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戦争と権力―国家、軍事紛争と国際システム

戦争と権力―国家、軍事紛争と国際システム 戦争と権力―国家、軍事紛争と国際システム
ポール・Q. ハースト Paul Quentin Hirst

岩波書店  2009-02-25
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文明が起こってからゆうに数千年の時が流れた。その中では数え切れないほどの戦争や紛争などの諍いや争い事が起こったのは言うまでもないことである。
その悲しみに巻き込まれればその仕返しのごとく戦争をする。実際に「戦争をやめよう」と大々的に取り上げたのは日本が先だったのかもしれない。
第二次世界大戦が終わって約64年経つがそれでも戦争は至る所で起こっている。
日本ももはや他人事ではなくなってきており、イラク戦争では海外派遣を行ったり、ソマリア沖でも自衛隊が派遣された。あくまで後方支援という形であり、武器を使わずとも戦場で人道的なサポートを行うことで国際的な評価を上げ、国益につながるのであればぜひやってほしいというのが私の考えである。
さて本書では戦争にまつわること、軍事や戦争・紛争についての未来について考察を行っている。

第1章「軍事革命」
十五世紀から第二次世界大戦までの武器などの軍事的なものの進化について書かれているまずは「軍事革命論争」の歴史について書かれている。最初の論争の火種となったのは1596年にマイケル・ロバーツの著作によって端を発したものであるが、前後100年の間の軍事革命はどうあるべきか、どうあったのかという論争が起こった。このころは伝聞でしかなかったため論争は活発とは言っても戦争自体の定義が大幅に揺れることは珍しくなかった。
また「軍事」そのものの進化もあった。わかるもので言うと第一次世界大戦では「毒ガス」というのが取り入れられるなど、混沌の時代の中で次々と兵器が作り上げられた。「原爆」や「核」といった大量殺人兵器から、「パソコン」や「インターネット」のはしりとなった技術が誕生したのも戦争であった。

第2章「ウェストフィリア体制期における国際システム」
「ウェストフィリア体制期」というのは初めて聞く。これは神聖ローマ帝国を中心に17世紀前半に起こった「三十年戦争」後の講和条約として結ばれた「ウェストフィリア条約」後の国々の勢力均衡のことを「ウェストフィリア体制期」といわれる。この体制は長く続き、18世紀の「ナポレオン戦争」の時に崩壊するまで約50年以上維持された。
ここではその50年間での国際関係について考察を行っている。

第3章「未来の戦争」
「未来の戦争」というと多くの人は「第三次世界大戦」というようなものを思い浮かべるだろう。さらに言うと、過去の戦争と同じく最新鋭の武器で戦うというようなものも考えられる。
本書では冷戦後、イラク戦争など21世紀後に起こった戦争の中でどのように戦争は変容していくのかを考察している。
私の考えであるが、21世紀に「第三次世界大戦」は起こり得ると考える。ただし、この戦争は武器を伴わず、イデオロギーといった「主張」を伴っている。簡単に言うと「言論」や「思想」による戦争が起こると考えている。

第4章「国際システムの未来」
今度はちょっと戦争を離れて、1989年の冷戦後という構図に切り替えていく。というのは冷戦の時にはソ連も存在しており、ドイツも東西と分かれていた。今はソ連は崩壊してロシアなどいくつかの国に分かれ、ドイツも統一されている。現在における「国際システム」は89年以降のものを表している。

89年以後、わずかではあるが国際システムの変動はあった。独立をしたり、領土返還といったささやかな形としての変動である。では今後、戦争や天変地異によって国際システムが大きく変化することはあるかというと著者の考えでは今後20年間ないという。良くも悪くも均衡が保たれているというべきだろう。国連をはじめ多くの国々はこのシステムの維持に力を注ぐとみられるが、今後このシステムが崩壊する日は必ず訪れるだろう。それがいつになるのかというと、数十年スパンという遠い未来になるのかもしれない。

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