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ブログ移転のお知らせ

いつも「蔵前トラックⅡ」をご覧いただきありがとうございます。

昨年末に、今年は「大きく変わる一年」としていました。
現に仕事でも大きく変わったのですが、
ブログでもブロマガで「蔵前トラック アーカイブ」を開設し、
今までの書評のアーカイブと編集後記を週1回掲載するブログにしました。

http://ch.nicovideo.jp/kuramae-track

メインほどアクセスはありませんが、
アクセスが少ない分「編集後記」はコアなネタを出そうと思っております。

で、本題ですが、

当ブログは本日をもって更新を停止し、
新ブログに移行いたします。

その名も、

「蔵前トラックⅢ」
http://www.kuramaetrack.com

です。

5年の節目でブログを移転しようかと考え、
Wordpressでメインのブログを始めることと致しました。

突然のご連絡となり、大変申し訳ありません。

今後はこの「蔵前トラックⅢ」から情報を発信していこうと考えております。
皆様、応援のほどよろしくお願いいたします!

(5/10 12:00追記)
P.S. 閲覧しますと、10秒後に自動的に新ブログにリダイレクトいたします。
   当ブログでお探しの記事がありましたら新ブログにも同様の記事が
   ありますので検索して頂けると幸いです。

管理人:蔵前

会社が消えた日

会社が消えた日 会社が消えた日
水木 楊

日本経済新聞出版社  2009-06-26
売り上げランキング : 777550

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いつもの通り出勤していた矢先、会社そのものがなくなってしまった、という物語である。
気がついたら自分の席がなくなっている、つまり突然解雇されたというエピソードもあれば、いつも通り出勤したら、いつの間にか倒産し、会社も閉鎖されたということは現実として起こりうることである。

しかし「会社」のある建物そのものがなくなることは、私の中では聞いたことがない。何せSF小説と呼ばれる作品だからである。
その不可思議の現象から主人公のサラリーマンは陰謀なのか、それとも誰が仕組んだことなのかを探り始めた。

しかしそれを探っていくうちに「会社」とは何か、「仕事」とは何か、というのを抉り出す。
本書を読んでいくうちに、自分自身が社会人として、会社員としての「本質」を見出しているのと同時に、私たちが持っている「会社観」というのを浮き彫りにしているような気がしてならなかった。

仕事がよくても、会社がよくても、「明日」はどうなるか分からない。今ある環境の中で、自分自身のベストを尽くすことが大切であることを語っているように思えてならない。
本書はSF小説でありフィクションであるのだが、社会小説であり、かつノンフィクションでも遜色ないほど、強烈なメッセージが込められている。

グローバル時代の文章術 Q&A60

グローバル時代の文章術Q&A60 グローバル時代の文章術Q&A60
三浦 順治

創拓社出版  2012-06
売り上げランキング : 630142

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先進国を中心とした「グローバル化」の波は止まらない。それは日本とて例外ではない。その時代の中で企業によっては「英語公用語化」も進んでおり、英語教育にも力を入れている教育機関や企業も少なくない。
そのような時代の中で「文章」はどうあるべきか。本書では「論理」を中心とした文章のノウハウについて伝授している。

第1章「序章」
元々日本語は叙情的な表現や曖昧な表現を好む傾向にあった。その要因として多岐にわたる表現が「Yes」「No」とは別の曖昧な答えを数多く生み出すことができた。
しかし、「グローバル」と呼ばれる時代にはそのような文章は必要ない。英語には白黒つけるような答えと明快な論理を駆使する必要がある。
日本語のような多岐にわたる表現でも英語のような表現にするべきと著者は主張している。

第2章「パラグラフは論理の単位だ」
「パラグラフ」は日本誤訳すると「段落」と呼ばれる。
その段落一つ一つによってどのようなことを伝えたいのか、変わってくる。もっというとそれぞれの「パラグラフ」が関連付かせることによって文章として、明確に伝えることができる。

第3章「論理的文章を組み立てるノウハウを身につけよう」
論理的な文章を組み立てる為にはどうしたらよいのか、本章ではそのノウハウを伝授しているが、第2章までの概要を理科いているところが前提と言える。

