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2009年12月

君を幸せにする会社

「経営学」は様々な様式や方法が存在しており、用法もたくさんある。また経営学の大学院である「ビジネススクール」と言うのがあり、それの卒業のあかしとして「MBA」が授与される。もっとも効率的に、かつ有益な経営をするためにとる人が多いが、経営に関して、会社に関してほんとうに「重要な」ものはその大学では教えてくれない。
本書はその「教えてくれない」ところについて書かれているが、それは会社員として、経営者として、社会人としてあるべき本質がそこにある。

第一章「苦悩」
本書の舞台はとあるリゾートホテル。その社長は赤字続きでいつ倒産をしてもおかしくない状況にあった。
昨今の社会状況からしても、第一章にある状況の会社は少なくない。前にも「失われた10年」と言うのがあるがそのときには大規模なリストラが横行し、路頭に迷う人たちも存在する。
経営に関しても、赤字続きで行き詰まり、目標を高く掲げて社員にプレッシャーをかけると言うことも少なくない。その理由も一つにあるのか、社員の士気が下がり、雰囲気が葬式のようになってしまう企業も少なくない。

第二章「気づき」
最初に「効率的」な経営というのが言われるが、それにとらわれすぎるとかえって良くない。さらに言うと接客はマニュアルがあるのだが、これにはごく当たり前のことしか書かれておらず、それ以上のことについては現場でしか教えてくれない。
企業は「利益」を出すことは至上命題であるがそれにとらわれすぎて、相手にとって「win-win」の関係になること、ひいては顧客にとって最高のもの+付加価値を提供することが大切であるが、とりわけこの「付加価値」が重要であり、見落としやすいところでもある。
社長は、経営学では学べない「何か」を気づき始めた。

第三章「変化の胎動」
気づきを得た社長は、様々な改革を行った。自分自身も、会社も、社員に対しても改革に乗り出した。しかし改革の中で社長は社員の不満や社長自身の葛藤によりもがき苦しみながら改革を進めていった。
変化には様々な犠牲や批判が生じる。それにさらされている。しかしそれにもがき苦しみながら改革を進めた。

第四章「本当に大切なこと」
がんばってきた甲斐があり、会社の経営状態が改善されたのだが、その矢先にホテル全体が火事となった。おそらくこのことが本書でもっとも言いたかったこと、経営や会社として、社会としてもっとも肝心なことが詰まっているようだった。

第五章「ビジネスにおける真理」
ビジネスにおいて、社会においてもっとも大切なもの、それは「感謝」の心である。競ったり、利益を上げたりせず、常にお客様に対して感謝の心を持つ。
ビジネスでは大事なことと言われているが、なかなかそれを実行に移せるところがない。それ以上に「効率化」「生産性の向上」などに駆逐されているように思えてならない。「感謝」をすること、そのことによって様々な連鎖が起こる。

本書は経営や会社に関する本であるが、社会人として、会社人として大切なことを教えられているような気がした。同時に今の日本企業に欠けているもの、現代社会への忘れ物がいっぱい詰まっているような感じだった。社会人のみならず、大学の経営学でこういったことを学べる機会があればいいなと考えもした。本書は経営は会社にとって忘れてしまったことを思い出させる一冊であった。

勉強会へ行こう!――「会社を辞めても困らない人」になるスピード成長法(編集後記あり)

昨今は不況と言われて久しいがそういうときにこそ、新たな技術や知識、ノウハウを学ぶことのできる「チャンス」であると私は考える。それが景気回復への起爆剤となったり、転職のチャンスにもなる。勉強会は様々な知識を得るばかりではなく、社外の人脈を形成させる場でもある。私は北海道に住んでいた頃はそういった勉強会にあこがれを持っていた。川崎に居を移したときには、手始めに仕事研修の傍ら、セミナーや勉強会が東京で開催されることなのでいろいろと参加するようになった。それから約1年半。様々な学びと実践、そして人脈を形成することができた。もしそれを知らなかったら、友達もいない孤独な人生を歩んでいたのかもしれない。現在ブームとなっている勉強会の利点をはじめとした勉強会への入り口を本書にて表している。

第1章「勉強会に行けば、すべてはうまく回りだす!ーー人脈、スキル、知識の悩みがすべて解決する21のメリット」

勉強会とはいっても、さまざまな種類が存在する。私が参加をするようなものでは「UNDERGROUND」「日本経済新聞を読む朝食会」「聞くが価値」というようなものがある。本章では交流会や勉強会、また会のオープン・クローズとタイプを4つに分けており、タイプのメリット・デメリットについて書かれている。さらに勉強会に参加することの利点についても書かれているが、本章で特に多かったのは著者が運営する「商品開発の会」が取り上げられていた。クローズドの勉強会であり、仕事にも直結することが多い。それを考えていくうちにSEの勉強会も必要ではないかと考えてしまう。多岐にわたるシステムやプログラムにまつわる勉強ができるが、いろいろ探してみたら、ほとんど無い。セキュリティの関係もあるのかもしれない…。

第2章「勉強会へ行こう!ーー探して、選んで、活用する方法」

勉強会の中身を知ったところで、いざ勉強会に行こうという気になれば良いのだが、人見知りの人がいたり、参加方法やどのように参加したらいいのか分からなかったりする。本書では「勉強会初心者」がどのように参加したらいいのかということについて書かれているが、私からも一つ伝授する。「興味があったらどんどん参加しよう。」私は好奇心から勉強会に参加した身なのでこれに尽きる。いくつかの勉強会に参加し、人脈ができ始めたら、自分に合った勉強会に絞ってもいいと私は考える。

第3章「勉強会は主催する人のメリットが抜群に大きいーー勉強会運営マニュアル」

いくつかの勉強会に参加をすると、おのずと勉強会を「主催」したい人もいることだろう。しかし参加するのと、主催するのとは違うというのは事実であるが、どのように違うのかということについて書かれている。主催をするとなると、様々な準備に追われることになるのだが、一旦やることにより、勉強会に参加をすることよりも様々なメリットがあるという。私のまわりにもセミナーや交流会、勉強会を主宰する方がいるが、それに共通するのは数多くの人脈があること、さらに参加者・主催者両方の立場から勉強会に関してみることができる。

第4章「できる人の思考習慣を体にしみ込ませるーー一流の考え方、感じ方」

勉強会は、主催者にとっても、参加者にとっても、こうしにとっても様々な形で得るものはある。「人脈」という形のあるものから、明日から実践のできるノウハウなど「見えない」もの様々である。また勉強会に限らず、仕事を行うに当たっての思考、新たな情報やヒト・モノ・カネを駆使して役に立てることをすること。勉強会を介して、様々な「出会い(DEAI)」、それとともにアイデア(IDEA)を得ることができる。勉強会に参加をすることによって会社では得ることのできないことを得ることができる、勉強会は思いもかけない可能性の秘められている場所である。

私は勉強会に参加し続けている。社会人になって日が浅いのだが、そういう立場でも得ることができることはたくさんある。昨今は勉強会ブームにあるのだが、勉強会の重要性について改めて知った一冊であった。

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編集後記

贔屓にしている水野俊哉氏の「ブロガーマトリックス2010」に当ブログが掲載されました!!

2009

「自己投資ゾーン」に掲載されておりました。本当にうれしい限りです。ありがとうございます。

当ブログも、ますます邁進してまいりますのでよろしくお願いいたします。

仕事の効率が3倍UP!整理・整頓4S仕事術

仕事の効率が3倍UP!整理・整頓4S仕事術 (アスカビジネス) 仕事の効率が3倍UP!整理・整頓4S仕事術 (アスカビジネス)
石谷 慎悟

明日香出版社  2009-12-15
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明日香出版社様より献本御礼。
今年もいよいよ大晦日。多くの会社では28日に納会を行い、その前までは1年の大掃除に追われたという人もいることだろう。特に整理していない人であればこの日ほど、整理に追われるという日はないことだろう。そうでなくても「あのファイルはどこに置いたのだろう?」というようなことになりかねず、その資料を探すだけでもタイムロスを生じてしまう。私も無精のせいか、整理に関しては疎い。本書では仕事における様々な4S(整理・整頓・清掃・清潔)を紹介している。

第1章「整理・整頓はキレイにするだけの活動ではない」
みなさんは「整理・整頓」はどのように考えているのだろうか。みすぼらしいような机や引き出しを整理することによって見栄えをすっきりするだけのことだろうか。
それは単なる「掃除」と言い、「整理・整頓」ではない。では本当の「整理・整頓」とはいったい何なのだろうか。
一例を挙げると、
・他人がみても、どのように分類しているのか分かる。
・分類することによって、生産性を向上させる。
・セキュリティを行っている。
・思考の整理を行う。
というのがある。
「整理・整頓」は単に「キレイ」するだけではなく、機能性・生産性を向上させることにも役立つ。

第2章「整理・整頓の考え方」
では「整理」「整頓」を国語的な意味でみてみよう。

「整理」
(1)乱れているものをそろえ、ととのえること。
(2)不必要なものを取り除くこと。
「整頓」
物事をととのった状態にすること。

(いずれもgoo辞書より)
整理はものを整えること、整頓はものを取り出しやすいように並べることにある。もっというと仕事の状況や、仕事の内容にあわせて、机や引き出しの状態を変えることを行う必要がある。仕事の内容によっては違うため、日頃からちょくちょく整理・整頓を心がける必要がある。

第3章「身の回りの整理・整頓」
身の回りの整理と言うと、様々なものがあるが、本章では書類整理から、ファイリング、文具の整理、共有スペース、引き出しの整理方法に至るまで多岐にわたっている。仕事上書類の多い人にとっては、整理方法に困る人も少なくない。タイムラインやカテゴリー別に分けることは様座な本でも書かれている。しかし分かっちゃいるけどできていないと言う人が多く、それを実践することにも困る人もいるため、本章で強調されているということはいかに重要であることが窺える。

第4章「パソコンの中の整理・整頓」
システムエンジニアに限らず、様々な職種でパソコンの中の整理ということに追われる。システムエンジニアでは、作ったソース(プログラム)から設計書に至るまでファイルは多岐にわたっている為、カテゴリー別に整理をしないとどこになにを入れるかわからなくなってしまう。常日頃から整理を心がけている。
しかし、プライベートほどそれに関して怠ることは多いのではないのかと考えてしまう。
仕事に限らず、パソコンの整理・整頓は行った方がよい。特に不要なアプリケーションはアンインストールを行うことをおすすめする。それによるファイル起動の遅延の可能性もあるためである。

第5章「会議室や倉庫の整理・整頓」
職場でもっとも見落としがちになるのが、会議室や倉庫が挙げられる。放ったらかしになりやすく、それでいて、整理・整頓も大変であるため、毎年末に行えればいいのだが、だいたい2〜3年に1度になってしまう。一方会議室は机の配置、ホワイトボードなどの備品の数・配置次第で会議の雰囲気ががらりと変わる。しかし、なにやっても同じと言う印象が強い人も少なからずいる。
倉庫も会議室も常に進化をする。そういった認識を持つ必要があるのではと私は思う。

第6章「仕事そのものの整理・整頓」
・・・邪な考えかもしれないが「人生の整理・整頓」というのもあった方がいいと考えてしまった。でもよくよく考えてみたら、これを「身辺整理」というのではないかと思ったり思わなかったり・・・。
余談はこれまでにして置いて、仕事の中でも他人に与えることのできる仕事も存在する。それなりに仕事ができるようになったら相手に仕事を与え、自分にしかできない仕事にエネルギーを集中することができる。また顧客にとって、必要がないと思っているような仕事も存在する。実際に仕事をしている私たちにとって、整理しなければならないが見えにくいところにあるのも事実である。そこで仕事の「見える化」をして、行うべき仕事を紙に書いて列挙をするというだけでも取捨選択の槍安さが違ってくる。

第7章「整理・整頓の取り組み方」
「人のふりみて、我がふり直せ」
「やっとさせ 言って聞かせて やらせてみて 褒めてやらずば 人は動かじ」
上記にある名言はなにを表しているのだろうか。これは相手に「整理しろ」や「整頓をしろ」と言っても、自分がそれに伴う行動を行っていなければ人はついてこない。相手に言う前にまず自分が行わなければ、チームや会社へと伝搬しないのである。

仕事において、「整理・整頓」をする事は効率化・生産性向上の上で必要なことの一つである。それを「知っている」人は多いが、実際に「している」人は多くない。
それを実行する・しない一つで大きく仕事が変貌するというのはなかなか分からないが、年末シーズンということで騙されたと思ってやってみてはどうか。

2009年年末恒例企画 vol.6 「F1レース」ランキング

いよいよランキングもファイナル。最後は長年やってきたF1レースのランキングです。今シーズンは既存のフェラーリ・マクラーレンの対決かと思いきや、初戦から波乱の連続でした。

今回は17戦中、もっとも印象に残った3戦を選びました。

ではいってみましょう!

第3位「ベルギーGP

ライコネンが優勝し、フェラーリは1994年から毎年勝利をしている記録が続いたことにあります。今年はブラウンGP・レッドブルの台頭により、16年ぶりに未勝利ということになりかねないと脳裏をよぎったのですが、それがなくなったということでほっとしたレースとなりました。

第2位「日本GP

3年ぶりの鈴鹿ですが、ディフェンディングチャンピオンのハミルトンをはじめ何人かのドライバーが初鈴鹿ということでしたが、同じ初鈴鹿のヴェッテルが見事にポール・トゥ・ウィンを達成しました。

レースもさることながら予選では、波乱の連続でとうとう地上波の放送枠ではおさまらないほどでした。

それだけ難しいコースであり、魅力的であるということを窺わせるレースでした。

第1位「オーストラリアGP

なんといっても衝撃的なシーズンの始まりを1位にしないわけにはいきません。シーズンオフの時にホンダが撤退し、これからどうなるのかというときに、様々な戦略でもってミハエルをチャンピオンに導いたロズ・ブラウンが立ち上がり、「ブラウンGP」をつくりました。

前々からずっとマシンの開発を行ってきており、今年は強いだろうという予想はあったのですが、ふたを開けてみたら予想を遙かに上回る活躍でした。

それから8戦7勝を達成し、後半でもコンスタントにポイントを稼いだためあと1戦を残してデビュー年でチャンピオンという快挙を達成しました。

その序章となったのが、このレースでした。私は時間の合間を縫いながらワンセグをみていましたが、衝撃的でした。波乱というよりも、新時代が一気に押し寄せた感じでした。

来シーズンはミハエルの復帰、アロンソ・マッサのフェラーリ、チャンピオンコンビのマクラーレン、可夢偉の活躍など、どうなるのか楽しみです。

2010年シーズン第1戦は3月14日、バーレーンGPで開幕いたします!!

今年も「蔵前トラックⅡ」を閲覧いただきまして、本当にありがとうございます。F1や書評を中心にやってきましたわけですが、これほど多くの方々に閲覧され、コメントされ、TBされているということは私としても大きな励みになります。

来年は新たな企画も計画中ですが、いろいろな書評、そしてすばらしいF1レースをあげていきたいと思いますので、ご期待いただきますようよろしくお願い申しあげます。

2009年年末恒例企画 vol.5 「ビジネス」本ランキング その2

その1からの続きです。

第5位「「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!

