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ボクたち、ワタシたちが身につけたいイマどきのチームマネジメント

ボクたち、ワタシたちが身につけたいイマどきのチームマネジメント (アスカビジネス) ボクたち、ワタシたちが身につけたいイマどきのチームマネジメント (アスカビジネス)
福村 泰司 清水 輝幸

明日香出版社  2009-10-07
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明日香出版社様より献本御礼。
会社や職種によって違いはあるとはいえど、チームで動くということが多い。特に私が働いているSE業界では最も該当しており、これがネックになることが多い。プロジェクトリーダーやマネージャークラスになるとどのようにチームを動かして行けばいいのかに四苦八苦する。チームに従順であればいいのだが、協調性があまりよろしくなく、周囲になじめない人、周囲の意見に反感を持つ人をどう引き込ませるかと言うのも悩みの種と言える。本書はチームマネジメントとは何か、そしてそれをどのようにして運営をしていけばいいのかというのが詰まった一冊である。

第1章「“イマどき”のチームをマネジメントするための基本スキル」
チームマネージャーとしての心得は様々であるが、メンバーに教えるべきこと、どのような目標を持つべきか、そしてその目標に向けてどのように努力を行えばいいのかと様々である。また目標をもとに成果を出すことも仕事の一つであり、チームリーダーよりも上の立場の人から「結果」や「成果」について問い詰められることもある。板挟みの役割を果たしながらも問題点を抽出し、チームをよりよいものにしていく役割もある。

第2章「チームに一体感をつくる」
チーム運営の中で最大の課題と言えるのが価値観の違うメンバーたちと「一体感を作る」ことにある。メンバーが目標意識などを共有しながら、適材適所で人を配置させるということも行う必要がある。しかし、数字がビジョンになったり、できもしないことをビジョンに掲げたりしてするといったビジョンでの失敗、コミュニケーションによる連携不足から生じる信頼感の欠如、不穏分子を同チームの一員にさせるかといった課題もある。

第3章「イマどきのコミュニケーションとは?」
第2章でちょっと書いたが、チーム内の連携を行うためにはコミュニケーションは避けて通れない。会議の場においても、仕事においての連携も仕事を円滑に進めていくために必要不可欠なものとしてコミュニケーションがある。しかしこのコミュニケーションを見につけるというのは話す力もさることながら、相手の意見を聞き、考えを汲み取る力も含まれているが、価値観や性別など多種多様な「違い」からかみ合わないということもしばしばある。
そのためにリラックスして話しこめる場所につれて行ったり、ブレスト(ブレイン・ストーミング)をするなどの活性化策が本章で盛り込まれている。

第4章「メンバーのモチベーションをUPする!」
これまで様々なチーム術を紹介していったが、先ほどのこともチーム連携を深めていくために、運営を円滑化するために必要なことであるが、最後に笑うのは「やる気」、「モチベーション」である。
一つ一つ仕事をこなして行く時にマネージャーは具体的なフィードバックをする。できているところでほめる、かけている所は具体的にどうしたらいいのかということを話したり、示したりして、「よしやるぞ!」とさせる。難しく、かつ面倒なことかもしれないが、モチベーションをアップさせた者勝ちという意気込みで行うことも又一つだろう。

第5章「最近マネージャーたちを苦しめている悩ましい問題の数々」
マネージャーたちが苦しめられている要因はいくつか挙げられるが、本章では代表的なものとして20の例を挙げている。協調性を苦手とするような一匹狼だけではなく、男女の隔たり、さらには近年言われている「効率化」や「成果至上主義」と言うのもチーム運営に重い足枷としてのしかかっている。

第6章「目標達成ができるマネジメントの仕組み」
「マネジメント」という言葉は非常に簡単な言い方をすると「管理」である。「管理職」のことを「マネージャー」と呼んだりすることがあるだろう。しかし「管理」をするだけであればだれでもできるが、「管理」を行ったうえでチームを、そして人を成長させる、目標を達成させるために策を講じる。特にそれを明確化するためには「数字」と言うのがカギとなる。但し第2章で書いたような「数字至上主義」のように、数字そのものが目標やビジョンにならず抽象的なビジョンをこなすうえでの「目標」としての「数字」と言うのが良い。

チームを運営するという日はいつか来るだろう。特に私が働いている業界では数年、もしかしたら来年にもその機会が訪れる可能性がある。そうでなくてもチームの歯車としてリーダーやマネージャーをどう支えていけばいいのかというヒントにも本書は大きなヒントを持っている。マネージャーのみならずメンバーにも当てはまることの多い一冊である。

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