第4章「読み手に通じるのはどんなセンテンス?」
「読み手側」にとって分かりやすいもの、分かりづらいものはどのようなものがあるのだろうか。
本章では「重複」を挙げている。

そもそも英語と日本語は本質が異なる。英語で日本語のような文章をこしらえることは難しく、かつ逆も然りである。「論理的な文章」にしても元々英語が入ってきた明治時代から使われはじめ、それが形となったのは戦後になってからのことである。
ともあれ、分かりやすい書き方としての「文章術」を学ぶのであれば本書は役立つ、あとは自分がなにを伝えたいのか次第である。

シリア~アサド政権の40年史

シリア アサド政権の40年史 (平凡社新書) シリア アサド政権の40年史 (平凡社新書)
国枝 昌樹

平凡社  2012-06-17
売り上げランキング : 65482

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3月31日にも書いたのだが、シリア騒乱は終わる気配が見えていない。むしろ激化の一途をたどっており、国際問題にまで発展している状況にある。
本書はシリアの歴史・社会・現状について元シリア大使として4年間いた経験を駆使して、シリアの現状、そしてアサド政権の現在・過去・未来について分析している。

第一章「吹き荒れた春の嵐」
「春の嵐」というと4月2日夕方~3日あたりまで全国的に起こった嵐のことを指していない。
そもそも「春」というのは2011年1月から起こった「アラブの春」のことを指しており、まさに嵐のごとく吹き荒れ、かつ中東諸国や北アフリカへと広がっていった。シリアも2011年3月に反体制デモが始まった。

第二章「中東の活断層」
「中東の活断層」と呼ばれたのは「シリア騒乱」が起こったとき、という印象が強いのだが、騒乱が起こる以前からそう名付けられていた。
その理由として多様な「民族」や「宗教」「宗派」が集まっており、そのことによってあたかも活断層のように緊張状態が続き、いつ対立によるテロや内部紛争が起こってもおかしくない、という状況を指している。

第三章「シリアをめぐる国際状況」
「シリア騒乱」が泥沼化し、国連などの国際的期間、あるいは各国の政府からも非難声明や経済制裁も行っている国々が出てきている。
そのシリアを巡って国連では非難・制裁決議をかけようとしたのだが、中国・ロシアが拒否権を発動し、否決に追い込まれた。そこにはシリアに対する外交というよりも、「シリアに対する米国の外交姿勢」に対して批判的だったという背景にあった。

第四章「ハーフェズ・アサド大統領の30年」
現大統領の父である「ハーフェズ・アサド」が政権を獲得したのは1969年。政権対立により起こったクーデターにより政権を奪取し、すべての実験を握った(ちなみに大統領になったのは1971年)。この独裁により現在も続く一党独裁、及び軍事政権が樹立された。シリアは近代化をはかる一方で、反対勢力の抑制も行っていた。
長期政権を続けていくうちにハーフェズは体調悪化が浮き彫りとなり、後継者問題も起こった。第一候補だった長男は事故により夭折し、次男が後を継ぐことになったのだが、政治手腕を疑問視する人は内外問わず存在した。

第五章「バシャール・アサド大統領の10年」
ハーフェズの死により、いざこざはあったものの次男のバシャールが就任した。2000年の話である。
就任してからはシリア騒乱だけではなく、「イラク戦争」にも関わった。

「アサド政権」という名だけであればハーフェズ・バシャール親子を併せて40年以上経つ。「アサド政権」は事実上の一党独裁・軍事政権で、そのことでシリアの近代化を押し進めることに成功した。しかしその独裁政権によって歪みは生じているが、その「歪み」はシリアに限らず、「アラブの春」を機に大規模デモが起こった国々とほぼ同じといえる。民主化の大きなうねりは今も続いており、シリアが本当の意味で「変わる」のはいつの日になるのか定かではない。

記念日の創造

記念日の創造 記念日の創造
藤原 辰史 佐野 誠子 石川 禎浩 小関 隆

人文書院  2007-05-30
売り上げランキング : 204917

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そろそろゴールデンウィークを迎える。毎日のように仕事をしている自分自身にとってはあまり関係のないことであるが、定期的に休みがとれる人であれば、これ以上の連休は年末年始をのぞいて存在しない。
その「ゴールデンウィーク」は祝日や祭日がいくつか組合わさったことによって「連休」となった。
「祭日」や「祝日」は「記念日」となるのだが、その記念日はたとえば、国として定まったもの、あるいは独立などが起こったとき、あるいは大統領や天皇といった方々の誕生日を表されることがほとんどである。
その「記念日」はいかにして作られたのか。本書は様々な国の「記念日」をもとに考察を行っている。