昨今は「朝活」ブームだからでこそ、出てきた一冊です。著者は毎朝4時に起きるそうで、早起きの極意と早起きの利点についてアツく語った一冊です。

私は朝が苦手なので、来年は朝に強くなろうという考えもあったり、なかったり。

第4位「大事なことはすべて記録しなさい

書評ブロガー仲間であり、「読むが価値」「聞くが価値」の主催者である鹿田尚樹さんの一冊です。書評ブロガー仲間として

あらゆるものを記録する方法について紹介されています。

第3位「「結果を出す人」はノートに何を書いているのか

美崎さんというと「山の手の会」「UNDERGROUND」で有名ですが、今年は「ノート」ということでいろいろと紹介されたといってもいい年だったのではないでしょうか。

ノート術ばかりでなく、様々な文房具も紹介されているため、「ノート」「記録」が楽しくさせる一冊です。

第2位「今日からできる 上手な話し方

臼井さんは過去に「吃音症」であり、上手に話すことができませんでした。しかしそこから克服をし、今となってはコミュニケーションではトップクラスにまでなったと言っても過言ではありません。

コミュニケーション術もそうですが、話すのが苦手という人にとっては、「苦」にならず、かつ「やってみよう」という気になれる一冊です。

書評にも書いておりますが「コミュニケーション本の「白眉」」というに相応しい一冊でした。

第1位「がんばらないで成果を出す37の法則―アライアンス人間関係術―

アライアンスというよりも、むしろ「がんばらない」というフレーズが、私の心に大きく響いた印象が強かったので、この本を第1位に選びました。カールさんならではの温かな表現が最大限に出た一冊です。

「もう、ひとりではがんばらない」

一人でもがき苦しんでいる人たちがいたら、ぜひ読んでみてください。きっと心が楽になります。

来年もまた、ビジネス書の出会いでどのように変わるのかというのを模索しながら邁進します(もしかしたら書評ブロガーの中から新たな著者が出る予感…)。

さて、明日はいよいよランキングファイナル!F1レースベスト3です!!

2009年年末恒例企画 vol.5 「ビジネス」本ランキング その1

年間ランキングもいよいよ5日目。今が旬であり、かつ今年最も多く取り上げた「ビジネス」部門を2回に分けて行います。

今年は本当に様々な「ビジネス書」にであったためか、粒ぞろいの本が多いため、従来のベスト5ではなく、ベスト10に拡大いたしました。

しかしベスト10に拡大したとはいえど…かなり悩みました。

では行ってみましょう!!

第10位「「記事トレ!」日経新聞で鍛えるビジュアル思考力

近年「新聞離れ」と言われており、新聞の発行部数が右肩下がりの状態となっています。ネットだけで事足りるというようなこともあるようですが。この本は日経新聞の記事を使ってビジネスの思考を鍛えるというツールという観点で新聞を使うことを提唱した一冊です。

今年度の新入社員向けに買われた方も多いかもしれません。

第9位「ワークライフ“アンバランス”の仕事力

「働く」ということについて、具体的にどのようにして「効率的」に行うべきかということについて書かれた本はあるのですが、この本は「夜まで」「病むまで」働くことではなく、働くこと「ハマる」という所に着眼点を置いた一冊です。

第8位「一瞬で相手の心をつかむ「声」のつくり方

仕事において「声」を出さないことはほとんどありません。裏を返せば「声」がどれだけビジネスの場において重要な位置を占めるのかというのが良くわかります。本書は具体的な声のトレーニングについて書かれています。

第7位「「場回し」の技術

最近では「勉強会」や「セミナー」といった「場」をつくることが社内・外問わず増えているそうです。その中でどのようにして「場」をつくり、まわして行けば良いのかを「場回し」の達人の紹介しながら書かれています。

今の時期だからでこそ「旬」と呼べる一冊です。

第6位「ヘッテルとフエーテル 本当に残酷なマネー版グリム童話

「日本タイトルだけ大賞」の大賞に選ばれた作品ですが、何といっても「爆笑」であり、かつ「痛快」である作品である印象が強かったです。

その2に続きます。

2009年年末恒例企画 vol.4 「人文」本ランキング

年間ランキングもいよいよ後半に差し掛かりました!!4日目は「人文部門」でございます。

人文というと「哲学」「倫理学」「心理学」が挙げられますが、当ブログでは他にも「歴史」や「人物」も人文に挙げています。人間としてどう生きるべきかという考えにカンフル剤を入れるという考えから「人文」というカテゴリーをつけました。さてランキングを見てみましょう。

第5位 「裸でも生きる――25歳女性起業家の号泣戦記

山口絵里子氏の一冊。単身でバングラデシュへ行きそこでの壮絶な体験が生々しく書かれ、それでもひたむきに前に進む山口氏の姿は本当に感動いたしました。

第4位 「「分かりやすさ」の罠―アイロニカルな批評宣言

「分かりやすい」というと、「善」という考えが罷り通っているように思えますが、実は「悪」である側面もあります。簡単に言えば、それだけで理解し、思考が停止してしまうというのがあります。

この本はそれを批判しながら、幅広く考える重要性について書かれた一冊です。

第3位 「おかみさん

年初の読書朝食会について取り上げた一冊ですが、笑点メンバーでおなじみだった林家こん平師匠が語ることのなかった苦しみについて、おかみさんが初めて語った一冊です。当ブログでは語り尽くせないほど壮絶なものでした。

第2位 「ブラバンキッズ・オデッセイ 野庭高校吹奏楽部と中澤忠雄の仕事

これは今年の4月1日に当ブログ移行1周年、書評2周年、ブログ開設3周年を記念して、全書評の中から最も思い出に残った一冊として取り上げました。実はこの本、復刻版として出版されたそうです。

またYouTubeでも伝説とも言われた演奏がUpされていました。

第1位 「圓楽 芸談 しゃれ噺

これを1位にしないわけがありません。何といっても10月末の三遊亭円楽師匠の訃報には私自身絶句してしまいました。物心ついたときから「笑点」のファンで、予定がない時にはワンセグで見るほどでした(ちなみにTVはこれとF1以外は見ません)。

番組初期のころから回答者として笑点に出演し、83年には司会者に、それから病に倒れるまでの23年間、笑点の「顔」として出演されていました。

この本はまさに円楽師匠の半生をつづっており、笑点メンバーのことについても語っています。特に現在司会者の桂歌丸師匠については以下のように評していますが、このフレーズは今年読んだフレーズの中でも最高の物でした。

「その歌さんも落語に出てくる物知りのご隠居を彷彿とさせる風貌や、ことにあの人並みはずれて無駄を省いた頭髪といい、物知りぶりと言い、個性が際立ってますよ(p.273より)」

何のネタかはご想像にお任せいたします。

「人文部門」はまさに粒ぞろいでした。

明日は、いよいよ「ビジネス」部門。ベスト10なので2回に分けて紹介いたします。

2009年年末恒例企画 vol.3 「社会科学」本ランキング

さてランキングも3日目、今回は「社会科学部門」のランキングです。「社会科学」といえば当ブログでは1・2を争うほどの量であり、ビジネス書を読み始める前まではずば抜けてトップでした。社会問題とともに本を媒介しながら考えをまとめるというのが当ブログでよくやります。今回のベスト5も現在話題となったものを中心に集めてみました。ではいってみましょう。

第5位 「若者は、選挙に行かないせいで、四〇〇〇万円も損してる!?

今年最大の関心事といえば衆院選。「政権交代」か否かといわれる選挙でしたが、今回ほど重要だった選挙は少なかったのではないでしょうか。その中で若者の投票について書かれた一冊です。これからの日本を担う若者だからでこそ、出るべくして出た一冊だったと思います。

第4位 「血の政治―青嵐会という物語

今回の選挙で敗れ、政権を奪われた自民党。元々自民党は1950年に憲法改正を絶対条件とした保守政党として誕生したのですが、長きにわたる迷走により党として、本当の意味を失ってしまったとしかいいようがありません。

本書は今から30年前に結成された「青嵐会(せいらんかい)」というのが結成されたのですが、メンバー同士の対立が激しく、短い間の夢に消えてしまいました。しかし自民党としてのあるべきポリシーがここにあるのではないかと私自身感じました。

自民党はこれから本当の意味で「変わる」こと、そして「原点」を見直すべきではないでしょうか。

第3位 「ゲームと犯罪と子どもたち ――ハーバード大学医学部の大規模調査より

ゲームと脳、そして犯罪についてこれほど冷静に分析された一冊はありません。日本でも新書を中心に分析された本はありますが、サンプル数や個人的な感情が強く、「ゲーム=悪」「若者=悪」というような構図をつくらせているとしか思えません。

本書は、約500人ものサンプルから、多岐にわたる考察が行われているため、良さ・悪さを見事に解き明かした一冊だと思いました。

第2位 「あの演説はなぜ人を動かしたのか

2009年1月20日にバラク・オバマが米国大統領に就任いたしました。アメリカ大統領選、民主党候補選ではオバマの演説でマスコミが注目を集めました。就任演説では、様々な観点から演説を分析したコラムが出てきたわけですが、本書はストーリーの法則の観点から考察をし、理想の演説とは何なのかについて解き明かした一冊です。

また本書では、郵政解散・郵政選挙と言われた小泉純一郎の演説についても取り上げられています。

第1位 「思考停止社会~「遵守」に蝕まれる日本

実は最も良かったというのもあるのですが、それ以上に、右のアクセスランキングにもあるとおり、コンスタントにアクセスをされた結果、年間で最もアクセスされたページにもなりました。

「法を守るだけ」「倫理を守るだけ」というようなロボットにならず、本当に会社としてどのように貢献をすべきかを考えろという警鐘を鳴らした一冊でした。

今年の「社会科学」は冊数が多かっただけに、選定が難航してしまいまいしたが、自分としては満足できるランキングだと思います。

明日は「人文部門」です。

2009年年末恒例企画 vol.2 「文芸・評論」本ランキング

ランキングも2日目、今回は「文芸・評論」部門です。

早速行ってみましょう。

第5位「アレクサンドル・プーシキン/バトゥーム

今年は小説の書評を多くやるということを宣言しましたが、戯曲にもチャレンジした年でもあります。ロシアの戯曲としても知られる作品を評するのはなかなか難しかったのですが、いい経験になりました。

第4位「蝶々は誰からの手紙

書評の勉強がてら書評集を上げることも少なくありません。その書評集の中で唯一のベスト5に挙げたのがこの作品。新聞の書評のみならずこうした書評集を数多く出されている丸谷才一氏を選びました。

第3位「エア新書―発想力と企画力が身につく“爆笑脳トレ”

何といってもタイトルが面白すぎでした。タイトルづくりのアイデアをどのようなアイデアを作っていけばいいのかの助力になります。

第2位「太郎が恋をする頃までには…

「蔵前トラックⅡ」として、初めて小説作品を取り上げたのはこの作品でした。この作品はTVプロデューサーの妻と被部落出身者の夫との物語ですが、著者の実話をもとにして架空の物語にした作品です。
討論番組にて知ったのですが、部落差別の実情、そしてそれを乗り越える強さを感じ取った一冊でした。

第1位「秘花

今年読んだ小説の中で、最も感銘を受けた作品です。瀬戸内寂聴と言えば「源氏物語」の現代語訳で有名ですが、歴史にまつわる小説についても有名です。今回取り上げた「秘化」は「能」で大成した世阿弥が晩年、佐渡島に流刑になったときから亡くなるまでの数年間について取り上げた作品です。流刑になってもなお「芸」を邁進するひたむきさ、佐渡島に渡った中で感じた温もりがありありと伝わった一冊でした。

明日は「社会科学」部門です。

2009年年末恒例企画 vol.1 「理数系」本ランキング

もう「毎年恒例」といってもいいのかもしれません。年末年始となると様々な企画が行われるようですが、当ブログもその一つとして挙げられるかもしれません。

当ブログでは毎年末にカテゴリー別に印象に残った本、またはF1レースのランキングを行っております。

昨年は管理人がインフルエンザにかかったことによりほとんどのランキングが年明けにずれ込んでしまいましたが、今年はそういうことはないようにしようと思っております。

さらに今年の3月にカテゴリーを整理いたしまして、「書評の部屋」に、カテゴリーを5つ分けた物を新たに追加いたしました。カテゴリー別であればバックナンバーが見やすいというよりも、この年末企画がやりやすいというのが本当の理由です。

それは置いといて、今年は以下の日程でランキングを行います。

・25日 理数系部門ベスト5
・26日 文芸・評論部門ベスト5
・27日 社会科学部門ベスト5
・28日 人文部門ベスト5
・29日 ビジネス部門ベスト10(前・後半に分けるかもしれません)
・30日 F1レースベスト3

全6日間、お付き合いいただければと思っております。

さて今回はトップバッター、書評の部屋の中から「理数系」のカテゴリーの中で今年印象に残った本、トップ5を紹介いたします。

第5位「歯から始まる怖い病気

普段行う「歯磨き」。それを怠るということはあまりないと思いますが、もしこれをおろそかにしていたらどうなるのか、というのが印象的でした。

第4位「ウチのシステムはなぜ使えない SEとユーザの失敗学

私の本職はSEなので、それにまつわる本は読むという印象を受けがちですが、実際は読むことは読むのですが、書評にUpすることはなかなかありません。専門的な話になると、読むほうがついていけなくなる可能性があるからです。
しかし本書は初心者の視点から、システム業界の現状というのを解き明かしているため、SEのことについて分からない人、SE初心者の人にとっては良書でした。

第3位「豚インフルエンザの真実―人間とパンデミックの果てなき戦い

今でも、新型インフルに関するニュースは後を絶ちません。新型インフルエンザは一体何なのか、というのを解き明かすとともに、ニュースで伝えられているインフルエンザ情報を見ている私たちにとって、衝撃的な作品であり、問題作と呼ぶに相応しい一冊です。

さらに予防法も常識を覆すものと言え、インフルでお悩みの方には必読の一冊です。

第2位「記憶 脳は「忘れる」ほど幸福になれる!

最近では「減らす」「忘れる」「ダイエット」など、増やすとともに起こる「犠牲」をフォーカスしたものが出ていますが、記憶も「覚える」だけではなく、「忘れる」という機能があります。いかにして「忘れる」か、「忘れる」良さは何なのかをフォーカスした、印象深い一冊でした。

第1位「三つ星レストランには、なぜ女性シェフがいないのか

正直言いまして、管理人の私でもこれを1位にするのはどうかと思いますが…「理数系」というと理科や数学などちょっと難しいものを想像すると思いますが、本書は医学的な観点から、男性と女性の特長というのを紹介しているため、ちょっと(どころじゃないか)エッチな医学本というような一冊だったので、これを1位にしました。

今年Upした理数系の中で一番「強烈」かつ「刺激の強い」一冊でした。

明日は「文学・評論部門」です。主に小説が載る予定です。

選考の一部始終はtwitter上でつぶやきますのでよろしくお願いいたします。

たった一人で組織を動かす 新・プラットフォーム思考

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平野 敦士 カール

朝日新聞出版  2009-12-18
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平野敦士カール氏といえば「ミスター・おサイフケータイ」「ミスター・プラットフォーム」という異名を持っている。これまで「アライアンス仕事術」「アライアンス人間関係術」「アライアンス「自分成長」戦略」にもあるとおり「同盟(を結ぶ)」による、巻き込み・巻き込まれの術についてであった。
今回は「プラットフォーム」の思考についてどのようなモデルであるか、プラットフォームの構築、最大化、勉強、そしてリーダーシップに至るまで叶えられる「プラットフォーム」についてたった一人からどのようにしていけば良いのかについて書かれている。

第1章「なぜいま新・プラットフォーム思考のリーダーが求められているのか?」
ここでは従来のプラットフォームから新しいプラットフォームの変化、そして新しいプラットフォームを考えられるリーダーの重要性とは何かについて解き明かしている。
今までのプラットフォームは経営者から管理職、部下から顧客へと続く言わば「トップダウン型」のプラットフォームであるが、新しい考え方としては互いに意見や提案ができる環境をつくることにある。
お互いに利益となるために「何のために」を考えることが大切であるという。
・・・「何のために」というと横田氏を思い出してしまうのだが、本章はそれを参考にしたのだろうかと考えてしまう。

第2章「「プラットフォーム」は億万長者のビジネスモデル」
本章の章題だけをみると「プラットフォーム」は億万長者のためのものと思ってしまい、「敷居が高い」という印象を持ってしまう。
しかし、「プラットフォーム」を構築するにあたり「敷居」は関係もなく、どんな人にでも「プラットフォーム」を構築することができるチャンスはある。
本章はゲーム機、さらには著者が携わった「おサイフケータイ」についてのモデルを挙げている。

第3章「企業はなぜ中間管理職のリーダーを求めるのか?」
著者が見聞きした話を中心に、中間管理職の現状と求められる中間管理職リーダー像について書かれている。
中間管理職の現状を知りたい方には必見の章と言える。

