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夕張問題

「夕張問題」 (祥伝社新書)
「夕張問題」 (祥伝社新書) 鷲田 小彌太

祥伝社  2007-04
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夕張は一昨年に財政再建団体となった。そのときの夕張の現状はどうだったのかというのが事細かに書かれている。その中で財政再建を行うにあたっての最初の対策はあまりにも市民にとって過酷な内容であったのか、それによる説明会での市職員に対する罵詈雑言がそれを物語っている。
ここで本書でも書かれているが夕張について軽く説明させていただく。夕張は戦後の高度経済成長期には日本有数の炭鉱都市だったというのは良く知られている。しかし成長するにつれ資源は石炭から石油(原油)にシフトするにつれは以降となった炭鉱が相次ぎ一時期は12万人もいた夕張の人口が減少し始めた。現在では夕張市の人口は10分の1の1万2千人である。夕張は人口減少と市益を維持する為に観光都市化を目指した。そのときは80年代の終わり、バブルのときである。そのときに有名だったキャッチフレーズが「バリバリ!夕張!」などいくつかあった。公募によって使われるようになったキャッチフレーズは瞬く間に知れ渡った。しかし知れ渡っただけでバブルは崩壊。観光客も減少の一途をたどった。そのときの名産品はあまりにも有名な「夕張メロン」。それを材料としたゼリーや饅頭も土産品として売れたもののそれでも財源の現象に歯止めは掛からなかった。
さらに観光都市化を目指したあまりに第3セクターの過剰投資による借金は増え続けたが財政再建団体入りするまでほとんどが公表されなかった。これによる赤字体質の隠蔽は夕張に限ったことではない。大阪でも橋下知事が公表しなければ大阪府の財政事情は泥沼化していただろう。それに限らずほかの都道府県や市町村にはいくつかあるだろうということは容易に想像がつく。
さて夕張は財政再建団体となったがそれにいたった要因について重要な歴代市長が2人いる。本書でも紹介しているが萩原吉太郎と中田鉄治である。この2人の市長長期政権により腐敗したがそれに任せていた市民も悪いということは言える。対立候補を立て投票にいたればこのような事態は起きなかったはずだともいいたい。
それはさておき、昨年まで財政再建団体入りしてしまい市自体が暗くなったことを憂い多くのタレントなどがイベントを開催し、夕張が最もホットな町にまでなった。しかしそれは枯れ木も山の賑わい程度のものだった。夕張の試練はここから始まる。藤倉肇市長の下で財政再建をしながら新しい「夕張カラー」を出せるのだろうかというのも注目である。

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