く入っていない状態で実作業に投入されても、何も分からないのも一つとして挙げられている。
本章で取り上げられているキャラクターは雑用を一生懸命になってこなしている姿がある。こなすことによっていろいろな仕事をもらうことができる。「「仕事」の報酬は「仕事」」という言葉はこのことである。

「勉強会主催者の名刺入れ」
ネタばれしてしまうかもしれないが、本章で取り上げられているキャラクターは、どうも著者そっくりのように思える(もしかしたら、モデルが著者本人なのかもしれない)。

「できる営業マンの動物クリップ」
私の周りには「文房具」にこだわりを持っている人が多い。私自身もそれに触発してかしていないでか、文房具にこだわりをもっている。とはいっても本章に出てくる動物クリップではなく、カラーのクリップを使ったり、種類を分けるために色ごとに振り分けやすくするために色つきのクリップを使うことをしている。
「できる人」という定義はなかなか難しいが、わずかな時間帯でも逃さず、そして細部までこだわれる人のことを本章では「できる人」と言っているのだろう。

「サーファー部長のホットカフェオレ」
出会いはアイデアやチャンス、人脈が波のようにやってくる。どのように乗るのか、これからのあなた次第というと、良いチャンスは自分がサーファーになり人の波に乗る。勉強会には人との出会いがたくさん詰まっている。それは価格によって合う人の層は変わっていく。色々な勉強会に足を運ぶことによって自分の見る世界も広がっていく。

会社の中だけでは得ることのできないものが勉強会にはたくさんある。しかし勉強会に行き浸りでは何者にもならない。会社内と会社外、それぞれを両立させながら、化学反応の如く成長に結びつけさせる。そして仕事もプライベートも会社も楽しくなっていく。勉強会はそうさせるヒントが詰まっている。

教え上手

教え上手 教え上手
有田 和正

サンマーク出版  2009-12-16
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サンマーク出版 小野様より献本御礼。
学習にしても、仕事にしても「教える」ことは必ずある。人から教えを請われた時、あなたはどのように教えるのだろうか。私はまだ社会人になってそれほど日は経っていないのだが、仕事を覚え、こなしながらも、後輩への指導もしなくてはいけないポジションにいる。「教える」ことにもまだ手探りで、様々なことを試行錯誤繰り返している状態である。
ちなみに本書は「学習」における教え上手であるが、仕事の場においてもどのように「教える」のかというエッセンスが詰まっている。

第1章「誘導し、ふくらませる技術」
皆さんはどのようにして「教える」だろうか。想像できるものとして、一から十まですべて言ったり、黒板に書いたり、実際にやらせたりして身につけさせるということがよくあるものだろう。
しかし、本当に教えることの上手な人は「どこまで教えるのか」の伏線を考えながら教え、後は調べたり考えたりさせるとのこと。
確かにすべて教えてしまってはせっかく「覚えて」いても、思考パターンが一つしかないため、結局は「思考停止」に陥りやすい。
しかし、教える量を減らすことにより、生徒自身が勉強をして、自ら身につけられる要素が多くなる。自分で調べたり、考えるなど、紆余曲折を経て覚えたものは印象が強く、忘れにくい。かつ端の知識も得ることができるため一石二鳥といえる。
教えることはすべて覚えさせるのではなく、「考えさせる」「調べさせる」癖を付けさせることにある。

第2章「考えさせ、追究させる技術」
一般論として「無知」は「悪」という考え方が蔓延っている。しかし私はそうは思わない。むしろ「悪」なのは「誤謬」、簡単に言うと「知ったかぶり」である。本章ではこの知ったかぶりの壁を壊し、「本当の知識」をつけさせる、調べたり、考えさせたりするなど「追究」をする癖を足や目を使って身につけさせることを提唱している。「知ったかぶり」の壁を壊すと考えると、何かソクラテスの「エイロネイア(皮肉)」に似ているような気がする。

第3章「引き込み、注目させる技術」
考えることも、調べることにもまず起爆剤となるもの、本章では「?」にさせる材料を見つけるところにある。その材料はまわりくどく、一見「無駄」の様に思いがちだが、「塵も積もれば山となる」ということわざにちなんで、「塵も積もれば「宝」の山となる」。つまり無駄と思われるものも、自分の調べた技術であるため、大きな糧につながる。

第4章「モチベーションを高め、才能を伸ばす技術」
勉強をやるにも、仕事をやるにも「モチベーション」は必要である。相手のモチベーションを高めるためには、相手の良いところを見つけ「ほめる」ことで相手の自尊心を高めながらも、モチベーションを高めさせ、次につなげられるという。

これまで「一」から「十」まですべて教えていくという考えが改まる内容だった。「教え惜しみ」ながらも相手が考える、もしくは調べるようになる原動力を作らせ、相手をほめることによって、さらなる学びに繋げられる。そしていつの間にか勉強や仕事が好きになり、気づかぬうちに成長を遂げる。本書は革新的な教え方、というよりも調べさせたり、考えさせる「教え方」、本来あった「教え方」ここにありというような一冊である。

実際によんでみた 岩崎夏海氏セミナー「非常識にわかりやすいドラッカー!」 感想

昨日はさんどらさん主催のセミナー「実際によんでみた 岩崎夏海氏セミナー「非常識にわかりやすいドラッカー!」」に参加いたしました。

さんどらさんと言えば、昨年の11月に行われた鹿田尚樹出版記念セミナー「録るが価値」も主催した方。

今回は今話題となっている「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら(以下:もしドラ)」の著者である岩崎夏海さんが講演するだけに、著書を読んで参加した方、ドラッガーに関心のある方なども参加されていました。

講演の前に主催者のさんどらさんがタイガーマスクをつけて登場。機材に悪戦苦闘していました。タイガーマスクにちなんで「機材とプロレスしていました」の方が良かったでしょうか?

第一部では「著者が出版に至るまでの経緯」についての講演でした。著者の岩崎さんの生い立ち、夢、挫折、そして思いがけないきっかけでの出版、

そして出版でも、出版が決まってから執筆、発売に至るまでの経緯を赤裸々と語っていました。

生真面目に語っていましたが、時折「笑い」もありといったものでした。

第二部は著書に対する思いです。「もしドラ」は昨年の12月上旬に発売され、今やベストセラーとなりました。

当然書評やamazonブックレビューも書きこまれており、著者はそれについても読まれていおり、それに対する反論も「笑い」を出しながら語っておりました。

そして、著者自身がこだわった所、伝えたかったことなど約1時間では収まりきらないほどの内容でした。

途中、司会者が話をぶった切るという「伝説」もありましたが…。

もしドラへの思いを感じただけではなく、これから来るであろう出版にも大きなヒントを与えてくれた講演でした。

今回、この会を主催したさんどらさん、講師の岩崎さん、そして名刺交換をしてくださった皆様、本当にありがとうございました!!

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