第4章「誰でもリーダーシップが見につけられる15の法則」
新・プラットフォーム思考のリーダーになるための身につけるべき鉄則が本章では15個挙げられている。巻末にもまとめとして同じものが挙げられているが本章では具体的にどのようにしたらいいのかを交えながら説明されているため、鉄則を実行したい方はまずここから呼んだ方がよい。

第5章「「プラットフォーム」を最大化する18のアライアンス術」
第4章からさらに12のアライアンス術、6の人脈術を挙げている。アライアンスによる「巻き込み」「巻き込まれ」二よるプラットフォーム構築は決して一人だけではできない。交渉やギブなどを駆使して、「相乗効果」を生み出させることで、「プラットフォーム」を構築させることができる。

第6章「時代を読むための知識が身につく「プラットフォーム」勉強法」
勉強も相手を「プラットフォーム」を用いて互いに切磋琢磨しながら力を付けていくというものがある。これで一つ手っとり早いのが「勉強会を開く」ことにある。もっというと「主催者」になることにより人脈構築を加速化させる。本書の根幹である「プラットフォーム思考」という炎を強くさせるには「知識」という名の酸素が必要である。また、ビジネスにおけるヒントは決して現場やビジネス所ばかりではない。小説や一般書など関係ない分野にもヒントはある。それをどれだけ拾っていけるのかはあなた次第というべきだろう。
本章の後半では著者独自の英語勉強法が紹介されており、英語を勉強したい方にはお勧めの所である。

「プラットフォーム」の構築は難しいが、時間をかけながらも、様々な考え方を習得したり、ともに思考を張り巡らせながら、相乗効果を出し、ビジネスで成功するモデルを作る。「プラットフォーム」はいったんできてしまえば早いが、それまでは失敗の連続が続くことが多い。しかし「失敗は成功の母」という諺があるとおり、失敗から学べる要素はたくさんある。失敗をするためにはまず「行動」をすること、そして「がんばらないでがんばる」ことが大切である。本書はそれを教えてくれる。

ワクワークショップVol.11 感想

昨日は竹原健一さん主催の「ワクワークショップVol.11 マダム由美子氏に学ぶ「凛とした生き方」」に参加いたしました。

「ワクワークショップ」の参加は今回で4回目、過去に第1回第2回第6回と参加いたしました。久々の参加でしたが、ワークショップ式なのでどれも明日から実践してみようと思うものばかりです。

さて、今回の会場は「ハイアットリージェンシー東京」の27階で開催。当日はおしゃれを…だったのですが……はい、やらかしました。ファッションにどれだけ無頓着だったのかを痛感しました。

今回は講演というよりも、振る舞いのレッスンなどのワークが中心でした。

社会人1年目の時にビジネスマナーとして挨拶や名刺交換といったことはやりますが、それ以降、振舞い方といったレッスンはやる人は少ないのかもしれません。

特に職業柄、そういった振る舞いを勉強する機会が少ない分、勉強になりました。

マダム由美子さんの新刊はこちらです。

私も購入いたしました(近日中に書評をUp致します)。

レッスン終了後は、同ホテル内の「翡翠宮」にてランチでした。

振る舞い、異性の仕草など、おいしいランチとともに様々な話題で盛り上がりました。

今回この会を主催した竹原さん、講師のマダム由美子さん、そして今回名刺交換をしてくださった皆様、本当にありがとうございました!!

60歳までに1億円つくる術―25歳ゼロ、30歳100万、40歳600万から始める

60歳までに1億円つくる術―25歳ゼロ、30歳100万、40歳600万から始める (幻冬舎新書) 60歳までに1億円つくる術―25歳ゼロ、30歳100万、40歳600万から始める (幻冬舎新書)
内藤 忍

幻冬舎  2009-11
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昨年の10月に急激な経済減退があり、日本の貯蓄が減少してきた今、私たちの持っている財布の紐もきつくなっている。ちょっと多めに収入が入ると、貯蓄に回し、節約もする。結局「節約」という言葉に縛られた、「一億総吝嗇化」というような様相になっている。
本書は投資ばかりではなく、「お金」にまつわる様々なことについての道標を教えてくれる。

序章「「今の自由」を手に入れるために」
確か昨年の話である。若者世代の人たちは貯蓄傾向にあるというトピックがあった。それについて俗流若者論を振り回している人たちは一斉に批判をし、「もっとお金を使え」と主張をしているようである。では貯蓄に回している人たちは「何のために」貯蓄をしているのだろうかと訊かれると、「将来のため」「老後のため」と返答する。さらに「将来は〜」ある種禅問答の様相になる。これはあとがきに詳しく書かれているためここでは割愛する。
本書はだいたい25〜35歳をターゲットに書かれており堅実に財産をつくることについてのメソッドを教えている。

第1章「お金の基本原則を押さえる」
ここではお金の管理方法などについて書かれている。
管理方法には大きく2種類に分かれており「フロー型」と「ストック型」というのがある。「フロー型」はいったん収入が入ってもすぐに公共料金などで支出をする。「出たり入ったり」をするようなものである。一方「ストック型」は入ることがほとんどで、そう簡単に支出のために減少することがないものである。
それらの使い分けにより、支出を最小限に減らしながらも確実に貯蓄ができる。その「ストック」で行うべきものが第5章で詳しく紹介される「長期分散投資」である。

第2章「収入を増やす」
戦後日本の労働形態の中でもっとも特徴的だったのが「年功序列」「終身雇用」であった。しかし、バブルが崩壊してからは明日仕事があるのか保証されないような状況になってきており、「100年に1度の恐慌」が起こってからはさらにその風潮が強まっている。
収入を増やすためにはいくつか方法がある。一つは今の給料を時給換算させてその時給を上げること(それにはさらに枝葉のように方法が存在する)、もう一つは副業や投資で収入を「複線化」することにある。それらに共通することは「増やす」ということよりもむしろ「減らす」ことにある。情報ややれることが氾濫している今だからでこそこの「減らす技術」は重宝されるのかもしれない。
収入を増やすにはやることを「増やす」よりも「捨てる」もしくは「減らす」ことが肝心であるという。

第3章「支出を減らす」
第2章は「収入を増やす」為にやることを「減らす」にあったが、今度は「支出を減らす」為に「やりたいことを我慢をしない」ということにある。ではどうしたら減らすべきなのかというと、結構見落としがちなのが「保険」である。保険は「備えあれば憂いなし」という目的で存在するのだが、「掛け捨て」のように保険のために支払ったお金をドブに捨てるに近い行為を行っている。自分にあった最適な保険を見直すことも必要だが、それについては保険に関する知識が必要であるため、専門家に頼ることも行う必要がある。またカード会員などについても「年会費」の積み重ねにより思わぬ出費がかさんでしまうためこれも見直す必要がある。
支出を減らすことは「見えない」出費をどれだけくい止めるかにかかっているといっても過言ではない。

第4章「それでも投資は必要」
皆さんは「投資」についてどのような印象を持っているのだろうか。昨今のニュースや経済状況を見る限りでは「ギャンブル」や「悪」という印象しかないように思える。前者は正解や結果が見えにくいという観点からすると確か尼僧思えても仕方がない。一方後者は「ホリエモン」や「村上ファンド」「ハゲタカ」などの印象からかメディアによってつくられているように思えてならないが、「食わず嫌い」という側面もあるのかもしれない。
本当の投資は「儲ける」のもあるが、それ以前に「お金」を出すことで「会社を大きくさせる助力を与える」という要素がある。つまり「win-win」の関係を保つというところに「投資」の重要性がある。

第5章「お金を増やす」
ここではより確実にお金を増やす「投資」について書かれているが、いよいよ「長期分散投資」について説明されている。投資をすると入っても1年、ないし2年といった短期ではなく、10年以上かけて同じ所に、かつ様々なところに投資をする。細かな方法・極意については割愛するが、単純にいうと、本来確実に儲かる投資は「つまらない」「単調」であるという。株価などの価値の上下により一喜一憂はするものの、結局小幅に儲かるということだけであり、それ以外になにもないものである。

「楽して儲かる」というほど上手くて、危険な話はない。投資を行っていくにあたり、様々な「甘い話」「うまい話」というのが存在するがそれには「詐欺」や「搾取」といった「毒牙」が必ず存在する。これから確実にお金を残していこうと思っている方は、「何のために必要か」「どのようにして残していくか」というのを考え、そして具体的な方法に移ることが大切である。投資は「ギャンブル」の様相はあるものの、結果的には「確実に収入を増やす」ツールということを認識する必要があることこそが、本書の狙いであったのかもしれない。

メルセデス ミハエルのF1復帰を正式発表

メルセデス ミハエルのF1復帰を正式発表

メルセデスGPは水曜日にプレスカンファレンスを開き、ミハエル・シューマッハをレースドライバーに起用することを発表した。2006年を最後にF1レースから引退したミハエルは、メルセデスGPのレースドライバーとして来年のバーレーンGPで4年ぶりにF1に帰ってくる。(GPUpdate.netより)

おそらくミハエルファンにとっては「待ってました!!」というかもしれません。かねてから復帰の噂は絶えなかったようですが、今回のニュースにより、現実のものとなりました。

ミハエルはすでに引退しているハインツ=ハラルト・フレンツェンと同じくメルセデスの若手ドライバー養成プロジェクトに選ばれ、メルセデス三羽烏として注目を浴びていました。メルセデスのバックアップにより下位のカテゴリーレースでも活躍していました。ミハエルとメルセデスは切っても切れないものでありますが、F1だけはかかわりがなかったと言ってもいいかもしれません。

約20年の時を経てようやく古巣に戻ったと言ってもいいかもしれません。

復帰したとはいえ、年齢的には引退でもおかしくないほどです。来シーズンはチャンピオンを取ると自信たっぷりに発言していたようですが…私は難しいと思います(年齢的な理由で)。

トヨタ撤退もあってか、盛り上がりに欠けるF1界にとってはうれしい話なので、来シーズンの楽しみが増えるという点で良かったのかもしれません。

一瞬で心をつかむ“笑声力(えごえりょく)”

一瞬で心をつかむ“笑声力(えごえりょく)” 一瞬で心をつかむ“笑声力(えごえりょく)”
成田 万寿美

PHP研究所  2009-06-19
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著者の成田様より献本御礼。
本書の「笑声(えごえ)」とは一体何なのだろうか。まず言えるのは決して「笑い声」ではないことである。「笑声」という言葉は私も初めて聞くが、「笑い」ということに関連することであるように思える。
……決して「漫才」などの「お笑い」ではございません。
「笑声」の「笑」というのは、「笑顔」などのような微笑ましくなる、ポジティブになれるような言葉で捉えられている。本書は相手にそのような気持ちを与える声「笑声」というのは何なのか、それをどのようにしたら身につけられるのかについて書かれている。

第1章「あなたが笑声を持っていることに気づいていますか?」
人は誰しも「笑声」というのを持っているという。当然個人それぞれ声の特徴など多かれ少なかれ違いを持っている。その特徴をマイナスに捉えてしまい、本来持っている力を出せていない、もしくは出していないだけである。では「笑声」が誰でも出せるにはどうしたら良いのだろうか。次章以降に技術的なレッスン内容が書かれているが、根幹をなすのは「心がけ」、精神的な要素が強い。

第2章「笑声のための基礎レッスン」
ここでは具体的にどのようなレッスンメソッドを紹介している。CDも付属しているため、それとともに練習をすることができる。「笑声」の魅力を知ることができるだけではなく、それとともに実践ができる為、一石二鳥といえる。
声のクセ、魅力を知る、いい声を出すための姿勢、呼吸、発声など様々なメソッドが盛り込まれている。

第3章「笑声のための心がけ」
第1章にも書かれているとおり発声をするためには「心がけ」が肝心である。その心がけをするために話し方にも、工夫を凝らしている・・・・・・と言いたい所だが、笑顔になること、ポジティブな言葉を話すこと、相手との会話にクッションを入れるなど相手の立場に立つことなど心がけ一つで、「笑声」に返信させる大きな糧となる

先程も書いたが本書はCDも付属しているため、その場で実践をすることができる。声に自信がない人、暗い声といわれる人にとってまさに「恵みの一冊」と言える。

ヘッテルとフエーテル 本当に残酷なマネー版グリム童話

ヘッテルとフエーテル 本当に残酷なマネー版グリム童話 ヘッテルとフエーテル 本当に残酷なマネー版グリム童話
マネー・ヘッタ・チャン

経済界  2009-11-25
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本書ほど「爆笑」と「痛快」を同時に思った一冊はなかった。
私たちが良く聞くマネーの話に踊らされてしまい、しまいには損失を被っていたという笑えない話というのが後を絶たない。それにより、「金融=怖い」「金融=悪」という印象を持ってしまう。つまり「騙されてしまった」ということである。
本書ではグリム童話を基に(というかパロディといった報がふさわしいと思うのだが)金融にまつわることについて書かれた一冊である。
グリム童話は私も小さい頃に絵本で読むことが多かったが、私が高校の時に絵本に書かれている話は嘘だということを知った。本来のグリム童話は子供には決してみせられないほど、グロテスクなものである。殺人など当たり前のようにあり、しかも猟奇的な内容のものは少なくない(代表的なものでは「白雪姫」がある)。

第1話「ヘッテルとフエーテル」
本書の中心人物のヘッテルとフエーテル兄弟の話である。主に金融商品の情報のことについてであるが、なんといっても本書は本章に限らず、本文に限らず、脚注にも笑いのエッセンスが散りばめられているところにある。

第2話「カネヘルンの笛吹き」
ここでは金融というよりも女性のあり方に視点が置かれている。なんか香山リカが勝間和代を(影で)批判しているような感じのような気がした。

第3話「ピノキオ銀行」
本書は章立てのタイトルの下に名言(迷言?)らしきものがあるが、本章ほど大爆笑したところはなかった。私でもこれから使いたいくらいである。
さて本章の中身に入っていこう。
ピノキオというと「嘘をつくと鼻が伸びる」というのが有名であるが、この「嘘をつくと〜」という部分を本章では生かしている。さて何を生かしているのだろうかはここでは割愛する。

第4話「アホズキンちゃん」
最近では「将来の不安」といわれて久しい。将来を思って国家にお金を預けるということがある。しかし現在の国家は将来を保証してくれるのかというと、間違いなく「そうではない」と言いきれてしまうほどにある。本章はその現状について風刺劇(?)という形で書いている。

第5話「ヤンデレラ」
これは解説するまでもないがある会社のことをパロディにしている。実際ある会社によってだまされた人は数知れずで、著名人の方もだまされていたと言われるものであったという。

第6話「ヘッテルと7人のODA・NPO」
日本は発展途上国の国家に出資を行うODA(政府開発援助)というのがあり、約93億ドル(2008年現在:出資純額ベース、総額ベースでは約170億ドル)の出資している。また民間単位ではNPOやNGO単位で募金などを通じた事前活動を行っている。本章ではその現状について書かれているが、本章でふと思い出したエピソードがある。1984年にイギリスとアイルランドのロック界のオールスターが集まりエチオピアで起こった飢餓を受け、「バンド・エイド」が結成された。その時につくられた曲「Do They Know It's Christmas?(ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス)」が大ヒットし、翌年のライヴエイドにまで発展した。その資金で支援物資や資金をアフリカに提供したのだが、それらの国々の政治腐敗は凄まじく、政治利用に使われ、物資や資金はことごとく着服され、結局飢餓にあえいでいる人たちに届かなかったという。

第7話「王様の金はロバの金」
ここでは国などによる情報によって損をした話である。国に限らず民間でも、このような話は少なからずあり、何も知らない私たちは、誰でも儲かるという「甘美な毒牙」に捕らえられてしまう。「儲かる話ほど危険な話はない」、「情報は疑ってかかれ」というのを肝に銘じておくべきである。

第8話「裸のフエーテル様」
「格差」による問題が顕著になった2004・2005年に「貧困ビジネス」が増加し、貧困層を食い物にしている。なんといっても、あしらい方がとてつもなく下劣というほか無い。本章では金融のことを指しているのだが、ほかにもアパートを格安の家賃で貸すというようなビジネスもある。もっと詳しい話はジャーナリストの須田健一郎氏が書かれた「下流喰い」が詳しい。