<記憶を造形する命日>
イギリスの政治家であるベンジャミン・ディズレーリについてを取り上げている。その日(4月19日)は「プリムローズ・デイ」と呼ばれている。これはディズレーリがプリムローズ(サクラソウのこと)を好んでいたことからあらあわしており、当時の英国女王であったヴィクトリア1世が宮廷の庭に咲いていたプリムローズの花をディズレーリに送った、という説も存在する。

<大地に軍隊を捧げた命日>
ドイツでは9月29日に「聖ミカエル生誕の日」が存在する。その9月29日のあとにくる日曜日に「収穫感謝の日」という記念日がある。
この記念日は1934年、ナチスドイツが「ドイツ農民の日」を国家称揚のために「収穫感謝の日」と名付けたことが始まりだった。
その日には、必ず「収穫感謝祭」を大々的に行ったのだという。

<中国の祭日と死者を巡る物語り>
日本の祝日の中には中国大陸から伝来しているものがある。最初にゴールデンウィークについて書いたのだが、その中の一つである5月5日は「こどもの日」と呼ばれているが、別名「端午の節句」と言われている。この「端午の節句」は中国大陸の春秋戦国時代からきている。
また、3月3日は日本では「ひな祭り」であるが、中国大陸では「上巳の日」と言われており、清めの行事が行われる日であったという。

<思い出せない日付>
現在の中国には春節や端午の節句をはじめ、様々な記念日があるのだが、中でも7月1日を本章では取り上げられている。
その日は「中国共産党 第一回全国大会」が挙行された日である。今から82年前の1921年の話である。そのときは孫文ら中国国民党が支配し、「中華民国」が建国された時代である。当時の中国共産党は数十人程度しかおらず、中国大陸の人々もその存在すら知られていなかった。現在では史料として残っているのだが、その多くは改竄されており、どのようにして成り立ったのか、正確な史料がほとんど存在していないのが現状である。

日本にも様々な記念日があるのだが、世界と裾を広げてみると、1年366日がすべて「記念日」で埋め尽くされるほど多い。その記念日は人の死や国家称揚のために定められたが、どのように作られたのか不明なものまである。本書はその一部であるが、記念日の縮図として大いに理解できる一冊といえる。

伝説の元アップル・ジャパン社長の40講義 「これからの世界」で働く君たちへ

伝説の元アップル・ジャパン社長の40講義 「これからの世界」で働く君たちへ 伝説の元アップル・ジャパン社長の40講義 「これからの世界」で働く君たちへ
山元賢治

ダイヤモンド社  2013-04-26
売り上げランキング : 606

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ダイヤモンド社 市川様より献本御礼。
今、世界は「グローバル化」の波にさらされている。日本も当然例外でなく、日本から世界に向けて働く人が求められている。しかし、これからの旗手となる私たちの世代を中心に「内向き」の様相を呈しており、「グローバル」という波に乗り遅れてしまっている。企業も例外ではなく、家電業界を中心に苦戦を強いられている。最近では家電小売業の大手であるヤマダ電機が中国に進出したものの苦戦している、というニュースまで出てきている。
このような状況にあるのだが、日本は世界に対して優れているものはいくつもある。その一つとして「品質の高さ」が挙げられる。
本書の話に移る。本書は日本市場におけるアップルを復活した方が、「これからの世界」において必要な人材、スキル、心構えについて伝授している。

Part1「世界を変える「チェンジメーカー」になれ!」
世界は常に「変化」をする。その「変化」は年々速くなっており、素早い対応や変化が求められている。逆に言うと、それができない人や企業は淘汰されてしまう。
その「変化」に対応することも大切であるが、もっと大きな効果があるものとして「チェンジメーカー」という、「変化」の主導権を握ることが、「これからの世界」で重宝される

