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シルクロードと世界の楽器―音楽文化の東西交流史

シルクロードと世界の楽器―音楽文化の東西交流史 シルクロードと世界の楽器―音楽文化の東西交流史
坪内 栄夫

現代書館  2007-06
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「楽器」というと世界中探してみたら何種類あるのか。全部で数え切れないほどあるというのだから驚きである。それだけに国々の音楽の形態や種類も違っており、音楽によっては差別の的となったりすることもある。「和」をとりなすことこそが音楽の根源であるというのに何とも皮肉なことだろうか。
さらに本書の冒頭では日本音楽は激しい差別を受けてきたのだという。とりわけ学校教育では琴や筝といった日本楽器を扱うことは、まったくない、あるいはめったにないという扱いに至っている。
日本の伝統の一つとして音楽を伝えなければいけないのにもかかわらずこれを締め出そうとすると本当に由々しきことであり、「反日」「媚中」というものが見え隠れする。
感情事はさておき、本書はシルクロードをタイトルに出しているが、邦楽と洋楽の融合の可能性について楽器の紹介とともに考察している。

第一章「竪笛類(尺八とリコーダー等)の変遷」
第二章「横笛と金管(ラッパ等)の変遷」
おもに、「笛」と呼ばれる楽器がここでは書かれている。中高と「吹奏楽部」、大学では「オーケストラ」に所属していただけに本書のことは非常に興味を持っている。むしろくどくなる可能性が高いため、最後以外は軽めに抑えておく。
本書では主にアジア、「シルクロード」の東側の楽器を中心に扱っていると言ったほうが本書のタイトルに沿っていると思う。特に尺八については第一章で深く扱われており、シルクロードを挟んで伝来したということが書かれている。
第二章は日本の伝統芸能である「能」で代表的な楽器「横笛」を中心にして、笛とラッパの歴史について書かれている。

第三章「多管楽器類(笙とバッグ・パイプとオルガン等)」の変遷
「多管楽器」というとあまりピンとこない人がいるかもしれないが、「笙」と「パイプオルガン」の共通点というと管が多いということである。このことから「多管楽器類」と分類することができる。

第四章「平琴類と竪琴類(ハープ等)の変遷」
第五章「撥(ばち)弦楽器類(琵琶とギター等)の変遷」
第六章「撥弦楽器類(バンジョーと三味線等)の変遷」
第七章「擦弦楽器類(胡弓とバイオリン等)の変遷」
今回は弦楽器でひとくくりにしようと思ったら四章に跨るほど膨大な量となってしまった。
民族や地域で大きく違ってくるのが「弦」であろう。音楽を扱うジャンルでも結構違っており、クラシックでは主にヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ・コントラバス、もっと言うとハープまでに至る。吹奏楽ではコントラバス、ハープなどがある。
日本音楽では三味線・琴など、中国では胡弓が代表的である。
ロックやポップスなどはギターが主であろう。
弦楽器の発祥はすべての楽器の根源を探さなければいけないほど困難なものであり、不明という他ない。
しかし、どのような音楽にも「弦」を語らずにはいられないというのは事実であろう。

第八章「打楽器類(太鼓、木琴等)の変遷」
第九章「電奏楽器(エレキギターと電子オルガン等)の変遷」
今度はちょっと関連性のないものと一緒くたにしてしまったのだが、打楽器と電子楽器ということでまとめてみた。
楽器の起源についてちょっとふれたが、はっきりとした起源については不明といった。しかし打楽器である可能性は大きいように思える。簡単に言うと医師と意思を合わせて叩いただけでも楽器になる。そのことから旧石器時代、もしくは人類の歴史を紐解いていくほど深いものだと考えることが可能である。
打楽器というと木琴や鉄琴を始め、鈴などヴァリエーションは豊富である。
一方電子楽器は歴史は浅い。もっとも古いので1930年代の電子ピアノがある程度であるが、電気類の発達からこれから歴史が築き上げられることだろう。電子楽器専門の曲も存在するほどだからこれから、というところである。

第十章「比較音楽学の創始と楽器発達史への提案」
今までは楽器のことについて書かれてきたが、わずかなページ数であるが本書の執筆を通して何か悟ったように書かれたような気がする(あくまで私の推測だが)。
これから楽器の歴史はどんどんと解明されていくことであろうし、世界の音楽がどのようにして発達したのかというのもまだ研究の余地があるほどである。
「比較音楽学」というのは、「比較社会学」もしくは「比較歴史学」のように他国の歴史や文化を比較しながらどのような辿り方をしていくのか、あるいはいて行ったのかというのを考察する学問である。それを音楽の分野でやるというのだから画期的であるが、音大ではそういった「比較音楽学」というのは抗議として存在するのかというのは私にはわからない。著者がこう提案しているのだとしたら存在しないのかもしれないが。
しかし楽器からみた「社会」や「文化」を考察していくというのは非常に面白い。
本章は著者自身の決意表明のように受け入れられる。著者の「比較音楽学」の発展と繁栄を期待したい。

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