実をいうと、本書を紹介するときに細心の注意を払ったのが本書の内容をあまり出さないことである。そうでもないと爆笑・痛快である本書の魅力が半減しかねない為であるため本書を紹介するに当たり、最大限言葉に気を使った。本書は買ってみないとわからないほどである。
実をいうと、本書を紹介するときに細心の注意を払ったのが本書の内容をあまり出さないことである。そうでもないと爆笑・痛快である本書の魅力が半減しかねない為であるため本書を紹介するに当たり、最大限言葉に気を使った。本書は買ってみないとわからないほどと言った方がいい。
本書ほどまさに「爆笑」と「痛快」を併せ持った一冊はない。私はそう思う。

君も精神科医にならないか

君も精神科医にならないか (ちくまプリマー新書) 君も精神科医にならないか (ちくまプリマー新書)
熊木 徹夫

筑摩書房  2009-12
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著者の熊木様より献本御礼。
「21世紀は「心の世紀」である」と何度行ったのだろう。
モノの豊かさによって測られていた20世紀から、モノの多様化となり、多様な商品の中から自分に合ったものを探すことによって心が満たされる。急激に経済が成長してきた犠牲、すなわち「心の犠牲」を取り戻そうとする世紀のことを指している。
しかし昨今の事情ではうつ病など心や精神に関する病が急増している事実がある。殺人は増えたり減ったりしているが、その要因が精神的なものにまつわることもある。ちなみに後者は「犯罪精神医学」と呼ばれるもので、「精神科医」について取り上げる本書ではそれほど扱わない。むしろ全般的な「精神医学」と「精神科医」の在り方を紹介しながらも精神科医はどのような仕事を行っているのかについて現役精神科医が編集者との対談形式にてまとめた一冊である。

第一章「精神科臨床の「場」に来ないか」
著者が精神科医を志したきっかけ、精神科医の現場、精神科医として必要なことがここでは話されている。医者というと、様々研究(臨床研究も含む)や、文献を読みあさることがあるのだが、精神科医は患者の数だけケースは多様に存在する。それを見極めていきながらも、治療を行う空間を作り、行っていくには現場(臨床)によってでしかできないと語っている。

第二章「精神科医はどんなことを考えているんだろう」
精神科医の役割は、精神的な病を直す、あるいは和らげるといったところにある。
どの症状にあるのか、もしくは患者はどのような治療が望まれるのか、数多くの経験を駆使しながら、冷静に俯瞰する。いわば「鳥の目」の如く見極める目が必要と著者は語っている。

第三章「治療はどのように展開するんだろう」
治療は大きく分かれて2つ存在する。一つはコミュニケーションを繰り返しながら行う「対話療法」、もう一つはうつを抑える薬を投与するなどの「薬事療法」に分かれる。本書の最初では著者の大胆な治療が取り上げられており、度肝を抜いた。患者のためにこれだけの行動を行える医師は私はあまりみたことがない。
さらに精神科ならではの悩みと修羅場も取り上げられている。モンスター・ペイシェントのことを思い出すのだが、それを取り上げられる度に医師の方々も方の狭い思いをしているのだろうか。

第四章「「専門家」になるとはどういうことだろう」
「専門家」というと様々なものが存在しているが、ここでは専門性を持つためには、さらに著者なりの実践例について書かれている。

第五章「症例検討会をのぞいてみよう」
精神的な病というだけでも非常に多様なケースが存在するという。そこで精神科医どうしが互いに情報を共有することによって多様なケースに備えようという勉強会「症例検討会」というのがある。精神科医は細かな症例を学ぶために定期・不定期問わず様々な勉強会を開いたり参加したりして、治療に備えるのも仕事の一つとして挙げている。

第六章「言葉は精神科医のメスだ」
なかなか深い言葉である。言葉ほど鋭利な刃物はなく、時には治療にもなり、時には人(人格)を殺しかねないものにもなるからである。
精神科医は治療をするためにも言葉の使い方、選び方に細心の注意を払っているだけに、病気に対する知識ばかりではなく、様々なところにも目を向けていく必要があるというのが本章をみてもよくわかる。

第七章「「薬」を恐れ、「身体」を畏れよ」
この章題は見事に的を射ていると私自身勝手に思う。というのは、時間も無く、休む暇もない日本人は少しの病でも薬に頼ろうとする。しかし海外に目を向けると、どちらかというと薬に頼らず、ゆっくり安静をする、この時期であり、かつ不謹慎な話であるが、アメリカでは「インフルエンザ・パーティー」と称してインフルエンザを意図的にかかって、免疫を作ろうというのが存在するという。人間に備わっている身体の神秘を最大限に利用したほうが、薬に頼るよりも確実に治療できる。
精神科医は、「薬」と「コミュニケーション」を織り交ぜながら患者に治療を行っているが、とくに本章では「薬事処方」の行い方について、そして薬の見極め方というのを精神科医の観点からどのように考えているのかについて書かれている。

精神科医の仕事の中身は正直言って余りよくわからなかったが、本書を読んでいくと、どのように治療が行われていくのか、治療以外の仕事についても垣間見ることができた。精神科医について興味を示したとき、精神科医はどのような仕事をやっているのか知りたい人にとってはこれ以上ない一冊と言える。

日本タイトルだけ大賞 感想

昨日は新刊JP主催の「日本タイトルだけ大賞」に参加いたしました。

私も候補をいくつか入れていたので…どのように扱われるのか見てみたかったこと、さらにノミネート作品が印象的なものがあまりにも多かったですが(中には刺激的なものまで)、これらの作品の中からどのように決められていくのか、あるいは審査員の方々の反応はどうなのかこの目で確かめたかったからです。

実はイベントの最中にtwitterで螺焼いていました。つぶやいていました。

http://twitter.com/#search?q=%23titleonly

ノミネートされた全203タイトルを紹介しながら、審査員たちが突っ込むという形式でしたが、タイトルがタイトルなだけに、R-18指定の物や、食事中は禁止というタイトル、はたまた別の理由でインパクトの強すぎたタイトル…が目白押しでした。

結果を言うと、大賞はこちら(↓)。

今話題の作品で、私も購入済みです。近日中に書評をUPする予定。「爆笑」と「痛快」を併せ持った作品です。

続いて残念賞には、これが選ばれました(↓)、

大賞作品とは僅差だったそうな。しかし諸般の事情(?)により残念賞ということです。

…この直後にamazonの注文が殺到したりして。

そして今年1年の出版業界について徹底討論されましたが、ここだけはつぶやきNGだったので、ここは割愛ということで。

感想というと「このブログで書けないほど、ヤバい話だった」という他ないでしょう。

大交流会では、著者や出版社の方をはじめ、様々な人と交流を深めつつも、抽選発表もあり、本当に4時間という長丁場でしたが、あっという間でした。

今回実行委員を務められた、山田真哉様、上田様、ヨシナガ様、そして今回名刺交換をしてくださった皆様、本当にありがとうございました!!

坂本龍馬 ゆかりの地を歩く

坂本龍馬 ゆかりの地を歩く 坂本龍馬 ゆかりの地を歩く
清水 克悦

PHP研究所  2009-11-21
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株式会社イー・プランニング 須賀様より献本御礼。
いよいよ来年から大河ドラマで「龍馬伝」が始まる。福山雅治が主演ということで、歴女ブームも相まって女性ファンにとっては釘付けとなることであろう。
坂本龍馬の生涯は輝かしいものであったのだが、現在の日本にどのような影響を及ぼしているのかはまだ不明なところも多い。
その話は今回置いといて、本書は坂本龍馬の生涯を高知・江戸・長崎などをスポットを紹介しながら追っていこうという一冊である。大河ドラマをみる前に予習がてらみるといいかもしれない。

第1章「高知を旅する」
坂本龍馬は土佐藩、現在の高知県に生まれた。その生誕地は現在も石碑が建っており、本書でも紹介されている。同じ土佐藩出身では板垣退助もおり、幕末・明治にかけてどれだけ影響したのかというのも見て取れる。
本書はそのこともあってか全15コースのうち4コース取り上げられている。龍馬が誕生した地から、1858年に龍馬とともにした武市瑞山の殉死跡地、有名な桂浜、そして土佐にゆかりのある人物の銅像もスポットとして挙げられている。

第2章「江戸を旅する」
龍馬が江戸にいたのは1853年剣術を磨くためにやってきた。剣術を学びながらもペリーが浦賀に来航したことを聞くや、佐久間象山の私塾に通い儒学や海防の重要性を中心に学んだとされている。佐久間象山と言えば、門弟に吉田松陰がいることでも知られている。たった4ヶ月であったが、儒学のほかにも台場(現在で言う「お台場」)で方術をしえたこともあったという。そのあとにも1856年に遊学した。本章ではこれらのことを踏まえたコースを1つ紹介している。

第3章「長崎を旅する」
続いては長崎である。1862年に土佐藩を脱藩の後、勝海舟に弟子入りし長崎入りした。後の「海援隊」の礎となった亀山杜中を組織し、さらに交易地であったことが縁でイギリスのグラバー商会との信用を深め、大久保利通や西郷隆盛、長州藩士との交流も深め、幕末志士の一人となって行った。龍馬が武士としてだけでなく、斡旋役として輝かしい功績をおさめた一つである。
本章では脱藩後、勝海舟とともに長崎に行ったコースを1つ、亀山杜中を組織した縁のコースを1つ、グラバー商会との交流を深めた縁のコースを1つの計3コースを紹介している。

第4章「山口を旅する」
幕末の象徴として知られる吉田松陰が生誕したところであり、山口の萩にて「松下村塾」を開き、高杉新作、桂小五郎、伊藤弘文らを育てたことでも知られている。龍馬が萩に訪れたのは1961年のことであり、そこで土佐勤王党を結成するきっかけとなった武市瑞山、久坂玄瑞と対面している。
本書は前述のような事柄を中心にしたコースを2つ紹介している。

第5章「山陽を旅する」
第4章と被る様に見えるのだが、本章は「山口以外」と見た方がいいかもしれないが、龍馬の生涯を見ると、山陽の中でもどちらかというと神戸といった方が正しい。
1863年に勝海舟とともに神戸海軍操練所を設立・創設させた。さらに1867年に海援隊を結成し、いろは丸襲撃事件の賠償も紀州藩にさせたことでも有名である。
本章ではこのいろは丸など2コースを紹介している。

第6章「京都を旅する」
龍馬は晩年、京都において幕末の志士たちと交渉を行いつつ、大政奉還に向けて尽力を行った。剣術というよりもむしろ政治力の強い人物であったことが窺える。また後藤象二郎とともに「船中八策」を策定し、今後運営されるであろう国家の在り方についての大綱をまとめた(ただし、本当に龍馬が作ったのかという議論は絶えない)。まさに大政奉還が行われ、新しい時代が始まるといった矢先、近江屋事件で何者かに暗殺され、31歳という短い生涯に幕を下ろした。
本章では桂小五郎(後の木戸孝允)、西郷隆盛との会談を行った地、新撰組で有名な事件「池田屋事件」の舞台となった場所などが紹介されている。

昨今のニュースでも話題に上がっているとおり、来年の大河ドラマが「龍馬伝」ということから、再び「龍馬ブーム」が起こっている。最近では「龍馬ビジネス」もあったりしているほどである。本書は龍馬ツアーにも惑わされず、むしろ一人、もしくは仲間内数人でひっそりと龍馬ゆかりの地を歩いてみたい人に適した一冊である。

夢は、無計画のほうが実現する

夢は、無計画のほうが実現する 夢は、無計画のほうが実現する
岡崎 太郎

梧桐書院  2009-11-17
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株式会社オトバンク 上田様より献本御礼。
最近のビジネス書やノウハウ本では「目的」や「目標」を掲げ、それを基に人生設計などの「計画」を推奨している本が多くなった。しかし本書はその「計画」を完全に否定しているわけではない。むしろ否定すべきは、「遙か先にある夢がない計画」であるという。自ら掲げる夢に向かって、たとえ計画通りに上手くいかなくても、その先にある夢を叶えていくことができると著者は自分の人生を基に暑く語っている。本書は無計画でも叶えられること、そして充実した人生を送りたい人にとってバイブルとなる一冊と言える。

第1章「現状を嘆くな、現状に満足するな」
「現状維持では後退するばかりである」
これはミッキーマウスなどディズニー作品の父と言われている、ウォルト・ディズニーの名言である。現状を維持したい人もいれば、現状を嘆く人もいる。また現状に満足しない人もいる。しかし満足せずに進化をつづけて行くのがいいのだが、それとともに失うものもある。
その「失う」のを恐れて現状維持に逃げてしまう。もしくは成長の限界と思って伏線を立ててしまう人が多い。しかし現状を嘆くよりも、現状を絶えず変える、姑息な手段をせず、自分に素直になりながら成長することが大切であるという。

第2章「人生は、波風立てながら突き進め」
緩やかで安全な坂と道なき道、あなたはどちらの道を選ぶのだろうか。
人それぞれであるが、どちらかというと前者の方が多いかもしれない。しかしその困難な道を歩むとなると周りの迷惑、もしくは失うことを恐れることで尻込みをしてしまう人も少なくない。しかし、いったん波風の立つような人生を送ることにより、人生において「波」を作ることができ、はじめは苦しいながらも、終わってみたら「充実していた」というような人生を送ることができる。
また本書のタイトルにあるとおり「計画」を立てるなとされている。というのは、まず「計画ありき」で考えおり、行っていく中で「計画倒れ」を起こし、挫折をしてしまうことを考えているという。

第3章「「ラク」ではなく「楽しい」を選べ」
誰しも多かれ少なかれ「楽しい」ことを考えたりするが、しかし現実選ぶとなると「ラク」を選ぶ人も少なくない。山谷ある道の中で、いかに学び、いかに挑戦できるのか、それが人生において大きなカギとなり得る。

第4章「思いっきり「常識がない人」を目指せ」
「常識」はいつの間にか作られていたり、それを学ばなければ社会人なり大人なりなれないという。しかしその「常識」は本当に正しいのかというのも疑わしい。「常識」はなくてはならないかもしれないが、それ以上に常識にとらわれず、自ら察していく力、自らの目で見る力、自ら出会う力、自ら尊敬できる人との出会いによって、「自分で考える力」であったり、「自分」を形成することができる。

第5章「姑息な戦略を捨て、夢と志を持て」
儲ける、確実な勝利を得るために戦略を立てるということを言う本が巷にはあふれている。しかし、私たちが活動をしていくうえで本当に「なくてはならないもの」は一体何なのか。「夢」と「志」であるという。この「志」に関連して、吉田松陰についても述べられている。

著者自身の人生とともに、「人生」において大切なものを学んだ気がした。特に「成功」をするために、様々なことを行っているが、人生において「何を為し得たいのか」「何を宝とするのか」という根本的なことを考えさせられる一冊であったように思える。本書に秘めた著者の思いは、言葉でいい表わせられないほど強かった、そう思わせる一冊であった。

可夢偉 サウバーと正式契約

可夢偉 サウバーと正式契約

元トヨタのドライバーである小林可夢偉は、2010年シーズンを前に、サウバーのドライバーとなることが発表された。この契約によって、来シーズンF1に参戦する日本人の正ドライバーが初めて発表されたことになり、またザウバーチームにとっても、BMWから元オーナーのペーター・ザウバーに買い戻されて以来、初めてのドライバー発表となった。(GPUpdate.netより抜粋)

首を長くして待っていました!!来季も日本人F1ドライバーがいるということになりました。可夢偉は昨シーズンのラスト2戦を出場したわけですが、何といってもブラジルGPではバトンをオーバーテイクさせないほどの強さを見せ、最終戦のアブダビでは6位入賞の快挙を達成しました。

今シーズンでトヨタが撤退するニュースがあり、可夢偉が来季グリッドに載らないのではないか、という憶測もありましたが、新人ながら素晴らしい活躍を見せただけにチームオーナーであるペーター・ザウバーは見逃しませんでした。

ペーター・ザウバーがスカウトした、もしくはザウバーのチームに加入したドライバーを上げてみると、ライコネンやマッサなどが挙げられており、チャンピオン、あるいはそれに値するほどのドライバーを輩出していることでも知られております。