Part2「これからの世界を生き抜く「世界標準の武器」」
「世界」を舞台にして、仕事をする場合、日本における「常識」はまず通用しない。本章では「世界」で勝負するための、コミュニケーションや決断、心構えについて伝授をしている。

Part3「どこでも一生役立つ「サバイバル・スキル」」
「世界」を舞台にして戦うことは、約70億人にも及ぶ人々を相手にすることと同じことである。その中で熾烈な戦いが繰り広げられ、「サバイバル」の様相を見せる。その「サバイバル」環境の中で戦うための「思考」「集中力」「引き出し」などの在り方を示している。

Part4「「自分の価値観」に素直に世界を生き抜く」
人にはそれぞれの「価値観」がある。その「価値観」は日本企業にとってそれほど重宝されておらず、場合によっては全否定されるようなことも有り得る。
しかし「世界」を相手にしていくのであれば、「価値観」は大切なものになる。その「価値観」をどのように生かしテイクノキア、本章では「達成感」や「犠牲」「成功」「デザイン」を中心に取り上げている。

Part5「これからのビジネスで何より大切なこと」
これからのビジネスでは「安さ」は武器にならない。「安さ」以上の価値を見出だす必要がある。自分自身の心が揺さぶられること、いわゆる「感動」を求めること、あるいはビジネスそのものの考え方のかわるもの、などを創り出すことが重要になってくる。

Part6「世界で戦う前に知っておきたいこと」
見切り発車で世界と戦うのは無謀とも言える。そのため世界で戦う前の意思気づけとして、「習慣」や「体力」「笑顔」などの武器を知ることが必要であるという。

どの業界でも「グローバル化」の波は止まらない。だからでこそ、様々な形で世界と戦う「武器」を持つ必要がある。本書はその「武器」をもってアップルを復活させた経験から伝授している。
この「武器」を知らなければ淘汰されてしまう。その淘汰されることを避け、そして新しい日本を創り上げるために、著者が私たちのために残していってくれたのである。

[図解] 電車通勤の作法

[図解] 電車通勤の作法 (メディアファクトリー新書) [図解] 電車通勤の作法 (メディアファクトリー新書)
田中一郎

メディアファクトリー  2012-12-28
売り上げランキング : 64478

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今となってはほとんど無くなったのだが、一昔前までは満員電車に揺られて通勤すること常だった。「窮屈」とも呼べる様な通勤時間を以下にして活かそうかと考えたのが、自分自身として「読書」があった。周りに迷惑をかけないように鞄の中からそっと本を取り出して読む、といったことをやり続けていたことはまるで昨日のことのように覚えている。
私事はさておき、路線によって異なるが電車通勤はまさに「戦場」と言える様な雰囲気を醸し出す。時として、殺伐とした雰囲気になる事さえある。
本書はその「戦場」と呼ばれる様な満員電車の乗り方について30年以上の経験から得たノウハウを伝授している。

第1章「通勤電車の正しい乗り方」
電車通勤を行うための一歩として車両選びがある。「満員電車」と一重に言っても、全車両が満員状態にある電車もあれば、特定の車両だけ満員になる電車も存在する。前者であればどこを選んでも同じになってしまうのだが、後者は「車両選び」をする事が重要な要素となる。車両選びが終わると次は立ち位置もある。これは季節によって異なり、そこについても取り上げられている。

第2章「着席時の作法」
通勤する人、あるいは帰宅する人の中には座席に座れる方もいる。もっとも座席に座れることは非常に運が良く、読書をしたり、あるいは仕事の準備をする、あるいは眠ることもできるなど「至れり尽くせり」な所がある。
しかし着席時でも「目線」や「隣」などの罠が存在する。それを避けるための目配りや着席、あるいは睡眠姿勢と言った所も紹介されている。まさに着席時の防衛術と言っても良い。

第3章「さらに美しく乗るために」
「車内マナー」という言葉として「携帯電話での通話は禁止」や「整列乗車」と言ったものが挙げられる。しかしそれは一部でしか無く、他にも服装や頭髪、靴、鞄、さらには「匂い」、吊革の使い方に至るまで網羅されている。
「美しく乗る」というよりもむしろ「乗車マニュアル」と言っても過言ではない。

