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這い上がる力

這い上がる力 這い上がる力
藤井 厳喜

PHP研究所  2008-05-27
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実感のなかった好景気が終わり、日本の経済は下り坂に入っている。当然ここでも「格差」や「ワーキングプア」の声は後を絶たない。しかし経済格差に関しては日本は開きが見られたとはいえ世界から見てもそれほどないという。しかしそれで甘えてばかりはいられない。もっと格差を埋めるにはどうすればいいか。その答えはユダヤ人成功者にある。
本書はユダヤ人成功者の知恵から格差を超える力、這い上がる力を学ぼうというものである。世界的にみても最も成功者の多い人はユダヤ人とされている。マイクロソフトの元会長であるビル・ゲイツのパートナーもユダヤ人、オラクル社、デル社の創業者もユダヤ人と枚挙に暇がない。これほどの成功者をなぜ出すことができたのか。それは7つの名言と7つの黄金律にあるという。
7つの名言と7つの黄金律を見てみる。
まずは第1章、「口よりも、“耳”を高い地位につけよ」である。
つまり「聞き上手」になれということか。しかしここ最近の人は人の話をよく聞かない人が多い。これでは自分の意見を言うばかりで人の意見にそれほど耳を貸していない証拠になる。人の意見の中にも自分にとって重要なものがあるのにとも見て取れる。日本にも「口は禍のもと」などの諺もあるし、「沈黙は金」という諺もある。話すことよりも聞くことを身につけたほうがいいと。
ユダヤ人は学びの民族であり、ユダヤ人の大事なことは他人の欲望をかなえ責任は事故にあるということ。決して日本の政治家がやるような責任のなすりつけは行わないという。こういったところは忘れられた日本人の民族性と通底しているのではなかろうか。
第2章は「成功者(金持ち)のようにふるまえ」ということ。「佐賀のがばいばあちゃん」の例もあるが、簡単にいえば成功者のようにふるまえと楽観的になることにあるという。これも分かる気がする。悲観的な人には幸運というのは巡ってこないし、楽観視をしていれば必ずなんらかの見返りが待っているはずだと思うから。一番後の「幸運は自らつかむものだ」はまさに名言。
第3章は「すべてを利用せよ」。ここではまず「嘘をつくな」ということ。嘘というのいつかばれる、飾られた言葉を見透かされた時は枯れ木の如くそれまでの利益も台無しとしてしまい、当然大きな損につながるという。私も肝に銘じたい。さて本書はすべて共感できるわけではない、共感できないところもいくつかある、たとえばこの章の名言
「ユダヤ人が安息日を守ってきたというよりも、安息日がユダヤ人を守ってきた」がある。つまりキリスト教の国では週に1回以上必ず休みをつくる。日本でも会社では週休2日制を採用している企業が多い。学校では教育関連法の改正により週休2日制が崩れ始めたが少し前までは週休2日制だった。しかしそれは海外の圧力によるものなのか、文科省があまりに海外のことを鵜呑みにしすぎているのかはわからないが、労働意欲と学力低下の要因の一つとなってしまったのである。ユダヤ人はユダヤ教によって民族性が成り立っている。つまり日本人は日本人の宗教性(神道や仏教)によって労働や勉学に対するガイドラインを設けるべきではなかろうか。もっと言えば「国力会議」において自民党幹事長の麻生太郎氏は「古事記」を参考に日本の勉学や勤勉性について説明されている。日本人は「日々是○○」のように休みを取らずに生真面目に働くということが民族性としている。要するに文部省や厚労省はもっと日本人の民族性を壊しているのである。
第4章は「決断し、行動し、人生を楽しめ!」である。
まずは名言「神は“正しい者”を試される」についてである。要するに自分自身の考え、行動すべてが「試されている」ということである。その中で神は偽りがないのか、自分の信念に基づかれているのか、正しいのかというのを試し、認められたものが成功するということか。しかし認められても認められなくても人生を楽しむことさえすれば必ず成功の道が開けるということである。それを考えると第3章に書かれているように楽観的に生きろということだろう。
第5章は「欲望を肯定せよ」であるが、ここでは金のことについてだが、私は「金=悪魔」という認識である。しかしユダヤ人はこんな名言を残している。
「金銭は無慈悲な主人だが、“有能な召使い”にもなる」
つまり私の考えは間違ってはいないものの金の使いようによっては利用する中での最大の「道具」となるという認識がユダヤ人にあるという。しかし多重債務者に関するニュースをよく見かけるが、それはお金の使い方がよくわからずお金の奴隷となっているという。要するに多重債務者は半分は自己責任であると断罪している。
第6章では「与えよ、奉仕せよ」であるがここでは寄付をすることを奨励している。金をもうけることはいいことだがバランスが保たなければ「金の亡者」になったりホリエモンや折口のようになりかねない。だからでこそ余分に儲けたら恵まれない人たちや、生まれ育った故郷のために還元するという事前の心が成功を維持させる秘訣であるという。またこれも投資の一つであると本書で述べている。
第7章は「すべてを疑え」。文字どおりである。当然常識も疑わなければいけない。日本経済は高度成長によりGDPが世界第2位になった。しかしバブルでの盲目的な楽観視がのちのバブル崩壊を生み、「失われた10年」で経済が急激に減速をしてしまった。そこで日本人が肝に銘じておかなければいけないのが「疑う」ことである。悪い印象を持たれがちだと思うが、メディアにしろ常識にしろ金銭にしろビジネスにしろまずそれからやっていかないと高い確率で失敗をしてしまう。だからでこそまず自分のやることがはたして正しいのか立ち止まって見直すべきであるが、見直しすぎて好機を逸してしまうと元の木阿弥であるので、ある程度を大事にすべきである。
本書はごく当たり前に思えることが書かれていたが、実際にそれを行っている人はというとそれほどいないのではないだろうか。むしろ成功者だからでこそ上記のようなことができるのではないだろうか。

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