来季可夢偉はどのような活躍を見せるのか、期待したいところです。

新聞・TVが消える日

新聞・TVが消える日 (集英社新書) 新聞・TVが消える日 (集英社新書)
猪熊 建夫

集英社  2009-02-17
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新聞やTV業界の凋落が著しい。新聞でも発行部数の減少に歯止めがかからず、TV業界では在京キー局でさえも赤字に転落をする事態となった。それに対し、ネット業界はというと景気があまり良くないとはいえ、売り上げを伸ばしている企業がちらほら存在する。こうした中で「活字離れ」や「テレビ離れ」が著しいと叫ばれている。このまま新聞・TVはネットに飲み込まれてしまうのか、それともネットと共存した進化を遂げるのか。本書では現状とともにこれからについて書かれている。

第1章「テレビとネットは融合するか」
動画共有サイトが誕生した頃からか、無断で過去のTV番組をアップロードすることがあり、TV局をはじめとした権利者が削除を求めるなどの騒ぎとなった。無断の動画投稿は禁じるべきであるが、それ以前にTV局が今まで続いた体質の澱が一気に噴出したと言っても過言ではない。また音楽配信に関しても同じことがあり08年10月にJASRACとYouTubeが著作物の包括契約にこぎ着けた今でも違法な投稿は耐えることがない。音楽については第3章にて詳しく述べられている。
現在ではTV局単位で過去に見逃した放送を動画でみることができるサービスを始めた(第2日本テレビNHKオンデマンドなどが挙げられる)。しかしこれらのビジネスモデルはうまくいっておらず、軒並み赤字となっている。
TV番組をいつでもどこでも、というような「ユビキタス化」が熟し始め、これから放送業界は岐路に立たされている。その中で新しいビジネスモデルは生まれるのだろうか

第2章「「紙離れ」はどこまで進むか」
凋落の著しい業界はいくつもあるが、新聞もその一つに数えられている。朝刊をとる家でも一昔前まではほとんどの世帯がとっていたが最近では2件に1件とっているところも存在する。これはネットニュースの台頭、それによるジャーナリズムの多様化というのが挙げられており、既存の新聞媒体だけではもはや太刀打ちできなくなるところ間で及んでしまった。しかし新聞もネット業界に進出しており、本書では産経であるが、毎日では経済評論家・公認会計士の勝間和代氏とともに読者とのクロストークを行う企画を隔週の日曜日に実施している。
様々な形でネットとの共存を試みてきたが、「紙離れ」は後を絶たない。
新聞社も様々な形で「生き残り」の活路を見いだそうとしているが、「トカゲの尻尾切り」の如く紙からネット西府とをかけるのか、それとも紙媒体に引き戻すのか、新聞社に突きつけられた課題として挙げられている。

第3章「ネットになじむ音楽市場」
「音楽」と「ネット」の相性はなかなかに良く、とりわけインディーズでも活躍できる箇所が多い(最近ではメジャーでもネットに重きを置いているところも増えている)。ネットで音楽をダウンロードする以前はLPレコードやCDといった媒体でもって売るのがほとんどであったが、最近ではネットを媒介とした「有料ダウンロード」が主流になっている。CD売上が減少している理由がそこにある。また第1章で述べたように違法に動画や共有サイトにアップロードを行い、著作(権)者に対して損失になることも横行している現状がある。「取り締まる」といえば簡単であるのだが、日々進化を遂げていく中でどのように音楽市場を正しく広められるのかという課題もはらんでいる。

第4章「転機を迎えたゲーム産業」
かつてインターネットがなかったときにはファミコンなどのハードとソフトで楽しめたゲームであるが、インターネットの進化により「オンラインゲーム」が誕生し、オンラインゲーマーが急増した。今となっては長時間ネットゲーム、「ネトゲ廃人」まで誕生するようになった。もはや形ある媒体から、ネットという形の無い媒体(サーバがあるから一応形はあるが…これがなかなか見えない)にも裾を広げながらも、ゲームユーザーを増加させて行った。その一方でハードやソフトのゲームはというと、Wiiをはじめとしたハードは好調であるがソフトは元気がなく、ミリオンを達成したケースがなかなか出てこなくなった。CDと同じように形のあるものからないものへのシフトが始まりつつあるというのだろうか。

新聞やTV、音楽、ゲームに分けて現状を紹介されていたのだが、共通しているのは、
「形のあるもの」から「形のないもの」
にシフトしている所にある。そのような時代の中で形のあるものは、ないものに淘汰されてしまうのだろうか、それとも「形のないもの」にシフトをしながらも生き長らえるのだろうかというのが、これらに残された命題と言える。本書を読んでそのように思った。

愉楽の銀座酒場

愉楽の銀座酒場 愉楽の銀座酒場
太田 和彦

文藝春秋  2009-05
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私たちの世代は、酒に弱いと聞くが、私はそう思わない。社会人であっても、仲間内、もしくは気の合う仲間たちで在れば様々な酒を飲むことができる。
酒の飲み方一つでは大学生と社会人とで相違はあるが、個人的な嗜好によっても酒飲みのスタイルは違ってくる。また酒を飲むスポットも様々なところがあり、いくところ一つで、性格などで変わってくる。本書は銀座を舞台にしているが、銀座というと高級感が漂い、近づきが退院章があるが、銀座の中でも少し「穴場」智代ばれるところを紹介している。

第1章「銀座で飲もう」
「銀座酒場・初級編」といったところである。
「伝説の銀座バー」と言われるものから、ワインやベルギービールといったものまで愉しめる所を全部で12件紹介している。
私だったらまずは「伝説の銀座バー」に行ってみたい。このバーは昭和3年に誕生し、80年以上場所を変えることなく営業を続けているという。一流文化人、財界人、著名人の常連も数知れずとも言われる名店として挙げられているという。銀座「通」になる一番最初のところであるが、その最初から行ってみたいという雰囲気と、読みながらでも酒を愉しんでいるかのような感覚に陥る。

第2章「銀座酒場は花ざかり」
「銀座酒場・中級編」といったところである。
銀座の近場駅はというと山手線か京浜東北線で有楽町、または新橋となる。仕事場の関係から真橋を通ることがあるのだが、その時におでんの匂いが漂うことがある。本章ではおでんや蕎麦に酒といった居酒屋のようであるが、バーであるというような店もいくつかある。
バーというと高級感があるのだが、親しみやすいところが多く、気軽に酒を愉しめる。「中級編」であるが、穴場的に中級編である。銀座の名店巡りのようなガイドブックにはなかなか載らない所を重点的に紹介されている。

第3章「銀座の奥深く」
「奥深く」というと「地下」か「僻地」という意味合いがあるのだが、本章ではまさに「通」とも呼ばれる所を紹介しているばかりではない。「通」でも初心者でも楽しめるが、ガイドブックにはほとんど載っておらず、まさに「知っている人は知っている」というような店を列挙している。

全36店紹介された銀座の酒場であるが、高級感漂う中でひときわ奥の深さを感じ取らずにはいられない店ばかりであった。酒の愉しみ方も、料理の愉しみ方も、東京の土地一つで違ってくるが、銀座にも、今も変わらぬところ、そして進化したものが入り乱れながらも醸成されているという印象を本書から読み取れた。

もっとすごい! 非常識な会議 会議を楽しくする黄金のコツ26

「会議」というとネガティブなイメージを持つ人が多いかもしれない。淡々と進むもの、良くなかった人をつるし上げる場、ワンマンショー・・・様々な種類がある。しかし会議はやり方一つ、心がけ一つでエキサイティングに、かつ面白くなる。本書は「非常識」とあるがその中身とはいったい何なのか気になるところである。では中身に入っていこう。

第1章「非常識な会議で儲けろ」
ここでは会議についていっさい述べていないが、著者の営業体験談、そして営業経験から学んだ現場主義について書かれている。ちなみにここの章では次章以降にも直結している部分が多い。

第2章「究極の非常識な会議」
いよいよ会議についてである。
みなさんは「会議」についてどのような印象を持っているのだろうか。冒頭に述べたような会議を想像する人も少なくないことだろう。会議に関しても様々な目的はあるのだが、終了後にはすでにエンジン全開状態となればこれ以上のことはない。
それをなすためには何を参考にしたらよいのか、答えは「飲み会」にあるという。飲み会ではありとあらゆることをざっくばらんにはなすことができる。時間を儲けながら、議論せず、意見を言ったり聞いたりする。時折遊びも取り入れるなど会議はいくらでも進化する要素が秘められている。

第3章「非常識な会議の進め方」
会議を進める、始めるにはどうしたら良いのかについて書かれている。どちらかというと具体論といったところがここにあたる。特に場の配置といったところに関しては議論の仕方以上に見落としがちになる。そのためか取り入れないところも少なくないが、机や椅子の配置一つでも会議が変わるということも改めて知る必要がある。
さらに時間通りに終了させることも会議において行うべき一つとして挙げられる。

第4章「導入の壁を乗り越える方法」
本書で紹介されているスタイルは斬新であり、かつ会議、ひいては会社が活性化する事は間違いない。しかしあまりにも斬新すぎて、今までやってきたことが否定されるということ、さらに現状維持という抵抗勢力が必ずといってもいいほど存在するのは確かである。しかしそれらは組織などの問題であり、まずはあたりまえのところからアプローチをかけていくといいという。いきなり変えるよりも、できるところから少しずつ、じわじわと変えるという手もある。

「会議」は方法を変えることによって進捗や、業績が変わることさえある。しかし、それに気づく人、あるいは変えていける人は残念ながら少ないことは確かである。仕事も同じように会議も進化をする。それを思わせた一冊であった。

F1 ロータス トゥルーリとコヴァライネンに決定! 琢磨、シート獲得ならず!!

久々にF1にも目を向けてみました。

「ロータス トゥルーリとコヴァライネンに決定」

ロータスF1チームは、ヤルノ・トゥルーリとヘイッキ・コヴァライネンの2人と、2010年シーズンに向け契約を交わしたことを発表した。チームのテスト兼リザーブドライバーは、ファイルーズ・ファウジーに決定した。

月曜日、クアラルンプールでの公式発表の最中、マレーシアのナジブ・ラザク首相がロータスF1チームのドライバーを発表した(GPUpdate.netより抜粋)。

「琢磨 ロータスとの契約に失敗」

2010年シーズンのF1復帰に向けてロータスチームと交渉を続けてきた佐藤琢磨だが、彼のマネージメントは契約が失敗に終わったことをロイター通信に明らかにしている。ロータスチームはすでに2人のドライバーと契約していることを明らかにしており、月曜日にドライバーを発表する予定だが、そのリストに琢磨の名前はないようだ(GPUpdate.netより抜粋)。

新しいチームとしてエントリーされているロータスですが、トゥルーリとコバライネンに決まったそうです。「ロータス」のチームというと、中嶋一貴の父、中島悟が所属していたチームを思い出す方も多いことでしょう。87年にロータスでデビュー、89年のオーストラリアGPでは初のファステストを記録したという縁のあるチームでした。

今年参戦するチームは、マレーシア資本あるため、その面影はありませんが、元トヨタのトゥルーリがいるとなるとどのようなチームになるのか、新しい「ロータス」を見せてくれるのか期待がかかるところです。

残念ながら佐藤琢磨はシート獲得とはなりませんでした。残念でなりません。

ドライバーズラインナップは現在も日本人ゼロ。早く誰か一人でも日本人がシート獲得↓というニュースを聞きたいものです。

12.13 読書パーティー 感想

前の記事からの続

昨日は鹿田尚樹さん千葉智之さん竹原健一さん美崎栄一郎さん主催の「第2回読書パーティー」に参加いたしました。

思えば著者や編集者、同じ書評ブロガーと出会えた場というと昨年の「読書パーティー」のことを思い出します。昨年自分自身の「事件」というと、

・名刺を切らしてしまったこと。

Masterさんにビジネスカードをいただいたこと。

・名刺交換の度に自分の名前とアドレスを記入していたこと。

1年経った今でも思い出します。しかし今回はそんなことがないように、名刺をいつもの3倍持ってきました(昼に行われたセミナーの分も含めて)。

何といっても今回は、今年初めて著書を出された方が多かったです。主催者を除いて上げるだけでもたくさんいます。

何といっても、今回は著者が非常に多かったこと、ブロガー仲間も多かったこと、そして何より、知り合いが多かったことが印象的でした。

何といっても今回のパーティーも珍事・ネタの連続でした。hiroさんサンタ、Masterさん+hiroさんネタ。マフラー紛失(?)事件…。

色々ありました。

この1年間、書評ばかりではなく、「出会い」や「学び」を求めてセミナーやパーティーに積極的に参加いたしました。

ブログを書くにあたっても、仕事をするにあたっても様々な刺激がありました。

来年は…どうなっているのか、楽しみですね。私も負けてはいられません。

今回、パーティーを主催した鹿田様、千葉様、竹原様、美崎様、そして名刺交換をしてくださった方々、本当にありがとうございました!!

恋愛格差社会サバイバル モテ本案内51 発売記念セミナー 感想

昨日は水野俊哉さん主催の「恋愛格差社会サバイバル モテ本案内51 発売記念セミナー」に参加いたしました。メインはパーティーだったのですが、この日は別件が入っていたため、セミナーのみの参加ということで。

水野さんと言えば「ビジネス書のマエストロ」「成功本のマエストロ」というイメージが強いのですが、今回は「モテ本」の成功方程式という本を上梓され、それを記念してのセミナーでした。

Ⅰ.水野俊哉

主に本書にあるステップを少し膨らませてといたものでした。

「モテ本」の傾向、モテるにはどうしたらいいのか、出会い、相性についてなど「モテ」に関して多岐にわたっており非常に興味深かったです。

あと、講演途中に珍事もありましたが……本人の尊厳を守るためここでは割愛させていだだきます。

Ⅱ.水野俊哉×ぐっどうぃる博士のトークセッション

本書でも対談はあるのですが、今回はそれに触れつつも本書で掲載できなかった内容を中心とした対談でした。ぐっどうぃる博士はホームページ上でも顔だしNGな方で、どのような性格なのかということについても知りたかったのですが…素晴らしい方でした。

恋愛について水野さんもさることながらぐっどうぃる博士がかなりアツく語っていたのが印象的でした。ここではもう書けないことを連発というまさに「丁々発止」のトークセッションでした。

パーティーにも参加したかったですが、先ほども言った通り別件のためセミナー終了後移動。

今回セミナーを主催した水野様、ぐっどうぃる博士、そして名刺交換をしてくださった方々、本当にありがとうございました!!

今年、亡くなって最も衝撃を受けた著名人は?


