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「自分だまし」の心理学

「自分だまし」の心理学 「自分だまし」の心理学
菊池 聡

祥伝社  2008-08-05
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「だまされる」と言うと良い印象をもたれない。というのは「詐欺」というように、だまされて相手にとって害することを行う、もしくは私利私欲によって人をだますというような印象が強いからである。
本書は「だまされない」方法を知るのではなく、なぜ「だまされる」の化というメカニズムについて紹介している。

一章「なぜ人は「だまされる」のか」
「だまされない」と思っても人は自らの記憶や無意識な力によってだまされるものである。
しかしそれを認めようとしないというのも困りものであり、「だまされる」ということへの抵抗感が時として「うつ」ということになりかねないのである。
ちなみにこの「うつ」というのは厄介なものであり、物事をすべてネガティブに考えてしまうことにある。何でも自分に原因があるとし、自らの力不足を嘆き、最悪自害に至る。今日急増している精神的な病とはいえ油断は禁物と言える。詳細については「うつ」に関する本でたっぷりと語ることにする。

二章「人は無意識のうちに、自分で自分をだましている」
第一章で「無意識な力によってだまされる」と言ったがこれはどういうことなのかということを述べている。
だまされるものとして代表格に挙げられるのが「噂」というものである。その論拠として、他人から見聞きした情報を自らの意見や観点というもので歪曲をし、相手にまた同じ「噂話」として情報を流す。そういうことからそのうわさが根も葉もないようなものになっていることも知らずにあたかも本当のことのように受け入れてしまう。
直観や思いこみという主観的なものについても「(脳や情報に)だまされる」というのがあるので、世の中そのものが「だまし合い」というのだろうか。

三章「誰もが、自分に都合のよい「思いこみ」をする」
人は誰もが思いこみという「先入観」というのがある。これにより「だまされる」という。その思い込みというのはどのようにしてできているのかというと、
・自ら得た情報
・自尊心
というのが多いように思える。自分を過大評価する、自己欺瞞をするというのがこの要素から「思いこみ」に変化させているのではと考えられる。

四章「無意識のだましと、上手に付き合う心構え」
意図的な「だまし」よりもたちの悪い無意識のだまし。それに惑わされない方法というのはまずない。それは「だまされない」ように意識しようとも、無意識のうちに「だまされている」わけである。
ではどうすべきかと言うと「うまく付き合う」しかない。
本章ではその心構えについて伝授しているところであるが、おもに「ポジティブ」と「自己啓発」というのがカギとなる。
だましと上手に付き合うためには、自分の都合がよいように「だまされる」というのが大事になるのかもしれない。

五章「「自分のだまし方」を身につければ、物事はうまくいく」
「だます=悪」
こういう図式が蔓延しているが、だまされるというのは必ずしも悪いことではないというのは著者の意見であり、私もそう思う。
本章では「あるある事件」の時に陳謝すべきでなかったと主張している。ある種の不思議さはあったのだが、本書の考えをまとめていくと確かにそうだなと考えてしまう。
嘘の情報とはいえどその情報を受け取るのは自分自身である。その情報にだまされるというのは自己責任であり、情報を流す側はただこういうものがあるということを伝えるだけで、それを正しいのか判断するのは受け取る側が決めることである。すなわち自分自身が正しい情報を判断する力があるのかどうなのかというのが本章に込められた疑問であり、嘘の情報だと言って情報を与える側に「この情報は嘘だ」と断罪するのはあたかも正しいように見えて、実は間違いなのではと考えられる。
あるある事件については確かにTV局も悪いことであるが、もっと悪いのはその情報を鵜呑みにした我々であろう。

六章「おたくこそ、だましのリテラシーの達人だ」
特に日本のサブカルチャー(一部ポップ・カルチャー)というのは「だまされる」という要素を持っているものが多い。特にSFモノや絵空事を心から楽しめる文化というのがある。それをディープに楽しんでいるおたくこそ尽くせるものへの熱き心と、周りの雑音に惑わされない冷静な考えの持ち主なのではと主張している。

「だまされる」というのが悪と考えている人がいたらぜひ本書を読んでみると良い。また自分が信じられない、自分のことが分からない、もしくはネガティブ思考になっている人も本書は自らの考えを変える糧となるだろう。「だまされる」という考えが180度変わる一冊であった。

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