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2009年年末恒例企画 vol.2 「文芸・評論」本ランキング

ランキングも2日目、今回は「文芸・評論」部門です。

早速行ってみましょう。

第5位「アレクサンドル・プーシキン/バトゥーム

今年は小説の書評を多くやるということを宣言しましたが、戯曲にもチャレンジした年でもあります。ロシアの戯曲としても知られる作品を評するのはなかなか難しかったのですが、いい経験になりました。

第4位「蝶々は誰からの手紙

書評の勉強がてら書評集を上げることも少なくありません。その書評集の中で唯一のベスト5に挙げたのがこの作品。新聞の書評のみならずこうした書評集を数多く出されている丸谷才一氏を選びました。

第3位「エア新書―発想力と企画力が身につく“爆笑脳トレ”

何といってもタイトルが面白すぎでした。タイトルづくりのアイデアをどのようなアイデアを作っていけばいいのかの助力になります。

第2位「太郎が恋をする頃までには…

「蔵前トラックⅡ」として、初めて小説作品を取り上げたのはこの作品でした。この作品はTVプロデューサーの妻と被部落出身者の夫との物語ですが、著者の実話をもとにして架空の物語にした作品です。
討論番組にて知ったのですが、部落差別の実情、そしてそれを乗り越える強さを感じ取った一冊でした。

第1位「秘花

今年読んだ小説の中で、最も感銘を受けた作品です。瀬戸内寂聴と言えば「源氏物語」の現代語訳で有名ですが、歴史にまつわる小説についても有名です。今回取り上げた「秘化」は「能」で大成した世阿弥が晩年、佐渡島に流刑になったときから亡くなるまでの数年間について取り上げた作品です。流刑になってもなお「芸」を邁進するひたむきさ、佐渡島に渡った中で感じた温もりがありありと伝わった一冊でした。

明日は「社会科学」部門です。

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