ブログネタ: 今年、亡くなって最も衝撃を受けた著名人は?参加数

もちろん「笑点」の司会者だった三遊亭円楽さんです。

物心のついたころにはすでに「笑点」の司会者で、21年もの間続けていらした方です。

落語も人情噺を中心に素晴らしかったです。

円楽さんが亡くなられたと同時に、本屋に行ったらこの本が平積みとなっていました。

ご冥福をお祈りいたします。

モテ本案内51

モテ本案内51 モテ本案内51
水野 俊哉

ディスカヴァー・トゥエンティワン  2009-12-03
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「モテたい」は老若男女問わずして持っている欲求の一つとして挙げられる。昨今では「草食系男子」「肉食系女子」などがあり、それに関する本も出版されているほどである。最近では「非モテ」といった、モテることを拒んだ人や、結婚をしたくないという男性・女性も増えているのも実状として挙げられており、晩婚化に拍車をかけている。
そうかと思えば昨年から「婚活」という言葉が誕生し、様々な婚活サイトやパーティーが行われている現実がある。ちなみに本書を記念した婚活セミナー&パーティーも12月13日に開催される(私もセミナーに参加する)。

私自身、モテ本を書評する機会はほとんどなく、正直言って何があるのかさっぱりつかめなかったが、主要の51冊を厳選しているため、どのような傾向なのかというのが良くわかる。またマトリックスも巻末に掲載されているため、非常に分かりやすい。
最近では前述のほかに、「婚活」「おひとりさま」と用語が誕生し、日本の少子化・晩婚化というのが顕著になってきている象徴なのかもしれない(但し結婚の組数が減ったり、離婚が増加したりしているわけではない)。

しかしそういった状況の中で「モテ本」はいつ頃からでき始めたのだろうか気になるところだが、少なくとも「恋愛術」や「異性との付き合い方」というような類の本が「モテ本」の原型になっていると考えられる(あるいはそれ以前のものもあるのかもしれないが)。男女の恋愛が時とともに変化をしていくが、現在では「異性の付き合い方」というよりも「婚活」などの言葉が多くなっているように思える。

恋愛も多様化し、従来のようなお見合いや恋愛の形式ばかりではなく、異性との接し方、さらには男性・女性の傾向が絶えず変わっている。現在までに至っている恋愛、モテ方の結晶が本書にある。私はそのように思える。

預金じゃイヤだけど投資はコワい ボクの“負けない”人生戦略

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内藤 忍

光文社  2009-11-19
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急速に陥った不況のなかでお金がないという声があとを絶たない。しかし、バブル・戦後最長の好景気の儲けはほとんど預金するといったこと堅実性をもたせることを行っていた人も多いのかもしれない。
では「投資」はどうか。言葉だけで拒否反応を起こす人もいるだろう。つい数年前まで「ファンド」や「M&A」などの言葉が乱舞し、投資という言葉自体「悪」という認識を植え付けさせた。それが固定観念となってしまい

第1章「これからもずーっと同じ毎日ですか?」
私自身「平凡」という言葉が大嫌いである。
なにも目的もなく、刺激的な毎日もなく、ぼーっとしているような人が多いように思える現代、銀行などでは「投資」といったものも様々なものが出ている。
しかし数年前の「ホリエモン」や「村上ファンド」を例に出して「投資」という言葉を「悪」と思っている人は少なくない。しかし「投資」は「楽して儲ける」というよりも、「企業の成長を手助けする」、「そのことによって社会的に貢献をする」という意味合いもある。余りに響きが良すぎて疑わしくもあるかもしれないが、経済を活性化していく上で「投資」というのはなくてはならないものである。

第2章「FXなら簡単だ」
FXという言葉はいやというほどきいたことがある人が多いことだろう。FXとは「外国為替証拠金取引(Foreign exchange)」と呼ばれており、証拠金(保証金)を業者に預託し、主に差金決済による通貨の売買を行なう取引である(Wikipediaより)。FXは「レバレッジ」と呼ばれる他人資本(借入)を行うことによって利益を高めさせることができる。反面損失も大きくなるため、ハイリスク・ハイリターンと呼ばれる所以となっている。

第3章「なんか、お金がなくなっているんですけど!!」
投資は「損失」というリスクは避けることは不可能である。投資してすぐ儲かるというほど甘くて危険な話はないと考えている。この理由は第5章の方が詳しいためそちらにて詳しく述べることにする。
投資を行うことによって当然損をするということはあるが、長い目で見て「儲ける」というよりも成長させる、ということを考える。損得勘定も付き物かもしれないが、むしろ損を承知でも経済を動かそうという侠気を持つ、そのことによって儲かるとなればこれ以上のことはない。
しかしどのように投資をすれば、ということなのでなるべく「失敗をしない」投資を行うことが大切であるとされている。

第4章「ボクのどこがいけなかったでしょうか?」
投資をするにしても、目的を持つ必要がある。目的無き投資では青天井のように欲が出てしまい、大概破滅に追い込まれてしまう。いつまでにいくら稼ぐかの目的を持つこと、儲けるスピードも自分の身の丈に合わせることが必要であり、それ以上に早くもうけようとするとリスクが高まり、リスクをなるべく減らそうとすると儲けるスピードも弱まってしまう。

第5章「投資と投機の違いを知っていますか?」
さて、「投資」と「投機」の違いについて、調べてみると、

「投資」…会社を成長させることによって儲ける
「投機」…相手を損させて、自分で儲ける

第3章で危険な話はないというのは後者であるケースが多いからである(前者もあるがあまり見たことがない)。
長期的に投資をすること、分散的に投資をすることによって堅実に利益を得る方法がある。

第6章「7%の“負けない”人生戦略」
本書で提唱している投資戦略は「負けない」ことに基づかれている。

第7章「株を買わなくても投資はできる」
「買わなくても投資はできる」という言葉に違和感を覚えた方はいることだろう。しかし水から株や為替を買わなくても「投資」を行う方法は存在する。
簡単に言うと、プロに資金を託して、託されたプロが投資を行うというシステム、「投資信託」という言葉を聞いたことがあるかもしれないが、まさにそのことを言っている。

第8章「本当の投資はこれでいい」
「本当の投資」とは一体何なのかというと、短絡的に儲ける、もしくは損益で一喜一憂するような方法ではなく、長期にわたって堅実に儲ける方法、コツコツと積立ながら「投資」をする方法というのが最適である。これは具体的にどのような方法なのか……本書の核心に入ってしまうためここでは割愛する。もっとも投資で最適な方法とは、本書を購入するといい。

第9章「自分の人生は自分で決めろ」
もし人生が2度あるとするならば1度は他人に従うような人生を歩んでもいい。しかし人生は1度きりである。自分が公開しない人生を選ばなければ必ずと言ってもいいほど後悔はやってくる。自分の人生は他人の意見を踏まえても、そうではなくても、最後に決めるのは「自分自身」にほかならない。

「投資」にも戦略はあるが、「投資」についてネガティブなイメージを持っている方がいたらぜひ薦めたい一冊である。「投資」のイメージががらりと変わる一冊である。それを小説という形で書かれているためなおさらそうさせられる。

百人一首の歴史学

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関 幸彦

日本放送出版協会  2009-09
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皆さんは「百人一首」というのをやったことがあるか。
私は小学校の時に友人がもってきて、それでやったのだが、とる札が木でできており、しかも達筆なので下の句がなかなか読めず、お手つきを数え切れないほどやったことについて本書を読んで思い出した。良い記憶か悪い記憶か定かではないが「百人一首」というと平安時代、それ以前の和歌を100人挙げている。有名なところでは紀友則、蝉丸、猿丸大夫、小野小町が挙げられる。
本書は百人一首の句から読み取れる歴史について紐解いた一冊である。

Ⅰ.「「百人一首」の時代」
百人一首ができたのは鎌倉時代、藤原定家によって作られた。本章では100首を様々な形で統計している。百人一首をやったひと、もしくはそれにある句を詠んだ人はわかるのだが、恋や季節のことを取り上げているのが多い。また詠み手も男性であれば官吏、女性であれば妻が多いという。ちなみに天皇、またはその血筋にある者も詠み手として7首取り上げられている。

Ⅱ.「神と人――敗れし者の系譜」
先ほど述べた7首は歴代天皇、あるいはその血筋にある者たちが詠まれた句であるが、本章では後者としてのウェイトを占めている、というよりもそれを中心に書かれている。中納言家持から順徳院に至るまでの「敗者」にクローズアップしているところである。

Ⅲ.「男と女――「恋は曲者」」
「恋」をテーマにした和歌は百首ある中で最も多く43首もある。
古典作品でも有名な「和泉式部日記」の和泉式部や「枕草子」の清少納言、「源氏物語」の紫式部、「蜻蛉日記」の右大将道綱母などが挙げられる。
平安時代ではしきたりの多い中で宮中における「恋」が表現されることが多く、男女問わず詠まれているが、前述の通り女性の方が多く、かつ有名であるといえる。女性ならではの繊細さが魅力であるといえる。

Ⅳ.「都と鄙――「名所」「歌枕」への誘い」
「鄙」はなんと読むのだろうかと考えてしまう人がいるかもしれない。ちなみにこの漢字は「ひな」と読むが、中流・下流階級のことを表している。「和歌」というと天皇や高級貴族のことを想像するかもしれないが、実は中流・下流層の貴族が多いというのは私自身、本章を読むまで知らなかった。本章では「都」と「鄙」それぞれ、あるいは両方の思いを詠んだ句を中心に取り上げられている。

Ⅴ.「虚と実――王朝の記憶を」
本章で挙げられている句は小野小町や在原業平など、国語や歴史の題材になるほどの有名人である。
彼らが詠まれた句は能に落語にと広がりを見せ、詠み手以上の虚像を作り上げている。

Ⅵ.「「百人一首」に時代をめくる」
本章では百人一首の時代性をまとめたところである。日本における「中世」のことについて描いているのだが、奈良時代、平安時代、そしてこの百人一首がつくられた鎌倉時代に至るまで、約500年もの歴史の中から選りすぐりの句を選んで、完成したものである。しかし階級がはっきりしていた時代の中で、現代のように垣根を越えた者を生み出すこと、そしてそれが長きにわたり語り継がれているところを見ると、階級や恋など様々な思いが変わることがなかったという証明になるのかもしれない。

百人一首を見るだけでもこれほどまでおく深い世界があるということは知らなかった。100首の裏に在る思い、背景、というのは様々であるにせよ、そこに歴史の息吹は残っているというのを立証できた一冊と言える。
クリスマスが過ぎると、いよいよ正月。歴史とともに百人一首を愉しんでみてはどうか。

明日、会社がなくなっても、自分の名前で勝負できますか?

明日、会社がなくなっても、自分の名前で勝負できますか? 明日、会社がなくなっても、自分の名前で勝負できますか?
川上 徹也

クロスメディア・パブリッシング(インプレス)  2009-12-14
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昨今の経済的状況からわかるとおり会社は明日働けるという保証はどこにもない。もし明日会社が倒産した時、あなたはどうするのか、これは会社勤めの方には是非読む必要がある一冊と言える。たとえ会社人として安定的な人生を送れたとしても、独り立ちできるほどの力があれば重宝されるからである。

第1章「自分を語るために、まず働き方を変えよう」
あなたは1日にどれだけ「仕事」をしているか。
1日中と答える人が多いかもしれないが、本当にそうなっているひとは一握り、もしくは一抓み程度しかいないのかもしれない。では残りはどうしているのか。「働いている」というのは名ばかりの「作業」を行っているのだろう。新人の人達が課せられる「仕事」も大概は「作業」と呼ばれるものである。しかしこの「作業」の行い方一つで「仕事」になる。たかが「作業」、されど「作業」である。
他にも「まねらない」ことや「現場主義」についても書かれている。

第2章「常にストーリーを意識して仕事をする」
仕事にしても、経営にしても、プレゼンにしても川上氏が語っているのは「ストーリー」である。営業にしても、プレゼンにしても、数字などを織り交ぜた「ロジカル」をするよりも、自らを(欠落した)主人公に置き、ドキュメンタリー番組のようなストーリーを想像しながら仕事を行うことで、ステップを上げ続ける。

第3章「仕事以外の日常も差別化しよう」
働くことは別に労働の場ばかりではない。プライベートも差別化できる方法がある。本章はそれ以上にビジネス書で多く書かれている「テレビを見るな」や「ビジネス書を読め」ということの逆なことを言っている。しかし、「ただ」見るのではなく「疑う」ことによって「考える」力を身につけるためにプライベートでは様々な場で考える力を身につけるというのが重要とされている。
さらにセミナーや勉強会を主催することによって「イニシアチブ」を取る、もしくは「場」を回す力を身につけることで、仕事にも直結させる力にする、または転職しても変わらない力を持つということについても書かれている。

第4章「自分をマーケティングする」
「自分を売り込む」ことも行う必要がある。仕事やプライベートで培ったものについて様々なところでアピールをする必要がある。それを「見える化」するために自分自身の棚卸を行い、自分の弱みや強みをさらけ出すことによって、売り込む道具にしていく。

第5章「あなたをストーリーブランディングする」
ストーリーを使って、自分自身のブランディングを行う。主にプロフィールづくりに関してである。プロフィールを作ることによって「欠落した主人公」をつくる。そのことによって自分の志を醸成させる。さらにはピエロになったり、攻撃対象になったとしても突き進んで行けということも書かれている。

第6章「理屈はもういい。あとはスタートを切るだけ」
準備ができたら、あとは突き進むだけ。欠落した主人公を演じながら成長をしていくストーリーをめざして行くだけである。

もし明日、会社がなくなった時、あなたはどうするのか。絶望の淵に陥ってしまうのか、それとも自分の名前を使って売り出して行けるのか、その境目が本書に書かれている心がけ次第なのではないだろうかと思う。「明日働ける」保証がない今、自分で生きる術を身につける他ない。本書はそれを身につけるための一冊と言える。

裁く技術~無罪判決から死刑まで

裁く技術~無罪判決から死刑まで (小学館101新書) 裁く技術~無罪判決から死刑まで (小学館101新書)
森 ほのお

小学館  2009-12-01
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株式会社オトバンク 上田様より献本御礼。
2009年5月21日に裁判員制度がスタートしてから半年経つ。既にいくつかの事件において裁判員制度が適用されており、今後は改正も視野に入れながらの練り直しも行われることだろう。現時点では来年には約30万人もの人が裁判員候補者名簿に記載される見込みである。もし裁判員に選ばれるとしたら労働など様々な不安が出てくることだろう。
本書ではあらゆる不安の中から刑事裁判はどのように行われるのかについて、元裁判長であり、数々の裁判を経験してきた著者が、分かりやすく説明した一冊である。

第一章「裁判の流れをつかむ技術」
裁判員に選ばれる通達がありそこから裁判員に関してもろもろの説明がある。本章では裁判員の視点から裁判の流れについて説明されているが刑事裁判がどのように行われるのかについても流れに沿ってわかりやすく書かれている。
但し、裁判傍聴常連のかた、検察・弁護側についたかた、被告人経験者は読み飛ばしてもかまわない。

第二章「犯人かどうかを決める技術」
検察側が犯人と立証すべく、弁護側は無罪だと立証すべく、様々な証拠が提出される。裁判員はそれらの証拠を基に有罪・無罪、無期・有期懲役といった判断をくだす。しかし、証拠の種類は多岐にわたっており、それらをどのようにして証拠を判断するのかについて素人であるため裁判官が懇切丁寧に教えてくれるわけではない。法の庭に感情が入ってしまうというリスクをいう論者がいるがこうったことも一例としてある。
本書ではいくつかのケースが紹介されており、それぞれの状況でどのような証拠が提出されどのような判断を行うのかというのが書かれているが、TPOによって細かく違ってくるためあくまで参考例として見ると良いと思う。

第三章「懲役年数を決める技術」
ここでは量刑はどのようにして決まるのかについて説明されている。有罪・無罪についてはすでにニュースや文献でもって広く伝えられているが、量刑についてはあまり伝えられておらず、どのようにして決まるのかというのは私自身、本書を読むまで知らなかった。
おそらく量刑について解明できる唯一の一冊であると私は思う。調べたければ本書を読め、という意地悪なことはよしといて、量刑によって裁判員の意見がバラバラになるケースは少なからず存在する。その場合、最も中間的な刑罰となるという。

第四章「死刑かどうかを決める技術」
かつて裁判員制度廃止論者はこの死刑について市民は裁けるのかという主張をしていた。裁判官でさえもこの刑罰を言い渡すのに凄まじい労力やプレッシャーとなるという。それを国民にやらせたくないという心なのか、それとも司法に携わる人のエゴイズムなのかの真意は闇の中であるが。
裁判員制度で適用される事件は刑罰が確定的であるものに限られるが、死刑が適用されるものはこれまでのところない。法律的に素人である、裁判員に下すのはリスクが大きすぎるからである。
死刑になる基準は「永山基準」と呼ばれるものがあり、殺した人数によって量刑が変わるという基準で用いられてきた。しかし昨今では1人でも残虐性により死刑が適用されるなど、基準が揺らいでいるのも事実として挙げられる。

第五章「本当に困ったときの危機回避の秘密」
国民が裁判をする以上、何かしらか分からなくなってしまうことが多い。簡略、簡易化しているとはいえ、様々な用語が飛び出すことがあり得る。それだけではなく、刑罰を下すかどうかの「不安」というのも少なくないため、「疑わしきは罰せず」に基づきながら判断を下すとよいという。

裁判員制度が始まって半年がたつ、約5000人に1人が裁判員候補者名簿に記載されるが、裁判員になることへの不安はあることだろう。本書はその不安をかき消してくれるものの一つに挙げられる。

自転車でめぐる東京・江戸ガイド 「地元民」も太鼓判の24コース ママチャリでGO!

