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壁を壊す

壁を壊す 壁を壊す
吉川 廣和

ダイヤモンド社  2007-11-02
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今も老舗として有名な「同和鉱業」こと「DOWAホールディングス」を2000年から約7年間で利益を10倍にさせた経営術の本である。老舗企業であるがゆえに外部とのしがらみも強く、風当たりも強かった。それにめげず大胆な改革を行い、成功を遂げた姿がここにある。

序章「「壁を壊す」企業改革」
普段オフィスでは他部署の仕切りをつけるため、もしくは上下関係をはっきりさせるためという要素もあるが「壁」という仕切りがついている。本書は文字通り物理的な「壁」を壊しながらも、組織に蔓延っている、見えないかつ悪しき「壁」を破壊するという所から、大改革が始まった。

第一章「破壊のはじまり――合理化への道」
著者は役員となった当時はそれなりの売り上げを挙げ、経常利益は赤字の時期もあったのだが、コンスタントに利益を出していた。しかし、有利子負債、いわゆる「借金」が雪だるまのように膨れ上がっていた。その一端にあったのが「バブル景気」があり、その影響により多角的に事業展開をしてきたこと、そして「失われた10年」の最中で有効な手を打たなかったことにより、利益を出したものの、いつ倒産してもおかしくない状態をつくりだしていった。

第二章「事業構造改革による、さらなる破壊――撤退、売却、そして再生へ」
第一章の後半から大改革を行い始めた。経営の合理化を目指し、退職勧告や管理強化といったことを行った。
さらに枝葉のように広げてしまった事業の縮小も行った。しかしそれらをやるにあたって、変革を嫌うもの、もしくは枝葉の事業に依存する者の反発も尋常ではなかった。罵倒や鳴き落としの講義もあったのだが、それを合理的に突き返し、事業を縮小しつつも、根幹のビジネスには海外進出をするなど、事業を集中していった。

第三章「新しい会社へ――再生は「形づくり」から」
今度は見える「壁」を壊すところである。本書のタイトル「壁を壊す」をまさに表している章である。
本社の壁をことごとく破壊し、無駄な書類を捨て、会議室を撤去した。この歯会によって誕生したのは「フリーアドレス」の会社であった。
本書を紹介すると「右に倣え」と言わんばかりに同じことをやる企業も出てくる(現に出ているのだろうか)ようだ。真似ることも大事であるが、そこから何を得たいのか、どうカスタマイズしていくかを考えない限り単なる「猿真似」でしかない。
著者の「破壊的改革」は「合理化」の極致まで考え抜いた決断だからでこそできたのである。

第四章「徹底的に「開かれた会社」への転換」
「開かれた会社」というのはこれから就職活動を迎える高校生や大学生にはものすごく響きのいい言葉である。しかしそう謳っている企業の多くは見せかけであり、現実と伴っていない。
しかし著者の会社はそれを地で行っている。社長自ら、手紙や瓦版を通じて社員の声を聞いている。
それだけではなく、社外への情報はすべて公開している。「開かれた会社」そして社員へ「開かれた組織」というのがモットーと感じられる。

終章「壁破壊の改革から学んだこと」
これらの改革によっていろいろと学んだことがある。「オープンな会社」に、そして「誰にやってもらうか」という思考にシフトをしたという。そして本社の中央集権体制から、現場主義になっていったというのも一つの功績と言える。

7年で経常利益を10倍にしたと考えると急激な成長と言える。その中で激動とも思える7年間は、決して失ったばかりではなく、「DOWAホールディングス」としてあるべき姿に戻りつつも進化しているという印象が強かった。
ただ本書を読んでいくうちに一つの疑問が浮かんだ。
「強い会社とは何か。」
「社員が強いところは会社も強いのか」
他にもいろいろあるが、本書ばかりでなく、これからいろいろな経営本と出会うことだがこの疑問にも着目していく。

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