第4章「鉄道施設の利用方法」
本書は電車通勤である。ここまでは「乗車」について取り上げたのだが、「電車通勤」は「乗車中」ばかりではない。改札やエスカレーター、トイレの順番待ちや売店の使用方法など事細かなマナーが存在する。「慣例」でやっている人でも無意識にから意識的に実践できる内容や気付きも存在することのできる所である。

第5章「危険から身を守る技術」
電車通勤には危険もはらんでいる。その一つとして「痴漢冤罪」もあるのだが、そこについては第6章で詳しく紹介することとして、他にも最近では電車通勤中に何物かに刃物で刺される事件も頻発している。本書ではあらゆる危険から身を守るための技術について紹介されているが、最近では世知辛い世の中であるため、あらゆる危険を知り、身を守ることも必要であるため、本章は非常に重要と言える。

第6章「痴漢の傾向と冤罪」
前章にもあった「危険」の一つとして「痴漢」が取り上げられている。本当に痴漢被害に遭い泣き寝入りしている人もいれば、逆に痴漢の疑いをかけられ、何もしていないのに「前科」を持ってしまい会社や社会から抹殺されてしまう人もいる。
その「痴漢」をどのように防げばよいのか、本章ではその傾向と心得について紹介されている。

このような時代だからでこそ本書、もしくは「電車通勤士」という言葉が出てくるのだと思う。都市部は未だに一極集中が続いており、路線や電車本数が増えたとはいえ「満員電車」は未だに消えておらず、これからもずっと続いていくことだろう。そう、寺田寅彦「電車の混雑について」という随筆が発表された1922年頃から90年以上にわたって続いている。続いているからでこそ、本書が電車通勤の方々に必要であり、電車通勤の在り方を示す「電車通勤士」の存在も必要である、まさに「出るべくして出た」一冊である。

10年後、金持ちになる人 貧乏になる人

10年後、金持ちになる人 貧乏になる人 10年後、金持ちになる人 貧乏になる人
田口 智隆

廣済堂出版  2013-02-19
売り上げランキング : 2076

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景気が上向きになり、日本は元気になりつつあるのだが、かつての好景気とは違い、自分自身の実力でしか稼げなくなるような時代に入った。そのため「稼ぐ」や「貯める」「殖やす」といった「お金」にまつわるノウハウ本が書店に多く出回っている現状がある。
しかし、お金を稼ぐことのできる人、できない人の差には「考え方」や「習慣」の差があるのだという。本書はその「お金」にまつわる「考え方」「習慣」について「金持ちになる人」「貧乏になる人」の特徴を示すとともに、稼ぐ人の在り方を伝授している。

第1章「お金の正しい使い方を、あなたはわかっているか?」
「稼ぐ人」「お金持ちの人」であることの大きな特徴として「お金を使う」ことにフォーカスを当てている。毎日のお金の使い方次第で自分自身のお金に対する意識も表れ、かつ人間性そのものも表れてしまう。節約にしても度が過ぎてしまうとけちになり、自分の心までも「貧乏」に陥ってしまう。お金を使うこと一つで自分の心が変わる事は恐ろしいのだが、事実である。

第2章「豊かな生活をつくるには、お金を「良く」使いなさい」
「お金」はツールである。そのツールの使い方次第で自分自身を良くすることができ、逆に悪くすることもできる。「時間」もまた然りである。その「時間」や「お金」を自分自身の価値を高めるために、どのような消費をしているのか、と言うのを意識することによって「浪費」にならず、「投資」にすることができる。

第3章「稼ぐ仕事をする人はお金をこう使っている」
お金を稼ぐ人の使い方として、本章では「経費」「本」「奢り」「身の回り」などの「お金」の使い方、「スケジュール」などの「時間」の使い方について紹介している。お金や時間をかけるべき所、逆にそうではないところ、かけるべきでもどのようにしてかければ良いのかまで網羅されている。

第4章「知らないと貧乏になる!? 「ご縁とお金」の法則」
「金持ちは「人持ち」である」
と言う言葉をどこかで聞いたことがある。「人」と「お金」はつながりがなさそうに見えるのだが、「お金」の使い方によって「人」との距離も異なってくる。「金は天下の回りもの」という諺があるのだが、その「お金」は「人」という「縁」という形でやってくることが多い。
本章ではその「人」と「お金」の関連性について「法則」という形にして説いている。

