美容院・美容室・ヘアサロン・理容室・理容院向けの税理士

下のバナーのクリックをお願いします!

  • ブログランキング【くつろぐ】
  • ブログランキング・にほんブログ村へ

ビジネス書書評ブログリング

AddClips

ブックマーク

RSS登録もどうぞ

検索ワード

そのほかのバナー

  • 携帯アクセス解析
  • あわせて読みたいブログパーツ

北海道新聞

無料ブログはココログ

« 起きていることはすべて正しい―運を戦略的につかむ勝間式4つの技術 | トップページ | レバレッジ人脈術 »

日本人の選択―総選挙の戦後史

日本人の選択―総選挙の戦後史 (平凡社新書) 日本人の選択―総選挙の戦後史 (平凡社新書)
林 信吾 葛岡 智恭

平凡社  2007-06
売り上げランキング : 721333

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

戦後数多くの衆議院総選挙、参議院通常選挙が行われた。その中で政局はどのように変わっていったのか、そして国民がどのような背景でどのような選択をしていったのかというのがすべて記録されている一冊である。
第一章「政党の胎動」
ここでは終戦から1950年代にかけて取り上げている。鈴木貫太郎内閣が倒れ、後続の内閣が成立、そのわずか1ヶ月後には戦前「英米協調外交」で有名だった幣原喜重郎が就任、戦後初の衆議院選挙(第22回衆議院議員選挙)が行われた。そして「ワンマン政治」として知られ、現在の麻生太郎首相の祖父である吉田茂が首相に選ばれた。途中では社会党の片山哲が選ばれたりしたが、ここでは吉田茂が本書では多く扱われていた。当時の政策は敗戦処理であったが、「戦犯補償」に関して社会党は救済を訴えたのもこの時期である。堤ツルヨ議員の発言も名言として扱われるのだが、今の社民党などの左派議員たちが見たらどう思うのだろうか聞いてみたくなる。
第二章「安保から経済成長へ」
日本は1956年に国連加盟を果たしたが、1950年に鳩山一郎内閣が誕生しさらに「自由民主党」が誕生した。この章ではそのあとの1960年代の選挙について触れている。ここでは岸信介、池田勇人、佐藤栄作が連なる。池田勇人内閣においては「所得倍増政策」が打ち出され日本は未曾有の経済成長を遂げた。この年代では章題にあるとおり「60年安保」が盛んであり、さらに大学紛争も起っていた。「アカ化」というのも囁かれたと言ってもいい。その間64年には東京オリンピックが開催された。
第三章「保守・革新の迷走」
1970年代に入るが、1972年、沖縄が日本に返還された年に佐藤栄作が首相の座を退任するがその時の記者会見はいまでも語り継がれている。
「私は新聞が嫌いだ。新聞は、変更している、TVで直接、国民と話したい(p.99より)」
今新聞やTVニュースほど変更じみたものはない。佐藤栄作はこの時にすでに勘づき、嫌悪したのだろう。そのあとある記者の鶴の一声で記者全員が退場し、カメラの置かれた記者質で佐藤栄作が一人で淡々と退任の辞を述べていた。その一部始終は政界の歴史の中でも特に流れている。さてここで大きな転換点となったのが田中角栄である。田中角栄が首相に選ばれたときA級戦犯として起訴され、釈放後は政界のブレーン的存在となった鈴木貞一は孫に「政治がカネで買えるようになったらお仕舞いだ」と言っていた。これからまさにその通りになってしまった様相になっている。政治とカネというのが切っても切れなくなった時代の到来である。この政権時では日中国交正常化も行われた。金にまつわる問題が表面化した後政権は三木武夫、福田赳夫、大平正芳、鈴木善幸と続いた。その時にロッキード事件が起き田中角栄が逮捕されるという事件も起っている。さらに余談であるが任期満了による総選挙が行われたのは76年の三木内閣の1度だけである。来年までずれ込めば32年ぶりに任期満了による総選挙となる可能性はあるだけにこれは取り上げなくてはならない。
第四章「保守「奔流」」
80年代である。まず前半は中曽根康弘、後半は竹下登と続く。中曽根内閣というと「ロン・ヤス関係」「JR、NTT、JTの民営化」であろう。さらに「戦後日本の総決算」と銘打ってこのような改革を行った。ちなみに消費税の構想の大枠を築いたのもこの内閣の時で、その後の竹下内閣ではその構想を引き継ぎ、「消費税」を誕生させた。同時にこのときから「バブル景気」と呼ばれる好景気となり、売上もうなぎのぼりとなり、海外の建物を購入するなどのことも起った。
第五章「政変から再編へ」
1990年に湾岸戦争がおこったが、その年には首班指名選挙が行われ、衆議院と参議院での首班指名が違うという事態が起こった(衆議院は海部俊樹、参議院は土井たか子)。今も起っている「ねじれ現象」がこのときにも起こっていた。そのあとに細川護煕内閣誕生により55年体制が崩壊、そして結党以来初めて自民党が野党になった。その後羽田孜、村山富市の時に自民党は与党に復帰し、橋本龍太郎、小渕恵三と続いた。このときにバブルは崩壊し「失われた10年」となったのは言うまでもない。
第六章「国民の、次なる選択」
2000年4月に小渕恵三が脳梗塞で倒れ、悪名高い「密室の談合」により森喜朗が選ばれ、翌年には小泉純一郎、2006年秋に安倍晋三、翌秋には福田康夫、さらに今年の秋には麻生太郎が首相に就任した。早期解散の声が高かったものの、リーマンブラザーズの倒産により雲散霧消と消えたが、来年は必ず総選挙がおこなわれる。前述のように任期満了が来年の9月だからである。民主党が勢いを増して政権を奪取せんとかかってくるが、私は今回の選挙ほど投票に行ったほうがいいと思っている。この選挙で政権交代が現実のものとなるのである。民主党は確かに信頼できないところはあるが、私はやってみるしかないと思っている。そこで信頼できなかったら次の選挙で自民党に投票すればいいと言うだけの話。国民自身がこの政局を握っていることを忘れてはいけない。

« 起きていることはすべて正しい―運を戦略的につかむ勝間式4つの技術 | トップページ | レバレッジ人脈術 »

書評の部屋」カテゴリの記事

書評の部屋(社会科学)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1019087/25800962

この記事へのトラックバック一覧です: 日本人の選択―総選挙の戦後史:

« 起きていることはすべて正しい―運を戦略的につかむ勝間式4つの技術 | トップページ | レバレッジ人脈術 »

2013年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

セミナー&イベント出没情報

ご意見等こちらでどうぞ

  • kuramae0712★gmail.com (注:★を@に変換してください)

Facebook

Mixiリンク

  • マイミク大歓迎。そうでない人もアカウントがあれば私のより詳しいプロフィールを見ることができます。
    mixi(ミクシィ)やってます!

ブクログ

書評ぶろぐ

著者

出版社

当ブログのレベル

人気記事ランキング