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ご当地かご付き自転車愛好会

彩流社  2009-10-15
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株式会社イー・プランニング 須賀様より献本御礼。
日本の首都ともいわれる東京には江戸時代から、あるいはそれ以前からの歴史が残されている。特に江戸情緒や歴史を探訪するのは私はおもしろいと思う。民俗学や歴史学についての文献をよく読んでいるため、なおさらそう思ってしまう。
さて本書は自転車で巡る江戸・東京のルートを紹介している。自転車というと経済評論家の勝間和代はよほどの事情がない限り、都内の移動は自転車を使うと言われている。カツマーと呼ばれる勝間信奉者も自転車利用をするという人も多い。
本書はかご付き自転車を利用して東京を回っていくというコースを24個紹介している。東京23区が中心であるが、歴史探訪のみならず、築地などの「食」、本郷における「文学」など「東京」における「縁」をそのまま旅をすることができるという一冊である。
仕事や家事で疲れた時の息抜きとして自転車を利用し、本書で紹介されたルートを回り、東京の魅力に触れ、そして癒してみてはどうか。

消費税をどうするか―再分配と負担の視点から

消費税をどうするか―再分配と負担の視点から (岩波新書) 消費税をどうするか―再分配と負担の視点から (岩波新書)
小此木 潔

岩波書店  2009-09-18
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民主党は今国会において消費税の引き上げを見送った。民主党の掲げるマニフェストを遂行するためにはかなりの財源を確保しなければならない。最近までメディアで騒がれていた「仕分け」も1兆2000億円であった。これからも財源確保のために様々なコストカットは行われるがそれだけでは賄えない可能性が高い。消費税引き上げも視野に入れる必要があるのではないだろうか。
そもそも日本で消費税が導入されたのは1989年、竹下登政権の時である。本書は偶然なのか導入されて20年の節目である。
節目だからでこそ増税・据え置きの垣根を越えて消費税の在り方を考え直す必要に迫られたのではないだろうか。本書はそれを示しているのかもしれない。

第一章「世界経済危機を救う財政」
世界的に経済が混迷する今、政府は有効な策が出ていない現実がある。前の自民党政権では「定額給付金」を支給することを行ったが、経済的には付け焼刃にしかならなかった(それにもならなかったという声もある)。現在では財源を確保、さらには赤字国債削減のため民主党、財務省先導で「事業仕分け」を行い、念入りなコストカットを行ったが、これも予算編成上、あまり効果がなかったように見える。しかし来年度の予算編成はどのようになるのかは通常国会を観てみないと分からないというのもある。

第二章「赤字は誰の責任か」
無駄な公共事業により赤字国債が乱発し始めたのは80年代、中曽根政権以降である。それからというもの右肩上がりに増大していき、現在では800兆にも900兆にも上ると言われている。赤字は誰という特定はできないと言うほか無い。自民党政権下の時代は多かったが、細川・羽田といった非自民連立政権下でも赤字は膨れ上がっていた。では「景気」の責任かというとこれも経済の主幹をなす企業の努力が足りないということにも通じる。さらに政府の責任といえば、選挙で選んだ国民も同罪と考えられる。不特定多数、日本人全員が責任ありという答えに行き着く。

第三章「消費税の歴史が映すもの」
消費税が導入されたのは1989年、ちょうど平静には言った頃であるが、消費税導入の論議はそれよりも前から行われていた。しかし消費税が導入される、もしくは増税する前後で、経済が失速したり、政権与党が選挙で惨敗を喫するなどあたかも「パンドラの箱」のようなものと化している。消費税論議は行われるべきであると考えるが、その現状もはらんでいる。

第四章「貧困と格差をなくすには――所得再分配復活への道」
今度は「消費税論議」からはずれて「格差」というところについて書かれている。しかし消費税論議に間接的に関わるというのもある。「失われた10年(ないし15年)」のトンネルを抜け、「戦後最長の好景気」と呼ばれる時代に「格差」という言葉が出てき始めた。しかし「格差」は今に始まったことではなく、小林多喜二の「蟹工船」が上梓された時代も「格差」にあえいでいた時代があった。格差はなくなることはないが、もしなくなるとしたら、日本が社会主義国家や共産主義国家を辿るといっても過言ではない。資本主義社会である以上「格差」はつきものである。

第五章「欧米の税・財政に何を学ぶか」
日本の消費税は世界的に比べると低く、欧米各国の消費税を比べると足元にも及ばない。しかしそれらの国々は「小さな政府」、つまり「福祉国家」として確立しているため、この税制は可能である(その反面、暴行事件が頻発している現状がある)。では日本は増税を行うことによって欧米各国のように税率を上げることで福祉国家となるかというと首をかしげてしまう。日本の借金が増大し、それを返すためには消費税増税の論議もなくてはならない(ただし増税をするとはいっていない)。

第六章「危機を超える税制改革のために」
日本の借金は雪だるま式のように膨れ上がり、今年の赤字国債発行額が53兆円を超えた。横ばい、右肩下がりに入りそうになった矢先の出来ことであり、累積で1000兆円に届きそうな勢いである。その中で全て返すとなると、50年にも100年にもかかってしまうほどの額である。また年金のことにおいても、福祉においても、経済的な課題が残っているために、累積国債を減らすということも考える必要があると考えると、税制に関して消費税を含め大きく見直す必要があるのではないかと考える。

消費税をどうするかの論議は、今に始まったことではなく、消費税が導入される前後から長らく続いていた。しかし論議ばかり進んでしまい、先延ばしになってしまう。「ウィーン会議」の状態が進んでいるが、そこからどのように脱するか、政権与党の民主党に課せられた試金石の一つではないだろうか。

午堂登紀雄&秋竹朋子出版記念講演&パーティー 感想

前の記事からの続き

ダブルヘッダー第2弾は「午堂登紀雄&秋竹朋子出版記念講演&パーティー」に参加いたしました。

(これらの本の出版を記念してのパーティーです。)

主催者の一人である秋竹さん直々にメールをいただき、参加という形となりました。

場所は汐留のあるレストランにて行われました。

午堂さん、秋竹さんのあいさつから始まり、乾杯。

途中、秋竹さんとビジヴォのトレーナーの方々とのミニコンサートがありました。知っている曲も多かったのですが、生で聞くと……違いますね。

2時間の間でしたが、様々な方々と話すこともできましたし、本について面白い話も聞くことができたので充実した2時間でした。

あまりに話が面白すぎてあっという間だったので、デザートを食べそびれたのが唯一の「食い」、ならぬ「悔い」でしたが。

今回この会を主催した、午堂様、秋竹様、そして今回名刺交換をしてくださった皆様、本当にありがとうございました!!

21世紀の夢と未来とお金の考え方~澤上篤人×内藤忍×中野晴啓×早川周作~ 感想

昨日に引き続き、本日もダブルヘッダーとなりました。どれも素晴らしいイベントであり、かつ、学びもあるため欠かすことができません。

勉強好き、そしてそこかの実践・検証も好きな私なのでばっちりと学びぬきたいと決意し、教に臨みました。

さて本日一発目は日本リーディング総合法務事務所、株式会社プロFPJapan主催の「21世紀の夢と未来とお金の考え方~澤上篤人×内藤忍×中野晴啓×早川周作~」に参加いたしました。

内藤忍さんについては、3月に行われた出版記念パーティー以来であり、内藤さんの講演自体聞いたことがなかったのでぜひ聞いてみたかったこと(確かこのパーティーの2次会でファッションチェックをしてダメ出しを受けました。本人は覚えているかどうか分かりませんが)、

さらに澤上さん、中野さん、早川さんについては名前と著書で知っているくらいですが、ものすごい情熱を持っている人と感じ、ぜひ学べることがあるのかと思い参加いたしました。

会場は有楽町から歩いてちょっとの所。ただ有楽町から出たら、募金団体のデモ行進、年末ジャンボの行列といきなりうんざりするような人だかりでした。

やっとこさ会場に着き早速スタート!

Ⅰ.内藤忍

プログラム上では澤上篤人さんがトップバッターだったのですが、渋滞につかまり会場につけず内藤さんがトップバッターを務めることに。

内藤さんと言えば昨月に「60歳までに1億円つくる術」と「預金じゃイヤだけど投資はコワい ボクの“負けない”人生戦略」を上梓されており、今回はそれを軸にした講演でした。

投資の戦略、投資の有用性、未経験者がはまる落とし穴など投資といったことに無知であった私にとって目からウロコでした。

Ⅱ.中野晴啓

本来であれば澤上さんの講演に入るはずでしたが、渋滞にはまった疲れが取れず、トリを務めるという形となりました。

中野さんも投資や金融の分野ですが、こちらはというと日本経済の現状、そして経済的な企業の実態、といった所にフォーカスをした講演でした。

そのうえで日本は、そして自分たちはどうあるべきかを最後に熱く語ってくれました。

Ⅲ.早川周作

 

この講演の冒頭で、澤上さんのことをかなり持ちあげられていました。さてこの講演が終わったら…という期待感も抱えつつの講演でした。

処女作にもあるとおり今回の講演のテーマは「夢」

早川さんは様々な形で夢を見出し、そして叶えて行った経緯があります。しかし様々な苦難や不幸に遭遇するなど波乱万丈な人生を歩んでいる方です。

「夢」を叶えるために邁進する。そう感じさせました。そうそう、今の現状と早川さんの講演を聞いてふと思いついた言葉があります。

「夢をとりもどせ!!」

すいません。思い付きです。

でも、今の現状を打破するためにはあった方がいいと思います。

Ⅳ.澤上篤人

本来はトップバッターですが、諸般の事情によりトリとして登場いたしました。

講演を聞いた感想はというと……プログラムの変更でトリとなったのですが、それに相応しい講演だったように思えました。

一言一言の衝撃が半端ではありません。

行動をすること、投資をすることなど、「お金」から「夢」、それ以上にある「人生の在り方」というのをこの講演で教えてくれたような気がします。

それほど衝撃的な講演だったと思います。

本来であればこの後もあったのですが、予定があったのでここで終了。有楽町駅へ向かいました。

今回主催された、日本リーディング総合法務事務所、株式会社プロFPJapanの方々、講演された内藤様、中野様、早川様、澤上様、そして名刺交換をしてくださった方々、本当にありがとうございました!!

10万部突破予定忘年パーティ 感想

前の記事からの続き

渋谷で行われたセミナーの後、バスで六本木へ(ちなみにバスで六本木まで行けたのはその日初めて知りました。渋谷には何回か行ったがこれは気付かなかった…)。

セミナー前は曇りだった天気は、夕方頃には雨。バスの中はというと、雨と寒さで窓は曇っていて、どこに向かっているのか分からない状態に(元々、東京をバスで移動すること自体初めてなので晴れていても変わらないか)。

何とか六本木に着き、次はヒルズを探す。有名なだけに、目的地も簡単に分かったので良かった。ただ私がついたときは最後尾だったそうな。

何と今回のパーティーは六本木ヒルズでした。

前振りが長くなってしまいましたが、美崎栄一郎さんの処女作「「結果を出す人」はノートに何を書いているのか」が10万部(四捨五入したら)になったことを記念して開かれたパーティーでした。

簡単なセミナーはなく、まさにパーティーでしたが…途中で文房具の紹介もあってか様々な方々の文房具、あるいは手帳自慢が始まり、もはや「文房具「夕食会」」状態に(笑)。

ただ文房具の良さと、個性あふれる手帳の書き方がたくさんあり、私もいくつか真似をしてみようと思います。

わずか2時間でしたが、本当に楽しいパーティーでした!

今回パーティーを主催したマレさん、本を出版なさった美崎さん、そして根茎名刺交換をしてくださった方々、本当にありがとうございました!!

ビジネスマインドの持ち方 感想

本日は株式会社InspireConsulting主催の「ビジネスマインドの持ち方」のセミナーに参加いたしました。ちなみにこのセミナーは前回のセミナーで人気のある酒井氏が講師になるという告知があり、参加しました。

Ⅰ.酒井穣

ブログ「NED-WLT」でも、「課長の教科書」「戦略の教科書」でも有名な酒井氏の講演でした。

・「良い仕事」とは何か。

これが今回の講演の命題でした。その中から仕事をすること、パフォーマンス、チームについて枝葉の部分も講演しながら、最後には「良い仕事」についてケースを交えながらディスカッションを行いました。さすがに内容はオフレコですが経営者にとって、非常に難しいディスカッションであると同時に「良い仕事」についてだんだん変わっていくのがわかる講演でした。

Ⅱ.久保憂希也

前月に引き続き久保さんの講演を聞きましたが、今回は「ビジネスマインドの持ち方」ということで若干精神論的な内容でした。パワーポイントが一風変わっており、1枚毎に久保さんの言う言葉一つ一つが凝縮して放っており、私の胸に突き刺すような感じでした。

懇親会はあったのですが、別のイベントのため(あとで書きます)講演のみということで。

今回主催をなさった株式会社InspireConsultingの方々、講演なさった酒井さん、久保さん、そして名刺交換をしてくださった方々、本当にありがとうございました!!

風狂の空 平賀源内が愛した天才絵師

風狂の空 平賀源内が愛した天才絵師 風狂の空 平賀源内が愛した天才絵師
城野 隆 宇野信哉

祥伝社  2009-08-29
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江戸時代の後期に非常に有名な画家が存在した。
彼の名は「小田野直武」と呼ばれた。彼は蘭学者であり、作家、発明家であった平賀源内から蘭画(オランダ流の絵画)学んだという。日本画にどっぷり漬かっていたが、オランダ独特の絵画を観て小田野は衝撃を受け、蘭画修行を行った。その後に有名な杉田玄白の「解体新書」の図の描画を任されたのも小田野である。順風満帆と思われた矢先、小田野は30年という非常に短い人生に幕を下ろした。死因については切腹や病死など諸説あり、真相は定かではない。

小田野の代表作もいくつかあり、実際に絵を観ることは比較的容易である。しかし小田野の生涯について迫ることは文献自体が多くなく、平賀源内からも探す必要があるため、なかなか難しい。
そこで本書では数少ない文献からフィクションの脚色をつけて小田野直武の生涯を描いている。文献がない分どのようにして平賀源内と出会い、蘭画の修行をしたのか、そして「解体新書」・杉田玄白の出逢いがこれほどまですっきりとしたストーリーとなっているように思えた。それ以上に解体新書以降、30歳でこの世を去るまで蘭画に対してどう向き合っていたのか、彼は30年の世の中をどのように見ていたのか、死ぬ半年前に平賀源内との別れとどのような心境だったのだろうか、史実は定かではないのだが、本書はあくまでフィクションとして提示している。

歴史という名の潮の中で何人もの偉人が風化させられている。小田野直武はその一人であったに違いない。

最高権威が語る! 図解 脳を良くする小さな習慣

最高権威が語る! 図解 脳を良くする小さな習慣 最高権威が語る! 図解 脳を良くする小さな習慣
久保田 競

アスキー  2007-10-18
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株式会社イー・プランニング 須賀様より献本御礼。
脳科学に関する書籍、人物は現在では乱舞しているといってもいいのかもしれない。とりわけ茂木健一郎や苫米地英人を筆頭に脳に関する本が多数出版されている。本書も脳科学の権威であるが、著者以上に有名になったのはその妻の久保田カヨ子であろう。もっとも先日放送された「エチカの鏡」ではインターネット上で賛否両論が巻き起こったことは記憶に新しい。

第1章「【基礎編】脳のことがわかる基礎知識」

ここでは「脳」の仕組みという所について書かれている。 シナプスやニューロン、男女の脳の違い、うつ病や認知症時の脳の働きといったものが挙げられている。

第2章「【発展編】脳の発達を促すこと、阻むこと」

脳はあらゆる活動において発達を促しているわけではなく、反面阻害するということもある。 では発達を促すためにはどうしたらいいのかというと、食べたり、運動したり、褒められたりとプラスになるようなものが良いとされている。音楽や運動、恋愛といったものも脳の働きを良くさせる効果があるという。反面脳の発達を阻害されるものとして、ネガティブな感情に陥ることが挙げられている。

第3章「【応用編】脳を良くする今日からの習慣~一日の過ごし方次第で脳は良くも悪くもなる~」

ここでは一日の過ごし方の理想を脳科学的に提示している。脳に良い運動の仕方、脳に良い食べ物もここで挙げられている。

第4章「【実践編】世代別 脳をよくする小さな習慣」

ここでは年代別にどのようにして脳の働きを活発化させるのかについて書かれている。脳の成長が止まるという時期はないが、個人差はあるもののだいたい20歳を境目にニューロン細胞の増殖が止まり、そこから毎日数万もの細胞が死んでいくとされている。脳の成長に合わせてどうするべきか、成人になった時にはどのようなことをやればよいのかということが年代別に分けられているため、自己成長術といっても差支えない。

第5章「【実践編】簡単な三つの医学テスト」

脳の衰えをチェックするために3つテストを用意されている。

脳の働きはまだまだ解明できていないところが多いが、脳にとっていい活動をするということは大事である。本書は脳のメカニズムなどを図に表わして紹介しており、それほどページ数も多くないため読みやすい。

出版社占い

面白いので占ってみました。

あなたは新潮社タイプです!

