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シータ脳を作る 人生を成功に導く脳波の出し方

シータ脳を作る 人生を成功に導く脳波の出し方 (講談社プラスアルファ新書) シータ脳を作る 人生を成功に導く脳波の出し方 (講談社プラスアルファ新書)
久恒 辰博

講談社  2009-04-21
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シータ波というと普段の生活状況から本格的な睡眠状態になるに当たり発せられるものであるとTVから得た情報であるが、脳科学についてあまりよくわからない私にとってはそういった観念でしかない。このシータ脳について、そしてシータ脳を利用してどのように成功に導くのか本書とともに見てみたい。

第一章「シータ波とは何か」
「シータ波」というのは一体何なのかというのは私も気になるところだが、まずは「アルファ波」など各種の脳波について本書ではいかにまとめている(p.29の図より)。
デルタ波(0.5〜4ヘルツ)……熟睡時に発生
シータ波(4〜8ヘルツ)……まどろみ時に発生
アルファ波(8〜13ヘルツ)……リラックス時に発生
ベータ波(13〜30ヘルツ)……覚醒時に発生
ガンマ波(30〜100ヘルツ)……興奮時に発生
上記のように、リラックス状態から睡眠に入る時のまどろみから発生するのがシータ波である。
特にレム睡眠という浅い眠りの状態の時に関係が深く、脳活動が活動的であるという現れであるという。そのことから「学習」と「シータ波」の関連性が出てくる。

第二章「学習とシータ波」
では学習とシータ波の関連性というのは一体何なのか。
睡眠をつかさどるシータ波を考えると想像しにくいように思えるが、実はこのシータ波は「アイデア」を生み出す力を増大させるときに最もいい脳波であるという。
アイデアを出すと脳活動が活発になっていると私は感じるのだが、これはシータ波によるものだろうか。

第三章「脳細胞とシータ波」
脳細胞を活性するにはシータ波が銃であるというのを教えてくれるところである。本章では記憶をつかさどる海馬の働きを(人工の)シータ波によって増強させるという実験を例に出している。
「寝る子は育つ」という言葉と合わないように思えるが、記憶力を強くさせる意味で考えたら「寝る子は(記憶力が)育つ」という意味合いも出てくる。

第四章「シータ波の出る生活」
ではこのシータ波を出すにはどうするか。
・外に出る
・昼寝をする
・座ったまま手足を動かす
というのがある。確か記憶力を強くさせる方法として、いろいろな本に載っており、受験勉強の時にも役に立った方法である。「動きながら記憶をする」というのはまさに王道というべきだろうか。

シータ波のめくるめく力について書かれた一冊であったのだが、記憶力に関して多大な影響を及ぼしているとは知らなかった。本書は勉強のところが中心であったのだが、シータ波にはもっといろいろ役に立つことがあるのではないかという心残りがあった。ただ脳科学はこれからも様々な発見が出てくるだろうからそれに期待したい。

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