第5章「覚えておきたいお金の使い方・7のルール」
本章では「7つのルール」として「嫌なことがあったとき」「イライラしたとき」「嬉しかったとき」など様々な「気分」の時にどのようにお金を使えばよいのかを示している。「お金」を使うときは理性で考えることもあるのだが、時として「衝動買い」と言うような「感情」によって買うときもある。その「感情」と「お金」とをいかにして付き合えば良いのかを示しているため、衝動買いの感情が起こりそうになったとき、一読すると良い。

お金の使い方次第で人は変わる。それが今すぐに変わる事もあれば、本書のタイトルで示している「10年後」になる人もいる。もっとも長い目で見ると、明らかに変わってしまい、お金や時間の使い方一つを意識することで人生そのものも大きく変わってしまう。その怖さを知り、チャンスに変えることの重要性を本書は提示している。

進化

進化 進化
山本 昌 山崎 武司

あさ出版  2013-04-04
売り上げランキング : 137091

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あさ出版 吉田様より献本御礼。
かつて野球界で鉄人と呼ばれていた人は何人か存在する。衣笠祥雄(広島)金本知憲(広島→阪神)がその例である。現役歴は20年そこそこだったが、連続試合出場、もしくは連続フルイニング出場という意味合いから取り上げられている。
「鉄人」とは呼ばれていなくとも、本書の著者である中日の山本昌と山崎武司はともに「現役最年長」の記録を更新し続けている。とりわけ山本昌は1983年の入団から約30年にもわたって現役を続けており、現役・引退・架空の人物全て含めて現役歴の長い選手は「あぶさん」こと景浦安武くらいであろう。
約30年もの現役生活を続ける秘訣、自分自身の役割、そして「引き際」について両者の考えを示し、「継続力」そのものを体現したものが本書である。

第1章「「心」を強くする~折れない心を保ち続ける」
武道における要素として「心技体」がある。プロ野球でもそれに通ずるものがあるとして、第1章~第3章まではその「心技体」一つ一つを紹介している。
最初は「心」、いわゆる「心構え」である。
練習に取り組む姿勢、失敗を活かす方法、結果を出し続けることなどについてそれぞれの意見を主張している。

第2章「「技」に磨きをかける~体の衰えをカバーする頭と経験」
両者は技術を「維持する」、もしくは「磨く」、場合によっては「変える」こともある。
本章では長年重ね続けていた「技術」についての考えを示している。
第3章「進化する「体」~ベテランと呼ばれてなおの伸びシロ」
入団してから数年は体力をつけることができる。しかしそれ以降は年を重ねていく度に体力は衰え続ける。その「衰え」と戦いながら「伸びシロ」を見つけ、伸ばしている。その「衰え」の中には「怪我」が存在しており、その怪我との戦いもまた「自分との戦い」の一つとしてある。

第4章「「充」モチベーションを保ち続ける」
モチベーションを長年維持し続けることは非常に難しいことである。
著者のご両人はチームメートや監督、さらには趣味や験担ぎなどによって維持したり、向上したりしている。本章ではモチベーション管理についての考えを明らかにしている。

第5章「「和」組織との付き合い方、役割の変化」
野球は1人ではできない。最低でも9人は必要である。さらに言うと監督やコーチ、さらにはベンチ要因からファームなど挙げてみるときりがないほどの人数によって支えられている。
その「支え」が組織であり、求められる「和」の力となる。本章ではベテランの領域においての「和」の重要性についてそれぞれの立場から説いている。

第6章「「退」どんな引き際を迎えるのがいいか」
著者のご両人は既に「引退」という二文字が見え隠れする時期に入っている。その「引退」という二文字を意識するとき、いつまで続けるのか、どのようなやめ方が良いのか、そして今どうあるべきか、それぞれの考え方は異なるが、本章ではその「異なる」考え方について展開している。

長年にわたりプロ野球界に携わり、そして今もなお活躍し続けている。現状維持ではなく、体力の衰えや若手の台頭と戦いながら今もなお「進化」を続けている。進化を続け、「現役最年長」という状況になっても満足せず、それでも引き際を考え、悩み続けている二人の群像を本書では映し出している。