 新潮社は、長い歴史と伝統を誇る文芸版社で、特に文庫に関しては質・量共に他社を凌ぐ存在であり、三島由紀夫賞などの様々な文学賞を主催するほか、「週刊新潮」や「FOCUS」(すでに休刊)での過激な論調でも知られています。
 あなたは質実剛健で着実に物事をこなすタイプの人柄です。教養があり、深い知性に裏打ちされた論理性は誰からも一目置かれます。しかし、
かなり頑固な面があり、新しいものには拒否反応を示しがち。それでいて、伝統あるものやすでに定評のあるものに弱い、権威主義的な面があります。教養と知性を活かして、表面的ではない、物事の本質を見極めることが重要です。
 また、
意外とケンカっ早い短気な一面もあり、自分と相容れない価値観の持ち主と会うと、途端に舌鋒が鋭くなったり、煽情的な発言が増えたりします。そして、一旦キレると簡単に頭に血が上り、前後の見境無く暴れだしがちなので、注意して下さい。

代表的な刊行物:新潮、週刊新潮、nicola、新潮文庫、新潮選書

出版社占いより

新潮新書に新潮文庫、さらには新潮選書も読んで書評に挙げたことがあるのですが…「権威主義者」ですか…。自分自身が恐ろしく感じますね。

感情的になりやすくなるので、「おさえておさえて」と行きたいところです。

10秒で心が癒される言葉

10秒で心が癒される言葉 (PHP文庫) 10秒で心が癒される言葉 (PHP文庫)
根本 浩

PHP研究所  2008-05-01
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株式会社イー・プランニング 須賀様より献本御礼。
言葉は様々な力が込められていると言ってもいい。ある時にはどん底にあった人生を救い、ある時は自ら座右の銘として自らの考えの軸にしたり、ある時は自分を高揚させることができたり、反面、自分を貶め、傷つけさせる言葉もある。
名言は、かっこいい響きというのもあるのだが、集めておいて、いざというときに読み返してみると、自らもその気にさせてしまう。気がついてみたら困難はいつの間にか越えてしまっていたということは何度かあった。名言は賛否両論があるとはいえ、人それぞれになくてはならない言葉というのはあるのかもしれない。
本書は名言集であるが、不安や悩み、あるいは困難に立ち向かい、自分の心が折れそうになった時に読む一冊として位置付けられている。

第1章「生きることへの不安がなくなる言葉」
人生の長さは人それぞれであるが、数十年ある人生の中で「人生について悩む」「生きることへの不安を覚える」ということは少なくない。最近では誰でも助けてくれるというわけではなく、自分の身は自分で守るというご時世になってしまい、助け舟が出にくくなったと言ってもいいのかもしれない。
では「生きることへの不安」はどこから来るのか、何からきているのかというのを突き止めればいいのだが、あまりにもあり過ぎてなかなか絞れないのが実情であろう。しかし、それを一つ一つ解き明かしていく言葉たちが本章に書かれている。

第2章「恋人や家族、大切な人との絆を強くする言葉」
人は生きるも死ぬも1人であるが誰かの支えなくしていきられないと言うのも実状である。その中には本章のタイトルにある恋人や家族、また友人も挙げられる。ではその人たちとより深める為にはどのような言葉がよいのか、ということを本章では挙げている。最近では離婚やDVによる家庭崩壊も増えているとまでは言わないが、後を絶たない。夫婦愛は悩ましい課題として挙げられているがそれを深めるためにはどうすればいいか、家族や恋愛の視点から名言が挙げられている。

第3章「仕事の悩みに効く言葉」
仕事について仕事そのものの内容、もしくは働くということについての悩みは絶えない。また仕事は次章にもある様に「人間関係」も絡んでいるがここでは「仕事」そのものについての名言が書かれている。
「働くということ」「仕事の失敗」「努力」「目標」というものが込められており、仕事に限らず、学業、さらにはスポーツに至るまで様々な場面で効用があると私は思う。

第4章「人間関係が良くなる言葉」
人間関係を円滑にするとはいっても、人それぞれ性格も、人格も、価値観も違う。そういった中でどのようにして円滑にしていけばいいのかという方法論というよりも、前半では「リーダー論」の傾向が強かった。後半になってくると「権力」や「友情」といったものが出てくる。

第5章「コンプレックスを解消する言葉」
人は誰しも一つか二つは「コンプレックス」というものを持っている。しかしそれは誰にも言えないもの、あるいはいったところでもバカにされたりすると考え、進んでさらけ出そうと考える人は少ない。しかしこのコンプレックスや弱みをさらけ出すことによってでる強さは尋常ではない。「バカ」であることをさらけ出す、弱点をすべてさらけ出す、それも一つの「強さ」である。「弱点」は直すというよりもさらけ出して、そのうえで長所を伸ばすということも大切なのではないかと思った。

私はよく名言を集める。それは自分の道に迷いがあった時、壁にぶつかった時、生きる喜びを見いだせなくなった時に読み返し、その中で自分を見出すこともでき、生きる糧にもなる。

たった一言だけれども、その一言の力は甚大である。名言はそのような力が込められている。

ジプシー 歴史・社会・文化

ジプシー 歴史・社会・文化 (平凡社新書) ジプシー 歴史・社会・文化 (平凡社新書)
水谷 驍

平凡社  2006-06-10
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皆様は「ジプシー」という民族はどのようなものを想像するか。ある辞書で調べてみると、

ジプシー(英: gypsy、西: gitano、仏: gitan)は、一般にはヨーロッパで生活している移動型民族を指す。転じて、様々な地域や団体を渡り歩く者を比喩する言葉ともなっている。元々は、「エジプトからやって来た人」という意味の「エジプシャン」の頭音が消失した単語である。(有名な辞書より)

元々はエジプトから語源は来ているが、大概は移動をするヨーロッパ人のことを指しているが、物乞いや盗人など偏見を持たれる配慮から蔑称とされることがある。それを緩和するために「ロマ」と呼ばれることもある。この「ロマ」は北インドのことを指しており、大概「ロマ」と言われると東ヨーロッパ(ハンガリーやルーマニア)の人たちに多く使われている。本書は「ジプシー」、またの名を「ロマ」民族の歴史、そして世界中にいる「ジプシー」について紹介した一冊である。

第一章「ジプシーと呼ばれる人びと」
「ジプシー」に関する作品や芸術は枚挙にいとまがなく、歌劇でもビゼーの「カルメン」が有名である(元々小説からつくられたものである)。私は吹奏楽なのでヴァン・デル・ローストの「プスタ」という曲の方が馴染み深い。演奏をしたことはないが、中学の時には何度も聞いたことがある。

「ジプシー」の音楽の特徴として挙げられるのがリズムや強弱がたびたび変わる所にある。この曲は1楽章がそれが如実に表れている。他にもブラームスの「ハンガリー舞曲」もある(むしろこっちの方が有名かも)。
音楽の話はこれまでにしておいて、最初にも書いてあるとおりジプシーは「ロマ」とも置き換えられることもあれば、「ツィゴイナー」「トラヴェラー」と用いられることがある。「トラヴェラー」と呼ばれる位であること、「ロマ」と呼ばれることを鑑みると、「旅をする」「流浪」という言葉が妙にあう。
しかし現実では「ジプシー」の扱いは、日本でも差別用語扱い、ヨーロッパでも15世紀以降には差別の対象とされていた(現在は形式的に差別はなくなっているが、実際はどうなのかは定かではない)。

第二章「ジプシー像の変遷」
「ジプシー」と呼ばれる人々が誕生したのは15世紀鋸とである。元々はエジプトから来た民族を総称したといわれているが、これには諸説があり、18世紀にインドから来たという「インド起源説」というのも存在する。

第三章「歴史――主流社会のはざまで」
ここでは少し角度を変えて、「ジプシー」がなぜ蔑称として扱われたり、差別用語なのかを歴史的な観点から見てみる。
当時のヨーロッパやインドでは、今の日本と比べ物にならないほどの貧富の格差は大きかった。貧困ということなので、稼ぐためということから「流浪の民」となったこともある。しかし元々「エジプト人」はヨーロッパにとって「ならず者」「浮浪者」の代名詞とされていた。その流れからヨーロッパでは迫害の的とされ、日本でも差別用語とされた所以ともいわれる。

第四章「ジプシーの現在――いくつかの事例」
現在でも「ジプシー」は存在しており、特に東ヨーロッパを中心に本章では事例を上げている。現在ではEUとして一つの共同体を構築し、その中で人種差別撤廃といったものも挙げられているが、歴史では人種差別を行った国でも、ジプシーについてどのような扱いを行うのかというのを国単位で政策がすすめられているが、社会的に差別や誹謗中傷になっていないかということについてはまだ分からないところが多い。

第五章「日本とジプシー」
本章から見て「ジプシー」と「日本」の関連性は一見なさそうに思えるが、明治時代の文明開化により、西洋文化を大いにとりいれられた時、初めて「ジプシー」と言う言葉が使われた。しかし日本でも「ジプシー」は存在しており、「サンカ」というのを挙げている。「サンカ」は江戸時代末期から使われたと言われているが、いつ発生したかは諸説あり、定かではない。

ジプシーは過去に迫害や人種差別、奴隷といった扱いをされてきた。それはヨーロッパにおけるエジプトへの偏見から、そうさせてしまった。改めて「ジプシー」の文化、民族性というのを認識しようというのだが、日本ではTV局などを中心に「差別用語」の括りの一つに挙げられている。偏見を脱し、民族の良さを認識する日は来るのだろうかと考えてしまう一冊であった。

友だち地獄―「空気を読む」世代のサバイバル

友だち地獄―「空気を読む」世代のサバイバル (ちくま新書) 友だち地獄―「空気を読む」世代のサバイバル (ちくま新書)
土井 隆義

筑摩書房  2008-03
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私は「友達」という言葉ほど甘美でありながらも危険な言葉はないと考えている。周りに「友達」がいれば当然親身になること模でき、相手との距離も縮められる。しかしその反面、相手が悪事に手を染めていることによって、それにつられて手を染めてしまい、人生の落とし穴にはまるということにもなりかねない、甘美な響きでありながらも危険な要素もはらんでいる。
さらに昨今では「空気を読め」というような言葉も乱舞するなど、「異質」な物を排斥するよ名風潮を助長している。元々日本はそういった気質なのかというと、まだまだ疑問が残っており、考察を深める以外は、無い。
本書は「友達」にまつわる壮絶な現状について追っている。

第一章「いじめを生み出す「優しい関係」」
「いじめ」は10数年前、そして約3年前に大きな社会問題として話題となった。そうでなくても今もとあるところで起こっている「いじめ」これを食い止める手段はないのかというのもあるのだが、そもそもどのようにして「いじめ」が出てきたのだろうかという所についても考える必要がある。
「俗流若者論」を振りかざす人たちにとっては「常識が通じない」や「モラルの欠如」といった自分たちにとって都合のいい道具を振り回しながら、若者たちを批判、と言うより貶めることに躍起になる。
子供たちが「いじめ」を興すようになった原因は果たして子供たちなのかというと私は疑問に思う。親たちの世代、それ以上に社会そのものの変化についても見る必要があるが、本章では「いじめ」の現場の変遷について書かれている。
「いじめ」というといじめっ子がいじめられっ子を殴ったりけったり、いやがらせをするといったことが想像できる。しかし現代の「いじめ」はそういったこと以上にむしろ精神的なダメージを興すようなもの、しかもいじめに関係ない周りを巻き込んで「優しい関係」に持ち込ませながら快楽的、もしくは「遊び」の感覚で起こしているのが実情だという。
確か自民党の安倍政権の時には「KY」という言葉が流行したのだが、それに通じているのではないかとも考えられる。

第二章「リストカット少女の「痛み」の系譜」
今の世の中は「空気」という名の独裁者に支配されているかのように「生きづらい」世の中になっていると考えられる。それは感受性の強い少年・少女の時代からさらされ続け、やがて複雑な場所にいつくこととなってしまう。
本書では1969年に列車に飛び込み自殺をした高野悦子と1999年に服毒自殺をした南条あやの青春日記から少女におかれた現状の今昔についてかかれているが、共通して言えるのは「わたし」という存在についてである。
「わたし」はもっと認められたい、「わたし」の方が優れていると知らしめたい、「わたし」は独立したい、などといった感情のはざまの中で両氏はなぜ自殺に追い込まれなくてはいけないのかということについて両者の日記「二十歳の原点」「卒業式まで死にません」をもとに迫っている。

第三章「ひきこもりとケータイ小説のあいだ」
私は「ケータイ小説」はあまり見ないのだが、「ケータイ小説」が隆盛した時期というと最初に挙げられるのは2002・03年ごろであろう。その時はYoshiの「Deep Love」が、ケータイ小説ではないが「セカチュー」で有名な片山恭一の「世界の中心で、愛を叫ぶ」などが空前のヒットとなった時代である。当時高校生だったので、周りにはそういった作品を読んだ人も多かった(ちなみに私は読まなかったが)。これらの作品の中で語られるのは「愛」であるが、それ以上に少年・少女のおかれた残酷な現状というのを如実に書かれている。大人たちが醸している複雑であり、かつドロドロとしたものを排除し、自らは愛に限らず「純粋さ」というのを追い求めているという傾向が強い。

第四章「ケータイによる自己ナビゲーション」
もはや携帯電話は、電話機能ばかりではなく様々な機能が追加され、独立した「ケータイ」に変貌していった。さらにケータイは「使う」のみならず、「飾る」という役割もある。
「話す」携帯電話から「使う」携帯電話にシフトして行ったが、少年・少女たちにとっては「わたし」を表現できる、本来の自分、あるいはつくることのできる「自分」が得られるからである。
しかしこういった空間の大きなリスクには、それそのものを「否定」する人も必ず出てくる。そのことにより激昂し、下手したら凶行にまで及ぶというケースも存在する。「つながる」オアシスであると同時に、そこにはとてつもない闇がはらんでいる。

第五章「ネット自殺のねじれたリアリティ」
日本における自殺者数は三万人を超えると言われているが、そのうち毎年数十人は「ネット自殺」というのがあるという。年齢の中で最も多いのは若者であり、自分には生きる道がないという絶望感に打ちひしがれて自殺の道に進むという人が多いという。
これに関しては哲学的、心理学的な考察などの議論が行わなければなかなか見えてこないものであるが、自殺者数の増減はあれど、自殺の新しい切り口であることは紛れもない事実である。

「友だち」という言葉に潜む闇もあるのだが、それ以上にその言葉を使う私たちの世代の闇ということについてが多かったようであった。親の世代が悪い、若者が悪いというのは簡単であるが、現状を踏まえて私たちはどうするべきか、親たちの世代は私たちにどう接していけばよいのかという歩み寄りがなければ、水かけ論の堂々巡りに終わってしまう。そういうことだけは起きてほしくないと私は考えている。

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