親のこと、私のことをノートに綴る 47歳からのエンディングデザイン

親のこと、私のことをノートに綴る    47歳からのエンディングデザイン (角川フォレスタ) 親のこと、私のことをノートに綴る    47歳からのエンディングデザイン (角川フォレスタ)
若尾 裕之

角川学芸出版  2013-03-23
売り上げランキング : 53855

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最近「就活」ならぬ「終活」が週刊誌を中心に取り上げられている。「終活」とは簡単に言うと、「死に方」「葬式」「墓」などのデザインを自分で行う活動のことを指す。「人生の終わり」というと、老境に差し掛かったときに準備をしたら良いのでは、という意見もあるが、いつ死ぬのかわからない。
そのことを印象付けられたのが「東日本大震災」である。明日大きな災害が起こるのかわからないし、そうでなくとも明日死ぬかわからない。
わからないからでこそ、今からでも人生の終わりについて真剣に考える必要がある。そこに本書がある。本書はその人生のエンディングデザインについて、人生の折り返し地点である、47歳からのエンディングについて取り上げているが、47歳に達していない人でも、その年齢を越えても役立つ一冊である。

第1部「そろそろ親のことを考えなきゃ」
第1章「新人類も避けて通れないこと」
人はいつか死ぬ。最初にも書いたように明日死んでもおかしくないと言っても過言ではない。だからでこそ「備え」としての終活は必要である。

第2章「お父さん、お母さんへの感謝の言葉」
当たり前のことだが、父と母の存在がなければ、自分自身は生まれていない。
「産んでくれてありがとう」という言葉だけでも感謝の言葉になる。これは死ぬ前でも、生きているときでも同様である。

第3章「まずは親のエンディングを考える」
親より先に亡くなることもあるのだが、大概は親が先に亡くなる。
その際に親のエンディングがどうであったか、どのような「終活」を行ってきたか知る必要がある。

第4章「お墓を建てるなら」
先祖代々続く墓があれば、本章のことを考える必要はないのだが、自分の代でお墓を建てるのであれば誰とはいるのか、デザインなど様々な観点から考える必要がある。

第5章「最期の瞬間まで美しく元気でいて欲しい」
最期の瞬間はどうありたいのか、ということを考えることはなかなかない。今あるときを一生懸命働いて、いざ退職すると、何もかも失うことになり、老け込み、惨めな最期を遂げてしまうこともある。本章ではその最期の瞬間まで元気であることの重要性とその実行法について取り上げている。

第2部「自分自身のエンディングデザイン」
第1章「自分のエンディングを考える」
この第2部では自分自身のエンディングの描き方について取り上げている。まずは自分自身の人生を振り返り、これまでの道をどう辿ったのかを振り返る。

第2章「自分のエンディングを考える意味」
その振り返りとともに「どのような死に方か」「何を残して死ぬのか」「もし人生最後の日だったら」という問いを考えることの意味について紹介している。

第3章「47歳からの意味」
本書のタイトルは「47歳」と設定してある。その意味を本書では紹介しているが、働き盛りの時から、後継者への後継ぎが始まる時の頃である。

第4章「あなたらしい生き方って何ですか?」
本章のタイトルのことを自分自身に問う。その上で何かやり残したことはないのか、そしてこれからやりたいことは何か、ということが見える。そしてそれを実行することによって多かれ少なかれ「変わる」きっかけになる。

第5章「相続をどうする?」
自分自身がこの世を去ったとき、必ず来るのが「相続」である。これは親の時でも同じであるのだが、その「相続」をめぐって争う、俗に言う「骨肉の争い」の状態に陥り、裁判になることさえある。
その相続についてどうするべきかを、相続税も含めて取り上げている。

第6章「子どもと配偶者に伝えたいこと」
自分が描いたエンディングを実行するのは子供や配偶者にある。それを見せるだけではなく、自分自身の死に方を見せるとともに、子供や配偶者にも一緒に考えるきっかけになる。

人はいつか死ぬ。それは避けようのない事実である。死と隣り合わせの状態で生きている中で、自分の人生はどうありたいのか、そして自分はどう死にたいのか、そして自分の死語どうありたいのか考える必要がある。
本書は死ぬ準備の側面もあれば、自分自身の「死」を考えつつ、生きることを見出す格好の一冊である。

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